JPH10303571A - 蓋止部材及び蓋止構造 - Google Patents

蓋止部材及び蓋止構造

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JPH10303571A
JPH10303571A JP11129997A JP11129997A JPH10303571A JP H10303571 A JPH10303571 A JP H10303571A JP 11129997 A JP11129997 A JP 11129997A JP 11129997 A JP11129997 A JP 11129997A JP H10303571 A JPH10303571 A JP H10303571A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】脱着が容易で、繰返し行うことができ、蓋とパ
ネルとの間に隙間が生じることのない蓋止部材及び蓋止
構造を提供する。 【解決手段】T型ボルト110の基部112をパネル1
の長穴2に通した後、互いの長手方向を直交させ、ガイ
ドシャフト120をT型ボルト110の軸部111の先
端から嵌めて、ガイドシャフト120の外周に蓋10を
丸穴11から嵌めた後、ナット130を蓋10の前方に
螺合する。軸部111のガイドシャフト120の前方に
コイルバネ140を嵌めた後、ツマミ150を軸部11
1の先端部の板バネ状部分114,114’に嵌め込
み、ツマミ150の凸部152とガイドシャフト120
の前端との間でコイルバネ140を圧縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は蓋止部材及び蓋止構
造に関し、更に詳細には、例えばコンピューターや通信
機器等の筐体の後面を構成するパネル等における、イン
ターフェース部分やスイッチ部分を有する基盤を外部に
露出させる開口に板状の蓋を重ね合わせて、蓋に事前に
設けた窓からインターフェース部分やスイッチ部分のみ
を外部に露出させる場合等に用いる、当該蓋を筐体パネ
ルに取り付けるための蓋止部材(ファスナー)、及び、
かような蓋止部材と蓋や筐体パネルに施す加工との係合
構造である蓋止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上述した蓋止部材としては、従来、筐体
パネルと蓋とに設けた穴に対し、蓋止部材における環状
の溝部を圧入して嵌合させたり、あるいは嵌合させた
後、カシメたりする方式や、上記各穴に対し、蓋止部材
の部品の一つであるネジを螺合させる方式が一般的であ
り、また、蓋止部材によっては蓋と筐体パネルとの間に
隙間が生じるものもあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、圧入や
カシメ式の場合、特殊な機械や工具を必要とし、蓋の取
り付け作業が面倒であり、また、一旦取り付けた蓋を簡
易に取り外したり、更にそれを再び取り付けることが困
難であり、例えば蓋を取り外しての基盤の点検等ができ
ないといった問題があった。
【0004】また、螺子込み式による場合も蓋の脱着時
に何回もツマミ等を回す必要があり、特に取り付ける蓋
が多数ある場合等においては、取付け作業が甚だ面倒で
あった。
【0005】更に、蓋と筐体パネルとの間に隙間が生じ
る場合、この隙間から筐体内に埃や塵が侵入するといっ
た弊害があった。
【0006】本発明は以上の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、取付け及び取外しが容易で、繰
返し行うことができ、蓋と筐体パネルとの間に隙間が生
じることのない蓋止部材及び蓋止構造を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る蓋止部材
は、開口を有する板状部分に板状の蓋を重ね合わせて前
記開口の少なくとも一部を塞ぐに当たり、前記板状部分
に設けた長穴と、前記蓋に設けた丸穴とを介して、前記
板状部分に前記蓋を取り付けるための蓋止部材であっ
て、(イ)軸部と、この軸部の基端から当該軸部に直交
