JPS633583Y2 - - Google Patents

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JPS633583Y2
JPS633583Y2 JP5904483U JP5904483U JPS633583Y2 JP S633583 Y2 JPS633583 Y2 JP S633583Y2 JP 5904483 U JP5904483 U JP 5904483U JP 5904483 U JP5904483 U JP 5904483U JP S633583 Y2 JPS633583 Y2 JP S633583Y2
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JP
Japan
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main body
audio device
device main
fairing
sound device
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JP5904483U
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JPS59163588U (ja
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Publication of JPS633583Y2 publication Critical patent/JPS633583Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は自動二輪車の音響装置に関する。 一般に、自動二輪車に装着されるラジオ等の音
響装置は、走行中の空気整流用として車体前部に
設けられるフエアリングの内側空間を利用して、
この部分に設置される。 ところで、上記のような自動二輪車に装着され
る音響装置は、外部にさらされているため、一般
の四輪車に装着されるものに比べて雨水の影響を
受けやすく、特にカセツトテープレコーダの機能
を有するものの場合、カセツト挿入口を介して雨
水が装置内部に侵入するおそれがあるため音響装
置の耐久性上その対策が必要である。 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、雨
水の影響を受け難く、故障が極めて少ない自動二
輪車の音響装置を提供することを目的とし、その
特徴とするところは、音響装置本体の上部にこれ
を覆うバイザーカバーを設けるとともに、カセツ
ト挿入口を同音響装置本体の下部に凹ませて設け
た点にある。 以下、本考案を第1図〜第15図に示す一実施
例に基づいて説明する。第1図は本考案に係る音
響装置を備えた自動二輪車を示し、図において符
号1はフエアリングで、フエアリング本体2、透
明なウインドスクリーン3およびアンダーカウル
4からなり、メーターパネル部5の前方からエン
ジン部6の前部にかけてこれらを覆う如く空気抵
抗の小なる形状とされ、車体フレームにステー
(図示せず)を介して取り付けられている。また、
7はアンダーカウル4に設けられた開口部、8は
ウインカー、9は燃料タンク、10はシートであ
る。 メーターパネル部5の前方には第2図に示すよ
うにカセツトテープレコーダ付音響装置本体11
とスピーカ12とからなる音響装置13が配設さ
れている。 音響装置13の車体への取付構造について説明
すると、フエアリング本体2の後面部には互いに
固着された大小2つのケーシング14A,14B
が第5図および第6図に示すようにその開口1
5,16をそれぞれシート10側に向けてブラケ
ツト17,18を介して取り付けられている。こ
れらケーシング14A,14Bは、第6図に示す
ようにケーシング14Aにブラケツト19,20
を介して取り付けられたカバー21によつて覆わ
れており、このカバー21の上部は、装着状態に
ある音響装置本体11を覆うごとく音響装置本体
11の前面パネル部11Aよりも車体後方に大き
く突出し、バイザーカバー22を構成している。
また、カバー21のフエアリング1側端部は、合
成ゴム等からなるシールラバー23を介してフエ
アリング本体2に当接させられ、これによりカバ
ー21内は充分な液密性が保たれている。 ケーシング14Aの内面両側部には第7図に示
すように断面コ字状の案内部材25が固着されて
おり、この案内部材25の両端部には、ゴム等の
弾性材料からなるリング状部材26がブツシユ2
7を介してボルト28およびナツト29によつて
取り付けられている。一方、音響装置本体11の
両外側部には断面コ字状の支持具30が固着され
ている。そして、音響装置本体11は、両支持具
30がそれぞれリング状部材26を挾持するごと
くケーシング14A内に挿入配置されることによ
り、ケーシング14Aに支持される。 また、ケーシング14B内には、第4図に示す
ように時計部31およびロツク部32が挿入固定
されている。ロツク部32のキーシリンダ33を
キー(図示せず)によつて一方向に回すと、突片
34が下方へ移動して、第6図に示すようにケー
シング14Aの下面に設けられた固定具35を弾
性片36の力に抗して図中時計方向に回動させ、
固定具35の係合突起37と音響装置本体11の
