JPS645909Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS645909Y2 JPS645909Y2 JP19341582U JP19341582U JPS645909Y2 JP S645909 Y2 JPS645909 Y2 JP S645909Y2 JP 19341582 U JP19341582 U JP 19341582U JP 19341582 U JP19341582 U JP 19341582U JP S645909 Y2 JPS645909 Y2 JP S645909Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- case member
- hole
- lid
- outside
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 49
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 5
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、計器本体等に接続されるリード線
をケース部材の外部に取り出すリード線取り出し
装置に関するものである。
をケース部材の外部に取り出すリード線取り出し
装置に関するものである。
従来、この種装置としては、例えば実公昭55−
26815号、同56−19432号公報中従来例として示さ
れているグロメツトを用いるもの、具体的には第
1図に示す如く、自動車用速度計等の計器本体1
を収納するケース部材2の底部に、計器本体1の
例えば電気的スイツチ機構(図示しない)等のリ
ード線3の先端部に結合した端子4が通り得る大
きさの透孔5を穿設し、この透孔5内にリード線
3を挿通して端子4をケース部材2の外部に取り
出し、透孔5とリード線3との間にゴム製あるい
は樹脂製のグロメツト6を嵌着してケース部材2
の内部に粉塵が侵入されることを防いでいるもの
がある。
26815号、同56−19432号公報中従来例として示さ
れているグロメツトを用いるもの、具体的には第
1図に示す如く、自動車用速度計等の計器本体1
を収納するケース部材2の底部に、計器本体1の
例えば電気的スイツチ機構(図示しない)等のリ
ード線3の先端部に結合した端子4が通り得る大
きさの透孔5を穿設し、この透孔5内にリード線
3を挿通して端子4をケース部材2の外部に取り
出し、透孔5とリード線3との間にゴム製あるい
は樹脂製のグロメツト6を嵌着してケース部材2
の内部に粉塵が侵入されることを防いでいるもの
がある。
また、実開昭50−92398号公報中にはこの種装
置として、グロメツトの代わりに閉塞部材を用い
るもの、具体的には第2図に示す如く、ケース部
材2に穿設された透孔5と、この透孔5に嵌着さ
れる樹脂製の閉塞部材7とを備え、透孔5と閉塞
部材7との間にリード線3とを貫通せしめる隙間
8を形成し、且つこの隙間8の近傍に於いてケー
ス部材2と係合する係止突起9およびケース部材
2と弾性的に係合する係止舌片10を閉塞部材7
に設けたものがある。
置として、グロメツトの代わりに閉塞部材を用い
るもの、具体的には第2図に示す如く、ケース部
材2に穿設された透孔5と、この透孔5に嵌着さ
れる樹脂製の閉塞部材7とを備え、透孔5と閉塞
部材7との間にリード線3とを貫通せしめる隙間
8を形成し、且つこの隙間8の近傍に於いてケー
ス部材2と係合する係止突起9およびケース部材
2と弾性的に係合する係止舌片10を閉塞部材7
に設けたものがある。
かかるこれらの手段では、リード線3をケース
部材2の外部へ引き出すことができると共にケー
ス部材2に穿設した余分な透孔5部分を塞ぐこと
ができるから、この部分より粉塵がケース部材2
の内部に入ることを防ぐ防塵効果を有するもの
の、リード線3が何ら固定さるものでないためリ
ード線3に大きな力が加わるとグロメツト6が外
れたり、リード線3の根元に加重が加わり根元が
断線する恐れがある等の不具合な点があつた。
部材2の外部へ引き出すことができると共にケー
ス部材2に穿設した余分な透孔5部分を塞ぐこと
ができるから、この部分より粉塵がケース部材2
の内部に入ることを防ぐ防塵効果を有するもの