し、前記長穴に対し、互いに長手方向を合わせた場合に
のみ通過可能となる基部とを一体に有するT字状部材
と、(ロ)前記軸部の外周に嵌めると共に、前記丸穴が
通される円筒状部材と、(ハ)この円筒状部材の外周を
螺進退させる環状部材と、(ニ)前記軸部の外周におけ
る前記円筒状部材の前方に嵌めるコイルバネと、(ホ)
前記軸部の先端部に自回転不能に嵌め合わせて、前記コ
イルバネを前記板状部分に後端を支持させた前記円筒状
部材との間で圧縮する概ね環状の摘み部材とを備え、前
記基部を前記長穴に通して、互いに長手方向をずらした
後、前記コイルバネの圧縮の復元力によって前記T字状
部材を前方に付勢すると共に、前記環状部材によって前
記板状部分と前記蓋とを前記基部との間で締め付けるよ
うにしてなることを特徴とする。
【0008】なお、開口を有する板状部分としては、コ
ンピューターや通信機器等の筐体を構成し、筐体内に組
み込まれた基盤等を外部に露出させための開口を有する
パネルの一部を挙げることができるが、特にこれに限定
されるものではない。
【0009】また、環状部材を円筒状部材の外周に螺進
退させるため、環状部材の内周と円筒状部材の外周には
互いに螺合する雌ネジ部と雄ネジ部とを設ける。
【0010】更に、摘み部材を軸部の先端部に自回転不
能に嵌め合わせるとは、摘み部材と軸部とが相対回転不
能に連結する趣旨であり、従って、摘み部材を回転させ
ると軸部も一体的に回転する。なお、その具体的手段と
しては、例えば摘み部材の内部孔及び軸部の先端部の各
径方向断面を互いに嵌合可能な矩形状としたり、あるい
は摘み部材の内部孔及び軸部の先端部外側に互いに嵌合
可能な凹凸を設ける等を挙げることができる。
【0011】また、基部を長穴に通した後、互いの長手
方向をずらす基部の回動角度としては、直交すなわち9
0度が最も望ましい。
【0012】本発明では、前記軸部の先端部に縦割り溝
によって分割して板バネ状の弾性を付与した一対の板バ
ネ状部分を設けると共に、前記板バネ状部分の外側に凹
部をそれぞれ設け、前記摘み部材の内側に前記板バネ部
材を一旦内側へそれぞれ曲げた後、前記凹部に嵌合して
復元させる凸部を設けることができる。
【0013】即ち、概ね環状の摘み部材を各板バネ状部
分に嵌める際、各板バネ状部材が摘み部材によって一旦
板バネ状に内側に曲がった後、摘み部材の凸部と各板バ
ネ部材の凹部とが嵌合して、各板バネ状部材が弾性的に
復元して、摘み部材と基部の先端部との連結が完了する
ようにしたものである。このようにすれば、摘み部材の
取付け及びコイルバネの圧縮をワンタッチで行うことが
できる等の利点がある。
【0014】本発明に係る蓋止構造は、上記(イ)〜
(ホ)の部品を備える蓋止部材を含む蓋止構造であっ
て、前記丸穴の少なくとも一部に後方へ向かって次第に
拡径するサラ穴部を設け、前記円筒状部材の外周後端部
に前記サラ穴部に合致して、前記蓋の裏面と面一となる
拡径部を設けたことを特徴とする。このようにすれば、
蓋の裏面と筒状部材の後端面とが確実に面一となって板
状部分の表面に密着させることができるため、埃や塵等
の侵入経路となる隙間が生じることはない。
【0015】本発明に係る別の蓋止構造は、上記(イ)
〜(ホ)の部品を備える蓋止部材を含む蓋止構造であっ
て、前記板状部分の裏面における前記長穴の周囲に、前
記基部と前記長穴とが互いの長手方向を直交させる部分
を除いて凸部を設けたことを特徴とする。このようにす
れば、基部を長穴に通した後、互いの長手方向をずらす
ための基部の最も望ましい回動角度である90度を、凸
部と凸部に対し相対的に凹となる板状部分裏面部分との
凹凸によるクリック感によって視覚を介することなく認
識することができ、従って、例えば摘み部材等に回転
(回動)角度の目盛等を付す必要もなくなる。かような
凸部を設ける態様としては、板状部分に直接加工を施す
場合の他、凸部を有する別の部材あるいは凸部自体とな
る別の部材を板状部分の裏面に貼着等する場合を挙げる
ことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0017】図1は、コンピューターの筐体の後面を規
