JPH0639848Y2 - プリント基板穴あけ装置のエアドリル本体取り付け構造 - Google Patents

プリント基板穴あけ装置のエアドリル本体取り付け構造

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JPH0639848Y2
JPH0639848Y2 JP2976789U JP2976789U JPH0639848Y2 JP H0639848 Y2 JPH0639848 Y2 JP H0639848Y2 JP 2976789 U JP2976789 U JP 2976789U JP 2976789 U JP2976789 U JP 2976789U JP H0639848 Y2 JPH0639848 Y2 JP H0639848Y2
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JP
Japan
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holder
air drill
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drill body
movable
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幸二 高橋
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Japan Steel Works Ltd
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Japan Steel Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、プリント基板穴あけ装置のエアドリル本体取
り付け構造に関するものである。
(ロ)従来の技術 プリント基板穴あけ装置には、穴あけ加工のためにエア
ドリルが用いられている。エアドリルはプリント基板が
設置されるテーブルの下側に配置され、上下動すること
によりプリント基板に穴あけする。ドリルを交換する場
合にはエアドリル本体を取り外す必要がある。すなわ
ち、エアドリル本体の上部側にはプリント基板を支持す
るためのテーブルがあるため、上側からドリルを交換す
ることができない。このため、エアドリル本体を取り外
してから、ドリルを交換する。ドリルを交換した後、再
びエアドリル本体を取り付ける。エアドリル本体の脱着
のために従来はねじ機構が用いられている。すなわち、
エアドリル本体に外周にねじを有するホルダーを取り付
け、ホルダーを装置側のブラケットのねじにねじ込むこ
とによりエアドリル本体を取り付けていた。
(ハ)考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記のように、ねじ機構を用いてエアド
リル本体の脱着作業を行なう構造の場合には、振動によ
ってねじが緩む場合があり、また工具を使用して締め付
ける必要があり、脱着作業が面倒なものとなっている。
本考案はこのような課題を解決することを目的としてい
る。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、スプリングの弾性力によってエアドリル本体
を固定することにより、上記課題を解決する。すなわ
ち、本考案によるプリント基板穴あけ装置のエアドリル
本体取り付け構造は、エアドリル本体(20)の外周に固
定ホルダー(22)及び可動ホルダー(24)が設けられて
おり、固定ホルダーはエアドリル本体に固定されてお
り、可動ホルダーはエアドリル本体の軸方向に移動可能
であり、固定ホルダーと可動ホルダーとの間には可動ホ
ルダーを固定ホルダーから遠ざける向きの力を作用する
スプリング(28)が設けられおり、固定ホルダー及び可
動ホルダーには可動ホルダーが固定ホルダーから所定以
上遠ざかることを阻止するストッパ機構(26)が設けら
れており、プリント基板穴あけ装置のブラケット(12)
には互いに平行な第1プレート部(12a)及び第2プレ
ート部(12b)が設けられており、第1プレート部には
エアドリル本体の通過は許容するが固定ホルダーは通過
させない穴(12c)が設けられており、第1プレート部
と第2プレート部との間に固定ホルダーを第1プレート
側に位置させた状態で固定ホルダー及び可動ホルダーが
配置され、上記ブラケットには可動ホルダーに対してス
プリング圧縮方向への力を作用可能なレバー(30)が設
けられており、レバーと第2プレート部との間にストッ
パプレート(34)が配置されており、第1プレート部と
第2プレート部との間の寸法と、固定ホルダー、可動ホ
ルダー、レバー及びストッパプレートのエアドリル本体
軸方向への寸法との関係は、ストッパプレートを除去し
た場合には可動ホルダーがストッパ機構によって停止さ
れている状態となり、ストッパプレートを介装させた場
合には可動ホルダーがスプリング圧縮方向へ変移した状
態となるように設定されている。なお、かっこ内の符号
は後述の実施例の対応する部材を示す。
(ホ)作用 エアドリル本体を取り外す場合には、レバーをスプリン
グ圧縮側に作動させ、ストッパプレートを引抜く。次い
で、レバーをスプリング解放方向に戻せば、エアドリル
本体を取り外すことができる。一方、エアドリル本体を
取り付ける場合には、エアドリル本体をブラケットの第
1プレート部の穴を通して挿入し、次いでレバーによっ
て可動ホルダーをスプリング圧縮側に押圧し、レバーと
第2プレート部との間にストッパプレートを差し込めば
よい。従って、レバーの操作により簡単にエアドリル本
体の脱着作業を行なうことができる。
(ヘ)実施例 第1〜5図に本考案の実施例を示す。垂直向きのガイド
部材10にブラケット12が移動可能に案内されている。ブ
ラケット12は水平向きの互いに平行な第1プレート部12
a及び第2プレート部12bを有している。上側の第1プレ
ート部12aの上面にスリーブ14が取り付けられている。
スリーブ14の上端側にはカバー16が設けられている。カ
バー16はスリーブ14に対して軸方向に移動可能である
が、図示してない停止機構により所定以上は上方に移動
しないように構成されている。カバー16にはスプリング
18によって常に上向きの力が作用している。第1プレー
ト部12aには穴12cが設けられており、この穴12cを貫通
してスリーブ14の内径部にエアドリル本体20が配置され
ている。エアドリル本体20には固定ホルダー22及び可動
