JPH0747230Y2 - タコグラフの取付構造 - Google Patents

タコグラフの取付構造

Info

Publication number
JPH0747230Y2
JPH0747230Y2 JP3076890U JP3076890U JPH0747230Y2 JP H0747230 Y2 JPH0747230 Y2 JP H0747230Y2 JP 3076890 U JP3076890 U JP 3076890U JP 3076890 U JP3076890 U JP 3076890U JP H0747230 Y2 JPH0747230 Y2 JP H0747230Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tachograph
finisher
panel
case
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3076890U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03121123U (ja
Inventor
和弘 ▲高▼野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
Priority to JP3076890U priority Critical patent/JPH0747230Y2/ja
Publication of JPH03121123U publication Critical patent/JPH03121123U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0747230Y2 publication Critical patent/JPH0747230Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、タコグラフ(運行記録計)の取付構造に関す
る。
〔従来の技術〕
一般に、タコグラフはスピードメータの機能の他に瞬間
速度の記録や車両の停止・運行の記録、又、運転者交代
の記録,走行距離の記録や積車空車の記録といった予備
記録機構を備えており、大型車の保安装置として取付け
が義務付けられている。そして、昨今では、車両の運行
状態の管理等の目的で小型車へのタコグラフの取付例が
多くなっているが、この場合、タコグラフの取付けはス
ピードメータとの組替えによる後付けである。
而して、従来、タコグラフを小型車に後付けするには、
例えば第4図に示すようにタコグラフ1を取付ブラケッ
ト3を介して取付用パネル5に固着し、そして、スピー
ドメータを取り外したメータフード7のスピードメータ
取付部9にタコグラフ1を挿入し乍ら、上記取付用パネ
ル5をネジ11でメータフード7に螺着している(株式会
社矢崎計器発行「タコグラフサービスニュース」No.265
昭和57年3月13日号参照)。
又、第5図はタコグラフの他の取付構造を示し、図中、
符号13はタコグラフ15の取付パネルで、第4図に示す取
付構造と同様、タコグラフ15は断面L字状の取付ブラケ
ット17を介して取付パネル13に固着される。又、スピー
ドメータが外されたインストルメントパネル19の下側部
19aには、上記取付パネル13が螺着される取付ブラケッ
ト21が取り付けられている。
而して、上記タコグラフ15の取付けは、第6図に示すよ
うに取付パネル13を介してメータフード23にタコグラフ
15を挿着した後、当該メータフード23をインストルメン
トパネル19に組み付け乍ら、メータフード23と取付パネ
ル13を上記取付ブラケット21にボルト締めすることで、
タコグラフ15がインストルメントパネル19に取り付くよ
うになっている。
そして、図示しないがフィニッシャを取付パネル5,13に
ネジ締めし、更に、第4図の如き燃料計25や水温計27等
のコンビメータ29にコンビメータ側レンズを挿着したケ
ースと取り付けて、見栄えを良好なものとしている(株
式会社矢崎計器発行「タコグラフサービスニュース」N
o.279昭和59年12月22日号参照)。
〔考案が解決しようとする課題〕
然し乍ら、上述の如くフィニッシャとケースを取付パネ
ルに組み付けた場合、インストルメントパネルブラケッ
ト等の取付部材のばらつき等によりフィニッシャとケー
スとが離れてしまい、両者間に隙間が生じてしまうこと
があった。そして、斯様に両者間に隙間が生じることに
よって運転席側からの見栄えが悪くなり、意匠上必ずし
も好ましいものとはいえなかった。
本考案は斯かる実情に鑑み案出されたもので、フィニッ
シャとコンビメータ側レンズを装着したケースとの隙間
をなくして、見栄えが良く商品性を高めたタコグラフの
取付構造を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
斯かる目的を達成するため、本考案に係るタコグラフの
取付構造は、インストルメントパネルに取り付くスピー
ドメータと組み替えによりタコグラフを取り付けると共
に、タコグラフ側とコンビメータ側とに、夫々、タコグ
ラフ用フィニッシャと、コンビメータ側レンズを装着し
たケースを取り付けてなる車両に於て、上記フィニッシ
ャとケースとの当接部位に、互いに係合し合う凹凸部を
設けたものである。
〔作用〕
本考案によれば、フィニッシャとケースとの当接部位に
設けた凹凸部を係合することにより、当該フィニッシャ
とケースとが離れることなくインストルメントパネルに
装着されることとなる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第3図に基づき詳
細に説明する。
第1図に於て、符号31は燃料計33aや水温計33b等のコン
ビメータ33とスピードメータ35が組み合わされたメータ
装置で、通常、当該メータ装置31は、上下に設けた突片
31aを介してインストルメントパネルブラケット(以下
「パネルブラケット」という)37にビス止めされてい
る。そして、図示しないが、当該パネルブラケット37と
突片31aとの各ビス止め部を覆ってメータフードがイン
ストルメントパネルに取り付けられている。
又、上記メータ装置31は、一点鎖線で示すようにコンビ
メータ33とスピードメータ35との間が分割可能な構造と
なっており、タコグラフ39をインストルメントパネルに
後付けする場合、スピードメータ35をコンビメータ33か
ら分離し取り外して、タコグラフ39を組み替えるように
なっている。
タコグラフ39は、従来と同様、L字状の取付ブラケット
41を介してタコグラフ取付パネル(以下「取付パネル」
という)43の開口部43aに取り付けられるようになって
いる。そして、当該取付パネル43には、ビス孔45を設け
た突片47が上下に二個宛設けられており、当該突片47が
上記パネルブラケット37にビス49で止められて、タコグ
ラフ39がインストルメントパネルに装着されるようにな
っている。
又、第1図中、符号51は上記取付パネル43の表面側に装
着されるフィニッシャで、その裏面側にはビス孔が上下
四箇所に設けられている。そして、上記取付パネル43に
は当該ビス孔に対向して四つのビス孔53が形成されてお
り、図示の如く上記フィニッシャ51は取付パネル43の裏
面側からビス49で取付パネル43の表面にビス止めされる
