JPH0516498Y2 - - Google Patents
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- JPH0516498Y2 JPH0516498Y2 JP20288186U JP20288186U JPH0516498Y2 JP H0516498 Y2 JPH0516498 Y2 JP H0516498Y2 JP 20288186 U JP20288186 U JP 20288186U JP 20288186 U JP20288186 U JP 20288186U JP H0516498 Y2 JPH0516498 Y2 JP H0516498Y2
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- collar
- mounting rod
- hole
- mounting
- buffer member
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Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、緩衝装置に関し、特にオートバイ等
の直接外気に露出して装着される計器を取付部材
に取り付ける際の取付箇所における緩衝装置に関
する。
の直接外気に露出して装着される計器を取付部材
に取り付ける際の取付箇所における緩衝装置に関
する。
[従来の技術]
一般に、例えばオートバイ用スピードメータ、
タコメータ、ウオーニング表示器など、直接外気
に露出して装着される計器は、直接風雨に晒され
るため、例えば実開昭61−96316号公報に開示さ
れるように、計器の後面側をアンダーカバーで覆
い、計器とアンダーカバーとをナツトなどの固定
部材で組み付け固定して計器を保護している。
タコメータ、ウオーニング表示器など、直接外気
に露出して装着される計器は、直接風雨に晒され
るため、例えば実開昭61−96316号公報に開示さ
れるように、計器の後面側をアンダーカバーで覆
い、計器とアンダーカバーとをナツトなどの固定
部材で組み付け固定して計器を保護している。
そして、アンダーカバーを計器の取付部材とし
て利用して、アンダーカバーを車輌側に固定する
ことにより、実質的に計器を車輌側に取り付け固
定するようにしている。
て利用して、アンダーカバーを車輌側に固定する
ことにより、実質的に計器を車輌側に取り付け固
定するようにしている。
この場合、計器とこれを支承保持するアンダー
カバーとの取付箇所にゴム等の弾性材料から成る
緩衝部材を介在させ、車体側から伝達される振動
によるビビリ音の発生や計器の表示機構の狂い、
例えば針振れ現象あるいは指示特性の追従性の乱
れを抑制するようにしている。
カバーとの取付箇所にゴム等の弾性材料から成る
緩衝部材を介在させ、車体側から伝達される振動
によるビビリ音の発生や計器の表示機構の狂い、
例えば針振れ現象あるいは指示特性の追従性の乱
れを抑制するようにしている。
第7図は、この種の一般的な緩衝装置計器とア
ンダーカバーとの取付箇所に適用したものを示
し、内部に計器本体を収納する計器1の底部に取
付杆2を立設し、この取付杆2を計器1が取り付
けられる取付部材であるアンダーカバー3の底面
箇所に設けた円形の取付孔部4に断面L字形の緩
衝部材5を介して挿入し、前記取付杆2先端の雄
ネジ部分に締付部材であるナツト6の雌ネジ部分
を螺着して取付部材3に計器1を取り付け固定す
るとともに前記緩衝部材により防振効果を得るよ
うにしている。
ンダーカバーとの取付箇所に適用したものを示
し、内部に計器本体を収納する計器1の底部に取
付杆2を立設し、この取付杆2を計器1が取り付
けられる取付部材であるアンダーカバー3の底面
箇所に設けた円形の取付孔部4に断面L字形の緩
衝部材5を介して挿入し、前記取付杆2先端の雄
ネジ部分に締付部材であるナツト6の雌ネジ部分
