JP3440576B2 - サイドスイッチ付き入力ペン - Google Patents

サイドスイッチ付き入力ペン

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JP3440576B2
JP3440576B2 JP25923694A JP25923694A JP3440576B2 JP 3440576 B2 JP3440576 B2 JP 3440576B2 JP 25923694 A JP25923694 A JP 25923694A JP 25923694 A JP25923694 A JP 25923694A JP 3440576 B2 JP3440576 B2 JP 3440576B2
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side switch
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忠昭 杉野
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は入力ペンに関し、特に外
周にサイドスイッチ釦を有する入力ペンに関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】従来のサイドスイッチ付入力ペンは、外
筒を上下ケ−スに分かれた構成とされ、スイッチ釦は上
ケ−スの孔に嵌め込み後、下ケ−スで押さえ、先金、尾
栓によって一体に取り付ける方法が行なわれていた。例
えば図3に示すように、参照符号21は先行技術のサイ
ドスイッチ付入力ペンであって、外筒は上ケ−ス22
a、下ケ−ス22bに分けられ、サイドスイッチ釦23
は上ケ−ス22aの孔28に内側から落し込まれ、操作
面を外側に露出している。サイドスイッチ釦23の下に
は、このサイドスイッチ釦23の押圧により動作するサ
イドスイッチ24が基板25上にハンダ付固定されてい
る。基板25は上ケ−ス22aと下ケ−ス22bに挟み
込まれ固定されている。上ケ−ス22aと下ケ−ス22
bは、サイドスイッチ釦23とサイドスイッチ24が固
定された基板25を内部に固定した後、前部は先金2
7、後部は尾栓26によって螺合にて嵌め込み固定され
ていた。 【0003】 【発明が解決しようとする問題点】如上の従来構造では
サイドスイッチ釦23を組み込むためには、始めに上ケ
−ス22aの孔28にサイドスイッチ釦23を入れてお
き、下ケ−ス22bによって下から押さえるため、パイ
プ状の外筒に組み込むことはできなかった。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は従来の問題に鑑
みなされたもので、パイプ状の外筒と、該パイプ状の外
筒の前後に先金と尾栓を配置し、前記先金と尾栓の締め
付け力により保持される基板を設けたサイドスイッチ付
き入力ペンであって、前記パイプ状の外筒外周に穿孔さ
れた孔に、先端に突起を有する爪を配したサイドスイッ
チ釦を外側から嵌入し、前記先金と尾栓を締め付けた時
に、前記サイドスイッチ釦の先端突起部下側に、該突起
の入る大きさの孔を設けた基板で、前記孔は突起部の横
幅が入る大きさであり、軸方向は基板の前後動より突起
が孔から外れる大きさの孔が設けられている基板を配置
し、前記基板の前方もしくは後方にバネが配置され、
イドスイッチ釦の先端に設けた突起に、先金または尾栓
の締め付け時に発生する基板の前後動を利用して、サイ
ドスイッチ釦を基板に係止するサイドスイッチ付き入力
ペンを提案するものである。 【0005】 【作用】本発明では、サイドスイッチ釦を、パイプ状の
外筒の孔に外側から落し込み、サイドスイッチ釦の係止
片を嵌合する孔を開けられた基板を、先金又は尾栓によ
り前後動することにより、サイドスイッチ釦下部に設け
られた係止片としての爪部を基板の孔の縁部にひっか
け、抜けないようにし、取り外す場合も先金又は尾栓の
前後動により基板の孔をずらし簡単に外すことができ
る。 【0006】 【実施例】本発明の一実施例を添付図面を参照し説明す
る。図1は本発明の一実施例のサイドスイッチ付き入力
