JP2510924Y2 - フリ―アクセスフロア用支持脚 - Google Patents

フリ―アクセスフロア用支持脚

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JP2510924Y2
JP2510924Y2 JP1990069327U JP6932790U JP2510924Y2 JP 2510924 Y2 JP2510924 Y2 JP 2510924Y2 JP 1990069327 U JP1990069327 U JP 1990069327U JP 6932790 U JP6932790 U JP 6932790U JP 2510924 Y2 JP2510924 Y2 JP 2510924Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、多数枚の床パネルを建造物のコンクリー
ト基礎床面上方に敷設せしめてフリーアクセスフロア
(浮床)を施工する際、隣接する各床パネルのコーナー
部を載置支持させるために用いる支持脚に関し、特に基
礎床面上に固定的に脚支持を立設させ、この脚支持にパ
ネル載置用台座を上下動自在に螺装させて該台座を回し
て載置支持する多数枚床パネルの高さ調整を行なう高さ
調整方式の支持脚に関するものである。
〈従来の技術及びその問題点〉 此種、高さ調整方式の支持脚にあってはパネル載置用
台座を回して載置支持する各床パネルのパネル表面を面
一状に高さ調整した後、該パネル載置用台座が地震や歩
行者の歩行振動等によって空回りして上下に移動変位、
即ち、調整されたパネル載置用台座の高さが不用意に変
わらない様に固定する必要がある。
しかし乍ら、従来のパネル載置用台座の空回り防止構
造は台座自体に、脚支柱を螺挿する脚螺挿ネジ孔に向け
て直交状に貫通突出する回止めネジを螺合装着し、この
回止めネジを高さ調整操作終了後締め付けて該ネジ先端
を脚支柱の外周に圧着係止させるか、或いは脚支柱に回
止めナットを螺装して置き、この回止めナットをパネル
載置用台座の脚螺挿ネジ孔の下端開口縁に衝合係止させ
てパネル載置用台座を固定し該台座が空回りしない様に
していたため、前者の場合は回止めネジの圧着によって
脚支柱の外周に刻設されたネジ部の山を潰す虞れがあ
り、電子計算機やオィスオートメーション機器等の設置
機器類のレイアウト変更等に伴う床パネルの敷き変えに
よって高さ調整を行なう際、パネル載置用台座の回転が
鈍り、レイアウト変更時の高さ調整操作(作業)に悪影
響を及ぼすものであった。
他方、後者の場合は、上述した前者の問題は生じるこ
とはないが、前者同様フリーアクセスフロアの床下空間
(基礎床面からの高さ)が100mm前後と低い二重床構造
にあってはその狭い床下空間に作業者が手を差し入れ且
つ回止めネジ及び回止めナットを回す工具を用いてその
締付け操作を行なうことは非常に作業がしずらく、作業
者の疲労を増大させてしまうものであった。
〈考案が解決しようとする課題〉 本考案はこの様な従来問題に鑑みてなされたものであ
り、その解決しようとする技術的課題は、高さ調整後の
パネル載置用台座の回止め操作を床パネル上において行
ない、該パネル載置用台座を固定することができる様に
することにある。
〈技術的課題を達成するための手段〉 上記課題を達成するために本考案が講じる技術的手段
は、基礎床面に立設される脚支柱と、軸芯に脚螺挿ネジ
孔を貫通状に開設して脚支柱に上下動自在に螺合装着さ
れるパネル載置用台座とからなり、前記脚支柱の上端に
床パネルのコーナー部を押える押えプレートを固定する
ためのパネル固定ネジを螺合締結させるネジ孔を設け、
前記パネル載置用台座の脚螺挿ネジ孔内には前記脚支柱
の上端に衝合係止させて当該パネル載置用台座の空回り
を防止するための回止めネジを螺合装着し、上記回止め
ネジにはレンチドライバーを係合させるためのネジ遊挿
孔を前記パネル固定ネジの外径より大径に開設せしめて
