JPS5922251B2 - 多数未完情報要求を与えるシステム - Google Patents

多数未完情報要求を与えるシステム

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JPS5922251B2
JPS5922251B2 JP54000536A JP53679A JPS5922251B2 JP S5922251 B2 JPS5922251 B2 JP S5922251B2 JP 54000536 A JP54000536 A JP 54000536A JP 53679 A JP53679 A JP 53679A JP S5922251 B2 JPS5922251 B2 JP S5922251B2
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flop
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HANEIUERU INFUOOMEISHON SHISUTEMUSU Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明の装置は、データ処理システムに関し、特に共通
の入出力バスの至る所で行われるデータ処理操作に関す
る。
共通バスの至る所に結合された複数個の装置を有するシ
ステムにおいて、情報の双方向の転送がこのような装置
間に与えることができる整然としたシステムが設けられ
ねばならない。
この問題は、このような装置が例えば1個以上のデータ
・プロセサ、1個以上の記憶装置、および磁気テープ記
憶装置、ディスク記憶装置、カード読取り装置等の各種
のタイプの周辺装置を含む時、更に複雑になる。このよ
うなシステムを相互に連絡するため種々の方法および装
置が従来技術において公知である。
このような従来技術のシステムは、共通のデータ・バス
経路を有するものから種々の装置間に専用の経路を有す
るもの迄種類がある。このようなシステムは又、バス・
タイプと組合せて同期操作又は非同期操作のいずれかの
ための機能を有する。このようなシステムのあるものは
、このような装置が接続されあるいは作用する方法とは
無関係に、例えば転送が中央プロセサ以外の装置間の場
合でさえバス上のこのようなデータ転送に対し中央プロ
セサの制御を必要とする。更に、このようなシステムは
、通常各種のパリテイ検査装置、優先順位機構、および
割込み構造を含むものである。このような構造形式は米
国特許第3866181号に示されている。別のものは
米国特許第3676860号に示される。
共通バスを使用するデータ処理システムは、米国特許第
3815099号に示される。このようなシステムにお
けるアドレス指定操作が行われる方法と共に、例えば諸
装置のいずれか1つがデータ転送を制御し得る方法は、
システムの構成、即ち共通バスがあるか、その操作が同
期型か非同期型か、等に依存している。システムの応答
能力および処理能力は、非常にこれ等の種々の構成に依
存するのでぁる。ある特定の構造型式が米国特許第39
93981号、同第3995258号、同第39978
96号、同第4000485号、同第4001790号
、同第4030075号に示されているが、これ等は非
同期的に作用する共通バスを記載している。本発明は、
これ等の改良であつて、システムの処理能力は、共通デ
ータ・バス上にある装置をして、共通データ・バス上の
別の装置が要求側の装置に情報の多数ワードを与えるこ
と、を要求させることにより改善される。本発明はこれ
等の改.良であつて、システム処理能力は共通データ・
バス上の一装置に、共通データ・バス上の他の装置に対
し要求側装置に情報を与える旨要求することを可能にす
ることにより改善される。本発明は、共通バス上の装置
が第1の要求に対する応答を得・る前に第2の情報要求
を行うのを支援し、それによつて装置が多数の同時に未
完状態にある要求を有することができるようにする。各
情報要求に対し応答情報にて再送出される機能コードを
付けることにより、複数の応答を要求側の装置はどんな
順序でも受取ることができる。この方法は、多重応答装
置例えば2つのメモリー・コントローラから平行して検
索される被要求情報を与えることにより、唯1つの未完
の要求のみを許容するシステムと比ベシステム処理能力
を増強するものである。更にこの方法は、複数の応答を
要求側装置がいかなる順序でも受け取ることができるよ
うにし、これによりもし応答情報が要求された順序で受
取らねばならない場合よりも速く要求側の装置に要求し
た情報を与えることにより、システムの処理能力を増強
するものである。又複数の応答をどんな順序でも受取る
ことを可能にすることにより、もし応答装置が応答でき
る前により早い要求が応答を受けるのを待機しなければ
ならない場合よりも早く、応答装置は別の要求に備えて
自由になり得るのである。従つて、本発明の主な目的は
、共通バスに接続されるある装置が1つ以上の他の装置
に対して同時に未完の状態である多数の情報要求を有す
ることを可能にする方法で複数個の装置を共通バスに接
続させる改良されたシステムの提供にある。
発明の要約本発明の前記および他の目的は、非同期的に
生成された情報転送サイクルの間複数個の装置の内の2
装置間で共通バスを介して情報を転送するよう結合され
た前記複数個の装置からなるシステムの提供により達成
される。
これ等装置の第1のものは、第1の要求転送サイクルの
間前記装置の第2の装置に対する第1の情報の転送を可
能にするための装置を含んでいる。この第1の情報は、
以降の第1の応答転送サイクルの間第2の装置が第2の
情報を第1の装置に転送することに対する要求である。
第1の装置は、第2の要求転送サイクルの間前記複数の
装置の第3の装置に対する第3の情報の転送を可能にす
るための別の装置を含んでいる。第3の情報は、以後の
第2の応答転送サイクルの間第3の装置が第1の装置へ
第4の情報を転送することに対する要求である。第2の
情報を求める第1の要求が未解決である間第4の情報を
求める第2の要求が生じることを可能にする装置が設け
られ、それによつて第1の装置は多数の未完の要求を有
することができる。第1の装置は、第1の情報における
第1の機能コードと第3の情報における第2の機能コー
ドの転送を可能にする装置を含んでいる。第2と第3の
装置は、要求転送サイクルの間それら機能コードを受取
り記憶することを可能にし、かつ応答転送サイクルの間
第2と第4の情報において記憶されたそれら機能コード
を転送することを可能にする装置を有する。第1の装置
は、第2と第4の情報を受取り、応答側の第2又は第3
の装置により転送されるそれら機能コードに基いて第2
と第4の情報を識別する装置を含んでおり、これにより
複数の応答が第1の装置によりいかなる順序でも受取る
ことができるようにする。第1の要求転送サイクルと第
2及び第4の情報の転送に関連した最後の転送サイクル
との間の期間において共通バス上で他の装置が通信する
ことを可能にするための装置が設けられている。好まし
い実施例の詳細説明 本発明の共通バスは、システム内の2つの装置間の通信
経路を提供する。