を螺着して取付部材3に計器1を取り付け固定す
るとともに前記緩衝部材により防振効果を得るよ
うにしている。
この場合、前記緩衝部材5は外径寸法を小さく
して段差を有する径小筒状部5Aと上下方向に沿
う貫通孔5Bとが形成されていて、前記筒状部5
Aを前記取付孔部4に下方から嵌入して前記アン
ダーカバー3に装着され、前記貫通孔5Bに前記
取付杆2が挿入されるようになつている。
して段差を有する径小筒状部5Aと上下方向に沿
う貫通孔5Bとが形成されていて、前記筒状部5
Aを前記取付孔部4に下方から嵌入して前記アン
ダーカバー3に装着され、前記貫通孔5Bに前記
取付杆2が挿入されるようになつている。
ところで、前述した緩衝装置では、アンダーカ
バー3の取付孔部4に緩衝部材5の筒状部5A
が、緩衝部材5の貫通孔5Bに取付杆2が密着し
なければ緩衝作用を得ることができないため、各
部品の成型時の寸法誤差や永年使用に際して生ず
る摩耗などに起因して各部品間に隙間やガタツキ
が発生して緩衝作用が低下することを制御する構
造として第8図に示すものが提案されている。こ
れは、緩衝部材5の貫通孔5Bに金属材料や合成
樹脂材料など比較的硬いものから成る中空柱状の
カラー7を圧入し、このカラー7の圧入により取
付孔部4とカラー7外周面との間で、緩衝部材5
の筒状部5Aを圧縮させ、また前記カラー7の内
径を取付杆2の外径寸法とほぼ同径となるように
設定することにより、カラー7を介して取付杆2
と緩衝部材5の貫通孔5Bとのガタ付きを抑え防
振効果の低下を抑制する緩衝装置である。
バー3の取付孔部4に緩衝部材5の筒状部5A
が、緩衝部材5の貫通孔5Bに取付杆2が密着し
なければ緩衝作用を得ることができないため、各
部品の成型時の寸法誤差や永年使用に際して生ず
る摩耗などに起因して各部品間に隙間やガタツキ
が発生して緩衝作用が低下することを制御する構
造として第8図に示すものが提案されている。こ
れは、緩衝部材5の貫通孔5Bに金属材料や合成
樹脂材料など比較的硬いものから成る中空柱状の
カラー7を圧入し、このカラー7の圧入により取
付孔部4とカラー7外周面との間で、緩衝部材5
の筒状部5Aを圧縮させ、また前記カラー7の内
径を取付杆2の外径寸法とほぼ同径となるように
設定することにより、カラー7を介して取付杆2
と緩衝部材5の貫通孔5Bとのガタ付きを抑え防
振効果の低下を抑制する緩衝装置である。
[考案が解決しようとする問題点]
しかしながら、前記緩衝部材5の貫通孔5Bに
カラー7を圧入する場合、カラー7の外周面が筒
状部5Aを圧縮させるように貫通孔5Bの内径よ
りも筒状部5Aの外径を若干径大にしているた
め、また、カラー7の内径を取付杆2の外径とほ
ぼ同径となるような寸法設定としているため、カ
ラー7の挿入方向先端部と貫通孔5Bの受入口端
部が、またカラー内周端部と取付杆2の先端部と
カラー7の受入口端部とが衝突しやすく、組み付
け作業が非常に行いづらいという問題がある。
カラー7を圧入する場合、カラー7の外周面が筒
状部5Aを圧縮させるように貫通孔5Bの内径よ
りも筒状部5Aの外径を若干径大にしているた
め、また、カラー7の内径を取付杆2の外径とほ
ぼ同径となるような寸法設定としているため、カ
ラー7の挿入方向先端部と貫通孔5Bの受入口端
部が、またカラー内周端部と取付杆2の先端部と
カラー7の受入口端部とが衝突しやすく、組み付
け作業が非常に行いづらいという問題がある。
特に緩衝部材5へのカラー7の取り付けには大
きな押圧力を必要とし、また取付杆2とカラーの
成型時の誤差などによるカラー7と取付杆との間
に発生する虞れのある隙間に関しては、依然問題
点として残る。
きな押圧力を必要とし、また取付杆2とカラーの
成型時の誤差などによるカラー7と取付杆との間
に発生する虞れのある隙間に関しては、依然問題
点として残る。
[問題点を解決するための手段]
本考案は取付部材に設けた取付孔部に貫通孔を
有した緩衝部材を装着し、前記貫通孔に中空柱状