なるものである。
〈作用〉 而して、上記した本考案の技術的手段によれば、パネ
ル載置用台座を回して各床パネルのパネル表面間に高低
差のない面一状に高さ調整した後、脚支持と同様にパネ
ル載置用台座の上下に貫通する脚螺挿ネジ孔内に螺挿し
た回止めネジを、床パネル上から所望の工具を用いて回
動締め付けて脚支柱の上端に衝合係止差せることによっ
て該脚支柱にパネル載置用台座が空回りしない様に固定
する。
尚、回止めネジはラフな状態で脚螺挿ネジ孔内に予め
螺挿内蔵して置くか、高さ調整後該ネジ孔内に螺挿して
脚支柱の上端に衝合するまで回動締め付けるものであ
る。
〈実施例〉 本考案の実施の一例を図面に基づいて以下説明する
と、支持脚Aは建造物のコンクリート基礎床面Bに接着
剤等によって固定する設置プレートa3を下端に一体又は
固着備え且つ該床面Bより所望の高さにて立設する外側
に雄ネジを施した脚支柱a1と、軸芯中央に脚螺挿ネジ孔
1を上下貫通状に開設し脚支柱a1に回転上下動自在に螺
装されて隣接衝合する4枚の床パネルCの各コーナー部
を載置支持するパネル載置用台座a2から構成し、このパ
ネル載置用台座a2を回して各床パネルCのパネル表面間
に高低差のない面一状に高さ調整し得る様になってい
る。そして、脚螺挿ネジ孔1内には脚支持a1の上端に衝
合係止させてパネル載置用台座a2の空回りを防止する回
止めネジa4を螺挿する。
尚、本実施例使用の床パネルCはパネル載置用台座a2
上に載せる4隅コーナー部を上下方向に切欠せしめて当
該部に切欠部2を平面円弧状に形成し、4枚の床パネル
Cのコーナー部をパネル載置用台座a2上に載せた時に各
コーナー部の切欠部2の両側縁同志の衝合連設によって
脚支持a1の軸芯上方、即ちパネル載置用台座a2の脚螺挿
ネジ孔1と同心状で台座a2の上部側を遊嵌状に囲む大き
さの開口空間3が平面同心円状に構成される様になって
いる。
また、コーナー切欠部2の上縁面にはパネル表面より
一段低く段設した段部4を平面略扇形状に形成し、切欠
部2の両側縁同志の衝合連設によって平面リング状(円
形状)の凹み5が構成される様になっている。
然るに、本実施例の床パネルCの4隅コーナー部をパ
ネル載置用台座a2上に隣接衝合させて載せることによっ
て、そのコーナー部間に床パネルCの高さ調整時にパネ
ル載置用台座a2の上端係合部6にレンチドライバーなど
の台座回し工具を差し込み係合させるための開口空間3
が構成され且つ回し工具の回転操作による高さ調整後、
床パネルCのコーナー部をパネル固定ネジ7を用いて支
持脚Aの脚支柱a1に螺合固定する際に用いる押えプレー
ト8(蓋体)をパネル表面と面一状態に収めて前記開口
空間3を塞ぐための凹み5が構成されるものである。
上記固定プレート8は、凹み5内に収まる大きさの円
盤状に硬質合成樹脂材や金属材などの所望な材料を用い
て形成し、その中心部にはネジ挿通孔9を開設てなり、
床パネルC相互の高さ調整終了後における回止めネジa4
を脚支持a1の上端に衝合係止するまで回動締め付けての
パネル載置用台座a2の空回り防止操作後、凹み5内に押
えプレート8を付設収めてネジ挿通孔9より脚支柱a1
端のネジ孔10にパネル固定ネジ7を挿通螺合せしめて床
パネルCの4隅コーナー部を支持脚Aに固定するもので
ある。
上記回止めネジa4は、脚支柱a1と同様にパネル載置用
台座a2の脚螺挿ネジ孔1に螺挿され、床パネルC相互の
高さ調整後、脚支柱a1の上下動自在(フリー回動自在)
に螺挿されているパネル載置用台座a2を脚支柱a1に係止
定着せしめて該台座a2の空回りを防止するためのもので
あり、その軸芯にパネル固定ネジ7用のネジ遊挿孔11を
開設してなる。
このネジ遊挿孔11は、押えプレート8のネジ挿通孔9
から脚支柱a1上端のネジ孔10に螺合締結させるパネル固
定ネジ7の外径より大径なバカ孔に形成し、且つこの孔
内周面形状をレンチドライバー12を挿入係合させる多角
形状、図面にあっては六角形状に形成し、六角レンチド