定する板状部分としてのパネル1における、インターフ
ェース部分4,4’,4”やスイッチ部分5を有する基
盤(図示せず)を外部に露出する開口(破線参照)に対
し、これらインターフェース部分4,4’,4”やスイ
ッチ部分5のみが外部に露出するように所要の窓を設け
た板状の蓋10,10’を取り付けた状態(イ)及び
(ロ)と、当該パネル1の開口(破線参照)を蓋10”
によって完全に封鎖した状態(ハ)を並列して示す説明
図であり、本発明は、パネル1上に蓋10,10’,1
0”を取り付けるための蓋止部材100、及び、この蓋
止部材100と蓋10,10’,10”やパネル1側に
施す加工との係合構造とに係る。
【0018】図2は、パネル1上に蓋10を取り付けた
使用状態(以下、「蓋止状態」という。)にある蓋止部
材100を一部透視して示す斜視図であり、この図のA
−A断面(一部を除く。)を図3に、蓋止部材100を
部品ごとにバラした状態を図4にそれぞれ示す。
【0019】蓋止部材100は、事前に穿設したパネル
1の長穴2及び蓋10の丸穴11を介してパネル1上に
蓋10を取り付けるためのものであり、部品として、T
字状部材としてのT型ボルト110と、円筒状部材とし
てのガイドシャフト120と、環状部材としてのナット
130と、コイルバネ140と、摘み部材としのツマミ
150とを備える。
【0020】T型ボルト110は、実質的にパネル1の
長穴2及び蓋10の丸孔11が通される軸部111と、
軸部111の基端から当該軸部111に直交する基部1
12とを一体に有し、基部112は長穴2に対し、互い
に長手方向を合わせた場合にのみ通過可能となる。
【0021】軸部111の先端部は、軸方向に直交する
断面が矩形とされると共に、先端から設けた縦割り溝1
13によって、板バネ状の弾性を付与した一対の板バネ
状部分114,114’に分割される。各板バネ状部分
114,114’には、縦割り溝113と直交する方向
における厚さを先端から後方へ次第に厚肉とした後、段
状に薄肉とすることにより、先方のテーパ面115,1
15’と、テーパ面の終端から段状に落ち込む凹部11
6,116’とが設定される。
【0022】ガイドシャフト120は外周に雄ネジ部を
有し、ナット130は外周がローレット加工され、ま
た、内周に有する雌ネジ部をガイドシャフト120の雄
ネジ部に螺合させながら軸方向に進退可能となる。
【0023】ツマミ150は、軸方向に直交する断面が
正方形状の貫通孔151を有する概ね環状の部材であ
り、貫通孔151の途中には、正方形の枠状に内側へ突
出する凸部152が設定される。また、ツマミ150の
外周もローレット加工される。
【0024】パネル1上に蓋10を取り付けるに当たっ
ては、まず、T型ボルト110の基部112をパネル1
の長穴2に通した後、互いの長手方向を直交させて、基
部112が長穴2から前方へ取り出せないようにする。
次に、ガイドシャフト120をT型ボルト110の軸部
111の先端から嵌めて、ガイドシャフト120の後端
をパネル1の表面に接触させる。また、ガイドシャフト
120の外周に蓋10を丸穴11から嵌めた後、ナット
130を蓋10の前方に螺合する。次に、軸部111の
ガイドシャフト120の前方にコイルバネ140を嵌め
た後、ツマミ150を軸部111の先端部の板バネ状部
分114,114’に嵌め込み、ツマミ150の凸部1
52とガイドシャフト120の前端との間でコイルバネ
140を圧縮する。
【0025】なお、ツマミ150を板バネ状部分11
4,114’に嵌め込む当たっては、ツマミ貫通孔の凸
部152が、各板バネ状部分のテーパ面115に途中か
ら当接して、一旦各板バネ状部分114,114’を互
いに近付くように板バネ状に曲げた後、凸部152が板
バネ状部分の凹部116,116’に到達すると、各板
バネ状部分114,114’が復元して、ツマミ150
と軸部111の先端部との連結が完了する。
【0026】従って、圧縮されたコイルバネ140は、
復元力によって、ツマミ150の凸部152と軸部11
1の凹部116,116’との嵌合を介してT型ボルト
110を前方に付勢し、この付勢によって基部112は
パネル1の裏面を押圧する。
