JPH061486Y2 - セット取付装置 - Google Patents
セット取付装置Info
- Publication number
- JPH061486Y2 JPH061486Y2 JP1988047532U JP4753288U JPH061486Y2 JP H061486 Y2 JPH061486 Y2 JP H061486Y2 JP 1988047532 U JP1988047532 U JP 1988047532U JP 4753288 U JP4753288 U JP 4753288U JP H061486 Y2 JPH061486 Y2 JP H061486Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- pin
- recess
- lock lever
- lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔概要〕 車載用機器(セット)を車体の一部に取付ける際に使用
するブラケットと該機器との間の結合にロックレバーを
使用し、ネジ止め作業を不要にする。
するブラケットと該機器との間の結合にロックレバーを
使用し、ネジ止め作業を不要にする。
本考案はブラケットとセットとの間の結合にネジ止めを
要しないセット取付装置に関する。
要しないセット取付装置に関する。
車載用の無線機等のセットを両側に取付ける場合、一般
には第3図に示すように金属製のブラケット10をネジ
11で車体側に取付け、該ブラケットにセット20を取
付ける方法をとる。ブラケット10には複数の長穴12
が形成されているので、ネジ11を適当な本数用いてブ
ラケット10を車体の一部に強固に取付けることができ
る。セット20の側部には溝21が形成してあり、ここ
にブラケット下端13を嵌合させることでセット20の
上下方向の動きを規制する。セット20の前後方向の動
きは、ブラケット10の耳部14に形成されたネジ穴1
5に、セット20の耳部22に保持されたネジ23を螺
合させることにより規制される。
には第3図に示すように金属製のブラケット10をネジ
11で車体側に取付け、該ブラケットにセット20を取
付ける方法をとる。ブラケット10には複数の長穴12
が形成されているので、ネジ11を適当な本数用いてブ
ラケット10を車体の一部に強固に取付けることができ
る。セット20の側部には溝21が形成してあり、ここ
にブラケット下端13を嵌合させることでセット20の
上下方向の動きを規制する。セット20の前後方向の動
きは、ブラケット10の耳部14に形成されたネジ穴1
5に、セット20の耳部22に保持されたネジ23を螺
合させることにより規制される。
第3図の方法では、セット1台当りネジ23が左右に1
本ずつあるので、取付セット台数が多いとネジ止め作業
に時間がかかり、またドライバ等の工具を必要とする欠
点がある。
本ずつあるので、取付セット台数が多いとネジ止め作業
に時間がかかり、またドライバ等の工具を必要とする欠
点がある。
本考案はセット側にロックレバーを設けることで、ブラ
ケットとの間のネジ止めを不要にするものである。
ケットとの間のネジ止めを不要にするものである。
本考案は、車体に対し略筒状のブラケット(10)を固定
し、該ブラケット(10)に車載用のセット(20)を挿入して
取付けるセット取付け装置において、該セット(20)には
ピン(29)または凹部(26)を有するロックレバー(25)を設
け、また該ブラケット(10)には該ロックレバー(25)のピ
ン(29)または凹部(26)と係合する凹部(19)またはピン(1
6)を設け、前記凹部(26または19)は、該凹部(26または1
9)の弾性により前記ピン(29または16)に係合する構造と
してなることを特徴とするものである。
し、該ブラケット(10)に車載用のセット(20)を挿入して
取付けるセット取付け装置において、該セット(20)には
ピン(29)または凹部(26)を有するロックレバー(25)を設
け、また該ブラケット(10)には該ロックレバー(25)のピ
ン(29)または凹部(26)と係合する凹部(19)またはピン(1
6)を設け、前記凹部(26または19)は、該凹部(26または1
9)の弾性により前記ピン(29または16)に係合する構造と
してなることを特徴とするものである。
セットに設けられたロックレバーのピンまたは凹部とブ
ラケットに設けられた凹部またはピンとの組み合わせに
よるロック機構は、ネジ止めとは異なりワンタッチでセ
ットとブラケットを結合(または結合解除)させること
ができる。しかも、ドライバ等の工具も必要としないの
で、取付け、取り外し作業を極めて短時間で完了するこ
とができる。
ラケットに設けられた凹部またはピンとの組み合わせに
よるロック機構は、ネジ止めとは異なりワンタッチでセ
