JP3536315B2 - 樹脂成形品 - Google Patents
樹脂成形品Info
- Publication number
- JP3536315B2 JP3536315B2 JP18642893A JP18642893A JP3536315B2 JP 3536315 B2 JP3536315 B2 JP 3536315B2 JP 18642893 A JP18642893 A JP 18642893A JP 18642893 A JP18642893 A JP 18642893A JP 3536315 B2 JP3536315 B2 JP 3536315B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- protector
- cowl louver
- body portion
- windshield
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
られる樹脂成形品に関するものであつて、例えば、カウ
ルルーバー等に利用される。
開平3−47218号公報に示されるものが知られてい
る。これは、車両のボンネツトとウインドガラスとの間
に配設されるカウルルーバーであつて、車両のボデーに
ボンネツト及びウインドガラスと当接するように取り付
けられボンネツトとウインドガラスとの間を覆う本体及
びウインドガラスと本体との当接部位に配設されウイン
ドガラスと本体との間をシールする弾性的なプロテクタ
とから構成されており、プロテクタはカウルルーバに接
着材等により固定されていた。
品であると、本体とプロテクタとが別部品とされている
ので、組付け工数やコストの面において不利なものであ
る共にプロテクタの装着忘れや脱落等が発生する恐れが
あつた。
体とした樹脂成形品を提供することを、その技術的課題
とする。
おいて講じた技術的手段は、車両のボンネツトとウイン
ドガラスとの間を覆うように配設され車両構造体に取り
付けられた本体部及び該本体部により延在しウインドガ
ラスと当接するプロテクタ部は単一樹脂材料で一体に成
形された樹脂成形品よりなるカウルルーバであつて、前
記プロテクタ部は、前記プロテクタ部の前記本体部に対
する根元部分を前記本体部より薄肉に、且つ前記根元部
分の一方側の面に溝を、前記溝の反対側の面には外方に
突出する肉盛を成形して、前記根元部分を前記本体部よ
り撓みやすくすることにより、プロテクタ部を前記ウイ
ンドガラス4に密着させるように前記本体部に対して弾
性的としたことである。
部分が外方に突出するように形成されることで根元部分
の作用により弾性的となるので、車両構造体への組付け
後はその弾性を利用して本体部と車両構造体との間が密
着的なものとされる。よつて、本体部とプロテクタ部と
を一体のものとすることが可能となる。
説明する。
エンジン等が配置される開口部1aには、ボデー1にヒ
ンジ(図示せず)を介して回動自在に支持されたボンネ
ツト2が配置されており、開口部1bにはボデー1に接
着材3により固定されたウインドガラス4が配置されて
いる。このボンネツト2とウインドガラス4との間には
カウルルーバ5がボンネツト2とウインドガラス3との
間を覆うように配設されている。このカウルルーバ5は
ボデー1にビス等により固定されており、車両前方向端
部分はゴム材よりなるウエザーストリツプ6を介して密
着的にボンネツト2と当接しており、車両後方向端部分
は後述する構造でウインドガラス4と密着的に当接して
いる。
脂材よりなり、ボデー1に固定される本体部51及びウ
インドガラス4と当接するプロテクタ部52とが一体に
形成されている。図2に示されるように、プロテクタ部
52の本体部51に対する根元部分53は、他部分より
薄肉(強度を保つ程度に)とされており、表面側に略V
字状の溝53aが、裏面側に外方に突出する肉盛53b
が、夫々、成形されている。これにより、プロテクタ部
52は、根元部分53を基準として表裏方向に弾性的と
なる。
デー1に固定すると、プロテクタ部52は図2示二点鎖
線で示すようにウインドガラス4によつて表側に押上げ
られるようになる。これにより、肉盛53bに引張力が
生じることとなつて、結果、プロテクタ部52はこの引
張力を受けてウインドガラス4に密着的に当接する。
部分52の作用により樹脂材よりなるものであるのに係
わらず本体部51に対して弾性的とされ、プロテクタ部
52と本体部51とは一体のものとされる。これによ
り、組付け工数やコスト等で有利なものとなると共にプ
ロテクタ部52の装着忘れや脱落等が回避される。
裏面側に溝53aが、表面側に肉盛53bが、夫々、形
成されるようにしてもよい。この場合、カウルルーバ5
をボデー1に固定すると肉盛部53bには圧縮力が作用
することとなつて、プロテクタ部52はこの圧縮力を受
けてウインドガラス4に密着する如く当接する。
図4示一点鎖線に示される如く一旦90度程度折り曲げ
てくせづけしてもよい。これにより、プロテクタ部52
はより弾性的なものとなり、カウルルーバ5のウインド
ガラス4に対する密着性はより向上する。
分が外方に突出するように形成されることで根元部分の
作用により弾性的とされるので、車両構造体への組付け
後はその弾性を利用して本体部と車両構造体との間が密
着的なものとされる。よつて、本体とプロテクタとを一
体のものとすることができ、組付け工数やコスト等で有
利なものとすることができると共にプロテクタの装着忘
れや脱落等を防止することができる。又、根元部分が折
り曲げられてくせづけされるので、プロテクタ部をより
弾性的なものとすることができる。これにより、本体部
と車両構造体との間をより密着的なものとすることがで
きる。
体の断面図である。
る。
相当する断面図である
相当する断面図である
Claims (2)
- 【請求項1】 車両のボンネツトとウインドガラスとの
間を覆うように配設され車両構造体に直接取り付けられ
た本体部及び該本体部により延在しウインドガラスと当
接するプロテクタ部は単一樹脂材料のみで一体に成形さ
れた樹脂成形品よりなるカウルルーバであつて、前記プ
ロテクタ部は、前記プロテクタ部の前記本体部に対する
根元部分を前記本体部より薄肉に、且つ前記根元部分の
一方側の面に溝を、前記溝の反対側の面には外方に突出
する肉盛を成形して、前記根元部分を前記本体部より撓
みやすくすることにより、プロテクタ部を前記ウインド
ガラスに密着させるように前記本体部に対して弾性的と
されるカウルルーバ。 - 【請求項2】 前記プロテクタ部は、外方に突出させて
形成された前記根元部分が曲がりくせづけされることに
より、前記本体部分に対して弾性的とされる、請求項1
記載のカウルルーバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18642893A JP3536315B2 (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 樹脂成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18642893A JP3536315B2 (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 樹脂成形品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0740859A JPH0740859A (ja) | 1995-02-10 |
JP3536315B2 true JP3536315B2 (ja) | 2004-06-07 |
Family
ID=16188262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18642893A Expired - Lifetime JP3536315B2 (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 樹脂成形品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3536315B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5607334B2 (ja) * | 2009-10-14 | 2014-10-15 | 日本プラスト株式会社 | カウルトップカバー |
-
1993
- 1993-07-28 JP JP18642893A patent/JP3536315B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0740859A (ja) | 1995-02-10 |
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