JP2900145B2 - 電線ボックス支持用棒材の取付具とその取付具を用いた電線ボックス取付構造 - Google Patents

電線ボックス支持用棒材の取付具とその取付具を用いた電線ボックス取付構造

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JP2900145B2
JP2900145B2 JP8199101A JP19910196A JP2900145B2 JP 2900145 B2 JP2900145 B2 JP 2900145B2 JP 8199101 A JP8199101 A JP 8199101A JP 19910196 A JP19910196 A JP 19910196A JP 2900145 B2 JP2900145 B2 JP 2900145B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、間仕切り用の柱体
などを利用して電線ボックスをその支持用棒材を介して
所定位置に設置するときに用いられる電線ボックス支持
用棒材の取付具に関する。また、本発明は、そのような
取付具を用いた電線ボックス取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図17に示した電線ボックス支持
用棒材の取付具Aが知られていた。この取付具Aは、矩
形の金属板を打ち抜くことによって座板部110とその
座板部110の中央の上下一対の挟持片部120,12
0とを形成したものであり、その挟持片部120,12
0には電線ボックス支持用棒材(不図示)に対する係合
爪部121,121がV形に切り込まれて形成されてお
り、また、上記座板部110が湾曲形状に曲がってい
る。
【0003】図16は図17の取付具Aを用いて間仕切
り用の柱体10,10に電線ボックス支持用棒材1を介
して電線ボックスBを設置した事例を示している。同図
のように、上記棒材1は、左右の柱体10,10に設け
られた孔(図に現れていない)に貫挿されてそれらの柱
体10,10の相互間に水平に横架されていると共に、
それぞれの柱体10,10の上記孔から突き出た上記棒
材1の端部に、上記取付具Aが嵌合されている。棒材1
の端部に嵌合された上記取付具Aは、それに具備されて
いる一対の挟持片部120,120が上記棒材1を弾性
的に挟持しており、しかもそれらの挟持片部120,1
20の上記係合爪部121,121がその棒材1に係合
し、上記座板部110が上記柱体10に押し付けられて
いる。そして、上記電線ボックスBが取付金具Cを介し
て上記棒材1に取り付けられている。なお、1’は上記
取付具Aを用いて左右の柱体10,10の相互間に亘っ
て横架された棒材、18は上記電線ボックスBから立ち
上げられた電線管19を上記棒材12に保持させるため
の保持具である。
【0004】従来の取付具としては、図17に示したも
の以外にも、ドリルねじで柱体に取り付けられる種類の
ものがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図17
に示した従来の取付具Aは、棒材1にその端部側から差
し込んでその棒材1に保持されるようになっているの
で、その棒材1を柱体10に取り付けるときには、柱体
10に棒材1を挿通するための孔を開け、その孔に上記
棒材1を貫挿させてから、その棒材1の端部に上記取付
具Aを差し込まなければならないという作業上の面倒が
あった。
【0006】また、ドリルねじで柱体に取り付けて用い
られるものでは、その作業現場にドリルねじを締め付け
るための電動工具の電源のあることが必要になると共
に、電動工具の電気コードを床上で煩雑に引き回さざる
を得なくなるので作業性の低下を来たしやすい。バッテ
リー式の電動工具を用いるようにすれば、電気コードを
床上で煩雑に引き回す必要がなくなるけれども、一般に
バッテリー式の電動工具はパワー不足を生じやすく、頻
繁にバッテリーを充電しなければならないという煩わし
さがある。
【0007】本発明は以上の事情に鑑みてなされたもの
であり、一定の形をした柱体に対して嵌込み式に取り付
けることができるようにすることによって、柱体に孔を
開けたり柱体にドリルねじをねじ込んだりする必要がな
