JPH01315193A - 機器取付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、携帯できる機器を自動車などに着脱可能に
固定するための機器取付装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来の機器取付装置を第１５図〜第１８図について説明
する。第１５図は平面図、第１６図は正面図、第１７図
は側面図、第１８図は第１５図の１ａＸ■−Ｘ■の断面
図である。図において、（１）は携帯できる機器で、そ
の取付面（１ａ）に卓上などに置く際の機器保護用とし
ての４本の足（２）を有している。（３）は機器（１）
を自動車などに固定するための取付器具で、４本の切起
こし片（３ａ）を有している。（４）は各切起こし片（
３ａ）にそれぞれ挿着したゴム座で、足（２）がそれぞ
れ当接する位置に設けられている。（５）はｖ１器（１
）の一方に設けた引掛は片で、取付器具（３）の一端（
３ｂ）に嵌め込まれる。（６）は取付器具（３）の他端
（３Ｃ）に回転可能にｉｔされた固定ネジで、取付器具
（３）の＠器取付面（３ｄ）にネジ先が突出するように
挿着されている。（７）は機器（１）に設けたネジ孔で
、固定ネジ（６）が螺入される。（８）は取付器具（３
）の取付片で、取付ネジ（図示せず）により自動車など
に取り付けられる。

次に動作について説明する。取付器具（３）の一端（３
ｂ）に機器（１）の引掛は片（５）を嵌め込み、機器（
１）の取付面（１ａ）を取付器具（３）の機器取付面（
３ｄ）に沿わせて、固定ネジ（６）をネジ孔（７）に螺
合し締め付けると、各足（２）が各ゴム座（４）に食い
込んだ図示の状態で機器（１）を取付器具（３）に固定
できる。

［発明が解決しようとする課ｆｆｌ］ 上記のような従来の機器取付装置では、機器（１）を取
付器具（３）に固定あるいは取り外すときには必ず固定
ネジ（６）を回転操作させなければならないし、また固
定ネジ（６）の締付は力が弱いと機器（１）の左右、前
後へのガタが防止できず、撮動などが加わると固定ネジ
（６）の緩みが発生するなどの問題点があった。

この発明はかかる問題点を解消するためになされたもの
で、機器の固定、取外しが容易に行えると共に固定状態
でのガタもなく強固に機器の固定ができる機器取付装置
を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る機器取付装置は、機器とこの機器を固定
するための取付器具とからなり、かつ前記機器の取付面
に少なくとも３個設けられる足兼用突起、各足兼用突起
にそれぞれ設けられる凹部、前記各足兼用突起を結ぶ多
角形内に位置するように前記機器の取付面に設けられる
前記足兼用突起よりも低い固定用突起、前記取付器具に
移動可能に取付けられて引掛は部とガタ防止用凸部とを
有しかつばねにより一方向に付勢されるレバー、および
前記取付器具に設けられて前記機器を載せて一定距離ス
ライドさせたときに前記各凹部に嵌まり込む凸部および
前記足兼用突起に係合するガイドを備え、前記取付器具
に前記機器を載せてスライドさせたとき、前記レバーは
前記機器の固定用突起で前記ばねに抗して一旦移動させ
られた後、前記スライドの完了時点で前記ばねにより復
帰して前記引掛は部が前記固定用突起をほぼスライド方
向に挟持し、同時に前記レバーのガタ防止用凸部が前記
固定用突起に圧接されるようにしたものである。

［作用］ この発明においては、取付器具のガイドに機器の足兼用
突起を沿わせて機器を取付器具にスライドさせると、機
器の固定用突起がレバーをばねに抗して移動させ、スラ
イドの完了時点でばねにより復帰するレバーの引掛は部
が固定用突起に係合して固定用突起を固定するので、機
器が取付器具に固定される。この機器の固定状態では各
足兼用突起の凹部がそれぞれ凸部に嵌まり込むと共に足
兼用突起がガイドに係合し、かつレバーのガタ防止用凸
部が固定用突起に圧接されるので、機器がガタつかず強
固に固定される。

［発明の実施例コ この発明の一実施例を第１図〜第１３図について説明す
る。第１図は機器側から見た表面斜視図、第２図は第１
図から機器を外した状態を示す表面斜視図、第３図は取
付器具側から見た裏面図、第４図は第３図の側面図、第
５図はスライド過程を示す第３図と同じ図、第６図は第
５図の側面図、第７図は取付器具の表面図、第８図は第
７図の側面図、第９図は第７図の線■−ＩＸの断面図、
第１０図は機器の裏面図、第１１図は第１０図の側面図
、第１２図は第１０図の線ｘｎ−ｘ■の拡大断面図、第
１３図は第１０図の線ｘｍ−ｘｍの拡大断面図である。

図において、（９）は携帯できる機器、（１０）は機器
（９）の取付面（９ａ）に４個設けた足兼用突起で、ガ
タつきおよび脱落を防止するための凹部（１０ａ）が同
向きに形成されている。（１１）は足兼用突起（１０）
の四角形内に位置するように機器（９）の取付面（９ａ
）に設けた固定用突起で、足兼用突起（１０）よりも低
く形成されている。（１２）は機器（９）を自動車など
に固定するための取付器具、（１３）は取付器具（１２
）に４個設けた凸部で、各足兼用突起（１０）の凹部（
１０ａ）に嵌合して機器（９）のガタつきおよび脱落を
防止する。（１４）は取付器具（１２）に設けたガイド
で、機器（９）がスライドするときに足兼用突起（１０
）をガイドする。（１５）は取付器具（１２）に回転可
能に支持゛されたレバーで、引掛は部（１５ａ）が内部
にあって手動操作部（１５ｂ）が外部に突出している。