ペンの要部縦断面図である。参照符号1はサイドスイッ
チ付き入力ペンであって、円筒形の外筒2の外周孔9に
サイドスイッチ釦3が外側から落し込まれている。この
サイドスイッチ釦3の下方にサイドスイッチ4が基板5
にハンダ付け固定されている。サイドスイッチ釦3の下
部には爪3aが基板5の開孔5aの縁部に引っかかり抜
けないように突起状3bになっている。基板5は、円筒
形の外筒2の先端にネジ止めされている先金7に、バネ
8に付勢され尾栓6のネジ締めにより、スライダ−10
と共に矢印方向に移動するように固定される。 【0007】図2は第2の実施例で、参照符号11はサ
イドスイッチ付き入力ペンであって、円筒形の外筒12
の外周孔19にサイドスイッチ釦13が外側から落し込
まれている。このサイドスイッチ釦13の下方にサイド
スイッチ14が基板15にハンダ付固定されている。サ
イドスイッチ釦13の下部には爪13aは基板15の開
孔15aの縁部に引っかかり抜けないように突起状13
bになっている。基板15は円筒形の外筒12の後端に
ネジ止めされている尾栓16、バネ18に付勢され先金
17のネジ締めにより、スライダ−20と共に矢印方向
に移動するように固定されている。 【0008】本発明のサイドスイッチ付入力ペンの構造
では外筒がパイプ状になっており、図1の実施例では尾
栓6を緩めた状態でサイドスイッチ釦3を外筒2の外側
より落し込み、尾栓6をネジ締めすることにより基板5
の開口5aが矢印方向に移動し、サイドスイッチ釦3の
爪3aの突起3bを係止し、抜け止めすることができ
る。 【0009】また、図2の実施例では先金17のネジを
緩めておき、サイドスイッチ釦13を外筒12の孔19
の外側より落し込み、先金17のネジを締め付けると基
板15の開孔15aが後部に移動しサイドスイッチ釦1
3の爪13aを係止し、抜け止めすることができる。 【0010】 【発明の効果】本発明は如上のような構成となしたの
で、パイプ状の外筒に対しても簡単にサイドスイッチ釦
を取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】 図1 第1のサイドスイッチ付き入力ペン要部縦断面
図 図2 第2のサイドスイッチ付き入力ペン要部縦断面
図 図3 従来のサイドスイッチ付き入力ペン要部縦断面
図 【符号の説明】 1 入力ペン 2 外筒 3 サイドスイッチ釦 3a サイドスイッチ釦爪 3b 突起 4 サイドスイッチ 5 基板 5a 基板開孔 6 尾栓 7 先金 8 バネ 9 孔 10 スライダ− 11 入力ペン 12 外筒 13 サイドスイッチ釦 13a サイドスイッチ爪 13b 突起 14 サイドスイッチ 15 基板 15a 基板開孔 16 尾栓 17 先金 18 バネ 19 孔 20 スライダ− 21 入力ペン 22a 上ケ−ス 22b 下ケ−ス 23 サイドスイッチ釦 24 サイドスイッチ 25 基板 26 尾栓 27 先金

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】パイプ状の外筒と、該パイプ状の外筒の前
    後に先金と尾栓を配置し、前記先金と尾栓の締め付け力
    により保持される基板を設けたサイドスイッチ付き入力
    ペンであって、前記パイプ状の外筒外周に穿孔された孔
    に、先端に突起を有する爪を配したサイドスイッチ釦を
    外側から嵌入し、前記先金と尾栓を締め付けた時に、前
    記サイドスイッチ釦の先端突起部下側に、該突起の入る
    大きさの孔を設けた基板で、前記孔は突起部の横幅が入
    る大きさであり、軸方向は基板の前後動より突起が孔か
    ら外れる大きさの孔が設けられている基板を配置し、前
    記基板の前方もしくは後方にバネが配置され、サイドス
    イッチ釦の先端に設けた突起に、先金または尾栓の締め
    付け時に発生する基板の前後動を利用して、サイドスイ
    ッチ釦を基板に係止することを特徴とするサイドスイッ
    チ付き入力ペン。
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