JP2003032833A - 配線用装置及び配線用枠体 - Google Patents

配線用装置及び配線用枠体

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JP2003032833A
JP2003032833A JP2001213874A JP2001213874A JP2003032833A JP 2003032833 A JP2003032833 A JP 2003032833A JP 2001213874 A JP2001213874 A JP 2001213874A JP 2001213874 A JP2001213874 A JP 2001213874A JP 2003032833 A JP2003032833 A JP 2003032833A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】配線用枠体に作用する応力による同配線用枠体
の変形を防止して、その配線用枠体に配線器具を安定し
た状態で取り付けることができるとともに、配線器具を
壁の任意の位置に設置することができる配線用装置及び
配線用枠体を提供する。 【解決手段】配線用装置10は、間柱21に架設される
固定バー材12と、配線用枠体11とよりなる。配線用
枠体11は四角枠状をなす枠状部13及びその枠状部1
3に一体形成された第1及び第2側板部14,15を備
えている。第1側板部14には、第1側板部14を固定
バー材12に固定する固定バー材貫通部20が形成され
ている。固定バー材12に第1側板部14を固定し、第
1及び第2側板部14,15を介して枠状部13を固定
バー材12に支持させることにより、固定バー材12に
枠状部13に作用する応力を支持させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物内の壁の裏
側に取り付けられ、コンセント等の配線器具が取り付け
られる配線用装置及び配線用枠体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、スイッチやコンセント等の配
線器具を室内に臨ませて壁に設置するため、その壁裏に
は配線器具取付具として有底四角箱状をなす配線用ボッ
クスが設置されている。ところが、近年では、C型鋼等
の軽量間柱の前後に石膏ボードが立設されて形成される
壁が多くなってきている。このような壁は、石膏ボード
間にコンクリートが打設されないため、コンクリート壁
と異なりコンクリートの打設圧に対する配線器具取付具
の耐圧性等を考慮する必要がない。そのため、配線用ボ
ックスの代わりに枠状に形成された配線用枠体が配線器
具取付具として使用されている。
【0003】この配線用枠体としては特開平7−212
93号公報に開示されるものが知られている。この配線
用枠体は、金属板により略四角枠状をなす前板部と、そ
の前板部の両側部からそれぞれ同一方向へ延設された側
板部とより平面略コ字状に形成されている。前記前板部
の中央部には配線器具を挿入可能な装着孔が形成され、
その装着孔を形成する金属板の内周にはビス孔が形成さ
れている。
【0004】そして、配線用枠体が、その前板部の前面
が間柱の前面と略面一となるように一方の側板部が間柱
に取り付け固定された状態で、その配線用枠体の前面及
び後面側に石膏ボードが立設されて壁が形成される。さ
らに、壁形成後、石膏ボードの表側に形成された透孔か
ら装着孔の前記ビス孔に配線器具を保持した配線器具保
持枠をビス止めして、配線器具が配線用枠体に取り付け
られるとともに、石膏ボード、即ち壁に配線器具が設置
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
配線用枠体はその一方の側板部のみが間柱に固定され、
前板部及び他方の側板部は間柱等に固定されていないた
め、その前板部及び他方の側板部の応力等に対する強度
は一方の側板部よりも低くなっている。そのため、壁形
成後、配線器具に種々の応力が作用し、その応力が配線
器具からビス孔に集中的に作用したとき、その応力によ
り前板部の装着孔の周縁部等が変形してしまうおそれが
あった。
【0006】そして、前板部が変形してしまうと、その
配線用枠体に取り付けられた配線器具が傾いたり、ぐら
ついたりして配線器具を配線用枠体に安定した状態で取
り付けることができなくなるという問題があった。ま
た、配線用枠体は一方の側板部が間柱に固定されるた
め、その配線用枠体に取り付けられる配線器具は、間柱
の近傍位置にしか設置することができず、配線器具を壁
面の任意の位置に設置することができないという問題が
あった。
【0007】本発明は、上記従来技術に存在する問題点
に着目してなされたものである。 その目的とするところ
は、配線用枠体に作用する応力による同配線用枠体の変
形を防止して、その配線用枠体に配線器具を安定した状
態で取り付けることができるとともに、配線器具を壁の
