JPH07266930A - 車両用計器の取付構造 - Google Patents

車両用計器の取付構造

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JPH07266930A
JPH07266930A JP6060580A JP6058094A JPH07266930A JP H07266930 A JPH07266930 A JP H07266930A JP 6060580 A JP6060580 A JP 6060580A JP 6058094 A JP6058094 A JP 6058094A JP H07266930 A JPH07266930 A JP H07266930A
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JP
Japan
Prior art keywords
instrument
measuring instrument
assembly
instrument assembly
decorative frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP6060580A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Arima
有馬利之
Sakae Tsuyukubo
榮 露久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立に必要とする部品点数を削減し、さらに
は組立工数を削減できる計器取付構造の開発。 【構成】 ロアハウジングとアッパハウジングを有する
計器組付体に化粧枠を一体に取付け、次いでこの計器組
付体及び化粧枠をインストルメントパネルに組付ける構
造となした。 【効果】 組立作業工数の削減に伴なう組立作業性が向
上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の車室前方部に
設けられているインストルメントパネル内に計器組付体
を取付けるための車両用計器取付構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車両用計器取付構造とし
ては、図1に示す如き構造のものがある。以下この従来
例構造について説明する。
【0003】1は車体に固定されているインストルメン
トパネルであって、このインストルメントパネル1は、
芯材2と、その芯材2上に被着される発泡層3と、この
発泡層3の表面に形成される表皮4とからなっている。
このインストルメントパネル1には、該インストルメン
トパネル1に後述する計器組付体5を取付けるための取
付開口部6が形成されており、この取付開口部6には、
計器組付体取付用のブラケット7が前記の芯材2にねじ
止めで固定されている。
【0004】計器組付体5は、ロアハウジング8と、ア
ッパハウジング9と、これら両ハウジング8,9内に組
込まれている一乃至複数個の計器(図示せず)と、フロ
ントカバー10とからなり、この計器組付体5は、取付
ねじ11によって前記のブラケット7及びインストルメ
ントパネル1に固定されている。かくしてインストルメ
ントパネル1内に取付けられた計器組付体5の前方に
は、その計器組付体5前部と、インストルメントパネル
1との間で見える取付部あるいはインストルメントパネ
ルの裏側を隠すため、さらには計器の視認性を高めるた
めの無反射構造とするための化粧枠12(リッドクラス
タ)が取付ねじ13によって前記芯材2に固定されてい
る。
【0005】さらにその化粧枠12の奥端縁とフロント
カバー10との間での衝撃音(摺接音)等の異音発生を
防止するために、その化粧枠12とフロントカバー10
との間14の周縁にクッション材15を貼着(介在)せ
しめているものである。
【0006】なお16はコラムカバー、17はステアリ
ングを示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来構造の
計器取付構造にあっては、インストルメントパネル1に
取付ける計器組付体5の前方に固定する化粧枠12は、
計器のメンテナンス等のサービスを可能ならしめるた
め、その化粧枠12はインストルメントパネル1に対し
て着脱可能であり、しかもこの化粧枠12と計器組付体
5との間での異音発生を防止するためにクッション材1
5を取付ける構造となっていることから、この従来例に
あっては、インストルメントパネル1に形成されている
狭い取付開口部6内に、先ず計器組付体5を例えば4個
所の取付ねじ11を用いて取付け、次いでその取付けら
れた計器組付体の前方に化粧枠12を取付ねじ13を用
いて取付けなければならない等のことから、その計器組
付体及び化粧枠の取付けに手間がかかり作業性が悪いも
のであった。
【0008】さらには最終的に化粧枠をインストルメン
トパネルに取付けるとき、その化粧枠と計器組付体との
間で異音を発生しないようにするためのクッション材1
5を介在せしめなければならないことから、それによっ
ても取付作業工数が増大しさらには部品点数が増大して
生産性、経済性が悪いという欠点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる従来の
欠点に着目してなされたもので、計器組付体と、化粧枠
とを予め組付けておき、この組付品をインストルメント
パネルへ取付ける構造とすることで狭い取付作業現場で
あるインストルメントパネルへの取付作業が省力化さ
れ、これによって計器の車体への取付作業が向上し、さ
らにはメンテナンスもきわめて容易となる。さらに計器
組付体と化粧枠とを予め組付けておく構造であるから、
その計器組付体と化粧枠との組付時において、その両者
間のクリアランスを所定値に調整することも可能である
から従来のクッション材の使用を省くこともでき、部品
点数の削減も可能となる。
【0010】
【実施例】以下に本発明を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明する。
【0011】実施例1 図2、図3において、21は芯材22と、発泡層23
と、表皮24とからなるインストルメントパネルであっ
て、従来例の構造と変りない。25はインストルメント
パネル21に、計器組付体26を取付けるために設けら
れている取付開口部である。
【0012】上記計器組付体26は、ロアハウジング2
7とアッパハウジング28と、これら両ハウジング2
7,28内に組込まれている一乃至複数個の計器(図示
せず)とからなっており、そのロアハウジング27に
は、インストルメントパネル芯材22に位置決め及び係
止するための係止ピン29と、ブラケット取付片30が
設けられている。またアッパハウジング28には化粧枠
31を取付けるための取付片32が突設されている。化
粧枠31は計器組付体26の前方に位置されて、計器組
付体26前面と取付開口部25との間を見栄えよくする
ため、さらには計器の視認性を高めるための無反射構造
とするためのものであり、この化粧枠31は前記ブラケ
ット取付片30に取付けねじ34を介して固定されるブ
ラケット33及び取付けねじ35と、前記取付片32へ
ねじ締めされる取付ねじ36により計器組付体26に固
定されている。
【0013】かくして計器組付体26に固定されている