ホルダー24が設けられている。固定ホルダー22はエアド
リル本体20の外径部に固定されている。すなわち、固定
ホルダー22は半円状の2つの部材により構成されてお
り、これをボルトによって締付けることによりエアドリ
ル本体20に固定されている。可動ホルダー24はエアドリ
ル本体20に対して軸方向に移動可能であるが、ストッパ
機構26により固定ホルダー22から所定以上遠ざかること
ができないように構成されている。固定ホルダー22と可
動ホルダー24との間にはスプリング28が設けられてお
り、これは固定ホルダー22と可動ホルダー24とを互いに
遠ざける向きの力を作用している。可動ホルダー24の下
端側にレバー30により押圧力を作用可能である。すなわ
ち、レバー30はブラケット12にピン32によって支持され
ており、第1図に示すように水平状態とした場合に可動
ホルダー24の下端に接触するように構成されている。レ
バー30には第2図に示すようにみぞ30aが設けられてお
り、この部分にエアドリル本体20が配置される。レバー
30と第2プレート部12bとの間にストッパプレート34が
配置される。ストッパプレート34も第3図に示すように
みぞ34aを有している。また第2プレート部12bも第4図
に示すようにエアドリル本体20に固定されている固定ホ
ルダー22の外径の通過を許すためのみぞを有している
(ただし、ストッパプレート34は第2プレート部12bの
みぞを通過しない)。エアドリル本体20の上端側のチャ
ック36にドリル38が取り付けられている。
次にこの実施例の動作について説明する。ドリル38を交
換するためにエアドリル本体20を取り外す場合には、ま
ずレバー30を第1図中で時計方向に作動させ、可動ホル
ダー24をスプリング28の力を抗して上方に移動させる。
これにより、ストッパプレート34に力が作用しない状態
となるのでストッパプレート34を簡単に引抜くことがで
きる。次いで、レバー30の力を解除すれば第5図に示す
ような状態となり、エアドリル本体20を下方に引抜くこ
とができる。
エアドリル本体20を取り付ける際には、上記と逆の操作
を行なう。すなわち、エアドリル本体20をスリーブ14内
に挿入し、レバー30によって可動ホルダー24を上方に移
動させ、レバー30と第2プレート部12bとの間にストッ
パプレート34を差し込む。ストッパプレート34を差し込
んだ状態では可動ホルダー24はストッパ機構26によって
停止される状態よりも上方に移動した状態となってお
り、スプリング28の弾性力が固定ホルダー22に作用して
いる。このため、固定ホルダー22は第1プレート部12a
に押付けられた状態となり、固定される。この状態でド
リル38を回転駆動させると共にブラケット12を上昇させ
ることによりプリント基板40に穴をあけ加工を行なうこ
とができる。なお、カバー16は、穴あけ加工時にプリン
ト基板40の下面に密着して切粉の飛散を防止するための
ものである。
(ハ)考案の効果 以上説明してきたように、本考案によると、固定ホルダ
ーと可動ホルダーとの間に配置したスプリングによって
エアドリル本体をブラケットに固定するようにしたの
で、レバーの操作だけにより、工具などを必要とするこ
となく、エアドリル本体を容易に脱着することができ
る。しかも、ねじ機構などを用いていないので振動によ
る緩みなどの問題も発生しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す図、第2図はレバーを示
す斜視図、第3図はストッパプレートを示す斜視図、第
4図は第2プレート部を示す斜視図、第5図は第1図の
ストッパプレートを取り除いた状態を示す図である。 12……ブラケット、14……スリーブ、20……エアドリル
本体、22……固定ホルダー、24……可動ホルダー、26…
…ストッパ機構、28……スプリング、30……レバー、34
……ストッパプレート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント基板に穴あけ加工するためのエア
    ドリル本体をプリント基板穴あけ装置のブラケットに固
    定するためのプリント基板穴あけ装置のエアドリル本体
    取り付け構造において、 エアドリル本体の外周に固定ホルダー及び可動ホルダー
    が設けられており、固定ホルダーはエアドリル本体に固
    定されており、可動ホルダーはエアドリル本体の軸方向
    に移動可能であり、固定ホルダーと可動ホルダーとの間
    には可動ホルダーを固定ホルダーから遠ざける向きの力
    を作用するスプリングが設けられており、固定ホルダー
    及び可動ホルダーには可動ホルダーが固定ホルダーから
    所定以上遠ざかることを阻止するストッパ機構が設けら
    れており、上記ブラケットには互いに平行な第1プレー
    ト部及び第2プレート部が設けられており、第1プレー
    ト部にはエアドリル本体の通過は許容するが固定ホルダ
    ーは通過させない穴が設けられており、第1プレート部
    と第2プレート部との間に固定ホルダーを第1プレート
    側に位置させた状態で固定ホルダー及び可動ホルダーが
    配置され、上記ブラケットには可動ホルダーに対してス
    プリング圧縮方向への力を作用可能なレバーが設けられ
    ており、レバーと第2プレート部との間にストッパプレ
    ートが配置されており、第1プレート部と第2プレート
    部との間の寸法と、固定ホルダー、可動ホルダー、レバ
    ー及びストッパプレートのエアドリル本体軸方向への寸
    法との関係は、ストッパプレートを除去した場合には可
    動ホルダーがストッパ機構によって停止されている状態
    となり、ストッパプレートを介装させた場合には可動ホ
    ルダーがスプリング圧縮方向へ変移した状態となるよう
    に設定されていることを特徴とするプリント基板穴あけ
    装置のエアドリル本体取り付け構造。
JP2976789U 1989-03-17 1989-03-17 プリント基板穴あけ装置のエアドリル本体取り付け構造 Expired - Lifetime JPH0639848Y2 (ja)

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JPH02122710U JPH02122710U (ja) 1990-10-09
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