JPH01304261A

JPH01304261A - フロアパネルの固定装置

Info

Publication number: JPH01304261A
Application number: JP13358988A
Authority: JP
Inventors: Hiromasa Naka; 中　裕正; Norio Nakamura; 中村　紀男; Takehiko Okujima; 奥島　武彦; Takao Okumura; 奥村　隆夫; Tatsuo Shoji; 辰夫庄司; Tetsuo Hikawa; 哲生飛川
Original assignee: Naka Technical Laboratory Co Ltd
Current assignee: Naka Technical Laboratory Co Ltd
Priority date: 1988-05-31
Filing date: 1988-05-31
Publication date: 1989-12-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、固定脚を介してフロアパネルを基準床面上に
敷設したフロアパネルの固定装置に関するものである。

（従来の技術）コンクリート床等の基準床面上に固定脚を介してフロア
パネルを敷設し、フロアパネルと基準床面との間にケー
ブルや換気ダクト等を配設できる自由空間を確保した二
重床構造、すなわちフリーアクセスフロアが知られてい
る。

上記フリーアクセスフロアでは、所定位置に立設された
固定脚の上端部分に複数のフロアパネルのコーナ一部を
載置し、パネル押さえを固定脚に係合することによって
フロアパネルを支承、固定するフロアパネルの固定装置
が知られている（実開昭５３−１２３８１５参照）。こ
の固定装置によれば、第９図に示すように、基準床面に
固定された固定脚Ａの上部にフロアパネルＢを支持する
支持台としての調整台Ｃが上下調整自在に設けられ、こ
の調整台Ｃに保合孔りが形成されている。

また、パネル押さえＥの上端には７ラング部Ｆが設けら
れ、下端には保合孔り内で所定角度回転させたとき係合
する保合部Ｇが設けられている。パネル押さえＥは、保
合部Ｇを複数のフロアパネル間に形成される貫通孔Ｈか
ら調整台Ｃの保合孔りに挿入して所定角度回転させるこ
とにより、係合部Ｇか係合孔りに係合し、また７ラン７
部Ｆか貫通孔Ｈの段部Ｉに係合して、パネル押さえＥに
よりフロアパイルＢか調整台Ｃ上に固定される。

（発明か解決しようとする課題）しかしながら、上記フロアパイ・ルの固定装置において
は、パイ・ル押さえＥは、ワンタンチで容易に取り付け
られるものの、その下端に調整台Ｃの係合孔り内で回転
自在に係合するための逃げか設けられ、調節台Ｃとは遊
嵌状に取り付けられていた。また、基準床面の不陸等の
ために複数のフロアバイ・ルの端部を所定の高さに揃え
にくい欠点かあった。このため、パネル押さえＥは、フ
ロアパネルＢを調整台Ｃ上に圧接状に締め付けることが
むずかしく、かつ、フロアパネルにガタが生しやすい問
題かあった。さらに、上記固定装置では、フロアパネル
敷設後、パネル押さえ受けの高さを調整するためには、
敷設したフロアパネルを取り＝３− 外して操作しなけれはならない欠点かあった。

本発明は、ワンタッチ式のパネル押さえによってフロア
パネルを容易かつ強固に固定することができると共に、
フロアパネル上方からパネル受け台の高さを調整し、か
つ所定の高さで固定することかできる機構を有するフロ
アパネルの固定装置を提供することを目的としている。

（課題を解決するための手段）上記目的を達成するため、本発明のフロアパネルの固定
装置においては、基準床面に固定された基板と、前記基板上に立設され、ネジ部が形成された支持部材と
、前記ネジ部に螺合され、フロアパネルの上方から回転操
作可能なパネル受け台と、前記パネル受け台と前記支持部材とに係合して、パネル
受け台の基板に対する回転を防止するストッパーと、前記パネル受け台に係合してフロアパネルを固定するパ
ネル押さえと、＝４− を有することを構成上の特徴とする。