このバスは非同期構造であつて、バスに接続された種々
の速度の諸装置が同一のシステム内で効率的に作用でき
るようにする。本発明に使用されるバスの構成は、記憶
転送、割込み、データ・状態および指令の転送を含む通
信を許容する。典型的なシステムの全体的構成は第1図
に示される。バス要求および応答サイクル バスは、共通の(共有された)信号経路を介してある時
点でどの2つの装置でも相互に連絡できるようにする。
連絡を所望する装置はどれも1つのバス・サイクルを要
求する。このバス・サイクルが与えられると、前記装置
はマスターとなつてシステム内の他のどんな装置でもス
レーブ装置としてアドレス指定できる。殆んどの転送は
マスターからスレーブの方向に生じる。あるタイプのバ
ス交換は1つの応答サイクル(例えば、単一取出しのメ
モリー読出し)を必要とする。1つの応答サイクルが要
求される場合、要求側はマスターの役割をとり、応答を
要求することを表示し、自身の識別をスレーブに対し示
す。
要求した情報が使用可能となると(スレーブ応答時間に
依存)、スレーブはマスターの役目をとり、要求側装置
に対する転送を開始する。これにより、この事例で2つ
のバス・サイクルを要した1つの取出し交換を完了する
。これ等2つのサイクル間(要求サイクルと応答サィク
ノ(ハ)のバスの介在時間は、これ等2個の装置を含ま
ない他のシステム・トラフイックに使用できる。あるタ
イプのバス交換は、2つの応答サイクル(例えば、2重
取出しのメモリー読出し)を必要とする。
2つの応答サイクルが要求される場合、要求側の装置は
マスターの役割をとり、2つの応答(転送される各ワー
ドに対して1つの応答)が要求されることを2重取出し
標識をセツトすることにより表示し、そしてそれ自体の
識別をスレーブに対して示す。
第1の応答サイクルを開始する前に、スレーブ装置は情
報の第1および第2の両ワードが応答装置(スレーブ)
内に存在することを検査する。要求した情報の第1のワ
ードが使用可能となる時(スレーブ応答時間に依存)、
スレーブ装置はマスターの役割をとり、要求側の装置に
対する転送を開始する。もし両方のワードが第1の応答
サイクルの間応答装置にあれば、応答装置は、要求側の
装置に対して、再び2重取出し標識をセツトすることに
より、これが2つの応答サイクルの第1の応答サイクル
であり、かつ第2の応答サイクルがこれに続くことを表
示する。要求した情報の第2のワードが使用可能となる
時、スレーブは再びマスターの役割をとつて要求側の装
置に対する転送を開始する。第2の応答サイクルの間、
応答装置は2重取出し標識をセツトせず、これによつて
要求側の装置に対しこれが最後の応答サイクルであるこ
とを表示する。これにより、この場合は3つのバス・サ
イクルを要する2重取出し交換操作を完了する。これ等
の3つのサイクルの内どの2つの間のバスの介在時間も
これ等2つの装置を含まない他のトラフィツクのために
使用できる。応答側の装置に第1のワードのみが存在す
る2重取出し要求の場合、情報が使用可能となると、応
答側の装置は1つの応答サイクルで返答し、この場合2
重取出し標識がセツトされず、要求側の装置に対して第
1の応答サイクルが最後の応答サイクルとなることを表
示する。
このため、この場合に2つのバス・サイクル(1つの要
求サイクルと1つの応答サイクル)を要した交換操作を
完了する。もしこの2重取出し要求を発生した装置が依
然として情報の第2ワードを所望するならば、その要求
側の装置は、要求サイクルを開始しなければならず、そ
してメモリー読出しの場合には所望の第2ワードのアド
レスを与えなければならない。単一取出し要求又は2重
取出し要求のいずれでもよいこの第2の要求に対しては
、第2の要求において要求された情報の第1ワードを含
むスレーブ装置が応答する。バス信号およびタイミング 1つのマスターは、バス上の他のどの装置でもスレーブ
としてアドレス指定することができる。
このマスターは、アドレス・リード上にスレーブ・アド
レスをおくことによつてこの操作を行う。例えば24の
アドレス・リードがあつて、これはメモリー参照信号(
BSMREF)と呼ばれる付随する制御リードの状態に
従つて2つの解釈の内いずれかをとり得る。メモリー参
照信号が2進数零であれば、第2図のフオーマツトは、
24番目のアドレス・リードが最下位ビツトであるよう
なアドレス・リードに適用する。本文において用いる如
く、2進数零および2進数1なる語はそれぞれ電気信号
のローおよびハイの状態を表示する。もしメモリー参照
信号が2進数1ならば、第3図に示す如き24ビツトに
対するフオーマツトが適合する。一般に、メモリーがア
ドレス指定される時、バスは224迄のバイトをメモリ
ーにおいて直接アドレス指定できるようにする。もし複
数の装置が制御情報、データ又は割込みを送つている時
、これ等装置はチヤネル番号により相互をアドレス指定
する。このチヤネル番号は、バスにより210迄のチヤ
ネルのアドレス指定を可能にする。チヤネル番号と共に
、この転送が26迄の可能な機能のどれを意味するかを
指定する6ビツトの機能コードが送られる。マスターが
スレーブからの応答サイクルを要求する時、マスターは
、BSWRITE−で示される制御リードの1つの状態
(読出し指令)によりこのことをスレーブに表示する(
他の状態は応答を必要としない、即ち書込み指令)。こ
の場合、マスターはそれ自体の識別をあるチャネル番号
によりスレーブに与える。データ・リードは、バス・ア
ドレス・リードとは反対に、第4図のフオーマツトに従
つて符号化されて、スレーブから応答が要求される時マ
スターの識別を表示する。応答サイクルは、非メモリー
参照転送により要求側に指向される。第2の半バス・サ
イクル(BSSHBC−)として示される制御リードは
使用可能の状態にされてこれが待機されたサイクルであ
ることを表示する(別の装置からの要求されない転送に
比較して)。マスターがあるスレーブから2重取出しを
要求する時、マスターはこのことをBSDBPLで示さ
れる制御リードの1つの状態によつてスレーブに対し表
示する(その他の状態は2重取出しを要求しない、即ち
単一取出し)。スレーブがマスターの要求に応答する時
、この同じ制御リード(BSDBPL−)の1つの状態
を用いて、この応答サイクルが2つの応答サイクルの第
1の応答サイクルであることを要求側の装置に対して表
示する(その他の状態はこれが2重取出し操作の最後の
応答サイクルであることを表示する)。分配されたタイ
遮断回路網は、バス・サイクルを与えかつバスの使用の
ための同時の要求を解消する機能を与える。優先順位は
バスの物理的位置に基いて与えられ、最上位の優先順位
は、バスの最初の装置に与えられる。タイ遮断機能を行
うロジツク回路がバスに接続された全ての装置に分布さ
れ、これについては米国特許第4030075号に記載
されており、又その改良については米国特許出願第75
4480号(米国特許第4096569号)に記載され
ており、これ等の米国特許および米国特許出願は本文に
参考のために引用されている。
ある典型的なシステムにおいては、メモリーは最も上位
の優先順位が与えられ、中央プロセサは最下位の順序が
与えられ、他の装置はその性能の要件に基いて位置付け
