JPH07165117A - 車両の前部構造 - Google Patents
車両の前部構造Info
- Publication number
- JPH07165117A JPH07165117A JP31213293A JP31213293A JPH07165117A JP H07165117 A JPH07165117 A JP H07165117A JP 31213293 A JP31213293 A JP 31213293A JP 31213293 A JP31213293 A JP 31213293A JP H07165117 A JPH07165117 A JP H07165117A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame body
- main frame
- vehicle
- headlight
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ファンモータ2やラジエータ3等の外部に露
出しない前回り部品と車両Bの外面に露出するヘッドラ
イト4とを一体にして車両Bに取り付け、組付工数を削
減する際に、前回り部品を支持する主枠体1とヘッドラ
イトを支持する副枠体41とを別体に形成し、車種が異
なりヘッドライト4の形状や取付位置が相違する場合に
は副枠体41のみを取り替えるようにした。 【効果】 車種が異なったりモデルチェンジがされても
副枠体を取り替えるだけで主枠体を共用することがで
き、経済的である。
出しない前回り部品と車両Bの外面に露出するヘッドラ
イト4とを一体にして車両Bに取り付け、組付工数を削
減する際に、前回り部品を支持する主枠体1とヘッドラ
イトを支持する副枠体41とを別体に形成し、車種が異
なりヘッドライト4の形状や取付位置が相違する場合に
は副枠体41のみを取り替えるようにした。 【効果】 車種が異なったりモデルチェンジがされても
副枠体を取り替えるだけで主枠体を共用することがで
き、経済的である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両の前部
にラジエータ、その他の前回り部品とヘッドライトとを
一体にして取り付ける構造に関する。
にラジエータ、その他の前回り部品とヘッドライトとを
一体にして取り付ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両の前部には、エンジンの
冷却用のラジエータや該ラジエータを強制的に冷却する
ファン等の前回り部品及びヘッドライトを取り付ける必
要があり、従来はこれら前回り部品及びヘッドライトを
個々に車両の前部に取り付けていた。ところが、これら
前回り部品やヘッドライトを個々に取り付けていると、
取り付けに長時間を要し、車両の組立工数が増加すると
いう問題がある。
冷却用のラジエータや該ラジエータを強制的に冷却する
ファン等の前回り部品及びヘッドライトを取り付ける必
要があり、従来はこれら前回り部品及びヘッドライトを
個々に車両の前部に取り付けていた。ところが、これら
前回り部品やヘッドライトを個々に取り付けていると、
取り付けに長時間を要し、車両の組立工数が増加すると
いう問題がある。
【0003】このような問題を解決するものとして、例
えば特開平5−105113号公報や特開平5−105
114号公報により、前回り部品とヘッドライトとをフ
ロントエンドパネルと呼ばれる1個の枠体に予め保持さ
せておき、該フロントエンドパネルにより前回り部品と
ヘッドライトとを一体にして車両の前部に取り付けるよ
うにしたものが知られている。
えば特開平5−105113号公報や特開平5−105
114号公報により、前回り部品とヘッドライトとをフ
ロントエンドパネルと呼ばれる1個の枠体に予め保持さ
せておき、該フロントエンドパネルにより前回り部品と
ヘッドライトとを一体にして車両の前部に取り付けるよ
うにしたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ヘッドライトは外面に
露出し車両の外形の一部を成すので、ヘッドライトの取
付位置や形状は車種毎に異なり、またモデルチェンジが
されると変更される。従って、上記従来のもののよう
に、前回り部品とヘッドライトとを1個のフロンドエン
ドパネルに取り付けるように構成すると、車種毎にフロ
ントエンドパネルを用意し、またモデルチェンジがされ
ると新たな車種専用のフロントエンドパネルを作成する
必要があり、フロントエンドパネルの種類が多くなると
いう不具合がある。
露出し車両の外形の一部を成すので、ヘッドライトの取
付位置や形状は車種毎に異なり、またモデルチェンジが
されると変更される。従って、上記従来のもののよう
に、前回り部品とヘッドライトとを1個のフロンドエン
ドパネルに取り付けるように構成すると、車種毎にフロ
ントエンドパネルを用意し、またモデルチェンジがされ
ると新たな車種専用のフロントエンドパネルを作成する
必要があり、フロントエンドパネルの種類が多くなると
いう不具合がある。
【0005】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、車
種が異なったりモデルチェンジがされても、その都度専
用のフロントエンドパネルを作成することなく、前回り
部品とヘッドライトとを一体にして車両に取り付けるこ
とができる構造を提供することを目的とする。
種が異なったりモデルチェンジがされても、その都度専
用のフロントエンドパネルを作成することなく、前回り