のカラーを装着すると共に計器の底部に立設した
取付杆を挿入し、この取付杆に締付部材を螺着し
て前記計器を前記取付部材に取り付けるようにし
た緩衝装置において、前記カラーを軸方向に沿つ
て切断部を設けて弾性変形可能に形成し、このカ
ラーの内径をテーパ状にして前記貫通孔に配設
し、かつ前記貫通孔に前記取付杆を挿入配設する
と共に前記カラーを前記取付杆に圧着して構成さ
れる。
有した緩衝部材を装着し、前記貫通孔に中空柱状
のカラーを装着すると共に計器の底部に立設した
取付杆を挿入し、この取付杆に締付部材を螺着し
て前記計器を前記取付部材に取り付けるようにし
た緩衝装置において、前記カラーを軸方向に沿つ
て切断部を設けて弾性変形可能に形成し、このカ
ラーの内径をテーパ状にして前記貫通孔に配設
し、かつ前記貫通孔に前記取付杆を挿入配設する
と共に前記カラーを前記取付杆に圧着して構成さ
れる。
[作用]
カラーを緩衝部材の貫通孔に径小側から取付杆
をカラーにカラーの径大側からそれぞれさそい込
み、組み付け後、貫通孔と取付杆との間に装着す
るカラーにより、緩衝部材が圧縮された状態で弾
発的に保持され、取付杆もカラーを介して緩衝部
材の貫通孔に密着して配設することができる。
をカラーにカラーの径大側からそれぞれさそい込
み、組み付け後、貫通孔と取付杆との間に装着す
るカラーにより、緩衝部材が圧縮された状態で弾
発的に保持され、取付杆もカラーを介して緩衝部
材の貫通孔に密着して配設することができる。
[実施例]
以下添付図面に基づいて本考案の実施例を説明
する。
する。
第1図〜第3図は本考案の第1実施例を示して
おり、内部に計器本体を収納した計器10の底部
に雌螺子部11を先端に形成した取付杆12を立
設すると共に、前記計器10の下面及び側周面を
覆つて前記計器10を取り付ける取付部材である
アンダーカバー13を配設し、このアンダーカバ
ー13には図示しない車体側への取り付け用のブ
ラケツトが一体形成され、また、前記取付杆12
に対応して適所に取付孔部14を形成し、この取
付孔部14に例えばゴム等の弾性材料から成る断
面L字形の緩衝部材15の径小の筒状部15Aを
嵌入させて、前記緩衝部材15を前記取付孔部1
4に装着するようにしている。また、前記緩衝部
材15に形成する貫通孔15Bには、例えば、ア
ルミニウム、真鍮などの金属材料、またはポリプ
ロピレンなどの合成樹脂材料のように弾性変形可
能な材料から成る中空柱状のカラー16を配設す
ると共に、前記カラー16には軸方向に沿つて切
断部16Aを形成し、端部にフランジ部16Bを
形成すると共に、一端側の円径を前記取付杆12
の外径より径小に、かつ他端側の円径を前記取付
杆12の外径より径大になるようテーパ状に形成
されている。
おり、内部に計器本体を収納した計器10の底部
に雌螺子部11を先端に形成した取付杆12を立
設すると共に、前記計器10の下面及び側周面を
覆つて前記計器10を取り付ける取付部材である
アンダーカバー13を配設し、このアンダーカバ
ー13には図示しない車体側への取り付け用のブ
ラケツトが一体形成され、また、前記取付杆12
に対応して適所に取付孔部14を形成し、この取
付孔部14に例えばゴム等の弾性材料から成る断
面L字形の緩衝部材15の径小の筒状部15Aを
嵌入させて、前記緩衝部材15を前記取付孔部1
4に装着するようにしている。また、前記緩衝部
材15に形成する貫通孔15Bには、例えば、ア
ルミニウム、真鍮などの金属材料、またはポリプ
ロピレンなどの合成樹脂材料のように弾性変形可
能な材料から成る中空柱状のカラー16を配設す
ると共に、前記カラー16には軸方向に沿つて切
断部16Aを形成し、端部にフランジ部16Bを
形成すると共に、一端側の円径を前記取付杆12
の外径より径小に、かつ他端側の円径を前記取付
杆12の外径より径大になるようテーパ状に形成
されている。
前記構成において、前記計器10を前記アンダ
ーカバー13に取り付ける場合、まずアンダーカ
バー13の取付孔部14に緩衝部材15を配設