ようになっている。又、上記フィニッシャ51の下側には
ビス孔55を有する一枚の突片57が形成されており、上記
取付パネル43をパネルブラケット37にビス止めする際、
当該突片57を取付パネル43の突片47の一つと共にパネル
ブラケット37にビス止めするようになっている。
更に、上記フィニッシャ51には、第2図に示すように裏
面側に二個の小突起59を一体に設けた舌片61が、その一
側縁に沿って形成されている。
一方、第1図中、符号63はスピードメータ35が分離され
たコンビメータ33を覆うカバー、65はアクリル製の透明
なコンビメータレンズ67を装着したケースで、上記カバ
ー63は上下に設けたビス孔69を有する突片71が、上記パ
ネルブラケット37にコンビメータ33と共にビス止めされ
るようになっている。又、上記ケース65は、上下に夫々
設けた係止片73をカバー63側の係止部材75に係止して、
当該カバー63に装着されるようになっている。
そして、上記パネルブラケット37と取付パネル43とのビ
ス止め部,パネルブラケット37とフィニッシャ51とのビ
ス止め部、そして、パネルブラケット37とカバー63との
ビス止め部を覆って、メータフードがインストルメント
パネルに取り付くようになっている。
更に、上記ケース65には、第2図に示すように上記小突
起59が係合する小孔77を設けた舌片79がその一側縁部に
沿って形成されている。そして、第3図に示すように上
記フィニッシャ51に設けた舌片61の小突起59を上記小孔
77に係合したとき、フィニッシャ51とケース65の表面側
が面一となり、そして、フィニッシャ51とケース65が隙
間なくインストルメントパネルに装着されるようになっ
ている。
本実施例はこのように構成されているから、タコグラフ
39を装着する必要のないときには、上記メータ装置31を
パネルブラケット37にビス止めして、メータフードでこ
れらのビス止め部を覆っておけばよい。
そして、スピードメータ35に代えてタコグラフ39を後付
けするには、上述したように先ず、スピードメータ35を
コンビメータ33から分離し取り外す。
そして、取付ブラケット41を介してタコグラフ39を取付
パネル43の開口部43aに取り付けた後、フィニッシャ51
を取付パネル43の裏面側からビス49で取付パネル43の表
面にビス止めして、取付パネル43をパネルブラケット37
にビス止めすればよい。又、ケース65を装着したカバー
63でコンビメータ33を覆って、パネルブラケット37にビ
ス止めしておく。
そして、第2図の如く上記フィニッシャ51に設けた舌片
61の小突起59を、ケース65側の舌片79の小孔77に係合す
ることにより、フィニッシャ51とケース65の表面側が面
一となり、然も、フィニッシャ51とケース65が隙間なく
インストルメントパネルに装着されることとなる。
而して、上記パネルブラケット37と取付パネル43とのビ
ス止め部,パネルブラケット37.フィニッシャ51とのビ
ス止め部、そして、パネルブラケット37とカバー63との
ビス止め部を夫々覆うメータフードをインストルメント
パネルに取り付ければよい。
このように、本実施例は、フィニッシャ51の一側縁部に
小突起59を有する舌片61と設けると共に、当該小突起59
が係合する小孔77をケース65側に設け、然も、小突起59
をケース65側の舌片79の小孔77に係合することにより、
フィニッシャ51とケース65の表面側が面一となり、然
も、フィニッシャ51とケース65が離れることなくインス
トルメントパネルに装着されるようにしたので、フィニ
ッシャ51とケース65との間に隙間が生ずることがなくな
った。
従って、本実施例によれば、タコグラフ39の後付けにも
拘らず、タコグラフ39のフィニッシャ51とコンビメータ
33側のケース65とが隙間なく面一に配置されるので、そ
の取付状態の見栄えが良く商品性が向上することとなっ
た。
又、小突起59をケース65側の小孔77に係合することによ
り、フィニッシャ51とケース65との位置決めがされるた
め、従来に比し取付作業性が良好となった。
尚、フィニッシャ51とケース65との係合手段は何等上記
構造に限定されるものではないことは勿論である。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案に係るタコグラフの取付構造
は、インストルメントパネルに取り付くスピードメータ
と組み替えによりタコグラフを取り付けると共に、タコ
グラフ側とコンビメータ側とに、夫々、タコグラフ用フ
ィニッシャと、コンビメータ側レンズを装着したケース
を取り付けてなる車両に於て、上記フィニッシャとケー
スとの当接部位に、互いに係合し合う凹凸部を設けたも
のであるから、本考案によれば、フィニッシャとコンビ
メータ側レンズとが隙間なく装着され、その結果、タコ
グラフの後付けにも拘らずその取付状態の見栄えが良く
商品性が向上することとなった。又、凹凸部を互いに係
合することにより、フィニッシャとケースとの位置決め
がされるため、従来に比しこれらの取付作業性が向上す
ることとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るタコグラフの取付構造
の分解斜視図、第2図は本考案の一実施例に係る取付構
造の要部拡大斜視図、第3図は小孔に小突起が係合した
状態を示す断面図、第4図及び第5図は従来のタコグラ
フの取付構造の分解斜視図、第6図は第5図に示す取付
構造の断面図である。 31……メータ装置 33……コンビメータ 35……スピードメータ 37……パネルブラケット 39……タコグラフ 43……取付パネル 51……フィニッシャ 59……小突起 61,79……舌片 65……ケース 67……コンビメータレンズ 77……小孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】インストルメントパネルに取り付くスピー
    ドメータと組み替えによりタコグラフを取り付けると共
    に、タコグラフ側とコンビメータ側とに、夫々、タコグ
    ラフ用フィニッシャと、コンビメータ側レンズを装着し
    たケースを取り付けてなる車両に於て、上記フィニッシ
    ャとケースとの当接部位に、互いに係合し合う凹凸部を
    設けたことを特徴とするタコグラフの取付構造。
JP3076890U 1990-03-26 1990-03-26 タコグラフの取付構造 Expired - Fee Related JPH0747230Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3076890U JPH0747230Y2 (ja) 1990-03-26 1990-03-26 タコグラフの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3076890U JPH0747230Y2 (ja) 1990-03-26 1990-03-26 タコグラフの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03121123U JPH03121123U (ja) 1991-12-11
JPH0747230Y2 true JPH0747230Y2 (ja) 1995-11-01

