JP2000353441A - 多孔板用固定具 - Google Patents

多孔板用固定具

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JP2000353441A
JP2000353441A JP11161087A JP16108799A JP2000353441A JP 2000353441 A JP2000353441 A JP 2000353441A JP 11161087 A JP11161087 A JP 11161087A JP 16108799 A JP16108799 A JP 16108799A JP 2000353441 A JP2000353441 A JP 2000353441A
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JP
Japan
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perforated plate
rod
shaped member
fixture
hole
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JP11161087A
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English (en)
Inventor
Akihiro Mori
昭博 森
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、組立用治具を簡単に多孔板に取付
けることができ、組立用治具の取付け作業の作業性を向
上させることができる多孔板用固定具を提供するもので
ある。 【解決手段】 固定具16を、組立用治具12の脚部15に設
けられたスリット15aを通して孔11aに挿通可能な棒状
部材18と、棒状部材18の先端部に設けられ、棒状部材18
を孔11aに挿通したときに多孔板11の背面に係合する係
合位置および係合を解除する係合解除の間で移動可能な
ピン19と、棒状部材18の外周部に設けられたネジ部18a
と、ネジ部18aに螺合され、脚部15を多孔板11の表面に
押圧可能なナット20とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多孔板用具に関
し、詳しくは、多数の孔が所定間隔で配列された多孔板
にワイヤハーネスの組立用治具を固定する多孔板用固定
具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両に装着されるワイヤハーネ
スを組立る際には、多数の孔が所定間隔で配列された多
孔板上に立設された組立用治具を用いることが知られて
おり、この組立用治具の中で固定具によって多孔板に固
定されたものがある。
【0003】従来のこの種の固定具としては、例えば、
図4、5に示すようなものがある。図4において、1は
多孔板であり、この多孔板1には多数の孔1aが所定間
隔で配列されている。この多孔板1には組立用治具2が
取付けられるようになっており、この組立用治具2は、
支柱3と支柱3の上部に設けられ、図示しないワイヤハ
ーネスが配線されるU字状部材4と、支柱3の下端部に
連結部3aを介して設けられスリット5aが形成された
脚部5とから構成されている。
【0004】一方、図5において、符号6は組立用治具
2を多孔板1に固定するための固定具であり、この固定
具6は、ハンドル7と、ハンドル7の下端に設けられた
棒状部材8と、棒状部材8に挿通されたゴム9および鉄
板10と、棒状部材8の下端部に設けられ、ハンドル7に
設けられた釦7aを操作することにより棒状部材8から
突出および引っ込み可能な一対のピン12とから構成され
ている。
【0005】このような固定具6によって組立用治具2
を多孔板1に固定するには、スリット5aを孔1aに合
わせるようにして脚部5を多孔板1に載置する。次い
で、釦7aを押下するとピン12が引っ込むため、この状
態で棒状部材8をスリット5aを通して孔1aに挿通す
る。
【0006】このとき、鉄板10を介してゴム9が脚部5
に載置されるが、この状態のときには、ピン12が孔1a
内に位置したままであるため、ハンドル7を押下してゴ
ム9を撓ませることにより、ピン12を多孔板1の背面に
位置させる。
【0007】次いで、釦7aを押下を解除すると、ピン
12が突出して多孔板1の背面に係合するとともに、ゴム
9の弾発力によって脚部5が多孔板1に押圧されること
により、組立用治具2が多孔板1に固定される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の固定具6にあっては、組立用治具2をゴム9
の弾発力によって多孔板1に固定するようにしているた
め、固定具6によって組立用治具2を多孔板1に取付け
る際に強い力で撓ませなければならず、固定具6の取付
け作業が面倒なものとなってしまった。
【0009】そこで本発明は、組立用治具を簡単に多孔
板に取付けることができ、組立用治具の取付け作業の作
業性を向上させることができる多孔板用固定具を提供す
ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、多数の孔が所定間隔で配列
された多孔板にワイヤハーネスの組立用治具を固定する
多孔板用固定具であって、前記組立用治具の底部に設け
られた脚部を通して前記孔に挿通可能な棒状部材と、該
棒状部材の先端部に設けられ、該棒状部材を前記孔に挿
通したときに前記多孔板の背面に係合する係合位置およ
び係合を解除する係合解除の間で移動可能な係合部材
と、前記棒状部材の外周部に設けられたネジ部と、該ネ
ジ部に螺合され、前記脚部を多孔板の表面に押圧可能な
ナットと、からなることを特徴としている。
【0011】その場合、組立用治具の脚部を通して棒状
部材を孔に挿通したときに、係合部材を係合位置に移動
させた後、6角レンチ等を使用してナットを多孔板に向
かって移動させ、組立用治具の脚部をナットによって多
孔板に押圧することにより、組立用治具を多孔板に固定
することができる。
【0012】この際、ナットを6角レンチ等で多孔板に
向かって移動させるだけで組立用治具を多孔板に固定す
ることができるため、組立用治具を簡単に多孔板に取付
けることができ、組立用治具の取付け作業の作業性を向
上させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0014】図1〜3は本発明に係る多孔板用固定具の
一実施形態を示す図である。
【0015】まず、構成を説明する。図1において、11
