JPH0747913Y2 - フレキシブルプリント配線板の取付構造 - Google Patents

フレキシブルプリント配線板の取付構造

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JPH0747913Y2
JPH0747913Y2 JP1988031261U JP3126188U JPH0747913Y2 JP H0747913 Y2 JPH0747913 Y2 JP H0747913Y2 JP 1988031261 U JP1988031261 U JP 1988031261U JP 3126188 U JP3126188 U JP 3126188U JP H0747913 Y2 JPH0747913 Y2 JP H0747913Y2
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JP
Japan
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printed wiring
flexible printed
wiring board
sealing resin
resin
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JP1988031261U
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JPH01135787U (ja
Inventor
俊二 奥
完房 辻
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ミノルタ株式会社
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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、フレキシブルプリント配線板の取付構造に関
するものであり、例えばカメラの電子回路を実装したフ
レキシブルプリント配線板をカメラボディに取り付ける
際に用いられるものである。
[従来の技術] 従来、狭い空間に電子部品を効率良く実装するためにフ
レキシブルプリント配線板が広く用いられている。フレ
キシブルプリント配線板は、ポリイミド樹脂などをベー
スフィルムとした可撓性の高い銅張板にパターン加工を
施したものであり、通常、絶縁及び防錆・防傷用のカバ
ーフィルムで被覆して使用される。
また、従来、フレキシブルプリント配線板の薄くて軽い
という特長を活かす技術として、第4図に示すような実
装技術が提案されている。第4図はICチップを表面実装
されたフレキシブルプリント配線板の断面図である。フ
レキシブルプリント配線板1のベースフィルム10には、
ダイボンディング用の導電パターン11と、ワイヤーボン
ディング用の導電パターン12が形成されている。ICチッ
プ2はパッケージやチップキャリアを介さずにダイボン
ディング用の導電パターン11の上に直接ダイボンディン
グされる。また、ICチップ2の電極部は、ボンディング
ワイヤー21を介してワイヤーボンディング用の導電パタ
ーン12に接続される。ダイボンディング及びワイヤーボ
ンディングされたICチップ2は、樹脂3により封止され
る。封止用の樹脂3としては、例えば、エポキシ樹脂や
シリコン樹脂などが用いられる。この樹脂3の周縁部
は、カバーフィルム13の上に接着されており、周縁部以
外の部分は、ベースフィルム10又は導電パターン12の上
に接着されている。
[考案が解決しようとする課題] 上述の従来技術において、フレキシブルプリント配線板
1のフィルム材としては、通常、ポリイミド樹脂が用い
られ、封止用樹脂3としては、エポキシ樹脂やシリコン
樹脂が用いられるが、両者の接着強度は余り高くない。
ただし、絶縁用のカバーフィルム13を除いたベースフィ
ルム10や導電パターン12については、フレキシブルプリ
ント配線板1を構成する接着剤が表面を覆っていること
もあって、封止用樹脂3との接着強度は比較的高い。し
たがって、第4図の矢印Cで示した部分の接着強度が弱
く、この部分に応力を加えると、封止用樹脂3が剥離す
る恐れがある。封止部に直接応力が加わらないようにす
るために、裏打ち材をフレキシブルプリント配線板に付
加すること等が考えられるが、それでは薄くて軽いとい
うCOFの長所を活かすことはできない。また、他の方法
を用いて、封止部近傍が平坦になるように工夫すればよ
いが、そうするために取り付け構造や取り付け位置の選
択に配慮が必要となり、実装上の自由度が制限されるこ
とが考えられる。
本考案はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、封止用樹脂の剥離を防止できる
とともに取り付け構造や取り付け位置にも制限のないフ
レキシブルプリント配線板の取付構造を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 本考案に係るフレキシブルプリント配線板の取付構造に
あっては、上記の課題を解決するために、電子部品(例
えばICチップ2)が表面実装され、前記電子部品および
フレキシブルプリント配線板1の表面が樹脂3で封止さ
れているフレキシブルプリント配線板1を、前記電子部
品が実装された面が凹面となるように曲げ、封止用樹脂
3とフレキシブルプリント配線板1の接着強度の強い部
分に接着強度の弱い部分よりも大きく応力が加わるよう
にしたことを特徴とするものである。
[作用] 本考案の作用を第3図(a),(b)により説明する。
同図(a)は本考案の作用説明図であり、ICチップ2が
表面実装され、樹脂3により封止されたフレキシブルプ
リント配線板1を、ICチップ2が実装された面の両側に
凹面が生じるように曲げた状態を示す。この状態では、
封止用樹脂3の周縁部よりも中心部付近に大きく応力が
加わる。したがって、矢印Aで示す接着強度の弱い部分
から剥離が生じる可能性を少なくできる。封止用樹脂3
の中心部付近では上述のように接着強度が強いので、こ
の部分に応力が加わっても剥離が生じる可能性は少な
い。
同図(b)は本考案に対する比較例の作用説明図であ
り、前記フレキシブルプリント配線板1を、ICチップ2
