JPH0745847Y2 - ワイヤハーネス布線具 - Google Patents

ワイヤハーネス布線具

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JPH0745847Y2
JPH0745847Y2 JP1990001629U JP162990U JPH0745847Y2 JP H0745847 Y2 JPH0745847 Y2 JP H0745847Y2 JP 1990001629 U JP1990001629 U JP 1990001629U JP 162990 U JP162990 U JP 162990U JP H0745847 Y2 JPH0745847 Y2 JP H0745847Y2
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JP
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wire harness
wire
fixing
column
wiring
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JP1990001629U
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JPH0394724U (ja
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由来夫 大橋
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電線を支持するワイヤハーネス布線具に係
り、布線板上にネジ止め固定する際に位置ずれするのを
防止したものである。
〔従来の技術〕
第10図は、実開昭61−206221号等に開示された従来のワ
イヤハーネス布線具の使用例を示す全体図、第11図は、
該ワイヤハーネス布線具を布線板に取り付ける状態を示
すものである。
図で、33は、ワイヤハーネス布線具、2は、布線板、3
は、ワイヤハーネスを示す。
該ワイヤハーネス布線具33は、支柱34の先端方にU字状
の電線支持部35を延設し、該支柱34の基端方に、ボルト
挿通用長孔36を有する固定部37を直交して連成したもの
である。また、該布線板2には、複数の固定孔9を等間
隔に整列して穿設してあり、布線板2の裏面には、該固
定孔9の夫々に対してナット11を溶着等の手段によって
設けている。そして、ワイヤハーネス3の配索形状に合
わせて該固定孔9を選択し、該固定孔9のいずれかに対
して前記ワイヤハーネス布線具33を蝶ネジ12やボルト
(図示せず)で締付固定するのである。
しかしながら、上記従来のワイヤハーネス布線具33にあ
っては、蝶ネジ12で締付固定する際に、該蝶ネジ12の回
転に伴ってワイヤハーネス布線具33自体が追動して電線
支持部35の向きが変わり位置ずれしてしまうために、一
々、ワイヤハーネス布線具33を手で押えて作業しなけれ
ばならず、作業性が悪いという問題があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、上記した点に鑑み、布線具を布線板にネジで
締付固定する際に、一々手で押えなくても位置ずれする
ことのないワイヤハーネス布線具を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、支柱の先端方に
電線支持部を設け、該支柱の基端方に、ネジ挿通孔を有
する固定部を該支柱と直交する方向に突出して設け、布
線板に形成された複数の固定孔のいずれか一方に該固定
部をネジ止めするワイヤハーネス布線具において、前記
複数の固定孔のいずれか他方に係合するピン部を有する
回り止め杆を、前記支柱の基端方において前記固定部の
突出方向とは反対の方向に突出して且つ該支柱と一体に
構成して成ることを基本とする。
そして、前記回り止杆を、前記ピン部を有するスライド
部と、該スライド部に対するガイド部とにより構成し
て、長手方向に伸縮自在とする構造も有効である。
〔作用〕
固定部を布線板にネジ固定する際や、支柱先端の電線支
持部に電線を布線する際に、ネジ締め時のトルクや布線
時の電線の引張に伴うトルクが支柱に伝わっても、回り
止め杆のピン部が布線板に固定され、該回り止め杆と支
柱とが一体であるから、支柱の回動が阻止され、電線が
位置ずれなく正確な位置に配索される。
また、回り止杆をスライド部とガイド部とにより構成す
ることにより、回り止杆の長さを任意に変えることがで
きるから、ピン部に対する固定孔を選定する自由度が増
し、ワイヤハーネス布線具の正確な位置決めが可能とな
る。
〔実施例〕
第1図は、本考案に係るワイヤハーネス布線具(一実施
例)の使用例を示す全体図、第2図は、該ワイヤハーネ
ス布線具を示す斜視図である。
図で、1は、ワイヤハーネス布線具、2は、布線板、3
は、ワイヤハーネスを示す。
該ワイヤハーネス布線具1は、支柱4の先端方にU字状
の電線支持部5を延設し、該支柱4の基端方の一側に、
ボルト挿通用長孔6を有するプレート状の固定部7を直
交して連成すると共に、該支柱4の基端方の他側に、該
固定部7とは対称位置に杆部8aを突設し、該杆部8aの先
端に、布線板2の固定孔9に係合可能なピン部10を垂設
することにより、回り止杆8を形成したことを特徴とす
るものである。
ここで該杆部8aの位置は、必ずしも支柱4の基端方に限
らず、該支柱4の中間部あるいは固定部7であってもよ
い。
また、布線板2には、従来同様に、複数の固定孔9を等
間隔に整列して穿設してあり、該布線板2の裏面には、
該固定孔9の夫々に対してナット11を溶着等の手段によ
って設けている。
そして、第3図に、第2図の矢視A相当図を示すよう