任意の位置に設置することができる配線用装置及び配線
用枠体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、建築物内の壁内に固定
される固定バー材と、枠状をなし、その開口から挿入さ
れた配線器具を取り付け可能に形成された枠状部及び当
該枠状部に一体形成され、前記固定バー材に前記枠状部
を支持可能とする支持部を備えた配線用枠体とよりな
り、前記固定バー材に支持部を支持させて当該固定バー
材に枠状部を支持させることにより、固定バー材による
前記枠状部に作用する応力の支持を可能に形成したこと
を要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の配線用装置において、前記枠状部の相対向する少なく
とも一対の側部から、前記固定バー材が貫通可能に形成
された固定バー材貫通部を備えた支持部としての側板部
を延設し、固定バー材に少なくとも一対の側板部を貫通
支持させて当該固定バー材に枠状部を支持させることに
より、固定バー材による枠状部に作用する応力の支持を
可能に形成したことを要旨とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の配線用装置において、前記固定バー材は上下方向に間
隔をおいて横方向へ延びるべく壁内に立設される相対向
する構築物間に2本架設され、前記少なくとも一対の側
板部の上部側及び下部側を固定バー材がそれぞれ貫通す
べく前記固定バー材貫通部を当該少なくとも一対の側板
部の上下両部に形成したことを要旨とする。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の配線用装置において、前記枠状部の上部側及び下部側
に配線器具を取付可能とする取付部を設け、前記上側の
固定バー材が前記上部側の取付部より上側を通過し、下
側の固定バー材が下部側の取付部より下側を通過する位
置に前記固定バー材貫通部を形成したことを要旨とす
る。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項3又は請
求項4に記載の配線用装置において、前記固定バー材貫
通部を貫通した固定バー材の端部を前記構築物の幅方向
の長さにおける中央に固定した状態において、前記枠状
部の前面が当該構築物の前面と面一となるべく少なくと
も一対の側板部に前記固定バー材貫通部を形成したこと
を要旨とする。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の配線用装置において、幅方向の長さが異なる複数種類
の構築物に対応すべく固定バー材貫通部における固定バ
ー材の挿通位置を少なくとも一対の側板部に複数箇所に
形成したことを要旨とする。
【0014】請求項7に記載の発明は、請求項2〜請求
項6のいずれか一項に記載の配線用装置において、前記
固定バー材貫通部を貫通した固定バー材に側板部を固定
する固定手段を当該固定バー材貫通部に形成したことを
要旨とする。
【0015】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の配線用装置において、前記固定手段は固定バー材貫通
部が形成された側板部を切り欠いて弾性変形可能に形成
された固定片であり、その固定片の弾性変形により側板
部を貫通した固定バー材を押圧し、固定片と固定バー材
貫通部の内周とにより固定バー材を挟持することを要旨
とする。
【0016】請求項9に記載の発明は、枠状をなし、そ
の開口から挿入された配線器具を取り付け可能に形成さ
れた枠状部及び当該枠状部に一体形成され、建築物の壁
内に固定される固定バー材に前記枠状部を支持可能とす
る支持部を備え、前記固定バー材に支持部を支持させて
当該固定バー材に枠状部を支持させることにより、固定
バー材による前記枠状部に作用する応力の支持を可能に
形成したことを要旨とする。
【0017】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載の配線用装置において、前記枠状部の相対向する少な
くとも一対の側部から、前記固定バー材が貫通可能に形
成された固定バー材貫通部を備えた支持部としての側板
部を延設し、固定バー材に少なくとも一対の側板部を貫
通支持させて当該固定バー材に枠状部を支持させること
により、固定バー材による枠状部に作用する応力の支持
を可能に形成したことを要旨とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した配線用
装置10及び配線用枠体11の一実施形態を図1〜図6
に従って説明する。なお、本実施形態において、図1に
おける上下左右を配線用装置10及び配線用枠体11の
上下左右とする。配線用装置10は、配線用枠体11
と、建築物内の壁を構築すべく立設された構築物として
の間柱21に固定され、外周面に雄ネジが螺刻された金
属棒よりなる固定バー材12とよりなるものである。
