JPH0744488A - データ転送システム - Google Patents
データ転送システムInfo
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- JPH0744488A JPH0744488A JP18491393A JP18491393A JPH0744488A JP H0744488 A JPH0744488 A JP H0744488A JP 18491393 A JP18491393 A JP 18491393A JP 18491393 A JP18491393 A JP 18491393A JP H0744488 A JPH0744488 A JP H0744488A
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- transfer
- data
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- dma
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 マスタデバイスがスレーブデバイスとデータ
転送している場合に、メモリと記憶手段との間でデータ
転送を行うことができるデータ転送システムを提供す
る。 【構成】 データを記憶するメモリ201,記憶手段2
06と、バス202と、CPUを備え、バス202のバ
スマスタとなるマスタデバイス203と、バス202の
バススレイブとなるスレーブデバイス204と、メモリ
201と記憶手段206とのDMA方式によるデータ転
送用のバスであるDMAバス205と、DMAバスによ
るデータ転送を制御するDMA制御手段207と、メモ
リ201に出力するメモリ制御信号を選択するセレクタ
208と、データ転送に使用するバスを選択するバスセ
レクタ209とを備え、マスタデバイス203がバス2
02を通じてスレーブデバイス204にアクセスしてい
るとき、メモリ201と記憶手段206とはDMAバス
205を通じてDMA方式によるデータ転送をすること
ができる。
転送している場合に、メモリと記憶手段との間でデータ
転送を行うことができるデータ転送システムを提供す
る。 【構成】 データを記憶するメモリ201,記憶手段2
06と、バス202と、CPUを備え、バス202のバ
スマスタとなるマスタデバイス203と、バス202の
バススレイブとなるスレーブデバイス204と、メモリ
201と記憶手段206とのDMA方式によるデータ転
送用のバスであるDMAバス205と、DMAバスによ
るデータ転送を制御するDMA制御手段207と、メモ
リ201に出力するメモリ制御信号を選択するセレクタ
208と、データ転送に使用するバスを選択するバスセ
レクタ209とを備え、マスタデバイス203がバス2
02を通じてスレーブデバイス204にアクセスしてい
るとき、メモリ201と記憶手段206とはDMAバス
205を通じてDMA方式によるデータ転送をすること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記憶装置間のデータ転
送を行うデータ転送システムに関する。
送を行うデータ転送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、情報処理装置においては、CPU
以外のプロセッサが直接、記憶装置にアクセスするDM
A(Direct Memory Access)方式が多く用いられている。
この方式によれば、記憶装置と外部記憶装置との間で直
接データ転送ができるため、CPUの負荷が軽減でき、
かつデータ転送を高速に行うことができる。このDMA
方式によるデータ転送においては、DMA制御装置が用
いられ、CPUに代わってデータの転送を制御する。
以外のプロセッサが直接、記憶装置にアクセスするDM
A(Direct Memory Access)方式が多く用いられている。
この方式によれば、記憶装置と外部記憶装置との間で直
接データ転送ができるため、CPUの負荷が軽減でき、
かつデータ転送を高速に行うことができる。このDMA
方式によるデータ転送においては、DMA制御装置が用
いられ、CPUに代わってデータの転送を制御する。
【0003】以下、図面を参照しながら、従来のデータ
転送システムについて説明する。図3は、従来のデータ
転送システムの一構成例を示すブロック図である。図
中、101はCPUにより制御されるバスである。10
2はCPUを備え、バス101のバスマスタになるマス
タデバイスである。マスタデバイス102は、バス10
1を通じてスレーブデバイス103とメモリ104との
