JPH0429376Y2 - - Google Patents

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JPH0429376Y2
JPH0429376Y2 JP1985009324U JP932485U JPH0429376Y2 JP H0429376 Y2 JPH0429376 Y2 JP H0429376Y2 JP 1985009324 U JP1985009324 U JP 1985009324U JP 932485 U JP932485 U JP 932485U JP H0429376 Y2 JPH0429376 Y2 JP H0429376Y2
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JP
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lid frame
groove
electric wire
instruments
hole
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JP1985009324U
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JPS61125716U (ja
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は自動車計器等のケースの内部から、リ
ード線を外部に引出す部分に、ゴムあるいは樹脂
製のグロメツトを用いることなく効果的な防塵作
用を得ることができるようにした電線引出装置に
関するものである。
〔考案の背景〕
従来の電線引出装置の一種としては実公昭56−
19432号公報がある。これは、第3図および第4
図に示すようなものである。第3図において、1
1は蓋枠、12は計器類収容ケースであつて、こ
の蓋枠11と収容ケース12とによつて計器等の
ケースを構成するものであるが、その収容ケース
12の上壁面には凹溝13が形成されている。ま
た、他方の蓋板11にはその凹溝13に対応位置
される舌片14が突設されているものである。従
つて、蓋枠11と収容ケース12とを組合わせた
場合に凹溝13を舌片14によつて電線16の引
出孔15が形成される(第4図参照)。かくして
形成された電線引出孔15は蓋枠11と収容ケー
ス12との組合せによつて形成されるものであつ
て、しかも電線引出孔15は電線16が通るだけ
の挾い間隙でよいためにグロメツトが不要であ
り、その上効果的な防塵作用がある。更に凹溝1
3内に電線16を案内せしめるのみで電線16を
ケース外に引出すことができるので、電線を透孔
等に通す手間が省け作業性が良い等の特長があ
る。17はコネクタ、18は速度計、19はその
指針、20は文字板である。
しかしながら、このような電線引出装置にあつ
ては、その電線引出孔15が蓋枠11から突設さ
れた舌片14と、収容ケース12に設けられた凹
溝13とによつて形成されていたため、舌片14
を余分に設ける必要があつた。そのため、成形金
型のコストが増加する他、成形後の蓋枠11を組
立工場等に輸送する際、および組立中等において
慎重に取扱わないと舌片14が折れやすいという
問題点があつた。
また、収容ケース12には凹溝13が凹設され
ていたために該収容ケース12の内部スペースが
少なくなるという問題点があつた。
〔考案の目的〕
本考案はこのような従来の問題点に着目してな
されたもので、蓋枠に突設した舌片を廃止して、
蓋枠の前面に設けられた係合爪で電線引出部を覆
うことにより効果的な防塵がなされる電線引出装
置を提供することを目的とするものである。
〔考案の実施例〕
以下本考案を第1図および第2図に示す実施例
に基づいて詳細に説明する。1は速度計18が収
容される計器類収容ケース2の前部に設けられた
蓋枠で、その前面に透明材料からなる前面カバー
3が設けられている。この前面カバー3はその上
端縁から後方に延出された係合爪4が、前記蓋枠
1に設けられた透孔5を貫通して蓋枠1に形成さ
れた係合段部6に係合することにより蓋枠1に固
着されている。そして、この係合爪4の先端部分
は、前面カバー3を固着した状態で、蓋枠1を収
容ケース2に固着した際、該収容ケース2の上壁
面に形成された案内凹溝7に挿入される。8は前
記収容ケース2に設けられた案内凹溝7の開口縁
に設けられた切欠部で、前記速度計18の電線1
6が通されている。
すなわち、電線16が通る切欠部8は、前面カ
バー3の係合爪4を蓋枠1の係合段部6に係合し
た際に該係合爪4の先端部分で覆われるため、こ
の切欠部8を通して収容ケース2内に塵芥等が侵
入するのが防がれて有効な防塵効果が得られる。
〔考案の実施例の効果〕
以上述べた如く本実施例によれば、蓋枠1の前
面を覆う前面カバー3の係合爪4を利用して電線
16が引出される収容ケース2の切欠部8を覆う
ようにしたので、従来のように舌片14を設ける
必要がなくなり、製品のコストを低減できる他、
舌片14が折損して蓋枠が不良品となることがな
くなるため、製品の歩留まりを向上させることが
できる効果が得られる。
また、電線16は前面カバー3の係合爪4の先
端部分が案内される案内溝7内を通るので、従来
のように電線引出孔15を形成するための凹溝1
3を収容ケースに設けることがなくなり、収容ケ
ース内のスペースを大きくすることができる効果
が得られる。
〔考案の概要〕
以上説明してきたように本考案は、自動車の速
度計、回転計等の計器類18を収容しかつ外壁面
に凹溝7が形成された計器類収容ケース2の前記
凹溝7の開口縁に、前記計器類18からの電線1
6が前記凹溝7に向けて通る切欠部8を設け、前
記計器類収容ケース2の前部に、前記凹溝7に対
応する透孔5を備えた蓋枠1を取り付け、更に、
前記計器類18の前方に配置される透明材料から
なる前面カバー3を、前記蓋枠1の前記透孔5の
内周に形成された係合段部6に前記前面カバー3
に設けられた係合爪4を係合することによつて固
着し、該係合爪4の端部が前記切欠部8を覆うよ
うにしてなる電線引出装置である。
〔考案の効果〕
したがつて本考案によれば、収容ケース2内に
収容される計器類18の電線16を、該収容ケー
ス2の開口縁に設けた切欠部8を介してケース外
に引出させ、さらに該切欠部8を蓋枠1に固着さ
れた前面カバー3の係合爪4で覆うことにより、
電線引出部を通して収容ケース2内に塵芥等が侵
入するのを防止するようにしたので、簡単な構造
で効果的な防塵効果が得られる他、折損の虞れが
ある突出片等を余分に必要としないため製品の歩
留りを向上させることができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による電線引出装置の要部を示
す断面図、第2図はその斜視図、第3図は従来の
電線引出装置の斜視図、第4図はその断面図であ
る。 1……蓋枠、2……計器類収容ケース、3……
前面カバー、4……係合爪、5……透孔、6……
係合段部、7……案内凹溝、8……切欠部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の速度計、回転計等の計器類18を収容
    しかつ外壁面に凹溝7が形成された計器類収容ケ
    ース2の前記凹溝7の開口縁に、前記計器類18
    からの電線16が前記凹溝7に向けて通る切欠部
    8を設け、前記計器類収容ケース2の前部に、前
    記凹溝7に対応する透孔5を備えた蓋枠1を取り
    付け、更に、前記計器類18の前方に配置される
    透明材料からなる前面カバー3を、前記蓋枠1の
    前記透孔5の内周に形成された係合段部6に前記
    前面カバー3に設けられた係合爪4を係合するこ
    とによつて固着し、該係合爪4の端部が前記切欠
    部8を覆うようにしてなる電線引出装置。
JP1985009324U 1985-01-25 1985-01-25 Expired JPH0429376Y2 (ja)

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JPS61125716U JPS61125716U (ja) 1986-08-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2522289Y2 (ja) * 1987-05-21 1997-01-08 株式会社 村田製作所 圧電ブザ−のリ−ド線引出し構造
JP4592190B2 (ja) * 2001-01-15 2010-12-01 三洋電機株式会社 電装箱

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