JPH0818294A - 部品取付工具 - Google Patents
部品取付工具Info
- Publication number
- JPH0818294A JPH0818294A JP6171970A JP17197094A JPH0818294A JP H0818294 A JPH0818294 A JP H0818294A JP 6171970 A JP6171970 A JP 6171970A JP 17197094 A JP17197094 A JP 17197094A JP H0818294 A JPH0818294 A JP H0818294A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end side
- tubular
- spacer
- screw
- sliding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 筒状部20は、円筒の一端側に平板24を有
し、平板の中心には雌ねじが切られた開口が設けられて
いる。軸部は、筒状部内に摺動可能に収容される摺動
部、摺動部の一端側に結合して延び、円筒部の開口の雌
ねじと螺合する延長ねじ部30及び摺動部の他端側に結
合し、筒状部から露出する操作部32を有する。 【効果】 スペーサの様な筒状で内部にねじが切られた
部品の一端を、スタッド・ピンの様なねじピンに螺着し
て取り付ける際に、部品を堅固に螺着させることがで
き、且つ狭い所でも作業が容易に行える。
し、平板の中心には雌ねじが切られた開口が設けられて
いる。軸部は、筒状部内に摺動可能に収容される摺動
部、摺動部の一端側に結合して延び、円筒部の開口の雌
ねじと螺合する延長ねじ部30及び摺動部の他端側に結
合し、筒状部から露出する操作部32を有する。 【効果】 スペーサの様な筒状で内部にねじが切られた
部品の一端を、スタッド・ピンの様なねじピンに螺着し
て取り付ける際に、部品を堅固に螺着させることがで
き、且つ狭い所でも作業が容易に行える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スペーサ、高電圧用抵
抗器等の筒状で内部にねじが切られた部品を取り付ける
ための部品取付工具に関する。
抗器等の筒状で内部にねじが切られた部品を取り付ける
ための部品取付工具に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】通常、
回路基板をシャーシに対して離間して配置する場合に、
スペーサを使用する。図4は、円筒形スペーサ10を介
してシャーシ12及び回路基板14を離間して配置した
状態を示す断面図である。シャーシ12には、雄ねじが
切られたスタッド・ピン16が予め打ち込まれ、固定さ
れている。図4に示す状態に取り付けるためには、ねじ
孔を設けたスペーサ10を指で回転させて、スタッド・
ピン10に螺着する。次に、基板14の開口を介して固
定ねじ18をスペーサ10に螺着して基板14をスペー
サ10に取り付ける。この様な取付では、周囲に近接し
て他の部品が配置されている場合、指でスペーサ10を
回転させることが困難である。更に、指で直接にスペー
サ10を回転させるだけでは、スペーサ10をスタッド
・ピン16に堅固に螺着することができない。そのた
め、基板10をスペーサ10から外すために固定ねじ1
8を緩めようとすると、固定ねじ18がスペーサ10に
対して緩むのではなく、スペーサ10がスタッド・ピン
16に対して緩んでしまい、作業が手間取ることがあ
る。
回路基板をシャーシに対して離間して配置する場合に、
スペーサを使用する。図4は、円筒形スペーサ10を介
してシャーシ12及び回路基板14を離間して配置した
状態を示す断面図である。シャーシ12には、雄ねじが
切られたスタッド・ピン16が予め打ち込まれ、固定さ
れている。図4に示す状態に取り付けるためには、ねじ
孔を設けたスペーサ10を指で回転させて、スタッド・
ピン10に螺着する。次に、基板14の開口を介して固
定ねじ18をスペーサ10に螺着して基板14をスペー
サ10に取り付ける。この様な取付では、周囲に近接し
て他の部品が配置されている場合、指でスペーサ10を
回転させることが困難である。更に、指で直接にスペー
サ10を回転させるだけでは、スペーサ10をスタッド
・ピン16に堅固に螺着することができない。そのた
め、基板10をスペーサ10から外すために固定ねじ1
8を緩めようとすると、固定ねじ18がスペーサ10に
対して緩むのではなく、スペーサ10がスタッド・ピン
16に対して緩んでしまい、作業が手間取ることがあ
る。
【0003】したがって、本発明の目的は、スペーサの
様な筒状で内部にねじが切られた部品の一端を、スタッ
ド・ピンの様なねじピンに螺着して取り付ける際に、部
品を堅固に螺着させることができ、且つ狭い所でも作業
が容易に行える部品取付工具の提供にある。
様な筒状で内部にねじが切られた部品の一端を、スタッ
ド・ピンの様なねじピンに螺着して取り付ける際に、部
品を堅固に螺着させることができ、且つ狭い所でも作業
が容易に行える部品取付工具の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の部品取付工具
は、円筒の一端側に平板を有し、平板の中心には雌ねじ
が切られた開口を有する筒状部と、筒状部内に摺動可能
に収容される摺動部、摺動部の一端側に結合して延び、