（作用）フリーアクセスフロアの施工時には、まず基準床面のフ
ロアパネルのコーナ一部が複数集合する位置の下方に基
板を固定する。次いで、パネル受け台の高さを調整する
と共に、ストッパーをパネル受け台と支持部材とに係合
してパネル受け台の回転を防止する。また、フロアバＺ
・ルの高さ調整は、フロアパネル敷設後、フロアパネル
の上方からパネル受け台を回動操作して行うことかでき
る。

そして、パネル押さえを、複数のフロアパネルを敷設し
て形成された貫通孔を通してパネル受け台の保合部に係
合し、所定角度回転させることによって、フロアパイ・
ルは強固に固定される。

（実施例）以下、本発明の一実施例を図面を参照しつつ説明する。

第１図ないし第３図は、本発明の第一実施例を示してい
る。フロアパネルの固定装置は、基準床面３に固定され
る方形状の基板４と、基板４に立設された支持部材５の
ネジ部５ａに螺合され、フロアパネル２のコーナ一部２
ａか載置されるパネル受け台６と、支持部材５とパネル
受け台６とに係合されてパネル受け台６の回転を防止す
るストンパーｌＯと、パネル受け台６と共にフロアパネ
ル２のコーナ一部２ａを締め付は固定するパネル押さえ
１１とで構成されている。

基板４は、フリーアクセスフロアの中央部においては互
いに隣接する四枚のフロアパネル２のコーナ一部２ａが
集合する位置の下方に配置され、また、フリーアクセス
フロアの壁面側においては互いに隣接する二枚のフロア
パネル２のコーナー部２ａか集合する位置の下方に配置
されている。

基板４の上面中央部に立設される支持部材５は、下部の
外周面に形成されたイ・ジ部５ａと、上部に一体的に形
成されたストッパー係合部５ｂとから構成されている。

ストッパー係合部５ｂの上端面中央部には孔５ｃが形成
されている。

基板４の支持部材５に回動可能に立設されるパイ、ル受
け台６には、円形状の７ラング部６ａが設けられ、上面
にフロアパネル２のコーナ一部２ａか載置される環状の
溝部６ｂか形成されている。

７ラング部６ａの下方には、一体重に円柱状の軸部６ｃ
か形成され、軸部６ｃの内周面にはネジ部５ａに螺合す
るネジ孔６ｄが形成されている。なお、６ｅはフランジ
部６ａと軸部６Ｃとの間に複数設けられた補強用リブで
ある。一方、フランジ部６ａの上部には、一体重に上方
へ延長する円柱状の軸部６ｆと、軸部６ｆの上端部のパ
ネル押さえ１１と係合する張出し状の保合部６ｇとか設
けられている。さらに、保合部６ｇの上面中央部にはネ
ジ孔６１か形成されている。

また、パネル受け台６の係合部６ｇには、ストッパー１
０が挿入される複数の差し込み孔６ｈが設けられている
。ストッパー１０は、板状に形成されており、差し込み
孔６ｈかも挿入されて、軸部６ｆの内側壁と支持部材５
のストッパー保合部５ｂの側壁とによって形成された隙
間に係脱自在に係合され、回動可能なパネル受け台６の
回動を阻止して所定の高さに保持する。

フロアパネル２は、はぼ正方形状に形成されており、各
コーナ一部２ａには四分円形状の段部２ｂと切欠部２Ｃ
か設けられている。また、コーナ一部２ａの下面に形成
された保合部２ｄは、樹脂等のスライドリング１２を介
して、パネル受け台６の溝部６ｂに嵌合されている。従
って、フロアパイ、ル固定前の仮設状態においても、フ
ロアパネル２が容易に脱落することはない。

パネル受け台６に係合して、フロアパネル２を固定する
パネル押さえ１１は、環状に形成されていて、中央に挿
通孔１１ａか設けられ、下面に係合面１１ｃか設けられ
ている。また、挿通孔１１ａ内には内側７ランジ部ｌｉ
ｄか対向状に形成されている。