【0019】まず、金属板製の配線用枠体11から説明
する。図1に示すように、配線用枠体11は枠状をな
し、その開口から挿入された配線器具(図示せず)を取
り付け可能に形成された枠状部13を備えている。さら
に、配線用枠体11は前記枠状部13の相対向する左右
側部に一体形成され、前記固定バー材12に前記枠状部
13を支持可能とする支持部としての第1及び第2側板
部14,15を備えている。
【0020】具体的には、配線用枠体11は四角枠状を
なす枠状部13と、その枠状部13の左右両側部をそれ
ぞれ上下方向に沿って同一方向へ折り曲げて、枠状部1
3の後方へ延設された第1及び第2側板部14,15と
より平面略コ字状に形成されている。前記枠状部13の
上下両部には、それぞれ枠状部13の左右方向に沿って
複数箇所に切り欠き孔13aが形成されている。枠状部
13の中央部には、縦長長方形状をなす装着孔16が形
成され、その装着孔16の内周面の上下各中央部にはそ
れぞれ配線器具(図示せず)を取付可能な取付部17a
が装着孔16内方へ延設されているとともに、その取付
部17aにはそれぞれビス孔17が形成されている。
【0021】また、装着孔16の左側内周にはビス保持
部18が装着孔16内方へ延設され、そのビス保持部1
8には、上下及び左右にそれぞれ相対向する突片18a
が突設されている。そして、図3に示すように、ビス保
持部18は、上下一対の突片18aと左側の突片18a
との間、及び上下一対の突片18aと右側の突片18a
との間に、それぞれ配線器具(図示せず)を配線用枠体
11に取り付けるためのビス19を保持可能に構成され
ている。なお、このビス保持部18は装着孔16の内周
面から切り離して枠状部13から除去することができる
ように構成されている。
【0022】図1に示すように、前記第1側板部14は
枠状部13に対して略直交する状態で枠状部13の左側
縁の上下方向に沿って延びるように形成されている。そ
して、図2に示すように、第1側板部14の上下両側部
の前後2箇所には、それぞれ固定バー材12が貫通可能
に形成された固定バー材貫通部20が形成されている。
第1側板部14の前側の前記固定バー材貫通部20は、
第1側板部14に略長孔状に貫通形成された貫通孔20
aと、金属板を切り欠いてその貫通孔20aの内方へ延
設された固定手段としての固定片20bとから構成され
ている。
【0023】第1側板部14の前側に形成された前記固
定バー材貫通部20は、第1側板部14の前後方向に沿
って固定バー材12を3つの異なる位置でそれぞれ挿
通、固定可能とすべく貫通孔20aの周形状が3つの円
弧を組み合わせた形状に形成されている。即ち、固定バ
ー材貫通部20には、枠状部13の前面から固定バー材
貫通部20に固定される固定バー材12までの距離を3
段階に調整できるように固定バー材12の挿通位置が3
箇所に形成されている。また、前記固定片20bは貫通
孔20aに固定バー材12が挿通されたとき、第1側板
部14の外方へ弾性変形するとともに、自身の弾性力に
より元に戻り固定バー材12を押圧するように構成され
ている。第1側板部14の後側に形成された固定バー材
貫通部20は固定バー材12の挿通位置が1箇所だけ形
成された貫通孔20aと固定片20bとより形成されて
いる。
【0024】一方、図1に示すように、前記第2側板部
15は、枠状部13の上下方向に沿って後側に向かうに
従い外方へ広がるように曲げ形成されている。また、第
2側板部15の上下両側部の前側には、それぞれ前記第
1側板部14の前側の貫通孔20aと同じ構成、即ち固
定バー材12の挿通位置が3箇所に形成された貫通孔2
0aが形成されている。第1側板部14の固定バー材貫
通部20の各貫通孔20aと、第2側板部15の各貫通
孔20aはそれぞれ相対向する位置に形成されている。
また、第2側板部15の後部にも、第1側板部14の後
側の固定バー材貫通部20と同様の構成の貫通孔20a
が形成されている。
【0025】図1及び図3に示すように、相対向する貫
通孔20aの挿通位置に固定バー材12が挿通されたと
き、各固定バー材12は枠状部13の上下各側部の左右
方向に沿って平行に延びるように構成されている。ま
た、固定バー材貫通部20及び貫通孔20aはそれぞれ
前記ビス孔17より外方側、即ち上部側のビス孔17よ
り上側、下部側のビス孔17より下側に形成され、各挿
通位置に挿通された固定バー材12がビス孔17より外
方を通過するように構成されている。そして、第1及び
第2側板部14,15の相対向する貫通孔20aに固定
バー材12を挿通することにより、固定バー材12に第
1及び第2側板部14,15を貫通支持させて固定バー
材12に枠状部13を支持させることができる。また、
固定バー材貫通部20により固定バー材12に第1側板
部14を固定することができる。
【0026】第1及び第2側板部14,15の相対向す
る貫通孔20aのうち最も前側の貫通孔20aの挿通位
置に固定バー材12を挿通して貫通させる。さらに、そ