間でデータ転送を行う。103はバス101のバススレ
ーブになるスレーブデバイス、104はバス101に接
続され、データを記憶するメモリ(記憶装置)、105
は記憶手段であり、例えば、記憶装置が用いられ、DM
A方式により転送されるデータを記憶する。106はD
MA制御手段であって、メモリ104と記憶手段105
との間のDMA方式によるデータ転送を制御する。
転送システムについて説明する。図3は、従来のデータ
転送システムの一構成例を示すブロック図である。図
中、101はCPUにより制御されるバスである。10
2はCPUを備え、バス101のバスマスタになるマス
タデバイスである。マスタデバイス102は、バス10
1を通じてスレーブデバイス103とメモリ104との
間でデータ転送を行う。103はバス101のバススレ
ーブになるスレーブデバイス、104はバス101に接
続され、データを記憶するメモリ(記憶装置)、105
は記憶手段であり、例えば、記憶装置が用いられ、DM
A方式により転送されるデータを記憶する。106はD
MA制御手段であって、メモリ104と記憶手段105
との間のDMA方式によるデータ転送を制御する。
【0004】以上のように構成されたデータ転送システ
ムについて、以下その動作を説明する。マスタデバイス
102は、バス101を通して、スレーブデバイス10
3及びメモリ104にアクセスすることができる。ま
た、DMA制御手段106は、バス101を通して、記
憶手段105の記憶するデータをメモリ104に転送す
ることができる。なお、上記DMA方式に関しては、例
えば、「L64853SBus DMA Contro
ller Technical Manual(LSI
Logic社)」に記載されている。
ムについて、以下その動作を説明する。マスタデバイス
102は、バス101を通して、スレーブデバイス10
3及びメモリ104にアクセスすることができる。ま
た、DMA制御手段106は、バス101を通して、記
憶手段105の記憶するデータをメモリ104に転送す
ることができる。なお、上記DMA方式に関しては、例
えば、「L64853SBus DMA Contro
ller Technical Manual(LSI
Logic社)」に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成では、バスの制御プロトコルの多くが、一方の記憶装
置がバスを使用している間は、他方の記憶装置がバスを
使用できないこととしているため、マスタデバイス10
2がバス101を使用している間は、DMA制御手段1
06はバス101を使用できない。DMA制御手段10
6は、バス101を使用できないため、メモリ104及
び記憶手段105がデータの入出力が可能な状態となっ
ていても、DMA方式によるデータ転送を行うことがで
きないという問題点を有していた。
成では、バスの制御プロトコルの多くが、一方の記憶装
置がバスを使用している間は、他方の記憶装置がバスを
使用できないこととしているため、マスタデバイス10
2がバス101を使用している間は、DMA制御手段1
06はバス101を使用できない。DMA制御手段10
6は、バス101を使用できないため、メモリ104及
び記憶手段105がデータの入出力が可能な状態となっ
ていても、DMA方式によるデータ転送を行うことがで
きないという問題点を有していた。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、マスタデバイスがスレーブデバイスと
データ転送している場合であっても、メモリと記憶手段
との間でDMA方式によりデータ転送を行うことが可能
なデータ転送システムを提供することを目的とする。
れたものであり、マスタデバイスがスレーブデバイスと
データ転送している場合であっても、メモリと記憶手段
との間でDMA方式によりデータ転送を行うことが可能
なデータ転送システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本請求項1の発明は、CPUが制御するデータ転送
と、DMA方式によるデータ転送を行うことができるデ
ータ転送システムにおいて、転送すべきデータを記憶す
る第1の記憶手段と、転送すべきデータを記憶する第2
の記憶手段と、CPUが制御するデータ転送で使用され
る第1の転送線路と、前記第1の記憶手段と前記第2の
記憶手段との間のDMA方式によるデータ転送で使用さ
れる第2の転送線路と、前記第1の転送線路の選択を指
示し、前記第1の転送線路を介して転送されるデータの
転送を制御する第1の転送制御手段と、前記第2の転送
線路の選択を指示し、前記第2の転送線路を介して転送
されるデータの転送を制御する第2の転送制御手段と、