が実装された面の両側に凸面が生じるように曲げた状態
を示す。この状態では、封止用樹脂3の中心部よりも周
縁部に大きく応力が加わる。したがって、矢印Bで示す
接着強度の弱い部分から剥離が生じる可能性がある。
本考案は、第3図(a)に示すように、封止用樹脂3と
フレキシブルプリント配線板1の接着強度の強い部分に
接着強度の弱い部分よりも大きく応力が加わるように、
電子部品が実装れた面が凹面となるようにフレキシブル
プリント配線板1を曲げたものであるから、封止用樹脂
3がフレキシブルプリント配線板1から剥離する可能性
を少なくできるものである。
[実施例1] 第1図は本考案の第1実施例の斜視図である。本実施例
にあっては、ICチップが表面実装されたフレキシブルプ
リント配線板1を、一眼レフカメラにおけるカメラボデ
ィの前枠43に取り付けたものである。前枠43の上方には
ペンタプリズム41が取り付けられ、前枠43の前面にはレ
ンズマウント42が設けられている。前枠43の上面には、
フレキシブルプリント配線板1の一端を固定するための
ボス44が切り起こされている。前枠43のボス44とは反対
側の側面には、フレキシブルプリント配線板1の他端を
固定するための押圧板45がビス46により取り付けられて
いる。フレキシブルプリント配線板1に表面実装された
ICチップ(図示せず)は、封止用樹脂3にて封止されて
おり、このICチップが実装された面は、ペンタプリズム
41の補強板40と対向している。ICチップが実装された面
の片側はペンタプリズム41のダハ部の稜線に沿って矢印
A1で示すように曲げられており、他側はペンタプリズム
41のダハ部と側端面の交換に沿って矢印A2で示すように
曲げられている。矢印A1,A2で示した部分の曲がり方
は、第3図(a)の矢印Aで示した部分の曲がり方と同
じである。したがって、この部分から封止用樹脂3が剥
離する可能性は少ない。
[実施例2] 第2図は本考案の第2実施例の斜視図である。本実施例
にあっては、カメラボディ4におけるペンタプリズム41
の側方に存在する平坦面に、フレキシブルプリント配線
板1のICチップ2が実装された面の裏面を両面テープで
貼り付けている。ICチップ2が実装された面の片側は、
ペンタプリズム41と接眼レンズ47による隆起部に沿って
矢印A3で示すように曲げられている。この矢印A3で示し
た部分の曲がり方は、第3図(a)の矢印Aで示した部
分の曲がり方と同じである。したがって、この部分から
封止用樹脂3が剥離する可能性は少ない。
このように、フレキシブルプリント配線板1を曲げて取
り付けるときに、封止用樹脂3の接着強度が弱い周縁部
に剥離方向の応力が加わらないようにフレキシブルプリ
ント配線板1を曲げることにより、特別な構造を付け加
えなくても、封止用樹脂3が剥離しないように取り付け
ることができるものである。
[考案の効果] 本考案は上述のように、電子部品が表面実装され、前記
電子部品およびフレキシブルプリント配線板の表面が樹
脂で封止されているフレキシブルプリント配線板を、前
記電子部品が実装された面が凹面となるように曲げ、封
止用樹脂とフレキシブルプリント配線板の接着強度の強
い部分に接着強度の弱い部分よりも大きく応力が加わる
ようにしたから、封止部分近傍が平坦となるような実装
に限らなくても、封止用樹脂がフレキシブルプリント配
線板から剥離する可能性は少なくなり、取り付け構造や
取り付け位置の自由度が拡大するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の斜視図、第2図は本考案
の第2実施例の斜視図、第3図(a)は本考案の作用説
明図、第3図(b)は本考案に対する比較例の作用説明
図、第4図は従来例の断面図である。 1はフレキシブルプリント配線板、2はICチップ、3は
封止用樹脂である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品が表面実装され、前記電子部品お
    よびフレキシブルプリント配線板の表面が樹脂で封止さ
    れているフレキシブルプリント配線板を、前記電子部品
    が実装された面が凹面となるように曲げ、封止用樹脂と
    フレキシブルプリント配線板の接着強度の強い部分に接
    着強度の弱い部分よりも大きく応力が加わるようにした
    ことを特徴とするフレキシブルプリント配線板の取付構
    造。
JP1988031261U 1988-03-09 1988-03-09 フレキシブルプリント配線板の取付構造 Expired - Lifetime JPH0747913Y2 (ja)

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JP1988031261U JPH0747913Y2 (ja) 1988-03-09 1988-03-09 フレキシブルプリント配線板の取付構造

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01135787U JPH01135787U (ja) 1989-09-18
JPH0747913Y2 true JPH0747913Y2 (ja) 1995-11-01

Family

ID=31256993

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5630788A (en) * 1979-08-22 1981-03-27 Tokyo Shibaura Electric Co Device for mounting chip element
JPS6211005Y2 (ja) * 1981-05-15 1987-03-16
JPS59215753A (ja) * 1983-05-24 1984-12-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回路部品の封止方法

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JPH01135787U (ja) 1989-09-18

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