JPH0411132Y2 - - Google Patents

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JPH0411132Y2
JPH0411132Y2 JP17839084U JP17839084U JPH0411132Y2 JP H0411132 Y2 JPH0411132 Y2 JP H0411132Y2 JP 17839084 U JP17839084 U JP 17839084U JP 17839084 U JP17839084 U JP 17839084U JP H0411132 Y2 JPH0411132 Y2 JP H0411132Y2
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JP
Japan
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undercover
instrument
insertion groove
instrument case
insertion piece
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JP17839084U
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JPS6192812U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、オートバイや自転車などに装備され
る速度計、回転計などの直接外部に露出して配置
される計器の特に計器ケースとアンダーカバーと
の固定構造の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
直接外部に露出して配置される車輌用計器、た
とえばオートバイや自転車等の計器は雨水等から
計器を保護するため、計器の車輌前方に向う後側
をアンダーカバーによつて覆うとともに、このア
ンダーカバーを貫通させて上記計器の後部よりコ
ネクタ部を突出させていた。
ところで、上記計器をゴムなどの緩衝部材を介
し、アンダーカバーで覆い、ビスなどで両者を組
み付け固定し、車輌等に取り付けるものである
が、この場合第5図に示すように計器ケース1の
周縁下端1aに凹部を有するゴムなどの緩衝部材
2を介し、上記凹部にアンダーカバー3の上端3
aが嵌合してビス等で計器ケース1とアンダーカ
バー3を固定している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
したがつて、計器ケースとアンダーカバーに何
らひろがりや、なみ出しの変形防止策がなされて
いないため組み付け作業時や取り付け後の車輌の
振動等でアンダーカバーの変形が生じやすく、作
業行程の増加や、運転車から見た場合の外見上の
体裁もよくないという不具合を生じるという面も
有していた。
〔問題点を解決するための手段とその作用〕
本考案は計器ケースの後部をアンダーカバーに
よつて覆うとともに、このアンダーカバーを緩衝
部材を介して計器ケースに固定するようにした計
器において、上記計器ケースと上記アンダーカバ
ーの少なくとも一方に差込溝を、他方に差込片を
形成し、上記差込片を上記差込溝に嵌合し、上記
計器ケースと上記アンダーカバーとを固定したこ
とにより、計器ケースとアンダーカバーとの組み
付け作業時にアンダーカバーの変形を防止するた
めの位置決め矯正ができるものである。
〔考案の実施例〕
第1図、第2図は本考案の第1実施例を示して
おり、たとえばオートバイなどの車輌用計器11
は後部が車輌前方に向うように取り付けられるも
のであり、その後側には車軸側の回転を伝達する
ためのフレキシブルケーブル(図示せず)が連結
されるコネクタ部12が突出している。また計器
11には計器11を車輌に取り付けた際に計器1
1が斜め上方を向うよう取り付けることができる
取付金具13を固定してある。
上記計器11の周縁下面にはほぼ全周に渡つて
差込溝14が形成してある。上記差込溝14に嵌
合する差込片15を有するアンダーカバー16に
は上記取付金具13が貫通する切欠き部17と、
上記コネクタ部12が貫通する孔18が形成され
ており、上記差込片15はアンダーカバー16の
上端に適宜数設けてある。また上記計器11とア
ンダーカバー16との緩衝部材19には上記差込
み片15が挿通する切欠き部20と、上記アンダ
ーカバー16の上端が嵌合する凹部21が形成さ
れている。
従つて、第1図に示すように計器11に緩衝部
材19を外嵌し、その後、アンダーカバー16を
計器11の後部より覆うとともに、上記差込片1
5を緩衝部材19の切欠き部20に挿通させ、計
器11の周縁下面に形成した差込溝14に嵌合す
るものである。このように計器11の差込溝14
に嵌合したアンダーカバー16の差込片15によ
つてアンダーカバー16が組み立て作業時のビス
などによる緊締力に対しての変形を防止すること
ができ、また車輌に取り付けした後に生じる振動
