JPH0744610U - 耕深自動制御装置 - Google Patents

耕深自動制御装置

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JPH0744610U
JPH0744610U JP002662U JP266295U JPH0744610U JP H0744610 U JPH0744610 U JP H0744610U JP 002662 U JP002662 U JP 002662U JP 266295 U JP266295 U JP 266295U JP H0744610 U JPH0744610 U JP H0744610U
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知文 越智
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、油圧ケース19の側方に取り付け
るポジション変換器17の取り付け自由度を増加し、ポ
ジション変換器17が損傷を受けない安全な位置に配置
するものである。 【構成】 リアカバー1の上下回動をフィードバックワ
イヤー7を介して、トラクター側のデプス変換器18に
機械的に伝達すべく構成し、前記デプス変換器18によ
りリアカバー1の回動角を電気信号に変換し、またリフ
トアーム12の回動角を電気信号に変換するポジション
変換器17を設け、前記デプス変換器18の電気信号
と、デプス設定器の電気的設定値との比較によりリフト
アーム12を昇降し、該デプス変換器18とポジション
変換器17を共に、油圧ケース19の側方に固定した支
持部材22に固定支持し、該ポジション変換器17とリ
フトアーム12の間をアームやリンク等により構成した
連結機構を介して連結した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、トラクターの後部に装着したロータリー耕耘装置を、耕深一定に制 御する為の耕深自動制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、リアカバーの上下回動をデプス変換器により、電気的信号に変換し て耕深自動制御を行う技術は公知とされているのである。 例えば、特開昭61−202607号公報や、実開昭61−104015号公 報や、実開昭61−47213号公報や、特開昭60−251803号公報や、 特開昭60−192501号公報や、実開昭60−85107号公報や、実開昭 52−55817号公報に記載の技術の如くである。 また、油圧ケースの側方に支持部材を介して、ローリング制御のセンサー等を 配する技術は、特開昭61−19405号公報や、特開昭61−274603号 公報や、実開昭59−170082号公報に記載の如き技術が公知とされている 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、該従来の構成において、デプス変換器がロータリー耕耘装置 のリアカバーや耕耘カバーの上に配置されていた為に、常時泥水がデプス変換器 に降りかかり、またロータリー耕耘装置は耕耘爪の回転や食い込みに基づく振動 の激しい部分であり、デプス変換器の耐久性が低下するという不具合があったの である。 またロータリー耕耘装置の側に電気的部品であるデプス変換器を装着している と、ロータリー耕耘装置をトラクターから脱着する場合において、そのハーネス 類の脱着処理が面倒であり、ハーネスの固定処理や錆付き防止処理が複雑となる という不具合もあったのである。 本考案においてはハーネスよりも処理の楽な、フィードバックワイヤーの方を トラクターの側まで延長したものである。 また、このようなデプス変換器やポジション変換器を、両方とも支持部材に固 定し、該支持部材を油圧ケースに固定することにより、電子部品を集中配置し、 また振動や泥土から保護すべく構成したものである。 また、ポジション変換器17とリフトアーム12の間を、アームとリンクによ り構成した連結機構を介して連動することにより、従来の技術の如く、ポジショ ン変換器17をリフトアーム12の回動軸の軸心側方に固定する必要がなくなり 、ポジション変換器17の取り付け位置の自由度を高くするものである。 これにより、ポジション変換器17を油圧ケース19の側方の任意の位置に、 支持部材22により支持固定することが可能となるのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成する為の構成を説明する 。 ロータリー耕耘装置のリアカバー1を耕深センサーとし、該耕深センサーの検 出値に基づいてリフトアーム12を上下動させる耕深制御装置において、リアカ バー1の上下回動をフィードバックワイヤー7を介して、トラクター側のデプス 変換器18に機械的に伝達すべく構成し、前記デプス変換器18によりリアカバ ー1の回動角を電気信号に変換し、またリフトアーム12の回動角を電気信号に 変換するポジション変換器17を設け、前記デプス変換器18の電気信号と、デ プス設定器の電気的設定値との比較によりリフトアーム12を昇降し、該デプス 変換器18とポジション変換器17を共に、油圧ケース19の側方に固定した支 持部材22に固定支持し、該ポジション変換器17とリフトアーム12の間をア ームやリンク等により構成した連結機構を介して連結した ものである。