ットとブラケットを結合(または結合解除)させること
ができる。しかも、ドライバ等の工具も必要としないの
で、取付け、取り外し作業を極めて短時間で完了するこ
とができる。
また、ピンと凹部との係合は凹部弾性によって保持され
るため、構造を簡単にすることができる。
るため、構造を簡単にすることができる。
第1図は本考案の一実施例を示す構成図で、(a)は組立
斜視図である。セット20の側部前面側には軸支24で
回転自在に支持されたロックレバー25が左右に独立し
て設けられている。このロックレバー25には係合用の
凹部26が形成されていて、これをブラケット10の側
部内壁に設けられた係合用のピン16に係合させると、
セット20はブラケット10に結合される。ロックレバ
ー25の操作は簡単であり、(b)の状態からA方向に回
転させることで(c)のロック状態になる。(d)はこのとき
の拡大図である。レバー25の凹部26は開口部がピン
16の直径よりやや狭く、レバー25をA方向に回転さ
せると凹部26は一旦B方向に開き、ピン16に係合す
るとC方向に閉じてピン16を包持する構造である。こ
の動作はレバー25の素材を樹脂とすれば弾性的に行い
易いが、金属でも構わない。
斜視図である。セット20の側部前面側には軸支24で
回転自在に支持されたロックレバー25が左右に独立し
て設けられている。このロックレバー25には係合用の
凹部26が形成されていて、これをブラケット10の側
部内壁に設けられた係合用のピン16に係合させると、
セット20はブラケット10に結合される。ロックレバ
ー25の操作は簡単であり、(b)の状態からA方向に回
転させることで(c)のロック状態になる。(d)はこのとき
の拡大図である。レバー25の凹部26は開口部がピン
16の直径よりやや狭く、レバー25をA方向に回転さ
せると凹部26は一旦B方向に開き、ピン16に係合す
るとC方向に閉じてピン16を包持する構造である。こ
の動作はレバー25の素材を樹脂とすれば弾性的に行い
易いが、金属でも構わない。
レバー25を(b)の状態にするには、レバー25をAと
は逆のE方向に回転させる操作をすればよいが、(e)の
ようにレバー25の先端に傾斜部27を形成しておけ
ば、セット20をD方向に押し込んだとき自動的にレバ
ー25はE方向に回転するので、レバー操作はA方向へ
の回転だけで済む。
は逆のE方向に回転させる操作をすればよいが、(e)の
ようにレバー25の先端に傾斜部27を形成しておけ
ば、セット20をD方向に押し込んだとき自動的にレバ
ー25はE方向に回転するので、レバー操作はA方向へ
の回転だけで済む。
セット20の側部に形成した長尺の凸部28は、ブラケ
ット10内におけるセット20の左右の動きを規制する
ものであるが、その先端部を(f)のようにブラケット後
端17に固着したゴム等の弾性体18に押し当てると、
セット20の前後の微小な動きも規制され、走行中に振
動音を発生させずに済む。尚、ブラケット10は天地逆
に使用することができるように、ピン16の位置は中間
部に設定してある。また、ロックレバー25は(c)の状
態の時にその表面がセット20の表面と同一平面となる
ように構成しているため、誤って指等が触れて係合がは
ずれることはない。尚、ロックレバー25の表面がセッ
ト20の表面より低くなるようにしてもよい。
ット10内におけるセット20の左右の動きを規制する
ものであるが、その先端部を(f)のようにブラケット後
端17に固着したゴム等の弾性体18に押し当てると、
セット20の前後の微小な動きも規制され、走行中に振
動音を発生させずに済む。尚、ブラケット10は天地逆
に使用することができるように、ピン16の位置は中間
部に設定してある。また、ロックレバー25は(c)の状
態の時にその表面がセット20の表面と同一平面となる
ように構成しているため、誤って指等が触れて係合がは
ずれることはない。尚、ロックレバー25の表面がセッ
ト20の表面より低くなるようにしてもよい。
第2図は本考案の他の実施例の構成図である。本例では
ロックレバー25側に係合用のピン29を、そしてブラ
ケット10側に係合用の凹部19を形成したものであ
る。この凹部19はブラケット10を天地逆に使用でき
るように上下対称に形成してある。ロックレバー25の
操作は第1図と同様であり、(b)のようにE方向に回転
させてピン29を凹部19の入口に位置させ、この状態
からセット20を更に押し込んでストッパ30をブラケ
ット10の端部に圧接させ、さらに(c)のようにレバー
25をA方向に回転させる。
ロックレバー25側に係合用のピン29を、そしてブラ
ケット10側に係合用の凹部19を形成したものであ
る。この凹部19はブラケット10を天地逆に使用でき
るように上下対称に形成してある。ロックレバー25の