される。中央プロセサに対するタイ遮断機能を行うロジ
ツク回路は第8図に、又メモリーに対するそれは第9図
に示される。このように、第1図においては、本発明の
典型的なシステムはメモリー1−202乃至N−204
(最上位の優先順位を有する)と結合され、又最下位の
順位を有する中央プロセサ206と結合された多重回線
バス200を含んでいる。
又、バスに接続されるものは、例えば科学計算装置20
8および種々のコントローラ210,212,214が
含まれる。コントローラ210は、例えば4個のユニツ
ト・レコード周辺装置216を制御するよう結合される
。コントローラ212はモデム(MODEM)装置を介
して通信制御を行うために用いられるが、コントローラ
214はテープ周辺装置218又はデイスク周辺装置2
20の如き大容量記憶装置の制御に使用することができ
る。前述の如く、バス200と結合された諸装置のいず
れもバスに接続された1つのメモリー又は他のどんな装
置でもアドレス指定することができる。このように、テ
ープ周辺装置128はコントローラ214を介してメモ
リー202をアドレス指定することができる。以下に更
に論述するように、バスと直接接続されたこのような装
置は各々、米国特許第4030075号に示され論述さ
れ、その改良については米国特許出願第754480号
に記載されたタイ遮断ロジツク回路を含み、このような
装置は各々、典型的な2重取出しメモリー・アドレス・
ロジツク回路に対しては第9図および第9A図に関し、
又典型的な2重取出し中央プロセサ・アドレス・ロジツ
ク回路に対しては第11図および第11A図に関して論
述されるようなアドレス・ロジツク回路を含んでいる。
典型的な基本装置コントローラに対するアドレス・ロジ
ツク回路は又米国特許第4030075号において論述
される。装置216,218および220の如きバスに
接続される直接接続されない装置も又タイ遮断用ロジツ
ク回路を有する。チヤネル番号は、メモリー・アドレス
により識別されるメモリー・タイプの処理素子を除いて
、特定のシステムにおける各終点に対し存在する。
チヤネル番号はこのような各装置に対して割当てられる
。完全な2重装置は、半2重装置と共に、2つのチヤネ
ル番号を用いる。出力専用装置又は入力専用装置はそれ
ぞれ1つのチヤネル番号のみを使用する。チヤネル番号
は容易に変更でき、従つて1つ以上の16進ロータリ・
スイツチ(つまみ型スイツチ)をそれぞれバスに接続さ
れた装置のアドレスを表示又はセツトするために使用す
ることができる。このように、あるシステムを構成する
時、特定のシステムに適当となるようにバスに接続され
た特定の装置に対してチャネル番号が表示される。多重
入出力(1/O)ポートを有する装置は一般に1プロツ
クの連続チヤネル番号を必要とする。例えば、4ポート
の装置は、ロータリ・スイツチを用いてチヤネル番号の
上位の7ビツトを割当て、その下位の3ビツトを用いて
ポート番号を規定しかつ出力ポートから入力ポートを識
別する。スレーブ装置のチヤネル番号は、第3図に示す
如く全ての非メモリー転送に対するアドレス・バス上に
生じる。各装置は、この番号をそれ自体の内部で記憶さ
れた番号(ロータリ・スイツチにより内部に記憶される
)と比較する。比較操作を実行する装置は、定義により
スレーブであり、このサイクルに応答しなければならな
い。一般に、1つのシステムにおけるどの2つの点も同
じチヤネル番号に割当てられない。第3図に示す如く、
特定のバス即ちI/O機能が非メモリー転送のためバス
・アドレス・リードのビツト18乃至23により表示さ
れる如く実施することができる。機能コードは出力又は
入力操作を表示できる。全ての奇数機能コードは出力転
送(書込み)を表示し、偶数の機能コードは入力転送要
求(読出し)を表示する。例えば、機能コード00(ベ
ース16)は単一取出しのメモリー読出しを表示するの
に使用され、機能コード20(ベース16)は2重取出
しの読出し操作を表示するため使用される。中央プロセ
サは、入出力指令に関し6ビツトの機能コード・フイー
ルドの最下位のビツト23を検査し、そして方向を指示
するためバス・りードを使用する。種々の出力および入
力機能が存在する。
出力機能の1つは、あるデータ量例えば16ビツトをバ
スからチヤネルにロードする一指令である。個々のデー
タ・ビツトの意味は具体的な構成要素であるが、データ
量は具体的な構成要素の機能性に従つて記憶され、送出
され、転送されるデータを意味するように選択される。
別のこのような出力機能は、例えば24ビツトの量を1
つのチヤネル・アドレス・レジスタ(図示せず)にロー
ドする一指令である。このアドレスはメモリー・バイト
・アドレスであつて、チャネルがデータの入力又は出力
を開始するメモリーにおける開始ロケーシヨンを示す。
種々の他の出力機能は、特定の転送用のチヤネルに割当
てられるメモリー・バツフアのサイズを規定する出力範
囲指令と、その個々のビツトにより特定の応答を惹起す
る出力制御指令と、印刷指令の如き出力タスク機能と、
ターミナル速度、カード読出しモード等の如き諸機能を
示す指令である出力構成と、例えば16ビツト・ワード
を第5図に示す如きフオーマツトでチヤネルにロードす
る指令である出力割込み制御を含む。初めの10ビツト
は中央プロセサのチャネル番号を表示し、10乃至15
ピツトは割込みレベルを表示する。割込みと同時に、中
央プロセサのチヤネル番号はアドレス・バスに戻され、
割込みレベルはデータ・バス上に戻される。入力機能は
、入力データが装置からバスに対して転送される場合を
除いて出力機能と同様な機能を有する。
このように、入力機能は、タスク構成および入力指令と
共に、入力データ、入力アドレスおよび入力範囲指令を
含んでいる。更に、装置識別指令が含まれ、これにより
チャネルはその装置の識別番号をバスに入れる。又、2
入力指令が含まれ、これによつて状態ワード1又は状態
ワード2が今述べたようにチヤネルからバス上におかれ
る。状態ワード1からの表示は、例えば、特定の装置が
作用状態にあるかどうか、バスから情報を受入れる用意
があるかどうか、エラー状態があるかどうか、アテンシ
ヨンが必要かどうか等を含む。
状態ワード2は、例えば、パリテイの表示、訂正不可能
なメモリーがあるか訂正されたメモリー・エラーがある
か、適法の指令があるか、あるいは例えば非存在装置又
は資源があるかどうかを含む。前述の如く、固有の装置
識別番号がバスに接続された異なるタイプの個々の装置
に割当てられる。この番号は、入力機能指令に応答して
バスに与えられ、入力装置識別と称する。この番号は第
6図に示されたフオーマツトにおいてデータ・バスに入
れられる。便宜のため、番号は必要に応じて装置を識別
する13ビツト(ビツト0乃至12)および装置のある
機能性を識別する3ビツト(ビツト13乃至15)に分
けられる。中央プロセサに割込みを欲する装置は1つの
バス・キイクルを要求する。
このバス・サイクルが与えられる時、この装置はバス上
にその割込みベクトルをおき、この割込みベクトルとは
中央プロセサのチヤネル番号と割込みレベル番号を含ん
でいる。このように装置はその割込みベクトルとしてマ
スターのチヤネル番号およびその割込みレベル番号を与
