JPH07889Y2 - 計器装置 - Google Patents

計器装置

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JPH07889Y2
JPH07889Y2 JP1986202955U JP20295586U JPH07889Y2 JP H07889 Y2 JPH07889 Y2 JP H07889Y2 JP 1986202955 U JP1986202955 U JP 1986202955U JP 20295586 U JP20295586 U JP 20295586U JP H07889 Y2 JPH07889 Y2 JP H07889Y2
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JP
Japan
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visor
instrument
display member
cowl
motorcycle
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JP1986202955U
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JPS63107828U (ja
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研一 太刀川
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Nippon Seiki Co Ltd
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Nippon Seiki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、オートバイ等の車体の前方向、すなわち進行
方向前側の車体の一部に、運転者の風よけとして備え付
けられるカウルの後方に取り付けられる計器装置に関す
るものである。
〔従来技術〕
従来、カウルを有するオートバイに計器装置を取り付け
る例として実公昭61-36470号公報があり、第4図にその
一般的な構造を示し、この計器装置の従来例を第2,3図
に示し説明する。
この種の計器装置1を構成する表示部材13においては、
速度計,タコメータなどの計器類2、各装置の状態を運
転者に知らせるための警報装置3などが収納してある合
成樹脂材料から成る計器ケース4や計器類2の上面に
は、水、ホコリが計器類2に触れることのないように透
過性を有するガラス5を設置し、また前記計器ケース4
の警報装置3の上面には、警報装置3の警報表示が日中
でもはっきり確認できるようにスモークレンズ6を配設
している。さらに表示部材13を構成するこのガラス5や
スモークレンズ6の上面からは、計器装置1の外装が美
しく見えるように、また水、ホコリが直接前記計器ケー
ス4に触れることのないように、前記計器ケース4の側
面が覆われるように側面部を広く形成した合成樹脂材料
から成るバイザー7を設置する。このバイザー7は図示
しない部分において、ガラス5から延出形成したフラン
ジ部及びスモークレンズ6から延出形成したフランジ部
と前記フランジ部に各々対応する計器ケース4から延出
形成したフランジ部とをバイザー7から突出形成したボ
スにねじを用いて共締め固定し、表示部材13にバイザー
7を固定している。ただしこのバイザー7は、前記計器
類2や警報装置3の表示部分が見えることのできるよう
に窓部8を形成してあり、オートバイの走行中に生じる
振動でバイザー7とガラス5、スモークレンズ6とがこ
すれてキズ、音が生ずることを防止するための緩衝部材
9を、前記窓部8の縁の形状に合わせて形成したものを
各窓部8のバイザー7とガラス5、スモークレンズ6と
の間に配設している。
ところで、スポーツタイプのオートバイには、走行中の
空気抵抗を減らし、運転者の疲労を軽減するための、オ
ートバイ前面から側面までを覆うカウル10が設置されて
いるものがある。前記計器装置1をオートバイに取り付
けるとき、設計上計器装置1と前記カウル10とを接近さ
せて取り付ける必要があり、この計器装置1とカウル10
とが接近している状態でオートバイが走行すると、走行
により生ずる振動で前記計器装置1の前記カウル10に接
近している部分、例えばバイザー7の端部と前記カウル
10とがこすれ合ってキズや音が生じるため、このバイザ
ー7の端部に緩衝部材11を接着材などで固定し、オート
バイの走行中に生じる振動をこの緩衝部材2で吸収し、
バイザー7に振動が伝わるのを防止することで前記キ
ズ、音が生じることを防止している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、前記バイザー7と前記ガラス5やスモークレ
ンズ6との間に緩衝用として用いる緩衝部材9を設置す
るとき、各窓部8の形状に合った緩衝部材9を位置ずれ
のないように配設していかなくてはならず、組立工数が
かかり作業性が悪い。さらにバイザー7の端部に緩衝部
材11を接着材などで固定しているため、これも組立工数
がかかり厄介である。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決するためにオートバイ等の車
体の進行方向前側に設置したカウル等の風よけの後方に
位置し、前記車体のフロントホーク上部付近に取り付け
固定した計器類や警報装置等を有する表示部材と、前記
表示部材の上面を覆うバイザーとからなる計器装置にお
いて、前記風よけと前記表示部材との間に配置したエプ
ロン部と前記表示部材と前記バイザとの間に配置固定し
た緩衝部材とを、樹脂相とゴム相の中間の弾性を有する
エラストマー等の弾性部材にて一体形成したことを特徴
とする。
〔実施例〕
第1図に本考案の実施例を示し、説明する。
第1図は本考案の実施例である。
計器装置1は、スピードメータ、タコメータなどの計器
類2や各装置の状態を運転者に知らせるための警報装置
3が収納される、合成樹脂材料から成る計器ケース4の
計器類2の上面からは、水、ホコリが計器類2に触れる
ことがないように合成樹脂材料から成るガラス5を配置
し、警報装置3の上面からは、日中でも警報装置3の表
示状態がはっきり確認できるように黒色系に着色された
透過性を有する合成樹脂材料から成るスモークレンズ6
を配設した表示部材13と、さらに前記計器ケース4や前
記ガラス5、スモークレンズ6の上面を覆い、前記計器