【0027】ツマミ150と軸部111の先端部との連
結に相前後して、ナット130をガイドシャフト120
の外周を後方へ螺進させて、蓋10の裏面をパネル1の
表面に密着させ、前方に付勢された基部112との間で
互いに重なり合うパネル1と蓋10とを締め付けるよう
にする。
【0028】なお、ツマミ150の凸部152を含む貫
通孔151及び縦割り溝113及び各板バネ状部分11
4,114’を含む軸部111の先端部は、既述したよ
うに、軸方向に直交する断面が矩形となるため、ツマミ
150は軸部111の先端部と自回転不能に連結し、従
って、ツマミ150を回すと、T型ボルト110の軸部
111が回転すると共に基部112が回動する。従っ
て、蓋止状態から基部112を90度回動させることに
より、基部112と長穴2との長手方向が再び合い、基
部112を長穴2から前方へ取り出すことにより、蓋止
状態を容易に解除することができる。
【0029】また、蓋10の丸孔11に後方へ向かって
次第に拡径するサラ穴部11’を設ける一方、ガイドシ
ャフト120の外周後端部にサラ穴部11’に合致する
拡径部121を設けることにより、蓋止状態において、
ガイドシャフト120の後端を含む蓋10の裏面が確実
に面一となってパネル1の表面にピッタリ密着するた
め、蓋10の裏面とパネル1の表面との間には埃や塵等
の筐体内への侵入経路となる隙間は一切生じない。
【0030】更に、パネル1の裏面における長穴2の周
囲に、図5等に示すように、T型ボルトの基部11と長
穴2とが互いの長手方向を直交させる部分を除いて、円
形状の凸部3を四つしぼり出すように加工することによ
り、ツマミ150を回して基部112を回動させる際、
基部11の長手方向が長穴2のそれと直交し、蓋止状態
として最も望ましい回動位置を、凸部3と凸部3に対し
凹となる部分との凹凸によるクリック感によって認識す
ることができ、従って、例えばツマミ150や軸部11
0に目盛等を付す必要もない。なお、図6に示すよう
に、連続的な凸部3’であっても同様に機能させること
ができ、更に、パネル1を加工するのではなく、例えば
図7に示すように、薄肉円形状のアルミ板や樹脂板に所
要の凸部3”及び長穴2”を設けた別の部材30を、パ
ネル1の裏面に張り合わせるようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る蓋止部
材では、T字状部材の基部を板状部分の長穴に通して、
互いに長手方向をずらした後、T字状部材の軸部に嵌め
た環状部材の外周に蓋を長穴から通すと共に、環状部材
を螺合させ、更に、軸部に嵌めたコイルバネを軸部先端
部に摘み部材を嵌め込むことによって圧縮することによ
り、コイルバネの圧縮の復元力によってT字状部材を前
方に付勢すると共に、環状部材を螺進させて板状部分と
蓋とを基部との間で締め付けることができ、従って、特
殊な機械や工具を要したり、ネジを何回も回すことな
く、容易に取付け作業を行うことができる。また、摘み
部材を回転させることにより、基部と長穴の長手方向を
互いに合わせて、取付けを容易に解除することができ、
その後、再度上記同様に取り付けることもできる。
【0032】本発明に係る蓋止構造では、丸穴にサラ穴
部を設け、円筒状部材の拡径部を合致させることによ
り、円筒状部材の後端面を含む蓋の裏面が面一となって
板状部分の表面に密着するため、蓋の裏面と板状部分の
表面との間に埃や塵等の侵入経路となる隙間は一切生じ
ることはない。
【0033】本発明に係る蓋止構造ではまた、板状部分
の裏面における長穴の周囲に、所要の凸部を設けること
により、基部長手方向の長穴のそれに対する直交位置を
視覚を介することなくクリック感によって認識すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る蓋止部材によって、コンピュータ
ーの筐体の後面を規定するパネルに蓋を取り付けた状態
(イ),(ロ)及び(ハ)を便宜的に並列して示す説明
図である。
【図2】パネル上に蓋を取り付けた使用状態にある蓋止
部材を一部透視して示す斜視図である。
【図3】長穴及び基部を示す部分を除く、図2のA−A
断面図である。
