JPH0745406Y2 - 車体構造 - Google Patents
車体構造Info
- Publication number
- JPH0745406Y2 JPH0745406Y2 JP1988148728U JP14872888U JPH0745406Y2 JP H0745406 Y2 JPH0745406 Y2 JP H0745406Y2 JP 1988148728 U JP1988148728 U JP 1988148728U JP 14872888 U JP14872888 U JP 14872888U JP H0745406 Y2 JPH0745406 Y2 JP H0745406Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pillar
- lean hose
- hose
- center pillar
- seat belt
- Prior art date
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は,例えば3点式シートベルト装置を有する自動
車の車体構造に関する。
車の車体構造に関する。
(従来の技術) 例えば,第7図に示すような自動車には,前側ドア1aと
後側ドア1bとの間の部位に配置されてルーフ部2を支持
するセンターピラー3を有するものがある。すなわち,
このセンターピラー3は第8図および第9図に示すよう
に,車体外側に露出するセンターピラーアウタ4と,車
室側に位置するセンターピラーインナ5とを結合してな
るものである。そして,このセンターピラー3の車室内
側の部位には,3点式シートベルト装置6のサッシュガイ
ド7が固定されている。
後側ドア1bとの間の部位に配置されてルーフ部2を支持
するセンターピラー3を有するものがある。すなわち,
このセンターピラー3は第8図および第9図に示すよう
に,車体外側に露出するセンターピラーアウタ4と,車
室側に位置するセンターピラーインナ5とを結合してな
るものである。そして,このセンターピラー3の車室内
側の部位には,3点式シートベルト装置6のサッシュガイ
ド7が固定されている。
また,センターピラー3の内部には,シートベルトリー
ンホース8が設けられている。このシートベルトリーン
ホース8は,その上端側をセンターピラーアウタ4に結
合するとともに,段差状に折曲されてセンターピラーア
ウタ4とセンターピラーインナ5との間に架設されてい
る。そして,シートベルトリーンホース8の下端側は上
記サッシュガイド7とともにセンターピラーインナ5に
結合している。なお,センターピラーインナ5とシート
ベルトリーンホース8およびサッシュガイド7との結合
は,ボルトなどの固定具9により行われている。
ンホース8が設けられている。このシートベルトリーン
ホース8は,その上端側をセンターピラーアウタ4に結
合するとともに,段差状に折曲されてセンターピラーア
ウタ4とセンターピラーインナ5との間に架設されてい
る。そして,シートベルトリーンホース8の下端側は上
記サッシュガイド7とともにセンターピラーインナ5に
結合している。なお,センターピラーインナ5とシート
ベルトリーンホース8およびサッシュガイド7との結合
は,ボルトなどの固定具9により行われている。
また,この他にも第10図に示すように,シートベルトリ
ーンホース8の上端部をサイドルーフレールインナ10に
結合するようにしたものもある。なお,第9図中および
第10図中に11で示すのはサイドルーフレールである。
ーンホース8の上端部をサイドルーフレールインナ10に
結合するようにしたものもある。なお,第9図中および
第10図中に11で示すのはサイドルーフレールである。
(考案が解決しようとする課題) ところで,このような従来のものでは,シートベルト12
が引張られたときに車体に入力される荷重のほとんどを
センターピラーインナ4で受けていた。このため,セン
ターピラー3の断面積を小さく設定した場合には強度が
不足してしまうことがあった。
が引張られたときに車体に入力される荷重のほとんどを
センターピラーインナ4で受けていた。このため,セン
ターピラー3の断面積を小さく設定した場合には強度が
不足してしまうことがあった。
本考案の目的とするところは,シートベルト装置から入
力される荷重に対して高強度な車体構造を提供すること
にある。
力される荷重に対して高強度な車体構造を提供すること
にある。
(課題を解決するための手段及び作用) 上記目的を達成するために本考案は,ピラーアウタのフ
ランジ部とピラーインナのフランジ部とを結合してなる
ピラー部材,同ピラー部材の内部空間に設けられ,その
両側縁を上記各フランジ部間に挟持せしめたアウタリー
ンホース及び上記内部空間に設けられ,上記アウタリー
ンホースと上記ピラーインナとに結合したシートベルト
リーンホース部材を有する車体構造において, 上記ピラーアウタ及び上記アウタリーンホースを共に外
側に突出する水平断面略くさび型に形成し,上記アウタ