の、リード線3が何ら固定さるものでないためリ
ード線3に大きな力が加わるとグロメツト6が外
れたり、リード線3の根元に加重が加わり根元が
断線する恐れがある等の不具合な点があつた。
この考案は、このような従来例の不具合な点に
鑑みてなされたもので、ケース部材の内部に装着
される計器本体等に接続されるリード線をケース
部材の外部に取り出す装置を提供するもので、リ
ード線に大きな力が加えられて引つ張られてもリ
ード線の根元に加重が加わらないような構造とす
ることを目的とするものである。
鑑みてなされたもので、ケース部材の内部に装着
される計器本体等に接続されるリード線をケース
部材の外部に取り出す装置を提供するもので、リ
ード線に大きな力が加えられて引つ張られてもリ
ード線の根元に加重が加わらないような構造とす
ることを目的とするものである。
以下にこの考案を自動車用計器に実施した一例
を第3図〜第8図に基づき説明するが、前述した
各従来例と同一構成部品については同一符号を付
し、その詳細な説明は省略する。
を第3図〜第8図に基づき説明するが、前述した
各従来例と同一構成部品については同一符号を付
し、その詳細な説明は省略する。
第3図、第4図は、第1の実施例を示し、自動
車用速度計等の計器本体1を収納するケース部材
2の底部には、リード線3が通り得る透孔5を穿
設してあり、この透孔5をケース部材2の外部か
ら覆うよう蓋体11がケース部材2にビス12で
固定してある。この蓋体11は、端面がケース部
材2の外面と当接もしくは少許間隙を有して対向
する状態で固定されるものであるが、少なくとも
一箇所リード線3を通すことのできる程度の隙間
13が設けられるようになつており、ケース部材
2の透孔5より取り出されたリード線3がこの隙
間13よりケース部材2の外面に沿つてケース部
材2の外部へ取り出され、またケース部材2の外
面と蓋体11の内面にはリード線3を介して対向
すると共にリード線3の移動を規制するようリー
ド線3を挟持する突起14,15が設けてある。
車用速度計等の計器本体1を収納するケース部材
2の底部には、リード線3が通り得る透孔5を穿
設してあり、この透孔5をケース部材2の外部か
ら覆うよう蓋体11がケース部材2にビス12で
固定してある。この蓋体11は、端面がケース部
材2の外面と当接もしくは少許間隙を有して対向
する状態で固定されるものであるが、少なくとも
一箇所リード線3を通すことのできる程度の隙間
13が設けられるようになつており、ケース部材
2の透孔5より取り出されたリード線3がこの隙
間13よりケース部材2の外面に沿つてケース部
材2の外部へ取り出され、またケース部材2の外
面と蓋体11の内面にはリード線3を介して対向
すると共にリード線3の移動を規制するようリー
ド線3を挟持する突起14,15が設けてある。
この構成によれば、計器本体1につながるリー
ド線3の先端部に結合した端子4をケース部材2
に設けた透孔5よりケース部材2の外側へ取り出
し、透孔5をケース部材2の外側から覆うよう蓋
体11を被せビス12で固定することにより作業
が完了するもので、リード線3がケース部材2の
外側へ取り出されると共に透孔5の余分な部分は
塞がれるため粉塵等の異物がケース部材2の内部
へ入ることを防げる。しかも、ケース部材2の突
起14と蓋体11と突起15とによりリード線3
が挟持されて移動が規制される状態となるためリ
ード線3に外部から大きな力が加えられて引つ張
られてもリード線3は引かれず根元に加重が加わ
らないため、リード線3が振動したり断線するこ
とを防ぐことができる。
ド線3の先端部に結合した端子4をケース部材2
に設けた透孔5よりケース部材2の外側へ取り出
し、透孔5をケース部材2の外側から覆うよう蓋
体11を被せビス12で固定することにより作業
が完了するもので、リード線3がケース部材2の
外側へ取り出されると共に透孔5の余分な部分は
塞がれるため粉塵等の異物がケース部材2の内部
へ入ることを防げる。しかも、ケース部材2の突
起14と蓋体11と突起15とによりリード線3
が挟持されて移動が規制される状態となるためリ
ード線3に外部から大きな力が加えられて引つ張
られてもリード線3は引かれず根元に加重が加わ
らないため、リード線3が振動したり断線するこ
とを防ぐことができる。