などに対しての変形を未然に防止することができ
る。
また、第2図に示すように、差込片15を取付
け金具13が貫通する切欠き部17の周辺部分に
設けることにより、切欠き部17周縁の拡がりを
防ぐことができる。
第3図、第4図は本考案の第2実施例を示して
おり、第1実施例と同一箇所には同一符号を用い
て説明する。
第3図、第4図に示すように計器11の周縁下
面の適宜位置に差込片15aが形成され、この差
込片15aが嵌合する差込溝14aを形成してあ
るアンダーカバー16にはコネクタ部12が貫通
する孔18が形成され、また、このアンダーカバ
ー16に取付金具13が固定されている。また上
記計器11とアンダーカバー16との緩衝部材1
9には上記差込片15aに対応する位置に挿通用
の切欠き部20と、上記アンダーカバー16の上
端が嵌合する凹部21が形成されている。
したがつて、第3図に示すように計器11に緩
衝部材19を外嵌し、その後、アンダーカバー1
6を計器の後部より覆うとともに、上記差込片1
5aを切欠き部20に挿通させ、アンダーカバー
16に形成した差込溝14aに嵌合するものであ
る。
このように、アンダーカバー16の差込溝14
aに嵌合した計器11の差込片15aによつてア
ンダーカバー16の拡がり変形を防止することが
でき、また上述した第1実施例ではアンダーカバ
ー16に取付金具13が貫通する切欠き部17が
形成したあつたために、その切欠き部17の周辺
部分の拡がり変形を防止するために切欠き部17
周辺部分に差込片15を形成する必要があつた
が、本実施例においてはアンダーカバー16に取
付金具13が固定されているので計器11に形成
する差込片15は適宜な位置に形成できるもので
ある。
尚、上述した第1、第2実施例において、アン
ダーカバー16の変形防止が可能となるため計器
11、アンダーカバー16と、緩衝部材19の密
着度が高まり外観上良好な指示計器が得られる。
〔考案の効果〕
本考案は計器ケースの後部をアンダーカバーに
よつて覆うとともに、このアンダーカバーを緩衝
部材を介して計器ケースに固定するようにした計
器において、上記計器ケースと上記アンダーカバ
ーの少なくとも一方に差込溝を、他方に差込片を
形成し、上記差込片を上記差込溝に嵌合し、上記
計器ケースと上記アンダーカバーとを固定したた
め、組み付け作業時や、車輌に取り付けてからの
外部振動時におけるアンダーカバーの変形防止を
計器ケースとアンダーカバーの組み込み作業行程
中に位置決め矯正を兼ねて行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の実施例を示してお
り、第1図は第1実施例の要部の断面図、第2図
は同分解斜視図、第3図は第2実施例の要部の断
面図、第4図は同側面図、第5図は従来の断面図
である。 11……計器、14,14a……差込溝、1
5,15a……差込片、16……アンダーカバ
ー、19……緩衝部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 計器ケースの後部をアンダーカバーによつて覆
    うとともに、このアンダーカバーを緩衝部材を介
    して計器ケースに固定するようにした計器におい
    て、上記計器ケースと上記アンダーカバーの少な
    くとも一方に差込溝を、他方に差込片を形成し、
    上記差込片を上記差込溝に嵌合し、上記計器ケー
    スと上記アンダーカバーとを固定したことを特徴
    とする計器のカバー装置。
JP17839084U 1984-11-24 1984-11-24 Expired JPH0411132Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17839084U JPH0411132Y2 (ja) 1984-11-24 1984-11-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17839084U JPH0411132Y2 (ja) 1984-11-24 1984-11-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6192812U JPS6192812U (ja) 1986-06-16
JPH0411132Y2 true JPH0411132Y2 (ja) 1992-03-19

Family

ID=30735957

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17839084U Expired JPH0411132Y2 (ja) 1984-11-24 1984-11-24

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JPS6192812U (ja) 1986-06-16

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