部品とヘッドライトとを一体にして車両に取り付けるこ
とができる構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ラジエータ、その他の複数の前回り部品と
ヘッドライトとを一体にして車両の前部に取り付ける構
造において、前回り部品を一体に保持する、車体に着脱
自在な主枠体を設け、ヘッドライトを保持する副枠体を
主枠体とは別体に設け、副枠体を主枠体に対して着脱自
在としたことを特徴とする。
に本発明は、ラジエータ、その他の複数の前回り部品と
ヘッドライトとを一体にして車両の前部に取り付ける構
造において、前回り部品を一体に保持する、車体に着脱
自在な主枠体を設け、ヘッドライトを保持する副枠体を
主枠体とは別体に設け、副枠体を主枠体に対して着脱自
在としたことを特徴とする。
【0007】
【作用】ヘッドライトと異なり、前回り部品は外面に露
出しないので、車種が異なったりモデルチェンジがされ
ても取付位置等についてその都度変更する必要はない。
即ち、車種が異なったりモデルチェンジされることによ
り変更しなければならないのはヘッドライトに関係する
部分だけである。そこで、ヘッドライトを支持する副枠
体を前回り部品を取り付ける主枠体とは別体に設け、こ
れを主枠体に対して着脱自在にすることにより、モデル
チェンジ等がされた場合には副枠体のみを取り替えるだ
けで両枠体を一体にして車両に取り付けることができ
る。
出しないので、車種が異なったりモデルチェンジがされ
ても取付位置等についてその都度変更する必要はない。
即ち、車種が異なったりモデルチェンジされることによ
り変更しなければならないのはヘッドライトに関係する
部分だけである。そこで、ヘッドライトを支持する副枠
体を前回り部品を取り付ける主枠体とは別体に設け、こ
れを主枠体に対して着脱自在にすることにより、モデル
チェンジ等がされた場合には副枠体のみを取り替えるだ
けで両枠体を一体にして車両に取り付けることができ
る。
【0008】
【実施例】図を参照して、1は樹脂製の主枠体であり、
射出成形により左右1対のシュラウド部11が一体に形
成されている。そして、該主枠体1を車両Bに取り付け
る前に、該シュラウド部11にファン21を備えたファ
ンモータ2を取り付け、更にラジエータ3をファン21
の前方に位置するように取り付ける。
射出成形により左右1対のシュラウド部11が一体に形
成されている。そして、該主枠体1を車両Bに取り付け
る前に、該シュラウド部11にファン21を備えたファ
ンモータ2を取り付け、更にラジエータ3をファン21
の前方に位置するように取り付ける。
【0009】ところで、主枠体1の左右の側面12には
各々取付穴13が開設されており、ヘッドライト4を支
持する副枠体41に突設されたボス42を該取付穴13
に挿入して、副枠体41を主枠体1の左右に取り付ける
ようにした。
各々取付穴13が開設されており、ヘッドライト4を支
持する副枠体41に突設されたボス42を該取付穴13
に挿入して、副枠体41を主枠体1の左右に取り付ける
ようにした。
【0010】このように、ファンモータ2・ファン21
・ラジエータ3といった前回り部品が組み付けられた主
枠体1にヘッドライト4を支持する副枠体41を取り付
け、前回り部品とヘッドライトとが一体にされると、こ
れを車両Bの左右に設けたフロントフレームFFの前端
面FEに、主枠体1に設けた取付座14を一致させ前方
からねじ止めする。尚、図示しないが、このねじ止めの
際に、両サイドフレームFFを連結して車両剛性を向上
させるためのビーム材を共締めするようにしてもよい。
そして、このように前回り部品とヘッドライト4とが一
体に取り付けられると、更にフロントグリルやバンパを
取り付け、車両Bの前回りの組み立てを完了する。
・ラジエータ3といった前回り部品が組み付けられた主
枠体1にヘッドライト4を支持する副枠体41を取り付
け、前回り部品とヘッドライトとが一体にされると、こ
れを車両Bの左右に設けたフロントフレームFFの前端
面FEに、主枠体1に設けた取付座14を一致させ前方
からねじ止めする。尚、図示しないが、このねじ止めの
際に、両サイドフレームFFを連結して車両剛性を向上
させるためのビーム材を共締めするようにしてもよい。
そして、このように前回り部品とヘッドライト4とが一
体に取り付けられると、更にフロントグリルやバンパを
取り付け、車両Bの前回りの組み立てを完了する。
【0011】ところで、上記実施例では主枠体1を射出
成形による樹脂製としたが、プレス加工による板金製に
してもよい。但し、樹脂製にすると、ヘッドライト4や
ファンモータ2用の配線を主枠体1に止めるハーネスク
リップを主枠体1に一体に形成しておくことができる。
また、上記実施例では主枠体1にシュラウド部11を一
体に形成したが、主枠体とシュラウドとを別体に形成
し、シュラウドを主枠体に別途取り付けるように構成し
てもよい。
成形による樹脂製としたが、プレス加工による板金製に
してもよい。但し、樹脂製にすると、ヘッドライト4や
ファンモータ2用の配線を主枠体1に止めるハーネスク
リップを主枠体1に一体に形成しておくことができる。
また、上記実施例では主枠体1にシュラウド部11を一
体に形成したが、主枠体とシュラウドとを別体に形成
し、シュラウドを主枠体に別途取り付けるように構成し
てもよい。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、前回り部品とヘッドライトとを一体にして車両に取
り付ける際に、ヘッドライトを支持する副枠体を、前回
り部品を支持する主枠体とは別体に形成したので、車種