の固定バー材12の端部を幅方向の長さが40mmの間
柱21の幅方向の長さの中央に固定すると枠状部13の
前面とその間柱21の前面とが面一となるように設定さ
れている。そして、前記最も前側の貫通孔20aの挿通
位置より1つ後側の貫通孔20aの挿通位置に固定バー
材12が挿通されると、45mmの間柱21と対応し、
さらに1つ後側の貫通孔20aの挿通位置に固定バー材
12が挿通されると、50mmの間柱21に対応するよ
うに構成されている。第1側板部14及び第2側板部1
5の最後端に形成された貫通孔20aに固定バー材12
が挿通された場合は、65mmの間柱21に対応するよ
うに構成されている。
【0027】また、図1に示すように、第2側板部15
において、上下両貫通孔20aの内側にはそれぞれドラ
イバ孔22が形成され、図2に示すように、第1側板部
14において、上下両固定バー材貫通部20の内側には
それぞれねじ孔23が形成されている。そして、ねじ孔
23から木ねじ(図示せず)等を柱等にねじ込む際に、
前記ドライバ孔22からドライバを挿通して木ネジのね
じ込み作業を行うことができるようになっている。
【0028】次に、上記構成の配線用装置10を使用し
た配線器具の取付作業を作用とともに説明する。配線用
枠体11は、枠状部13より第2側板部15が外方へ広
がるように形成されている。そのため、配線用枠体11
を保管するために、複数の配線用枠体11同士を重ね合
わせたとき、その重ね合わせが容易に行われる。
【0029】さて、建築物内に立設された間柱21の幅
方向の長さに対応させて上下両貫通孔20aの挿通位置
を選択する。続いて、2本の固定バー材12をそれぞれ
第2側板部15の前記挿通位置、次いで第2側板部15
の挿通位置と相対向する第1側板部14の挿通位置に挿
通する。なお、2本の固定バー材12はそれぞれ第1側
板部14の前記挿通位置、次いで第1側板部14の挿通
位置と相対向する第2側板部15の挿通位置に挿通して
もよい。
【0030】続いて、図1に示すように、それら一対の
固定バー材12を上下方向に間隔をおいて横方向へ延び
るように配置し、固定バー材12の両端を間柱21の幅
方向の中央部を貫通させる。さらに、固定バー材12の
各端部にナット12aが螺合されて各間柱21に固定バ
ー材12の端部が固定されるとともに、間柱21間に固
定バー材12が架設される。すると、固定バー材12に
第1及び第2側板部14,15が支持されることにより
枠状部13が固定バー材12に支持され、同固定バー材
12に配線用枠体11が支持される。
【0031】次に、配線用枠体11を固定バー材12の
長さ方向に沿って移動させ、固定バー材12の長さ方向
における所望する位置に配線用枠体11を配置する。固
定バー材12における配線用枠体11の位置が決定した
後、固定バー材12の貫通孔20aへの挿通により、固
定バー材12の挿通方向へ変形した固定片20bの先端
側をドライバ等の工具により元に戻す。そして、その固
定片20bが自身の弾性力により固定バー材12が挿通
される前の状態に戻ろうとするため、固定バー材12の
外周面はその固定片20bにより押圧される。
【0032】すると、固定バー材12は固定片20bの
先端縁と貫通孔20aの内周縁とにより挟持されて固定
バー材12に第1側板部14が固定され、固定バー材1
2に沿った配線用枠体11の移動が規制される。間柱2
1に固定された固定バー材12に第1側板部14が固定
された状態で、配線用枠体11が間柱21間に設置され
るとともに、配線用装置10が構成される。第1側板部
14は、間柱21に固定された2本の固定バー材12に
固定され、第2側板部15は固定バー材12に支持され
ているため、その第1及び第2側板部14,15に支持
された枠状部13は、固定バー材12に移動不能に支持
されている。
【0033】さて、配線用枠体11が間柱21間に設置
された状態において、図3及び図4に示すように、ケー
ブル24が挿通された電線管25をバインド線26によ
り枠状部13の上縁部に結束する。このとき、バインド
線26は切り欠き孔13aに挿通、結束することができ
るため、前記結束作業の簡易化が図られる。そして、前
記ケーブル24を配線用枠体11の装着孔16内に位置
するように引き出しておく。
【0034】次いで、図5に示すように、間柱21の前
面及び後面側に石膏ボード(図5では前側の石膏ボード
のみ図示)等の壁材27が立設され、その壁材27の間
に配線用枠体11が配置される。さて、図6に示すよう
に、配線用枠体11に配線器具29を取り付けるには、
まず、配線用枠体11の装着孔16に対応する透孔28
を壁材27に穿設し、前記ケーブル24を壁材27の表
側に引き出す。続いて、そのケーブル24に配線器具2
9を接続し、その配線器具29を保持枠30に保持させ
る。次いで、ビス保持部18からビス19を取り出し、
そのビス19を保持枠30から前記ビス孔17に挿通、
螺合して保持枠30を介して配線器具29を配線用枠体