円筒部の開口の雌ねじと螺合する延長ねじ部及び摺動部
の他端側に結合し、筒状部から露出する操作部を有する
軸部とを具えることを特徴とする。
は、円筒の一端側に平板を有し、平板の中心には雌ねじ
が切られた開口を有する筒状部と、筒状部内に摺動可能
に収容される摺動部、摺動部の一端側に結合して延び、
円筒部の開口の雌ねじと螺合する延長ねじ部及び摺動部
の他端側に結合し、筒状部から露出する操作部を有する
軸部とを具えることを特徴とする。
【0005】
【作用】露出した延長ねじ部の途中までスペーサを螺入
し、軸部を押さえた状態で筒状部を時計廻りに回転させ
て、平板がスペーサの一端を十分な力で押圧するように
する。これで、スペーサ10は軸部22に対して回転す
ることなく固定される。スペーサの他端側でねじ孔をス
タッド・ピンに位置合わせし、軸部の操作部を回転操作
することで、スペーサをスタッド・ピンに堅固に螺着す
ることができる。
し、軸部を押さえた状態で筒状部を時計廻りに回転させ
て、平板がスペーサの一端を十分な力で押圧するように
する。これで、スペーサ10は軸部22に対して回転す
ることなく固定される。スペーサの他端側でねじ孔をス
タッド・ピンに位置合わせし、軸部の操作部を回転操作
することで、スペーサをスタッド・ピンに堅固に螺着す
ることができる。
【0006】
【実施例】図1は本発明の部品取付工具を示す斜視図、
図2は図1の部品取付工具の中心軸Aに沿った断面図で
ある。本発明の部品取付工具は、ステンレス鋼等で形成
された筒状部20及び軸部22を有する。筒状部20
は、円筒の一端側に平板22を設けたコップ形状をして
おり、平板24の中心には、雌ねじが切られた開口26
が設けられる。軸部22は、筒状部20の内径より直径
がわずかに小さく筒状部20内に収容される摺動部2
8、摺動部28の一端側に結合し中心軸Aに沿って延び
る延長ねじ部30及び摺動部28の他端側に結合し、摺
動部28の直径よりも直径が大きい回転操作用の操作部
32を有する。延長ねじ部30は、筒状部20の開口2
6の雌ねじと螺合する。よって、矢印B方向から見て、
筒状部20又は操作部32を時計廻りに回転させると、
各々紙面上で左に進む。筒状部20及び操作部32の周
囲面に、ギザギザ、即ちローレットを形成すると回転操
作がしやすくなる。
図2は図1の部品取付工具の中心軸Aに沿った断面図で
ある。本発明の部品取付工具は、ステンレス鋼等で形成
された筒状部20及び軸部22を有する。筒状部20
は、円筒の一端側に平板22を設けたコップ形状をして
おり、平板24の中心には、雌ねじが切られた開口26
が設けられる。軸部22は、筒状部20の内径より直径
がわずかに小さく筒状部20内に収容される摺動部2
8、摺動部28の一端側に結合し中心軸Aに沿って延び
る延長ねじ部30及び摺動部28の他端側に結合し、摺
動部28の直径よりも直径が大きい回転操作用の操作部
32を有する。延長ねじ部30は、筒状部20の開口2
6の雌ねじと螺合する。よって、矢印B方向から見て、
筒状部20又は操作部32を時計廻りに回転させると、
各々紙面上で左に進む。筒状部20及び操作部32の周
囲面に、ギザギザ、即ちローレットを形成すると回転操
作がしやすくなる。
【0007】図3を参照して、本発明の部品取付工具の
使用方法を説明する。基板12にはスタッド・ピン16
が固定され、基板12上にはスタッド・ピン16のねじ
部が露出している。スタッド・ピン16の周囲には、他
の部品34が配置されており、指でスペーサ10をスタ
ッド・ピンに螺着させることが困難であるものとする。
まず、筒状部20を反時計廻りに回転させて、平板24
及び摺動部28を接近させて、延長ねじ部30が筒状部
20から十分に露出した状態にする。露出した延長ねじ
部26の途中までスペーサ10を螺入し、軸部22を押
さえた状態で筒状部22を時計廻りに回転させて、平板
24がスペーサ10の一端を十分な力で押圧するように
する。これで、スペーサ10は軸部22に対して回転す
ることなく固定される。
使用方法を説明する。基板12にはスタッド・ピン16
が固定され、基板12上にはスタッド・ピン16のねじ
部が露出している。スタッド・ピン16の周囲には、他
の部品34が配置されており、指でスペーサ10をスタ
ッド・ピンに螺着させることが困難であるものとする。
まず、筒状部20を反時計廻りに回転させて、平板24
及び摺動部28を接近させて、延長ねじ部30が筒状部
20から十分に露出した状態にする。露出した延長ねじ
部26の途中までスペーサ10を螺入し、軸部22を押
さえた状態で筒状部22を時計廻りに回転させて、平板
24がスペーサ10の一端を十分な力で押圧するように
する。これで、スペーサ10は軸部22に対して回転す
ることなく固定される。
【0008】次に、スペーサ10の他端側でねじ孔をス
タッド・ピン16に位置合わせし、軸部22の操作部3
2を回転操作することで、スペーサ10をスタッド・ピ
ン16に堅固に螺着することができる。この際、スタッ
ド・ピン16に対してスペーサ10を回転させる操作
は、基板12の上方に位置する操作部32で行われるの
で、狭い場所でもスペーサ10を取り付けることができ
る。延長ねじ部30をスペーサ10から取り外すために
は、操作部32を回転しないように押さえた状態で、筒
状部20を反時計廻りに回転させて、スペーサ10の一
端に対する平板24の押圧力を解除する。これで、スペ