パネル押さえ１１は、コーナ一部２ａが四個集合してで
きた貫通孔２０内に挿入され、保合面１１ｃがフロアパ
ネル２の段部２ｂに係合され、かつ、内側フランジ部ｌ
ｉｄが挿通孔１１ａを挿通したパネル受け台６の係合部
６ｇの下面に圧接された状態で係合されている。すなわ
ち、パネル受−８＝け台６の係合部６ｇの下面に形成された傾斜部６ｊによ
って、パネル押さえ１１は、その回転に従い下方に引き
込まれ、フロアパイ・ル２のコーナー部２ａを締め付け
て固定している。また、この時のスライドリング１２の
弾性変形によってパネル押さえ１１は強固に締め付は固
定され、振動等のために緩んだり、外れたりすることが
防止される。

今、第１図ないし第３図に基づいて、フリーアクセスフ
ロアの施工方法について説明する。ます、基板４を接着
剤等により基準床面３の所定位置に固定し、パネル受け
台６を回動操作して高さの調整をする。この時、パネル
受け台６の上端（保合部６ｇの上面）の高さは、フロア
パネル２の上面の高さと一致するため、フロアパネル敷
設前にパイル受け台６の高さを決定し、調整を行うこと
ができ、施工性が向上する。次いで、ストッパーｌＯを
パネル受け台６の差し込み孔６ｈから、軸部６ｆの内側
壁とストッパー係合部５ｂの側壁とによって形成された
隙間に係合し、パイ・ル受け台６の回動を阻止して固定
する。この後、フロアパネル２の係合部２ｄをパイ・ル
受け台６の溝部６ｂに係合してフロアパネル２を敷設す
る。そして、コーナ一部２ａが四個集合してできた貫通
孔２０内にパネル押さえ１１を挿入し、所定角度（約９
０°）回転させると、パネル受け台６の係合部６ｇとパ
ネル押さえ１１の内側７ランジ部１１ｄとが圧接した状
態で係合する。このように、ワンタッチで容易にパネル
押さえ１１を取り付けて、フロアパネル２を締め付は固
定することができる。

なお、フロアパネル２の敷設後、高さを再調整する場合
は、パネル押さえ１１とストッパー１０を外して同様に
パネル受け台６を回動操作すればよく、フロアパネル２
の敷設状態で上方から操作できるので、作業能率が向上
する。この時、フロアパイ・ル２の係合部２ｄとパネル
受け台６の溝部６ｂとの間には、樹脂等で形成されたス
ライドリング１２が介在されているので、摺動抵抗は低
下し、パネル受け台６の回動操作を円滑に行うことがで
きる。

第４図は、パネル受け台６上に間仕切り材１３を設置固
定した状態を示す部分断面図である。間仕切り固定レー
ル１４は、水平部分１４ａと垂直部分１４ｂとで構成さ
れ、断面はぼコ字状の形状をなしている。間仕切り固定
レール１４は、水平部分１４ａの挿通孔１４ｃを挿通し
たビス１５がパネル受け台６のネジ孔６１と螺合緊締さ
れることによって、パネル受け台６に固定されている。

なお、パネル受け台６が低い位置に設定された場合、ス
トッパー保合部５ｂの上端に設けられた孔５ｃがビス１
５を逃げるようになっている。

間仕切り材１３は、間仕切り支柱１３ａと、間仕切りパ
ネル１３ｂとから構成されており、間仕切り支柱１３ａ
は、間仕切り固定レール１４の水平部分１４ａに所定間
隔をもってビス（図示せず）により立設固定されている
。ここで、折曲形成された白木材１７は、下部の嵌合部
１７ａが間仕切り固定レール１４の垂直部分１４ｂに嵌
合され、上部の折り返し部１７ｂが間仕切り支柱１３ａ
の突起部１３ｃに係合された状態で固定されている。

この白木材１７は、間仕切り固定レール１４の内側部分
を隠す効果を有する。そして、間仕切りパネル１３ｂは
、間仕切り支柱１３ａにビス（図示せず）によって固定
されている。

このように、間仕切り固定レール１４がパネル受け台６
に直接取り付けられることによって、間仕切り材１３は
容易かつ強固に設置される。さらに、フロアパネル２に
、別に取付孔を明ける必要がないため施工性が向上する
。