11に取り付ける。
【0035】配線器具29が装着孔16から配線用枠体
11内部へ挿入され、ビス19がビス孔17に挿通され
るとき、2本の固定バー材12はそれぞれビス孔17よ
り外方に位置するため、固定バー材12により前記挿入
作業及び挿通、螺合作業が妨げられない。その結果、間
柱21間に設置された配線用枠体11に配線器具29が
取り付けられるとともに、壁材27の前面に配線器具2
9が設置される。
【0036】配線用枠体11に対する配線器具29の取
付状態において、配線器具29に応力が作用したとき、
その応力はビス19からビス孔17が形成された枠状部
13の上下両部に作用する。このとき、枠状部13は第
1及び第2側板部14,15を介して固定バー材12に
支持されているため、枠状部13に作用した応力は固定
バー材12に支持される。従って、枠状部13の上下両
側部に作用する応力により枠状部13が変形しにくくな
る。
【0037】上記実施形態によれば、以下のような特徴
を得ることができる。 (1)間柱21に固定された2本の固定バー材12に第
1側板部14を固定するとともに、第1側板部14及び
第2側板部15の上下両部を固定バー材12に支持さ
せ、枠状部13を固定バー材12に支持させた。そのた
め、枠状部13に作用する応力は、その枠状部13に一
体形成された第1及び第2側板部14,15に支持さ
れ、さらに、固定バー材12に支持される。従って、配
線用枠体11の一側部のみが間柱21に固定され、中央
部から他方側は支持されていなかった従来と異なり、枠
状部13における応力に対する強度が向上し、応力によ
り枠状部13、即ち配線用枠体11が変形する不具合を
なくすことができる。その結果、配線用枠体11に取り
付けられた配線器具29がぐらついたり、傾いたりする
不具合をなくして配線器具29を配線用枠体11に安定
した状態で取り付けることができる。
【0038】(2)固定バー材12の長さ方向の所望す
る位置に配線用枠体11を配置することができ、間柱2
1間において、配線器具29を取り付ける位置を調整す
ることができる。従って、間柱21の近傍位置にしか配
線器具29を設置することができなかった従来と異な
り、室内のデザインやレイアウト等に対応した位置に配
線器具29を設置することができる。
【0039】(3)間柱21に固定された2本の固定バ
ー材12に対して第1側板部14を固定した状態で、第
1側板部14及び第2側板部15の上下両部を固定バー
材12に支持させた。そのため、金属板をプレス成形し
て形成された配線用枠体11の強度を向上させることが
でき、金属材料製の配線用ボックスを製造する場合と異
なり、材料の節約を図ることができる。
【0040】(4)枠状部13には第1及び第2側板部
14,15が一体形成されているため、それら第1及び
第2側板部14,15により特に枠状部13の左右側部
の強度を向上させることができる。
【0041】(5)第1側板部14及び第2側板部15
は上下両部で固定バー材12に支持されているため、第
1及び第2側板部14,15が1本の固定バー材12に
支持されている場合と比較して、枠状部13に作用する
応力を強く支持することができ、応力に対する強度を高
めることができる。
【0042】(6)固定バー材12は上部側のビス孔1
7より上側を通過し、下部側のビス孔17の下側を通過
するため、固定バー材12が配線器具29の装着孔16
内への挿入作業の妨げやビス19のビス孔17への挿
通、螺合の妨げになるといった不具合をなくすことがで
きる。
【0043】(7)貫通孔20aの各挿通位置から枠状
部13の前面までの距離は、各種サイズの間柱21の幅
方向の中央からその間柱21の前面までの距離と同じに
設定されている。従って、間柱21の前面と配線用枠体
11の前面とが面一となるように第1及び第2側板部1
4,15における固定バー材12の挿通位置を調整する
場合と比較して、配線用枠体11の間柱21への取付作
業を速やかに行うことができる。
【0044】(8)貫通孔20aの挿通位置を間柱21
の幅方向の長さに対応させて選択することにより、固定
バー材12の間柱21に対する固定位置を変更すること
なく配線用枠体11の前面と間柱21の前面とを面一に
することができる。
【0045】(9)固定片20bにより固定バー材12
の長さ方向に沿って配線用枠体11が移動するのを防止
して、その配線用枠体11に取り付けられた配線器具2
9の移動を防止することができる。また、第1側板部1
4が固定バー材12に固定されることにより、固定バー
材12に第1側板部14を効果的に支持させることがで
きる。
【0046】(10)固定片20bは第1側板部14を
切り欠いて形成され、金属材料の弾性力を利用して固定
バー材12を第1側板部14に固定している。そのた
め、固定バー材12の固定手段を配線用枠体11とは別
体に設ける場合と比較して配線用枠体11及び配線用装
置10の製造コストの低減に寄与することができる。
【0047】なお、上記実施形態は以下のように変更し
