JP2605218Y2 - フロアパネルの支持装置 - Google Patents

フロアパネルの支持装置

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JP2605218Y2
JP2605218Y2 JP1993045402U JP4540293U JP2605218Y2 JP 2605218 Y2 JP2605218 Y2 JP 2605218Y2 JP 1993045402 U JP1993045402 U JP 1993045402U JP 4540293 U JP4540293 U JP 4540293U JP 2605218 Y2 JP2605218 Y2 JP 2605218Y2
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floor panel
support
bolt
floor
adjustment
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JP1993045402U
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弘太 上野
直幸 佐伯
宏行 勝井
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光洋機械産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、コンクリ−ト床面な
どの基準床面上に敷設して二重床を構成するフロアパネ
ルの支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ケ−ブル類や換気ダクトなどの配設に利
用される自由空間を床の下方に確保するための二重床
は、通常、支持装置に支承された複数のフロアパネルを
基準床面上に隣接配置することにより構成されている。
ところで、従来より、かかる二重床を構成するフロアパ
ネルの支持装置としては、所要長の基台付き支持ボルト
と、該支持ボルトに筒体を介して嵌装支持された上面に
係止突起を有するフロアパネル受座と、筒体の下端部に
掛止しつつ該フロアパネル受座を上下動せしめるべく支
持ボルトに螺合された調整ナット部材とより構成された
ものが知られている。そして、かかる支持装置は、基準
床面上に敷設すべきフロアパネルのコ−ナ−部が複数集
合する位置に基台を介して支持ボルトを立設せしめ、調
整ナット部材を上下に螺動せしめつつ、筒体を介してフ
ロアパネル受座の高さを適正に調整したのち、止ネジで
もって調整ナット部材および筒体を支持ボルトに固定せ
しめる。ついで、フロアパネルのコ−ナ−部裏面に形成
された係合凹部を係合突起に係合せしめつつ、順次フロ
アパネルのコ−ナ−部をフロアパネル受座に載置して隣
接状態に敷設せしめるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
支持装置は、フロアパネル受座を所定の高さに調整支持
する調整ナット部材、および筒体を止ネジでもって支持
ボルトに固定するものであるから、その調整支持作業が
非常に面倒で手間がかかるのみならず、経時的に止ネジ
が緩みを生じてその固定が不安定となりやすいものであ
る。また、フロアパネル受座は、その上面に形成した係
合突起をフロアパネル裏面の係合凹部に係合せしめつつ
フロアパネルを載置支持せしめるにすぎないものである
から、フロアパネルが不安定化してガタなどを生じやす
く、必ずしも満足すべきフロアパネルの支持を期待しず
らいものであった。
【0004】この考案は、従来の問題点を一挙に解決
し、フロアパネル受座の高さを極めて容易に、しかも、
確実に調整することが出来るのみならず、フロアパネル
を強固に締結支持せしめることが出来る便利なフロアパ
ネルの支持装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、この考案は、軸線
に沿ってネジ孔4を有する所要長の基台1付き支持ボル
ト3と、該支持ボルト3にナット部材6を介して昇降自
在に取付けられた調整台5と、該調整台5に外嵌された
上面にフロアパネル用係合突起9を有する略キャップ状
フロアパネル受座7と、該フロアパネル受座7および調
整台5を挿通して支持ボルト3のネジ孔4に螺合自在と
されたフロアパネル押さえ用頭部11付き締結ボルト部
材10とより構成されたものである。
【0006】
【作用】基準床面18の所定位置に基台1を介して支持
ボルト3を立設せしめ、ナット部材6を上下に螺動せし
めつつ調整台5でもってフロアパネル受座7を所定の高
さに調整支持せしめる。ついで、図2および図3に示す
ように、フロアパネル14の係合凹部15を係合突起9
に係合せしめつつ、順次フロアパネル14のコ−ナ−部
16を隣接集合せしめてフロアパネル受座7上に載置せ
しめる。しかるのち、上方より締結ボルト部材10を、
フロアパネル受座7および調整台5を挿通して支持ボル
ト3のネジ孔4に螺合せしめ、頭部11でもって隣接集
合するフロアパネル14のコ−ナ−部16を押えつつ、
フロアパネル14・フロアパネル受座7・調整台5を一
体的に締結してフロアパネル14を確実に支持せしめる
ことが出来る。
【0007】
【実施例】以下に、この考案を図面に示す一実施例につ
いて説明する。1は周縁に接着剤逃げ孔2を有する方形
板状の基台、3は該基台1の中心部に立設された所要の
長さを有する支持ボルト、4は該支持ボルト3の軸線に