に、該固定孔9に対してワイヤハーネス布線具1のピン
部10を挿入し、固定部7のボルト挿通用長孔6に蝶ネジ
11を通し、隣接する他の固定孔9aのナット11に該蝶ネジ
12を締め込むのである。
ここで、第4図に、第2図の矢視B図を示すように、ピ
ン部10を挿入するための固定孔9としては、反対側の固
定孔9bを用いてもよく、また、ワイヤハーネス3(第1
図参照)の布線方向によっては、直交方向の固定孔9cを
用いることができる。
第5図は、本考案に係るワイヤハーネス布線具の他の実
施例を示す分解斜視図、第6図は、その組付状態を示す
縦断面図である。
このワイヤハーネス布線具13は、支柱14の先端方にU字
状の電線支持部15を延設し、該支柱14の基端方の一側
に、ボルト挿通用長孔16を有するプレート状の固定部17
を直交して連成すると共に、該支柱14の基端方の他側
に、該固定部17とは対称位置に、杆部18aを突設し、該
杆部18aに対し、長手方向に断面矩形状のガイド溝19を
設けると共に該ガイド溝19の底部に複数の係止孔20を並
設することによりガイド杆部18を形成し、該ガイド杆部
18のガイド溝19に対して、先端にピン部21、後端に、係
止ピン22に対する挿通孔23を夫々有する断面矩形状のス
ライド杆部24をスライド自在に嵌合し、該係止ピン22を
該挿通孔23に通して任意の係止孔20に嵌合することによ
り、該スライド杆部24を適宜位置に固定可能として成る
ものである。
第7図は、前記ワイヤハーネス布線具の変形例を示す要
部分解斜視図、第8図は、その組付状態を示す縦断面図
である。
このワイヤハーネス布線具25は、支柱26の基端方に直交
して突設した杆部27aに対し、長手方向に凸形状のガイ
ド溝28を穿設すると共に該杆部27aの上壁部に、該ガイ
ド溝28に連通する雌ネジ孔29を設けることによりガイド
杆部27を形成し、該ガイド杆部27のガイド溝28に対し
て、先端にピン部30を有する断面凸形状のスライド杆部
31をスライド自在に嵌合し、前記雌ネジ孔29に小ネジ32
を螺挿して、該スライド杆部31を任意の位置で固定可能
として成るものである。
上記したワイヤハーネス布線具13,25によれば、第9図
に、第8図の矢視C図を示すように、布線板2の固定孔
9にピン部21,30を挿入する際に、最短位置の固定孔9
(及び9b,9c)と対角方向の固定孔9d及び斜め遠方の固
定孔9eとを適宜選択して使用することができるから、ワ
イヤハーネス布線具13,25の向きを任意の位置に設定す
ることができる。
〔考案の効果〕
以上の如くに、本考案によれば、回り止め杆を支柱の基
端方において固定部の突出方向とは反対の方向に突出し
て且つ該支柱と一体に構成したから、ネジ締め時のトル
クや布線時の電線の引張に伴う回転トルクが支柱に伝わ
っても、支柱が回動することがなく、それにより電線が
位置ずれなく正確な位置に配索される。また布線板にネ
ジで締付固定する際に、一々手で押えなくても位置ずれ
することがないから、作業性を向上させることができ
る。
また、回り止杆をスライド部とガイド部とにより構成す
ることにより、回り止杆の長さを任意に変えることがで
きるから、ピン部に対する固定孔を選定する自由度が増
し、ワイヤハーネス布線具の正確な位置決めが可能とな
り、ワイヤハーネスの寸法精度の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の使用状態を示す全体斜視
図、 第2図は本考案の一実施例を示す斜視図、 第3図は同じく組付状態を示す第2図の矢視A相当図、 第4図は同じく第2図の矢視B平面図、 第5図は他の実施例を示す分解斜視図、 第6図は同じく縦断面図、 第7図は変形例を示す要部分解斜視図、 第8図は同じく縦断面図、 第9図は第8図の矢視C相当平面図、 第10図は従来例の使用状態を示す全体斜視図、 第11図は従来例を示す斜視図である。 1,13,25……ワイヤハーネス布線具、2……布線板、4,1
4,26……支柱、5,15……電線支持部、7,17……固定部、
8……回り止杆、9,9a〜9e……固定孔、10,21,30……ピ
ン部、12……蝶ネジ、18,27……ガイド杆部、19,28……
ガイド溝、24,31……スライド杆部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支柱の先端方に電線支持部を設け、該支柱
    の基端方に、ネジ挿通孔を有する固定部を該支柱と直交
    する方向に突出して設け、布線板に形成された複数の固
    定孔のいずれか一方に該固定部をネジ止めするワイヤハ
    ーネス布線具において、前記複数の固定孔のいずれか他
    方に係合するピン部を有する回り止め杆を、前記支柱の
    基端方において前記固定部の突出方向とは反対の方向に
    突出して且つ該支柱と一体に構成して成ることを特徴と
    するワイヤハーネス布線具。
  2. 【請求項2】前記回り止め杆を、前記ピン部を有するス
    ライド部と、該スライド部に対するガイド部とにより構
    成して長手方向に伸縮自在とした請求項(1)記載のワ
    イヤハーネス布線具。
JP1990001629U 1990-01-16 1990-01-16 ワイヤハーネス布線具 Expired - Lifetime JPH0745847Y2 (ja)

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KR20180076001A (ko) * 2016-12-27 2018-07-05 (주)티에이치엔 자동차의 와이어링 제작용 지그

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