化粧枠31は取付ねじ37,38によりインストルメン
トパネルの芯材22に固定されるものである。
【0014】このように本実施例にあっては、計器組付
体26に、ブラケット33を介して化粧枠31を予め固
定し、この計器組付体26に固定されている化粧枠をイ
ンストルメントパネル21に固定する構造であるから、
その計器組付体26と化粧枠31との組付作業が車体か
ら離れた組立ラインで例えば自動組付け手段で予め組立
てることができるのでその組付作業性が大幅に向上され
る。また計器組付体26と化粧枠31との組付寸法精度
を容易に管理することができるので、その計器組付体2
6と化粧枠間の間隙を可及的少なく組付けることができ
化粧枠による隠蔽効果が大となる。
【0015】計器組付体26と一体となした化粧枠31
は、係止ピン29によりインストルメントパネル21へ
位置決めした後取付ねじ37,38によりインストルメ
ントパネル21へ固定するので、その計器組付体及び化
粧枠31のインストルメントパネルへの取付作業がきわ
めて容易かつ確実に行なえるものである。
【0016】実施例2 図4、図5において、本実施例は、計器組付体26に化
粧枠31を固定するためのブラケット33を、ロアハウ
ジング27と一体構造となしたものである。従ってこの
実施例によれば、ブラケットを計器組付体26に取付け
るための工程が省けるという利点がある。
【0017】実施例3 図6、図7において、本実施例は、計器組付体26に固
定する化粧枠31を、インストルメントパネル21の一
部(前縁部)を延長形成するように、その化粧枠31は
インストルメントパネルの芯材22に係合及び取付けね
じ39により取付けられる部分芯材40、及びインスト
ルメントパネルの発泡層23及び表皮24と接続しかつ
同一面となる部分発泡層41及び部分表皮42で構成さ
れているものである。
【0018】従ってこの実施例によれば、化粧枠31が
インストルメントパネルの一部を兼ねていることからそ
の化粧枠31の内面及び外面においてデザイン性が向上
される。
【0019】実施例4 図8において本実施例は化粧枠31をアッパハウジング
28と一体成形したものであり、また図9において化粧
枠31を取付ねじ43によりロアハウジング27へ固定
したもので、この実施例によれば、計器組付体26を組
付けるときに化粧枠が一体形成されるので、前記実施例
のように組付けられた計器組付体に化粧枠を取付けるた
めの組付工数が削減できるという利点がある。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、インストルメン
トパネル21に設けられた取付開口部25に、ロアハウ
ジング27、アッパハウジング28及びこれらハウジン
グ内に1乃至複数の計器を組み入れた計器組付体26を
取付ける車両用計器の取付構造において、上記計器組付
体26に化粧枠31を一体に設け、この化粧枠31を設
けた計器組付体26をインストルメントパネルの計器取
付開口部25内に嵌着せしめた車両用計器の取付構造で
あるから、これによれば計器組付体26と化粧枠31と
の組付作業が車体から離れた組立ラインで例えば自動組
付け手段で予め組立てることができるのでその組付作業
性が大幅に向上される。また計器組付体26と化粧枠3
1との組付寸法精度を容易に管理することができるの
で、その計器組付体26と化粧枠間の間隙を可及的少な
く組付けることができ化粧枠による隠蔽効果が大となる
といった効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の計器取付構造を示した説明図。
【図2】本発明第1実施例の計器取付構造を示した構造
説明図。
【図3】本発明第1実施例の計器取付構造を示した分解
斜視図。
【図4】本発明第2実施例の計器取付構造を示した斜視
図。
【図5】図4の断面構造説明図。
【図6】本発明第3実施例の計器取付構造を示した断面
図。
【図7】本発明第3実施例の計器取付構造を示した分解
斜視図。
【図8】本発明第4実施例の計器取付構造を示した断面
図。
【図9】本発明第4実施例の計器取付構造を示した断面
図。
【符号の説明】
21…インストルメントパネル 22…芯材 23…発泡層 24…表皮 25…取付開口部 26…計器組付体 27…ロアハウジング 28…アッパハウジ
ング 29…係止ピン 30…ブラケット取
付片 31…化粧枠 32…取付片 33…ブラケット 34…取付ねじ 35…取付ねじ 36…取付ねじ 37…取付ねじ 38…取付ねじ 39…取付ねじ 40…部分芯材 41…部分発泡層 42…部分表皮

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネル(21)に設け
    られた計器取付開口部(25)に、ロアハウジング(2
    7)、アッパハウジング(28)及びこれらハウジング
    内に1乃至複数の計器を組み入れた計器組付体(26)
    を取付ける車両用計器の取付構造において、上記計器組
    付体(26)に化粧枠(31)を一体に設け、この化粧
    枠(31)を設けた計器組付体(26)をインストルメ
    ントパネルの計器取付開口部(25)内に嵌着せしめた
    ことを特徴とする車両用計器の取付構造。
JP6060580A 1994-03-30 1994-03-30 車両用計器の取付構造 Pending JPH07266930A (ja)

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JP6060580A JPH07266930A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 車両用計器の取付構造

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JP6060580A JPH07266930A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 車両用計器の取付構造

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JPH07266930A true JPH07266930A (ja) 1995-10-17

Family

ID=13146332

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6060580A Pending JPH07266930A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 車両用計器の取付構造

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JP (1) JPH07266930A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010008059A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Toyota Auto Body Co Ltd メータ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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