リーンホースをその上下方向に沿って交互に凹凸を繰り
返す形状に形成し,さらに上記アウタリーンホースの上
記凸部においては上記ピラーアウタに結合され,同アウ
タリーンホースの上記凹部においては上記ピラーアウタ
との間に所定の間隙を存するように構成したことにあ
る。
ランジ部とピラーインナのフランジ部とを結合してなる
ピラー部材,同ピラー部材の内部空間に設けられ,その
両側縁を上記各フランジ部間に挟持せしめたアウタリー
ンホース及び上記内部空間に設けられ,上記アウタリー
ンホースと上記ピラーインナとに結合したシートベルト
リーンホース部材を有する車体構造において, 上記ピラーアウタ及び上記アウタリーンホースを共に外
側に突出する水平断面略くさび型に形成し,上記アウタ
リーンホースをその上下方向に沿って交互に凹凸を繰り
返す形状に形成し,さらに上記アウタリーンホースの上
記凸部においては上記ピラーアウタに結合され,同アウ
タリーンホースの上記凹部においては上記ピラーアウタ
との間に所定の間隙を存するように構成したことにあ
る。
こうすることによって本考案は,ピラー部材をその断面
積を大とすることなく強度を高め,このピラー部材にア
ウタリーンホースを介してシートベルトからの荷重を伝
達し,シートベルトから作用する大きな荷重に対して十
分に抵抗できるようにしたことにある。
積を大とすることなく強度を高め,このピラー部材にア
ウタリーンホースを介してシートベルトからの荷重を伝
達し,シートベルトから作用する大きな荷重に対して十
分に抵抗できるようにしたことにある。
(実施例) 以下,本考案の一実施例を第1図〜第6図に基づいて説
明する。なお,従来の技術の項で説明したものと重複す
るものについては同一番号を付し,その説明は省略す
る。
明する。なお,従来の技術の項で説明したものと重複す
るものについては同一番号を付し,その説明は省略す
る。
第1図は本考案の一実施例の要部を示すもので,図中11
はルーフ部2の側縁部を構成するサイドルーフレールで
ある。そして,図中10はルーフレールインナであり,13
はルーフレールアウタである。さらに,図中14は乗降口
の下縁部を構成するサイドシルであり,15はサイドシル
インナ,16はサイドシルアウタである。
はルーフ部2の側縁部を構成するサイドルーフレールで
ある。そして,図中10はルーフレールインナであり,13
はルーフレールアウタである。さらに,図中14は乗降口
の下縁部を構成するサイドシルであり,15はサイドシル
インナ,16はサイドシルアウタである。
また,図中の17は,上記サイドルーフレール11と上記サ
イドシル14との間に架設され,ピラー部材としてのセン
ターピラー18を構成するセンターピラーアウタである。
このセンターピラーアウタ17は,上端部を上記ルーフレ
ールアウタ13に結合しており,また,下端部を上記サイ
ドシルアウタ16に結合している。さらに,センターピラ
ーアウタ17は,第3図〜第5図中に示すように断面略楔
型に折曲加工されており,その両側縁にはフランジ部1
9,19を有している。
イドシル14との間に架設され,ピラー部材としてのセン
ターピラー18を構成するセンターピラーアウタである。
このセンターピラーアウタ17は,上端部を上記ルーフレ
ールアウタ13に結合しており,また,下端部を上記サイ
ドシルアウタ16に結合している。さらに,センターピラ
ーアウタ17は,第3図〜第5図中に示すように断面略楔
型に折曲加工されており,その両側縁にはフランジ部1
9,19を有している。
そして,第1図中の20は上記センターピラー18の車室側
部分を構成するセンターピラーインナである。このセン
ターピラーインナ20は,上端部を上記ルーフレールイン
ナ10に結合しており,また,下端部を上記サイドシルイ
ンナ15に結合している。さらに,このセンターピラーイ
ンナ20は,第5図中に示すように断面略コ字型に折曲加
工されたものであり,その両側縁にはフランジ部21,21
が形成されている。
部分を構成するセンターピラーインナである。このセン
ターピラーインナ20は,上端部を上記ルーフレールイン
ナ10に結合しており,また,下端部を上記サイドシルイ
ンナ15に結合している。さらに,このセンターピラーイ
ンナ20は,第5図中に示すように断面略コ字型に折曲加
工されたものであり,その両側縁にはフランジ部21,21
が形成されている。
そして,これらセンターピラーインナ20および上記セン
ターピラーアウタ17は,後述するアウタリーンホース22
のフランジ部23,23を間に挟んだ状態で,互いのフラン
ジ部19,21を結合している。そして,両部材17,20は,結
合することにより閉断面24を形成している。
ターピラーアウタ17は,後述するアウタリーンホース22
のフランジ部23,23を間に挟んだ状態で,互いのフラン
ジ部19,21を結合している。そして,両部材17,20は,結
合することにより閉断面24を形成している。
また,上記アウタリーンホース22は板材を断面ほぼ楔型