（１６）はレバー（１５）を−方向に付勢するばね、（
１７）はレバー（１５）のストッパー、（１８）はレバ
ー（１５）に設けたガタ防止用凸部で、固定用突起（１
１）に圧接される。（１９）は取付器具（１２）を自動
車などに取り付けるための取付ねじである。

次に動作について説明する。取付器具（１２）のガイド
（１４）の間に足兼用突起（１０）を嵌め込むようにし
て機器（９）を取付器具（１２）に沿わせて載せ、この
第５図、第６図の状態から機器（９）を矢印（２０）で
示す方向にスライドさせる。スライド途中で固定用突起
（１１）がレバー（１５）に当接してばね（１６）に抗
してレバー（１５）を時計方向に回転させ、スライド完
了時点で固定用突起（１１）はレバー（１５）の引掛は
部（１５ａ）から外れるとレバー（ｉｓ）がばね（１６
）により復帰して引掛は部（１５ａ）が固定用突起（１
１）に係合する。このように第３図、第４図の状態では
レバー（１５）の引掛は部（１５ａ）が固定用突起（１
１）に引掛かった時点で同時に各凸部（１３）が各足兼
用突起（１０）の凹部（１０ａ）にそれぞれ嵌まり込む
と共に足兼用突起（１０）がガイド（１４）に係合し、
更にレバー（１５）のガタ防止用凸部（１８）が固定用
突起（１１）を持ち上げて、機器（９）の上下、左右、
前後のガタを無くし、機器（９）が取付器具（１２）に
固定される。

第３図の固定状態から機器（９）を取り外す場合、レバ
ー（１５）の手動操作部（１５ｂ）をばね（１Ｂ）に抗
して時計方向に回してレバー（１５）の引掛は部（１５
ａ）を固定用突起（１１）から外せば、機器（９）が矢
印（２１）の方向にスライドするので、容易に取り外せ
る。

上記実施例ではレバー（１５）が回転するものを示した
が、第１４図に示すように往復移動するレバー（１５Ａ
）であってもよい。レバー（１５Ａ）はガイド片（２２
）により移動して手動操作部（１５ｂ）をばね（１６）
に抗して外部に引張れるようになっている。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば機器の固定、取外しが
容易に行えると共に固定状態でのガタもなく強固に機器
の固定ができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す機器側からみた表面
斜視図、第２図は第１図から機器を外した状態を示す表
面斜視図、第３図は取付器具側からみた裏面図、第４図
は第３図の側面図、第５図はスライド過程を示す第３図
と同じ図、第６図は第５図の側面図、第７図は取付器具
の表面図、第８図は第７図の側面図、第９図は第７図の
線ＩＸ−ｒＸの断面図、第１０図は機器の裏面図、第１
１図は第１０図の側面図、第１２図は第１Ｑ図の線ｘ■
−ｘｎの拡大断面図、第１３図は第１０図の線ｘｍ−ｘ
ｍの拡大断面図、第１４図はこの発明の他の実施例を示
す第２図と同じ図、第１５図は従来装置を示す平面図、
第１６図は正面図、第１７図は側面図、第１８図は第１
５図の線Ｘ■−Ｘ■の断面図である。 図において、（９）は機器、（９ａ）は機器（９）の取
付面、（１０）は足兼用突起、（１０ａ）は凹部、（１
１）は固定用突起、（１２）は取付器具、（１３）は凸
部、（１４）はガイド、（１５）、　（１５Ａ）はレバ
ー、（１５ａ）は引掛は部、（１６）はばね、（１８）
はガタ防止用凸部を示す。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。 第３図 第４図 第５図 第６図 第７図 第Ｓ図 第９図 第１Ｏ図 第１２図　　　　　　第１３図 第１４図 第１５図 第１６図 手続補正書（自発） 昭和　　年　　１ｈ　１５日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）機器とこの機器を固定するための取付器具とから
   なり、かつ前記機器の取付面に少なくとも３個設けられ
   る足兼用突起、各足兼用突起にそれぞれ設けられる凹部
   、前記各足兼用突起を結ぶ多角形内に位置するように前
   記機器の取付面に設けられる前記足兼用突起よりも低い
   固定用突起、前記取付器具に移動可能に取付けられて引
   掛け部とガタ防止用凸部とを有しかつばねにより一方向
   に付勢されるレバー、および前記取付器具に設けられて
   前記機器を載せて一定距離スライドさせたときに前記各
   凹部に嵌まり込む凸部および前記足兼用突起に係合する
   ガイドを備え、 前記取付器具に前記機器を載せてスライドさせたとき、
   前記レバーは前記機器の固定用突起で前記ばねに抗して
   一旦移動させられた後、前記スライドの完了時点で前記
   ばねにより復帰して前記引掛け部が前記固定用突起をほ
   ぼスライド方向に挟持し、同時に前記レバーのガタ防止
   用凸部が前記固定用突起に圧接されるようにしたことを
   特徴とする機器取付装置。