JPH0746769Y2 - 車両用内燃機関におけるエアクリーナの取付装置 - Google Patents

車両用内燃機関におけるエアクリーナの取付装置

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JPH0746769Y2
JPH0746769Y2 JP1577090U JP1577090U JPH0746769Y2 JP H0746769 Y2 JPH0746769 Y2 JP H0746769Y2 JP 1577090 U JP1577090 U JP 1577090U JP 1577090 U JP1577090 U JP 1577090U JP H0746769 Y2 JPH0746769 Y2 JP H0746769Y2
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air cleaner
internal combustion
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明 下西
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Daihatsu Motor Co Ltd
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両に搭載される内燃機関において、該内燃
機関に対するエアクリーナを、車体フレームに対して弾
性的に支持するための取付装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、車両用の内燃機関は、車体フレームに対してマ
ウント装置を介して弾性的に支持する一方、この内燃機
関に対するエアクリーナも、車体フレームに対してゴム
製のグロメットを介して弾性的に支持するようにしてい
るから、内燃機関と、該内燃機関に対するエアクリーナ
とは、各々別々に振動することになる。
そこで、従来は、例えば、実開昭61−17471号公報等に
記載されているように、前記内燃機関に取付く吸気マニ
ホールド又は排気ターボ過給機等の吸気系部品と前記エ
アクリーナとの間を、両者の振動の相違を吸収するため
に、ゴム製蛇腹状の吸気導管にて接続するように構成し
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、車体フレームに対してマウント装置を介して弾
性的に支持した内燃機関には、車両の発進に際しての転
動反力が作用することにより、当該内燃機関は、そのク
ランク軸の回りに可成り大きいストロークでローリング
揺動するものであるから、この内燃機関に取付く吸気系
部品とエアクリーナとはゴム製蛇腹状の吸気導管を介し
て接続されているものの、エアクリーナには、前記転動
反力に起因する内燃機関のローリング揺動が伝達するこ
とになる。
従って、前記のように、車体フレームに対してゴム製の
グロメットを介して弾性的に支持したエアクリーナは、
前記内燃機関におけるローリング揺動により、大きく振
動することになるから、このエアクリーナに対するゴム
製のグロメットとしては、前記内燃機関におけるローリ
ング揺動によってエアクリーナが大きく振動することが
ないように、当該ゴム製グロメットにて支持する箇所を
多くするようにしなければならないから、エアクリーナ
を弾性的に支持することに要するコストがアップするば
かりか、スペースの増大を招来し、しかも、車体フレー
ムからエアクリーナに伝達する振動を低減することの防
振効果が低減すると云う問題があった。
本考案は,この問題を解消したエアクリーナの取付装置
を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本考案は、車体フレームに対し
てマウント装置を介して弾性的に支持した内燃機関に取
付く吸気系部品にゴム製蛇腹状の吸気導管を介して接続
したエアクリーナを、前記車体フレームに対してゴム製
のグロメットを介して弾性的に支持して成るエアクリー
ナの取付装置において、前記吸気導管のうち前記前記エ
アクリーナに対する接続部における軸線を、平面視にお
いて前記内燃機関におけるクランク軸線と略直角で、且
つ、前記クランク軸線の方向からの側面視において略横
向きにする一方、前記エアクリーナに対するグロメット
を、二つにして、この二つのグロメットを、前記側面視
においてエアクリーナの左右両側で、且つ、当該両グロ
メットの間を結ぶ線が前記側面視において前記吸気導管
のエアクリーナに対する接続部における軸線と略平行に
なる部位に設ける構成にした。
〔考案の作用・効果〕
車体フレームに対して取付くエアクリーナから内燃機関