くなり、電線ボックス設置工事を簡単に行うことのでき
る電線ボックス支持用棒材の取付具、およびその取付具
を用いた電線ボックス取付構造を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の電
線ボックス支持用棒材の取付具は、後壁部とこの後壁部
の幅方向端部から突出された側壁部とその側壁部の前端
部から上記後壁部に沿う方向に突出されてその後壁部に
前後方向で対向する前鍔部とを有する柱体に取り付けら
れる電線ボックス支持用棒材の取付具であって、細長い
金属板の長手方向の2箇所を折り曲げることによって細
長平板状の棒材支持部とその棒材支持部の長手方向両端
部のそれぞれに折曲部を介してその棒材支持部に対し傾
斜して連設されかつ上記柱体の後壁部に突き当てられて
上記棒材支持部の幅方向端部を上記柱体の前鍔部に弾性
的に押し付ける支持片部とが形成されており、上記棒材
支持部における上記幅方向端部よりも幅方向中央寄りの
所定箇所に、上記棒材の端部が挿入される開口部と、そ
の開口部に連設されていて、互いに突き合う方向に延び
出しかつ上記開口部を通して挿入された上記棒材の端部
により後方へ押し拡げられてその棒材の端部を嵌合状に
受け入れる弾性を備えた一対の挟持片部とを備える棒材
挟持部が設けられ、この棒材挟持部の一対の上記挟持片
部の相対向する端縁のそれぞれに、受け入れた上記棒材
の端部に係合してその棒材を位置決めする係合爪部が形
成されている、というものである。
【0009】この取付具を上記柱体の後壁部とその後壁
部に対向している前鍔部との間の空間に嵌め込むことに
よって、上記支持片部を上記柱体の後壁部に突き当てる
と、その支持片部の弾性によって上記棒材支持部の幅方
向端部が上記柱体の前鍔部に弾性的に押し付けられて当
該取付具が柱体に固定される。
【0010】この取付具においては、上記棒材挟持部が
上記柱体の前鍔部に押し付けられている上記棒材支持部
の幅方向端部よりもその棒材支持部の幅方向中央寄りの
箇所に設けられているので、上記のようにその取付具が
柱体に固定されても、その棒材挟持部の上記開口部や一
対の挟持片部は上記柱体の前鍔部によっては遮られな
い。したがって、上記棒材の端部を棒材挟持部の上記開
口部を通して一対の上記挟持片部の相互間に嵌合するこ
とができ、そうすることによって、それらの挟持片部の
係合爪部によってその棒材が位置決めされる。
【0011】請求項2に係る発明の電線ボックス支持用
棒材の取付具は、請求項1に記載したものにおいて、上
記棒材支持部の長手方向の複数箇所に上記棒材挟持部が
それぞれ設けられている、というものである。
【0012】この取付具によると、複数箇所の棒材挟持
部を利用して、複数本の棒材を各別に取り付けることが
できる。また、U字形に折り曲げた棒材の両端部を2箇
所の棒材挟持部をを利用して各別に取り付けることがで
きる。
【0013】請求項3に係る発明の電線ボックス支持用
棒材の取付具は、請求項1または請求項2に記載したも
のにおいて、上記棒材挟持部がその棒材支持部の幅方向
に並んで設けられている、というものである。
【0014】この取付具によると、上記棒材支持部の幅
方向に並んでいる棒材挟持部のいずれを利用して棒材の
端部を取り付けるかによって、その棒材に取り付けられ
る電線ボックスの位置を、上記棒材支持部の幅方向で調
節することができるようになる。
【0015】請求項4に係る発明の電線ボックス支持用
棒材の取付具は、請求項1、請求項2、請求項3のいず
れかに記載したものにおいて、後壁部とこの後壁部の幅
方向端部から突出された側壁部とその側壁部の前端部か
ら上記後壁部に沿う方向に突出されてその後壁部に前後
方向で対向する前鍔部とその前鍔部の突出側端部によっ
て形成されかつその前鍔部から上記後壁部に近付く方向
に延び出た後向きリブ部とを有する柱体に取り付けられ
る電線ボックス支持用棒材の取付具であって、上記棒材
支持部の幅方向端部に、上記柱体の上記後向きリブ部の
内面に係合して上記棒材支持部の幅方向端縁を上記柱体
の側壁部の内面に押し付ける突起が設けられている、と
いうものである。
【0016】この取付具によると、上記柱体の後向きリ
ブ部と側壁部とによって棒材支持部がその幅方向で位置