前記第1の制御手段と前記第2の制御手段の指示を受
け、前記第1及び第2の転送線路のいずれか一方を選択
する選択手段とを備えることを特徴としている。
に、本請求項1の発明は、CPUが制御するデータ転送
と、DMA方式によるデータ転送を行うことができるデ
ータ転送システムにおいて、転送すべきデータを記憶す
る第1の記憶手段と、転送すべきデータを記憶する第2
の記憶手段と、CPUが制御するデータ転送で使用され
る第1の転送線路と、前記第1の記憶手段と前記第2の
記憶手段との間のDMA方式によるデータ転送で使用さ
れる第2の転送線路と、前記第1の転送線路の選択を指
示し、前記第1の転送線路を介して転送されるデータの
転送を制御する第1の転送制御手段と、前記第2の転送
線路の選択を指示し、前記第2の転送線路を介して転送
されるデータの転送を制御する第2の転送制御手段と、
前記第1の制御手段と前記第2の制御手段の指示を受
け、前記第1及び第2の転送線路のいずれか一方を選択
する選択手段とを備えることを特徴としている。
【0008】また、本請求項2の発明は、CPUが制御
するデータ転送と、DMA方式によるデータ転送を行う
ことができるデータ転送システムにおいて、転送すべき
データを記憶する第1の記憶手段と、互いに独立した2
つの入出力部を有し、いずれか一方の入出力部を選択
し、データの入出力を行い、転送すべきデータを記憶す
る第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段の一方の入出
力部に接続され、CPUが制御するデータ転送用の第1
の転送線路と、前記第2の記憶手段の他方の入出力部に
接続され、前記第1の記憶手段と前記第2の記憶手段と
の間のDMA方式によるデータ転送で使用されるデータ
転送用の第2の転送線路と、前記第1の転送線路の選択
を指示し、前記第1の転送線路を介して転送されるデー
タの転送を制御する第1の転送制御手段と、前記第2の
転送線路の選択を指示し、前記第2の転送線路を介して
転送されるデータの転送を制御する第2の転送制御手段
とを備えることを特徴としている。
するデータ転送と、DMA方式によるデータ転送を行う
ことができるデータ転送システムにおいて、転送すべき
データを記憶する第1の記憶手段と、互いに独立した2
つの入出力部を有し、いずれか一方の入出力部を選択
し、データの入出力を行い、転送すべきデータを記憶す
る第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段の一方の入出
力部に接続され、CPUが制御するデータ転送用の第1
の転送線路と、前記第2の記憶手段の他方の入出力部に
接続され、前記第1の記憶手段と前記第2の記憶手段と
の間のDMA方式によるデータ転送で使用されるデータ
転送用の第2の転送線路と、前記第1の転送線路の選択
を指示し、前記第1の転送線路を介して転送されるデー
タの転送を制御する第1の転送制御手段と、前記第2の
転送線路の選択を指示し、前記第2の転送線路を介して
転送されるデータの転送を制御する第2の転送制御手段
とを備えることを特徴としている。
【0009】
【作用】上記構成によれば、本請求項1の発明において
は、第1及び第2の記憶手段が転送すべきデータを記憶
する。第1の転送線路はCPUが制御するデータ転送
に、第2の転送線路はDMA方式によるデータ転送に使
用される。第1の転送制御手段は、第1の転送線路を介
したデータ転送を制御し、第2の転送制御手段は第2の
転送線路を介したデータ転送を制御する。選択手段は、
第1の転送線路を介してデータ転送を行うとき、第1の
制御手段の指示を受け、第1の転送線路を選択し、第2
の転送線路を介してデータ転送を行うとき、第2の制御
手段の指示を受け、第2の転送線路を選択する。これに
より、第2の記憶手段がCPUの制御するデータ転送を
行っていなければ、常に第2の転送制御手段は第2の転
送線路を介して、DMA方式によるデータ転送を行うこ
とができる。
は、第1及び第2の記憶手段が転送すべきデータを記憶
する。第1の転送線路はCPUが制御するデータ転送
に、第2の転送線路はDMA方式によるデータ転送に使
用される。第1の転送制御手段は、第1の転送線路を介
したデータ転送を制御し、第2の転送制御手段は第2の
転送線路を介したデータ転送を制御する。選択手段は、
第1の転送線路を介してデータ転送を行うとき、第1の
制御手段の指示を受け、第1の転送線路を選択し、第2
の転送線路を介してデータ転送を行うとき、第2の制御
手段の指示を受け、第2の転送線路を選択する。これに
より、第2の記憶手段がCPUの制御するデータ転送を
行っていなければ、常に第2の転送制御手段は第2の転
