JP2504617Y2 - 内燃機関におけるエアクリ―ナの取付装置 - Google Patents

内燃機関におけるエアクリ―ナの取付装置

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JP2504617Y2
JP2504617Y2 JP1990094623U JP9462390U JP2504617Y2 JP 2504617 Y2 JP2504617 Y2 JP 2504617Y2 JP 1990094623 U JP1990094623 U JP 1990094623U JP 9462390 U JP9462390 U JP 9462390U JP 2504617 Y2 JP2504617 Y2 JP 2504617Y2
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JP
Japan
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air cleaner
combustion engine
internal combustion
throttle body
attached
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JP1990094623U
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JPH0452556U (ja
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雅行 宮下
伸一 難波
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、内燃機関に対するエアクリーナを、内燃機
関に対して取付けるための装置に関するものである。
〔従来の技術〕
最近の内燃機関には、気筒列の方向に延びるチャンバ
ーと、各気筒との間を各気筒の各々について互いに独立
した分岐吸気管路にて接続することによって、慣性過給
を行うことができるようにした吸気マニホールドが適用
されている。
そして、この慣性過給式の吸気マニホールドでは、例
えば実開昭61−184858号公報等に記載されているよう
に、内燃機関に取付けた吸気マニホールドにおけるチャ
ンバーの一端に、スロットル弁を内蔵したスロットルボ
デーを取付ける一方、内燃機関を支持する車体フレーム
側にエアクリーナを取付け、このエアクリーナと、前記
スロットルボデーとの間を吸気ダクトを介して接続する
と言う構成にしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、この構成であると、前記スロットルボデー
は、可成り重いために自動車における振動によって大き
く振動する一方、エアクリーナは、前記スロットルボデ
ーとは別個に振動するもであり、換言すると、スロット
ルボデーと、エアクリーナとは、各々別々に振動するも
のであるから、この間を接続する吸気ダクトが大きく振
れ動くことになるから、この吸気ダクトにおける前記ス
ロットルボデー及びエアクリーナに対する接続部を、前
記の大きい振れ動きによって外れることがなく、且つ、
当該接続部におけるシール性が低下するのないように、
相当頑丈なものに構成しなければならず、従って、その
接続に多大の手数を必要するばかりか、製造コストのア
ップを招来するのであり、しかも、スロットルボデーと
エアクリーナとの間に長い距離をあけるようにしなけれ
ばならないので、スペースの増大を招来すると言う問題
があった。
本考案は、これらの問題を解消することを技術的課題
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この技術的課題を達成するため本考案は、 「シリンダヘッドの長手側面に、気筒列の方向に延びる
チャンバーを備えた吸気マニホールドを接合し、前記吸
気マニホールドのチャンバーにおける一端にスロットル
弁を内蔵したスロットルボデーを取付け、このスロット
ルボデーに、エアクリーナを接続して成る内燃機関にお
いて、前記エアクリーナを、前記スロットルボデー側か
ら突出する第1取付け部材に対して、当該第1取付け部
材に設けたグロメットを貫通するボルトの締結にて取付
ける一方、前記エアクリーナを、前記内燃機関又はこれ
に取付くミッションケース側から突出する第2取付け部
材に対して、当該第2取付け部材に設けたグロメットに
エアクリーナから下向きに突出したピンを挿入すること
で取付ける。」 と言う構成にした。
〔考案の作用・効果〕
このように構成すると、吸気マニホールドにおけるチ
ャンバーの一端に取付けたエアクリーナは、エアクリー
ナを介して、内燃機関又はこれに取付くミッションケー
スに対して連結されることになると共に、前記スロット
ルボデーと前記エアクリーナとの間、及び、前記エアク
リーナと内燃機関又はミッションケースとの間には、グ
ロメットが各々介挿されているから、前記スロットルボ
デーにおける振動を抑制することができると共に、スロ
ットルボデーとエアクリーナとの間における振動の差
を、エアクリーナをスロットルボデー側の第1取付け部
材に設けたグロメットを貫通するボルトにて締結したこ
とによって少なくすることができる。
ところで、内燃機関の振動は、その爆発力の方向、す
なわち、上下方向に大きいものであるから、前記したよ
うに、エアクリーナを、内燃機関又はこれに取付くミッ
ションケース側から突出する第2取付け部材に対して、
当該第2取付け部材に設けたグロメットにエアクリーナ
から下向きに突出したピンを着脱自在に挿入することで
取付けることにより、エアクリーナの横方向への振れ動
きを、ピンを介して内燃機関又はミッションケースにて
規制した状態のもとで、エアクリーナの内燃機関又はミ
ッションケースに対する上下方向の振動を或る程度許容
