JPH04125661U - 内燃機関におけるエアクリーナの取付け装置 - Google Patents

内燃機関におけるエアクリーナの取付け装置

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JPH04125661U
JPH04125661U JP3011591U JP3011591U JPH04125661U JP H04125661 U JPH04125661 U JP H04125661U JP 3011591 U JP3011591 U JP 3011591U JP 3011591 U JP3011591 U JP 3011591U JP H04125661 U JPH04125661 U JP H04125661U
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JP
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air cleaner
throttle body
internal combustion
combustion engine
bracket
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Application number
JP3011591U
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English (en)
Inventor
雅行 宮下
伸一 難波
Original Assignee
ダイハツ工業株式会社
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアクリーナ10を、吸気マニホールド5に
取付くスロットルボデー9に対して直接的に接続すると
共に、このエアクリーナ10の取付けを簡単化する。 【構成】 前記エアクリーナ10に設けた接続口部15
を、前記スロットルボデー9における接続部13に被嵌
し、前記エアクリーナ10に設けたブラケット16,1
7を、前記エアクリーナ10をスロットルボデー9の接
続部13の軸線回りに回転したとき前記スロットルボデ
ー9側に設けたブラケット18,19に接当するように
構成して両者をボルト22,23にて締結し、更に、内
燃機関又はこれに取付くミッションケースから突出のス
テーブラケット26に、前記接続部13の軸線と略直角
に延びる二股部27を設けて、これに前記エアクリーナ
10に設けたピン軸24を嵌まり係合する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内燃機関に対するエアクリーナを、内燃機関に対して取付けるため の装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近の内燃機関には、気筒列の方向に延びるチャンバーと、各気筒との間を各 気筒の各々について独立した分岐吸気管路にて接続することによって、慣性過給 を行うようにしたいわゆる慣性過給式の吸気マニホールドが適用されている。 そして、この慣性過給式の吸気マニホールドでは、例えば、実開昭61−18 4858号公報等に記載されているように、内燃機関に取付けた吸気マニホール ドにおけるチャンバーの一端部に、スロットル弁を内蔵したスロットルボデーを 取付ける一方、内燃機関を搭載した車体フレーム側にエアクリーナを取付け、こ のエアクリーナと、前記スロットルボデーとの間を吸気ダクトを介して接続する と言う構成にしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この構成であると、前記スロットルボデーは、可成り重いため車両の 振動によって大きく振動する一方、エアクリーナは、前記スロットルボデーとは 別個に振動するものであり、換言すると、スロットルボデーとエアクリーナとは 、各々別々に振動するものであることにより、その間を接続する吸気ダクトが大 きく振れ動くことになるから、この吸気ダクトにおける前記スロットルボデー及 びエアクリーナに対する接続部を、前記の大きい振れ動きによって外れることが ないように構成しなければならず、従って、その接続に多大の手数を必要とする ばかりか、部品点数が多くなるので、製造コストの大幅なアップを招来するので あり、しかも、スロットルボデーとエアクリーナとの間に、吸気ダクトを設ける だけの空間をあけるようにしなければならないので、スペースの増大を招来する と言う問題があった。