える。もしこれが中央プロセサのチヤネル番号であれば
、中央プロセサは与えられたそのレベルが数値的に現時
点の内部の中央プロセサレベルより小さく、かつ中央プ
ロセサが丁度別の割込みを受入れていない場合、この割
込みを受入れる。受入れはバスACK信号(BSACK
R−)によつて表示される。もし中失プロセサがこの割
込みを受入れることができなければ、NAK信号が戻さ
れる(BSNAKR−)。NAK(時にはNACKとも
表示される)信号を受取る装置は、通常の割込み再開を
示す信号が中央プロセサから受取られる(BSRINT
−)時再試行する。中央プロセサは、あるレベル変更を
完了した時この信号を発し、従つて再び割込みを受入れ
られる場合がある。マスターのチャネル番号は、2チャ
ネル以上が同じ割込みレベルにあり得るため使用される
ベクトルに与えられる。割込レベル0は、装置が割込み
を行わないことを意味するよう規制されるため、別な意
味を有する。第7図はバスのタイミング図を示し、これ
については更に詳細に以下に説明する。しかし、一般に
タイミングは下記の如くである。タイミング信号は、マ
スターからバスに接続された1つのスレーブに対する全
ての転送に適用する。転送が生じ得る速度は、システム
の構成に依存する。即ち、バスに接続される装置の数が
多い程、又バスが長い程、伝播の遅れのために、バス上
の通信にはより長い時間がかかる。他方、バス上の装置
数が少い程、応答時間は短くなる。従つて、バスのタイ
ミングは本質的には全く非同期的である。バス・サイク
ルを欲するマスターは1つのバス要求を行う。信号BS
REQTはバス上の全ての装置に対して共通であり、も
し2進数零であれば、少くとも1個の装置がバス・サイ
クルを要求中であることを表示する。このバス・サイク
ルが与えられると、信号BSDCNN−が2進数零にな
つて、第8図および第9図に関して更に詳細に論述する
ようにタイ遮断機能が完了すること、およびこの時1つ
の特定のマスターがこのバスの制御を司ることを表示す
る。信号BSDCNN−が2進数零になる時、マスター
はバスに送られるべき情報を与える。バス上の各装置は
信号BSDCNN−から内部ストロープを生じる。この
ストローブは、例えばBCDCNN信号の2進数零の状
態の受取りから約60ナノ秒だけ遅れる。この遅れがス
レーブにおいて完了するとき、バス伝播時間の変化は計
算に入れられ、各スレーブ装置はそのアドレス(メモリ
ー・アドレス又はチャネル番号)を認識することができ
るようになる。このアドレス指定されたスレーブは、こ
の時ACK.NAK又はWAIT信号、即ち更に詳細に
言えば、BSACKR−、BSNAKR又はBSWAI
T信号の3つの応答の内の1つを行うことができる。こ
の応答はバス上に送出され、スレーブが要求された動作
を認識した旨のマスターに対する信号として作用する。
次いで制御回線は第7図に示す如きシーケンスで2進数
1の状態に戻る。このように、バスの初期接続手順は完
全に非同期であり、各推移は先行の推移が受取られた時
にのみ生じる。個々の装置は、従つてストローブとAC
K間等の異なる時間の長さをとり、推移はその個々の内
部的機能性に依在する。バスのタイム・アウト機能は生
じ得る停止を防止するために存在する。バス上を転送さ
れる情報は例えば50信号即ち50ビツトを含み、これ
は下記の如く24のアドレス・ビツトと、16データ・
ビツトと5制御ビツトと5つの保全ビツトに分解できる
これ等の各種の信号については以下に論述する。更に詳
細には第8図および第9図に関して説明されるタイ遮断
機能は、サービスを求める異なる装置からの同時の要求
を解決し、位置の優先順位システムに基いてバス・サイ
クルを与える機能である。
前に述べたように、メモリーは最上位の優先順位を有し
、中央プロセサは最下位の優先順位を有し、これ等は物
理的にバス200の両端部に存在する。他の装置は中間
の位置を占有し、バスのメモリー末端に対するその近さ
に関して増進する優先順位を有する。優先順位ロジツク
は、タイ遮断機能を確保するためバスに直接接続された
装置の各々に含まれる。このような装置の各優先回路網
は付与フリツプフロツプを有する。いかなる時点におい
ても、た\1つの付与フロツプがセツトされ、規定によ
りこの装置がそのバス・サイクルに対するマスターとな
る。どの装置もいつでもユーザ要求を行うことができ、
こうしてそのユーザ・フロツプをセツトする。従つて、
いかなる時も多くのユーザ・フロツプがセツトでき、そ
の各各は将来のバス・サイクルを表示する。更に、バス
における各装置が要求フロツプを含む。全ての装置を一
緒に考える時、要求フロツプは要求レジスタとして考え
ることができる。どんなに多くの要求が継続中であつて
も唯1つの付与フロツプをセツトするよう作用するタイ
遮断回路網を提供するのはこのレジスタの出力である。
特に、もし継続中の要求がなければ、要求フロツプはセ
ツトされない。最初にセツトするユーザフロツプはその
要求フロツプをセツトさせる。これは更に、前述の如く
僅かな遅れの後他の装置がその要求フロツプをセツトす
ることを禁止する。このように、この時生じるのは全て
のユーザ要求のスナツプシヨツトがある期間(遅延期間
)生じることである。その結果その到着に応じてこの遅
延期間中多くの要求フロツプがセツトされる。要求フロ
ツプがその出力を安定状態にさせるためには、各装置は
このような安定状態が生じたことを保証するためこの遅
れを含んでいる。装置がその要求フロツプをセツトして
おり、遅延時間が経過し、かつ高い順位の装置がこのバ
ス・サイクルを要求していない場合、その装置と関連し
た特定の付与フロツプがセツトされる。この時別の遅延
期間の後ストローブ信号が生じ、マスターがスレーブ装
置からACK.NAK又はWAIT信号を受取る時最後
に付与フロツプがクリア(りセツト)される。前に述べ
たように、3つの可能なスレーブ応答ACK.NAK又
はWAIT信号がある。更に、応答が全くない第4の状
態がある。バスにおけるどの装置もこれにアドレス指定
された転送を識別しない場合、応答は生じない。この時
タイム・アウト機能が生じ、NAK信号が受取られるこ
とによりバスをクリアする。もしスレーブがマスターか
らバス転送を受取ることができてこれを行うことを欲す
るならば、ACK信号が生じる。もしスレーブが一時的
に使用中の状態でこの時転送を受入れることができない
ならば、WAIT応答がスレーブにより生成される。W
AIT信号の受取りと同時に、マスターはこれに与えら
れる次のバス・サイクルにおいてこのサイクルを再試行
して成功する迄これを継続する。中央プロセサがマスタ
ーである時スレーブからのWAIT応答の原因の内ある
ものは、例えばメモリーがスレーブでありこのメモリー
が別の装置からの要求に対して応答する時か、あるいは
例えばもしコントローラがメモリーからの応答を待機し
ているかあるいはコントローラが前の入出力指令をまだ
処理していない場合の如きコントローラがスレーブであ
る時である。スレーブにより表示されるNAK信号は、
これがこの時点の転送を受入れることができないことを
意味する。NAK信号の受取りと同時に、マスター装置
は即時再試行を行わないがマスターのタイプに従つて特