することができるから、前記スロットルボデー及びエア
クリーナと、内燃機関又はミッションケースとの相互間
における振動の伝達を低減することができるのである。
従って、本考案によると、スロットルボデーにおける
振動を抑制することができることに加えて、スロットル
ボデーとエアクリーナとの間における振動の差を少なく
することができると共に、スロットルボデー及びエアク
リーナと、内燃機関又はミッションケースとの相互間に
おける振動の伝達を低減することができるから、エアク
リーナとスロットルボデーとの接続部を、シール性を確
保した状態で前記従来の場合よりも遥かに簡単な構成に
でき、その接続に要する手数を大幅に低減できると共
に、製造コストを低減できるのであり、しかも、スロッ
トルボデーとエアクリーナとの間に間隔をあける必要が
ないから、スペースの縮小を図ることができる効果を有
する。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面(第1図〜第3図)につ
いて説明するに、図において符号1は、自動車における
車体フレームを示し、該車体フレーム1の前部に形成し
たエンジンルーム2内には、複数の気筒を備えた内燃機
関3が、当該内燃機関3におけるクランク軸線4を平面
視において自動車の進行方向と略直角にするようにして
横向きに搭載されている。
また、符号5は、前記内燃機関における長手方向の一
側面に取付く吸気マニホールドを示し、該吸気マニホー
ルド5は、内燃機関に気筒列の方向に延びるチャンバー
6と、該チャンバー6と各気筒との間を各気筒の各々に
ついて独立して接続する複数本の分岐吸気管路7とによ
って構成され、前記チャンバー6の一端には、スロット
ル弁8を内蔵したスロットルボデー9が取付けられてい
る。
符号10は、フイルターエレメント10aを内蔵したエア
クリーナを示し、該エアクリーナ10における出口管10b
を、ゴム等の軟質弾性体にて蛇腹管型に形成した吸気ダ
クト11を介して、前記スロットルボデー9に接続して、
このエアクリーナ10に、先端に大気空気の取り入れ口12
aを備えた大気空気導入ダクト12を接続する。
そして、前記エアクリーナ10の上部には、左右一対の
支持片13を一体的に設けて、この両支持片13を、前記ス
ロットルボデー9から突出した左右一対の第1取付け部
材14に対して、当該第1取付け部材14に設けたゴム等の
軟質弾性体製のグロメット15を上下方向に貫通するボル
ト16に締結にて取付けする一方、エアクリーナ10の下部
における取付け座17に上下方向に延びるピン18を設け、
このピン18を、前記内燃機関3又は当該内燃機関3の側
面に取付けたミッションケース3aから突出する第2取付
け部材19に対して、当該第2取付け部材19に設けたゴム
等の軟質弾性体製のグロメット20内に抜き差し自在に挿
入することによって係着する。
このように構成すると、吸気マニホールド5における
チャンバー6の一体に取付けたスロットルボデー9は、
エアクリーナ10を介して、内燃機関3又はこれに取付く
ミッションケース3aに連結されることになると共に、前
記スロットルボデー9と前記エアクリーナ10との間、及
び前記エアクリーナ10と内燃機関3又はミッションケー
ス3aとの間には、グロメット15,20が各々介挿されてい
るから、前記スロットルボデー9における振動を抑制す
ることができると共に、スロットルボデー9とエアクリ
ーナ10との間における振動の差を少なくすることができ
るのであり、しかも、エアクリーナ10の横方向への振れ
動きを、ピン18を介して内燃機関3又はミッションケー
ス3aにて規制した状態のもとで、エアクリーナ10の内燃
機関3又はミッションケース3aに対する上下方向の振動
を或る程度許容することができるから、前記スロットル
ボデー9及びエアクリーナ10と、内燃機関3又はミッシ
ョンケース3aとの相互間における振動の伝達を低減する
ことができるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は平面図、第2図
は第1図のII−II視拡大断面図、第3図は第1図のIII
−III視拡大断面図である。 3……内燃機関、3a……ミッションケース、5……吸気
マニホールド、6……チャンバー、7……分岐吸気管
路、8……スロットル弁、9……スロットルボデー、10
……エアクリーナ、11……吸気ダクト、14……第1取付
け部材、16……ボルト、18……ピン、19……第2取付け
部材、15,20……グロメット。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダヘッドの長手側面に、気筒列の方
    向に延びるチャンバーを備えた吸気マニホールドを接合
    し、前記吸気マニホールドのチャンバーにおける一端に
    スロットル弁を内蔵したスロットルボデーを取付け、こ
    のスロットルボデーに、エアクリーナを接続して成る内
    燃機関において、前記エアクリーナを、前記スロットル
    ボデー側から突出する第1取付け部材に対して、当該第
    1取付け部材に設けたグロメットを貫通するボルトの締
    結にて取付ける一方、前記エアクリーナを、前記内燃機
    関又はこれに取付くミッションケース側から突出する第
    2取付け部材に対して、当該第2取付け部材に設けたグ
    ロメットにエアクリーナから下向きに突出したピンを挿
    入することで取付けたことを特徴とする内燃機関におけ
    るエアクリーナの取付装置。
JP1990094623U 1990-09-07 1990-09-07 内燃機関におけるエアクリ―ナの取付装置 Expired - Lifetime JP2504617Y2 (ja)

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