JPH038980Y2 - - Google Patents

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JPH038980Y2
JPH038980Y2 JP13423683U JP13423683U JPH038980Y2 JP H038980 Y2 JPH038980 Y2 JP H038980Y2 JP 13423683 U JP13423683 U JP 13423683U JP 13423683 U JP13423683 U JP 13423683U JP H038980 Y2 JPH038980 Y2 JP H038980Y2
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JP
Japan
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glass
case
front glass
instrument
lower case
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JP13423683U
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JPS6041818U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車輌や船舶等に搭載される計器の計器
ハウジングに関するものである。
車輌(主に二輪車)や船舶等に搭載される計器
のハウジングは、実公昭57−41698号公報に開示
されるように超音波溶着手段によつて固定するも
のや、実公昭57−41697号公報第1図ないし第3
図に開示されるように前面ガラス周囲にこの前面
ガラスと一体的に成形したカバーを下ケースに固
定するもの等、前面ガラス周囲のガラス縁は樹脂
にて形成されるものが多くなつてきている。
これによつて、実公昭51−51245号公報図面に
示されるように、金属板のガラス縁によつて前面
ガラス及びこのガラス周囲のパツキンとケース開
口部とを加締め固定する構成は減りつつある。
上記した樹脂製のガラス縁の構成がその金属板
のガラス縁の構成に比して有利な点の一つに、複
数個の計器を一個のハウジング内に収納する場合
の組み付けが容易となることが挙げられる。即
ち、金属板のガラス縁を有する従来の計器は、下
ケース開口部にフランジを形成してその上に前面
ガラス周囲のパツキンを載置し、これを金属板で
加締めるもので、一個の下ケースにつき一個の前
面ガラスを固定して計器ハウジングを構成するも
のであり、このように構成された複数個の計器を
一個の大きなハウジング内に収納するタイプとす
るためにはこれら複数個の計器を加締めによつて
固定された個々のハウジング毎に例えばバイザ等
の大きなハウジング内に収納固定しなければなら
ず、より多くの取り付け部材を必要とするもので
ある。これに対し、樹脂製のガラス縁を有するも
のであれば超音波溶着手段等により溶着するもの
であるから、ガラス縁下面の形状に沿つた溶着部
を有してさえいれば、具体的には下ケースに複数
個の計器を収納してこの下ケースに取り付けられ
るバイザ等の取り付け板にこれら計器に対応する
複数個の前面ガラス取り付け部があれば、この取
り付け部に上記ガラス縁を溶着することにより複
数個の前面ガラス及びガラス縁を容易に取り付け
固定でき、よつて一個のハウジング内に複数個の
計器を収納する場合には樹脂製のガラス縁とした
構成を採ることが非常に有利である。
ところで、このようにガラス縁が樹脂にて形成
されている場合、計器前面を掃除する際等にこの
ガラス縁が樹脂製で柔らかい為に傷つき易く、ま
たブレーキオイル等の油類が付着するとひび割れ
する危険があることや樹脂の経年変化の対策とし
て、実開昭54−143660号公報のように表面コーテ
イングを必要とする場合もある等不都合な点も有
しており、このような強度的な面では金属板から
なるガラス縁の方が有利である。
本考案は上記に鑑み成されたもので、前面ガラ
ス周囲のパツキンを樹脂製の溶着リング上に載置
し、これを金属板からなるガラス縁にて加締め固
定した後に上記溶着リングを溶着する構成とする
ことで、一個の下ケースに複数個の計器を収納す
るものに金属板からなるガラス縁を有する前面ガ
ラスを容易に取り付けてハウジングを構成するこ
とができるようにしたものである。
以下、添付図面に基づき本考案を詳述する。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図であ
る。
図中、1は計器の覗き窓となる前面ガラスであ
つて、この前面ガラス1周辺部を防水パツキン2
の内周面に形成した略コ字形状の凹部に嵌め込
み、この防水パツキン2を見返しとしての機能を
も有する樹脂製溶着リング3上に載置して金属板
からるガラス縁4にて加締め固定している。5は
樹脂からなるバイザであつて、計器用の開口部を
有しており、この開口部周辺にはこの開口部に上
記前面ガラス1が位置するよう上記のように加締
められた溶着リング3を超音波溶着や高周波誘導
加熱溶着等によつて溶着固定し、上ケースを構成
するものである。6は下ケースであつてこの下ケ
ース6に複数個の計器7を適宜配列固定した後に
上記上ケースを被せてハウジングを構成するよう
にしたものである。8は上記計器本体7により回
動する指針であつて、計器本体7上方に取り付け
固定された文字板9に施した文字や目盛と対比し
てこの指針8の指示を読み取るようにしている。
10,11はビスであつてバイザ5と下ケース6
とを回し締め固定するものであり、12は下ケー
ス6成形時に下ケース6に植え込みされたボルト
である。このボルト12には防振ゴム13を介し
てこの計器を車輌本体に取り付けるための取り付
け金14がワツシヤー15、ボルト16によつて
取り付けられている。
以上の構成によれば、前面ガラス1、防水パツ
キン2とともに金属板からなるガラス縁4によつ