【0004】 本考案は、エアクリーナを、吸気マニホールドに取付くスロットルボデーに対 して、直接的に接続することにより、前記の問題を解消すると共に、エアクリー ナをスロットルボデーに対して直接的に接続した状態で取付けることが、至極簡 単にできるようにすることを技術的課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を達成するため本考案は、チャンバーを備えた吸気マニホール ドと、該吸気マニホールドのチャンバーに取付けたスロットルボデーと、エアク リーナとから成る内燃機関において、前記エアクリーナに設けた接続口部を、前 記スロットルボデーにおける接続部に被嵌する一方、前記エアクリーナの上部に 設けたブラケットを、前記エアクリーナをその接続口部をスロットルボデーの接 続部に被嵌した状態で当該接続部の軸線回りに回転したとき前記スロットルボデ ー側に設けたブラケットに対して接当するように構成して、このエアクリーナ側 ブラケットを、前記スロットルボデー側ブラケットにボルトにて締結し、更に、 前記エアクリーナには、当該エアクリーナにおけるブラケットより下方の部位に ピン軸を設ける一方、前記内燃機関又はこれに取付くミッションケースから突出 したステーブラケットに、前記ピン軸が嵌まり係合する二股部を、当該二股部が 、前記スロットルボデーにおける接続部の軸線と略直角に延びるように設ける構 成にした。
【0006】
【作用】
この構成において、エアクリーナを、その接続口部を吸気マニホールドに取付 くスロットルボデーの接続部に被嵌し、この状態で当該接続部の軸線回りに回転 すると、このエアクリーナの上部に設けたブラケットがスロットルボデー側ブラ ケットに対して接当すると共に、エアクリーナの下部に設けたピン軸が、内燃機 関又はこれに取付くミッションケースから突出したステーブラケットの二股部に 対して嵌まり係合するから、前記エアクリーナ側のブラケットを、スロットルボ デー側ブラケットに対してボルトにて締結することにより、前記エアクリーナを 、内燃機関側に対して取付けすることができる。
【0007】 この場合において、前記ステーブラケットにおける二股部は、前記スロットル ボデーにおける接続部の軸線と略直角の方向に延びていて、この二股部に対して 、前記エアクリーナに設けたピン軸が嵌まり係合することにより、エアクリーナ の上部に設けたブラケットをスロットルボデー側のブラケットに対してボルトに て締結するだけで、前記下部のピン軸を、前記ステーブラケットに対してボルト 等にて固着することを必要とすることなく、エアクリーナを、スロットルボデー から抜け不能に取付けることができる。
【0008】
【考案の効果】
本考案は、以上のように、エアクリーナを、内燃機関側に支持した状態で、ス ロットルボデーに対して直接的に接続するものであって、前記従来のように、ス ロットルボデーとエアクリーナとの間を吸気ダクトを介して接続するものに比べ て、接続部の構成が遙かに簡単になるから、部品点数を少なくできると共に、ス ペースを大幅に縮小できるのである。
【0009】 しかも、前記エアクリーナの取付けに際しては、このエアクリーナを、その接 続口部をスロットルボデーの接続部に対して被嵌し、この状態で接続部の軸線回 りに、当該エアクリーナの上部に設けたブラケットがスロットルボデー側ブラケ ットに接当するまで回転したのち、このエアクリーナにおけるブラケットをスロ ットルボデー側ブラケットに対してボルトにて締結するだけで良く、エアクリー ナの上部と下部との両方においてボルトにて締結することを必要としないから、 エアクリーナの取付け及び取り外しが、至極簡単に、且つ、迅速にできる効果を 有する。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面について説明する。 図において符号1は、自動車における車体フレームを示し、該車体フレーム1 の前部に形成したエンジンルーム2内には、複数の気筒を備えた内燃機関3が、 当該内燃機関3におけるクランク軸線4を平面視において自動車の進行方向と略 直角にするように横向きに搭載されている。
【0011】 符号5は、前記内燃機関3における長手方向の一側面に取付く慣性過給式の吸 気マニホールドを示し、該吸気マニホールド5は、内燃機関3における気筒列の 方向に延びるチャンバー6と、該チャンバー6と各気筒との間を各気筒の各々に ついて独立して接続する複数本の分岐吸気管路7とによって構成され、前記チャ ンバー6の一端には、スロットル弁8を内蔵したスロットルボデー9が取付けら れている。
【0012】 符号10は、フイルタエレメント(図示せず)を内蔵したエアクリーナを示し 、このエアクリーナ10には、大気空気の取り入れ口11からの大気空気用導入 ダクト12が接続されている。 そして、前記エアクリーナ10には、前記スロットルボデー9に一体的に設け た接続部13に対してゴム等の軟質弾性体製のシール体14を介して被嵌する接 続口部15を一体的に造形する一方、このエアクリーナ10には、その上部の部 位に、左右一対のブラケット16,17を設けて、この両ブラケット16,17 を、前記エアクリーナ10をその接続口部15をスロットルボデー9の接続部1 3に被嵌した状態で当該接続部13の軸線13aの回りに矢印A方向に回転した とき前記スロットルボデー9から突出した左右一対のブラケット18,19の各 々に対して接当するように構成して、このエアクリーナ10側の両ブラケット1 6,17を、前記スロットルボデー9側の両ブラケット18,19に対して、各 々ゴム等の軟質弾性体製のグロメット20,21を介してボルト22,23にて 締結する。
【0013】 更に、前記エアクリーナ10の底面には、ピン軸24を下向きに突出する一方 、前記内燃機関3又はこれに取付くミッションケース25から前記エアクリーナ 10に向かって突出したステーブラケット26には、二股部27を、当該二股部 27が前記スロットルボデー9における接続部13の軸線13aと略直角の方向 に延びるように設けて、この二股部27に、前記エアクリーナ10の底面におけ るピン軸24を、ゴム等の軟質弾性体製のグロメット28を介して嵌まり係合す る。