てもよい。 ・ 固定片20bを省略するとともに、固定バー材12
の断面形状に対応した貫通孔20aを形成し、その貫通
孔20aの内周縁をゴム材料により被覆して固定手段と
してもよい。このように構成した場合、貫通孔20aに
挿通された固定バー材12の外周面にゴム材料が接触す
ることにより、固定バー材12外周面に対する摩擦力が
大きくなり、第1側板部14を固定バー材12に固定す
ることができる。
【0048】・ また、固定片20bを省略するととも
に、貫通孔20aの内周縁から内方へ延びる複数の規制
片を延設し、その規制片を固定手段としてもよい。この
ように構成した場合、貫通孔20aに固定バー材12を
挿通したとき、規制片が固定バー材12の外周面に係合
するため、その規制片により第1側板部14を固定バー
材12に固定することができる。
【0049】・ さらに、固定片20bを省略するとと
もに、固定バー材12の断面形状に対応した貫通孔20
aを形成し、固定バー材12の長さ方向に沿って配線用
枠体11の位置を調整した後、所望する位置で第1及び
第2側板部14,15のうちの少なくともいずれか一方
をナットで挟持して、そのナットを固定手段としてもよ
い。
【0050】・ 第1側板部14における固定バー材貫
通部20及び第2側板部15における貫通孔20aを1
箇所だけとしてもよく、その固定バー材貫通部20及び
貫通孔20aに固定バー材12が挿通されたとき、枠状
部13の前面と間柱21の前面とが面一又は非面一にな
るようにしてもよい。また、貫通孔20aの挿通位置を
2箇所、3箇所又は5箇所以上形成して、2種類、3種
類又は5種類以上の間柱21の前面と面一となるように
挿通位置を調整して形成してもよい。
【0051】・ 固定バー材12が各ビス孔17の裏側
又はビス孔17より配線用枠体11の内方側を通過する
ように固定バー材貫通部20及び貫通孔20aを形成し
てもよい。
【0052】・ 第1及び第2側板部14,15の上下
方向の任意の位置に間隔をおいて2本の固定バー材12
を貫通させてもよい。また、1本の固定バー材12をコ
字状となるように折り返し、その1本の固定バー材12
の相対向する折り返し部分を第1及び第2側板部14,
15を貫通させてもよい。
【0053】・ 第1及び第2側板部14,15に1本
又は3本以上の固定バー材12を挿通して、第1及び第
2側板部14,15を支持させてもよい。 ・ 第1側板部14の固定バー材貫通部20に対向する
ように第2側板部15に固定バー材貫通部20を形成
し、第1及び第2側板部14,15をそれぞれ固定バー
材12に固定してもよい。
【0054】・ 枠状部13を丸枠状、三角枠状、五角
枠状等に形成し、その枠状部13に少なくとも第1側板
部14及び第2側板部15を形成し、その第1及び第2
側板部14,15に固定バー材12を貫通させて固定バ
ー材12に第1及び第2側板部14,15を支持させて
もよい。
【0055】・ 実施形態では、配線用枠体11を金属
材料により形成したが、配線用枠体11を合成樹脂材料
により形成してもよい。また、実施形態では間柱21に
固定バー材12を貫通させ、その間柱21に固定した
が、H型鋼、木柱に固定バー材12を固定し、その固定
バー材12に配線用枠体11を支持させてもよい。
【0056】・ 第1及び第2側板部14,15を省略
するとともに、枠状部13の上下又は左右の相対向する
側部に沿って固定バー材12が貫通可能な貫通筒部を支
持部として形成する。そして、各貫通筒部を貫通した固
定バー材12を間柱21に固定することにより、支持部
としての貫通筒部により枠状部13が固定バー材12に
支持され、配線用枠体11が固定バー材12に支持され
る。 その結果、前記枠状部13に作用する応力が貫通筒
部から固定バー材12に支持され、枠状部13の応力に
対する強度を向上させることができる。
【0057】・ 図7に示す配線用枠体11としてもよ
い。図7に示すように、配線用枠体11の装着孔16の
左右両内周面からはそれぞれ保持板31が延設されてい
る。この保持板31はその一側の2箇所に略半円状をな
すに保持溝31aが切り欠き形成されている。また、保
持板31の長さ方向の両端縁にはそれぞれ係止突起31
bが外方へ突設されている。一方、第1及び第2側板部
14,15の上下両部において上部側の固定バー材貫通
部20及び貫通孔20aより上側及び下部側の固定バー
材貫通部20及び貫通孔20aより下側にはそれぞれ前
記係止突起31bが係止可能な係止孔31cが形成され
ている。
【0058】上記構成の配線用枠体11の使用の際、一
対の保持板31を配線用枠体11から折り取り、配線用
枠体11の上部又は下部の電線管25が取り付けられる
側の係止孔31cへ係止突起31bを係止する。する
と、枠状部13の裏面(後面)と保持板31の保持溝3
1aとの間に電線管25を保持可能な保持孔が形成され
る。そして、この保持孔に電線管25を保持させること
により電線管25を配線用枠体11に取り付けることが