決めされる。
【0017】請求項5に係る発明の電線ボックス支持用
棒材の取付具は、請求項4に記載したものにおいて、上
記棒材支持部の幅方向両端部に、上記突起が対称に設け
られている、というものである。
【0018】この取付具によっても、棒材支持部の上下
を逆にして用いても、上記柱体の後向きリブ部と側壁部
とによってその棒材支持部をその幅方向で位置決めする
ことができる。
【0019】請求項6に係る発明の電線ボックス支持用
棒材の取付具を用いた電線ボックス取付構造は、請求項
1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5のいずれ
かに記載した電線ボックス支持用棒材の取付具における
上記支持片部が上記柱体の上記後壁部に突き当てられて
上記棒材支持部が上記柱体の上記前鍔部に弾性的に押し
付けられ、上記棒材の端部が、上記棒材挟持部の上記開
口部を通してその棒材挟持部の一対の上記挟持片部の相
互間に嵌合状に受け入れられていると共に、それらの挟
持片部の上記係合爪部によって上記棒材が位置決めされ
ており、その棒材に電線ボックスが取り付けられてい
る、というものである。
【0020】この取付構造を採用すると、柱体に上記棒
材を挿通するための孔を開ける必要がない。また、取付
具を上記柱体にドリルねじで取り付ける必要がない。
【0021】請求項7に係る発明の電線ボックス支持用
棒材の取付具を用いた電線ボックス取付構造は、請求項
2に記載した電線ボックス支持用棒材の取付具における
上記支持片部が上記柱体の上記後壁部に突き当てられて
上記棒材支持部が上記柱体の上記前鍔部に弾性的に押し
付けられ、U字状に折り曲げられて一対の脚杆部とそれ
らの脚杆部相互間の連結杆部とが具備された上記棒材に
おける一方の上記脚杆部の先端部と他方の上記脚杆部の
先端部とが、各別に、上記棒材支持部の長手方向の2箇
所に設けられた上記棒材挟持部の上記開口部を通してそ
の棒材挟持部の一対の上記挟持片部の相互間に嵌合状に
受け入れられていると共に、それらの挟持片部の上記係
合爪部によって上記棒材が位置決めされており、その棒
材の一対の上記脚杆部に跨がって電線ボックスが取り付
けられている、というものである。
【0022】この取付構造を採用すると、柱体に嵌め込
んで固定した1つの取付具にU字状に折り曲げられた一
本の棒材を取り付けるだけで、電線ボックスを確実に設
置することができる。
【0023】上記したそれぞれの発明についての構成や
作用は、以下の実施形態についての説明によってさらに
具体的になる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態を示
す取付具Aの概略斜視図、図2は図1の取付具Aを用い
た電線ボックスBの取付構造を示す正面図、図3は図1
の取付具Aを用いた電線ボックスBの取付構造を示す平
面図、図4は上記取付具Aに電線ボックス支持用棒材1
を取り付けるときの手順などを示した要部の拡大縦断面
図、図5は図4のV−V線に沿う部分を示した断面図、
図6は図5のVI矢視図に相当する側面図、図7は図2
のVII−VII線に沿う部分の一部についての拡大断
面図、図8は図1の取付具Aの変形例の斜視図、図9は
図1の取付具Aの他の変形例の斜視図、図10は他の取
付具A’の斜視図、図11は他の取付具A’と上記棒材
1との取付手順を示した要部の拡大縦断面図、図12は
図11のX矢視図に相当する側面図、図13は図1の取
付具Aを用いた電線ボックスBの他の取付構造を示す正
面図、図14は図1の取付具Aを用いた電線ボックスB
の他の取付構造を示す平面図、図15は電線ボックスB
などを示す概略斜視図である。
【0025】図1に示したように、この取付具Aは、ス
テンレスでなる細長い金属板の長手方向の2箇所を折り
曲げることによって形成されているものであって、細長
平板状の棒材支持部2と、その棒材支持部2の長手方向
Lの両端部(長手方向両端部)のそれぞれに折曲部2
1,21を介して連設された板片状の支持片部22,2
2とを有している。この一対の支持片部22,22は後
方にいくほど開く形になるように、上記棒材支持部2に
対し傾斜している。
【0026】上記棒材支持部2における幅方向Wの両端