し、次に緩衝部材15の貫通孔15Bにアンダー
カバー13の下方からカラー16を撓ませながら
径大な内径を有する他端側から挿入すると共に、
フランジ部16Bを緩衝部材15の下面側に当接
し、この後、カラー16を撓ませるように加えて
いた力を解除することにより前記貫通孔15B内
に弾発的にはめ込まれると共に、アンダーカバー
13の下方に径小な内径を有する一端側が、上方
に径大な内径を有する他端側が位置し(第3図A
参照)、それからアンダーカバー13の上方から
計器10の取付杆12をカラー16の径大な内径
側にさそい込み、さらに取付杆12を押し込むこ
とによりカラー16を取付杆12に沿うように圧
着し、カラー16と取付杆12とが密着すると共
に緩衝部材15と取付孔部14とを押圧させ、最
後に前記取付杆12の螺子部11に座金17を介
して締付部材であるビス18を螺着して前記計器
10をアンダーカバー13に取り付け組み付け作
業が完了する(第3図B参照)。
ーカバー13に取り付ける場合、まずアンダーカ
バー13の取付孔部14に緩衝部材15を配設
し、次に緩衝部材15の貫通孔15Bにアンダー
カバー13の下方からカラー16を撓ませながら
径大な内径を有する他端側から挿入すると共に、
フランジ部16Bを緩衝部材15の下面側に当接
し、この後、カラー16を撓ませるように加えて
いた力を解除することにより前記貫通孔15B内
に弾発的にはめ込まれると共に、アンダーカバー
13の下方に径小な内径を有する一端側が、上方
に径大な内径を有する他端側が位置し(第3図A
参照)、それからアンダーカバー13の上方から
計器10の取付杆12をカラー16の径大な内径
側にさそい込み、さらに取付杆12を押し込むこ
とによりカラー16を取付杆12に沿うように圧
着し、カラー16と取付杆12とが密着すると共
に緩衝部材15と取付孔部14とを押圧させ、最
後に前記取付杆12の螺子部11に座金17を介
して締付部材であるビス18を螺着して前記計器
10をアンダーカバー13に取り付け組み付け作
業が完了する(第3図B参照)。
従つて、取付杆12を緩衝部材15内に挿入す
る際、カラー16の内径を前記取付杆12の外径
より径大にすることによりさそい込み形状となり
取付杆12の圧入作業が容易に行えると共に、カ
ラー16が緩衝部材15を圧縮し、取付杆12に
圧着して、アンダーカバー13の取付孔部14と
前記カラー16の外周面とにより前記緩衝部材1
5の筒状部15Aが圧縮され、前記緩衝部材15
が前記取付孔部14内に弾発的に保持され、また
カラー16が筒状部15Aと取付杆12との間で
挟着保持されることにより、緩衝部材15とカラ
ー16とを、またカラー16と取付杆12とをそ
れぞれ密着した状態で保持でき防振効果を良好に
保つことが可能であり、さらに、前記各部品の成
型時の誤差を吸収することもできる。
る際、カラー16の内径を前記取付杆12の外径
より径大にすることによりさそい込み形状となり
取付杆12の圧入作業が容易に行えると共に、カ
ラー16が緩衝部材15を圧縮し、取付杆12に
圧着して、アンダーカバー13の取付孔部14と
前記カラー16の外周面とにより前記緩衝部材1
5の筒状部15Aが圧縮され、前記緩衝部材15
が前記取付孔部14内に弾発的に保持され、また
カラー16が筒状部15Aと取付杆12との間で
挟着保持されることにより、緩衝部材15とカラ
ー16とを、またカラー16と取付杆12とをそ
れぞれ密着した状態で保持でき防振効果を良好に
保つことが可能であり、さらに、前記各部品の成
型時の誤差を吸収することもできる。
第4図及び第5図は本考案の第2実施例を示し
ており、前記第1実施例と同一箇所には同一符号
を用いて説明する。
ており、前記第1実施例と同一箇所には同一符号
を用いて説明する。
計器10には雄螺子部19Aを頭部に形成した
取付杆19を立設し、また軸方向に切断部20A
を形成し弾性変形可能な中空柱状のカラーを、一