に取付く吸気系部品への吸気導管のうち、前記エアクリ
ーナに対する接続部における軸線を、前記のように、平
面視において前記内燃機関におけるクランク軸線と略直
角で、且つ、前記クランク軸線の方向からの側面視にお
いて略横向きにすると、内燃機関がクランク軸の回りに
ローリング揺動することに起因して、内燃機関からエア
クリーナに伝達する外力は、前記吸気導管のエアクリー
ナに対する接続部における軸線の方向に作用することに
なる。
そこで、前記エアクリーナを車体フレームに対して弾性
的に支持するグロメットを、二つにして、この二つのグ
ロメットを、前記側面視においてエアクリーナの左右両
側で、且つ、当該両グロメットの間を結ぶ線が前記側面
視において前記吸気導管のエアクリーナに対する接続部
における軸線と略平行になる部位に設けることにより、
エアクリーナに対して前記のように作用する外力は、前
記二つのグロメットに対して略均等に作用することにな
るから、エアクリーナが、内燃機関のローリング揺動に
起因して大きく振動することを、二つのグロメットによ
って確実に低減することができるのである。
すなわち、本考案によると、エアクリーナを車体フレー
ムに対して、内燃機関におけるローリング揺動によって
エアクリーナが大きく振動することがないように、二つ
のグロメットにて弾性的に支持することができて、エア
クリーナを車体フレームに対して弾性的に支持するグロ
メットの個数を少なくすることができるから、エアクリ
ーナを弾性的に支持することに要するコストのアップを
大幅に防止できると共に、車体フレームからエアクリー
ナへの振動の伝達を確実に低減できる効果を有する。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を、排気ターボ過給機付き内燃機
関に適用した場合の図面について説明する。
図において符号1は、車両における車体フレームを示
し、該車体フレーム1の前部に設けたエンジンルーム2
内には、内燃機関3が、当該内燃機関3におけるクラン
ク軸線4を平面視(第2図)において車両の進行方向と
略直角にするように横向きに搭載され、この内燃機関3
は、前記車体フレーム1に対して、クランク軸線4の左
右両側に配設したマウント装置5,6を介して弾性的に支
持されており、且つ、この内燃機関3におけるクランク
軸線4と平行な左右両長手側面3a,3bのうち車両の進行
方向に対して後側の長手側面3aには、吸気マニホールド
7が、前側の長手側面3bには、排気ターボ過給機9を備
えた排気マニホールド8が各々取付けられ、前記排気タ
ーボ過給機9におけるブロワー圧縮機9aの吐出側は、過
給管路10を介して前記吸気マニホールド7に接続されて
いる。
符号11は、ボックス型のエアクリーナを示し、該エアク
リーナ11におけるダストサイドケース11aには、大気空
気の取入れ管12が接続され、また、クリーンサイドケー
ス11bには、前記排気ターボ過給機9におけるブロワー
圧縮機9aの吸入側へのゴム製蛇腹状の吸気導管13が接続
されており、この吸気導管13におけるクリーンサイドケ
ース11bへの接続部13aにおける軸線13bを、平面視(第
2図)において前記クランク軸線4と略直角で、且つ、
クランク軸線4の方向からの側面視(第1図)において
略横向きになるように構成する。
そして、前記エアクリーナ11におけるダストサイドケー
ス11aには、前記クランク軸線4の方向からの側面視
(第1図)における左右両側に取付片14,15を一体的に
造形して、この両取付片14,15の各々に、ゴム製のグロ
メット16,17を装着して、この両グロメット16,17の各々
を、ボルト18,19にて前記車体フレーム1に締結するこ
とにより、エアクリーナ11を、前記車体フレーム1に対
して、前記両グロメット16,17を介して弾性的に支持す
るにおいて、前記両グロメット16,17を、その間を結ぶ
線20が前記側面視(第1図)において前記吸気導管13の
エアクリーナ11に対する接続部13aにおける軸線13bと略
平行になる部位に設ける構成にする。
この構成において、車体フレーム1に対して左右一対の
マウント装置5,6を介して弾性的に支持された内燃機関
3は、車両の発進・停止を繰り返すこと等によって、第
1図に矢印Aで示すように、クランク軸の回りにローリ
ング揺動し、このローリング揺動が、吸気導管13を介し
てエアクリーナ11に対して伝達される。
この場合において、前記吸気導管13のうち、前記エアク
リーナ11に対する接続部13aにおける軸線13bを、前記の
ように、平面視において前記内燃機関3におけるクラン
ク軸線4と略直角で、且つ、前記クランク軸線4の方向
からの側面視において略横向きに構成したことにより、
内燃機関3がクランク軸の回りにローリング揺動するこ