【0005】
【実施例】
本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の図面に示した実施例の構 成を説明する。 図1はトラクターの後部にロータリー耕耘装置を装着した状態の側面図、図2 は油圧ケース19の部分の側面図、図3は同じく平面図である。 図1において、全体的な構成について説明する。 ロータリー耕耘装置はトラクターの後部から突出されたトップリンクやロアリ ンク等により支持され、リフトアーム12により昇降自在とされている。 そして耕耘爪3を回転させる動力は、ユニバーサルジョイントを介してトラク ター側から伝達されている。
【0006】 本実施例においては、耕耘カバー2自体が前後に調節可能とされており、耕耘 カバー2の後部に枢支軸4により枢支されたリアカバー1の位置も、耕耘カバー 2に応じて前後に調節を可能とされている。 該耕耘カバー2の位置を耕耘爪3に対して変更するのが、耕耘カバー調節レバ ー10であり、また従来の如く尾輪支持杆を上下に調節する尾輪調節レバー11 も設けられている。 該耕耘カバー2の前後調節は、該耕耘カバー2を耕耘爪3の爪軸を中心に、前 後に回動可能とすることにより行っており、これによりロータリー耕耘装置が上 下されるのに対して、耕耘カバー2が常に耕耘爪3の上方の一定位置を覆うよう に調節可能としているのである。
【0007】 そしてリアカバー1は、該耕耘カバー2後端を枢支軸4により枢支されており 、該リアカバー1の上下回動をアーム5とリンク6により、前後の移動量に変更 し、フィードバックワイヤー7のインナーワイヤー7aを引っ張ってフィードバ ックしているのである。 フィードバックワイヤー7はアウターワイヤーの部分をアウター受け8に支持 しており、該アウターワイヤーから突出したインナーワイヤー7aを、リンク6 の先端に固設しているのである。 そしてフィードバックワイヤー7の他端のインナーワイヤー7aが、油圧ケー ス19の側のアーム9に連結されている。
【0008】 次に図2,図3について説明する。 本考案の耕深自動制御装置は、電気的な設定値とフィードバック値に基づいて 制御する電気制御であるので、ポジションレバーもデプスレバーも装着されてお らず、代わりにポジション設定器とデプス設定器としてロータリーエンコーダー 等が付設されているのである。 従来は、機械的に設定され、機械的に比較されていたのを、本考案においては 、全て電気的な値にして設定し、フィードバックし更に比較しているのである。 同様に、油圧バルブも電磁弁とし、電気的に操作可能とされているのである。 故に、本考案においては、リアカバー1の上下回動を電気的な値に変換する必 要があり、該変換を行うのがデプス変換器18である。
【0009】 また、リフトアーム12の回動量を電気的な値にして、フィードバックする為 のポジション変換器17も設けられており、該ポジション変換器17も、前述の デプス変換器18の近傍に配置されているのである。 該デプス変換器18とポジション変換器17は、共に油圧ケース19に付設さ れた支持部材22に固定支持されているのである。 そしてリフトアーム12の内側にアーム9が配置され、該アーム9にインナー ワイヤー7aが連結されている。そして該リフトアーム12の下側を通過するリ ンク15が、デプス変換器18の回動アーム20に枢結されている。
【0010】 またポジション変換器17の方はリフトアーム12の外側に配置されており、 該リフトアーム12が電磁弁の切換えにより上下に回動され、該回動量を電磁弁 にフィードバックする為の値をポジション変換器17が発信している。 該リフトアーム12とポジション変換器17の間は、固設アーム13と連結リ ンク14と回動アーム21により構成された連結機構で連結されている。 即ち、リフトアーム12の回動基部に、固設アーム13が付設されており、該 固設アーム13に枢結された連結リンク14により、回動アーム21が回動され るのである。 そして該デプス変換器18とポジション変換器17により、電気信号に変換さ れたフィードバック値が制御ボックス内へ送信されて比較制御され、逆に電磁弁 に対して制御信号が発信されるのである。
【0011】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するものである。 第1に、ポジション変換器17とリフトアーム12の間を、アームやリンク等 により構成した連結機構を介して連動することにより、従来の技術の如く、ポジ ション変換器17をリフトアーム12の回動軸の軸心側方に固定する必要がなく なり、ポジション変換器17の取り付け位置の自由度が高くなるのである。故に 、ポジション変換器17を油圧ケース19の側方の任意の位置に、支持部材22 により支持固定することが可能となったのである。
