JPS6236712Y2 - - Google Patents

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JPS6236712Y2
JPS6236712Y2 JP18975683U JP18975683U JPS6236712Y2 JP S6236712 Y2 JPS6236712 Y2 JP S6236712Y2 JP 18975683 U JP18975683 U JP 18975683U JP 18975683 U JP18975683 U JP 18975683U JP S6236712 Y2 JPS6236712 Y2 JP S6236712Y2
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JP
Japan
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mirror
stopper pin
outer cylinder
spacer
elastic body
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JP18975683U
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JPS6095383U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動二輪車用バツクミラーの防振装置
に関する。
自動二輪車用バツクミラーの防振装置として従
来、実公昭51−6835号に記載の技術が公知となつ
ている。これは内筒と外筒の間にゴム等の弾性体
を介在させ、内筒の雌ねじ部にミラーステーの下
端の雄ねじ部を螺合すると共に、該雄ねじ部に回
り止め用の締付ナツトを螺合した構成で、前記弾
性体によりエンジン振動や車体の振動を減衰して
該振動がバツクミラーに伝わらないようにしたも
のである。しかし、上記従来のものは弾性体の弾
性限界内において、バツクミラーが動き得る状態
にあり、振動減衰性を高めるべく弾性係数の小さ
な弾性体を採用した場合、弾性体の弾性限界内に
おけるバツクミラーの動き幅が大きくなつて該バ
ツクミラーの固定性が悪くなり、エンジン振動や
車体振動或いは風圧等の影響にてバツクミラー面
の振幅が大きくなりバツクミラーが揺れてしま
う。
これを改善すべく弾性係数の大きな弾性体を採
用した場合は、弾性体の弾性限界内におけるバツ
クミラーの動き幅は小さくなり該バツクミラーの
固定性が良くなる反面、弾性体の振動減衰性が悪
化し、エンジン振動や車体振動等がバツクミラー
に伝わり該バツクミラーが揺れてしまう。
この為従来のこの種の弾性体により振動を減衰
してバツクミラーの防振を計る方式のものにおい
ては弾性体の断性係数を機種により種々異なる振
動状態に応じて種々選択してバツクミラーの振動
を確実に防止するということが困難であつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、弾
性体の弾性係数の影響で生じるバツクミラー面の
振幅を極めて小さくして後方視認性を高め、しか
も機種の相違に伴なう振動の違いに応じて弾性体
の弾性係数を種々選択することを可能にしてバツ
クミラーの振動を確実に防止して後方視認性をよ
り一層高めると共に、種々の機種に活用できるよ
うにすることを目的とし、この目的を達成する
為、インナカラーとアウタカラーとの間に弾性体
を介装固定してなる筒状スペーサの該インナカラ
ー内に、上端にバツクミラーを装着したミラース
テーの下端を密嵌合し、該スペーサをハンドルに
固定する外筒内に密嵌合し、互いに嵌合状態にあ
る該外筒、スペーサ及びミラーステーの三者を、
これらの軸心に対して直角方向に貫通させたスト
ツパピンにより互いに一体的に固定し、該ストツ
パピンと該インナカラーとの間及び該ストツパピ
ンと該ミラーステーとの間をクリアランスにより
それぞれ非接触状態にすると共に該インナカラー
の下端面と該外筒の内底面との間をクリアランス
により非接触状態にしたことを特徴とする自動二
輪車用バツクミラーの防振装置を提供するもので
ある。
以下、本考案の一実施例について図面を参照し
て説明する。第1図は本考案のバツクミラーの防
振装置を適用した自動二輪車の斜視図であり、図
中1はハンドルで、その左右の取付台座2(左側
のみ図示してある)には本考案の防振装置3及び
ミラーステー4を介してバツクミラー5がそれぞ
れ取り付けてある。
本考案の防振装置3は第2図乃至第4図に示す
如く筒状スペーサ6と外筒7とストツパピン8と
を主要構成要素としている。筒状スペーサ6はイ
ンナカラー9とアウタカラー10との間にゴム等
の弾性体11を介装固定してなる。即ち、前記弾
性体11をインナカラー9とアウタカラー10に
焼付又は接着等の手段で固定し、インナカラー9
とアウタカラー10と弾性体11の三者を一体的
に固定して構成したものである。前記インナカラ
ー9と弾性体11の各下端面は、アウタカラー1
0の下端面より内方(上方)に位置している。前
記外筒7はハンドル1の取付台座2に固定される
もので、上面が開口する短軸有底円筒状をなし、
その底部下面に雄ねじ部12を有し、該雄ねじ部
12が前記取付台座2の雌ねじ部13に螺合固定
される。
しかして、上端にバツクミラー5を取り付けた
ミラーステー4の下端部外周面の、ローレツト加
工面等の滑り止め面14を形成した部分を、前記
スペーサ6のインナカラー9内に圧入して密嵌合
すると共に、前記スペーサ6を前記外筒7内に圧
入して密嵌合し、該外筒7の内底面に前記アウタ
カラー10の下端面を当接させる。このようにス
ペーサ6を外筒7に密嵌合した状態においては、
インナカラー9と弾性体11の各下端面と前記外
筒7の内底面との間は離間して非接触状態となつ
ている。
このように互いに密嵌合状態にある前記外筒
7、スペーサ6及びミラーステー4の下端部の三
者を、これらの軸心に対して直角方向に貫通させ
たストツパピン8により互いに一体的に固定して
ある。該ストツパピン8はその頭部8aと反対側
の端部8bをカシメ等にてつぶすことによつて抜
け外れないようになつている。前記ストツパピン
8の両端部相互間外周面は該ストツパピン8の両
端部外周面より小径となつており、該小径部15