て加締め固定された溶着リング3をバイザ5に溶
着するものであるから、複数個の計器を一個のハ
ウジング内に収納するようにした計器の覗き窓周
囲のガラス縁を金属性とした構成を容易に達成で
きるものである。
第2図は本考案の他の実施例を示す断面図であ
る。
図中、21は計器の覗き窓となる前面ガラスで
あつて、この前面ガラス21をその内周面の凹部
に嵌め込んだ防水パツキン22を溶着リング23
上に載置してこれを金属板からなるガラス縁24
によつて加締め固定している。
25は種々の文字や図形等などを施されたパネ
ルであつて、このパネル25の計器取り付け位置
は開口しており、この開口部周辺に上記加締め固
定された溶着リング23を溶着したものである。
なお、この場合に、パネル25の、上記溶着リン
グ23との溶着部の内側を下方に折り曲げ形成し
て見返しとする構成を採つている。
26は下ケースであつて、その周囲上端を上記
パネル25の下面に当接しビス27にて回し締め
固定するものであるが、この場合、パネル5の上
にバイザ28をも取り付けている。なお、この場
合、個々の計器は下ケース26から一体に上方に
伸びる仕切板29によつて区画されて配設されて
いる。また、30はガラス縁24周囲の意匠を施
すために設けられた装飾プレートであり、パネル
25に溶着リング23を溶着する際にこの装飾プ
レート30をセツトしてパネル25とガラス縁2
4との間にはさみ込んでいるものである。
以上の構成によつても上記実施例と同様の効果
を得ることができる。
なお、本実施例におけるパネル25は単なる取
り付けのための樹脂板であつてもよく、同様の効
果を得られるものである。
また、第3図は上ケースと下ケースが直接取り
付けられていない例を示している。即ち、図示し
ない前面ガラス及びガラス縁とともに上ケースを
構成する取り付け板31はバイザ32に取り付け
られ、このバイザ32と下ケース33とを取り付
けることによつて上ケース31と下ケース33と
を間接的に取り付け固定したものである。なお、
34は防水ゴムであつて、上ケース31とバイザ
32間に位置しているものであり、35は取り付
け用のビスである。
このように、上ケースと下ケースとは直接取り
付けられなくともよく、本考案による効果を得る
ことができるものである。
以上述べたように、一個のハウジング内に複数
個の計器を収納するようにしたものにおいて、計
器覗き窓となる前面ガラスをその前面ガラス周囲
の防炊パツキンを介して金属製ガラス縁によつて
樹脂製の溶着リングに加締め固定し、この溶着リ
ングをバイザ・パネル等の取り付け板に溶着して
この取り付け板と上記前面ガラス及びガラス縁に
て上ケースを形成し、計器を取り付けた下ケース
とこの上ケースとを取り付け固定して形成される
本考案の計器ハウジングにより、複数個の計器を
収納する計器ハウジングに強度的に優れた金属製
のガラス縁を有する前面ガラスを容易に取り付け
ることができるものである。
なお、本案は前面ガラスとともに樹脂製の溶着
リングを金属製ガラス縁にて加締め固定し、上記
溶着リングを樹脂製の取り付け板に超音波溶着や
高周波加熱溶着等の溶着手段によつて溶着して前
面ガラス及びガラス縁を固定することによつて上
ケースを形成してこれと下ケースとを取り付ける
ことが主眼であり、下ケースの形状や上・下ケー
スの取り付け構造等は上記実施例以外のものにも
適用できることは言うまでもなく、本考案による
効果を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれ本考案の一実施例を
示す断面図であり、第3図は上・下ケースの取り
付け構成の一例を示す断面図である。 1,21……前面ガラス、2,22……防水パ
ツキン、3,23……溶着リング、4,24……
ガラス縁、5,25,31……取り付け板、6,
26,33……下ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一個のハウジング内に複数個の計器を収納する
    ようにしたものにおいて、計器覗き窓となる前面
    ガラスをこの前面ガラス周囲の防水パツキンを介
    して金属製ガラス縁によつて樹脂製の溶着リング
    に加締め固定し、この溶着リングをバイザ・パネ
    ル等の取り付け板に溶着してこの取り付け板と上
    記前面ガラス及びガラス縁にて上ケースを形成
    し、計器を取り付けた下ケースとこの上ケースと
    を取り付け固定してなる計器ハウジング。
JP13423683U 1983-08-30 1983-08-30 計器ハウジング Granted JPS6041818U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13423683U JPS6041818U (ja) 1983-08-30 1983-08-30 計器ハウジング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13423683U JPS6041818U (ja) 1983-08-30 1983-08-30 計器ハウジング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6041818U JPS6041818U (ja) 1985-03-25
JPH038980Y2 true JPH038980Y2 (ja) 1991-03-06

Family

ID=30302531

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JP13423683U Granted JPS6041818U (ja) 1983-08-30 1983-08-30 計器ハウジング

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JPS6041818U (ja) 1985-03-25

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