できる。
【0059】・ 図8に示すように、枠状部13の上下
側部から側板部32を支持部としてそれぞれ延設し、そ
の上下各側板部32に固定バー材12が貫通可能な貫通
筒部33を固定バー材貫通部として一体形成する。そし
て、上下各貫通筒部33を貫通した固定バー材12をそ
れぞれ間柱21に固定することにより、支持部としての
上下各側板部32により枠状部13が固定バー材12に
支持され、配線用枠体11が固定バー材12に支持され
る。 その結果、前記枠状部13に作用する応力が上下各
側板部32に支持され、枠状部13の応力に対する強度
を向上させることができる。
【0060】なお、貫通筒部33を貫通して固定手段と
してのビスをねじ込み、そのビスにより同貫通筒部33
を貫通した固定バー材12を押圧して固定バー材12に
貫通筒部33を固定するとともに、固定バー材12に側
板部32を固定してもよい。
【0061】・ 固定バー材12を、その外周面に形成
された雄ねじを省略した金属棒としてもよい。 ・ 枠状部13の四側部からそれぞれ側板部を延設して
もよい。そして、相対向する側板部に固定バー材12を
支持させてもよい。
【0062】次に上記実施形態及び別例から把握できる
技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記
する。 ・ 金属板をプレス成形して前記枠状部及び少なくとも
一対の側板部を形成したことを特徴とする請求項2〜請
求項8のいずれか一項に記載の配線用装置。このように
構成した場合、金属材料製の配線用ボックスを製造する
場合と異なり、材料の節約を図ることができる。
【0063】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、配線用枠体に作用する応力による同配線
用枠体の変形を防止して、その配線用枠体に配線器具を
安定した状態で取り付けることができるとともに、配線
器具を壁の任意の位置に設置することができる。
【0064】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、少なくとも一対の側板部に
より枠状部の強度を向上させることができる。請求項3
に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に
加え、少なくとも一対の側板部が1本の固定バー材に支
持されている場合と比較して、枠状部に作用する応力を
効果的に支持することができ、枠状部をより一層変形し
にくくすることができる。
【0065】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明の効果に加え、固定バー材が配線器具の枠
状部内への挿入作業の妨げになるといった不具合をなく
すことができる請求項5に記載の発明によれば、請求項
3又は請求項4に記載の発明の効果に加え、構築物の前
面と枠状部の前面とが面一となるように固定バー材の挿
通位置を調整する場合と比較して、構築物への配線用枠
体の取付作業を速やかに行うことができる。
【0066】請求項6に記載の発明によれば、請求項5
に記載の発明の効果に加え、複数種類のサイズの構築物
において、固定バー材の間柱に対する固定位置を変更せ
ずに構築物の前面と枠状部の前面とを面一にすることが
できる。
【0067】請求項7に記載の発明によれば、請求項2
〜請求項6のいずれか一項に記載の発明の効果に加え、
固定バー材の長さ方向に沿った配線用枠体の移動を防止
して、その配線用枠体に取り付けられた配線器具の移動
を防止することができる。
【0068】請求項8に記載の発明によれば、請求項7
に記載の発明の効果に加え、固定バー材の側板部への固
定手段を配線用枠体とは別体に設ける場合と比較して配
線用装置及び配線用枠体の製造コストの低減に寄与する
ことができる。
【0069】請求項9に記載の発明によれば、応力によ
る変形を防止して、配線器具を安定した状態で取り付け
ることができるとともに、配線器具を壁の任意の位置に
設置することができる。
【0070】請求項10に記載の発明によれば、請求項
9に記載の発明の効果に加え、少なくとも一対の側板部
により枠状部の強度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】配線用枠体及び固定バー材よりなる配線用装置
を示す斜視図。
【図2】実施形態の配線用枠体の第1側板部を示す側面
図。
【図3】配線用枠体を固定バー材に支持させた状態を示
す正面図。
【図4】支持された配線用枠体を示す図3の4−4線断
面図。
【図5】配線用枠体を固定バー材に支持させた状態を示
す下面図。
【図6】配線用枠体に配線器具を取り付けた状態を示す
側断面図。
【図7】別例の配線用枠体を示す正面図。
【図8】別例の配線用枠体を示す斜視図。
【符号の説明】
10…配線用装置、11…配線用枠体、12…固定バー
材、13…枠状部、14…支持部としての第1側板部、
