JPH03262064A - システムバスを用いたデータ転送方式 - Google Patents

システムバスを用いたデータ転送方式

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JPH03262064A
JPH03262064A JP2060000A JP6000090A JPH03262064A JP H03262064 A JPH03262064 A JP H03262064A JP 2060000 A JP2060000 A JP 2060000A JP 6000090 A JP6000090 A JP 6000090A JP H03262064 A JPH03262064 A JP H03262064A
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JP
Japan
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module
system bus
bus
microprocessor
control module
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JP2060000A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Ishikawa
石川 徹男
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Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Publication date
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Publication of JPH03262064A publication Critical patent/JPH03262064A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概   要〕 CPUモジュール及び入出力制御モジュールがシステム
バスによって結合されているコンピュータ・システムに
おいて、上記システムバスを用いて上記CPUモジュー
ルと上記入出力制御モジュール間で上記システムバスを
介してデータ転送を行う際のデータ転送方式に関し、 システムバスを用いたDMA転送を行う専用のモジュー
ルを別個に設け、システムバスを介した上記CPUモジ
ュールとIOCモジュール間のデータ転送をその専用モ
ジュールのみが管理するようにすることにより、上記C
PUモジュール内のシステムバス・インタフェース及び
IOCモジュール(人出力IIJ御モジュール)内のシ
ステムバス・インタフェース並びに上記システムバスと
内部バス間のDMAコントローラを不用にすると共に、
システムバスの使用権の優先制御を不要として、システ
ムバスを介するデータ転送を制御する回路(ハードウェ
ア)を簡略化して、システムの全体消費電力の低減化を
可能にすると共に、システムバス上でのデータ転送エラ
ー発生時のトラブル・シューテイングも容易に行えるコ
ンピュータ・システムにおけるシステムバスを用いたデ
ータ転送方式を提供することを目的とし、 CPUモジュール、入出力制御モジュールがシステムバ
スによって結合され、該システムバス及び上記入出力制
御モジュールを介して前記CPUモジュールと入出力装
置間のデータ転送を行う、コンピュータ・システムにお
けるシステムバスを用いたデータ転送方式において、少
なくともマイクロプロセッサ及びそのマイクロプロセッ
サのバスと結合された前記システムバスによりアクセス
可能なメモリを有するCPUモジュールと、少な(とも
マイクロプロセッサ、及びそのマイクロプロセッサのバ
スと結合された前記システムバスによりアクセス可能な
メモリ、及び入出力インタフェースを有する入出力制御
モジュールと、少なくともマイクロプロセッサ、そのマ
イクロプロセッサのバスに結合されたDMAコントロー
ラ、バス・インタフェース、及びメモリを有するシステ
ムバス転送制御モジュールとを有し、前記システムバス
制御モジュール内のマイクロプロセッサのバスは、前記
バス・インタフェースを介して前記システムバスと等価
なハスとなっており、前記システムバス制御モジュール
のマイクロプロセッサは、前記CPUモジュールまたは
前記入出力制御モジュールの各モジュール内のメモリか
らシステムバスを介するデータ転送を要求するコマンド
を読み出した場合には、前記システム制御モジュール内
のDMAコントローラを制御して、前記CPUモジュー
ルと前記入出力制御モジュール間のデータ転送をDMA
転送により行うように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、CPUモジュール及び入出力制御モジュール
がシステムバスによって結合されているコンピュータ・
システムにおいて、上記システムバスを用いて上記CP
Uモジュールと上記入出力制御モジュール間で上記シス
テムバスを介してデータ転送を行う際のデータ転送方式
に関する。
〔従来の技術〕
コンピュータ・システム(電子計xiシステム)では、
メモリとI10装置(入出力機器)間、メモリとメモリ
の間で頻繁にデータ転送が行われるが、このデータ転送
を高速で行う場合、DMAコントローラを用いたDMA
転送が行われている。
第8図は、上記DMA転送を行う従来のコンピュータ・
システムのシステム構成の一例を示す図である。
同図において、−点鎖線で囲まれたブロックは、コンピ
ュータ10の内部構成を示すブロックである。コンピュ
ータ10は、マイクロプロセッサ11と、そのマイクロ
プロセッサ11に内部バス12を介して接続されたメモ
リ13、プログラム等が格納されているROM (リー
ド・オンリ・メモリ)、割り込みコントローラ、タイマ
等から成る回路14及び複数の■0インタフェース(入
出力インタフェース) 15−+、  15−z、  
・・・15(。は任意の自然数)、さらにマイクロプロ
セッサ11及び内部バス12とに接続されたDMAコン
トローラ16とから成っている。
上記IOゼインフェース15−+、  15−2.  