に成形してなるもので,第1図中に2点鎖線で省略して
示すように,センターピラー18の上端から中間部に亘っ
て設けられている。そして,アウタリーンホース22は,
中央部において長手方向に沿って一列に並んだ複数の凹
部25…と凸部26…とを有している。そして,これら凹部
25…と凸部26…とは1つずつ交互に配置されている。
に成形してなるもので,第1図中に2点鎖線で省略して
示すように,センターピラー18の上端から中間部に亘っ
て設けられている。そして,アウタリーンホース22は,
中央部において長手方向に沿って一列に並んだ複数の凹
部25…と凸部26…とを有している。そして,これら凹部
25…と凸部26…とは1つずつ交互に配置されている。
さらに,アウタリーンホース22は,上記各凸部26…をセ
ンターピラーアウタ17に重ね合せており,凸部26…の各
外側面26aの大部分をセンターピラーアウタ17の内側面1
7aに当接させている。そして,上記凸部26は,その傾斜
部27,27をセンターピラーアウタ17の傾斜部28,28にスポ
ット溶接により結合している。また,上記凹部25…の外
側面25aとセンターピラーアウタ17の内側面17aとの間に
は,第4図および第5図に示すように間隙部29が形成さ
れている。
ンターピラーアウタ17に重ね合せており,凸部26…の各
外側面26aの大部分をセンターピラーアウタ17の内側面1
7aに当接させている。そして,上記凸部26は,その傾斜
部27,27をセンターピラーアウタ17の傾斜部28,28にスポ
ット溶接により結合している。また,上記凹部25…の外
側面25aとセンターピラーアウタ17の内側面17aとの間に
は,第4図および第5図に示すように間隙部29が形成さ
れている。
さらに,上記凹部25…のうちの1つと対向する,上記セ
ンターピラーインナ20の部位には,第5図中に示すよう
にシートベルト支持部材としてのサッシュガイド7が取
付けられている。このサッシュガイド7は3点式シート
ベルト装置を構成しウエビング(図示しない)を乗員の
肩口付近で支持するもので,突設したボルト軸30をセン
ターピラー18の内部のナット31に螺合している。また,
このサッシュガイド7はシートベルトリーンホース32と
共にセンターピラーインナ20に結合している。
ンターピラーインナ20の部位には,第5図中に示すよう
にシートベルト支持部材としてのサッシュガイド7が取
付けられている。このサッシュガイド7は3点式シート
ベルト装置を構成しウエビング(図示しない)を乗員の
肩口付近で支持するもので,突設したボルト軸30をセン
ターピラー18の内部のナット31に螺合している。また,
このサッシュガイド7はシートベルトリーンホース32と
共にセンターピラーインナ20に結合している。
すなわち,シートベルトリーンホース32は板材を断面コ
字状に折曲加工してなるもので,第6図に示すようにそ
の隅部には位置決め片33…が切起されている。さらに,
このシートベルトリーンホース32の中央部には,上記ボ
ルト軸30が貫通するボルト孔34が設けられている。そし
て,シートベルトリーンホース32はセンターピラーイン
ナ20に内側から結合するとともに,アウタリーンホース
22の1つの凹部25に内側から係止している。そして,シ
ートベルトリーンホース32は上記位置決め片33…をアウ
タリーンホース22に当接させている。また,シートベル
トリーンホース32はアウタリーンホース22に,その対応
する縁部をアーク溶接されている。ここで,第5図中に
35で示すのはアーク溶接部である。また,各図中に一転
鎖線36…で示すのはスポット溶接部である。
字状に折曲加工してなるもので,第6図に示すようにそ
の隅部には位置決め片33…が切起されている。さらに,
このシートベルトリーンホース32の中央部には,上記ボ
ルト軸30が貫通するボルト孔34が設けられている。そし
て,シートベルトリーンホース32はセンターピラーイン
ナ20に内側から結合するとともに,アウタリーンホース
22の1つの凹部25に内側から係止している。そして,シ
ートベルトリーンホース32は上記位置決め片33…をアウ
タリーンホース22に当接させている。また,シートベル
トリーンホース32はアウタリーンホース22に,その対応
する縁部をアーク溶接されている。ここで,第5図中に
35で示すのはアーク溶接部である。また,各図中に一転
鎖線36…で示すのはスポット溶接部である。
なお,本実施例では片側のセンターピラーのみについて
説明したが,例えば他方側のセンターピラーも同様の構
造にしてよい。また,本考案はセンターピラー18に限ら
ず,この他に例えばクォーターピラー等を有するものに
も適用可能である。
説明したが,例えば他方側のセンターピラーも同様の構
造にしてよい。また,本考案はセンターピラー18に限ら
ず,この他に例えばクォーターピラー等を有するものに
も適用可能である。
このような構成のものでは,シートベルト装置から入力
される荷重をセンターピラーインナ20,シートベルトリ