沿って形成されたネジ孔である。5は支持ボルト3にナ
ット部材6を介して昇降自在に取付けられた略逆ハット
形状の調整台、7は該調整台5に外嵌された略円形キャ
ップ状のフロアパネル受座、8は該フロアパネル受座7
の中心部に形成されたボルト挿通孔、9は同フロアパネ
ル受座7上面の外周縁に所定間隔をおいて突設された4
個の係合突起である。10はフロアパネル受座7のボル
ト挿通孔8を通して支持ボルト3のネジ孔4に螺合自在
とされた締結ボルト部材で、該締結ボルト部材10の頭
部11は後記するフロアパネル14を上方より押さえる
べく略円板状に形成されると共に、その上面にはコイン
や締結工具の先部を差込むマイナス形の溝12と六角形
状の孔13が各々連通状に形成されている。その他、1
4は方形状のフロアパネル、15はフロアパネル受座7
の係合突起9に対応すべく該フロアパネル14の各コ−
ナ−部16裏面に形成された係合凹部、17は同コ−ナ
−部16に形成された切欠き付き掛止段部、18はコン
クリ−ト床面などの基準床面を示す。
【0008】上述の如く構成された支持装置は、まず、
フロアパネル14のコ−ナ−部16が2個ないし4個隣
接して集合する基準床面18上に基台1を接着剤やボル
トなどの固定手段でもって固定し、支持ボルト3を基準
床面18上に立設せしめる。ついで、ナット部材6を支
持ボルト3に沿って上下に螺動せしめることにより調整
台5でもってフロアパネル受座7を所定の高さに調整す
る。しかるのち、係合突起9に係合凹部15を係合しつ
つ、各フロアパネル14のコ−ナ−部16をフロアパネ
ル受座7上に載置せしめると共に、必要に応じてナット
部材6を上下に螺動せしめ、フロアパネル14の高さを
微調整する。このさい、フロアパネル14を係止状態に
載置支持するフロアパネル受座7が調整台5に外嵌され
ているため、ナット部材6の螺動に伴う調整台5の回転
調整作動をスム−ズになしうる。フロアパネル14にお
ける高さの微調整が完了すると、上方より締結ボルト部
材10を、フロアパネル受座7のボルト挿通孔8および
調整台5を挿通して支持ボルト3のネジ孔4に螺合せし
め、頭部11でもって隣接集合するコ−ナ−部16の掛
止段部17を押さえつつ、フロアパネル14のコ−ナ−
部16とフロアパネル受座7と調整台5とを一体的に締
結し、フロアパネル14を強固に、しかも確実に固定し
て支持せしめる。
【0009】
【考案の効果】この考案によれば以上の次第で、軸線に
沿ってネジ孔4を有する所要長の基台1付き支持ボルト
3と、該支持ボルト3にナット部材6を介して昇降自在
に取付けられた調整台5と、該調整台5に外嵌された上
面にフロアパネル用係合突起9を有する略キャップ状フ
ロアパネル受座7と、該フロアパネル受座7および調整
台5を挿通して支持ボルト3のネジ孔4に螺合自在とさ
れたフロアパネル押さえ用頭部11付き締結ボルト部材
10とより構成されているから、支持ボルト3に沿って
ナット部材6を上下に螺動せしめつつ調整台5によりフ
ロアパネル受座7の高さを調整し、また、上方より締結
ボルト部材10を支持ボルト3のネジ孔4に螺合せし
め、頭部11でもって隣接集合するフロアパネル14の
コ−ナ−部16を押さえつつフロアパネル14・フロア
パネル受座7・調整台5を一体的に締結するという極め
て簡単な操作でもって、常にフロアパネル受座7の高さ
を自由に、しかも、確実に調整することが出来るのみな
らず、フロアパネル14の支持を迅速、かつ、確実にな
しうるものであり、ひいては、フロアパネル14の敷設
作業を極めて効率よく行うことが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】同使用状態を示す斜視図である。
【図3】同使用状態を示す一部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 基台 3 支持ボルト 4 ネジ孔 5 調整台 6 ナット部材 7 フロアパネル受座 9 係合突起 10 締結ボルト部材 11 頭部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平5−24776(JP,U) 特公 平4−65943(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 15/00 E04F 15/024

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線に沿ってネジ孔4を有する所要長の
    基台1付き支持ボルト3と、該支持ボルト3にナット部
    材6を介して昇降自在に取付けられた調整台5と、該調
    整台5に外嵌された上面にフロアパネル用係合突起9を
    有する略キャップ状フロアパネル受座7と、該フロアパ
    ネル受座7および調整台5を挿通して支持ボルト3のネ
    ジ孔4に螺合自在とされたフロアパネル押さえ用頭部1
    1付き締結ボルト部材10とよりなる、フロアパネルの
    支持装置。
JP1993045402U 1993-07-27 1993-07-27 フロアパネルの支持装置 Expired - Lifetime JP2605218Y2 (ja)

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JPH0710200U JPH0710200U (ja) 1995-02-14
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