下面に形成された係合凹部38との係合を解除
し、これにより音響装置本体11をケーシング1
4Aから取り出し得るようになる。他方、音響装
置本体11をケーシング14A内所定位置に挿入
した状態でキーシリンダ33を他方向に回すと、
突片34が上方へ移動し、これに伴なつて固定具
35が弾性片36の弾性力によつて第6図中反時
計方向へ回動し、係合突起37と係合凹部38と
が係合して、音響装置本体11の抜け止めがなさ
れる。なお、スピーカ12の取付は従来行なわれ
ている方法と同様であり、ここではその説明を省
略する。 音響装置本体11の前面パネル部11Aには、
第4図に示すように上部にボリユーム、チユーニ
ング等のスイツチ頼41が配設され、中央部に所
要の文字等が打ち抜かれた印刷板42が配設さ
れ、下部奥方に開閉自在な蓋43によつて覆われ
るカセツト挿入口44が配設され、さらに両側端
部に把手45がそれぞれ配設されている。前記蓋
43のうち挿入口44を覆う部分は、第9図に示
すように同一平面上に間隔をあけて配設された平
板46,47と、平板46の上端に固着されたゴ
ム等の緩衝部材48とからなり、平板46,47
の互いに対向する縁部には凹部46a、凸部47
aがそれぞれ形成され、断面〓状の隙間49が形
成されている。したがつて、蓋43の内側には、
雨水、ほこり等の侵入が妨げられており、仮に雨
水が侵入した場合であつても、蓋33を開けた際
第8図bに示すように隙間49を介して排出し得
る利点を有する。 また、音響装置本体11のパネル部11Aは、
把手45およびバイザーカバー22から発せられ
る光によつて外側から照射されるとともに、装置
本体11の内側から発せられる光によつて印刷板
42に打ち抜かれた文字等が表示される。すなわ
ち、バイザーカバー22の内部には、第3図およ
び第10図に示すようにバルブ51が複数(例え
ば3個)互いに間隔をあけて配設されており、こ
れらバルブ51から発せられる光は、バイザーカ
バー22に形成された開口22aを通過してパネ
ル部11Aを照射する。なお、第10図において
52はバルブメンテナンス用のキヤツプである。 また、音響装置本体11の内部両側には第5図
および第11図に示すようにバルブ53がそれぞ
れ組み込まれており、これらバルブ53から発せ
られる光は、印刷板42の裏面側に埋め込まれた
アクリル板54のノツチ部54aによつて装置本
体11の幅方向に沿うよう両側に90゜ずつ屈折さ
せられた後、アクリル板54内を通過する。この
アクリル板54内を通過する光のうち同アクリル
板54の中央部に向かう光は、アクリル板54の
裏面所定個所に形成された凹凸部55によつて乱
反射させられた後、印刷板42の打ち抜き孔42
aを通過し、これにより印刷板42に打ち抜かれ
た文字等を表示する。他方、アクリル板54の両
側外方に向かう光は、その端部に達した所で第1
2図に示すように傾斜部56によつて上下方向に
90゜ずつ屈折させられた後、装置本体11内部に
上下方向に配設されたアクリル板57内を通過
し、さらにその上下端に達した所で傾斜部58に
よつてパネル部11Aに直交する方向に90゜屈折
させられた後、把手45内に埋め込まれたアクリ
ル板59内を通過し、その先端に達した所で、傾
斜部60によつてパネル部11Aに沿う方向に
90゜屈折させられ、把手45に形成された開口4
5aを通過して、パネル部11Aを照射する。な
お、61はパネル部11Aを保護するためのカバ
ーである。 前記音響装置13は、スピーカ12によつて鑑
賞され得る他に、第1図に示すように、ヘルメツ
ト71に内蔵されたヘツドセツト72によつても
鑑賞され得るようになつている。ヘツドセツト7
2は第13図に示す警告発生用回路73を介して
音響装置本体11に電気的に接続されている。 電気回路73において、符号S−1は第14図
に示すようにサイドスタンド74の上部に配され
るリミツトスイツチを示し、スタンド74が収納
された際「OFF」になり、他方起立状態の際
「ON」になるものである。また、S−2はシー
ト10の内部に配されるリミツトスイツチを示
し、運転者等が乗車すると「OFF」になり、他
方下車すると「ON」になるものである。さら
に、75は第4図に示すように音響装置本体11に
組み込まれたりあるいは車体メータパネル部5に
組み込まれたりする警告インジケータである。な
お、76は警告音発生器、77はヘツドセツトコ
ネクタである。そして、ヘツドセツトコネクタ7
7が音響装置本体11に接続されたまま、運転者
等が車体から離れようとするとき、つまりサイド
スタンド4が起立状態であつてかつシート10上
に人が居ないときには、スイツチS−1,S−2
がそれぞれ「ON」になり、これにより警告イン
ジケータ75が点灯するとともに、リレーRが励
磁されてヘツドセツト72と警告音発告器76が
電気的に接続し、ヘツドセツト72から所要の警
告音が発せられる。すなわち、警告インジケータ
75から発せられる光とヘツドセツト72から発
せられる音とによつて、ヘツドセツトコネクタ7
7が接続されたままであることを、運転者あるい
は通行人等に警告表示するのである。従つて、ヘ
ツドセツトコネクタ77が音響装置11に接続さ
れたまま運転車等が車体から離れることにより生
ずる、コード78の断線あるいはコネクタ77の
変形等の事故を未然に回避することができる。 なお、ヘツドセツト72と音響装置本体11と