ライバー12を用いて回動締め付けて脚支柱a1の上端に衝
合係止させる構成にしてなる(第4図参照)。
而して、本実施例によれば、パネル載置用台座a2を回
して上昇又は下降させての床パネルC相互の高さ調整
後、床パネルCコーナー部間に構成された開口空間3内
に臨む載置用台座a2の脚螺挿ネジ孔1にラフな状態で予
め螺挿して置いた回止めネジa4のネジ遊挿孔11にレンチ
ドライバー12を挿入係合させることによって、作業者は
敷設された床パネルC上にて回止めネジa4を回動締め付
けてパネル載置用台座a2を脚支柱a1に係止定着させてそ
の空回りを防ぐ固定作業,回止め操作を行なうことがで
きる(第5図参照)。
〈考案の効果〉 本考案の支持脚は叙上の如き構成してなるから、下記
の作用効果を奏する。
パネル載置用台座の脚螺挿ネジ孔に螺合装着した回止
めネジを脚支柱上端に衝合係止させることによりパネル
載置用台座の空回りを防止するようにしたので、脚支柱
の外周に形成したネジ部を潰す恐れが全くないと同時
に、床パネルを外して配線工事をする時などでもパネル
載置用台座が不用意に回転して床パネルの高さが変わっ
てしまうような恐れがない。
回止めネジにはレンチドライバーを係合させるための
ネジ遊挿孔を開設してあるので、その回動締め付け操作
を、パネル載置用台座に載置して高さ調整された床パネ
ルの上から簡便に行なうことが出来る。
レンチドライバーを係合させるためのネジ遊挿孔は、
押えプレートを固定するためのパネル固定ネジの外径よ
り大径に形成されているので、パネル固定ネジを回止め
ネジのネジ遊挿孔を通して脚支柱のネジ孔に螺合締結さ
せることが可能となり、その結果、床パネルの高さを再
調整をする時など押えプレートを着脱する場合にも、回
止めネジをパネル載置用台座の脚螺挿ネジ孔から一々取
り外す必要がない。従って、作業者は床下空間の高さに
関係なく床パネル上でもってパネル載置用台座の高さ調
節並びに固定作業を行なうことが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案フリーアクセスフロア用支持脚の実施の一
例を示し、第1図は縦断正面図、第2図は同平面図で一
部を断面して示す、第3図は床パネル、固定プレートを
外した状態の斜視図、第4図は回止めネジを工具を用い
て回している状態の斜視図、第5図は高さ調整された床
パネル上において回止めネジの回動締め付け状態を示す
参考模式図である。 尚、図中 A:支持脚、a1:脚支柱 a2:パネル載置用台座、a3:載置プレート a4:回止めネジ、1:脚螺挿ネジ孔 7:パネル固定ネジ、8:固定プレート 10:ネジ孔、11:ネジ遊挿孔 B:基礎床面、C:床パネル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基礎床面に立設される脚支柱と、軸芯に脚
    螺挿ネジ孔を貫通状に開設して脚支柱に上下動自在に螺
    合装着されるパネル載置用台座とからなり、前記脚支柱
    の上端に床パネルのコーナー部を押える押えプレートを
    固定するためのパネル固定ネジを螺合締結させるネジ孔
    を設け、前記パネル載置用台座の脚螺挿ネジ孔内には前
    記脚支柱の上端に衝合係止させて当該パネル載置用台座
    の空回りを防止するための回止めネジを螺合装着し、上
    記回止めネジにはレンチドライバーを係合させるための
    ネジ遊挿孔を前記パネル固定ネジの外径より大径に開設
    せしめてなる事を特徴とするフリーアクセスフロア用支
    持脚。
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JP2541113Y2 (ja) * 1988-11-08 1997-07-09 株式会社明電舎 モータの制御装置

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