・・・15−nには、外部の10装W(入出力機器)2
0−+、20−z、  ・・−20−nが接続されてい
る。
上記コンピュータシステムにおいて、コンピュータ10
内のメモリ13とIO装置20−1.20−2゜・・・
20−7との間のデータ転送は、DMAコントローラ1
6がマイクロプロセッサ11から内部バス12の使用権
を獲得して、メモリ13からデータを読み出して、その
読み出したデータを内部バス12及び■0インタフェー
ス15−+、  15−z。
・・・15−nを介してIO装W 20−+、  20
−z。
・・・20.、fiに転送することにより行われる(D
MA転送)。
この場合、内部バスエ2がマイクロプロセッサ11とD
MAコントローラ16とで共用されているため、DMA
コントローラ16が上記DMA転送を行っている間、マ
イクロプロセッサ12のデータ処理が中断され、プログ
ラム実行による処理効率が低下する。
したがって、このようなシステムは、マイクロプロセッ
サ11のデータ処理速度が遅いシステムにのみ用いられ
、高速のデータ処理が必要とされるシステムには不適当
である。
次に第9図は、より高速なデータ処理に適した従来のコ
ンピュータシステムのシステム構成図である。
同図において、30はCPUモジュール40−+。
40−z、40−3は、IOCモジュール(入出力制御
モジュール)であり、CPUモジュール30と10Cモ
ジユール40−+、  40−z、  40−3は、シ
ステムバス50を介して相互に接続されている。
また、上記IOCモジュール40−1.40−z、40
−3には、それぞれIO装装置入出力装置)50.。
50−2.50−3が接続されている。
CPUモジュール30は、マイクロプロセッサ31と、
そのマイクロプロセッサ31に内部バス32を介して接
続されたROM、割り込みコントーラ、及びタイマ等か
ら成る回路33.2系統の入出力端子を有する2ポート
メモリ(デュアル・ポート・メモリ)34、上記内部バ
ス32と上記システムバス50間のチャネルとなるシス
テムバス・インタフェース35とから成っている。
また、IOCモジュール(入出力制御モジュール)40
−Iは、マイクロプロセッサ4工、そのマイクロプロセ
ッサ41と内部バス42を介して接続されたプログラム
を格納するROM、割り込みコントローラ、及びタイマ
等がら成る回路43.2ポートメモリ(デュアル・ボー
ト・メモリ)44、上記内部バス42と上記システムパ
ス5o間のチャネルとなるシステムバス・インタフェー
ス45、上記内部バス42と10装W(入出力機器)6
0間のチャネルであるIOゼインフェース46、上記内
部バス42と上記システムバス・インタフエース45と
を介して上記CPUモジュール30とIOCモジュール
40間のDMA転送を行うDMAコントローラ47、及
び上記内部バス42と上記■0インタフェース46を介
してIOCモジュール40と10装置60間のDMA転
送を行うDMAコントローラ48とから成っている。
他のIOCモジュール40−2.40−3も、上記10
Cモジュール40−1と同様な構成と成っている。
上記コンピュータシステムにおいて、CPUモジュール
30内の2ポートメモリ34からIO装置60へのデー
タ転送は、次のような手順で行われる。
■ まず、マイクロプロセッサ31は、システムバス・
インタフェース35、システムバス50を介して、IO
Cモジュール40の2ポートメモ1J44ヘデータ転送
を指示するコマンド情報を書き込む。
第10図に、上記2ポートメモリ44に書き込まれる上
記コマンド情報のフォーマット(形式)同図に示すよう
に、上記コマンド情報は、2ポートメモリ34に格納さ
れている転送データの先頭アドレス、転送先10装置6
0の先頭アドレス、転送バイト数(転送データの総バイ
ト数)、2ポートメモリ34内の上記コマンドに対する
応答情報を書き込むべき応答先アドレス、及び転送方向
を指定する転送方向指示データのいずれも2バイト構成
の5個のデータから成っている。これらの5個のデータ
は、2ポートメモリ44のシステムバスアドレス〔α+
0〕〜〔α+9〕 (内部バスアドレス〔β+0〕〜〔
β+9))のコマンド領域に書き込まれる。また、2ポ
ートメモリ34の上記コマンド領域以降の領域は、転送
データを格納するデータバッファ領域と成っている。
■ 続いて、IOCモジュール40内の割り込みコント
ローラを介して、IOCモジュール400マイクロ・プ
ロセッサ41に対し、そのモジュール40内の2ポート
メモリ44のコマンド領域に上記コマンド情報の書き込
みが行われた旨が、割り込みにより通知される。
■ 上記割り込みが加わると、マイクロプロセッサ41
は2ポートメモリ44のコマンド領域から、上記コマン
ド情報を読み出し、DMAコントローラ47内の所定の
レジスタに上記転送データの先頭アドレス、転送バイト
数等をセットし、続けてDMAコントローラ47を起動
する。DMAコントローラ47は、上記内蔵レジスタ内
に格納されている転送情報に基づいて、CPUモジュー
ル30内の2ポートメモリ34に格納されている転送デ
ータを、システムバス50、システムバス・インタフェ
ース45、及び内部バス42を介して、2ポートメモリ
44の当該領域へ転送する。
■ 次に、マイクロプロセッサ41は、第10図に示す
2ポートメモリ44のコマンド領域に格納されている転
送先IO装装置先頭アドレスと転送バイト数を読み出し
て、それらのデータを内部バス42を介してDMAコン
トローラ48内の所定レジスタに書き込む、そして、D
MAコントローラ48を起動させ、DMAコントローラ
48により2ポートメモリ44に格納されている転送デ
ータをIOインタフェース46を介してIO装置60の
当該アドレス(上記コマンド情報の転送先10装置の先
頭アドレスで指示される領域)に転送させる。
■ 上記データ転送が終了すると、マイクロプロセッサ
41は再びDMAコントローラ47を起動して、DMA
コントローラ47により2ポートメモリ44に格納され
ているデータ転送終了のステータス情報を、システムバ
ス・インタフェース45、及びシステムバス50を介し
てCPUモジュール30内の第10図に示す2ポートメ
モリ34の上記コマンドへの応答先アドレスへ転送する
■ 上記ステータス情報の2ポートメモリ34への書き
込みが終了すると、そのステータス情報の書き込みが行
われた旨が回路33内の前記割り込みコントローラを介
して、マイクロプロセッサ31に割り込みにより通知さ
れる。
上記割り込みが加わると、マイクロプロセッサ31は2
ポートメモリ34から上記データ転送終了のステータス
情報を読み出し、上記CPUモジュール30内の2ポー
トメモリ34から■0装置60へのデータ転送が正常に
行われたか否かを判別する。
一方、IO装置60からCPUモジュール30内の2ポ
ートメモリ34へのデータ転送は、上記CPUモジュー
ル30からIO装置60へのデータ転送の場合とは逆に
、まず、■0モジュール40内のDMAコントローラ4
7の制御により、■0インタフェース46を介して10
装置60から10Cモジユール40内の2ポートメモリ
44ヘデータ転送が行われ、次にIOCモジュール40
内のDMAコントローラ47の制御により、システムバ
ス・インタフェース45を介してIOCモジュール40
内の2ポートメモリ44からCPUモジュール30内の
2ポートメモリ34へのデータ転送が行われる。
このように、第9図に示すコンピュータ・システムでは
、CPUモジュール30内の内部バス232とシステム
バス50とが完全に分離されているので、IOCモジュ
ール40とIO装置60間でデータ転送が行われている
間、CPUモジュール30内のマイクロプロセッサ31
は2ポートメモリ34ヘアクセスすることができる。し
たがって、前述した第8図に示すコンピュータ・システ
ムよりも高性能のシステムを実現できる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した第9図に示すコンピュータシス
テムは、以下のような欠点を有している。
まず、各モジュールがシステムバス50を共用している
ため、そのシステムバス50の使用権の優先制御が必要
となり、各モジュール内のシステムバス・インタフェー
ス35.45の回路構成が複雑となる。このため、シス
テムバス・インタフェース35.45のハードウェア価
格が高くなる。
また、DMAコントローラ47.48の2つのDMAコ
ントーラが各10Cモジユール60内に必要となり、こ
れもシステムのハードウェア価格の上昇の要因となる。
さらに、CPUモジュール30、IOCモジュール40
の各モジュールのシステムバス・インタフェース35.