定の動作を行なう。これ迄一般的に示したように、バス
上には基本タイミング信号があり、これがその初期接続
手順機能を行う。
これ等の5つの信号は、前述の如く、2進数零のときバ
ス上の1個以上の装置がバス・サイクルを要求している
ことを表示するBUSREQUEST信号(BSREQ
T−)と、2進数零のとき特定のマスターがバス転送を
行つておりかつある特定のスレーブによる使用のためバ
スに情報を入れていることを表示するDATACYCL
ENOW信号と、スレーブが2進数零にすることにより
この転送を受入れ中である旨を示すためスレーブにより
マスターに対して生成されたACK信号(BSACKR
−)と、2進数零のときこの転送を拒否することをマス
ターに対し表示するスレーブによりマスターに対し生成
されたNAK信号(BSNAKR−)と、2進数零の時
スレーブが転送に対する決定を延期していることを表示
するためスレーブによりマスターに対して生成された信
号であるWAIT信号(BSWAIT−)である。
更に前述の如く、各バス・サイクルの情報内容として転
送される50もの情報信号があり得る。
これ等信号は、ストローブ信号の前縁部においてスレー
ブによる使用に有効である。以下の全ての論議は例示の
ためであり、ビツト数は異なる機能に対して変更が可能
であることを理解すべきである。このように、データに
対して与えられた16リード即ちビツト、更に詳細には
信号BSDTOO一乃至BSDTl5−がある。
アドレスに対しては24のリード、更に詳細には信号B
SADOO一乃至BSAD23−が与えられる。メモリ
ー参照信号に対しては1ビツトが与えられ、これは2進
数零の時アドレス・リードが1つのメ 5モリ一・アド
レスを有することを表示する。メモリー参照信号が2進
数1である時、アドレス・リードは第3図に示す如く1
つのチヤネル・アドレスと1つの機能コードを含むこと
を表示する。更に、バイト信号(BSBYTE−)も与
えられこ 4の信号は、2進数零の時、その時の転送が
1ワードが一般に2バイトからなるワード転送ではなく
バイト転送であることを表示する。又、書込み信号(B
SWRIT−)も与えられ、この信号は、フ2進数1の
時スレーブが情報をマスターに与えるよう要求されてい
ることを表示する。
別個のバス転送がこの情報を与える。更に、前に要求さ
れた情報であることをスレーブに対して表示するためマ
スターにより使用される第2の半バスサイクル信号(B
SSHBC−)が与えられる。バス上の1対の装置が読
出し操作(信号BSWRIT−により表示)を開始した
時から第2のサイクルが生じて転送(BSSHBC−に
より表示)を完了する迄、両方の装置はバス上の他の全
ての装置にとつて使用中となり得る。又バス上の50の
情報信号には2重取出し信号も含まれる。この2重取出
し信号(BSDBPL−)は2重取出し操作を生じさせ
るのに使用される。これは多重サイクル・バス転送で、
これにより1つの要求サイクルにおいてマスター装置が
1つのスレーブ装置から2ワードの情報を要求する。ス
レーブ装置は、要求されたデータの各ワードに1つの応
答サイクルの割で2つの応答サイクルを提供することに
より2重取出し要求に応答する。これは、もし2つの単
一取出し操作が実施される場合に必要とされる4つのバ
ス・サイクル(第1要求サイクル、第1応答サイクル第
2要求サイクル、および第2応答サイクル)とは対照的
に、3つのバス・サイクル(要求サイクル、第1応答サ
イクル、および第2応答サイクル)において2ワードの
情報をマスターに与えることによりバス上のトラフイツ
クを減少する。この2重取出し操作の一例はメモリーか
ら2ワードを要求する中央プロセサであつて、その3つ
のバス・サイクルは下記の如くである。第1のバス・サ
イクル即ち要求サイクルの間、信号BSMREF一は2
進数零であつてアドレス・バスが第1ワードのメモリー
・アドレスを含みかつデータ・バスが中央プロセサのチ
ャネル番号を含むことを表示し、信号BSWRIT−は
2進数1であつて応答(メモリー読出し)が要求される
ことを表示し、信号BSDBPL−は2進数零であつて
2重取出し操作であることを表示し、更に信号BSSH
BCは2進数1であつて第2の半バス・サイクルでない
ことを表示する。2重取出し操作の第2のバス・サイク
ルの間、アドレス・バスは中央プロセサのチヤネル番号
を含み、データ・バスはメモリー・データの第1ワード
を含み、信号BSSHBCは2進数零であつて第2の半
バス・サイクル(読出し応答)を表示し、信号BSDB
PL−は2進数零であつて第1の応答サイクルでありか
つ第2の応答サイクルが読くことを表示し、信号BSM
REF−は2進数1であり、信号 BSWRIT−はメモリーによつてセツトされず従つて
2進数1である。
第3のバス・サイクル、即ち第2の応答サイクルの間、
アドレス・バスは中央プロセサのチヤネル番号を含み、
データ・バスはメモリー・データの第2ワードを含み、
信号BSSHBC−は2進数零であり読出し応答を表示
し、信号BSDBPL−は2進数1でありこれは最後の
応答サイクルであることを表示し、信号BSMREF−
は2進数1であり、信号BSWRIT−は2進数1であ
る。
他の全ての操作における如く、2重取出し操作の3つの
バス・サイクルのいずれか2つの間のバス上の介在時間
は、この転送に関係しない他の装置によつて使用できる
。種々のエラーおよびパリテイ信号の外に、バス上の5
0の情報信号にはロツク信号も含まれる。このロツク信
号(BSLOCK−)はロツク操作を生じさせるのに用
いられる。これは多重サイクル・バス転送であり、これ
によりある装置はメモリーのワード域又は多重ワード域
を読出しあるいは書込みし、その際他の装置が別のロツ
ク指令でその操作に割込むことをできなくする。このた
めシステムの多重処理システムへの接続が容易になる。
ロツク操作の作用は、あるタイプの操作に対するメモリ
ー・サイクルの接続時間を越えて使用中の条件を拡張す
ることである。最後のサイクルが完了する前にロツク信
号を開始しようとする他の装置はNAK応答を受取る。
しかしメモリーは依然として他のメモリー要求に応答す
る。ロツク操作の事例は読出し変更書込みサイクルで、
その3つのバス・サイクルは下記の如くである。第1の
バス・サイクルの間、アドレス・バスはメモリー・アド
レスを含み、データ・バスは要求装置のチヤネル番号を
含み、信号BSWRIT−は2進数1であつて応答が要
求されていることを表示し、信号BSLOK−は2進数
零でありかつ信号BSSHBC−は2進数1であつてこ
れはロツク操作であることを表示し、更に信号BSMR
EF一は2進数零である。読出し変更書込み操作の第2
のバス・サイクルの間アドレス・バスはその要求装置の
チャネル番号を含み、データ・バスはメモリー・データ
を含み、信号BSSHBC−は2進数零であつて読出し
応答を表示し、信号BSMREF−は2進数1である。
第3のバス・サイクルの間、アドレス・バスはメモリー
・アドレスを含み、データ・バスはメモリー・データを
含み、信号BSLOCK−は2進数零でありかつ信号B
SSHBC−は2進数零であつて読出し変更書込み(ロ
ツク)操作の完了を示し、信号BSMREF−は2進数
零である。更に、信号BSWRIT−は2進数零であり