の外周面と、前記スペーサ6のインナカラー9及
び弾性体11の各ストツパピン嵌合孔9a及び1
1aの内周面との間にはクリアランス16,17
が設けてある。また前記ストツパピン8の小径部
15の外周面とミラーステー4の下端部のストツ
パピン嵌合孔4aの内周面との間にもクリアラン
ス18が設けてある。これらクリアランス16,
17,18により前記ストツパピン8とミラース
テー4、インナカラー9及び弾性体11との間が
非接触状態に保たれている。尚、前記アウタカラ
ー10のストツパピン嵌合孔10aと外筒7のス
トツパ嵌合孔7aの各内周面は、前記ストツパピ
ン8の両端部外周面に密嵌合している。19はス
ペーサ6及び外筒7の上端面を覆うキヤツプで、
ミラーステー4に嵌合してある。
しかして、上記の如くしてミラーステー4、ス
ペーサ6及び外筒7の三者をストツパピン8にて
一体的に固定した状態で、外筒7下端の雄ねじ部
12に該外筒7の回り止め用ナツト20を螺合し
て、この雄ねじ部12をハンドル1の取付台座2
の雌ねじ部13に螺合し、前記回り止め用ナツト
20を締付けることによつて、第2図に示す如く
ハンドル1の取付台座2に、防振装置3及びミラ
ーステー4を介してバツクミラー5が取り付けら
れるものである。
尚、上記実施例においては、ストツパピン8の
頭部8aと反対側の端部8bをカシメ等にてつぶ
すこにより抜け外れないようにしたが、これに限
られることなく、例えばストツパピン18の端部
8bにナツト(図示省略)を螺合締め付けること
により抜け外れないようにしてもよい。
上述の如く本考案の自動二輪車用バツクミラー
の防振装置はインナカラーとアウタカラーとの間
に弾性体をを介装固定してなる筒状スペーサの該
インナカラー内に、上端にバツクミラーを装着し
たミラーステーの下端を密嵌合し、該スペーサを
ハンドルに固定する外筒内に密嵌合し、互いに嵌
合状態にある該外筒、スペーサ及びミラーステー
の三者を、これらの軸心に対して直角方向に貫通
させたストツパピンにより互いに一体的に固定
し、該ストツパピンと該インナカラーとの間及び
該ストツパピンと該ミラーステーとの間をクリア
ランスによりそれぞれ非接触状態にすると共に、
該インナカラーの下端面と該外筒の内底面との間
をクリアランスにより非接触状態にしたことを特
徴とするものである。
従つて、ミラーステーの下端部が弾性体の弾性
係数の関係である程度動いてもクリアランスの範
囲以上の動きはストツパピンにより阻止されるの
でバツクミラーの振幅は減少し後方視認性がよく
なる。また上述のように弾性体の弾性係数に関係
なくクリアランスの範囲以上のミラーステーの動
きが阻止される為、機種により種々異なる振動状
態に応じて当該機種に最適な弾性体の弾性係数を
選択することができ、これにより振動を確実に防
止できる。更に、上述した如くミラーステーの動
きを止めるストツパピンがミラーステー、スペー
サ及び外筒の三者を貫通しているものでありなが
ら、このストツパピンとミラーステー及びスペー
サのインナカラーとの間が非接触状態にあるか
ら、ストツパピンからミラーステーに振動が伝わ
ることがないので、バツクミラーの防振機能を確
実に維持することができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は本考
案のバツクミラーの防振装置を適用した自動二輪
車の斜視図、第2図は一部を切欠した要部拡大
図、第3図は防振装置部分の拡大断面図、第4図
は第3図の−線矢視図である。 1……ハンドル、3……防振装置、4……ミラ
ーステー、5……バツクミラー、6……筒状スペ
ーサ、7……外筒、8……ストツパピン、9……
インナカラー、10……アウタカラー、11……
弾性体、16,17,18……クリアランス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インナカラーとアウタカラーとの間に弾性体を
    介装固定してなる筒状スペーサの該インナカラー
    内に、上端にバツクミラーを装着したミラーステ
    ーの下端を密嵌合し、該スペーサをハンドルに固
    定する外筒内に密嵌合し、互いに嵌合状態にある
    該外筒、スペーサ及びミラーステーの三者を、こ
    れらの軸心に対して直角方向に貫通させたストツ
    パピンにより互いに一体的に固定し、該ストツパ
    ピンと該インナカラーとの間及びストツパピンと
    該ミラーステーとの間をクリアランスによりそれ
    ぞれ非接触状態にすると共に、該インナカラーの
    下端面と該外筒の内底面との間をクリアランスに
    より非接触状態にしたことを特徴とする自動二輪
    車用バツクミラーの防振装置。
JP18975683U 1983-12-08 1983-12-08 自動二輪車用バツクミラ−の防振装置 Granted JPS6095383U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18975683U JPS6095383U (ja) 1983-12-08 1983-12-08 自動二輪車用バツクミラ−の防振装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18975683U JPS6095383U (ja) 1983-12-08 1983-12-08 自動二輪車用バツクミラ−の防振装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6095383U JPS6095383U (ja) 1985-06-28
JPS6236712Y2 true JPS6236712Y2 (ja) 1987-09-18

Family

ID=30409038

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18975683U Granted JPS6095383U (ja) 1983-12-08 1983-12-08 自動二輪車用バツクミラ−の防振装置

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JPS6095383U (ja) 1985-06-28

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