縁のそれぞれには、その全長に亘って後向きに突出した
リブ部23,23が折曲げて形成されており、これらの
リブ部23,23によってこの棒材支持部2の曲げ剛性
が高められている。また、この棒材支持部2における幅
方向Wの端部(幅方向端部)24よりも幅方向中央寄り
の所定箇所に、後述する電線ボックス支持用棒材1の端
部を挟持するための棒材挟持部5が設けられている。こ
の棒材挟持部5は、電線ボックス支持用棒材1の端部が
挿入される矩形の開口部51と、その開口部51に一体
に連設されて互いに突き合う方向に延び出た弾性を備え
る一対の挟持片部52,52とでなる。これらの挟持片
部52,52は、上記開口部51を通して挿入された上
記棒材1の端部により後方へ押し拡げられてその棒材1
の端部を嵌合状に受け入れることができるようになって
いる。また、図5〜図7に示したように、これらの挟持
片部52,52の相対向する端縁のそれぞれに、受け入
れた上記棒材1の端部に係合してその棒材を位置決めす
る係合爪部53,53がV形に切り込まれて形成されて
いる。
【0027】図1で判るように、上記棒材挟持部5の開
口部51やその開口部51に一体に連設された一対の挟
持片部52,52は、上記棒材支持部2の適所に一対の
上記挟持片部52,52を後方へ斜めに切起し形成する
ことによって形成されている。このような棒材挟持部5
は、棒材支持部2の長手方向の上部と下部とに2つずつ
振り分けて設けられていると共に、棒材支持部2にその
幅方向にも並んで設けられている。また、上記棒材支持
部2の幅方向端部24の上下2箇所に、その棒材支持部
2の前方の突き出た突起28,28が切起し形成されて
いる。
【0028】図3や図7に示したように、上記した取付
具Aが取り付けられる柱体3は、後壁部31と、この後
壁部31の幅方向端部から突出された一対の側壁部3
2,32と、それらの側壁部32,32の前端部から上
記後壁部31に沿う方向に突出されてその後壁部31に
前後方向で対向する幅狭の前鍔部33,33と、それら
の前鍔部33,33から上記後壁部31に近付く方向に
延び出た後向きリブ部34,34とを有している。ここ
で、上記後向きリブ部34,34は、上記前鍔部33,
33の突出側端部を後向きに折り曲げることにより形成
されているものであるので、その後向きリブ部34,3
4は上記前鍔部33,33の一部を形成している。
【0029】以上において、上記取付具Aの上記支持片
部22は、上記棒材支持部2との境界箇所である上記折
曲部21を支点にして上下に弾性的に変位することがで
きる。そして、図4に仮想線で示したように、支持片部
22が変位していないときのその支持片部22の水平長
さH1は、上記柱体3の後壁部31とその前鍔部33の
一部を形成している上記後向きリブ部34との水平間隔
H2よりも少し長くなっている。
【0030】図2および図3を参照して上記取付具Aを
用いた電線ボックスBの取付構造を説明する。図2およ
び図3に示した事例は、間仕切り用の上記柱体3を同じ
向きにして間隔を隔てて立設しておき、それらの柱体
3,3の間の所定位置に図15に示した電線ボックスB
を設置したものである。ここで、柱体3,3が同じ向き
になっているという意味は、その柱体3の前鍔部33,
33の相互間に形成されている開口35,35が同じ方
向に向くようにそれらの柱体3,3が立設されていると
いう意味である。
【0031】図15の電線ボックスBは、合成樹脂で成
形された有底で矩形のボックス本体7を有し、そのボッ
クス本体7の底壁71や矩形筒形の側壁72の適所に、
押圧力を加えることによって当該底壁71や側壁72か
ら分離可能な塞ぎ板73で塞がれた電線導入孔74が設
けられている。また、底壁71の相隣接する2つずつの
コーナ部のそれぞれに、ボックス本体1と一体に、2つ
で一組をなす突出部75,75が設けられており、これ
らの2つで一組をなす上記突出部75,75は同心状に
棒材挿通孔76,76を備えている。そして、一組の突
出部75,75のそれぞれに電線ボックス支持用棒材
1,1を各別に挿通するだけで、その棒材1,1に電線
ボックスBを取り付けることができる。このような電線
ボックスBは、アウトレットボックスやスイッチボック