45には、システムバス50を高速で歪みなくドライブ
するためのバスドライバが必要であり、これがシステム
の消費電力を増大させる。また、上記各モジュールが時
分割で1つのシステムバス50をflJしているため、
システムバス50でデータ転送を行っているときにデー
タ転送エラーが発生した場合、そのトラブ7L/−シュ
ーテイング(trouble shooting)が非
常に困難になるという欠点を有している。
本発明は、システムバスを用いたDMA転送を行う専用
のモジュールを別個に設け、システムバスを介した上記
CPUモジュールとIOCモジュール間のデータ転送を
その専用モジュールのみが管理するようにすることによ
り、上記CPUモジュール内のシステムバス・インタフ
ェース及びIOCモジュール(入出力制御モジュール)
内のシステムバス・インタフェース並びに上記システム
バスと内部バス間のDMAコントローラを不用にすると
共に、システムバスの使用権の優先制御を不用として、
システムバスを介するデータ転送を制御する回路(ハー
ドウェア)を簡略化して、システム全体の消費電力の低
減化を可能にすると共に、システムバス上でのデータ転
送エラー発生時のトラブル・シューテイングも容易に行
えるコンピュータ・システムにおけるシステムバス上た
データ転送方式を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理説明図である。
図中、1はCPUモジュールであり、少なくともマイク
ロプロセッサla、そのマイクロプロセッサ1aのバス
1bに結合されたメモリ1cから成る。
また、2は入出力制御モジュールであり、少なくともマ
イクロプロセッサ2a、そのマイクロプロセッサ2aの
バス2bに結合されたメモリ2c。
及び入出力インタフェース2dから成る。
さらに3は、上記CPUモジュール1、上記入出力制御
モジュール2及び後述するシステムバス転送制御モジュ
ール4を結合するシステムバスである。
4は、システムバス転送制御モジュールであり、少なく
ともマイクロプロセッサ4a、そのマイクロプロセッサ
4aのバス4bに結合されたDMAコントローラ4c、
バス・インタフェース4d。
及びメモリ4eから成る。上記バス・インタフェース4
dは、上記マイクロプロセッサ4aのバス4bと上記シ
ステムバス3間のインタフェースであり、このバス・イ
ンタフェース4dを介することにより、マイクロプロセ
ッサ4aのバス4bが前記システムバス3と等価なバス
となっている。
すなわち、バス転送制御モジュール4内のマイクロプロ
セッサ4aは、バス4b、バス・インタフェース4b及
びシステムバス3を介して、CPUモジュール1及び入
出力制御モジュール2内のそれぞれのメモリ1c、メモ
リ2Cを自由にアクセスできる。また、システムバス転
送制御モジュール4内のDMAコントローラ4cも、バ
ス4b。
バス・インタフェース4d及びシステムバス3を介して
CPUモジュール1のメモリ1cと入出力制御モジュー
ル2のメモリ20間のDMA転送を行うことが可能とな
っている。
また、上記入出力制御モジュール2は、請求項2記載の
ように、そのモジュール(2)内のマイクロプロセッサ
2aのバス2b及び入出力インタフェース2dとに結合
されたDMAコントローラ2eを有してもよい。
サラに、前記CPUモジュール1のメモリ1c、及び前
記入出力制御モジュール2のメモリ2Cは、好ましくは
例えば請求項3記載のように2ポートメモリであること
が望ましい。
さらに、前記システムバス制御モジュール4は、例えば
請求項4記載のように、そのモジュール4内のマイクロ
プロセッサ4aのバス4bに結合された、通信インタフ
ェース4fを有してもよい。
上記通信インタフェース4fは、例えばコンソール・デ
イスプレィに接続されるシリアル通信インタフェース、
又はプリンタに接続されるセントロニクス仕様のパラレ
ル通信インタフェース等である。
〔作   用〕 本発明では、CPUモジュール1が、入出力制御モジュ
ール2を介して、外部の入出力装置にデータ転送を行う
場合、まず自モジュール1のメモリ1cに入出力制御モ
ジュール2に転送すべきデータを指示するシステムバス
転送制御モジュール4用のコマンド情報、及び外部の入
出力装置へ転送すべきデータ情報を示す入出力制御モジ
ュール2に対するコマンド情報、及び転送すべきデータ
を書き込む。
システムバス転送制御モジュール4のマイクロプロセッ
サ4aは、バス4b、バス・インタフェース4d及びシ
ステムバス3を介して、CPUモジュール1のメモリ1
cから前記システムバス転送制御モジュール4用のコマ
ンド情報を読み出し、そのコマンド情報に基づいてDM
Aコントローラ4cを起動させ、DMAコントローラ4
cによりCPUモジュール1内のメモリ1cに記憶され
ている前記入出力制御モジュール2に対するコマンド情
報を、入出力制御モジュール2内のメモリ2CにDMA
転送する。
入出力制御モジュール2内のマイクロプロセッサ2aは
、上記メモリ2CにDMA転送された前記入出力制御モ
ジュール2用のコマンドに基づいて、入出力インタフェ
ース2dを介し、外部の入出力装置にCPUモジュール
1のメモリ2aに格納されているIO装装置転送すべき
データを転送する。この外部の入出力装置へのデータ転
送は、例えばDMAコントローラ2eを用いることによ
り、より高速に行うことができる。
一方、外部の入出力装置からCPUモジュール1ヘデー
タ転送する場合には、まずCPUモジュール1がそのモ
ジュール1内のメモリ1cに、入出力制御モジュール2
に対する■0装置からのデータ転送を指示するづマント
とシステムバス転送制御モジュール4に対する上記デー
タ転送を指示するコマンドを入出力制御モジュール2内
のメモリ2Cに転送させるためのコマンド情報を書き込
む。
続いて、システムバス転送制御モジュール4のマイクロ
プロセッサ4aは、ハス4b、バス・インタフェース4
d及びシステムバス3を介して、CPUモジュール1の
メモリ1cから上記システムバス転送制御モジュール2
に対するコマンド情報を読み出し、そのコマンド情報に
基づいてDMAコントローラ4cを起動させ、そのDM
Aコントローラ4cにより、バス4b、バス・インタフ
ェース4d及びシステムバス3を介し、CPUモジュー
ル1のメモリ1cに格納されている前記入出力制御モジ