ーンホース32,および,アウタリーンホース22等で受け
ることができる。つまり,シートベルト12が引張られた
ときにセンターピラー18に入力される荷重は,センター
ピラーインナ20,シートベルトリンホース32等を介して
アウタリンホース22へ伝えられる。そして,アウタリー
ンホース22はシートベルトリーンホース32との間に形成
した閉断面24で,上記荷重を受けとめる。一方,センタ
ーピラーアウタ17とアウタリーンホース22とは共に外側
に突出する水平断面略くさび型に形成されている。ま
た,アウタリーンホース22をその上下方向に沿って交互
に凹凸を繰り返す形状に形成されている。さらにアウタ
リーンホース22の凸部26においてはセンターピラーアウ
タ17に結合され,アウタリーンホース22の凹部25におい
てはセンターピラーアウタ17との間に間隙29を存するよ
うに構成されている。このため,センターピラー18の断
面積を大とすることなく強度を高めることができる。
される荷重をセンターピラーインナ20,シートベルトリ
ーンホース32,および,アウタリーンホース22等で受け
ることができる。つまり,シートベルト12が引張られた
ときにセンターピラー18に入力される荷重は,センター
ピラーインナ20,シートベルトリンホース32等を介して
アウタリンホース22へ伝えられる。そして,アウタリー
ンホース22はシートベルトリーンホース32との間に形成
した閉断面24で,上記荷重を受けとめる。一方,センタ
ーピラーアウタ17とアウタリーンホース22とは共に外側
に突出する水平断面略くさび型に形成されている。ま
た,アウタリーンホース22をその上下方向に沿って交互
に凹凸を繰り返す形状に形成されている。さらにアウタ
リーンホース22の凸部26においてはセンターピラーアウ
タ17に結合され,アウタリーンホース22の凹部25におい
てはセンターピラーアウタ17との間に間隙29を存するよ
うに構成されている。このため,センターピラー18の断
面積を大とすることなく強度を高めることができる。
また,シートベルトリーンホース32はアウタリーンホー
ス22にアーク溶接されており,さらに,シートベルトリ
ーンホース32の上下の部位では,アウタリーンホース22
とセンターピラーアウタ17との結合が行われている。こ
のため,シートベルトリーンホース32を高強度で結合で
きる。
ス22にアーク溶接されており,さらに,シートベルトリ
ーンホース32の上下の部位では,アウタリーンホース22
とセンターピラーアウタ17との結合が行われている。こ
のため,シートベルトリーンホース32を高強度で結合で
きる。
したがって,センターピラー18の断面積を大とすること
なく強度を高め,このセンターピラー18にアウタリーン
ホース22を介してシートベルト12からの荷重を伝達し,
シートベルト12から作用する大きな荷重に対して十分に
抵抗できる。
なく強度を高め,このセンターピラー18にアウタリーン
ホース22を介してシートベルト12からの荷重を伝達し,
シートベルト12から作用する大きな荷重に対して十分に
抵抗できる。
以上説明したように本考案は,ピラーアウタのフランジ
部とピラーインナのフランジ部とを結合してなるピラー
部材,同ピラー部材の内部空間に設けられ,その両側縁
を上記各フランジ部間に挟持せしめたアウタリーンホー
ス及び上記内部空間に設けられ,上記アウタリーンホー
スと上記ピラーインナとに結合したシートベルトリーン
ホース部材を有する車体構造において,上記ピラーアウ
タ及び上記アウタリーンホースを共に外側に突出する水
平断面略くさび型に形成し,上記アウタリーンホースを
その上下方向に沿って交互に凹凸を繰り返す形状に形成
し,さらに上記アウタリーンホースの上記凸部において
は上記ピラーアウタに結合され,同アウタリーンホース
の上記凹部においては上記ピラーアウタとの間に所定の
間隙を存するように構成したものである。
部とピラーインナのフランジ部とを結合してなるピラー
部材,同ピラー部材の内部空間に設けられ,その両側縁
を上記各フランジ部間に挟持せしめたアウタリーンホー
ス及び上記内部空間に設けられ,上記アウタリーンホー
スと上記ピラーインナとに結合したシートベルトリーン
ホース部材を有する車体構造において,上記ピラーアウ
タ及び上記アウタリーンホースを共に外側に突出する水
平断面略くさび型に形成し,上記アウタリーンホースを
その上下方向に沿って交互に凹凸を繰り返す形状に形成
し,さらに上記アウタリーンホースの上記凸部において
は上記ピラーアウタに結合され,同アウタリーンホース
の上記凹部においては上記ピラーアウタとの間に所定の
間隙を存するように構成したものである。
したがって本考案は,ピラー部材をその断面積を大とす
ることなく強度を高め,このピラー部材にアウタリーン
ホースを介してシートベルトからの荷重を伝達し,シー
トベルトから作用する大きな荷重に対して十分に抵抗で
きるという効果がある。