スといった電気配線用ボックスとして用い得る。
【0032】上記取付具Aは一方の柱体3に取り付けら
れる。一方の柱体3に上記取付具Aを取り付けるときに
は、その取付具Aを上記柱体3の後壁部31と前鍔部3
3の一部を形成している上記後向きリブ部34との間の
空間に嵌め込む。この場合、取付具Aを上記柱体3の後
壁部31と上記後向きリブ部34との間の空間に押し込
むようにすると、上記後壁部31により押された上下の
支持片部22,22が少し開き気味になってそれらの支
持片部22,22の水平長さH1が短くなるので、上記
支持片部22,22の幅方向の端縁が上記柱体3の片側
の側壁部32に当たるまでその取付具Aを押し込むこと
ができる。そして、取付具Aを上記支持片部22,22
の幅方向の端縁が上記柱体3の片側の側壁部32に当た
るまで押し込むと、上記支持片部22,22が上記柱体
3の後壁部31に弾性的に突き当たるので、その反力
で、上記棒材支持部2の幅方向端部24が上記柱体3の
前鍔部33の一部である上記後向きリブ部34に弾性的
に押し付けられ、これによって取付具Aが柱体3に固定
される。また、上記棒材支持部2の幅方向端部24に設
けられている突起28が、図7のように上記柱体3の後
向きリブ部34の内側に嵌まり込んでその後向きリブ部
34に係合する。このため、取付具Aにおいては、その
支持片部22の幅方向端縁が上記柱体3の側壁部32に
突き当たり、しかも上記突起28が上記後向きリブ部3
4に係合するので、その取付具Aの棒材支持部2が上記
後向きリブ部34と上記側壁部32とによってその幅方
向で位置決めされる。
【0033】これに対し、他方の柱体3の後壁部31に
は、上記棒材1が挿通される所要数の差込孔36を開設
しておく。
【0034】上記棒材1を2本の上記柱体3,3の相互
間に横架させるときには、たとえばその棒材1の片側の
端部を他方の柱体3の差込孔36に挿通させた後、その
棒材1を引き戻してその棒材1の他側の端部を上記取付
具Aにおける棒材支持部2の所定の棒材挟持部5に備わ
っている開口部51に図4の矢符mのように挿入する。
このようにすると、その棒材1の他側の端部が一対の上
記挟持片部52,52を押し拡げてそれらの挟持片部5
2,52の相互間に受け入れられる。このため、それら
の挟持片部52,52に備わっている係合爪部53,5
3がその棒材1の他側の端部に係合してその棒材1を位
置決めする。
【0035】他方の柱体3の差込孔36に挿通されてい
る棒材1の片側の端部には、図10に示した他の取付具
A’が装着される。この取付具A’は、矩形の座板部4
1に開口部42が開設され、その開口部42に、互いに
突き合う方向に延び出た一対の挟持片部43,43が一
体に連設されている。それぞれの挟持片部43,43に
は係合爪部44,44がV形に切り込まれて形成されて
いる。また、上記座板部41はその中央部分が少し折り
曲げられていると共に、その上下両端部のそれぞれに同
じ向きに折曲げ形成された突片部45,45が設けられ
ている。さらに、上記挟持片部43,43は、上記突片
部45,45とは逆方向に少し切り起こされている。
【0036】この取付具A’を他方の柱体3の差込孔3
6に挿通されている棒材1の片側の端部に装着するとき
には次のようにするとよい。すなわち、図11に仮想線
で示したように、上下の上記突片部45,45を指やペ
ンチなどの工具で掴んでそれらの突片部45,45を矢
符n,nのように互いに近づく方向に押し付けると、そ
れに伴って上記座板部41が変形して一対の挟持片部4
3,43が少し開くので、その状態で一対の挟持片部4
3,43を上記棒材1の片側の端部に差し込んだ後、上
記突片部45,45を他側の柱体3の後壁部31に押し
付けてその取付具A’を解放すればよい。このようにす
ると、一対の挟持片部43,43の係合爪部44,44
が図9の実線や図12に示したように上記棒材1の片側
の端部に係合してその棒材1を位置決めする。なお、上
記取付具A’を上記のように棒材1の片側の端部に差し
込む作業は、他側の柱体3の開口35を利用して行うこ
とができる。
【0037】図2に示したように、2本の棒材1,1を
用いて1つの電線ボックスBを設置するときには、上記
取付具Aの棒材支持部2の高さの異なる位置に設けられ