端側の内径を前記取付杆12の外径より径小に、
かつ他端側の内径寸法を前記取付杆12の外径よ
り径大となるようテーパ状に形成すると共に、こ
の実施例では前記他端側にフランジ部20Bを形
成している。
取付杆19を立設し、また軸方向に切断部20A
を形成し弾性変形可能な中空柱状のカラーを、一
端側の内径を前記取付杆12の外径より径小に、
かつ他端側の内径寸法を前記取付杆12の外径よ
り径大となるようテーパ状に形成すると共に、こ
の実施例では前記他端側にフランジ部20Bを形
成している。
また緩衝部材15を前記カラー20の形状に対
応するようにテーパ状の貫通孔15Cを形成し、
あらかじめ前記貫通孔15Cに前記カラー20の
一端側を前記筒状部15A側から前記カラー20
を撓ませるように挿入すると共に、前記カラー2
0のフランジ部20Bを前記筒状部15Aに当接
させ、前記緩衝部材15の貫通孔15Cにカラー
20を弾発的に装着している。また緩衝部材15
の筒状部15Aをアンダーカバー13の取付孔部
14に嵌め込んで緩衝部材15をアンダーカバー
13に装着し、この後、前記カラー20の径大な
内径を有する側から前記計器10の取付杆19を
挿入し、前記取付杆19に座金17を介して締付
部材であるナツト21を螺着して計器10をアン
ダーカバー13に取り付けている。
応するようにテーパ状の貫通孔15Cを形成し、
あらかじめ前記貫通孔15Cに前記カラー20の
一端側を前記筒状部15A側から前記カラー20
を撓ませるように挿入すると共に、前記カラー2
0のフランジ部20Bを前記筒状部15Aに当接
させ、前記緩衝部材15の貫通孔15Cにカラー
20を弾発的に装着している。また緩衝部材15
の筒状部15Aをアンダーカバー13の取付孔部
14に嵌め込んで緩衝部材15をアンダーカバー
13に装着し、この後、前記カラー20の径大な
内径を有する側から前記計器10の取付杆19を
挿入し、前記取付杆19に座金17を介して締付
部材であるナツト21を螺着して計器10をアン
ダーカバー13に取り付けている。
この場合、カラー20に取付杆19を挿入する
際、前記カラー20が取付杆19と緩衝部材15
との間で取付杆19の外径にほぼ沿うように圧着
し、前記貫通孔15Bと取付杆19との間で挟着
保持された状態で配設され、前記第1実施例と同
様の作用、効果を得ることができる。
際、前記カラー20が取付杆19と緩衝部材15
との間で取付杆19の外径にほぼ沿うように圧着
し、前記貫通孔15Bと取付杆19との間で挟着
保持された状態で配設され、前記第1実施例と同
様の作用、効果を得ることができる。
また、この実施例では取付杆19を挿入するカ
ラー20の径大な内径を有する側にフランジ部2
0Bを形成することにより、前記取付杆19を挿
入する際、カラー20が抜け出ることを防止で
き、また筒状部15Aがあらかじめカラー20を
装着しても外径を大きくせずに済むため、緩衝部
材15にあらかじめカラー20を装着した状態で
アンダーカバー13に取り付けることができ、取
付作業を簡素化することもできる。
ラー20の径大な内径を有する側にフランジ部2
0Bを形成することにより、前記取付杆19を挿
入する際、カラー20が抜け出ることを防止で
き、また筒状部15Aがあらかじめカラー20を
装着しても外径を大きくせずに済むため、緩衝部
材15にあらかじめカラー20を装着した状態で
アンダーカバー13に取り付けることができ、取
付作業を簡素化することもできる。
第6図は第3実施例を示しており、前記各実施
例と同一部分には同一符号を用いて説明する。
例と同一部分には同一符号を用いて説明する。
この実施例では、切断部22Aを形成して外周
壁に複数個の凹部22Bを形成する弾性可能な中
空柱状のカラー22を両端側とも同径に形成し、
また緩衝部材15の貫通孔15Cにカラー22を
装着した状態で前記カラー22の一端側の円径を
取付杆19の外径より径小に、かつ他端側の円径
を前記取付杆19の外径より径大になるよう前記
