JPH0323530Y2 - - Google Patents

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JPH0323530Y2
JPH0323530Y2 JP1983168133U JP16813383U JPH0323530Y2 JP H0323530 Y2 JPH0323530 Y2 JP H0323530Y2 JP 1983168133 U JP1983168133 U JP 1983168133U JP 16813383 U JP16813383 U JP 16813383U JP H0323530 Y2 JPH0323530 Y2 JP H0323530Y2
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JP
Japan
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case
buffer member
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mounting
instrument case
Prior art date
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JP1983168133U
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JPS6076222U (ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はオートバイ等の振動の多い場所へ取
り付けられる計器ケースの固定装置に関するもの
である。
一般にオートバイ等の車輌では、速度計などの
計器を車体に対し浮動的に取り付けて車体からの
振動による計器の指示機構の狂い、たとえば針振
れ現象あるいは指示特性の追従性の乱れを防ぐよ
うにしている。この場合、計器とこれを支承保持
する車体側の取付板との間にゴム等の弾性を有す
る緩衝部材を介在して防振効果を得ている。
第1図はこの種の一般的な緩衝装置を示したも
ので、計器本体を収納した計器ケース1の下側ケ
ース1aに腕部2を突設し、この腕部2に形成さ
れた溝3にゴム等の緩衝部材4を装着し、この緩
衝部材4に車輌側に設けた取付ボルト5を挿通し
かつその取付ボルト5の突出端にワツシヤ6を介
しナツト7を螺着して車輌側に計器ケース1の下
側ケース1aを浮動的に固定し、その下側ケース
1aに上側ケース1bをビス8により止着してい
るのが通常である。
ところで上述したように計器ケース1を車輌側
に浮動的に固定する構造と計器ケース1の上側ケ
ース1bと下側ケース1aとを一体的に固定する
構造とが従来はそれぞれ独立していたため組み付
け作業が面倒で部品点数も多くなるといつた欠点
を有していた。
また、実開昭50−149045号公報には、計器ケー
スの上側ケースと下側ケースの開口周縁全周にそ
れぞれ折曲部を形成し、この折曲部とほぼ同径な
緩衝部材を用いて計器ケースを車輌側の固定枠に
組み付ける計器の取付装置が開示されているが、
これは緩衝部材が、その外側全周の上下段にそれ
ぞれ上記各折曲部を嵌入する外周溝と、内側全周
に固定枠を嵌入する内周溝とを設けた複雑な構成
のものを用いる上に、上側ケースと下側ケースの
各周縁に緩衝部材の各内周溝を押し拡げながらそ
の全周に装着するという煩雑な作業を要し、さら
に車輌側への計器ケースの取付けは、緩衝部材を
上側ケースに装着した状態でその内周溝を車輌側
の固定枠に位置決めしながら固定枠の内側全周に
装着するという手間のかかる作業のため、組み付
け作業性に劣るという問題があつた。
この考案は上記欠点を解決することを目的と
し、その特徴とする構成は計器本体を収納した計
器ケースを弾性を有する緩衝部材を介在して車輌
側に形成した取付部材に固定するようになした計
器ケースの固定装置において、上記緩衝部材を円
筒状の径小部の上下に径大なフランジ部を設けて
構成し、上記計器ケースの上側ケースと下側ケー
スに相互に対応して腕部をそれぞれ設け、各腕部
に上記緩衝部材の径小部を挿着する溝または孔を
形成し、上記上側ケースと下側ケースを連結する
ように上記溝または孔に緩衝部材を挿着して上記
上下のフランジ部間で各腕部を支持して両者を仮
止め固定可能としかかる計器ケースを緩衝部材の
取付孔を挿通したボルトを介して上記車輌側の取
付部材に固定したことにある。
次に上記特徴に基づく実施例を添付図面により
説明する。
先ず第2図および第3図により第1実施例を説
明すると、図示しない計器本体を収納した計器ケ
ース11の上側ケース11aと下側ケース11b
に、相互に対応して腕部12,12aをそれぞれ
突き出し形成し、この腕部12,12aにゴム等
の緩衝部材13を装着する溝14,14aを形成
している。この場合第3図のように溝14,14
aはC状をなし適所に緩衝部材13の挿入用開口
部が形成されている。また緩衝部材13は径小部
13aと上、下端フランジ部13b,13cを有
し正面形状がI形をなし中央に取付孔13dが設
けられている。そして緩衝部材13の径小部13
aの縦巾は上側ケース11aの腕部12の厚みと
下側ケース11bの腕部12aの厚みとを加えた
ものとほぼ同じである。計器ケース11の上側ケ
ース11aと下側ケース11bが嵌合している状
態において相互に対応している腕部12,12a
の溝14,14aに1個の緩衝部材13の径小部
13aを第3図のように圧入して上側ケース11
aと下側ケース11bとを緩衝部材13により仮
止め固定する。その場合上側ケース11aは緩衝
部材13の上端フランジ部13bにより支持さ
れ、下側ケース11bは緩衝部材13の下端フラ
ンジ部13cにより支持されている。
上側ケース11aと下側ケース11bとが緩衝
部材13により仮止め固定された計器ケース11
を第2図のように浮動的に車輌側の取付部材15
に固定するものであり、その取付部材15に垂設
している取付ボルト15aを計器ケース11の緩
衝部材13の取付孔13dに挿通し、かつワツシ
ヤ16を介してナツト17を螺着して構成されて
いる。
上記構成において、計器ケース11を車輌側の
取付部材15に浮動的に固定するには計器本体を
収納した計器ケース11の上側ケース11aと下
側ケース11bの腕部12,12aに形成した溝
14,14aに緩衝部材13の径小部13aを挿
着し、この緩衝部材13を介して車輌側の取付ボ
