JPH0529305U - ワイヤレスコントロール式トラクタ - Google Patents

ワイヤレスコントロール式トラクタ

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JPH0529305U
JPH0529305U JP7662691U JP7662691U JPH0529305U JP H0529305 U JPH0529305 U JP H0529305U JP 7662691 U JP7662691 U JP 7662691U JP 7662691 U JP7662691 U JP 7662691U JP H0529305 U JPH0529305 U JP H0529305U
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JP
Japan
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tractor
transmitter
receiver
work
control
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JP7662691U
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治 中川
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラクタの作業機の制御機構において、ワイ
ヤ、リンク、コード等を使用しないワイヤレス化を図る
ことにより、作業機の性能の安定化を図ることができ、
作業機の着脱を容易に行うことができ、大型から小型ま
での作業機に幅広く利用することができるように構成す
ることを目的とする。 【構成】 トラクタT本体に受信機1を配設し、作業機
であるロータリ耕耘装置Rに送信機2を配設し、該送信
機2からの微弱な電波を受信機1が受信することによ
り、作業機の制御を行うことができるように構成し、前
記送信機2の出力を調節できるように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、トラクタの作業機の制御機構の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、トラクタの作業機の水平制御や耕深制御等の制御機構は、ワイヤ、リン クまたはコード等を使用し、直接油圧または電気により行っているのである。し かし、作業機の機種によってワイヤやリンク等の長さが異なっているので、該機 種専用のワイヤやリンクが必要であり、該ワイヤやリンクは、磨耗や伸びにより 性能が変化するという不具合があり、また、作業機の着脱時には、ワイヤやコー ドも同時に着脱する必要があり、該作業機の着脱が困難である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案は、トラクタの作業機の制御機構において、ワイヤやリンクや コード等を使用しないワイヤレス化を図ることにより、作業機の性能の安定化を 図り、作業機の着脱を容易に行うことができるように構成することを目的とする のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
以上のような課題を解決するための手段として、本考案は、トラクタ本体に送 受信機を設け、作業機に送受信機を設け、該送受信機から送受信機へ微弱な電波 を送信することにより、作業機の制御を行うことができるように構成し、前記送 受信機の出力を調節できるように構成したものである。
【0005】
【作用】
次に、作用について説明する。トラクタT本体に設けられた受信機1が、作業 機であるロータリ耕耘装置Rに設けられた送信機2からの微弱の電波を受信する ように構成したことにより、前記ロータリ耕耘装置Rの自動水平制御は、該ロー タリ耕耘装置Rに設けられた傾斜検出センサ3が圃場の傾斜や凹凸を検出し、そ の検出値を信号として送信機2から受信機1に送信し、該電波による信号にて受 信機1に接続された制御回路6が、傾斜制御シリンダ15を伸縮制御することに より行われ、また、ロータリ耕耘装置Rの耕深制御は、リアカバー19に設けら れた角度センサ4がリアカバー19の回動角を検出し、該検出値を信号として送 信機2から受信機1に送信し、該電波による信号にて受信機1に接続された制御 回路6が、圃場の凹凸に関係なく、予め設定されたロータリ耕耘装置Rの耕耘爪 7による浅耕、深耕等の耕深を自動的に一定に保つように、ミッションケース1 0上部の油圧装置21に設けられたリフトアーム23を回動制御し、ロータリ耕 耘装置Rを昇降制御することにより行われているのである。以上の如く、作業機 であるロータリ耕耘装置Rの深耕制御や水平制御の制御機構は、電波によりワイ ヤレスにて制御することができるのである。
【0006】
【実施例】
次に本考案の実施例について説明する。図1は、本考案のワイヤレスコントロ ール式トラクタの全体側面図、図2は、光通信装置Hを具備したトラクタの全体 側面図である。
【0007】 本考案の実施例を図1に示す作業機としてロータリ耕耘装置を後部に装着した トラクタにおいて説明すると、トラクタT本体には、受信機1を配設し、ロータ リ耕耘装置Rには、送信機2を配設している。ロータリ耕耘装置Rは、トラクタ Tの後部の三点リンク式作業機装着装置に付設されており、トラクタTのミッシ ョンケース10の後部には、ロアリンク8を突設し、該ロアリンク8の先端には 、枢支ピン9を介してロータリ耕耘装置Rを枢結している。また、ミッションケ ース10の後部には、トップリンクヒンジ11を突設し、該トップリンクヒンジ 11には、トップリンク12を設け、該トップリンク12の先端には、ロータリ 耕耘装置Rのトップリンクマスト13を枢結している。更に、ミッションケース 10の上部に載置された油圧装置21には、リフトアーム23を突設し、該リフ トアーム23の先端には、リフトリンク24を設け、該リフトリンク24の先端 には、前記ロアリンク8を枢結している。リフトリンク24には、傾斜制御シリ ンダ15が介装されており、該傾斜制御シリンダ15の伸縮によりロータリ耕耘 装置Rの自動水平制御が行われている。