【0012】 第2に、従来の機械的耕深自動制御装置において、リアカバー1の回動をフィ ードバックワイヤー7により、油圧ケース19部分の機械式制御用のアームに伝 達し、油圧ケース19の内部の油圧バルブを機械式に操作していたのであるが、 該機械式制御用のアーム等の取り付け位置である油圧ケース19の部分に、支持 部材22を固定し、本考案のデプス変換器18等を配置することにより、ロータ リー耕耘装置を機械式と電気式とで兼用することが可能となったのである。
【0013】 第3に、従来の構成においては、デプス変換器がロータリー耕耘装置のリアカ バーや耕耘カバーの上に配置されていた為に、常に泥水がデプス変換器に降りか かり電気回路の短絡の恐れがあったが、本考案の如くトラクターの上部で、泥水 の至らない部分にデプス変換器18を配置して、これを保護することが出来たも のである。
【0014】 第4に、またロータリー耕耘装置は特に耕耘爪の回転や食い込みに基づく振動 の激しい部分であり、該部分にデプス変換器を敷設するとデプス変換の耐久性が 低下するという不具合があったのである。 本考案の場合には、デプス変換器18を油圧ケース19の部分に設けることに より、この振動をも最低とすることが出来たものである。
【0015】 第5に、ロータリー耕耘装置の側に電気的部品であるデプス変換器を装着して いると、ロータリー耕耘装置をトラクターから脱着する場合において、そのハー ネス類の脱着処理が面倒であり、ロータリー耕耘装置を外した場合にはハネース を放置しておくと錆びつくという不具合もあったのである。 これに対して本考案においてはハーネスよりも処理の楽な、フィードバックワ イヤーの方を、トラクターの側まで延長したので、この不具合を解消することが 出来たものである。
【0016】 第6に、デプス変換器とポジション変換器を、両方とも支持部材に固定し、該 支持部材を油圧ケースに固定することにより、電子部品を集中配置し、また該支 持部材22は振動が少ない部分であるので、振動や泥土から電子部品を保護する ことが出来たのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクターの後部にロータリー耕耘装置を装着
した状態の側面図。
【図2】油圧ケース19の部分の側面図。
【図3】同じく平面図。
【符号の説明】
1 リアカバー 2 耕耘カバー 7 フィードバックワイヤー 7a インナーワイヤー 9 アーム 18 デプス変換器 19 油圧ケース 22 支持部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリー耕耘装置のリアカバー1を耕
    深センサーとし、該耕深センサーの検出値に基づいてリ
    フトアーム12を上下動させる耕深制御装置において、
    リアカバー1の上下回動をフィードバックワイヤー7を
    介して、トラクター側のデプス変換器18に機械的に伝
    達すべく構成し、前記デプス変換器18によりリアカバ
    ー1の回動角を電気信号に変換し、またリフトアーム1
    2の回動角を電気信号に変換するポジション変換器17
    を設け、前記デプス変換器18の電気信号と、デプス設
    定器の電気的設定値との比較によりリフトアーム12を
    昇降し、該デプス変換器18とポジション変換器17を
    共に、油圧ケース19の側方に固定した支持部材22に
    固定支持し、該ポジション変換器17とリフトアーム1
    2の間をアームやリンク等により構成した連結機構を介
    して連結したことを特徴とする耕深自動制御装置。
JP1995002662U 1995-03-31 1995-03-31 耕深自動制御装置 Expired - Lifetime JP2534318Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS554337A (en) * 1978-06-24 1980-01-12 Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd Cephalosporin analogs
JPS6119405A (ja) * 1984-07-05 1986-01-28 井関農機株式会社 ロ−リング制御装置
JPS61202607A (ja) * 1985-03-07 1986-09-08 株式会社クボタ 農用トラクタの耕深制御装置
JPH0610735U (ja) * 1992-07-07 1994-02-10 株式会社熱商 空調用サーキュレータ

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