応答が要求されないことを表示する。他の全ての操作に
おける如く、読出し変更書込み操作の3つのバス・サイ
クルの内のどの2つの間のバス上の介在時間も、この転
送に関与しない他の装置によつて使用ができる。他の制
御信号に加えてバス上に与えられるのはバス・クリア信
号(BSMCLR−)であり、これは通常2進数1であ
り、そして中央プロセサの保守パネル上に配置されるマ
スター・クリアボタンが作動される時2進数零になる。
このバス・クリア信号は又、例えばパワー・アップ・シ
ーケンスの間2進数零になる。割込み再開信号BSRI
NT−は、中央プロセサがレベル変更を完了した時常に
このプロセサにより発せられる短期間のパルスである。
この信号が受取られると、前に割込みを行いこれを拒否
された各スレーブ装置は再び割込みを発する。次に第7
図のタイミング図について、メモリのアドレス・ロジツ
ク回路および中央処理装置に関して更に詳細に論述しよ
う。
第7図のタイミング図に関して、いずれのバス・サイク
ルにおいても3つの識別可能な部分、即ち最上位の優先
順位を要求する装置がバスを確保する期間7一A乃至7
一C、マスター装置がスレーブ装置を呼出す期間7一C
乃至7一E、およびスレーブ装置が応答する期間7一E
乃至7一Gがある。
バスが遊休状態の時、バス要求信号BSREQT−は2
進数1である。
時点7一Aにおけるバス要求信号の負になる縁部は優先
順位回路サイクルを開始する。優先順位回路が決定を行
い(時点7一B)そしてバスのマスター・ユーザを選択
するため本システム内に許容される非同期遅延がある。
バス上の次の信号は、BSDCM←即ちDATACYC
LENOW信号である。このBSDCNN一信号の時点
7一Cにおける2進数零への推移は、バスの使用がマス
ター装置へ与えられたことを意味する。その後、バス操
作の第2相は、マスターが選択されておりかつバス20
0のデータ、アドレスおよび制御リード上に情報をマス
ターが表示するあるスレーブ装置に対して自由に転送で
きることを意味する。スレーブ装置は、ストローブ即ち
信号 BSDCND−の負になる縁部で始まるバス操作の第3
相を開始する準備をする。
ストローブ信号は第8図の遅延回線25により信号BS
DCNN−の負になる縁部から例えば60ナノ秒だけ遅
延される。時点7一Dにおける信号BSDCNN−の負
になる縁部の発生と同時に、スレーブ装置はこの時自分
のアドレスであるかどうか、又自分がどの応答を生成す
べきかについての判断プロセスを開始するため呼出され
ているかどうかについて調べるためテストすることがで
きる。一般にこのためスレーブ装置によつて肯定応答信
号BSACKR−が発生されるか、あるいは特殊な場合
に本文で説明するように信号BSNAKR一又はBSW
AIT−が発生されるか、あるいは全く応答が生じない
(非存在スレーブの場合)。
マスター装置により受取られる時点7一Eにおける肯定
応答信号の負になる縁部はマスターの信号BSDCNN
−を時点7一Fにおいて2進数1に形成する。ストロー
プ信号は時点7一Gにおいて2進数1の状態に戻るが、
これは時点7一Fからの遅延回線25によつて生じる遅
延である。このように、バス操作の第3相においては、
バス上のデータおよびアドレスはスレーブ装置により記
憶され、バス・サイクルは0FFの状態を開始する。サ
イクルの終り即ち信号BSDCNN−が2進数1になる
時、別の優先順位の回路の解(出力)を動的に可能にす
る。この時バス要求信号が生成さ 5れ、もし受取られ
なければ、バスが遊休状態に戻ることを意味し、このた
め信号BSREQT−が2進数1の状態になることを意
味する。もしバス要求信号がこの時存在するならば、即
ち図示の如く2進数零ならば、非同期の優先順位の回路
選択4プロセスを開始してこれに続いて信号BSDCN
N−の別の負になる縁部が時点7一1および7一Jの如
く点線で示されるように付勢状態にさせられる。
この優先順位回路の解は待機する必要がないかあるいは
時点7一Hにおいて肯定応答信号の正になる縁部により
トリカーされる必要がないが、実際には従つてある装置
がその後1つのバス・サイクルを要求するなら、バスの
遊休状態への推移の直後に時点7一Fにおいてトリカー
されることが判るであろう。優先順位回路解を信号BS
DCNN−の正になる縁部によつて時点7一Fでトリカ
ーできるが、信号BSDCNN一の第2の負になる縁部
は第8図の付与フロツプ22のセツトに応答して、時点
7一Hの肯定応答信号の正になる縁部を待機し2なけれ
ばならず、即ち第8図のNORゲート21からの2進数
零は付与フロツプ22のりセツト入力から除去されなけ
ればならない。時点7一1の信号BSDCNN−の負に
なる縁部は、時点7一Fにおいて優先回路解がトリカー
されかつこの解が時点7一H前に生じる場合を示す。時
点7一Jにおける信号BSDCNN−の負になる縁部は
、優先回路サイクルの解の前に肯定応答信号がクリアに
なる場合を示す。
時点7一Lにおける信号BSDCNN−の負になる縁部
は、時点7一Fにおいてバス要求がなく、かつ優先回路
解が時点7一Kにおいて後のバス要求信号BSREQT
−によつてトリカーされる場合を示す。このプロセスは
非同期的状態で繰返す。2重取出し操作 2重取出しメモリー操作については事例により詳細に説
明する。
事例においては、中央プロセサはメモリーの2重取出し
要求を行い、要求と応答に関する3つのバス・サイクル
が試験される。第1のバス・サイクルの間中央プロセサ
はマスターメモリーはスレーブである。この第1のサイ
クルの間、中央プロセサは第8図の優先順位回路網のロ
ジツクを用いてバスに対する送信権要求を行い、メモリ
ー・コントローラは第10図のバス・インターフエース
・ロジツクを用いて応答する。メモリー・コントローラ
がマスターであり中央プロセサがスレーブとなる第2と
第3のバス・サイクルの間、メモリーは第9図の優先順
位回路網ロジックを用いてバスに対する送信権要求を行
い、中央プロセサは第11図および第11A図のバス・
インターフエース・ロジツクを用いて応答する。2重取
出し操作要求サイクル 第1のバス・サイクル即ち2重取出し要求サイクルにつ
いては第8図および第10図に関して説明する。
〔中央プロセサ優先順位回路網ロジツク〕第8図の優先
順位回路網ロジツクにおいては、優先順位回路サイクル
は最初遊休状態にあり回線10のバス要求信号BSRE
QT−は2進数1である。
このバス要求信号が2進数1である時、レシーバ11(
反転増巾器)の出力は2進数零である。レシーバ−11
の出力はANDゲート12の1入力に結合される。ゲー
ト12に対する他の入力はマスター・クリア信号MYM
CLR−で、これは通常は2進数1であり、NORゲー
ト26の出力も通常2進数1である。バスの遊休状態の
間はゲート12の出力はこうして2進数零であり、遅延
回線13の出力は2進数零である。2進数零である遅延
回線13の入出力は、NORゲート14の出力BSBS
Y−を2進数1にさせる。
バスに接続された諸装置の1つが1つのバス・サイクル
を要求する時、この装置はそのQ出力(MYASKK+
)が2進数1となるようにそのユーザ・フロツプ15を
非同期的にセツトする。