ることなく強度を高め,このピラー部材にアウタリーン
ホースを介してシートベルトからの荷重を伝達し,シー
トベルトから作用する大きな荷重に対して十分に抵抗で
きるという効果がある。
第1図〜第6図は本考案の一実施例を示すもので,第1
図はセンターピラーの縦断面図,第2図はアウタリーン
ホースの斜視図,第3図はセンターピラーアウタと結合
した状態で第2図中のA−A線に沿った横断平面図,第
4図は同じくセンターピラーアウタと結合した状態で第
2図中のB−B線に沿った横断平面図,第5図は第1図
中のC−C線に沿った同じく横断平面図,第6図はシー
トベルトリーンホースの斜視図,第7図は一般の自動車
の斜視図,第8図はセンターピラーの同じく斜視図,第
9図は第8図中のD−D線に沿った断面図,第10図は異
なるタイプものを示す同じく断面図である。 7……サッシュガイド(シートベルト支持部材),17…
…センターピラーアウタ,18……センターピラー,20……
センターピラーインナ,22……アウタリーンホース,32…
…シートベルトリーンホース。
図はセンターピラーの縦断面図,第2図はアウタリーン
ホースの斜視図,第3図はセンターピラーアウタと結合
した状態で第2図中のA−A線に沿った横断平面図,第
4図は同じくセンターピラーアウタと結合した状態で第
2図中のB−B線に沿った横断平面図,第5図は第1図
中のC−C線に沿った同じく横断平面図,第6図はシー
トベルトリーンホースの斜視図,第7図は一般の自動車
の斜視図,第8図はセンターピラーの同じく斜視図,第
9図は第8図中のD−D線に沿った断面図,第10図は異
なるタイプものを示す同じく断面図である。 7……サッシュガイド(シートベルト支持部材),17…
…センターピラーアウタ,18……センターピラー,20……
センターピラーインナ,22……アウタリーンホース,32…
…シートベルトリーンホース。
Claims (1)
- 【請求項1】ピラーアウタのフランジ部とピラーインナ
のフランジ部とを結合してなるピラー部材,同ピラー部
材の内部空間に設けられ,その両側縁を上記各フランジ
部間に挟持せしめたアウタリーンホース及び上記内部空
間に設けられ,上記アウタリーンホースと上記ピラーイ
ンナとに結合したシートベルトリーンホース部材を有す
る車体構造において, 上記ピラーアウタ及び上記アウタリーンホースを共に外
側に突出する水平断面略くさび型に形成し,上記アウタ
リーンホースをその上下方向に沿って交互に凹凸を繰り
返す形状に形成し,さらに上記アウタリーンホースの上
記凸部においては上記ピラーアウタに結合され,同アウ
タリーンホースの上記凹部においては上記ピラーアウタ
との間に所定の間隙を存するように構成したことを特徴
とする車体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988148728U JPH0745406Y2 (ja) | 1988-11-15 | 1988-11-15 | 車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988148728U JPH0745406Y2 (ja) | 1988-11-15 | 1988-11-15 | 車体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0268276U JPH0268276U (ja) | 1990-05-23 |
JPH0745406Y2 true JPH0745406Y2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=31420309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988148728U Expired - Lifetime JPH0745406Y2 (ja) | 1988-11-15 | 1988-11-15 | 車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0745406Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5799513B2 (ja) * | 2011-02-01 | 2015-10-28 | マツダ株式会社 | 車両の側部構造 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0319495Y2 (ja) * | 1984-09-10 | 1991-04-24 |
-
1988
- 1988-11-15 JP JP1988148728U patent/JPH0745406Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0268276U (ja) | 1990-05-23 |
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