貫通孔15Cをテーパ状に形成し、この貫通孔1
5Cに前記カラー22を撓ませるようにして挿入
し、前記テーパ状の貫通孔15Cの内周面に前記
カラー22を沿わせて弾発的に保持して装着し、
この状態で前記カラー22の径大な内径に変形さ
れた他端側から取付杆19を挿入し、前記カラー
22を前記取付杆19の外径にほぼ沿うように圧
着させて前記貫通孔15Cと取付杆19との間に
配設することにより前記各実施例と同様な作用、
効果を得ることができると共に、この実施例では
カラー22の外周壁に凹部22Bを形成すること
により、緩衝部材15が凹部22Bに食い込みカ
ラー22を安定して保持できる。
壁に複数個の凹部22Bを形成する弾性可能な中
空柱状のカラー22を両端側とも同径に形成し、
また緩衝部材15の貫通孔15Cにカラー22を
装着した状態で前記カラー22の一端側の円径を
取付杆19の外径より径小に、かつ他端側の円径
を前記取付杆19の外径より径大になるよう前記
貫通孔15Cをテーパ状に形成し、この貫通孔1
5Cに前記カラー22を撓ませるようにして挿入
し、前記テーパ状の貫通孔15Cの内周面に前記
カラー22を沿わせて弾発的に保持して装着し、
この状態で前記カラー22の径大な内径に変形さ
れた他端側から取付杆19を挿入し、前記カラー
22を前記取付杆19の外径にほぼ沿うように圧
着させて前記貫通孔15Cと取付杆19との間に
配設することにより前記各実施例と同様な作用、
効果を得ることができると共に、この実施例では
カラー22の外周壁に凹部22Bを形成すること
により、緩衝部材15が凹部22Bに食い込みカ
ラー22を安定して保持できる。
なお、本考案は前記各実施例に限定されるもの
ではなく、要旨の範囲内で種々変形実施が可能で
あり、例えばカラーの切断部の端部は重ね合せる
ようにしてもよく、また、取付部材はアンダーカ
バーのものを示したが平板状の取付板などを取付
部材として適用してもよい。
ではなく、要旨の範囲内で種々変形実施が可能で
あり、例えばカラーの切断部の端部は重ね合せる
ようにしてもよく、また、取付部材はアンダーカ
バーのものを示したが平板状の取付板などを取付
部材として適用してもよい。
[考案の効果]
本考案は取付部材に設けた取付孔部に貫通孔を
有した緩衝部材を装着し、前記貫通孔に中空柱状
のカラーを装着すると共に計器の底部に立設した
取付杆を挿入し、この取付杆に締付部材を螺着し
て前記計器を前記取付部材に取り付けるようにし
た緩衝装置において、前記カラーを軸方向に沿つ
て切断部を設けて弾性変形可能に形成し、このカ
ラーの内径をテーパ状にして前記貫通孔に配設
し、かつ前記貫通孔に前記取付杆を挿入配設する
と共に前記カラーを前記取付杆に圧着したことに
より、取付杆を挿入するカラーの他端側が取付杆
のさそい込み形状となり、また、挿入に伴つて変
形するため取付杆の圧入作業が容易に行えると共
に、緩衝部材と取付杆とがカラーを介して密着し
た状態で配設することができ車輌の振動を良好に
吸収し得る緩衝装置を提供できる。
有した緩衝部材を装着し、前記貫通孔に中空柱状
のカラーを装着すると共に計器の底部に立設した
取付杆を挿入し、この取付杆に締付部材を螺着し
て前記計器を前記取付部材に取り付けるようにし
た緩衝装置において、前記カラーを軸方向に沿つ
て切断部を設けて弾性変形可能に形成し、このカ
ラーの内径をテーパ状にして前記貫通孔に配設
し、かつ前記貫通孔に前記取付杆を挿入配設する
と共に前記カラーを前記取付杆に圧着したことに
より、取付杆を挿入するカラーの他端側が取付杆
のさそい込み形状となり、また、挿入に伴つて変
形するため取付杆の圧入作業が容易に行えると共
に、緩衝部材と取付杆とがカラーを介して密着し
た状態で配設することができ車輌の振動を良好に
吸収し得る緩衝装置を提供できる。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示してお
り、第1図は全体断面図、第2図は分解斜視図、