このように、バスが遊休状態にあれば、このバスが使用
中の状態になる時に生じる第1の事象はユーザがそのユ
ーザ・フロツプ15をセツトすることである。中央プロ
セサの場合には、ユーザ・フロツプ15は、2進数零か
ら2進数1に推移する中央プロセサのクロツキング信号
MCLOCK+によりその出力ヘクロツクされるところ
の第11A図からの回線181上の2進数1の信号MY
ASKD+により、あるいはそのセツト入力における第
11A図からの回線180上の2進数零である信号MY
ASKS−により、セツトできる。信号MYASKD+
およびMYASKS−については第11A図に関して以
下に論述される。NANDゲート16に対する両入力が
2進数1の状態である時、その出力は2進数零である。
これは、要求フロツプ17をセツトしてそのQ出力MY
REQT+が2進数1となる。このように、非同期様式
においては、要求フロツプ17のQ出力は2進数1とな
る。この操作は、バスに接続された他の装置の同様なロ
ジツクに同時に生じ得る。信号MYREQT+の2進数
1の状態は、ドライバ18を介してバスの回線10上に
2進数零としておかれる。このように第7図のタイミン
グ.ダイヤグラムについて述べたが、信号BSREQT
−は負になり即ち2進数零の状態になる。
バスに接続された種々の装置の要求フロツプ17の内の
1つからシステムに対するどんな要求も、このように回
線10を2進数零の状態に保持する。遅延回線13は、
要素14,16,17が受ける伝播の遅延を補償するた
め十分な遅れを含んでいる。このように、ある装置がそ
の要求フロツプ17をセツトする場合ですら、このこと
は、これも又1つのバス・サイクルを要求する更に高い
優先順位の装置が次のバス・サイクルをとらないであろ
うということを意味しない。例えば、もし低い優先順位
の装置がその要求フロップ17をセツトするならば、回
線10上の2進数零の信号は更に高い優先順位の装置を
含む全ての装置に戻され、この高い優先順位の装置は更
にそのゲート12の出力側に2進数1の状態を生成して
NORゲート14の出力側に2進数零の状態を生じ、こ
れによりもし実際にこのような高い順位の装置のユーザ
・フロツプ15が既にセツトされていなかつたならば、
このような他の高い順位の装置の要求フロツプ17のセ
ツト動作を不可能にする。例えば20ナノ秒の遅延時間
が一たん終つてこのような高い順位の装置の遅延回線1
3の出力がこの時2進数1の状態であれば、ゲート14
の出力は2進数零の状態となつてその結果この高い順位
の装置のユーザ・フロツプ15がセツトされているかど
うかについては無関係に、ゲート16の出力は2進数1
となりこれにより要求フロツプ17のセツト動作を不可
能とする。このように、この時間枠内では、全ての装置
は、もしそれ等がそのユーザ・フロツプ15のセツトに
より表示される如くサービスを要求中であるならば、そ
の要求フロップ17をセツトさせる。最初にバス・サイ
クルを要求する装置の要素13により生じる遅延時間の
後、その要求フロツプ17をセツトさせなかつた装置は
この優先順位のサイクルが完了する迄はこれを行うこと
ができない。このように、低い順位の装置がそのフロツ
プをセツトした数ナノ秒後高い優先順位の装置がそのユ
ーザ・フロツプをセツトする場合でも高い優先順位の装
置がバスを獲得する。このように、あるバス・サイクル
を求めている諸装置に対する全ての要求フロツプ17は
、遅延回線13の遅延回線構成により示される如き時間
間隔中セツトされることになる。バスと結合されたこれ
等装置の多くがこの時間間隔の間にその要求フロツプを
セツトさせ得ても、このような装置の唯1つのみがその
付与フロツプ22をセツトさせることができる。その付
与フロツプ22をセツトさせる装置は、バス・サイクル
を求める最も高い順位の装置となる。バス・サイクルを
求めるこの最優先順位の装置がこのバス・サイクルの間
その操作を完了した時、その要求フロツプをセツトさせ
た他の装置は再び次のこのようなバス・サイクルを求め
以後これを繰返す。このように、要求フロツプ17のQ
出力は、ドライバ18に結合される以外に素子28を介
してNANDゲート19の1入力にも結合される。素子
28は、各装置の優先順位ロジック用の直接接続にすぎ
ない。ただし、この素子28は、バス200の最優先端
末に結合される装置(通常メモリー202)においての
み、以下に述べる遅延素子である。フロップ17のQ出
力(MYREQT−)はANDゲート20の1入力に結
合される。ゲート19に対する他の入力は、高い優先順
位の装置、更に詳しく述べれば例えば9つの先行する高
い優先順位の装置から受取られる。高い順位の装置から
受取られたこれ等信号は、第8図の左方から信号BSA
UOK+乃至BSIUOK+として受取られることを示
す。
もしこの9つの信号のいずれか1つが2進数零であるな
らば、このことは高い順位の装置が1つのバス・サイク
ルを要求していること、従つてこれは今問題にしている
装置がその付与フロツプをセツトさせることを禁止し、
これ,によりこの装置が次のバス・サイクルをとること
を不可能にすることを意味する。ゲート19により受取
られる他の入力はNORゲート26からのもの即ち信号
BSDCNB−とNORゲート21の出力とである。
更に、ユーザ5準備完了信号即ち中央プロセサの場合の
信号MCDCNP+はこの特定の装置の他のロジツクか
ら受取ることができ、このロジツクにより1つのバス・
サイクルを要求中であつてもこの特定の装置は前記ユー
ザ準備完了信号を2進数零の状態4に変更することによ
りこれを遅延させ得る。即ち、バス・サイクルに対し準
備完了していない場合でさえこの装置はバス・サイクル
を要求でき、このバス・サイクルが与えられる時迄にこ
れが準備完了となるであろうことを予期してこれを要求
してユーザ準備完了信号2進数零にセツトする。NOR
ゲート26の出力は通常2進数1であり、もしゲート1
9の他の全ての入力が2進数1であれば、付与フロツプ
22がセツトされる。ゲート21からの他の入力は、こ
のバスが遊休状態にある時2進数1となる。NORゲー
ト21に対する入力は、信号BSACKR+、BSWA
IT+、BSNAKR+、およびBSMCLR+である
もしこれ等の信号のどれかが2進数1であれば、その時
バスは使用中の状態になり付与フロツプ22はセツトで
きない。もし付与フロツプ22がセツトされておれば、
Q出力の信号MYDCNN+は2進数1であり、インバ
ータ23により2進数零に反転され、次いで信号回線B
SDCNN一回線におかれる。
このことは第7図のタイミング図に示され、この場合信
号BSDCNN−は2進数1から2進数零の状態になる
。このようにして、バス・サイクルの優先順位サイクル
は完了する。更に、もし本装置がサービスを要求しかつ
最高優先順位の装置であれば、遅延回線13からの出力
および優先回線BSAUOK+は2進数1となるが、フ
ロツプ17のQ出力は2進数零となり、このため回線B
SMYOK+上にANDゲート20を介して2進数零を
おき、これにより次に低い順位の装置およびそれ以降の
順位の装置に対して次のバス・サイクルを用いる高い順
位の要求装置があることを表示し、これにより全ての低
い順位の装置が次のバス・サイクルを用いてこの動作を