【図4】蓋止部材を部品ごとにバラした状態を示す斜視
図である。
【図5】パネルの裏面における長穴の周囲に設けた凸部
を示す部分説明図である。
【図6】パネルの裏面における長穴の周囲に設けた凸部
を示す部分説明図である。
【図7】パネルの裏面における長穴の周囲に別の部材を
貼着して凸部を設ける状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 パネル 2 長穴 3,3’,3” 凸部 10,10’,10” 蓋 11 丸穴 11’ サラ穴部 100 蓋止部材 110 T型ボルト 111 軸部 112 基部 113 縦割り溝 114,114’ 板バネ状部分 115,115’ テーパ面 116,116’ 凹部 120 ガイドシャフト 121 拡径部 130 ナット 140 コイルバネ 150 ツマミ 151 貫通孔 152 凸部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口を有する板状部分に板状の蓋を重ね
    合わせて前記開口の少なくとも一部を塞ぐに当たり、前
    記板状部分に設けた長穴と、前記蓋に設けた丸穴とを介
    して、前記板状部分に前記蓋を取り付けるための蓋止部
    材であって、 軸部と、この軸部の基端から当該軸部に直交し、前記長
    穴に対し、互いに長手方向を合わせた場合にのみ通過可
    能となる基部とを一体に有するT字状部材と、 前記軸部の外周に嵌めると共に、前記丸穴が通される円
    筒状部材と、 この円筒状部材の外周を螺進退させる環状部材と、 前記軸部の外周における前記円筒状部材の前方に嵌める
    コイルバネと、 前記軸部の先端部に自回転不能に嵌め合わせて、前記コ
    イルバネを前記板状部分に後端を支持させた前記円筒状
    部材との間で圧縮する概ね環状の摘み部材とを備え、 前記基部を前記長穴に通して、互いに長手方向をずらし
    た後、前記コイルバネの圧縮の復元力によって前記T字
    状部材を前方に付勢すると共に、前記環状部材によって
    前記板状部分と前記蓋とを前記基部との間で締め付ける
    ようにしてなることを特徴とする蓋止部材。
  2. 【請求項2】 前記軸部の先端部に縦割り溝によって分
    割して板バネ状の弾性を付与した一対の板バネ状部分を
    設けると共に、前記板バネ状部分の外側に凹部をそれぞ
    れ設け、前記摘み部材の内側に前記板バネ部材を一旦内
    側へそれぞれ曲げた後、前記凹部に嵌合して復元させる
    凸部を設けた請求項1に記載の蓋止部材。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載した蓋止部材を含む蓋止
    構造であって、前記丸穴の少なくとも一部に後方へ向か
    って次第に拡径するサラ穴部を設け、前記円筒状部材の
    外周後端部に前記サラ穴部に合致して、前記蓋の裏面と
    面一となる拡径部を設けたことを特徴とする蓋止構造。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載した蓋止部材を含む蓋止
    構造であって、前記板状部分の裏面における前記長穴の
    周囲に、前記基部と前記長穴とが互いの長手方向を直交
    させる部分を除いて凸部を設けたことを特徴とする蓋止
    構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012171310A1 (zh) * 2011-06-14 2012-12-20 中兴通讯股份有限公司 一种把手
JP2020500731A (ja) * 2016-12-09 2020-01-16 デュール システムズ アーゲーDurr Systems AG ロボットに取り付けられるクロージャー装置
WO2020116332A1 (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 株式会社エンプラス ソケット

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