送線路を介して、DMA方式によるデータ転送を行うこ
とができる。
【0010】本請求項2の発明においては、第1の記憶
手段が、転送すべきデータを記憶し、第2の記憶手段は
互いに独立した2つの入出力部を有し、いずれか一方の
入出力部からデータの入出力を行い、転送すべきデータ
を記憶する。第1の転送線路はCPUが制御するデータ
転送用の線路であり、第2の転送線路はDMA方式によ
るデータ転送用の線路である。第1の転送制御手段は、
CPUが制御するデータ転送の際に、第2の記憶手段に
第1の転送線路を選択するよう指示し、第1の転送線路
を介するデータ転送を制御する。第2の転送制御手段
は、第1の記憶手段と第2の記憶手段がDMA方式によ
るデータ転送を行う際に、第2の記憶手段に第2の転送
線路を選択するよう指示し、第2の転送線路を介するデ
ータ転送を制御する。これにより、第2の記憶手段がC
PUの制御するデータ転送を行っていなければ、常に第
2の転送制御手段は第2の転送線路を介して、DMA方
式によるデータ転送を行うことができる。
手段が、転送すべきデータを記憶し、第2の記憶手段は
互いに独立した2つの入出力部を有し、いずれか一方の
入出力部からデータの入出力を行い、転送すべきデータ
を記憶する。第1の転送線路はCPUが制御するデータ
転送用の線路であり、第2の転送線路はDMA方式によ
るデータ転送用の線路である。第1の転送制御手段は、
CPUが制御するデータ転送の際に、第2の記憶手段に
第1の転送線路を選択するよう指示し、第1の転送線路
を介するデータ転送を制御する。第2の転送制御手段
は、第1の記憶手段と第2の記憶手段がDMA方式によ
るデータ転送を行う際に、第2の記憶手段に第2の転送
線路を選択するよう指示し、第2の転送線路を介するデ
ータ転送を制御する。これにより、第2の記憶手段がC
PUの制御するデータ転送を行っていなければ、常に第
2の転送制御手段は第2の転送線路を介して、DMA方
式によるデータ転送を行うことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら具体的に説明する。図1は、本発明の第1の
実施例であるデータ転送システムの構成を示すブロック
図である。201はメモリ、202はバス、203はマ
スタデバイス、204はスレーブデバイス、205はD
MAバス、206は記憶手段、207はDMA制御手
段、208はセレクタ、209はバスセレクタである。
照しながら具体的に説明する。図1は、本発明の第1の
実施例であるデータ転送システムの構成を示すブロック
図である。201はメモリ、202はバス、203はマ
スタデバイス、204はスレーブデバイス、205はD
MAバス、206は記憶手段、207はDMA制御手
段、208はセレクタ、209はバスセレクタである。
【0012】メモリ201は、データを記憶するメモリ
である。バス202は、マスタデバイス203がスレー
ブデバイス204及びメモリ201へアクセスする際に
用いられるバスである。マスタデバイス203は、CP
Uを備えたバス202のバスマスタであり、バス202
を通して、メモリ201及びスレーブデバイス204に
アクセスする。
である。バス202は、マスタデバイス203がスレー
ブデバイス204及びメモリ201へアクセスする際に
用いられるバスである。マスタデバイス203は、CP
Uを備えたバス202のバスマスタであり、バス202
を通して、メモリ201及びスレーブデバイス204に
アクセスする。
【0013】スレーブデバイス204は、バス202の
バススレーブである。DMAバス205は、DMA方式
によるデータ転送用のバスである。記憶手段206は、
DMA方式によるデータ転送の際に、転送されるデータ
を記憶する。DMA制御手段207は、バス202とD
MAバス205と記憶手段206とセレクタ208に接
続され、記憶手段206とメモリ201との間のDMA
方式によるデータ転送を制御する。
バススレーブである。DMAバス205は、DMA方式
によるデータ転送用のバスである。記憶手段206は、
DMA方式によるデータ転送の際に、転送されるデータ
を記憶する。DMA制御手段207は、バス202とD
MAバス205と記憶手段206とセレクタ208に接
続され、記憶手段206とメモリ201との間のDMA
方式によるデータ転送を制御する。
【0014】セレクタ208は、マスタデバイス203
から出力されるメモリ制御信号とDMA制御手段207
から出力されるメモリ制御信号のうち、一方を選択し
て、メモリ201に出力するセレクタである。ここで、
選択の方法としては、例えば、マスタデバイス203及
びDMA制御手段207のうち、セレクタ208にメモ