が異なったりモデルチェンジがされても副枠体を取り替
えるだけで主枠体を共用することができ、車種やモデル
チェンジ毎に専用の主枠体を設ける必要がなく経済的で
ある。
は、前回り部品とヘッドライトとを一体にして車両に取
り付ける際に、ヘッドライトを支持する副枠体を、前回
り部品を支持する主枠体とは別体に形成したので、車種
が異なったりモデルチェンジがされても副枠体を取り替
えるだけで主枠体を共用することができ、車種やモデル
チェンジ毎に専用の主枠体を設ける必要がなく経済的で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成を示す図
1 主枠体 2 ファンモータ 3 ラジエータ 4 ヘッドライト 41 副枠体
Claims (1)
- 【請求項1】 ラジエータ、その他の複数の前回り部品
とヘッドライトとを一体にして車両の前部に取り付ける
構造において、前回り部品を一体に保持する、車体に着
脱自在な主枠体を設け、ヘッドライトを保持する副枠体
を主枠体とは別体に設け、副枠体を主枠体に対して着脱
自在としたことを特徴とする車両の前部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31213293A JP3328892B2 (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 車両の前部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31213293A JP3328892B2 (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 車両の前部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07165117A true JPH07165117A (ja) | 1995-06-27 |
JP3328892B2 JP3328892B2 (ja) | 2002-09-30 |
Family
ID=18025642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31213293A Expired - Fee Related JP3328892B2 (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 車両の前部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3328892B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005044288A1 (de) * | 2005-09-16 | 2007-04-05 | GM Global Technology Operations, Inc., Detroit | Kühlsystem für ein Kraftfahrzeug |
WO2012066835A1 (ja) * | 2010-11-18 | 2012-05-24 | スズキ株式会社 | 車両前部構造 |
CN103085890A (zh) * | 2011-10-27 | 2013-05-08 | 现代摩比斯株式会社 | 车辆支架 |
CN103851499A (zh) * | 2012-11-30 | 2014-06-11 | 黑拉许克联合股份有限公司 | 用于汽车的照明系统 |
-
1993
- 1993-12-13 JP JP31213293A patent/JP3328892B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005044288A1 (de) * | 2005-09-16 | 2007-04-05 | GM Global Technology Operations, Inc., Detroit | Kühlsystem für ein Kraftfahrzeug |
WO2012066835A1 (ja) * | 2010-11-18 | 2012-05-24 | スズキ株式会社 | 車両前部構造 |
CN103189264A (zh) * | 2010-11-18 | 2013-07-03 | 铃木株式会社 | 车辆前部结构 |
JP5299583B2 (ja) * | 2010-11-18 | 2013-09-25 | スズキ株式会社 | 車両前部構造 |
CN103085890A (zh) * | 2011-10-27 | 2013-05-08 | 现代摩比斯株式会社 | 车辆支架 |
CN103085890B (zh) * | 2011-10-27 | 2015-10-14 | 现代摩比斯株式会社 | 车辆支架 |
CN103851499A (zh) * | 2012-11-30 | 2014-06-11 | 黑拉许克联合股份有限公司 | 用于汽车的照明系统 |
CN103851499B (zh) * | 2012-11-30 | 2018-09-28 | 黑拉许克联合股份有限公司 | 用于汽车的照明系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3328892B2 (ja) | 2002-09-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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