第5図は、前記実施例の改良である第2の実施
例を示し、ケース部材2の透孔5の周囲に透孔5
を囲むリブ16を設けた。
例を示し、ケース部材2の透孔5の周囲に透孔5
を囲むリブ16を設けた。
この構成によれば、蓋体11の側壁とリブ16
との重合壁構造により、粉塵等の異物あるいは水
分がケース部材2の内部へ侵入することを一層確
実に防ぐことができるものである。
との重合壁構造により、粉塵等の異物あるいは水
分がケース部材2の内部へ侵入することを一層確
実に防ぐことができるものである。
第6図、第7図は、前記実施例の改良である第
3の実施例を示し、蓋体11は側壁の一部からケ
ース部材2の側面に沿う舌片17を有し、一方ケ
ース部材2には、この舌片17を受けて係止する
ような断面略L字形の受部18が設けてある。
3の実施例を示し、蓋体11は側壁の一部からケ
ース部材2の側面に沿う舌片17を有し、一方ケ
ース部材2には、この舌片17を受けて係止する
ような断面略L字形の受部18が設けてある。
この構成によれば、リード線3を透孔5からケ
ース部材2の外部へ取り出した後、蓋体11の舌
片17をケース部材2の受部18に挿入させてビ
ス12を締めることにより作業が完了するもの
で、蓋体11はその舌片17と受部18とにより
仮止めされた状態でビス12を締めることができ
るので蓋体11をより簡単に取り付けることがで
きる。しかも、舌片17と受部18との係止状態
により防塵防水効果を高めることができる。
ース部材2の外部へ取り出した後、蓋体11の舌
片17をケース部材2の受部18に挿入させてビ
ス12を締めることにより作業が完了するもの
で、蓋体11はその舌片17と受部18とにより
仮止めされた状態でビス12を締めることができ
るので蓋体11をより簡単に取り付けることがで
きる。しかも、舌片17と受部18との係止状態
により防塵防水効果を高めることができる。
第8図は、前記実施例の改良である第4の実施
例を示し、蓋体11はケース部材2の突起14と
でリード線3を複数箇所で挟持するよう突起15
とは別の突起19を設けてある。
例を示し、蓋体11はケース部材2の突起14と
でリード線3を複数箇所で挟持するよう突起15
とは別の突起19を設けてある。
この構成によれば、リード線3は突起14と突
起15および突起14と突起19とにより押さえ
られることとなり、一層リード線3の振動や断線
を防ぐ効果を高めることができる。
起15および突起14と突起19とにより押さえ
られることとなり、一層リード線3の振動や断線
を防ぐ効果を高めることができる。
以上述べたように、この考案においては、リー
ド線をケース部材の透孔より外部へ取り出し、そ
の透孔を覆うと共に蓋体とケース部材とでリード
線を挟持して押さえるようにした構成であるか
ら、リード線をケース部材の外部へ取り出すこと
ができ、透孔の余分をすき間を塞ぐため粉塵等が
侵入したりすることを防ぐことができる。
ド線をケース部材の透孔より外部へ取り出し、そ
の透孔を覆うと共に蓋体とケース部材とでリード
線を挟持して押さえるようにした構成であるか
ら、リード線をケース部材の外部へ取り出すこと
ができ、透孔の余分をすき間を塞ぐため粉塵等が
侵入したりすることを防ぐことができる。
特に、グロメツトを用いる従来例に比べて、透
孔の外側を蓋体で覆う構成であるため組立の作業
性を向上し得、また車輛の振動等によつて外れる
恐れのあるグロメツトを用いなくとも良いので、
常に安定した防塵効果を容易に得ることができ
る。
孔の外側を蓋体で覆う構成であるため組立の作業
性を向上し得、また車輛の振動等によつて外れる
恐れのあるグロメツトを用いなくとも良いので、
常に安定した防塵効果を容易に得ることができ
る。
しかも、透孔を塞ぐ蓋体とケース部材とでリー
ド線を挟持しているため、リード線に大きな力が
加えられ引つ張られてもリード線の移動が規制さ
れ、リード線の根元に加重が加わらず、リード線
の振動や延いては断線を招くという恐れを回避す
ることができるもので、自動車やオートバイ等の
車輛用計器において速度計の車速警報用電気的ス
イツチ機構から引き出されるリード線の他バイタ
メタル式計器や照明用ランプ等から引き出される
リード線等多数本のリード線を取り出すような構
成の場合、特に構造・組立が容易で済むという極