ている2つの棒材挟持部5,5を適宜選んで、それぞれ
の棒材挟持部5,5のところで2本の棒材1の他側の端
部を各別に位置決めする。この場合、他方の柱体3には
2つの差込孔36を設けておき、それらの差込孔36の
それぞれに2本の上記棒材1の片側の端部を各別に差し
込んで上記した他の取付具A’を装着しておくとよい。
なお、上記電線ボックスBは、2本の棒材1,1を柱体
3,3の相互間に横架する前にそれらの棒材1,1に取
り付けられている。
【0038】図1に示したように、上記棒材支持部2に
は矢印形の刻印a…を施してあり、この刻印aによって
当該取付具Aの長手方向の中央位置を知ることができる
ようになっている。したがって、この取付具Aを柱体3
に固定する場合に、上記刻印a…を目安として上記柱体
3の立設された床面(不図示)からの取付具Aの取付高
さを容易に定めることができる利便がある。また、柱体
3側の所定高さ位置に何らかの目印を付けておけば、そ
の目印に上記刻印a…を合わせることによって、その取
付具Aを柱体3の所定位置に正確に固定することができ
る。
【0039】以上説明した取付具Aやその取付具Aを用
いた電線ボックス取付構造についての実施形態で明らか
なように、上記取付具Aを用いることによって、その取
付具Aを固定した一方の柱体3には棒材1を挿通するた
めの孔を開ける必要がなくなる。なお、棒材1には複数
の電線ボックスBを並べて取り付けることも可能であ
る。
【0040】図13と図14とを参照して上記取付具A
を用いた電線ボックスBの他の取付構造を説明する。同
図の事例は、1本の柱体3に固定した1つの上記取付具
Aを利用して一本の棒材1を取り付け、かつ、その棒材
1に図15で説明した電線ボックスBを取り付けた事例
である。
【0041】図13および図14のように、図1の取付
具Aが上述したところと同様にして一本の柱体3に固定
されている。この場合においても、上記棒材支持部2に
施された矢印形の刻印a…を目安にして上記柱体3の立
設された床面(不図示)からの取付具Aの取付高さを定
めることができる。
【0042】棒材1はU字状に折り曲げられることによ
って、その棒材1に一対の脚杆部12,12とそれらの
脚杆部12,12の相互間の連結杆部13とが具備され
ている。この棒材1における一方の上記脚杆部12の先
端部と他方の上記脚杆部12の先端部とが、上記取付具
Aにおける棒材支持部2の2箇所の棒材挟持部5,5の
開口部51,51に各別に差し込まれてそれらの脚杆部
12,12が一対の挟持片部52,52やそれらの係合
爪部53,53によって位置決めされている。そして、
その棒材1の一対の上記脚杆部12,12に跨がって上
記電線ボックスBが取り付けられている。なお、この電
線ボックスBは、U字状の棒材1を上記取付具A,Aに
取り付ける前に、その棒材1の一対の脚杆部12,12
を電線ボックスBの棒材挿通孔76,76に挿通させる
ことによってその棒材1に取り付けられているものであ
る。
【0043】この実施形態によっても、柱体3に棒材1
を挿通するための孔を開ける必要はない。また、この実
施形態によれば、1つの取付具Aに取り付けた一本の棒
材1に電線ボックスBを取り付けることができるように
なる。
【0044】上記した取付具Aにあっては、上記棒材支
持部2の複数箇所に棒材挟持部5…が設けられているの
で、そのうちの幾つかを選んで棒材1を取り付けること
ができる。また、上記棒材支持部2の幅方向に並んでい
る棒材挟持部5,5を使い分けることによって、棒材1
の横架位置ひいてはその棒材1に取り付けられた電線ボ
ックスBの位置をその棒材支持部2の幅方向で調節する
ことが可能になるという利便があり、そうすることによ
って、柱体3,3の相互間に配設される壁面に対する上
記電線ボックスBの位置を適切に定めることができるよ
うになる。しかしながら、電線ボックスBの種類によっ
ては、一本の棒材1だけに取り付けられるようなものも
ある。このようなタイプの電線ボックスBを支持するた
めの棒材1を取り付けるために用いられる取付具として
は、上記棒材支持部2の1箇所だけに棒材挟持部5を設
けておけばよい。
【0045】上記実施形態では、突起28を棒材支持部
2の幅方向の一端側だけに設けてあるけれども、この点