とに起因して、内燃機関3からエアクリーナ11に伝達す
る外力は、前記吸気導管13のエアクリーナ11に対する接
続部13aにおける軸線13bの方向に作用することになる。
そこで、前記エアクリーナ11を車体フレーム1に対して
弾性的に支持する二つのグロメット16,17を、前記側面
視においてエアクリーナ11の左右両側で、且つ、当該両
グロメット16,17の間を結ぶ線20が前記側面視において
前記吸気導管13のエアクリーナ11に対する接続部13aに
おける軸線13bと略平行になる部位に設けることによ
り、エアクリーナ11に対して前記のように作用する外力
は、前記二つのグロメット16,17に対して略均等に作用
することになるから、エアクリーナ11が、内燃機関3の
ローリング揺動に起因して大きく振動することを、二つ
のグロメット16,17によって確実に低減することができ
るのである。
なお、前記実施例は、排気ターボ過給機を備えた車両用
内燃機関に適用した場合を示したが、本考案は、これに
限らず、排気ターボ過給機を備えていない車両用内燃機
関において、エアクリーナと、吸気マニホールドとを直
接的に吸気導管を対して接続する場合にも適用できるこ
とは云うまでもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は車両に搭載した
内燃機関における側面視で第2図のI−I視拡大図、第
2図は平面図、第3図は第2図のIII−III視拡大断面図
である。 1……車体フレーム、2……エンジンルーム、3……内
燃機関、4……クランク軸線、5,6……マウント装置、
7……吸気マニホールド、8……排気マニホールド、9
……排気ターボ過給機、11……エアクリーナ、12……大
気空気取入れ管、13……吸気導管、13a……吸気導管の
エアクリーナに対する接続部、13b……接続部の軸線、1
4,15……取付片、16,17……グロメット、18,19……ボル
ト、20……ブロメットの間を結ぶ線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体フレームに対してマウント装置を介し
    て弾性的に支持した内燃機関に取付く吸気系部品にゴム
    製蛇腹状の吸気導管を介して接続したエアクリーナを、
    前記車体フレームに対してゴム製のグロメットを介して
    弾性的に支持して成るエアクリーナの取付装置におい
    て、前記吸気導管のうち前記エアクリーナに対する接続
    部における軸線を、平面視において前記内燃機関におけ
    るクランク軸線と略直角で、且つ、前記クランク軸線の
    方向からの側面視において略横向きにする一方、前記エ
    アクリーナに対するグロメットを、二つにして、この二
    つのグロメットを、前記側面視においてエアクリーナの
    左右両側で、且つ、当該両グロメットの間を結ぶ線が前
    記側面視において前記吸気導管のエアクリーナに対する
    接続部における軸線と略平行になる部位に設けたことを
    特徴とする車両用内燃機関におけるエアクリーナの取付
    装置。
JP1577090U 1990-02-19 1990-02-19 車両用内燃機関におけるエアクリーナの取付装置 Expired - Lifetime JPH0746769Y2 (ja)

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JPH03106166U JPH03106166U (ja) 1991-11-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10002343B4 (de) * 1999-01-22 2008-01-31 Suzuki Motor Corp., Hamamatsu Abstützungs- bzw. Lagerungsstruktur für Luftfilter

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JP5873274B2 (ja) * 2011-09-12 2016-03-01 日野自動車株式会社 吸気管構造

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DE10002343B4 (de) * 1999-01-22 2008-01-31 Suzuki Motor Corp., Hamamatsu Abstützungs- bzw. Lagerungsstruktur für Luftfilter

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