15…支持部としての第2側板部、17a…取付部、2
0…固定バー材貫通部、20b…固定手段としての固定
片、21…構築物としての間柱、29…配線器具。32
…支持部としての側板部、33…固定バー材貫通部とし
ての貫通筒部。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建築物内の壁内に固定される固定バー材
    と、 枠状をなし、その開口から挿入された配線器具を取り付
    け可能に形成された枠状部及び当該枠状部に一体形成さ
    れ、前記固定バー材に前記枠状部を支持可能とする支持
    部を備えた配線用枠体とよりなり、前記固定バー材に支
    持部を支持させて当該固定バー材に枠状部を支持させる
    ことにより、固定バー材による前記枠状部に作用する応
    力の支持を可能に形成したことを特徴とする配線用装
    置。
  2. 【請求項2】前記枠状部の相対向する少なくとも一対の
    側部から、前記固定バー材が貫通可能に形成された固定
    バー材貫通部を備えた支持部としての側板部を延設し、
    固定バー材に少なくとも一対の側板部を貫通支持させて
    当該固定バー材に枠状部を支持させることにより、固定
    バー材による枠状部に作用する応力の支持を可能に形成
    したことを特徴とする請求項1に記載の配線用装置。
  3. 【請求項3】前記固定バー材は上下方向に間隔をおいて
    横方向へ延びるべく壁内に立設される相対向する構築物
    間に2本架設され、前記少なくとも一対の側板部の上部
    側及び下部側を固定バー材がそれぞれ貫通すべく前記固
    定バー材貫通部を当該少なくとも一対の側板部の上下両
    部に形成したことを特徴とする請求項2に記載の配線用
    装置。
  4. 【請求項4】前記枠状部の上部側及び下部側に配線器具
    を取付可能とする取付部を設け、前記上側の固定バー材
    が前記上部側の取付部より上側を通過し、下側の固定バ
    ー材が下部側の取付部より下側を通過する位置に前記固
    定バー材貫通部を形成したことを特徴とする請求項3に
    記載の配線用装置。
  5. 【請求項5】前記固定バー材貫通部を貫通した固定バー
    材の端部を前記構築物の幅方向の長さにおける中央に固
    定した状態において、前記枠状部の前面が当該構築物の
    前面と面一となるべく少なくとも一対の側板部に前記固
    定バー材貫通部を形成したことを特徴とする請求項3又
    は請求項4に記載の配線用装置。
  6. 【請求項6】幅方向の長さが異なる複数種類の構築物に
    対応すべく固定バー材貫通部における固定バー材の挿通
    位置を少なくとも一対の側板部に複数箇所に形成したこ
    とを特徴とする請求項5に記載の配線用装置。
  7. 【請求項7】前記固定バー材貫通部を貫通した固定バー
    材に側板部を固定する固定手段を当該固定バー材貫通部
    に形成したことを特徴とする請求項2〜請求項6のいず
    れか一項に記載の配線用装置。
  8. 【請求項8】前記固定手段は固定バー材貫通部が形成さ
    れた側板部を切り欠いて弾性変形可能に形成された固定
    片であり、その固定片の弾性変形により側板部を貫通し
    た固定バー材を押圧し、固定片と固定バー材貫通部の内
    周とにより固定バー材を挟持することを特徴とするもの
    である請求項7に記載の配線用装置。
  9. 【請求項9】枠状をなし、その開口から挿入された配線
    器具を取り付け可能に形成された枠状部及び当該枠状部
    に一体形成され、建築物の壁内に固定される固定バー材
    に前記枠状部を支持可能とする支持部を備え、前記固定
    バー材に支持部を支持させて当該固定バー材に枠状部を
    支持させることにより、固定バー材による前記枠状部に
    作用する応力の支持を可能に形成したことを特徴とする
    配線用枠体。
  10. 【請求項10】前記枠状部の相対向する少なくとも一対
    の側部から、前記固定バー材が貫通可能に形成された固
    定バー材貫通部を備えた支持部としての側板部を延設
    し、固定バー材に少なくとも一対の側板部を貫通支持さ
    せて当該固定バー材に枠状部を支持させることにより、
    固定バー材による枠状部に作用する応力の支持を可能に
    形成したことを特徴とする請求項9に記載の配線用装
    置。
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JP2014202292A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 未来工業株式会社 貫通孔構造、支持材固定構造、支持材を柱材に固定する方法及び穿孔工具

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