ーサ10は、軸部22に対して回転可能になるので、操
作部32を反時計廻りに回転させることで、延長ねじ部
30はスペーサ10から外れる。スペーサ10はスタッ
ド・ピン16に堅固に螺着されているので、図4に示す
基板14の取付状態から固定ねじ18を緩める操作をし
ても、スタッド・ピン16に対してスペーサ10が緩ん
でしまうことがない。
タッド・ピン16に位置合わせし、軸部22の操作部3
2を回転操作することで、スペーサ10をスタッド・ピ
ン16に堅固に螺着することができる。この際、スタッ
ド・ピン16に対してスペーサ10を回転させる操作
は、基板12の上方に位置する操作部32で行われるの
で、狭い場所でもスペーサ10を取り付けることができ
る。延長ねじ部30をスペーサ10から取り外すために
は、操作部32を回転しないように押さえた状態で、筒
状部20を反時計廻りに回転させて、スペーサ10の一
端に対する平板24の押圧力を解除する。これで、スペ
ーサ10は、軸部22に対して回転可能になるので、操
作部32を反時計廻りに回転させることで、延長ねじ部
30はスペーサ10から外れる。スペーサ10はスタッ
ド・ピン16に堅固に螺着されているので、図4に示す
基板14の取付状態から固定ねじ18を緩める操作をし
ても、スタッド・ピン16に対してスペーサ10が緩ん
でしまうことがない。
【0009】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、本発明の要旨を逸脱することなく種々の変更が
可能であることは当業者には明かであろう。上述では、
取付部品としてスペーサに関して説明したが、筒状で内
部にねじが切られた高電圧用抵抗器の取付に本発明の工
具を使用してもよい。
したが、本発明の要旨を逸脱することなく種々の変更が
可能であることは当業者には明かであろう。上述では、
取付部品としてスペーサに関して説明したが、筒状で内
部にねじが切られた高電圧用抵抗器の取付に本発明の工
具を使用してもよい。
【0010】
【発明の効果】本発明の部品取付工具によれば、スペー
サの様な筒状で内部にねじが切られた部品の一端を、ス
タッド・ピンの様なねじピンに螺着して取り付ける際
に、部品を堅固に螺着させることができ、且つ狭い所で
も作業が容易に行える。
サの様な筒状で内部にねじが切られた部品の一端を、ス
タッド・ピンの様なねじピンに螺着して取り付ける際
に、部品を堅固に螺着させることができ、且つ狭い所で
も作業が容易に行える。
【図1】本発明の部品取付工具を示す斜視図。
【図2】図1の工具の断面図。
【図3】図1の工具の使用方法を説明するための図。
【図4】スペーサにより基板をシャーシに対して離間し
て配置した状態を示す図。
て配置した状態を示す図。
20 筒状部 22 軸部 26 延長ねじ部 28 摺動部 32 操作部
Claims (1)
- 【請求項1】 円筒の一端側に平板を有し、平板の中心
には雌ねじが切られた開口を有する筒状部と、 該筒状部内に摺動可能に収容される摺動部、摺動部の一
端側に結合し延び上記開口の雌ねじと螺合する延長ねじ
部及び上記摺動部の他端側に結合し、上記筒状部から露
出する操作部を有する軸部とを具えることを特徴とする
部品取付工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6171970A JPH0818294A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 部品取付工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6171970A JPH0818294A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 部品取付工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0818294A true JPH0818294A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15933133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6171970A Pending JPH0818294A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 部品取付工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0818294A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007199308A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Wayoo Kk | 表示体の揺動装置 |
-
1994
- 1994-06-30 JP JP6171970A patent/JPH0818294A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007199308A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Wayoo Kk | 表示体の揺動装置 |
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