リ制御信号が早く到達した方が選択される。
から出力されるメモリ制御信号とDMA制御手段207
から出力されるメモリ制御信号のうち、一方を選択し
て、メモリ201に出力するセレクタである。ここで、
選択の方法としては、例えば、マスタデバイス203及
びDMA制御手段207のうち、セレクタ208にメモ
リ制御信号が早く到達した方が選択される。
【0015】バスセレクタ209は、メモリ201に入
出力するデータをメモリ制御信号に応じて、バス202
とDMAバス205のいずれか一方に切り替えて入出力
するスイッチである。ここで、メモリ制御信号は、メモ
リ201のデータの入出力及びバスセレクタ209の入
出力の切り替えを制御する制御信号である。以上のよう
に構成されたデータ転送システムについて、以下その動
作を説明する。DMA制御手段207がメモリ201に
アクセスするときは、セレクタ208にDMA制御手段
207から送信されたメモリ制御信号が入力される。こ
のとき、マスタデバイス203からメモリ制御信号を入
力されていなければ、セレクタ208はDMA制御手段
207から入力されたメモリ制御信号をメモリ201に
出力する。
出力するデータをメモリ制御信号に応じて、バス202
とDMAバス205のいずれか一方に切り替えて入出力
するスイッチである。ここで、メモリ制御信号は、メモ
リ201のデータの入出力及びバスセレクタ209の入
出力の切り替えを制御する制御信号である。以上のよう
に構成されたデータ転送システムについて、以下その動
作を説明する。DMA制御手段207がメモリ201に
アクセスするときは、セレクタ208にDMA制御手段
207から送信されたメモリ制御信号が入力される。こ
のとき、マスタデバイス203からメモリ制御信号を入
力されていなければ、セレクタ208はDMA制御手段
207から入力されたメモリ制御信号をメモリ201に
出力する。
【0016】DMA制御手段207がメモリ201のデ
ータを記憶手段206に記憶させる場合には、DMA制
御手段207から入力されたメモリ制御信号に応じて、
メモリ201からデータが読み出される。そして、DM
A制御手段207から入力されたメモリ制御信号に応じ
て、バスセレクタ209はメモリ201との接続をDM
Aバス205に切り替える。メモリ201から読み出さ
れたデータはバスセレクタ209を経由して、DMAバ
ス205に出力される。DMA制御手段207はDMA
バス205を通じて読み出されたデータを記憶手段20
6に記憶させる。
ータを記憶手段206に記憶させる場合には、DMA制
御手段207から入力されたメモリ制御信号に応じて、
メモリ201からデータが読み出される。そして、DM
A制御手段207から入力されたメモリ制御信号に応じ
て、バスセレクタ209はメモリ201との接続をDM
Aバス205に切り替える。メモリ201から読み出さ
れたデータはバスセレクタ209を経由して、DMAバ
ス205に出力される。DMA制御手段207はDMA
バス205を通じて読み出されたデータを記憶手段20
6に記憶させる。
【0017】DMA制御手段207が記憶手段206の
記憶するデータをメモリ201に書き込む場合には、D
MA制御手段207は、記憶手段206から書き込むデ
ータを読み出し、DMAバス205に出力する。DMA
制御手段207はセレクタ208にメモリ制御信号を出
力し、マスタデバイス203からメモリ制御信号が入力
されていなければ、セレクタ208はDMA制御手段2
07から入力されたメモリ制御信号をメモリ201に出
力し、メモリ201はデータ書き込み可能な状態にな
る。バスセレクタ209は、DMA制御手段207から
入力されたメモリ制御信号に応じて、メモリとの接続を
DMAバス205側に切り替える。DMA制御手段20
7はDMAバス205からバスセレクタ209を通じ
て、メモリ201にデータを記憶させる。
記憶するデータをメモリ201に書き込む場合には、D
MA制御手段207は、記憶手段206から書き込むデ
ータを読み出し、DMAバス205に出力する。DMA
制御手段207はセレクタ208にメモリ制御信号を出
力し、マスタデバイス203からメモリ制御信号が入力
されていなければ、セレクタ208はDMA制御手段2
07から入力されたメモリ制御信号をメモリ201に出
力し、メモリ201はデータ書き込み可能な状態にな
る。バスセレクタ209は、DMA制御手段207から
入力されたメモリ制御信号に応じて、メモリとの接続を
DMAバス205側に切り替える。DMA制御手段20
7はDMAバス205からバスセレクタ209を通じ
て、メモリ201にデータを記憶させる。
【0018】以上の動作は、DMA方式によるデータ転