なお、２ｅは、フロアパネル２上に敷設されたカーペッ
ト等の床仕上げ材である。

第５図は、フロアパネル２の上面にメラミン樹脂等の床
仕上げ材２ｆを予め貼着した場合に、パネル押さえ１１
取付部分の段差を吸収するためのパネル押さえカバー１
６が固定される状態を示している。パネル押さえカバー
１６は、その外周端１６ａがパネル押さえ１１の外周縁
に形成された環状段部１１ｅに嵌合され、中央部に形成
された突起１６ｂがパネル受け台６のネジ孔６１に嵌入
され、振動や歩行等によって容易に脱落することが防止
されている。また、１６ｃは、固定された＝１１− パネル押さえカバー１６を取り外す際にドライバー等を
挿入するためにスリットである（第６図参照）。

第７図及び第８図は、本発明の他の実施例を示している
。

第７図に示す第二実施例においては、上部に７ラング部
を有する四角柱状に形成されたストッパー２３が、支持
部材２１の上端部に穿設された四角状のストッパー保合
部２１ａと、パネル受け台２２の上端部に形成された四
角状の保合孔２２ａに同時的に係合され、回動自在なパ
ネル受け台２２の廻り止めをして所定の高さに保持する
。

第８図に示す第三実施例では、基板３３と一体的に形成
され、内周面にネジ部３１ａを有する支持部材３１に、
下半部にボルト部材３２ａを有するパネル受け台３２が
螺合されている。支持部材３１の上端部に形成されたフ
ランジ部３１ｂには複数のストッパー係合部３１ｃが設
けられ、一方、パネル受け台３２のフランジ部３２ｂに
はストッパー保合部３１ｃに対応する保合孔３２ｃが設
けられている。ストンバー３０は、円柱状に形成されて
いて、支持部材３１のストッパー係合部３１Ｃと、パネ
ル受け台３２の係合孔３２ｃに同時的に挿通され、回動
自在なパネル受け台３２の回動を阻止して所定の高さに
保持する。

なお、フロアパネル２の段部２ｂに切欠部２ｇを設ける
ことによって、フロアパネルを敷設した状態において、
上方からストッパー３０の着脱、及びパネル受け台３２
の回動操作を可能にしている。

（発明の効果）以上説明したように、本発明のフロアパネルの固定装置
によれば、パネル受け台の高さ調整及び固定、パネル押
さえの取り付は等の操作を、フロアパイ・ル敷設状態で
上方から行うことができるので、施工や点検時の作業効
率を向上させることができる。また、パネル押さえは、
ワンタンチ式の操作で容易に固定されると共に、フロア
パイ、ルを一様に締め付けることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の第一実施例の固定装置の施工状態を
示す分解斜視図、第２図は、パネル押さえと係合部の一
部断面斜視図、第３図は、固定装置の取イ］状態の断面
図、第４図は、固定装置上に間仕切り材を立設した状態
を示す断面図、第５図は、メラミン樹脂等の床仕上げ材
を貼着したフロアパイ・ルを使用する時のパイ・ル押さ
えカバーを取り付けた状態を示す断面図、第６図は、パ
イ・ル押さえカバーの斜視図、第７図は、本発明の第二
実施例の固定装置の施工状態を示す分解斜視図、第８図
は、本発明の第三実施例の固定装置の施工状態を示す分
解斜視図、第９図は、従来技術を示す断面図である。２　・フロアパネル、４・基板、５・・・支持部材、６・・・パイル受け台、１０　・ストッパー、１１・・パネル押さえ。第４図第５図塁第６図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）基準床面に固定された基板と、前記基板上に立設され、ネジ部が形成された支持部材と
、前記ネジ部に螺合され、フロアパネルの上方から回転操
作可能なパネル受け台と、前記パネル受け台と前記支持部材とに係合して、パネル
受け台の基板に対する回転を防止するストッパーと、前記パネル受け台に係合してフロアパネルを固定するパ
ネル押さえと、を有することを特徴とする、フロアパネルの固定装置。