第3図A,Bはいずれも本考案の組み付け状態を
示す要部の断面図、第4図および第5図は本考案
の第2実施例を示しており、第4図は要部の断面
図、第5図は同分解斜視図、第6図は本考案の第
3実施例を示す要部の断面図、第7図は従来例を
示す要部の断面図、第8図は他の従来例を示す要
部の断面図である。 1,10……計器、2,12,19……取付
杆、3,13……取付部材、4,14……取付孔
部、5,15……緩衝部材、5B,15B,15
C……貫通孔、6,18,21……締付部材、
7,16,20,22……カラー。
り、第1図は全体断面図、第2図は分解斜視図、
第3図A,Bはいずれも本考案の組み付け状態を
示す要部の断面図、第4図および第5図は本考案
の第2実施例を示しており、第4図は要部の断面
図、第5図は同分解斜視図、第6図は本考案の第
3実施例を示す要部の断面図、第7図は従来例を
示す要部の断面図、第8図は他の従来例を示す要
部の断面図である。 1,10……計器、2,12,19……取付
杆、3,13……取付部材、4,14……取付孔
部、5,15……緩衝部材、5B,15B,15
C……貫通孔、6,18,21……締付部材、
7,16,20,22……カラー。
Claims (1)
- 取付部材に設けた取付孔部に貫通孔を有した緩
衝部材を装着し、前記貫通孔に中空柱状のカラー
を装着すると共に計器の底部に立設した取付杆を
挿入し、この取付杆に締付部材を螺着して前記計
器を前記取付部材に取り付けるようにした緩衝装
置において、前記カラーを軸方向に沿つて切断部
を設けて弾性変形可能に形成し、このカラーの内
径をテーパ状にして前記貫通孔に配設し、かつ前
記貫通孔に前記取付杆を挿入配設すると共に前記
カラーを前記取付杆に圧着してなることを特徴と
する緩衝装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20288186U JPH0516498Y2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20288186U JPH0516498Y2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63105818U JPS63105818U (ja) | 1988-07-08 |
JPH0516498Y2 true JPH0516498Y2 (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=31167682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20288186U Expired - Lifetime JPH0516498Y2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0516498Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008291973A (ja) * | 2007-05-28 | 2008-12-04 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 防振装置 |
WO2009036777A1 (de) * | 2007-09-13 | 2009-03-26 | Rudolf Riester Gmbh | Druckmessgerät, insbesondere blutdruckmessgerät |
-
1986
- 1986-12-27 JP JP20288186U patent/JPH0516498Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63105818U (ja) | 1988-07-08 |
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