ュール2に対するコマンドを、入出力制御モジュール2
内のメモリ2CにDMA転送する。
入出力制御モジュール2は、上記メモリ2CにDMA転
送された前記コマンドに基づいて、当該入出力装置から
データを読み出し、メモリ2Cに書き込む。続いて、そ
の入出力装置から読み出したメモリ2C内のデータをC
PUモジュール1に転送する旨を指示するシステムバス
転送制御モジュールに対するコマンド情報をメモリ2C
内の所定領域に書き込む。
次に、システムバス制御モジュール4のマイクロプロセ
ッサ4aは、ハス4b、ハス・インタフェース4d及び
システムバス3を介し、入出力制御モジュール2のメモ
リ2Cから前記CPUモジュール1ヘデータ転送を行う
旨を指示する前記システムバス制御モジュール4に対す
るコマンド情報を読み出し、そのコマンド情報に基づい
て、DMAコントローラ4cを起動させ、入出力制御モ
ジュール2のメモリ2C内に格納されている入出力装置
から読み出したデータをCPUモジュール1のメモリ1
cにDMA転送する。
このように、システムバス3を介して行われるCPUモ
ジュール1と入出力制御モジュール2間のデータ転送は
、全てシステムバス制御モジュール4により管理される
したがって、従来必要であったシステムバスの使用権の
優先制御は不用となる。また、システムバス3のバス・
インタフェースは、システムバス制御モジュール4にの
み設ければ良いのでシステムの消費電力を低減できる。
さらに、システムバス3上でのデータ転送は、全てシス
テムバス制御モジュール4により管理されるので、シス
テムバス3上でデータ転送エラーが発生した際のトラブ
ル・シューテイングが容易になる。
また、システムバス転送制御モジュール4のバス4bに
通信インタフェース4fを接続するようにし、その通信
インタフェース4fにコンソール・デイスプレィやプリ
ンタ等を接続するようにすれば、マイクロプロセッサ4
aの制御により各モジュール1,2.4内のメモリ1c
、2c、4cの内容を表示又は印字出力することが可能
となる。
したがって、この場合、システム全体のトラブル・シュ
ーテイングを容易に行うことができる。
〔実  施  例〕
以下、図面を参照しながら本発明の詳細な説明を行う。
(構  成) 第2図は、本発明に係る一実施例のコンピュータ・シス
テムの構成を示すブロック図である。
同図において、前述した第9図に示す従来のコンピュー
タ・システムと同一のブロックには同一の符号を記して
おり、詳しい説明は省略する。
同図に示すように、本実施例においては、CPUモジュ
ール130が、従来のCPUモジュール30からシステ
ムバス・インタフェース35 ヲ削除した構成となって
おり、またIOCモジュール(入出力制御モジュール)
140 (140−+、140−2. 140−3)が
、従来のIOCモジュール40′からシステムバスイン
タフェース45及びDMAコントローラ47を削除した
構成と成っている。そして、新たにBTRCモジュール
(シテムバス転送制御モジュール)110が、システム
バス50に結合されている。
第3図に、上記BTRCモジュール110のブロック構
成を示す。
同図において、マイクロプロセッサ111はモジュール
全体の制御を行っており、そのマイクロプロセッサ11
1には内部バス112を介して、バストランシーバ11
3、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)等から成る
メモリ114、ROM(リード・オンリ・メモリ)、割
り込みコントローラ、タイマ等から成る回路115、さ
らにはDMAコントローラ116が接続されている。
また、DMAコントローラ116は上記内部バス112
以外にバス使用要求、バス使用許可等の信号線から成る
制御信号線群117でマイクロプロセッサ111に接続
されている。
上記構成において、マイクロプロセッサ111とDMA
コントローラ116は上記内部バス112を共用してお
り、互いに排他的にその内部バスを使用する。
また、パストランシーバ113は、上記内部バス112
と上記システムバス50間のインタフェースとなってお
り、上記内部バス112と上記システムバス50間での
データの送受信制御を行う。
すなわち、システムバス50とBTRCモジュール11
0の内部バス112は、パストランシーバ113により
結合されており、実質的に等価なバスとなっている。
このため、BTRCモジュール110内のマイクロプロ
セッサ111は、パストランシーバ113及びシステム
バス50を介して、CPUモジュール130内の2ポー
トメモリ34並びにIOCモジュール140内の2ポー
トメモリ44を通常の命令でアクセスできる。また、B
TRCモジュール110内のDMAコントローラ116
も、上記マイクロプロセッサ111と同様に通常の制御
により、パストランシーバ113及びシステムバス50
を介して、CPUモジュール130内の2ポートメモリ
34とIOCモジュール140内の2ボ一トメモリ44
間でのデータのDMA転送を制御することができる。
(動  作) 次に、上記構成の実施例の動作を説明する。
■ まず、CPUモジュール130内のマイクロプロセ
ッサ31は、内部バス32を介して、第4図に示す2ポ
ートメモリ34内のBTRCモジュール110へのコマ
ンド領域、IOCモジュール140へのコマンド領域、
及びIOCモジュール140への転送データ領域に、そ
れぞれBTRCモジュール110に対するコマンド情報
、10Cモジユール140に対するコマンド情報、及び
IOCモジュール140への転送データを書き込む。
上記BTRCモジュール110に対するコマンド情報は
、下記の4個の情報から成っている。
SAA・・・IOCモジュール140に転送するデータ
が格納されているメモリ 34内の領域の先頭アドレスを示 す情報。
DAA・・・データ転送先であるIOCモジュール14
0内の2ポートメモリ4 4の転送領域の先頭アドレス。
BCA・・・上記転送先IOCモジュール140に転送
するデータの総バイト数。
CMDA・・BTRCモジュール110に対するコマン
ド。
上記情報SAA、DAA、BCA及びCMDAの各情報
はいずれも1ワード(2バイト)構成である。
次に、上記情報CMDAのフォーマット(形式)を第5
図に示す。
同図に示すように、情報CMDAの16ビツトの内、使
用されるのは第0ビツト(LSB)から第7ビツトまで
の応答情報S、第14ビツトの転送方向指定フラグW、
及び第15ビツト(MSB)の有効フラグである。
上記応答情報S、フラグC9Wの機能は以下のようにな
っている。
C・・・上記第4図に示すBTRCモジュール110へ
のコマンド領域内のコマンド 情報が、有効であるか否かを示すフラ グであり、「1」であれば有効、「0」であれば無効で
ある。書き込みは、C PUモジュール130が行う。
W・・・データの転送方向を示すフラグであり、「1j
であればCPUモジュール13 0からIOCモジュール140ヘデー タ転送を行うことを示す。
S・・・BTRCモジュール110に対して行われたコ
マンドに対する応答メツセー ジであり、上記コマンドの実行が正常 終了したか否かを示すステータス情報。
BTRCモジュール110が書き込み を行う。
■ BTRCモジュール110のマイクロプロセッサ1
11は、定周期で、内部バス112、バストランシーバ
113及びシステムバス5oを介して、CPUモジュー
ル130の2ポートメモリ34内の上記第4図に示すB
TRCモジュール110へのコマンド領域内の前記コマ
ンドCMDAの読み出しを行っており、そのコマンF″
CMDAのフラグCが 「1」にセットされているか否
かを検出する。そして、そのフラグCが「1」にセット
されていれば、上記BTRCモジュール110へのコマ
ンド領域に書き込まれているコマンド情報が有効である
と判別し、そのコマンド情報をシステムバス50、パス
トランシーバ113及び内部バス112を介して、CP
Uモジュール130の2ポートメモリ34から読み出し
、自モジュール110内のメモリ114の所定領域に書
き込む。尚、CPUモジュール130の2ポートメモリ
34のBTRCへのコマンド領域の先頭アドレスα(第
4図参照)は、システム立ち上げ時に、BTRCモジュ
ール110内のメモリ114等に設定される。
■ 続いて、マイクロプロセッサ111は、メモリ11
4に読み込んだBTRCモジュール110に対するコマ
ンド情報に基づいて、DMAコントローラ116内の転
送先アドレスレジスタ、バイトカウントレジスタに、そ
れぞれIOCモジュール140に転送する転送データの
格納域の先頭アドレスSAA、その転送データの総バイ
ト数BCAを書き込む。また、DMAコントローラ16
内の転送先アドレスレジスタには、第4図に示すメモリ
114のl0CAのコマンド領域の先頭アドレスSAA
を書き込む。そして、DMAコントローラ116を起動
し、内部バス112の使用権をDMAコントローラ11
6に明゛け渡す。
■ 次にDMAコントローラ116は、内部バス112
、パストランシーバ113及びシステムバス50を介し
て、CPUモジュール130の2ポートメモリ34のシ
ステムアドレスSAA (第4図参照)以降に格納され
ているIOCモジュール140への転送データを、IO
Cモジュール130の2ポートメモリ44の前記コマン
ド情報により指定されたアドレスDAA以降の領域に転
送する。
■ 続いて、DMAコントローラ116は、全ての転送
データをIOCモジュール140の2ポートメモリ44
へ転送すると、マイクロプロセッサ91に対し内部バス
112の使用権を明は渡し、マイクロプロセッサ91ヘ
データ転送が終了した旨の割り込みを通知する。マイク
ロプロセッサ91は、上記割り込みが加わると、内部バ
ス112、パストランシーバ113及びシステムバス5
0を介して、CPUモジュール130の2ポートメモリ
34のBTRCへのコマンド領域内のコマンドCMDA
のステータスSに終了ステータス(正常終了又はエラー
終了)を書き込むと共に、フラグCを「0」にリセット
する。
■ 次にBTRCモジュール110のマイクロプロセッ
サ111は、上記コマンドCMDAの書き込みを終了す
ると、CPtJモジュール130のマイクロプロセッサ
31に対し、データ転送終了の割り込みを通知する。C
PUモジュール1300マイクロプロセツサ31は上記
割り込みが加わると、2ポートメモリ34のコマンドC
MDAを読み出し、そのコマンドCMDAのステータス
Sを参照して上記CPUモジュール130がら1゜Cモ
ジュール140へのデータ転送が正常に終了したか否か
を判別する。
■ また、BTRCモジュール110のマイクロプロセ
ッサ111は、IO,Cモジュール140のマイクロプ
ロセッサ41に、2ポートメモリ44に■0装W60に
転送するデータが書き込まれた旨を割り込みにより通知
する。IOCモジュール140のマイクロプロセッサ4
1は、上記割り込みが加わると、2ポートメモリ44か
らIOCモジュール140に対するコマンド情報を読み
出す。
IOCモジュール140に対するコマンド情報は、第4
図に示すように、TAA、TBN、TCA及びIWの4
種類の情報から成っている。上記TAA、TBN、TC
A及びIWの情報の機能は以下に示すように成っている
TAA・・・■0装置60のデータ転送先の先頭アドレ
ス。
TBN・・・■0装置60に転送するデータの総バイト
数。
TCA・・・データ転送終了時に、PUモジュール13
0に通知するコマンドに 対する応答情報のCPUモジュー ル130内の2ポートメモリ34 への書き込みアドレス。
IW・・・・データの転送方向を示すフラグであり、「
1」であればCPUモジ ュール130から■0装置60へ の転送、「0」であれば■0装置 60からCPUモジュール130 への転送を示す。
IOモジュール140のマイクロプロセッサ41は、2
ポートメモリ44から上記コマンド情報を読み出し、転
送方向指定IWが「1」、すなわちCPUモジュール1
30からIOCモジュール140へと成っていると判別
すると、DMAコントローラ48内のアドレスレジスタ
、バイトカウントレジスタに上記コマンド情報のl0W
I60のデータの転送先の先頭アドレスTAA、転送バ
イト数TBNをセットし、DMAコントローラ48を起
動する。これにより、DMAコントローラ48は、IO
ゼインフェース46を介して2ポートメモリ44に格納
されているバイト数TBNのデータを■0装置60へ転
送する。
■ そして、DMAコントローラ48は、■0装置60
に対するデータ転送を全て終了すると、マイクロプロセ
ッサ41に対しデータ転送終了の割り込みを通知する。
これにより、マイクロプロセッサ41は、第6図に示す
情報を2ポートメモリ44に書き込む。
同図に示すように、2ポートメモリ44に書き込まれる
情報は、BTRCモジュール110に対するコマンド情
報(SAA、DABXBCB、CMDB)及びCPUモ
ジュール130のIOCモジュール140に対するコマ
ンドに対する応答情報、すなわちCPUモジュール13
0から■0装置60へのデータ転送が正常に終了したか
否かを示すステータスである。
上記BTRCモジュール110に対するコマンド情報は
、第6図に示すようにCPUモジュール130に転送す
る転送データの先導アドレスSAB、上記転送データの
転送先の先頭アドレスDAB (CPUモジュール13
0の2ポートメモリ34の上記転送データの転送先頭ア
ドレス)、CPUモジュール130の2ポートメモリ3
4に転送する上記転送データのバイト数BCB、及びB
TRCモジュール110に対するコマンドCMDBとか
ら成っている。
上記転送データの先頭アドレスSAB、転送先の先頭ア
ドレスDAB、転送データのバイト数BCB、及びBT
RCモジュール110に対するコマンドCMDBはいず
れも1ワード(2ハイド)構成ののデータであり、2ポ
ートメモリ44のシステムバスアドレスβ以降の連続す
る4ワード領域であるB 、T RCモジュール110
に対するコマンド領域に書き込まれる。また、上記2ポ
ートメモリ44の転送データの先頭アドレスSABには
、この場合、第6図に示すようにCPUモジュール13
0により要求されたIOCモジュール140に対するコ
マンド(CPUモジュール130からIO装置60への
データ転送命令)の実行結果(ステータス)のみが書き
込まれる。また、上記コマンドCMDBは第5図に示す
前記コマンドCMDAと同様なフォーマットと成ってい
る。
尚、IOCモジュール140の2ポートメモリ44内の
上記BTRCモジュール110に対するコマンド領域の
先頭アドレスβは、システム立ち上げ時に、BTRCモ
ジュール110に通知され、BTRCモジュール110
内のメモリ1140所定領域に記憶される。
10Cモジユール140内のマイクロプロセッサ41は
、IO装置60に対するデータ転送が終了すると、2ポ
ートメモリ44のBTRCモジュール110に対するコ
マンド領域であるシステムバスアドレスβ〜β+7にB
TRCモジュール110に対するコマンド情報を、シス
テムバスアドレスSAB〜SAB+1に、IOCモジュ
ール140に対するコマンドに対する応答情報であるI
O装置60に対するデータ転送の実行結果を示すステー
タスを書き込む。続いて、2ポートメモリ44のシステ
ムアドレスバスβ+6〜β+7に格納されるBTRCモ
ジュール110に対するコマンドCMDBの第15ビツ
ト(MSB)のフラグCを「1」に、第14ビツトのフ
ラグWをIOCモジュール140からCPUモジュール
130への転送方向を示す「0」にセットする。
■ BTRCモジュール1200マイクロプロセッサ1
11は、上記コマンドCMDBのフラグCが「l」にセ
ットされていることを検知すると、第6図に示す2ポー
トメモリ44のBTRCモジュール110へのコマンド
領域からBTRCモジュール110に対するコマンド情
報を読み出し、その読み出したコマンド情報に基づいて
、DMAコントローラ116の転送先アドレスレジスタ
、転送先アドレスレジスタ、及びハイドカウントレジス
タに、それぞれ上記SAB、DAB及びBCBをセット
する。
[相] 続いて、BTRCモジュール110は、前述し
たCPUモジュール130の2ポートメモリ34からI
OCモジュール140の2ポートメモリ44へのデータ
転送のときと同様にして、DMAコントローラ116を
起動させ、DMAコントローラ116により2ポートメ
モリ44のシステムバスアドレスSABに格納されてい
るIOCモジュール140により行われたIO装置60
へのデータ転送の実行結果を示すステータスを、CPU
モジュール130の2ポートメモリ134のシステムバ
スアドレスDABに転送する。
■ 次にDMAコントローラ116は、上記データ転送
を終了すると、マイクロプロセッサ111へデータ転送
が終了したことを割り込みにより通知する。マイクロプ
ロセッサ111は、上記割り込みを受は付けると、IO
Cモジュールエ4゜の2ポートメモリ44のシステムバ
スアドレスβ+6〜β+7のコマンドCMDBのフラグ
Cを「0」にリセットした後、CPUモジュール130
のマイクロプロセッサ31に、IOCモジュール140
から2ポートメモリ34ヘデータ転送が行われた旨を割
り込みにより通知する。
@ 続いて、CPUモジュール130のマイクロプロセ
・ンサ31は、上記割り込みを受は付け、2ポートメモ
リ34のシステムバスアドレスDABから、上記10C
モジユール140から10装置60へのデータ転送の実
行結果を示すステータスを読み出し、上記データ転送が
正常に終了したか否かを判別する。
Io  60からCPU(−ジュー/l/ 130 ヘ
テ一方、IO装W60からCPUモジュール130の2
ポートメモリ34へのデータ転送は、CPUモジュール
130が2ポートメモリ34内に設けられたIOCモジ
ュール140へのコマンド領域内に、上記データ転送を
指示するIOCモジュール140に対するコマンド並び
にそのコマンドをIOCモジュール140の2ポートメ
モリ44に転送することを指示するBTRCモジュール
110に対するコマンドとを書き込むことにより行われ
る。
BTRCモジュール110のマイクロプロセッサ111
は、CPUモジュール130の2ポートメモリ34のコ
マンドCMDAのフラグCが「1jにセットされている
ことを検出すると、前述と同様にしてCPUモジュール
130の2ポートメモリ34に格納されている、CPU
モジュール130のIOCモジュール140に対するコ
マンドを、IOCモジュール140内の2ポートメモリ
44のシステムバスアドレスDAAへ転送し、CPUモ
ジュール130の2ポートメモリ34のコマンドCMD
AのフラグCを「0」にリセットする。そして、■○C
モジュール140のマイクロプロセッサ41に、2ポー
トメモリ44へのデータ転送が終了した旨を割り込みに
より通知する。
マイクロプロセッサ41は、その割り込みを受は付ける
と、DMAコントローラ48を起動して、IOゼインフ
ェース46を介しIO装置60からデータを読み出し、
その読み出したデータを2ポートメモリ44へ格納する
。そして、次に2ポートメモリ44のシステムバスアド
レスβ〜β+7に相当するBTRCモジュール110へ
のコマンド領域に、CPUモジュール130に対する当
該コマンド情報を書き込む。
続いて、BTRCモジュール110のマイクロプロセッ
サ111は、IOCモジュール140の2ポートメモリ
44のコマンドCMDBのフラグCが「1」にセットさ
れていることを検出し、IOCモジュール140の2ポ
ートメモリ44からCPUモジュール130の2ポート
メモリ34に10装置60から読み出したデータを転送
する。
そして、次にB、T RCモジュール110のマイクロ
プロセッサ111は、CPUモジュール130のマイク
ロプロセッサ31に対し、IO装置60から読み出した
データを2ポートメモリ34へ転送した旨を割り込みに
より通知する。
このことにより、CPUモジュール130のマイクロプ
ロセッサ31は、2ポートメモリ34の所定領域に書き
込まれた、IO装置60から自モジュールの2ポートメ
モリ34へのデータ転送の実行結果を示すステータスを
読み出し、上記データ転送が正常に終了したか否かを判
別する。
このように、本実施例では、CPUモジュール130と
■0装置60間のデータ転送は、全てBTRCモジュー
ル110を介して行われ、BTRCモジュール110の
マイクロプロセッサ111の内部バス112がシステム
バス50と等価なバスとして使用されている。したがっ
て、システムバス50を介してDMA転送を行う場合に
必要となるDMAコントローラは、BTRCモジュール
110内にのみ設けるだけで良い。
この結果、CPUモジュール130及びIOCモジュー
ル140においてシステムバス50に対するシステムバ
ス・インタフェースを設ける必要が無くなり、システム
バス50を介するデータ転送に必要となるハードウェア
が非常に単純な構成となり、システムを構築するハード
ウェアの価格が低減される。また、従来、CPUモジュ
ール30及びIOCモジュール40のシステムバス・イ
ンタフェース35.45で必要であったシステムバス5
0用のドライバ(バストランシーバ113)も、BTR
Cモジュール110内にのみ設ければよいので、システ
ム全体の消費電力が大幅に低減される。
この結果は、システムバス50に接続されるCPUモジ
ュール及びIOCモジュールの数が多くなればなるほど
顕著となる。
さらに、システムバス50上のデータ転送は、全てBT
RCモジュール110が管理するので、システムバス5
0上でのデータ転送のトレースを容易に行うことができ
る。したがって、システムバス50上でのデータ転送エ
ラー発生時のトラブル・シューテイングが非常に容易に
なる。
ところで、通常のシステムにおいては、CPUモジュー
ル130は、複数のIOCモジュール140と並行して
データの送受信を行うので、BTRCモジュール110
内に設けるDMAコントローラ116は、独立した複数
チャンネルを有するものを使用するのが望ましい。尚、
この場合、複数チャンネルの優先順位の決定は、予め各
チャンネル毎に優先順位を定めておく固定優先順方式、
または各チャンネルに対し順番に優先権を与える回転優
先順方式(ラウンド・ロビン方式)など、システムに応
じた方式を採用する。
ところで、上記実施例においては、システムバス50上
でのデータ転送が1個のBTRCモジュール110のみ
によって行われるようになっているため、このBTRC
モジュール110が故障すると、直ちにシステムダウン
となる。したがって、高信顧性を要求されるシステムの
場合は、BTRCモジュールの二重化(duplex)
等を行っておくなどの対策が必要である。
BTRCモジュールの・ノ 次に、第7図は前記BTRCモジュールの変形例を示す
図である。尚、同図において、前記第3図に示すブロッ
クと同一ブロックには同一符号を記しており、詳しい説
明は省略する。
同図においては、BTRCモジュール200の内部バス
112(実質的には、上述したようにシステムバス50
と等価なバス)に、新たにシリアル通信インタフェース
(直列通信インタフェース)201を接続し、そのシリ
アル通信インタフェース201にCRTデイスプレィ等
から成るコンソール・デイスプレィ300を接続してい
る。
このようなシステム構成とすることにより、BTRCモ
ジュール110内のマイクロプロセッサ111の制御に
より、CPUモジュール130内の2ポートメモリ34
、さらにはIOCモジュール140内の2ポートメモリ
44の全ての内容を、システムバス50、バストランシ
ーバ43、内部バス112、及びシリアル通信インタフ
ェース201を介してコンソール・デイスプレィ300
に表示することが可能となる。したがって、BTRCモ
ジュール200及びコンソール・デイスプレィ300を
用いることにより、システムバス50上でのデータ転送
エラー発生時のトラブル・シューテイングのみならず、
システム全体のトラブル・シューテイングも容易になる
尚、上記第7図の変形例においては、内部バス112に
シリアル通信インタフェース201のみを接続するよう
にしているが、さらにセントロニクス仕様のパラレル通
信インタフェースを接続し、そのパラレル通信インタフ
ェースにプリンタを接続するような構成としても良い。
このような構成とすれば、CPUモジュール130の2
ポートメモリ34及びIOCモジュール140の2ポー
トメモリ44の内容をメモリ・ダンプ(memory 
dump)することが可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、CPUモジュー
ル、入出力制御モジュールがシステムバスによって結合
され、該システムバス及び前記入出力制御モジュールを
介して前記CPUモジュールと入出力装置間のデータ転
送を行うコンピュータシステムにおけるシステムバスを
用いたデータ転送方式において、上記システムバスを介
して前記CPUモジュールと前記入出力制御モジュール
間のデータのDMA転送を専用に行うシステムバス制御
モジュールを設け、そのシステムバス制御モジュール内
のマイクロプロセッサのバスをバス・インタフェースを
介してシステムバスとして用いるようにし、CPUモジ
ュールと入出力制御モジュール間のDMAによるデータ
転送の制御を、その専用モジュールにより行うようにし
たので、前記CPUモジュール内及び前記入出力制御モ
ジュール内に回路構成が複雑で消費電力も大きい上記シ
ステムバス用のシステムバス・インタフェースを設ける
必要がなくなり、システムの低コスト化、並びに消費電
力の低減化が可能となる。
さらに、システムバス上でのデータ転送は、システムバ
ス制御モジュールが一括して管理するので、システムバ
ス上でデータ転送エラーが発生した場合のトラブル・シ
ューテイングが非常に容易になる。
さらに、請求項4記載のように入出力制御モジュール内
に通信インタフェースを追加するようにすれば、CPU
モジュール及び入出力制御モジュールの各モジュール内
のメモリの内容をコンソール・デイスプレィに表示した
り、プリンタに印字出力できるので、システム全体のト
ラブル・シューテイングも容易に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本発明に係る一実施例のシステム構成を示すブ
ロック図、 第3図はBTRCモジュールの構成を示すブロック図、 第4図はCPUモジュールからIOCモジュールにデー
タ転送を行う場合に2ポートメモリに書き込むべき情報
を示す図、 第5図はBTRCモジュールに対するコマンドのフォー
マットを示す図、 第6図はCPUモジュールからIO詰装置のデータ転送
が終了した後にIOCモジュールが2ポートメモリに書
き込むべき情報を示す図、第7図はBTRCモジュール
の変形例を示す図、第8図は従来のコンピュータ・シス
テムの一例を示すブロック図、 第9図は従来のコンピュータ・システムにおけるシステ
ムバスを用いたデータ転送方式を説明する図、 第10図は第9図に示す従来のコンピュータ・システム
におけるシステムバスを用いたデータ転送方式において
CPUモジュールから10装置にデータ転送を行う場合
にCPUモジュールのマイクロプロセッサが2ポートメ
モリに書き込むべきコマンドを示す図である。 1・・・CPUモジュール、 1a・・マイクロプロセッサ、 lb・・ハス、 1c・・メモリ、 2・・・入出力制御モジュール、 2a・・マイクロプロセッサ、 2b・・バス、 2c・・メモリ、 2d・・人出力インタフェース、 2e・・DMAコントローラ、 3・・・システムバス、 4・・・システムバス制御モジュール、4a・・マイク
ロプロセ・ノサ、 4b・ ・バス、 4c・・DMAコントローラ、 4d・・バス・インタフェース、 4e・・メモリ、 4f・・通信インタフェース。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)CPUモジュール(1)、入出力制御モジュール(
    2)がシステムバスによって結合され、該システムバス
    (3)及び上記入出力制御モジュール(2)を介して前
    記CPUモジュール(1)と入出力装置間のデータ転送
    を行う、コンピュータ・システムにおけるシステムバス
    (3)を用いたデータ転送方式において、 少なくともマイクロプロセッサ(1a)及びそのマイク
    ロプロセッサ(1a)のバス(1b)と結合された前記
    システムバス(3)によりアクセス可能なメモリ(1c
    )を有するCPUモジュール(1)と、 少なくともマイクロプロセッサ(2a)、及びそのマイ
    クロプロセッサ(2a)のバス(2b)と結合された前
    記システムバス(3)によりアクセス可能なメモリ(2
    c)、及び入出力インタフェース(2d)を有する入出
    力制御モジュール(2)と、 少なくともマイクロプロセッサ(4a)、そのマイクロ
    プロセッサ(4a)のバス(4b)に結合されたDMA
    コントローラ(4c)、バス・インタフェース(4d)
    、及びメモリ(4e)を有するシステムバス転送制御モ
    ジュール(4)とを有し、 前記システムバス制御モジュール(4)内のマイクロプ
    ロセッサ(4a)のバス(4b)は、前記バス・インタ
    フェース(4d)を介して前記システムバス(3)と等
    価なバスとなっており、前記システムバス制御モジュー
    ル(4)のマイクロプロセッサ(4a)は、前記CPU
    モジュール(1)または前記入出力制御モジュール(2
    )の各モジュール内のメモリ(1c)、(2c)からシ
    ステムバス(3)を介するデータ転送を要求するコマン
    ドを読み出した場合には、前記システム制御モジュール
    (4)内のDMAコントローラ(4c)を制御して、前
    記CPUモジュール(1)と前記入出力制御モジュール
    (2)間のデータ転送をDMA転送により行うことを、 特徴とするシステムバスを用いたデータ転送方式。 2)前記入出力制御モジュール(2)は、そのモジュー
    ル(2)内のマイクロプロセッサのバス(2b)及び前
    記入出力インタフェース(2d)に結合されたDMAコ
    ントローラ(2e)を有することを特徴とする請求項1
    記載のシステムバスを用いたデータ転送方式。 3)前記CPUモジュール(1)内のメモリ(1c)及
    び前記入出力制御モジュール(2)のメモリ(2c)は
    、2ポートメモリであることを特徴とする請求項1又は
    2記載のシステムバスを用いたデータ転送方式。 4)前記システムバス制御モジュール(4)は、そのモ
    ジュール(4)内のマイクロプロセッサ(4a)のバス
    (4b)に結合された通信インタフェース(4f)をさ
    らに有することを特徴とする請求項1、2又は3記載の
    システムバスを用いたデータ転送方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008299425A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Toshiba Corp データ転送装置及びデータ転送方法
US7905484B2 (en) 2007-12-20 2011-03-15 Canon Denshi Kabushiki Kaisha Sheet feeding apparatus

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