類2や前記警報装置3の表示部分が運転者から見られる
ように、窓部8を形成し、外観を美しく、さらに水、ホ
コリが計器ケース4に浸透することを防止し、前記計器
ケース4やガラス5、スモークレンズ6を外部の衝撃か
ら守るためのバイザー7からなる。ただし計器装置1
の、カウル10に面している部分は、エラストマーなどの
樹脂相とゴム相の中間の弾性を有する弾性部材でエプロ
ン部11aを形成している。このエプロン部11aは前記バイ
ザー7の端から延長形成されたような形状をし、さらに
このエプロン部11aのバイザー7に取り付けられる側か
らは、バイザー7に形成される前記窓部8の形状に合わ
せて開口部分を設けた緩衝部材9を、エプロン部11aの
前記カウル10に面していない側の表面から、前記表面に
対してほぼ垂直に突設し、エプロン部11aと一体形成し
ている。このエプロン部11aと緩衝部材9は、バイザー
7から突出形成したボス14にねじ15をによって固定され
る取付金12を用いてバイザー7とこの取付金12との間に
緩衝部材9の一部を挟み付けてバイザー7に固定してい
る。
かかる構成から、バイザー7に取り付けられたエプロン
部11aは樹脂相とゴム相の中間の弾性を有する弾性部材
で形成されるため、デザイン性にすぐれ、従来、バイザ
ー7の形状によっては曲面部分が多くて金型の抜き方向
を考慮すると形成できなかったバイザー7のカウル10に
面している部分の成型が容易にでき、設計上制約がなく
なるものである。さらにエプロン部11a全体が弾力を有
しているので、走行中の振動を吸収し、カウル10とバイ
ザー7とがこすれ合ってキズ、音を防止するための緩衝
部材11をバイザー7の端部に取り付ける必要がなく、ま
た、バイザー7とガラス5やスモークレンズ6との間に
挟んでいた緩衝部材9とエプロン部11aとの一体形成が
可能となることで、エプロン部11aがバイザー7に取り
付けられる時に、エプロン部11aと一体形成された緩衝
部材9が同時に所定位置決に位置決めされ、緩衝部材9
を1つ1つ所定の場所へ位置合わせする必要がないこと
から組立工数が減少できるなどの効果を有するものであ
る。
〔考案の効果〕
本考案はオートバイ等の車体の進行方向前側に設置した
カウル等の風よけの後方に位置し、前記車体のフロント
ホーク上部付近に取り付け固定した計器類や警報装置等
を有する表示部材と、前記表示部材の上面を覆うバイザ
ーとからなる計器装置において、前記風よけと前記表示
部材との間に配置したエプロン部と前記表示部材と前記
バイザーとの間に配置固定した緩衝部材とを、樹脂相と
ゴム相の中間の弾性を有するエラストマー等の弾性部材
にて一体形成したことにより、金型の抜き方向を考慮す
ると形成できなかったバイザーの側面を、デザイン性に
すぐれた弾性部材を用いて形成したことから設計上制約
を受けることがなくなり、エプロン部が弾性を有してい
ることから、緩衝部材を設けることをしなくともオート
バイの走行中に生じる振動で、カウルとバイザーが接触
し、キズ、音が生じることを防止でき、エプロン部を計
器装置に取り付ける時に、同時に、このエプロン部と一
体形成された緩衝部材も位置決めが行われるので、緩衝
部材を位置決めする手数が省けるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第3図のA-A、B-B部分を表した、本考案の実
施例を示す断面図、第2図は、第3図のA-A、B-B部分を
表した、従来例を示す断面図、第3図は計器装置の正面
図、第4図は、オートバイに取り付けられた計器装置を
示す概略図である。 1……計器装置、2……計器類 3……警報装置、7……バイザー 9……緩衝部材、10……カウル 11a……エプロン部、13……表示部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】オートバイ等の車体の進行方向前側に設置
    したカウル等の風よけの後方に位置し、前記車体のフロ
    ントホーク上部付近に取り付け固定した計器類や警報装
    置等を有する表示部材と、前記表示部材の上面を覆うバ
    イザーとからなる計器装置において、前記風よけと前記
    表示部材との間に配置したエプロン部と前記表示部材と
    前記バイザーとの間に配置固定した緩衝部材とを、樹脂
    相とゴム相の中間の弾性を有するエラストマー等の弾性
    部材にて一体形成したことを特徴とする計器装置。
JP1986202955U 1986-12-27 1986-12-27 計器装置 Expired - Lifetime JPH07889Y2 (ja)

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JP1986202955U JPH07889Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27 計器装置

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JP1986202955U JPH07889Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27 計器装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63107828U JPS63107828U (ja) 1988-07-12
JPH07889Y2 true JPH07889Y2 (ja) 1995-01-11

Family

ID=31167825

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JP1986202955U Expired - Lifetime JPH07889Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27 計器装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5911928A (ja) * 1982-07-12 1984-01-21 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車等のメ−タ装置

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JPS63107828U (ja) 1988-07-12

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