【0014】 なお、前記エアクリーナ10における接続口部15には、その円周方向の複数 箇所に、当該接続口部15における軸線方向に延びるスリット溝が設けられ、且 つ、この接続口部15を、その外側に被嵌したバンド(図示せず)にて締め付け ると言う構成になっている。 この構成において、エアクリーナ10を、その接続口部15を吸気マニホール ド5に取付くスロットルボデー9の接続部13に被嵌し、この状態で当該接続部 13の軸線13aの回りに回転すると、このエアクリーナ10の上部に設けた両 ブラケット16,17がスロットルボデー9側の両ブラケット18,19に対し て各々接当すると共に、エアクリーナ10の下部に設けたピン軸24が、内燃機 関3又はこれに取付くミッションケース25から突出したステーブラケット26 の先端の二股部27に対して嵌まり係合するから、前記エアクリーナ10側の両 ブラケット16,17を、スロットルボデー9側の両ブラケット18,19に対 して各々ボルト22,23にて締結することにより、前記エアクリーナ10を、 内燃機関3側に対して取付けすることができる。
【0015】 この場合において、前記ステーブラケット26における二股部27は、前記ス ロットルボデー9における接続部13の軸線13aと略直角方向に延びていて、 この二股部27に対して、前記エアクリーナ10に設けたピン軸24が嵌まり係 合することにより、エアクリーナ10の上部に設けた両ブラケット16,17を スロットルボデー7側の両ブラケット18,19に対して各々ボルト22,23 にて締結するだけで、前記下部のピン軸24を、前記ステーブラケット26に対 してボルト等にて固着することを必要とすることなく、エアクリーナ10を、ス ロットルボデー9から抜け不能に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内燃機関を自動車に搭載したときの平面図であ
る。
【図2】図1のII−II視拡大断面図である。
【図3】図2のIII −III 視断面図である。
【図4】図2のIV−IV視断面図である。
【符号の説明】
1 車体フレーム 2 エンジンルーム 3 内燃機関 5 吸気マニホールド 6 チャンバー 7 分岐吸気管路 8 スロットル弁 9 スロットルボデー 10 エアクリーナ 13 スロットルボデーの接続部 13a スロットルボデーの接続部における軸
線 15 エアクリーナの接続口部 16,17 エアクリーナ側ブラケット 18,19 スロットルボデー側ブラケット 22,23 ボルト 24 ピン軸 25 ミッションケース 26 ステーブラケット 27 二股部 20,21,28 グロメット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】チャンバーを備えた吸気マニホールドと、
    該吸気マニホールドのチャンバーに取付けたスロットル
    ボデーと、エアクリーナとから成る内燃機関において、
    前記エアクリーナに設けた接続口部を、前記スロットル
    ボデーにおける接続部に被嵌する一方、前記エアクリー
    ナの上部に設けたブラケットを、前記エアクリーナをそ
    の接続口部をスロットルボデーの接続部に被嵌した状態
    で当該接続部の軸線回りに回転したとき前記スロットル
    ボデー側に設けたブラケットに対して接当するように構
    成して、このエアクリーナ側ブラケットを、前記スロッ
    トルボデー側ブラケットにボルトにて締結し、更に、前
    記エアクリーナには、当該エアクリーナにおけるブラケ
    ットより下方の部位にピン軸を設ける一方、前記内燃機
    関又はこれに取付くミッションケースから突出したステ
    ーブラケットに、前記ピン軸が嵌まり係合する二股部
    を、当該二股部が、前記スロットルボデーにおける接続
    部の軸線と略直角に延びるように設けたことを特徴とす
    る内燃機関におけるエアクリーナの取付け装置。
JP3011591U 1991-04-30 1991-04-30 内燃機関におけるエアクリーナの取付け装置 Pending JPH04125661U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009299606A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Hitachi Koki Co Ltd エンジン工具
JP2013050058A (ja) * 2011-08-30 2013-03-14 Toyota Boshoku Corp エアクリーナのケース及びエアクリーナ
JP2022155492A (ja) * 2021-03-30 2022-10-13 ダイハツ工業株式会社 エンジンの吸気装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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