めて実用的な効果を発揮するものである。
ド線を挟持しているため、リード線に大きな力が
加えられ引つ張られてもリード線の移動が規制さ
れ、リード線の根元に加重が加わらず、リード線
の振動や延いては断線を招くという恐れを回避す
ることができるもので、自動車やオートバイ等の
車輛用計器において速度計の車速警報用電気的ス
イツチ機構から引き出されるリード線の他バイタ
メタル式計器や照明用ランプ等から引き出される
リード線等多数本のリード線を取り出すような構
成の場合、特に構造・組立が容易で済むという極
めて実用的な効果を発揮するものである。
第1図は、従来のリード線取り出し装置の断面
図、第2図は、従来の他の方法によるリード線取
り出し装置の斜視図、第3図、第4図は、この考
案のリード線取り出し装置の第1の実施例の平面
図、断面図、第5図は、同上リード線取り出し装
置の第2の実施例の断面図、第6図、第7図は、
同上リード線取り出し装置の第3の実施例の平面
図、断面図、第8図は、同上リード線取り出し装
置の第4の実施例の断面図である。 1:計器本体、2:ケース部材、3:リード
線、4:端子、5:透孔、11:蓋体、12:ビ
ス、13:隙間、14,15,19:突起、1
6:リブ、17:舌片、18:受部。
図、第2図は、従来の他の方法によるリード線取
り出し装置の斜視図、第3図、第4図は、この考
案のリード線取り出し装置の第1の実施例の平面
図、断面図、第5図は、同上リード線取り出し装
置の第2の実施例の断面図、第6図、第7図は、
同上リード線取り出し装置の第3の実施例の平面
図、断面図、第8図は、同上リード線取り出し装
置の第4の実施例の断面図である。 1:計器本体、2:ケース部材、3:リード
線、4:端子、5:透孔、11:蓋体、12:ビ
ス、13:隙間、14,15,19:突起、1
6:リブ、17:舌片、18:受部。
Claims (1)
- 計器本体等の電気部品を収納するケース部材を
備えたリード線の取り出し装置において、前記ケ
ースにリード線を取り出せる透孔を設け、前記透
孔を外部より塞ぐ蓋体を設け、前記ケース部材お
よび蓋体の対向面に前記蓋体を前記ケース部材に
固定した時前記リード線を挟持することのできる
突起を設けたことを特徴とする計器のリード線取
り出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19341582U JPS5996882U (ja) | 1982-12-21 | 1982-12-21 | 計器のリ−ド線取り出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19341582U JPS5996882U (ja) | 1982-12-21 | 1982-12-21 | 計器のリ−ド線取り出し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5996882U JPS5996882U (ja) | 1984-06-30 |
JPS645909Y2 true JPS645909Y2 (ja) | 1989-02-14 |
Family
ID=30416000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19341582U Granted JPS5996882U (ja) | 1982-12-21 | 1982-12-21 | 計器のリ−ド線取り出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5996882U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0810224Y2 (ja) * | 1991-01-11 | 1996-03-27 | 川崎重工業株式会社 | コントロールボックス |
-
1982
- 1982-12-21 JP JP19341582U patent/JPS5996882U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5996882U (ja) | 1984-06-30 |
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