送が専用のバス205を通じて行われるため、マスタデ
バイス203がメモリ201にアクセスしていないかぎ
り、常に可能である。図2は、本発明の第2の実施例で
あるデータ転送システムの構成を示すブロック図であ
る。図中、302,304〜306は、図1の202,
204〜206と同一の構成をもつものであるため、そ
の説明を省略する。301は、バス302及びDMAバ
ス305と接続された2ポートメモリである。この2ポ
ートメモリ301は、マスタデバイス303またはDM
A制御手段307からメモリ制御信号が入力されると、
バス302及びDMAバス305のうち、いずれか一方
のバスとの間でデータの入出力を行う。
送が専用のバス205を通じて行われるため、マスタデ
バイス203がメモリ201にアクセスしていないかぎ
り、常に可能である。図2は、本発明の第2の実施例で
あるデータ転送システムの構成を示すブロック図であ
る。図中、302,304〜306は、図1の202,
204〜206と同一の構成をもつものであるため、そ
の説明を省略する。301は、バス302及びDMAバ
ス305と接続された2ポートメモリである。この2ポ
ートメモリ301は、マスタデバイス303またはDM
A制御手段307からメモリ制御信号が入力されると、
バス302及びDMAバス305のうち、いずれか一方
のバスとの間でデータの入出力を行う。
【0019】303はバス302を通じて、2ポートメ
モリ301とスレーブデバイス304とDMA制御手段
307にアクセスできるマスタデバイスである。307
はDMAバス305を通じて記憶手段306と2ポート
メモリ301との間のDMA転送を制御するDMA制御
手段である。以下、上記のように構成されたデータ転送
システムにおいて、記憶手段306と2ポートメモリ3
01との間のデータ転送を行う場合について説明する。
DMA制御手段307はDMAバス305を通じて、2
ポートメモリ301にメモリ制御信号を入力する。2ポ
ートメモリ301は、このメモリ制御信号を受けて、一
方のポートをDMAバス305に接続する。これによ
り、DMA制御手段307は、2ポートメモリ301に
アクセスできる。DMA制御手段307は、記憶手段3
06から読み出したデータを2ポートメモリ301に記
憶させ、また、2ポートメモリ301から読み出された
データを記憶手段306に記憶させることができる。
モリ301とスレーブデバイス304とDMA制御手段
307にアクセスできるマスタデバイスである。307
はDMAバス305を通じて記憶手段306と2ポート
メモリ301との間のDMA転送を制御するDMA制御
手段である。以下、上記のように構成されたデータ転送
システムにおいて、記憶手段306と2ポートメモリ3
01との間のデータ転送を行う場合について説明する。
DMA制御手段307はDMAバス305を通じて、2
ポートメモリ301にメモリ制御信号を入力する。2ポ
ートメモリ301は、このメモリ制御信号を受けて、一
方のポートをDMAバス305に接続する。これによ
り、DMA制御手段307は、2ポートメモリ301に
アクセスできる。DMA制御手段307は、記憶手段3
06から読み出したデータを2ポートメモリ301に記
憶させ、また、2ポートメモリ301から読み出された
データを記憶手段306に記憶させることができる。
【0020】以上の動作は、DMA方式によるデータ転
送が専用のバスを通じて行われるため、マスタデバイス
303がメモリ301にアクセスしていないかぎり、常
に可能である。なお、本実施例においては、マスタデバ
イス、スレーブデバイス、メモリ、記憶手段は各々1つ
として説明したが、複数設けても同様な効果を得ること
が可能である。
送が専用のバスを通じて行われるため、マスタデバイス
303がメモリ301にアクセスしていないかぎり、常
に可能である。なお、本実施例においては、マスタデバ
イス、スレーブデバイス、メモリ、記憶手段は各々1つ
として説明したが、複数設けても同様な効果を得ること
が可能である。
【0021】
【発明の効果】以上の本発明により、請求項1の発明に
係るデータ転送システムでは、新たにDMAバスを設け
て、データ転送を行うようにしているので、第1の記憶
手段及び第2の記憶手段がデータの送受信可能な状態に
ある限り、常にデータを転送できる。
係るデータ転送システムでは、新たにDMAバスを設け
て、データ転送を行うようにしているので、第1の記憶
手段及び第2の記憶手段がデータの送受信可能な状態に
ある限り、常にデータを転送できる。
【0022】また、請求項2の発明に係るデータ転送シ
ステムでは、第2の記憶手段として、互いに独立した2
つの入出力部を有し、読み書き動作時にいずれか一方の