Family

ID=31533476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3076890U Expired - Fee Related JPH0747230Y2 (ja) 1990-03-26 1990-03-26 タコグラフの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0747230Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101027314B1 (ko) * 2009-03-27 2011-04-06 주식회사 뉴티씨 (Newtc) 다중 배터리 충전 시스템
KR102029732B1 (ko) * 2017-11-28 2019-10-08 삼호중장비산업 주식회사 대전력 충전기의 과열 방지 시스템 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03121123U (ja) 1991-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0747230Y2 (ja) タコグラフの取付構造
JP2003118503A (ja) スライドレールカバーの車体取付構造
JPH0539992Y2 (ja)
JPH0747229Y2 (ja) タコグラフの取付構造
US6220734B1 (en) Arrangement for attaching a headlight or a lamp to a vehicle part
JPH02651Y2 (ja)
JP2535676Y2 (ja) 産業車両のエンジンフード
JPS6042329Y2 (ja) 計器
JPS6122244Y2 (ja)
JPH032101B2 (ja)
JP3714572B2 (ja) 車両用メーターユニットの取付構造
JP3777827B2 (ja) 自動車用アウタミラー
JPH0412817Y2 (ja)
JPH0134194B2 (ja)
JPS6218391B2 (ja)
JP4080855B2 (ja) メーター取付構造
JPH0241536Y2 (ja)
JP2717285B2 (ja) カー・ラジオの取付構造
JPS6224598Y2 (ja)
JPH0712150Y2 (ja) 車両のメータフード取付装置
JPH07889Y2 (ja) 計器装置
JPH07266930A (ja) 車両用計器の取付構造
JPH0144359Y2 (ja)
JPS6318261Y2 (ja)
JPS633583Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees