JPH07141287A - バス制御方式 - Google Patents

バス制御方式

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Publication number
JPH07141287A
JPH07141287A JP20770694A JP20770694A JPH07141287A JP H07141287 A JPH07141287 A JP H07141287A JP 20770694 A JP20770694 A JP 20770694A JP 20770694 A JP20770694 A JP 20770694A JP H07141287 A JPH07141287 A JP H07141287A
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JP
Japan
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memory
data
cpu
output
bus
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Pending
Application number
JP20770694A
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English (en)
Inventor
Shinichi Sakuramori
慎一 桜森
Shigehiro Kajiwara
茂弘 梶原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、I/Oーメモリ間、メモリーメモリ
間のデータ転送に於いてCPUを介在した直接的なアク
セス方法をとることにより、高速にデータ転送を行なう
とともに、資源を占有せずに別タスクからも資源の利用
が可能なバス制御方式を提供する。 【構成】Sバスインターフェイス装置(S BusI/F)
5は、I/O2ーメモリ3間のデータ転送に於いて、C
PU1がメモリ3にデータをライトする際、CPU1の
メモリライトアクセスが予め設定された特定論理アドレ
ス空間(ゴースト空間)に対してのアクセスであるか否
かを判断し、特定論理アドレス空間内に対してのアクセ
スであることを判断したとき、CPU1からのライトデ
ータを無効化し、そのライトサイクル中に、I/O2の
データリードを行なって、そのデータがバス8上に出力
されたとき、メモリ3へデータをライトする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、I/O−メモリ間、メ
モリ−メモリ間等に於ける高速データ転送機能を必要と
する情報処理装置に適用されるもので、特に特定のバス
マスタが資源を占有することなく、転送処理の自由度を
高めながら、I/O−メモリ間或いはメモリ−メモリ間
等のデータ高速データ転送を実行できるバス制御方式に
関する。又、本発明は、特定データ転送の選択及び実行
を、データ転送対象の論理空間に代えて別の論理空間を
利用することにより行なうバス制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術によるデータ転送手段を図1を
参照して説明する。ここではI/Oからメモリへのデー
タ転送手段を例にとり、従来技術と本発明とを対比して
示している。
【0003】図1に於いて、(a),(b)はそれぞれ
従来技術によるI/Oからメモリへのデータ転送手段を
説明するためのブロック図である。このうち(a)はC
PUが介在する通常のI/O−メモリ間のデータ転送機
構を示し、(b)はDMAコントローラ(Direct Memor
y Access Controller )を用いたDMAデータ転送機構
を示している。
【0004】図1(a)に示す、所謂、通常データ転送
に於いては、I/Oからのデータをメモリに転送する場
合、先ず最初のサイクルでI/Oポートに対するリード
動作を行なって、リードデータをCPUの内部レジスタ
に書き込み、次のサイクルで内部レジスタの内容をメモ
リに書き込むという2つの動作サイクルによってデータ
転送を行なう。この場合、データ転送の動作全てをプロ
グラムによって制御するため、データ転送動作以外に、
「プログラムの読み込み」「プログラムの解読」「プロ
グラムの実行」の3つの動作が必要となる。
【0005】そのため、これら各動作の所用時間が更に
余分に必要であった。また、一旦、内部レジスタに取り
込んでから出力する2つの動作サイクルで構成されてい
ることもデータ転送のネックとなっていた。
【0006】このように、図1(a)に示す通常データ
転送手段は、特定のバスマスタが資源の占有を行なわな
いので別タスクによるアクセスが可能であるが、転送動
作を全てプログラムで行ない、一旦、I/Oから内部レ
ジスタに読み込んでメモリにライトするため、転送処理
に多くの時間を必要とし、高速データ転送には不向きで
あった。
【0007】そこで、このようなプログラム制御による
データ転送速度の問題を解消するために、図1(b)に
示すようなDMAコントローラ(Direct Memory Access
Controller )と呼ばれる専用ハードウェアを用いたデ
ータ転送機構が実現された。
【0008】この専用ハードウェア(DMAコントロー
ラ等)を用いたDMAデータ転送は、1つのサイクルで
I/Oからメモリへ転送でき、従ってデータ転送の高速
化が図れる。このDMA転送では、転送制御を全てDM
Aコントローラという専用ハードウェアによって行な
う。転送を始めるにあたっては、CPUにより、I/O
アドレスの設定、メモリアドレスの設定、転送量の設定
等を含む各種の設定が必要となるが、一旦、設定を行な
えば、転送を終了するまで、自動的に転送動作を実行す
る。また、動作サイクルも、1サイクルでI/Oのデー
タリードとメモリへのデータライトを行なうことができ
る。
【0009】このように従来技術に於けるDMAコント
ローラ等に見られるデータ転送の機能選択及び実行は、
DMAコントローラのコントロールレジスタの特定ビッ
トをセットしたり、リセットすることによって行なわれ
てきた。
【0010】従ってDMAコントローラによるI/Oか
らメモリへのDMAデータ転送(全自動転送)は、一
旦、設定を行なえば、全てのアクセス動作とメモリアド
レスの発生をDMAコントローラが自動的に行ない、タ
イミングの操作でI/Oから直接メモリにライトするた
め、高速なデータ転送を実現することができる。
【0011】しかしながら、上記した既存のDMA転送
に於いては、転送動作中、I/O、及びメモリ等を専用
ハードウェアの管理下に置くため、CPUは転送が終了
するまでバスの使用権を放棄しなければならなかった。
【0012】DMA転送を行なう経路のバスがCPUの
動作を妨げないのであるならば、I/Oとメモリの占有
だけで済む方法を取ることができるが、それでも転送対
象のI/Oやメモリは別タスクから利用することができ
なかった。
【0013】しかし、通常はCPUの動作を妨げるた
め、事実上、CPUは停止状態に置かれることになっ
た。したがって、例えばマルチタスクを用いているシス
テムに於いては、DMA転送中はタスクの切り替えがで
きない。特に、近年のマルチウィンドウ表示を行なうシ
ステムに於いては、上記したような資源の占有から、画
面がロックしたり、ウィンドウの切り替えが遅れたりす
る等の不都合な事態が発生し、システムトータルでみる
と必ずしも高速化されたとは言い難い状況もでてきた。
【0014】このように、既存のDMA転送は、DMA
転送中に資源を占有するため、CPUが停止又は停止に
近い状態になり、又、転送デバイスにアクセスできない
等の問題がある。
【0015】上記したようなDMAコントローラ又は類
似のハードウェア等による従来技術によってデータ転送
を行なう場合には、専用ハードウェア(DMAコントロ
ーラ等)がCPUに代わって転送動作を行なうため、制
御が専用ハードウェアに代わる前にコントロールレジス
タに上記したような各種の設定をすればよかった。
【0016】しかし、CPUが動的にデータ転送に関わ
る場合は、上記したレジスタ設定による手段では、割り
込みやマルチタスク等に於いて処理が切り替わる可能性
のある装置の場合、処理の切り替え時に、その都度、レ
ジスタ内容を変更する必要があった。従って、この手段
では特にOSのカーネル部分に特定レジスタのコントロ
ールルーチンを組み込む必要が出てきて、ソフトウェア
にかなり大きな負担を強いる手段となっていた。逆に、
OSのカーネル部分でコントロールレジスタの制御を放
棄した場合には、タスク間の資源の占有問題が表面化す
る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のI/O−メモリ間、メモリ−メモリ間等に於けるデー
タ転送手段に於いては、CPUが介在する通常のデータ
転送に於いては、特定のバスマスタが資源の占有を行な
わないので別タスクによるアクセスが可能であるが、転
送動作を全てプログラムで行ない、転送の都度、I/O
から内部レジスタに読み込んでメモリにライトするた
め、転送処理に多くの時間を必要とし、データ転送速度
が遅いという問題があり、又、DMAコントローラ等の
専用ハードウェアを用いたDMAデータ転送に於いて
は、高速データ転送を実現できるが、DMA転送中に資
源を占有するため、CPUが停止又は停止に近い状態に
なり、又、転送デバイスにアクセスができない等の問題
があり、CPUが動的にデータ転送に関わる構成、DM
Aコントローラ等の専用ハードウェアがCPUに代わっ
て転送動作を行なう構成のいずれに於いても問題を有し
ていた。
【0018】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
I/O−メモリ間、メモリ−メモリ間等のデータ転送機
能をもつ情報処理装置に於いて、I/O−メモリ間、メ
モリ−メモリ間等の直接的なアクセス(ダイレクトメモ
リアクセス)により高速データ転送が行なえ、かつこの
高速データ転送機関に於いて資源を占有せずに別タスク
からも資源の利用が可能な、自由度の高いデータ転送機
能が実現できるバス制御方式を提供することを目的とす
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明による高速データ
転送機構の概略構成を図1(c)に示す。この図1
(c)に示す高速データ転送機構は、図1(b)に示す
DMAコントローラを用いた場合と同様に、スレーブコ
ントローラと称される専用のハードウェアを設ける。ス
レーブコントローラは、I/O−メモリ間のデータ転送
に於いて、CPUがメモリにデータをライトする際、そ
のCPUのメモリライトアクセスが予め設定された特定
の論理アドレス空間(ゴースト空間)内に対してのアク
セスであるか否かを判断し、特定の論理アドレス空間内
に対してのメモリライトアクセスであることを判断した
とき、CPUからのライトデータを無効化し、そのライ
トサイクル中に、I/Oリードを行なって、そのデータ
がバス上に出力されたとき、メモリライトを行なう。
【0020】上記した図1(c)に示す本発明の高速デ
ータ転送機構は、特定のバスマスタが資源を占有しない
ので、別タスクによりアクセスが可能であり、タイミン
グの操作でI/Oから直接メモリにライトするため高速
データ転送が可能となるが、メモリアドレスの発生をC
PUがプログラムで行なうため、転送速度がDMAコン
トローラを用いた構成に比して若干劣るとともに、一時
的ではあるが論理アドレス空間内にゴースト空間が必要
となる。
【0021】本発明はDMAコントローラ等の専用ハー
ドウェアを用いたデータ転送によって発生する資源の占
有問題をなくしたデータ転送方式である。DMAコント
ローラを用いたデータ転送は、転送終了までDMAコン
トローラがCPUに代わってバスやメモリ及びI/Oと
いった資源を占有して行なうが、本発明では基本的にC
PUがデータ転送そのものを実行するので、資源の占有
問題は本質的に発生しない。しかし、図1(a),
(b)に示す各従来技術とは以下各点に於いて異なる。
【0022】1)CPUが実行する転送動作は、メモリ
へのデータストアのみである。 2)CPUの転送動作にスレーブ同期してデータ転送専
用のスレーブコントローラ(実施例ではSバスインター
フェイス装置)が起動し、主にI/Oからのデータをバ
ス上に読み込む機能を司る。
【0023】3)スレーブコントローラによるI/Oか
らのバス上へのデータの読み込みとCPUによるメモリ
へのデータストア動作により、I/Oからのメモリへの
DMA転送を行なう(この際、CPUからのデータ出力
は切断される)。 4)スレーブコントローラはCPUの転送動作中しか動
作しないので資源の占有問題は全く発生しない。
【0024】上記した本発明に係る技術を具現化する際
は、メモリに対する通常のアクセスとDMA転送との切
り分け、つまりデータ転送の選択や実行を可能とするた
めの機構が必要となる。そこで本発明では上記したDM
A転送に加えて、更に、論理アドレス空間の対象領域の
選択により、データ転送機能の選択と実行を行なう方式
を採っている。
【0025】本発明に於けるデータ転送機能の選択は、
論理アドレス空間内の転送対象であるメモリ領域と同じ
大きさの仮想的な領域を同空間内に用意し、その仮想領
域をCPUがアクセスする際に転送対象のメモリ領域に
対して上記したようなデータ転送機能を適用することが
できるようにしたものである。つまり、論理アドレス空
間の領域の選択によってデータ転送機能の選択と実行を
行なう。これにより、通常の転送やオペレーションは、
その対象とするメモリ領域をアクセスすることによって
行なわれ、高速なデータ転送は、仮想領域(図4のゴー
スト空間参照)をアクセスすることによって行なうこと
ができる。
【0026】本発明を実現した装置構成の特徴を以下に
示す。即ち、本発明は、I/O−メモリ間の高速データ
転送制御機能をもつ情報処理装置に於いて、CPUから
出力されたメモリライトアドレスをもとに高速データ転
送モードを認識する手段と、高速データ転送モードを認
識した際にCPUのデータバス出力を切断し、メモリへ
のアドレス指定及びライト指定を待たせる手段と、デー
タバス出力を切断後、I/Oからデータを読出し、同デ
ータがバス上に出力された時点でメモリへアドレス指定
とライト指定を出力する手段と、I/Oデータがメモリ
へ書き込まれたことを確認してCPUへメモリライトの
終了を通知し、上記データバス出力の切断を解除する手
段とを備え、CPUが通常のメモリライトを実行しなが
らI/O−メモリ間で高速データ転送が行なえる構成と
して、I/O−メモリ間の高速データ転送中に特定のバ
スマスタにより資源が占有されないことを特徴とする。
【0027】又、本発明は、メモリ−I/O間の高速デ
ータ転送制御機能をもつ情報処理装置に於いて、CPU
から出力されたメモリリードアドレスをもとに高速デー
タ転送モードを認識する手段と、高速データ転送モード
を認識した際にメモリへのアドレス指定を待たせ、I/
Oからデータを読出す手段と、同データがバス上に出力
された時点でメモリへアドレス指定とライト指定を出力
する手段と、メモリへデータが書き込まれたことを確認
してCPUへメモリリードの終了を通知する手段とを備
え、CPUが通常のメモリリードを実行しながらI/O
−メモリ間で高速データ転送を行なえる構成として、I
/O−メモリ間の高速データ転送中に特定のバスマスタ
により資源が占有されないことを特徴とする。
【0028】又、本発明は、メモリ−I/O間の高速デ
ータ転送制御機能をもつ情報処理装置に於いて、CPU
から出力されたメモリリードアドレスをもとに高速デー
タ転送モードを認識する手段と、高速データ転送モード
を認識した際にメモリからのメモリリード終了出力を待
たせる手段と、メモリからバス上に出力されたデータを
I/Oに書き込んだ後、メモリリード終了をCPUへ出
力する手段とを有して、CPUが通常のメモリリードを
実行しながらメモリ−I/O間で高速データ転送が行な
える構成として、メモリ−I/O間の高速転送中に特定
のバスマスタにより資源が占有されないことを特徴とす
る。
【0029】又、本発明は、メモリ−I/O間の高速デ
ータ転送制御機能をもつ情報処理装置に於いて、CPU
から出力されたメモリライトアドレスをもとに高速デー
タ転送モードを認識する手段と、高速データ転送モード
を認識した際にCPUのデータバス出力を切断し、メモ
リライトアドレスに基づいてメモリからデータを読出す
手段と、同データがバス上に出力された時点でI/Oに
書き込み、メモリライト終了をCPUへ出力して上記デ
ータバスの出力切断を解除する手段とを備え、CPUへ
通常のメモリライトを実行しながらメモリからI/Oへ
高速データ転送が行なえる構成として、メモリ−I/O
間の高速転送中に特定のバスマスタにより資源が占有さ
れないことを特徴とする。
【0030】又、本発明は、メモリ−I/O間の高速デ
ータ転送制御機能をもつ情報処理装置に於いて、CPU
から出力されたメモリライトアドレスをもとに高速デー
タ転送モードを認識する手段と、高速データ転送モード
を認識した際にCPUのデータバス出力を切断し、メモ
リライトアドレスに基づいてメモリからデータを読出す
手段と、同データがバス上に出力された時点でI/Oに
書き込む手段と、I/Oライト終了後、CPUのデータ
バス出力を解放してメモリライトアドレスにCPUの出
力データをライトし、メモリライト終了をCPUへ出力
する手段とを備え、CPUが通常のメモリライトを実行
しながらメモリからI/Oへ高速データ転送を行なうと
ともに、転送後の番地にCPUからの出力データをライ
トできる構成として、メモリ−I/O間の高速転送中に
特定のバスマスタにより資源が占有されず、かつ転送後
の番地にCPUからの出力データをライトできることを
特徴とする。
【0031】又、本発明は、メモリ−I/O間の高速デ
ータ転送制御機能をもつ情報処理装置に於いて、CPU
から出力されたメモリライトアドレスをもとに高速デー
タ転送モードを認識する手段と、高速データ転送モード
を認識した際にメモリにCPUのデータ出力を書き込む
手段と、メモリにデータが書き込まれた時点でCPUの
データバス出力をラッチし、I/Oに書き込む手段と、
I/Oライト終了後、メモリライト終了をCPUへ出力
し、データバス上のラッチを解除する手段とを備え、C
PUが通常のメモリライトを実行しながらメモリからI
/Oへ高速データ転送を行なうことができる構成とし
て、メモリ−I/O間の高速転送中に特定のバスマスタ
により資源が占有されないことを特徴とする。
【0032】又、本発明は、メモリ−メモリ間の高速デ
ータ転送制御機能をもつ情報処理装置に於いて、CPU
から出力されたメモリリードアドレスをもとに高速デー
タ転送モードを認識する手段と、高速データ転送モード
を認識した際にメモリからのメモリリード終了出力を待
たせる手段と、メモリからバス上に出力されたリードデ
ータをラッチする手段と、ラッチされたデータをメモリ
に書き込み、メモリからのメモリライト終了出力を検出
してメモリリード終了をCPUに出力する手段とを有
し、CPUが通常のメモリリードを実行しながらメモリ
−メモリ間の高速データ転送が行なえる構成として、メ
モリ−メモリ間の高速データ転送中に特定のバスマスタ
により資源が占有されないことを特徴とする。
【0033】又、本発明は、メモリ−メモリ間の高速デ
ータ転送制御機能をもつ情報処理装置に於いて、CPU
から出力されたメモリライトアドレスをもとに高速デー
タ転送モードを認識する手段と、高速データ転送モード
を認識した際にCPUのデータバス出力を切断し、メモ
リへのアドレス指定及びライト指定を待たせる手段と、
データバス出力切断後、メモリからデータを読出す手段
と、メモリから読出したデータをラッチする手段と、メ
モリからのデータをラッチ後、メモリへメモリアドレス
指定とライト指定を出力し、ラッチデータをデータバス
上に出力してメモリに書き込み、データバス出力の切断
を解除する手段とを有し、CPUが通常のメモリライト
を実行しながらメモリ−メモリ間の高速データ転送が行
なえる構成として、メモリ−メモリ間の高速データ転送
中に特定のバスマスタにより資源が占有されないことを
特徴とする。
【0034】更に、本発明は、論理アドレス空間内に物
理アドレス空間のメモリ領域又はI/O領域又はレジス
タ領域をマッピングしている情報処理装置に於いて、メ
モリ領域又はI/O領域又はレジスタ領域である物理領
域と大きさの仮想領域をアクセスする際に特定のデータ
転送機能を起動させることを特徴とする。
【0035】又、上記特定のデータ転送機能は、CPU
から出力されたメモリライトアドレスをもとに高速デー
タ転送モードを認識してCPUのデータバス出力を切断
し、メモリへのアドレス指定及びライト指定を待たせる
手段と、データバス出力を切断後、I/Oからのデータ
を読出し、同データがバス上に出力された時点でメモリ
へアドレス指定とライト指定を出力する手段とI/Oデ
ータがメモリへ書き込まれたことを確認してCPUへメ
モリライトの終了を通知し、上記データバス出力の切断
を解除する手段とを具備してなるI/Oからメモリへの
データ転送手段であることを特徴とする。
【0036】又、上記特定のデータ転送機能は、CPU
から出力されたメモリリードアドレスをもとに高速デー
タ転送モードを認識してメモリへのアドレス指定を待た
せ、I/Oからのデータを読み出す手段と、同データが
バス上に出力された時点でメモリへアドレス指定とライ
ト指定を出力する手段と、メモリへデータが書き込まれ
たことを確認してCPUへメモリリードの終了を通知す
る手段とを具備して成るI/Oからメモリへのデータ転
送手段であることを特徴とする。
【0037】又、上記特定のデータ転送機能は、CPU
から出力されたメモリリードアドレスをもとに高速デー
タ転送モードを認識してメモリからのメモリリード終了
出力を待たせる手段と、メモリからバス上に出力された
データをI/Oに書き込んだ後、メモリリード終了をC
PUへ出力する手段とを具備して成るメモリからI/O
へのデータ転送手段であることを特徴とする。
【0038】又、上記特定のデータ転送機能は、CPU
から出力されたメモリライトアドレスをもとに高速デー
タ転送モードを認識してCPUのデータバス出力を切断
し、メモリライトアドレスに基づいてメモリからデータ
を読出す手段と、同データがバス上に出力された時点で
I/Oに書き込み、メモリライト終了をCPUへ出力し
て上記データバスの出力切断を解除する手段とを具備し
て成るメモリからI/Oへのデータ転送手段であること
を特徴とする。
【0039】又、上記特定のデータ転送機能は、CPU
から出力されたメモリライトアドレスをもとに高速デー
タ転送モードを認識してCPUのデータバス出力を切断
し、メモリライトアドレスに基づいてメモリからデータ
を読出す手段と、同データがバス上に出力された時点で
I/Oに書き込む手段と、I/Oライト終了後、CPU
のデータバス出力を解放してメモリライトアドレスにC
PUの出力データをライトし、メモリライト終了をCP
Uへ出力する手段とを具備して成るメモリからI/Oへ
のデータ転送手段であることを特徴とする。
【0040】又、上記特定のデータ転送機能は、CPU
から出力されたメモリライトアドレスをもとに高速デー
タ転送モードを認識してCPUのデータバス出力を切断
し、メモリライトアドレスに基づいてメモリからデータ
を読み出す手段と、同データがバス上に出力された時点
でI/Oに書き込む手段と、I/Oライト終了後、メモ
リライト終了をCPUへ出力し、CPUのデータバス出
力を解放する手段とを具備して成るメモリからI/Oへ
のデータ転送手段であることを特徴とする。
【0041】又、上記特定のデータ転送機能は、CPU
から出力されたメモリライトアドレスをもとに高速デー
タ転送モードを認識してCPUのデータバス出力を切断
し、メモリライトアドレスに基づいてメモリからデータ
を読み出す手段と、同データがバス上に出力された時点
でI/Oに書き込む手段と、I/Oライト終了後、CP
Uのデータバス出力を解放してメモリライトアドレスに
CPUの出力データをライトし、メモリライト終了をC
PUへ出力する手段とを具備して成るメモリからI/O
へのデータ転送かつ、その後メモリにCPUからの出力
データをライトする手段であることを特徴とする。
【0042】又、上記特定のデータ転送機能は、CPU
から出力されたメモリリードアドレスをもとに高速デー
タ転送モードを認識してメモリからのメモリリード終了
出力を待たせる手段と、メモリからバス上に出力された
リードデータをラッチする手段と、ラッチされたデータ
をメモリに書き込み、メモリからのメモリライト終了出
力を検出してメモリリード終了をCPUに出力する手段
とを具備して成るメモリからメモリへのデータ転送手段
であることを特徴とする。
【0043】又、上記特定のデータ転送機能は、CPU
から出力されたメモリライトアドレスをもとに高速デー
タ転送モードを認識してCPUのデータバス出力を切断
し、メモリへのアドレス指定及びライト指定を待たせる
手段と、データバス切断後、メモリからデータを読出す
手段と、メモリから読出したデータをラッチする手段
と、メモリからのデータをラッチ後、メモリからメモリ
へアドレス指定とライト指定を出力し、ラッチデータを
データバス上に出力してメモリに書き込みデータバスの
出力の切断を解除する手段とを具備して成るメモリから
メモリへのデータ転送手段であることを特徴とする。
【0044】
【作用】本発明に於いては、上述のDMAコントローラ
を用いた構成と同様にデータ転送のための専用ハードウ
ェア(図1(c)にスレーブコントローラとして示し、
図2及び図3に実施例としてSバスインターフェイス装
置(S BusI/F)5を示す)を持ち、ダイレクトメモ
リアクセス(DMA)による高速転送機能を実現する。
【0045】この本発明に係るデータ転送方式は、CP
Uがデータ転送に関わりをもつことから、資源の占有問
題が発生しないという理想的な転送方式となっている。
ただし、データ転送の高速性については、プログラムに
よるCPUの転送動作を必要とするため、図1(a)に
示す転送方式よりは速いが図1(b)に示すDMAコン
トローラを用いた転送方式よりは遅い位置づけとなる。
【0046】一般にOSが基本的に持っている機能の中
にはアドレス空間の管理機能がある。この機能は割り込
みやタスクの切り替え時に、タスクによってアドレス空
間資源の割付けを変えることと、空間領域の生成や解放
を行なうことである。従って、本発明の方式では上記仮
想領域の生成や解放も全てOSの基本機能を用いること
ができ、また割り込みやタスクの切り替えに時にもタス
クによって仮想領域の割付けを変えることができるの
で、ソフトウェア上も殆ど負担にならない。
【0047】本発明を実現した構成の作用を以下に示
す。本発明は、I/O−メモリ間のデータ転送に於い
て、CPUから出力されたメモリライトアドレスをもと
に高速データ転送モードを認識した際に、CPUのデー
タバス出力を切断し、メモリへのアドレス指定及びライ
ト指定を待たせる。
【0048】データバス出力を切断後、I/Oからデー
タを読出し、同データがバス上に出力された時点でメモ
リへアドレス指定とライト指定を出力する。I/Oデー
タがメモリへ書き込まれたことを確認してCPUへメモ
リライトの終了を通知し、上記データバス出力の切断を
解除する。
【0049】これにより、CPUが通常のメモリライト
を実行しながらI/O−メモリ間での高速データ転送が
可能となり、I/O−メモリ間の高速データ転送中に特
定のバスマスタが資源を占有しないことから、I/O−
メモリ間の高速データ転送中に於いても別タスクから資
源を利用できる。
【0050】又、本発明は、メモリ−I/O間のデータ
転送に於いて、CPUから出力されたメモリリードアド
レスをもとに高速データ転送モードを認識した際に、メ
モリからのメモリリード終了出力を待たせ、メモリから
バス上に出力されたデータをI/Oに書き込んだ後に、
上記メモリリード終了をCPUへ出力する。
【0051】これにより、CPUが通常のメモリリード
を実行しながらメモリ−I/O間での高速データ転送が
可能になり、メモリ−I/O間の高速データ転送中に特
定のバスマスタが資源を占有しないことから、メモリ−
I/O間の高速データ転送中に於いても別タスクから資
源を利用できる。
【0052】又、本発明は、メモリ−メモリ間のデータ
転送に於いて、CPUから出力されたメモリリードアド
レスをもとに高速データ転送モードを認識した際にメモ
リからのメモリリード終了出力を待たせて、メモリから
バス上に出力されたリードデータをラッチする。
【0053】ラッチされたデータをメモリに書き込み、
メモリからのメモリライト終了出力を検出してメモリリ
ード終了をCPUに出力する。これにより、CPUが通
常のメモリリードを実行しながらメモリ−メモリ間での
高速データ転送が可能になり、メモリ−メモリ間の高速
データ転送中に特定のバスマスタが資源を占有しないこ
とから、メモリ−メモリ間の高速データ転送中に於いて
も別タスクから資源を利用できる。
【0054】又、本発明は、メモリ−メモリ間のデータ
転送に於いて、CPUから出力されたメモリライトアド
レスをもとに高速データ転送モードを認識して、CPU
のデータバス出力を切断し、メモリへのアドレス指定及
びライト指定を待たせる。
【0055】データバス出力切断後、メモリからデータ
を読出し、その読出したデータをラッチする。メモリか
らのデータをラッチ後、メモリへメモリアドレス指定と
ライト指定を出力し、ラッチデータをデータバス上に出
力してメモリに書き込み、データバス出力の切断を解除
する。
【0056】これにより、CPUが通常のメモリライト
を実行しながらメモリ−メモリ間での高速データ転送が
可能になり、メモリ−メモリ間の高速データ転送中に特
定のバスマスタが資源を占有しないことから、メモリ−
メモリ間の高速データ転送中に於いて別タスクからも資
源を利用できる。
【0057】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図1(c)は本発明によるデータ転送方式の基本
構成を示すブロック図であり、図2は図1(c)に示す
データ転送方式を具現化した本発明の一実施例を示すブ
ロック図である。
【0058】この図2に示す実施例では、図1(c)に
示すスレーブコントローラの具体例として、Sバスイン
ターフェイス装置(S BusI/F)を例にとり、I/O
装置として、二値画像処理制御装置を例にとり、メモリ
として、ビットマップメモリ(BMM)のアクセス機構
を所有する表示制御装置を例にとり、二値画像処理制御
装置で伸張処理した画像データを如何に速くビットマッ
プメモリ(BMM)上に展開し表示させるかという課題
を解決した高速データ転送機能の実現例を示している。
即ち、図2に示す本発明の実施例による装置は、圧縮さ
れた二値画像データをI/O装置に資源区分される二値
画像処理制御装置により伸張して、その画像データを、
メモリに資源区分される表示制御装置に高速で転送し、
ビットマップメモリ(BMM)上に高速展開して表示出
力する情報処理装置の一部分を示している。
【0059】図2に於いて、1はシステム全体の制御を
司るCPUであり、ここでは、システムバス(M Bus)
6、バス変換装置(M Bus/S Bus変換装置)4、I/
Oバス(S Bus)7等を介して、図1(c)のスレーブ
コントローラに相当するSバスインターフェイス装置
(S BusI/F)5がインターフェイス接続される。
【0060】2は高速データ転送の制御対象となるI/
O装置であり、具体的には例えばCPU1の制御の下に
画像データの圧縮/伸長処理を含む二値画像処理制御を
実行する二値画像処理制御装置により実現される。
【0061】3は上記I/O装置2と同様に高速データ
転送の制御対象となるメモリであり、具体的には例えば
ビットマップメモリ(BMM)のアクセス機構を所有す
る表示制御装置により実現される。
【0062】4はシステムバス(M Bus)6と、I/O
バス(S Bus)7との間のバスインターフェイスをとる
バス変換装置(M Bus/S Bus変換装置)であり、ここ
では、サンマイクロシステム社が開発したM Bus,S B
usの規格に従うバス構造としている。
【0063】5は図1(c)のスレーブコントローラに
相当する、CPU1にスレーブ同期するSバスインター
フェイス装置(S BusI/F)であり、CPU1が図4
に示す特定の論理アドレス空間(ゴースト空間)をアク
セスしたことを検出して、I/O装置2−メモリ装置3
間の高速データ転送制御を実行するもので、その内部の
構成を図3に示している。
【0064】8はI/O側の内部バスに相当する32ビ
ット幅のバス(I Bus)であり、このバス8を介してI
/O装置2とメモリ装置3との間でダイレクトに高速デ
ータ転送が行なわれる。具体的には、I/O装置2に資
源区分される二値画像処理制御装置で伸張処理された画
像データがメモリ装置3に資源区分される表示制御装置
に高速転送され、ビットマップメモリ(BMM)上に高
速展開される。
【0065】図3は上記Sバスインターフェイス装置
(S BusI/F)5の内部の構成を示すブロック図であ
る。図3に於いて、51はSバスインターフェイス(S
BusーI/F)部であり、I/Oバス(S Bus)7の制
御ライン73に接続されて、データサイズのデコード信
号、アクノリッジ信号を出力する制御信号出力ロジック
(S Bus-Ack)51a、I/Oバス(S Bus)7とI/
O側内部バス8のバスサイクル信号を生成するバスサイ
クル生成ロジック(S Bus-Cyc)51b等の機能モジュ
ールを有してなる。ここではCPU1からメモリ装置3
へのメモリライトアクセス時にアドレスデコーダ52を
起動制御する。
【0066】52は、特定の論理アドレス空間のアクセ
スを検出するアドレスデコーダであり、CPU1よりメ
モリアクセスの際に出力されたアドレスが、特定の論理
アドレス空間(ゴースト空間)であるか否かを判断し、
特定の論理アドレス空間(ゴースト空間)であるとき、
アクセラレータ53の高速転送制御部53bに起動信号
を出力する。
【0067】53はアドレスデコーダ52から起動信号
が出力された際に、図5に示すようなタイミング制御の
下にI/O装置2からメモリ装置3への高速データ転送
制御を実行するアクセラレータであり、I/O側内部バ
ス8の制御を司る内部バス制御部53a、アドレスデコ
ーダ52からの起動信号により、CPUデータの出力禁
止(切断)制御を含む高速データ転送制御を司る高速転
送制御部53b等の機能モジュールを有してなる。
【0068】54はI/Oバス(S Bus)7のデータラ
イン71とI/O側内部バス8のデータライン81との
間に介在されるデータバッファであり、CPU1よりメ
モリライトアクセスの際に出力されたメモリアドレス
が、特定の論理アドレス空間(ゴースト空間)であると
き、図5(i)に示すように、アクセラレータ53の制
御の下にCPUデータ(メモリライトデータ)のI/O
側内部バス8への出力が禁止(切断)される。
【0069】55はI/Oバス(S Bus)7のアドレス
ライン72とI/O側内部バス8のアドレスライン82
との間に介在されるアドレスラッチ回路であり、アドレ
スライン72上のメモリアドレスをアクセラレータ53
の制御の下にラッチする。
【0070】83はI/O側内部バス8の制御ラインで
あり、I/O装置2との間でやり取りされる信号の制御
ライン83aと、メモリ装置3との間でやり取りされる
信号の制御ライン83bでなる。ここで、制御ライン8
3aの信号には、図5(a)乃至(c)に示すように、
I/O装置2に送出されるチップセレクト信号(CS
1)、及びリード/ライト制御信号(R(−)/W1)
と、I/O装置2から送られるアクノリッジ信号(AC
K1)等が含まれ、制御ライン83bの信号には、図5
(d)乃至(f)に示すように、メモリ装置3に送出さ
れるチップセレクト信号(CS2)、及びリード/ライ
ト制御信号(R(−)/W2)と、メモリ装置3から送
られるアクノリッジ信号(ACK2)等が含まれる。
【0071】図4は本発明の実施例に於ける、特定の論
理アドレス空間(以下ゴースト空間と称す)の定義の一
例を、CPU1が各論理アドレス空間をアクセスする際
のバス上のデータ及びアドレスの状態を含めて示したも
ので、ここでは、論理空間上に於いて、BMM空間がメ
モリ領域に当たり、ゴースト空間が仮想領域に当たる。
即ち、CPU1がBMM空間をライトアクセスしたとき
は、図3に示す、データバッファ54、及びアドレスラ
ッチ回路55を介して通常のメモリライトが行なわれ、
CPU1がゴースト空間をライトアクセスしたときは、
CPU1から出力されるメモリライトデータのデータバ
ッファ54からの出力が禁止(切断)されて、アクセラ
レータ53の制御による高速データ転送(ここではビッ
トマップメモリ(BMM)上への画像データの高速展開
処理)が実行される。
【0072】図5はCPU1がゴースト空間をライトア
クセスした際のアクセラレータ53により実行制御され
る高速データ転送処理に於けるデータ転送制御タイミン
グを示すタイムチャートであり、I/O装置2からリー
ドされたデータ(DATA 1)がI/O側内部バス8上に出
力されるまで(g)、メモリ装置3へのチップセレクト
信号(CS2)に従うアドレス指定及びライト指定を待
たせ(d)、I/O側内部バス8上のデータがメモリ装
置3に入力され(DATA 2)ライトされるまで(h)、デ
ータバッファ54のデータ出力(DATA 3)を禁止してい
る、即ちI/O側内部バス8のデータライン81がハイ
インピーダンス(High-Z)状態になっている(i)様子
がよく理解できる。
【0073】図6は、通常のメモリアクセス、例えばC
PU1がBMM空間をアクセスしたときのメモリアクセ
スタイミングを示すタイムチャートであり、実線はリー
ドアクセス時、破線はライトアクセス時を示す。
【0074】図7は本発明を適用した具体的な装置の構
成例を示すブロック図である。この図7に示す装置は、
主に圧縮された2値画像データを2値画像処理制御装置
90Bにより伸張して、表示制御装置90Aを介し、画
面に表示を行なう情報処理装置の一部分である。この例
では、伸張後の画像データを如何に速く表示させるかと
いう要請のもとに生まれた技術である。
【0075】図中、表示制御装置90Aは資源の区分か
ら見て図1(c)のメモリに相当し、2値画像処理制御
装置90Bは図1(c)のI/Oに相当する。また、S
BusI/F装置は、図1(c)のスレーブコントローラ
に相当する。
【0076】この実施例の装置ではI/Oに相当する2
値画像処理制御装置90Bからメモリに相当する表示制
御装置90Aへのデータ転送機能に本発明を適用してお
り、この転送機能を高速展開転送と称している。また、
この実施例では使用するI/Oポート及び仮想領域が固
定されているため、スレーブコントローラではこれらの
割付けのためのロジック及び制御手段を持っていない。
【0077】上記構成に於いて、CPUがBMM空間を
アクセスしている場合は、CPUと論理空間、そして物
理空間との関係は図4の(2)に示す通り、通常の転送
動作が行なわれている。CPUがゴースト空間をアクセ
スした場合は論理空間に於いてはI/Oポートからゴー
スト空間に伸張画像データの高速展開転送が行なわれ
る。物理空間に於いてはI/Oに相当する2値画像処理
制御装置90Bのデータレジスタからメモリに相当する
表示制御装置90Aの実メモリへ伸張画像データのDM
A転送が行なわれる。このとき、ゴースト空間に対して
は図4に示すアドレス(3)のみが供給され、CPUか
らのライトデータ(4)は出力を切断される。
【0078】この際の制御はCPUにスレーブ同期した
S BusI/F装置によって行なわれる。CPUがゴース
ト空間にライト動作を行なうと、S BusI/F装置のア
ドレスデコーダがゴースト空間へのライトアクセスであ
ることを判定し、高速展開転送制御機能を起動させる。
【0079】次に、アドレスをラッチした後、CPUか
らのライトデータ出力にてバッファの出力をハイ・イン
ピーダンス状態にすることにより出力の切断を行なう。
そして内部バス制御機能では高速展開制御タイミングに
示すように、2値画像制御装置のデータレジスタに対し
てリード動作を始める。
【0080】内部バス上にデータが出力されると2値画
像処理制御装置90Bからアクノリッジ信号が出力さ
れ、内部バス制御機能は2値画像処理制御装置90Bの
リードサイクル状態を保持したまま、表示制御装置90
Aへライト動作を始める。
【0081】内部バス上のデータはそのまま表示制御装
置90Aへライトされて、表示制御装置90Aからアク
ノリッジ2信号が出力されると、S BusI/F装置が表
示制御装置90Aへのライトサイクルと、2値画像処理
制御装置90Bへのリードサイクルを終了し、データバ
ッファの出力切断を終了し、S Busにアクノリッジ信号
を出力する。
【0082】ここで上記各図を参照しながら本発明の実
施例に於ける動作を説明する。CPU1が図4に示すB
MM空間をアクセスしているときは、CPU1と論理空
間、そして物理空間との関係は、図4の(2)に示すよ
うに、通常の転送動作が行なわれる。
【0083】この際は、アクセラレータ53の高速転送
制御部53bが起動されず、データバッファ54を介し
て、図6に示すような動作タイミングでメモリ装置3へ
のリード/ライトアクセスが行なわれる。このBMM空
間をアクセスしている際のI/O側内部バス8上での転
送データの流れを図2に(1),(2)で示す。
【0084】次に、CPU1がゴースト空間をアクセス
した場合は、論理空間に於いてはI/Oポートからゴー
スト空間に伸張画像データの高速転送が行なわれる。物
理空間に於いてはI/O装置2となる二値画像処理装置
のデータレジスタからメモリ装置3となる表示制御装置
の実メモリへ伸張画像データのダイレクト転送が行なわ
れる。この際のI/O側内部バス8上での転送データの
流れを図2に(3)で示す。
【0085】このゴースト空間をアクセスしていると
き、ゴースト空間に対しては、図4の(3)に示すよう
に、アドレスのみが供給され、CPUからのライトデー
タは、図4の(4)に示すように、出力が禁止(切断)
される。
【0086】この際の制御は、CPU1にスレーブ同期
したSバスインターフェイス装置(S BusI/F)5に
よって行なわれる。CPU1がゴースト空間にライト動
作を行なうと、Sバスインターフェイス装置(S BusI
/F)5のアドレスデコーダ52がゴースト空間へのラ
イトアクセスであることを判定して、アクセラレータ5
3の内部バス制御部53a及び高速転送制御部53bを
起動させる。
【0087】アクセラレータ53の高速転送制御部53
bは、先ずアドレスラッチ回路55をイネーブルにし、
I/Oバス(S Bus)7に設けられたアドレスライン7
2上のアドレスをアドレスラッチ回路55にラッチした
後、データバッファ54のライトデータ出力を禁止(切
断)状態(ハイインピーダンス状態)にする。
【0088】アクセラレータ53の内部バス制御部53
aは、図5に示す高速データ転送制御タイミングで、I
/O装置2となる二値画像制御装置のデータレジスタに
対してリード動作を開始する(図5(a),(b)参
照)。
【0089】I/O装置2となる二値画像制御装置から
リードされたデータがI/O側内部バス8上に出力され
ると、I/O装置2となる二値画像処理装置からアクノ
リッジ信号(ACK1)が出力される(図5(c),
(g)参照)。
【0090】アクセラレータ53の内部バス制御部53
aは、制御ライン83aを介して、アクノリッジ信号
(ACK1)を受けると、I/O装置2となる二値画像
処理装置へのリードサイクルを状態保持したまま、メモ
リ装置3となる表示制御装置へライト動作を開始する
(図5(b)〜(d)参照)。
【0091】これによりI/O側内部バス8上のデータ
はそのままメモリ装置3となる表示制御装置へライトさ
れる(図5(h)参照)。メモリ装置3となる表示制御
装置へのデータライト終了に伴い、メモリ装置3となる
表示制御装置から、アクノリッジ信号(ACK2)が出
力される(図5(f)参照)。
【0092】Sバスインターフェイス装置(S BusI/
F)5は、制御ライン83bを介して、メモリ装置3と
なる表示制御装置からアクノリッジ信号(ACK2)を
受けると、メモリ装置3となる表示制御装置へのライト
サイクルと、I/O装置2となる二値画像処理制御装置
へのリードサイクルを終了し、データバッファ54の出
力禁止(切断)状態を解除して、I/Oバス(S Bus)
7の制御ライン73にアクノリッジ信号を出力する。
【0093】このようにして、CPU1が通常のメモリ
ライトを実行しながら、I/O装置2からメモリ装置3
への高速データ転送が可能になり、高速データ転送中に
特定のバスマスタが資源が占有されないことから、別タ
スクからも資源を利用することができる。
【0094】上記した実施例の動作は、I/O装置2か
らメモリ装置3への高速データ転送処理であったが、以
下にメモリ装置3からI/O装置2へのデータ転送、及
びI/O装置2からI/O装置2へのデータ転送につい
て各実施例の動作を説明する。 1).メモリ装置3か
らI/O装置2へのデータ転送 メモリ装置3からI/O装置2へのデータ転送に於い
て、Sバスインターフェイス装置(S BusI/F)5
は、CPU1から出力されたメモリリードアドレスをラ
ッチして、そのアドレスをデコードし、ゴースト空間へ
のリードアクセスであることを認識すると、メモリ装置
3からのメモリリード終了出力を待たせ、メモリ装置3
からI/O側内部バス8上に出力されたデータをI/O
装置2に書き込んだ後に、上記メモリリード終了をCP
U1へ通知する。
【0095】これにより、CPU1が通常のメモリリー
ドを実行しながらメモリ装置3−I/O装置2間での高
速データ転送が可能になり、メモリ装置3−I/O装置
2間の高速データ転送中に特定のバスマスタが資源を占
有しないことから、別タスクから資源を利用できる。
【0096】 2).メモリ装置3からメモリ装置3へのデータ転送
(1) メモリ装置3からメモリ装置3へのデータ転送に於い
て、Sバスインターフェイス装置(S BusI/F)5
は、CPU1から出力されたメモリリードアドレスをラ
ッチして、そのアドレスをデコードし、ゴースト空間へ
のリードアクセスであることを認識すると、データバッ
ファ54のI/Oバス(S Bus)7側の入出力を無効に
し、I/O側内部バス8側の入出力のみを有効にして、
メモリ装置3からのメモリリード終了出力を待たせ、メ
モリ装置3からI/O側内部バス8上に出力されたリー
ドデータをデータバッファ54にラッチする。
【0097】データバッファ54にラッチしたデータを
メモリ装置3に書き込み、メモリ装置3からのメモリラ
イト終了出力を待って、メモリリード終了をCPU1に
通知する。
【0098】これにより、CPU1が通常のメモリリー
ドを実行しながらメモリ−メモリ間での高速データ転送
が可能になり、メモリ−メモリ間の高速データ転送中に
特定のバスマスタが資源を占有しないことから、別タス
クからも資源を利用できる。
【0099】 3).メモリ装置3からメモリ装置3へのデータ転送
(2) メモリ装置3からメモリ装置3へのデータ転送に於い
て、Sバスインターフェイス装置(S BusI/F)5
は、CPU1から出力されたメモリライトアドレスをラ
ッチして、そのアドレスをデコードし、ゴースト空間へ
のライトアクセスであることを認識すると、データバッ
ファ54のI/Oバス(S Bus)7側の入出力を無効に
し、I/O側内部バス8側の入出力のみを有効にして、
メモリ装置3へのアドレス指定及びライト指定を待たせ
る。
【0100】そしてメモリ装置3からデータを読出し、
その読出したデータをデータバッファ54にラッチす
る。メモリ装置3からのデータをラッチ後、メモリ装置
3へメモリアドレス指定とライト指定を出力し、上記ラ
ッチデータをI/O側内部バス8上に出力してI/O装
置2に書き込み、データバッファ54をI/Oバス(S
Bus)7に開放する。
【0101】これにより、CPU1が通常のメモリライ
トを実行しながらメモリ−メモリ間での高速データ転送
が可能になり、メモリ−メモリ間の高速データ転送中に
特定のバスマスタが資源を占有しないことから、別タス
クからも資源を利用できる。
【0102】以上の実施例はいずれもCPU1がアドレ
ス指定を行なう構成であったが、Sバスインターフェイ
ス装置(S BusI/F)5にアドレス生成機能をもたせ
た実施例の構成を図8に示す。
【0103】この図8に示す構成が図3に示す実施例の
構成と特に異なるところは、Sバスインターフェイス装
置(S BusI/F)5に、アドレスカウンタ56を設
け、このアドレスカウンタ56に、I/Oバス(S Bu
s)7のデータライン71を介して、CPU1からアド
レス初期値を設定する構成としている。
【0104】このアドレスカウンタ56を用いて、メモ
リ装置3からメモリ装置3へのデータ転送、メモリ装置
3からI/O装置2へのデータ転送等を行なうことによ
り、資源が占有されることなく、DMAコントローラを
用いたDMA転送により近い高速データ転送が可能とな
る。
【0105】この図8に示す構成では、CPU1よりI
/Oバス(S Bus)7を介してアドレスカウンタ56に
アドレス初期値をセットし、例えばメモリ装置3からメ
モリ装置3へのデータ転送に於いては、データバッファ
54にラッチしたデータをメモリ装置3にライトする
際、メモリライト終了毎に、アクセラレータ53の制御
でアドレスカウンタ56のメモリアドレスを指定値分、
インクリメント又はデクリメントする。このようなアド
レス発行機能をSバスインターフェイス装置(SBusI
/F)5に設けることにより、よりDMAコントローラ
を用いたDMA転送に近い高速データ転送が可能とな
り、この高速データ転送中に特定のバスマスタが資源を
占有しないことから、別タスクから資源を利用できる。
【0106】尚、上記した実施例では、伸張画像データ
の画面表示を速く行なう目的で高速展開転送を行ない、
又、タスク間でのBMM空間の通常アクセスと高速展開
転送との競合をなくす目的でゴースト空間の設置による
データ転送機能の選択実行機能を設けたスレーブコント
ローラを例に示したが、本発明はこれに限らず、デバイ
ス間で高速データ転送が必要な各種のシステムに適用で
き、スレーブコントローラの機能を汎用化することで既
存のDMAコントローラにとって代わることができる。
【0107】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
資源を占有することなく、I/O−メモリ間、メモリ−
メモリ間等に於ける高速データ転送が可能なシステムを
構築できる。
【0108】更に本発明に於いては、DMAコントロー
ラを用いた構成と同様にデータ転送のための専用ハード
ウェア(スレーブコントローラ)を持つことにより、D
MA転送による高速データ転送を行なうことができる。
また、専用データ転送を行なうことができる。
【0109】また、専用コントローラがCPUのメモリ
アクセスに同期してスレーブ動作し、CPUによって生
成されたアドレスを用いて転送を行なうので転送先また
は転送元のアドレス指定を自由に制御することができ
る。
【0110】又、本発明に於いて、通常の転送やオペレ
ーションは、その対象とするメモリ領域をアクセスする
ことによって行ない、上記のような高速データ転送は仮
想領域をアクセスすることによって行なうことができ
る。
【0111】即ち、本発明によれば、I/Oーメモリ間
のデータ転送制御に於いて、CPUから出力されたメモ
リライトアドレスをもとに高速データ転送モードを認識
する手段と、高速データ転送モードを認識した際にCP
Uのデータバス出力を切断し、メモリへのアドレス指定
及びライト指定を待たせる手段と、データバス出力を切
断後、I/Oからデータを読出し、同データがバス上に
出力された時点でメモリへアドレス指定とライト指定を
出力する手段と、I/Oデータがメモリへ書き込まれた
ことを確認してCPUへメモリライトの終了を通知し、
上記データバス出力の切断を解除する手段とを備え、C
PUが通常のメモリライトを実行しながらI/Oーメモ
リ間で高速データ転送を行なう構成としたことにより、
I/Oーメモリ間の高速データ転送が可能となり、I/
Oーメモリ間の高速データ転送中に特定のバスマスタに
より資源が占有されないことから、I/Oーメモリ間の
高速データ転送中に於いても資源を別タスクが利用でき
る。
【0112】又、本発明によれば、メモリ−I/O間の
高速データ転送制御機能をもつ情報処理装置に於いて、
CPUから出力されたメモリリードアドレスをもとに高
速データ転送モードを認識する手段と、高速データ転送
モードを認識した際にメモリへのアドレス指定を待た
せ、I/Oからデータを読出す手段と、同データがバス
上に出力された時点でメモリへアドレス指定とライト指
定を出力する手段と、メモリへデータが書き込まれたこ
とを確認してCPUへメモリリードの終了を通知する手
段とを備え、CPUが通常のメモリリードを実行しなが
らI/O−メモリ間で高速データ転送を行なえる構成と
したことにより、I/O−メモリ間の高速データ転送中
に特定のバスマスタにより資源が占有されない。
【0113】又、本発明によれば、メモリーI/O間の
データ転送制御に於いて、CPUから出力されたメモリ
リードアドレスをもとに高速データ転送モードを認識す
る手段と、高速データ転送モードを認識した際にメモリ
からのメモリリード終了出力を待たせる手段と、メモリ
からバス上に出力されたデータをI/Oに書き込んだ
後、メモリリード終了をCPUへ出力する手段とを備
え、CPUが通常のメモリリードを実行しながらメモリ
ーI/O間の高速データ転送が可能な構成としたことに
より、メモリーI/O間の高速データ転送中に特定のバ
スマスタにより資源が占有されないことから、メモリー
I/O間の高速データ転送中に於いても資源を別タスク
が利用できる。
【0114】又、本発明によば、メモリ−I/O間の高
速データ転送制御機能をもつ情報処理装置に於いて、C
PUから出力されたメモリライトアドレスをもとに高速
データ転送モードを認識する手段と、高速データ転送モ
ードを認識した際にCPUのデータバス出力を切断し、
メモリライトアドレスに基づいてメモリからデータを読
出す手段と、同データがバス上に出力された時点でI/
Oに書き込み、メモリライト終了をCPUへ出力して上
記データバスの出力切断を解除する手段とを備え、CP
Uへ通常のメモリライトを実行しながらメモリからI/
Oへ高速データ転送が行なえる構成としたこにより、メ
モリ−I/O間の高速転送中に特定のバスマスタにより
資源が占有されない。
【0115】又、本発明によれば、メモリ−I/O間の
高速データ転送制御機能をもつ情報処理装置に於いて、
CPUから出力されたメモリライトアドレスをもとに高
速データ転送モードを認識する手段と、高速データ転送
モードを認識した際にCPUのデータバス出力を切断
し、メモリライトアドレスに基づいてメモリからデータ
を読出す手段と、同データがバス上に出力された時点で
I/Oに書き込む手段と、I/Oライト終了後、CPU
のデータバス出力を解放してメモリライトアドレスにC
PUの出力データをライトし、メモリライト終了をCP
Uへ出力する手段とを備え、CPUが通常のメモリライ
トを実行しながらメモリからI/Oへ高速データ転送を
行なうとともに、転送後の番地にCPUからの出力デー
タをライトできる構成としたことにより、メモリ−I/
O間の高速転送中に特定のバスマスタにより資源が占有
されず、かつ転送後の番地にCPUからの出力データを
ライトできる。
【0116】又、本発明によれば、メモリ−I/O間の
高速データ転送制御機能をもつ情報処理装置に於いて、
CPUから出力されたメモリライトアドレスをもとに高
速データ転送モードを認識する手段と、高速データ転送
モードを認識した際にメモリにCPUのデータ出力を書
き込む手段と、メモリにデータが書き込まれた時点でC
PUのデータバス出力をラッチし、I/Oに書き込む手
段と、I/Oライト終了後、メモリライト終了をCPU
へ出力し、データバス上のラッチを解除する手段とを備
え、CPUが通常のメモリライトを実行しながらメモリ
からI/Oへ高速データ転送を行なうことができる構成
としたことにより、メモリ−I/O間の高速転送中に特
定のバスマスタにより資源が占有されない。
【0117】又、本発明によれば、メモリーメモリ間の
データ転送に於いて、CPUから出力されたメモリリー
ドアドレスをもとに高速データ転送モードを認識する手
段と、高速データ転送モードを認識した際にメモリから
のメモリリード終了出力を待たせる手段と、メモリから
バス上に出力されたリードデータをラッチする手段と、
ラッチされたデータをメモリに書き込み、メモリからの
メモリライト終了出力を検出してメモリリード終了をC
PUに出力する手段とを有して、CPUが通常のメモリ
リードを実行しながらメモリからメモリへの高速データ
転送が可能な構成としたことにより、メモリーメモリ間
の高速データ転送中に特定のバスマスタにより資源が占
有されないことから、メモリーメモリ間の高速データ転
送中に於いても資源を別タスクが利用できる。
【0118】又、本発明は、メモリーメモリ間の高速デ
ータ転送制御機能をもつ情報処理装置に於いて、CPU
から出力されたメモリライトアドレスをもとに高速デー
タ転送モードを認識する手段と、高速データ転送モード
を認識した際にCPUのデータバス出力を切断し、メモ
リへのアドレス指定及びライト指定を待たせる手段と、
データバス出力切断後、メモリからデータを読出す手段
と、メモリから読出したデータをラッチする手段と、メ
モリからのデータをラッチ後、メモリへメモリアドレス
指定とライト指定を出力し、ラッチデータをデータバス
上に出力してメモリに書き込み、データバス出力の切断
を解除する手段とを有して、CPUが通常のメモリライ
トを実行しながらメモリからメモリへの高速データ転送
が可能な構成としたことにより、メモリーメモリ間の高
速データ転送中に特定のバスマスタにより資源が占有さ
れないことから、メモリーメモリ間の高速データ転送中
に於いても資源を別タスクが利用できる。
【0119】又、本発明によれば、論理アドレス空間内
に物理アドレス空間のメモリ領域又はI/O領域又はレ
ジスタ領域をマッピングしている情報処理装置に於い
て、メモリ領域又はI/O領域又はレジスタ領域である
物理領域と大きさの仮想領域をアクセスする際に特定の
データ転送機能を起動させる構成としたことにより、I
/O−メモリ間、メモリ−メモリ間等の直接的なアクセ
ス(ダイレクトメモリアクセス)による高速データ転送
が行なえ、かつこの高速データ転送機関に於いて資源を
占有せずに別タスクからも資源の利用が可能な、自由度
の高いデータ転送機能が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を従来技術と対比して示すブ
ロック図((a)はCPUが介在する通常のI/O−メ
モリ間の従来のデータ転送機構の構成を示すブロック
図、(b)はDMAコントローラを用いた従来のデータ
転送機構の構成を示すブロック図、(c)は本発明の基
本構成を示すブロック図)。
【図2】図1(c)に示すデータ転送方式を具現化した
本発明の一実施例を示すブロック図。
【図3】図2に示すSバスインターフェイス装置(S B
usI/F)の構成を示すブロック図。
【図4】本発明の実施例に於ける、特定の論理アドレス
空間(ゴースト空間)の定義の一例を、CPUが各論理
アドレス空間をアクセスする際のバス上のデータ及びア
ドレスの状態を含めて示す動作説明図。
【図5】本発明の実施例に於ける、Sバスインターフェ
イス装置(S BusI/F)の制御による、ゴースト空間
アクセス時の高速データ転送制御タイミングを示すタイ
ムチャート。
【図6】本発明の実施例に於ける通常のデータ転送制御
タイミングを示すタイムチャート。
【図7】本発明を適用した具体的な装置の構成例を示す
ブロック図。
【図8】本発明の他の実施例に於けるSバスインターフ
ェイス装置(S BusI/F)の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…CPU、2…I/O装置、3…メモリ装置、4…バ
ス変換装置(M Bus/S Bus変換装置)、5…Sバスイ
ンターフェイス装置(S BusI/F)、6…システムバ
スバス(M Bus)、7…I/Oバス(S Bus)、8…I
/O側内部バス、51…Sバスインターフェイス(S B
usーI/F)部、52…アドレスデコーダ、53…アク
セラレータ、54…データバッファ、55…アドレスラ
ッチ回路、56…アドレスカウンタ、71…データライ
ン、72…アドレスライン、73…、81…データライ
ン、82…アドレスライン、83…制御ライン。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 I/O−メモリ間の高速データ転送制御
    機能をもつ情報処理装置に於いて、CPUから出力され
    たメモリライトアドレスをもとに高速データ転送モード
    を認識する手段と、高速データ転送モードを認識した際
    にCPUのデータバス出力を切断し、メモリへのアドレ
    ス指定及びライト指定を待たせる手段と、データバス出
    力を切断後、I/Oからデータを読出し、同データがバ
    ス上に出力された時点でメモリへアドレス指定とライト
    指定を出力する手段と、I/Oデータがメモリへ書き込
    まれたことを確認してCPUへメモリライトの終了を通
    知し、上記データバス出力の切断を解除する手段とを具
    備して、CPUが通常のメモリライトを実行しながらI
    /O−メモリ間で高速データ転送を行なうことを特徴と
    するバス制御方式。
  2. 【請求項2】 メモリ−I/O間の高速データ転送制御
    機能をもつ情報処理装置に於いて、CPUから出力され
    たメモリリードアドレスをもとに高速データ転送モード
    を認識する手段と、高速データ転送モードを認識した際
    にメモリへのアドレス指定を待たせ、I/Oからデータ
    を読出す手段と、同データがバス上に出力された時点で
    メモリへアドレス指定とライト指定を出力する手段と、
    メモリへデータが書き込まれたことを確認してCPUへ
    メモリリード終了を通知する手段とを具備して、CPU
    が通常のメモリリードを実行しながらI/O−メモリ間
    で高速データ転送を行なうことを特徴とするバス制御方
    式。
  3. 【請求項3】 メモリ−I/O間の高速データ転送制御
    機能をもつ情報処理装置に於いて、CPUから出力され
    たメモリリードアドレスをもとに高速データ転送モード
    を認識する手段と、高速データ転送モードを認識した際
    にメモリからのメモリリード終了出力を待たせる手段
    と、メモリからバス上に出力されたデータをI/Oに書
    き込んだ後、メモリリード終了をCPUへ出力する手段
    とを有し、CPUが通常のメモリリードを実行しながら
    メモリからI/Oへ高速データ転送を行なうことを特徴
    とするバス制御方式。
  4. 【請求項4】 メモリ−I/O間の高速データ転送制御
    機能をもつ情報処理装置に於いて、CPUから出力され
    たメモリライトアドレスをもとに高速データ転送モード
    を認識する手段と、高速データ転送モードを認識した際
    にCPUのデータバス出力を切断し、メモリライトアド
    レスに基づいてメモリからデータを読出す手段と、同デ
    ータがバス上に出力された時点でI/Oに書き込み、メ
    モリライト終了をCPUへ出力して上記データバスの出
    力切断を解除する手段とを具備して、CPUへ通常のメ
    モリライトを実行しながらメモリからI/Oへ高速デー
    タ転送を行なうことを特徴とするバス制御方式。
  5. 【請求項5】 メモリ−I/O間の高速データ転送制御
    機能をもつ情報処理装置に於いて、CPUから出力され
    たメモリライトアドレスをもとに高速データ転送モード
    を認識する手段と、高速データ転送モードを認識した際
    にCPUのデータバス出力を切断し、メモリライトアド
    レスに基づいてメモリからデータを読出す手段と、同デ
    ータがバス上に出力された時点でI/Oに書き込む手段
    と、I/Oライト終了後、CPUのデータバス出力を解
    放してメモリライトアドレスにCPUの出力データをラ
    イトし、メモリライト終了をCPUへ出力する手段とを
    具備して、CPUが通常のメモリライトを実行しながら
    メモリからI/Oへ高速データ転送を行なうとともに、
    転送後の番地にCPUからの出力データをライトするこ
    とを特徴とするバス制御方式。
  6. 【請求項6】 メモリ−I/O間の高速データ転送制御
    機能をもつ情報処理装置に於いて、CPUから出力され
    たメモリライトアドレスをもとに高速データ転送モード
    を認識する手段と、高速データ転送モードを認識した際
    にメモリにCPUのデータ出力を書き込む手段と、メモ
    リにデータが書き込まれた時点でCPUのデータバス出
    力をラッチし、I/Oに書き込む手段と、I/Oライト
    終了後、メモリライト終了をCPUへ出力し、データバ
    ス上のラッチを解除する手段とを具備して、CPUが通
    常のメモリライトを実行しながらメモリからI/Oへ高
    速データ転送を行なうことを特徴とするバス制御方式。
  7. 【請求項7】 メモリ−メモリ間の高速データ転送制御
    機能をもつ情報処理装置に於いて、CPUから出力され
    たメモリリードアドレスをもとに高速データ転送モード
    を認識する手段と、高速データ転送モードを認識した際
    にメモリからのメモリリード終了出力を待たせる手段
    と、メモリからバス上に出力されたリードデータをラッ
    チする手段と、ラッチされたデータをメモリに書き込
    み、メモリからのメモリライト終了出力を検出してメモ
    リリード終了をCPUに出力する手段とを有し、CPU
    が通常のメモリリードを実行しながらメモリからメモリ
    へ高速なデータ転送を行なうことを特徴とするバス制御
    方式。
  8. 【請求項8】 メモリ−メモリ間の高速データ転送制御
    機能をもつ情報処理装置に於いて、CPUから出力され
    たメモリライトアドレスをもとに高速データ転送モード
    を認識する手段と、高速データ転送モードを認識した際
    にCPUのデータバス出力を切断し、メモリへのアドレ
    ス指定及びライト指定を待たせる手段と、データバス出
    力切断後、メモリからデータを読出す手段と、メモリか
    ら読出したデータをラッチする手段と、メモリからのデ
    ータをラッチ後、メモリへメモリアドレス指定とライト
    指定を出力し、ラッチデータをデータバス上に出力して
    メモリに書き込み、データバス出力の切断を解除する手
    段とを有し、CPUが通常のメモリライトを実行しなが
    らメモリからメモリへ高速データ転送を行なうことを特
    徴とするバス制御方式。
  9. 【請求項9】 ラッチデータをメモリにライトする際、
    メモリライト終了毎にメモリアドレスを指定値分インク
    リメント又はデクリメントするアドレス生成手段を有し
    て、転送先メモリアドレスをCPUからのアドレス指定
    に代わり発行する請求項7記載のバス制御方式。
  10. 【請求項10】 メモリリードデータをラッチする際、
    メモリリード終了毎にメモリアドレスを指定値分インク
    リメントまたはデクリメントするアドレス生成手段を有
    して、転送元メモリアドレスをCPUからのアドレス指
    定に代わり発行する請求項8記載のバス制御方式。
  11. 【請求項11】 論理アドレス空間内に物理アドレス空
    間のメモリ領域又はI/O領域又はレジスタ領域をマッ
    ピングしている情報処理装置に於いて、メモリ領域又は
    I/O領域又はレジスタ領域である物理領域と同じ大き
    さの仮想領域を論理アドレス空間内にマッビングする手
    段と、仮想領域へCPUがリードまたはライトしたとき
    に、物理領域に対する特定のデータ転送機能を起動させ
    る手段と、マッピングされた仮想領域を開放する手段と
    を有して、CPUが物理領域と同じ大きさの仮想領域を
    アクセスする際に特定のデータ転送機能を起動させるこ
    とを特徴とするバス制御方式。
  12. 【請求項12】 特定のデータ転送機能は、CPUから
    出力されたメモリライトアドレスをもとに高速データ転
    送モードを認識してCPUのデータバス出力を切断し、
    メモリへのアドレス指定及びライト指定を待たせる手段
    と、データバス出力を切断後、I/Oからデータを読出
    し、同データがバス上に出力された時点でメモリへアド
    レス指定とライト指定を出力する手段と、I/Oデータ
    がメモリへ書き込まれたことを確認してCPUへメモリ
    ライトの終了を通知し、上記データバス出力の切断を解
    除する手段とを具備してなるI/Oからメモリへのデー
    タ転送手段であることを特徴とする請求項11記載のバ
    ス制御方式。
  13. 【請求項13】 特定のデータ転送機能は、CPUから
    出力されたメモリリードアドレスをもとに高速データ転
    送モードを認識してメモリへのアドレス指定を待たせ、
    I/Oからのデータを読み出す手段と、同データがバス
    上に出力された時点でメモリへアドレス指定とライト指
    定を出力する手段と、メモリへデータが書き込まれたこ
    とを確認してCPUへメモリリードの終了を通知する手
    段とを具備して成るI/Oからメモリへのデータ転送手
    段であることを特徴とする請求項11記載のバス制御方
    式。
  14. 【請求項14】 特定のデータ転送機能は、CPUから
    出力されたメモリリードアドレスをもとに高速データ転
    送モードを認識してメモリからのメモリリード終了出力
    を待たせる手段と、メモリからバス上に出力されたデー
    タをI/Oに書き込んだ後、メモリリード終了をCPU
    へ出力する手段とを具備してなるメモリからI/Oへの
    データ転送手段であることを特徴とする請求項11記載
    のバス制御方式。
  15. 【請求項15】 特定のデータ転送機能は、CPUから
    出力されたメモリライトアドレスをもとに高速データ転
    送モードを認識してCPUのデータバス出力を切断し、
    メモリライトアドレスに基づいてメモリからデータを読
    出す手段と、同データがバス上に出力された時点でI/
    Oに書き込み、メモリライト終了をCPUへ出力して上
    記データバスの出力切断を解除する手段とを具備して成
    るメモリからI/Oへのデータ転送手段であることを特
    徴とする請求項11記載のバス制御方式。
  16. 【請求項16】 特定のデータ転送機能は、CPUから
    出力されたメモリライトアドレスをもとに高速データ転
    送モードを認識してCPUのデータバス出力を切断し、
    メモリライトアドレスに基づいてメモリからデータを読
    出す手段と、同データがバス上に出力された時点でI/
    Oに書き込む手段と、I/Oライト終了後、CPUのデ
    ータバス出力を解放してメモリライトアドレスにCPU
    の出力データをライトし、メモリライト終了をCPUへ
    出力する手段とを具備して成るメモリからI/Oへのデ
    ータ転送手段であることを特徴とする請求項11記載の
    バス制御方式。
  17. 【請求項17】 特定のデータ転送機能は、CPUから
    出力されたメモリライトアドレスをもとに高速データ転
    送モードを認識してCPUのデータバス出力を切断し、
    メモリライトアドレスに基づいてメモリからデータを読
    み出す手段と、同データがバス上に出力された時点でI
    /Oに書き込む手段と、I/Oライト終了後、メモリラ
    イト終了をCPUへ出力し、CPUのデータバス出力を
    解放する手段とを具備して成るメモリからI/Oへのデ
    ータ転送手段であることを特徴とする請求項11記載の
    バス制御方式。
  18. 【請求項18】 特定のデータ転送機能は、CPUから
    出力されたメモリライトアドレスをもとに高速データ転
    送モードを認識してCPUのデータバス出力を切断し、
    メモリライトアドレスに基づいてメモリからデータを読
    み出す手段と、同データがバス上に出力された時点でI
    /Oに書き込む手段と、I/Oライト終了後、CPUの
    データバス出力を解放してメモリライトアドレスにCP
    Uの出力データをライトし、メモリライト終了をCPU
    へ出力する手段とを具備して成るメモリからI/Oへの
    データ転送かつ、その後メモリにCPUからの出力デー
    タをライトする手段であることを特徴とする請求項11
    記載のバス制御方式。
  19. 【請求項19】 特定のデータ転送機能は、CPUから
    出力されたメモリリードアドレスをもとに高速データ転
    送モードを認識してメモリからのメモリリード終了出力
    を待たせる手段と、メモリからバス上に出力されたリー
    ドデータをラッチする手段と、ラッチされたデータをメ
    モリに書き込み、メモリからのメモリライト終了出力を
    検出してメモリリード終了をCPUに出力する手段とを
    具備してなるメモリからメモリへのデータ転送手段であ
    ることを特徴とする請求項11記載のバス制御方式。
  20. 【請求項20】 特定のデータ転送機能は、CPUから
    出力されたメモリライトアドレスをもとに高速データ転
    送モードを認識してCPUのデータバス出力を切断し、
    メモリへのアドレス指定及びライト指定を待たせる手段
    と、データバス出力切断後、メモリからデータを読出す
    手段と、メモリから読出したデータをラッチする手段
    と、メモリからのデータをラッチ後、メモリへメモリア
    ドレス指定とライト指定を出力し、ラッチデータをデー
    タバス上に出力してメモリに書き込み、データバス出力
    の切断を解除する手段とを具備してなるメモリからメモ
    リへのデータ転送手段であることを特徴とする請求項1
    1記載のバス制御方式。
JP20770694A 1993-09-20 1994-08-31 バス制御方式 Pending JPH07141287A (ja)

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JP5-233655 1993-09-20
JP23365593 1993-09-20
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100605902B1 (ko) * 1999-12-11 2006-08-01 삼성전자주식회사 통신시스템에서 제어버스 억세스 장치 및 방법
JP2008234112A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Fujitsu Ltd Cpu制御バスにおけるデータ転送制御方法及び装置
CN109991480A (zh) * 2019-04-01 2019-07-09 山西省计量科学研究院 M-Bus信号仪表在有意辐射干扰下的检测装置及方法

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