は、図8のように突起28を棒材支持部2の幅方向の一
端側と他端側とに対称に設けておいてもよい。図8のよ
うな取付具Aによると、柱体3の左右いずれの後向きリ
ブ部34,34の側にも取り付けられるようになるだけ
でなく、棒材支持部2を上下逆にして使用することもで
きる。また、図9のように、棒材支持部2の幅方向に並
んだ2つの棒材挟持部5だけを有するものであってもよ
い。なお、図8や図9では、図1で説明した部分と同一
部分に同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0046】
【発明の効果】本発明に係る電線ボックス支持用棒材の
取付具によれば、柱体の後壁部とその後壁部に対向する
前鍔部との間の空間に当該取付具を嵌め込むだけでその
取付具を柱体に取り付けることができるので、上記棒材
を取り付けるときに上記柱体に棒材を挿通するための孔
を開ける必要がなくなり、それだけ電線ボックス設置工
事を簡単に行うことができるようになる。また、ドリル
ねじを用いる必要がないので、そのドリルねじを締め付
けるための電動工具も不要となって電気コードを引き回
す煩わしさが解消された電線ボックス設置工事を簡単に
行えるようになる。
【0047】本発明に係る上記取付具を用いた電線ボッ
クス取付構造によれば、柱体に棒材を挿通するための孔
を開けずに電線ボックス設置工事を簡単に行うことがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す取付具の概略斜視
図である。
【図2】図1の取付具を用いた電線ボックスの取付構造
を示す正面図である。
【図3】図1の取付具を用いた電線ボックスの取付構造
を示す平面図である。
【図4】上記取付具に電線ボックス支持用棒材を取り付
けるときの手順などを示した要部の拡大縦断面図であ
る。
【図5】図4のV−V線に沿う部分を示した断面図であ
る。
【図6】図5のVI矢視図に相当する側面図である。
【図7】図2のVII−VII線に沿う部分の一部につ
いての拡大断面図である。
【図8】図1の取付具の変形例の斜視図である。
【図9】図1の取付具の他の変形例の斜視図である。
【図10】他の取付具の斜視図である。
【図11】他の取付具と棒材との取付手順を示した要部
の拡大縦断面図である。
【図12】図11のX矢視図に相当する他の取付具の側
面図である。
【図13】図1の取付具を用いた電線ボックスの他の取
付構造を示す正面図である。
【図14】図1の取付具を用いた電線ボックスBの他の
取付構造を示す平面図である。
【図15】電線ボックスなどを示す概略斜視図である。
【図16】従来の電線ボックス取付構造を示す斜視図で
ある。
【図17】従来の取付具の斜視図である。
【符号の説明】
A 取付具 B 電線ボックス 1 電線ボックス支持用棒材 2 棒材支持部 3 柱体 5 棒材挟持部 12 脚杆部 13 連結杆部 21 折曲部 22 支持片部 28 突起 31 後壁部 32 側壁部 33 前鍔部 34 後向きリブ部 51 開口部 52 挟持片部 53 係合爪部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−112312(JP,A) 実開 昭48−53597(JP,U) 実開 昭57−127517(JP,U) 実開 昭57−143824(JP,U) 実開 昭62−74431(JP,U) 実開 昭62−84316(JP,U) 実開 昭62−84317(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 3/08 F16B 37/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後壁部とこの後壁部の幅方向端部から突
    出された側壁部とその側壁部の前端部から上記後壁部に
    沿う方向に突出されてその後壁部に前後方向で対向する
    前鍔部とを有する柱体に取り付けられる電線ボックス支
    持用棒材の取付具であって、 細長い金属板の長手方向の2箇所を折り曲げることによ
    って細長平板状の棒材支持部とその棒材支持部の長手方
    向両端部のそれぞれに折曲部を介してその棒材支持部に