操作は第1図と同様であり、(b)のようにE方向に回転
させてピン29を凹部19の入口に位置させ、この状態
からセット20を更に押し込んでストッパ30をブラケ
ット10の端部に圧接させ、さらに(c)のようにレバー
25をA方向に回転させる。
このようにするとブラケット10の側壁端部31がピン
29とストッパ30の間で挾持され、ロック状態とな
る。側壁端部31は(d)に拡大して示すように途中に奥
部の幅W1より広い幅W2の膨出部が形成してあり、こ
こをピン29が圧接状態で通過する構造としてあるの
で、ロックレバー25が振動等でE方向へ回転すること
は防止される。
29とストッパ30の間で挾持され、ロック状態とな
る。側壁端部31は(d)に拡大して示すように途中に奥
部の幅W1より広い幅W2の膨出部が形成してあり、こ
こをピン29が圧接状態で通過する構造としてあるの
で、ロックレバー25が振動等でE方向へ回転すること
は防止される。
以上述べたように本考案によれば、車載用無線機等のセ
ットを、車体への取付用ブラケットにワンタッチで着脱
することができ、ネジ止め作業やドライバ等の工具を必
要としない利点がある。また、ロックレバーはネジ止め
部に比べ意匠的に美栄えのよいものとすることができ
る。
ットを、車体への取付用ブラケットにワンタッチで着脱
することができ、ネジ止め作業やドライバ等の工具を必
要としない利点がある。また、ロックレバーはネジ止め
部に比べ意匠的に美栄えのよいものとすることができ
る。
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、 第2図は本考案の他の実施例を示す構成図、 第3図は従来のセット取付装置の斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】車体に対し略筒状のブラケット(10)を固定
し、該ブラケット(10)に車載用のセット(20)を挿入して
取付けるセット取付け装置において、 該セット(20)にはピン(29)または凹部(26)を有するロッ
クレバー(25)を設け、また該ブラケット(10)には該ロッ
クレバー25のピン(29)または凹部(26)と係合する凹部(1
9)またはピン(16)を設け、 前記凹部(26または19)は、該凹部(26または19)の弾性に
より前記ピン(29または16)に係合する構造としてなるこ
とを特徴とするセット取付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988047532U JPH061486Y2 (ja) | 1988-04-08 | 1988-04-08 | セット取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988047532U JPH061486Y2 (ja) | 1988-04-08 | 1988-04-08 | セット取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01157472U JPH01157472U (ja) | 1989-10-30 |
JPH061486Y2 true JPH061486Y2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=31273734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988047532U Expired - Lifetime JPH061486Y2 (ja) | 1988-04-08 | 1988-04-08 | セット取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH061486Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7045847B2 (ja) * | 2017-12-19 | 2022-04-01 | 池上通信機株式会社 | 操作モジュールロック機構 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5749434Y2 (ja) * | 1977-01-31 | 1982-10-29 | ||
JPS57109953U (ja) * | 1980-12-26 | 1982-07-07 |
-
1988
- 1988-04-08 JP JP1988047532U patent/JPH061486Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01157472U (ja) | 1989-10-30 |
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