の間に組み込まれる警告発信用電気回路の設計指
針例としては、上述の他に次表に示すものが考え
られる。
【表】 しかして、上記構成の音響装置によれば、音響
装置本体11の上部に、同音響装置本体11を覆
うバイザーカバー22を設けているから、雨水が
音響装置本体11にふりかかるのを防止すること
ができ、かつ直射日光が音響装置本体11にあた
るのを防止することができ、この結果装置の配置
環境を良好に保つことができる。しかも、カセツ
ト挿入口44を音響装置本体11の下部に凹ませ
て設けているため、前記バイザーカバー22が存
することと相俟つて、雨水が挿入口44を介して
装置内に侵入するのを防止することができ、雨水
の装置に対する悪影響を取り除くことできる。 以上説明したように本考案によれば、音響装置
本体の上部に同音響装置本体を覆うバイザーカバ
ーを設けるとともに、カセツト挿入口を音響装置
本体の下部に凹ませて設けているから、音響装置
本体から雨水や直射日光等故障原因となる因子を
遠ざけることができ、ひいては故障が極めて少な
い音響装置を得ることができる等の優れた利点を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第15図は本考案に係る音響装置を備
えた自動二輪車を示し、第1図は全体の側面図、
第2図は第1図の矢視拡大図、第3図は音響装
置本体の取付状態を示す斜視図、第4図は音響装
置本体前面部の一部切欠正面図、第5図は第2図
の−線に沿う断面図、第6図は第2図の−
線に沿う断面図、第7図は第4図の円部の拡
大断面図、第8図a,bは、それぞれ音響装置本
体の前部を示す斜視図、第9図は第8図aの−
線に沿う断面図、第10図は第6図の円部の
拡大図、第11図は音響装置本体の照明装置を説
明するために示す断面図、第12図は第11図の
XII−XII線に沿う断面図、第13図は警告発生用電
気回路図、第14図および第15図はそれぞれリ
ミツトスイツチの設置個所を説明するために示す
図である。 1……フエアリング、10……シート、11…
…音響装置本体、13……音響装置、22……バ
イザーカバー、43……蓋、44……カセツト挿
入口、49……隙間、73……電気回路、75…
…警告インジケータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体前部にフエアリングを備え、該フエアリン
    グの後面部にカセツトテープレコーダ付音響装置
    本体を備える自動二輪車において、前記音響装置
    本体の上部に、前記フエアリングから音響装置本
    体の後部端縁よりも車体後方に延びるバイザーカ
    バーを設け、かつカセツト挿入口を前記音響装置
    本体の下部で前記端縁より凹ませて設けたことを
    特徴とする自動二輪車の音響装置。
JP5904483U 1983-04-20 1983-04-20 自動二輪車の音響装置 Granted JPS59163588U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5904483U JPS59163588U (ja) 1983-04-20 1983-04-20 自動二輪車の音響装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5904483U JPS59163588U (ja) 1983-04-20 1983-04-20 自動二輪車の音響装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59163588U JPS59163588U (ja) 1984-11-01
JPS633583Y2 true JPS633583Y2 (ja) 1988-01-28

Family

ID=30189304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5904483U Granted JPS59163588U (ja) 1983-04-20 1983-04-20 自動二輪車の音響装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59163588U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8121308B2 (en) 2007-01-09 2012-02-21 Honda Motor Co., Ltd. Arrangement structure of sound system in motorcycle

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8121308B2 (en) 2007-01-09 2012-02-21 Honda Motor Co., Ltd. Arrangement structure of sound system in motorcycle

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JPS59163588U (ja) 1984-11-01

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