【0008】 前記ロータリ耕耘装置Rの自動水平制御は、該ロータリ耕耘装置Rに設けられ た傾斜検出センサ3が圃場の傾斜や凹凸を検知し、その検出値を信号として前記 送信機2から受信機1に微弱な電波により送り、該微弱な電波による信号にて受 信機1に接続された制御回路6が傾斜制御シリンダ15を伸縮制御することによ り行われるのである。
【0009】 前記トップリンクマスト13とデプスフレーム16の間には、デプスハンドル 17を設け、該デプスハンドル17を回動することよりデプスフレーム16を介 して耕耘カバー18とリアカバー19と側板20を一体的に調節可能としている 。該デプスフレーム16には、縦杆25が立設され、該縦杆25には、デプスホ イール22が支持されている。前記耕耘カバー18とリアカバー19と側板20 は、ロータリ耕耘装置Rの耕耘爪7の周囲に回動可能に枢支されており、該リア カバー19は、リアカバー吊杆26に枢支され、耕耘カバー18の枢支軸5に枢 支されており、該枢支軸5には、リアカバー19の回動角を検出する角度センサ 4が設けられている。
【0010】 ロータリ耕耘装置Rの耕深制御は、前記角度センサ4がリアカバー19の回動 角を検出し、該検出値を信号として前記送信機2から受信機1に微弱な電波によ り送り、該微弱な電波による信号にて受信機1に接続された制御回路6が、圃場 の凹凸に関係なく、予め設定されたロータリ耕耘装置Rの耕耘爪7による浅耕、 深耕等の耕深を自動的に一定に保つように、前記油圧装置21に設けられたリフ トアーム23を回動制御し、ロータリ耕耘装置Rを昇降制御することにより行わ れているのである。
【0011】 以上の如く、トラクタTの後部に装着されているロータリ耕耘装置Rの水平制 御と耕深制御の制御機構は、傾斜検出センサ3と角度センサ4の検出値を信号と して送信機2から受信機1へ微弱な電波により送信し、該受信機1に接続された 制御回路6を作動させることにより、該電波によるワイヤレス化が図られており 、該送信機2から送信される電波の出力は、作業機の大きさに対応して調節可能 なように構成されているのである。なお、本実施例においては、トラクタT本体 に受信機1を設け、作業機に送信機2を設けているが、特に限定するものではな く、例えば、トラクタT本体に送信機2を設け、作業機に受信機1を設けること もできるのである。また、このような電波を用いる構造の他に、電波の代わりに 超音波を用いる構造や、図2に示す如く、トラクタTに受信機30を配設し、作 業機であるロータリ耕耘装置Rに送信機31を配設した光通信装置による光通信 を用いる構造や、また、赤外線を用いる構造にすることもできるのである。
【0012】
【考案の効果】
本考案は、以上のように構成したので以下のような効果を奏するのである。即 ち、電波を用いるワイヤレス化の構造にすることにより、ワイヤやリンクやコー ドを使用しないので、作業機の性能が変化することがなく、該作業機の性能の安 定化を図ることができるのであり、作業機の着脱時にワイヤやコードも同時に着 脱する必要がないので、該作業機の着脱の容易化を図ることができるのであり、 また、作業機に配設した送信機の出力を調節することができるので、大型から小 型までの作業機に幅広く利用することができ、該送信機の共用化を図ることがで きるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のワイヤレスコントロール式トラクタの
全体側面図である。
【図2】光通信装置Hを具備したトラクタの全体側面図
である。
【符号の説明】
1 受信機 2 送信機 3 傾斜検出センサ 4 角度センサ T トラクタ R ロータリ耕耘装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラクタ本体に送受信機を設け、作業機
    に送受信機を設け、該送受信機から送受信機へ微弱な電
    波を送信することにより、作業機の制御を行うことがで
    きるように構成し、前記送受信機の出力を調節できるよ
    うに構成したことを特徴とするワイヤレスコントロール
    式トラクタ。
JP7662691U 1991-09-24 1991-09-24 ワイヤレスコントロール式トラクタ Expired - Lifetime JP2543685Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7662691U JP2543685Y2 (ja) 1991-09-24 1991-09-24 ワイヤレスコントロール式トラクタ

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0529305U true JPH0529305U (ja) 1993-04-20
JP2543685Y2 JP2543685Y2 (ja) 1997-08-13

Family

ID=13610575

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JP7662691U Expired - Lifetime JP2543685Y2 (ja) 1991-09-24 1991-09-24 ワイヤレスコントロール式トラクタ

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JP (1) JP2543685Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011229403A (ja) * 2010-04-23 2011-11-17 Matsuyama Plow Mfg Co Ltd 農作業機の操作給電システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011229403A (ja) * 2010-04-23 2011-11-17 Matsuyama Plow Mfg Co Ltd 農作業機の操作給電システム

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JP2543685Y2 (ja) 1997-08-13

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