は多孔板であり、この多孔板11に多数の孔11aが所定間
隔で配列されている。また、孔11aの径は5mm程度に設
定されており、その間隔は10mm程度に設定されている。
この多孔板11には組立用治具12が取付けられるようにな
っており、この組立用治具12は、支柱13と支柱13の上部
に設けられ、図示しないワイヤハーネスが配線されるU
字状部材14と、連結部13aを介して支柱13の下端部に設
けられスリット15aが形成された脚部15とから構成され
ている。
【0016】また、図2、3において、符号16は組立用
治具12を多孔板11に固定するための固定具であり、この
固定具16はハンドル17と、ハンドル17の下端に設けられ
た棒状部材18と、棒状部材18の先端部に設けられ、棒状
部材18を孔11aに挿通したときに多孔板11の背面に係合
する係合位置および係合を解除する係合解除の間で移動
可能な一対のピン(係合部材)19と、棒状部材18の外周
部に設けられたネジ部18aと、ネジ部18aに螺合され、
脚部15aを多孔板11の表面に押圧可能なナットと20とか
ら構成されている。
【0017】ピン19はハンドル部材17に設けられた釦21
を操作することにより係合位置と解除位置の間で移動す
るようになっており、具体的には、ピン19は釦21を押下
すると、棒状部材18に引っ込む解除位置に移動し、釦21
を押下しないと棒状部材18から突出する係合位置に移動
するようになっている。
【0018】また、ネジ部18aは棒状部材18の上部に形
成されており、このネジ部18aの下端部とピン19までの
距離Lは多孔板11の板厚と同程度の距離に設定されてい
る。
【0019】次に、固定具16によって組立用治具12を多
孔板11に固定する方法を説明する。
【0020】まず、スリット15aを孔11aに合わせるよ
うにして脚部15を多孔板11に載置する。次いで、釦21を
押下するとピン19が引っ込むため、この状態で棒状部材
18をスリット15aを通して孔11aに挿通し、挿通後に釦
21の押下を解除するとピン19が棒状部材18から突出す
る。
【0021】次いで、図示しない6角レンチ等によって
ナット20を多孔板11に向かって移動させて脚部15をナッ
ト20によって多孔板11に押圧する。このとき、ピン19が
多孔板11の背面に向かって移動するため、ナット20をさ
らに移動させるとピン19が多孔板11の背面に当接してピ
ン19とナット20によって多孔板11および脚部15が挟持さ
れ、ナット20が脚部15を多孔板11に強固に押圧する。こ
の結果、組立用治具12を多孔板11に固定することができ
る。
【0022】このように本実施形態では、固定具16を、
組立用治具12の脚部15に設けられたスリット15aを通し
て孔11aに挿通可能な棒状部材18と、棒状部材18の先端
部に設けられ、棒状部材18を孔11aに挿通したときに多
孔板11の背面に係合する係合位置および係合を解除する
係合解除の間で移動可能なピン19と、棒状部材18の外周
部に設けられたネジ部18aと、ネジ部18aに螺合され、
脚部15を多孔板11の表面に押圧可能なナット20とから構
成したため、スリット15aを通して棒状部材18を孔11a
に挿通したときに、ピン19を係合位置に移動させた後、
6角レンチ等によってナット20を多孔板11に向かって移
動させ、脚部15をナット20によって多孔板11に押圧する
ことにより、組立用治具12を多孔板11に固定することが
できる。
【0023】この際、ナット20を6角レンチ等で多孔板
11に向かって移動させるだけで組立用治具12を多孔板11
に固定することができるため、組立用治具12を簡単に多
孔板11に取付けることができ、組立用治具12の取付け作
業の作業性を向上させることができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ナットを
6角レンチ等で多孔板に向かって移動させるだけで組立
用治具を多孔板に固定することができるため、組立用治
具を簡単に多孔板に取付けることができ、組立用治具の
取付け作業の作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多孔板用固定具の一実施形態を示
す図であり、(a)はその多孔板の外観図、(b)は組
立用治具の外観図である。
【図2】(a)は一実施形態の固定具の外観図であり、
棒状部材からナットを取り外した状態を示す図、(b)
は棒状部材にナットを螺合した状態を示す図である。
【図3】組立用治具を固定具によって多孔板に取付けた
状態を示す図である。
【図4】多孔板用固定具の一実施形態を示す図であり、
(a)はその多孔板の外観図、(b)は組立用治具の外
観図である。
【図5】(a)は従来の固定具の外観図、(b)はその
固定具によって組立用治具を多孔板に取付けた状態を示
す図である。
【符号の説明】
11 多孔板 11a 孔 12 組立用治具 15 脚部 16 固定具 18 棒状部材 18a ネジ部 19 ピン(係合部材) 20 ナット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の孔が所定間隔で配列された多孔板に
    ワイヤハーネスの組立用治具を固定する多孔板用固定具
    であって、 前記組立用治具の底部に設けられた脚部を通して前記孔
    に挿通可能な棒状部材と、該棒状部材の先端部に設けら
    れ、該棒状部材を前記孔に挿通したときに前記多孔板の
    背面に係合する係合位置および係合を解除する係合解除
    の間で移動可能な係合部材と、前記棒状部材の外周部に
    設けられたネジ部と、該ネジ部に螺合され、前記脚部を
    多孔板の表面に押圧可能なナットとからなることを特徴
    とする多孔板用固定具。
JP11161087A 1999-06-08 1999-06-08 多孔板用固定具 Abandoned JP2000353441A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001155565A (ja) * 1999-11-24 2001-06-08 Sumitomo Wiring Syst Ltd 多孔板用組立保持具固定装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0394724U (ja) * 1990-01-16 1991-09-26
JPH0562542A (ja) * 1991-08-29 1993-03-12 Fujikura Ltd ワイヤーハーネス組立治具

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