    対し傾斜して連設されかつ上記柱体の後壁部に突き当て
    られて上記棒材支持部の幅方向端部を上記柱体の前鍔部
    に弾性的に押し付ける支持片部とが形成されており、 上記棒材支持部における上記幅方向端部よりも幅方向中
    央寄りの所定箇所に、上記棒材の端部が挿入される開口
    部と、その開口部に連設されていて、互いに突き合う方
    向に延び出しかつ上記開口部を通して挿入された上記棒
    材の端部により後方へ押し拡げられてその棒材の端部を
    嵌合状に受け入れる弾性を備えた一対の挟持片部とを備
    える棒材挟持部が設けられ、この棒材挟持部の一対の上
    記挟持片部の相対向する端縁のそれぞれに、受け入れた
    上記棒材の端部に係合してその棒材を位置決めする係合
    爪部が形成されていることを特徴とする電線ボックス支
    持用棒材の取付具。
  2. 【請求項2】 上記棒材支持部の長手方向の複数箇所に
    上記棒材挟持部がそれぞれ設けられている請求項1に記
    載した電線ボックス支持用棒材の取付具。
  3. 【請求項3】 上記棒材挟持部がその棒材支持部の幅方
    向に並んで設けられている請求項1または請求項2に記
    載した電線ボックス支持用棒材の取付具。
  4. 【請求項4】 後壁部とこの後壁部の幅方向端部から突
    出された側壁部とその側壁部の前端部から上記後壁部に
    沿う方向に突出されてその後壁部に前後方向で対向する
    前鍔部とその前鍔部の突出側端部によって形成されかつ
    その前鍔部から上記後壁部に近付く方向に延び出た後向
    きリブ部とを有する柱体に取り付けられる電線ボックス
    支持用棒材の取付具であって、 上記棒材支持部の幅方向端部に、上記柱体の上記後向き
    リブ部の内面に係合して上記棒材支持部の幅方向端縁を
    上記柱体の側壁部の内面に押し付ける突起が設けられて
    いる請求項1、請求項2、請求項3のいずれかに記載し
    た電線ボックス支持用棒材の取付具。
  5. 【請求項5】 上記棒材支持部の幅方向両端部に、上記
    突起が対称に設けられている請求項4に記載した電線ボ
    ックス支持用棒材の取付具。
  6. 【請求項6】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5のいずれかに記載した電線ボックス支持用
    棒材の取付具における上記支持片部が上記柱体の上記後
    壁部に突き当てられて上記棒材支持部が上記柱体の上記
    前鍔部に弾性的に押し付けられ、上記棒材の端部が、上
    記棒材挟持部の上記開口部を通してその棒材挟持部の一
    対の上記挟持片部の相互間に嵌合状に受け入れられてい
    ると共に、それらの挟持片部の上記係合爪部によって上
    記棒材が位置決めされており、その棒材に電線ボックス
    が取り付けられていることを特徴とする電線ボックス支
    持用棒材の取付具を用いた電線ボックス取付構造。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載した電線ボックス支持用
    棒材の取付具における上記支持片部が上記柱体の上記後
    壁部に突き当てられて上記棒材支持部が上記柱体の上記
    前鍔部に弾性的に押し付けられ、U字状に折り曲げられ
    て一対の脚杆部とそれらの脚杆部相互間の連結杆部とが
    具備された上記棒材における一方の上記脚杆部の先端部
    と他方の上記脚杆部の先端部とが、各別に、上記棒材支
    持部の長手方向の2箇所に設けられた上記棒材挟持部の
    上記開口部を通してその棒材挟持部の一対の上記挟持片
    部の相互間に嵌合状に受け入れられていると共に、それ
    らの挟持片部の上記係合爪部によって上記棒材が位置決
    めされており、その棒材の一対の上記脚杆部に跨がって
    電線ボックスが取り付けられていることを特徴とする電
    線ボックス支持用棒材の取付具を用いた電線ボックス取
    付構造。
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