ルト15aに固定するものであり、しかも緩衝部
材13の径小部13aを溝部14,14aに挿着
することによつて上側ケース11aと下側ケース
11bとが一体的に固定されるから第1図のよう
にして従来必要であつた上側ケースのビス止め作
業が省略できることになる。すなわち上側ケース
11aと下側ケース11bとを一体的に固定する
構造と計器ケース11を車輌側の取付部材15に
浮動的に固定する構造が同体的であるため、計器
ケース11を車輌側に浮動的に固定することによ
つて上側ケース11aと下側ケース11bも一体
的に固定されるものである。
次に第4図および第5図に示す第2実施例を、
第1実施例と同一部分に同一符号を用いて説明す
る。
計器ケース11の上側ケース11aと下側ケー
ス11bに、相互に対応して腕部12,12aを
それぞれ突き出し形成し、この腕部12,12a
にゴム等の緩衝部材13の径小部13aを装着す
る孔18,18aを形成している。計器ケース1
1の上側ケース11aと下側ケース11bが嵌合
しているが状態において相互に対応している腕部
12,12aの孔18,18aに1個の緩衝部材
13を第5図のように圧入して上側ケース11a
と下側ケース11bとを緩衝部材13により仮止
め固定する。そしてケース11a,11bを仮止
め固定した緩衝部材13に平ワツシヤ16を介し
て取付ボルト15cを挿通し、車輌側の取付部材
15に形成した螺子孔15bに取付ボルト15c
を螺着してケース11を固定するものである。こ
の場合緩衝部材13の径小部13aを孔18,1
8aに挿着することによつて上側ケース11aと
下側ケース11bとが一体的に固定されるから第
1実施例と同様に上側ケースのビス止め作業が省
略できるものである。また第1図のように下側ケ
ース側だけを車輌側と連結しているものに比して
計器ケース11の上側ケース11aと下側ケース
11bの腕部12,12aをそれぞれ形成するこ
とにより、計器ケース11側の取付強度を高める
ことが可能になる。
この考案は上記のとうり、計器本体を収納した
計器ケースを弾性を有する緩衝部材を介在して車
輌側に形成した取付部材に固定するようになした
計器ケースの固定装置において、上記緩衝部材を
円筒状の径小部の上下に径大なフランジ部を設け
て構成し、上記計器ケースと上側ケースと下側ケ
ースに相互に対応して腕部をそれぞれ設け、各腕
部に上記緩衝部材の径小部を挿着する溝または孔
を形成し、上記上側ケースと下側ケースを連結す
るように上記溝または孔に緩衝部材を挿着して上
記上下のフランジ部間で各腕部を支持し両者を仮
止め固定可能とし、かかる計器ケースを緩衝部材
の取付孔に挿通したボルトを介して上記車輌側の
取付部材に固定してなるから、計器ケースを緩衝
部材を介して車輌側に固定する場合にその緩衝部
材によつて上側ケースと下側ケースも一体的に固
定するため上側ケースのビス止め作業が省略でき
組付工程の簡略化および部品数の削減をも計るこ
とが出来その実用上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の一部切欠正面図、第2図、第3
図はこの考案の第1実施例を示すもので第2は一
部切欠正面図、第3図は分解斜視図、第4図、第
5図は第2実施例を示すもので第4図は一部切欠
正面図、第5図は分解斜視図である。 11……計器ケース、11a……上側ケース、
11b……下側ケース、12,12a……腕部、
13……緩衝部材、13a……径小部、13b,
13c……フランジ部、13d……取付孔、1
4,14a……溝、15……取付部材、15a,
15c……取付ボルト、18,18a……孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 計器本体を収納した計器ケースを弾性を有する
    緩衝部材を介在して車輌側に形成した取付部材に
    固定するようになした計器ケースの固定装置にお
    いて、上記緩衝部材を円筒状の径小部の上下に径
    大なフランジ部を設けて構成し、上記計器ケース
    の上側ケースと下側ケースに相互に対応して腕部
    をそれぞれ設け、各腕部に上記緩衝部材の径小部
    を挿着する溝または孔を形成し、上記上側ケース
    と下側ケースを連結するように上記溝または孔に
    緩衝部材を挿着して上記上下のフランジ部間で各
    腕部を支持し両者を仮止め固定可能とし、かかる
    計器ケースを緩衝部材の取付孔に挿通したボルト
    を介して上記車輌側の取付部材に固定したことを
    特徴とする計器ケースの固定装置。
JP16813383U 1983-10-29 1983-10-29 計器ケ−スの固定装置 Granted JPS6076222U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16813383U JPS6076222U (ja) 1983-10-29 1983-10-29 計器ケ−スの固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16813383U JPS6076222U (ja) 1983-10-29 1983-10-29 計器ケ−スの固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6076222U JPS6076222U (ja) 1985-05-28
JPH0323530Y2 true JPH0323530Y2 (ja) 1991-05-22

Family

ID=30367649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16813383U Granted JPS6076222U (ja) 1983-10-29 1983-10-29 計器ケ−スの固定装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS6076222U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5631695Y2 (ja) * 1974-05-25 1981-07-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6076222U (ja) 1985-05-28

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