入出力部からデータの読み書きを行うため、構成をより
簡略化することができる。
ステムでは、第2の記憶手段として、互いに独立した2
つの入出力部を有し、読み書き動作時にいずれか一方の
入出力部からデータの読み書きを行うため、構成をより
簡略化することができる。
【図1】本発明の第1実施例であるデータ転送システム
の構成を示すブロック図である
の構成を示すブロック図である
【図2】本発明の第2実施例であるデータ転送システム
の構成を示すブロック図である
の構成を示すブロック図である
【図3】従来のデータ転送システムの構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
101,202,302 バス 102,203,303 マスタデバイス 103,204,304 スレーブデバイス 104,201 メモリ 105,206,306 記憶手段 106,207,307 DMA制御手段 205,305 DMAバス 208 セレクタ 209 バスセレクタ 301 2ポートメモリ
Claims (2)
- 【請求項1】 CPUが制御するデータ転送と、DMA
方式によるデータ転送を行うことができるデータ転送シ
ステムにおいて、 転送すべきデータを記憶する第1の記憶手段と、 転送すべきデータを記憶する第2の記憶手段と、 CPUが制御するデータ転送で使用される第1の転送線
路と、 前記第1の記憶手段と前記第2の記憶手段との間のDM
A方式によるデータ転送で使用される第2の転送線路
と、 前記第1の転送線路の選択を指示し、前記第1の転送線
路を介して転送されるデータの転送を制御する第1の転
送制御手段と、 前記第2の転送線路の選択を指示し、前記第2の転送線
路を介して転送されるデータの転送を制御する第2の転
送制御手段と、 前記第1の制御手段と前記第2の制御手段の指示を受
け、前記第1及び第2の転送線路のいずれか一方を選択
する選択手段と、 を備えることを特徴とするデータ転送システム。 - 【請求項2】 CPUが制御するデータ転送と、DMA
方式によるデータ転送を行うことができるデータ転送シ
ステムにおいて、 転送すべきデータを記憶する第1の記憶手段と、 互いに独立した2つの入出力部を有し、いずれか一方の
入出力部を選択し、データの入出力を行い、転送すべき
データを記憶する第2の記憶手段と、 前記第2の記憶手段の一方の入出力部に接続され、CP
Uが制御するデータ転送用の第1の転送線路と、 前記第2の記憶手段の他方の入出力部に接続され、前記
第1の記憶手段と前記第2の記憶手段との間のDMA方
式によるデータ転送で使用されるデータ転送用の第2の
転送線路と、 前記第1の転送線路の選択を指示し、前記第1の転送線
路を介して転送されるデータの転送を制御する第1の転
送制御手段と、 前記第2の転送線路の選択を指示し、前記第2の転送線
路を介して転送されるデータの転送を制御する第2の転
送制御手段と、 を備えることを特徴とするデータ転送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18491393A JPH0744488A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | データ転送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18491393A JPH0744488A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | データ転送システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0744488A true JPH0744488A (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=16161528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18491393A Pending JPH0744488A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | データ転送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0744488A (ja) |
-
1993
- 1993-07-27 JP JP18491393A patent/JPH0744488A/ja active Pending
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