行うことを禁止する。
高い優先順位の装置から受取つた9つの優先回線がスキ
ユ態様で信号BSBUOK+乃至BSMYOK+として
1位置だけ移されることが判るであろう。このように、
図示のこの装置により受取られた信号BSAUOK+は
次に高い優先順位の装置に受取られる信号BSBUOK
+と対応する。
ある優先順位サイクルを完了して2進数零の状態を回線
BSDCNN−におくと、この信号は第8図に示す如き
全てのロジツクによりレシーバ24を介して受取られる
このため、レシーバ24の出力側に2進数1の状態を生
ぜしめ、NORゲート26の出力側に2進数零を発生さ
せ、これによりANDゲート12が2進数1の状態を生
じることを不可能にする。更に、レシーバ24の出力側
の2進数1の状態は、例えば持続期間が60ナノ秒であ
る遅延回線25により受取られる。遅延回線25の出力
は又NORゲート26の他の入力側で受取られて、スト
ローブが生成される時ゲート12を禁止し続ける。この
ように、遅延回線25により確立された遅延回線の持続
期間の終りにストローブ信号BSDCND+が生成され
、その反転即ち信号BSDCND−は第7図のタイミン
グ図に示される。ストローブ信号の使用については以下
に説明する。このように、遅延回線25により生じた6
0ナノ秒の期間は獲得する装置、即ち最高優先順位の要
求装置に妨害なくして次のバス・サイクルを使用させる
。遅延回線25の出力側に生じるストローブは、非同期
信号として潜在的なスレーブにより使用される。もしス
トロープ信号が送出されていると、スレーブとして表示
される装置の1つは、ゲート21の入力の1つで受取ら
れる信号ACK.WAIT、又はNAKのいずれか1つ
でもつて応答する。
一般例において例えばACKが受取られるかあるいはこ
のような応答信号のいずれかが受取られると、ゲート2
1を介して付与フロツプ22をりセツトする。この応答
は第7図のタイミング図に示され、この場合信号BSA
CKR−はスレーブから受取られることが示され、これ
により信号BSDCNN−を付与フロツプ22のりセツ
トにより2進数1の状態に変化させる。
もし付与フロップ22がセツトされているならば、ある
いはバス・クリア信号BSMCLR+がバスにおいて受
取られるならば、フロツプ15はNORゲート29を介
してりセツトされる。もしマスター・クリア信号MYM
CLR−が受取られるとフロツプ17はりセツトされる
。付与フロツプ22がセツトされるとそのQ出力MYD
CNN−は2進数零の状態になり、これに続いて付与フ
ロツプ22がりセツトされる時Q出力は2進数零から2
進数1の状態になり、これにより丁度説明するように効
率的に要求フロツプ17をりセツトする。
前記米国特許から判るように、要求フロツプ17はAC
K,.NAK、又はマスター・クリア信号のいずれかに
よつてりセツトされることが示される。ACK又はNA
K信号に関しては、これは、りセツトされるべき要求フ
ロツプ17を有する装置がフロツプの如き局部記憶装置
においてこれがACK.NAK又はWAIT信号のいず
れかを予期しているという事実を保持したものとする。
更に、このような装置が実際に信号ACK又はNAKが
スレーブ装置からこの特定の装置に対する応答であるこ
とを認識できるロジツクを要求していた。さもなければ
、NAK又はACK信号は全てのフロツプ17をりセツ
トするよう結合し、これによりこのような要求フロツプ
17の各々が再びセツトされることを要求する。従つて
、本システムにおいては特定の装置をりセツトすること
によりロジツクを最小限度にする。これは、付与フロツ
プ22のO出力を要求フロツプ17のクロツク入力に有
効に結合することにより達成される。信号ACK又はN
AKは信号WAITと共に付与フロツプ22をりセツト
するのに使用されるが、この際実際に唯1個の付与フロ
ツプ22がセツトされ得るため別のロジツクを必要とし
ないことが判るであろう。このように、全ての付与フロ
ツプのりセツト動作はシステムの操作に何等の相異をも
たらさない。フロツプ17のクロツク入力を付勢するた
め、このクロツク入力側で受取られる信号は2進数零か
ら2進数1の状態への推移でなければならない。
クロツクがそのようにして付勢されると、そのD入力側
の信号即ちBSWAIT+はその状態をフロツプ17の
Q出力に移す。従つて、フロツプ17を有効にりセツト
するためには、信号BSWAIT+は、フロツプ17の
クロツク入力が付勢される時そのQ出力が2進数零にな
るように、2進数零でなければならない。
信号BSWAIT+が通常2進数零であるため、クロツ
ク入力の要求フロツプ17の早期の付勢状態は誤つてこ
のフロツプをりセツトさせ得る。
これは、スレーブ装置からの応答が予期できないために
そうなるが、スレーブ装置は択一的にACK,.NAK
又はWAIT信号を提供でき、WAIT信号の場合には
要求フロツプ17をりセツトすることを欲しないことが
判る。このように、クロツク入力は応答がスレーブ装置
から受取られている時にのみ付勢されなければならない
。さもなければ、信号WAITは2進数零の状態にあり
、これにより要求フロツプ17を早まつてりセツトして
しまう。従つて、通常の状態においてはフロツプ22の
Q出力からフロツプ17のクロツク入力迄の直接接続が
このクロツク入力側で2進数1を維持すること、従つて
付与フロツプ22がセツトされ次いでりセツトされる時
状態の変化はフロツプ17のこのようなりロツク入力を
付勢することが判る。この状態即ちフロツプ17のクロ
ツク入力側が通常2進数1である状態は、このフロツプ
のセツト作用の伝播を遅延させることが判つており、こ
の場合そのQ出力は実際にセツト条件即ち2進数1の状
態を実現する。更に、例えば、フロツプ(多くのメーカ
例えばテキサス・インストルメンツ社およびシグネテイ
ツクス社により製造されるフロツプ部品番SN74S7
4)を用れば、クロツク入力が2進数1のときこのクロ
ツク入力が2進数零の状態にある場合と比べそのセツト
作用の効果を実現するのに2倍の時間を要する。従つて
、フロツプ22のクロツク入力を接地させることにより
判るように、これはこのような付与フロツプ22に対し
て比較的迅速なセツト作用を保証し、従つて要求フロツ
プ17に対しては論理作用速度をこのように増大するこ
とができることは望ましいことである。この理由、並び
に要求フロツプ17がスレーブからの応答がある迄有効
にりセツトされるべきでないという事のため、論理回路
においては素子35,37は次に悦明するように結合さ
れる。しかし、この説明に入る前に、付与フロツプ22
のQ出力と要求フロツプ17のクロツク入力との間に直
接にインバータを設けても、このため要求フロツプ17
のクロツク入力側に通常2進数零の状態を与えたとして
も十分でないことを知るべきである。この条件は、この
フロツプ22がセツトされる時、フロツプのQ出力から
の2進数1から2進数零への推移が2進数零から2進数
1への推移となり、これがフロツプ17のクロック入力
を時期尚早に即ちスレーブ装置からの応答が何 .′で
あるかを知る前に付勢するという理由のために、満足す
べきものではない。従つて、インバータ35はフロツプ
37と共に設けられる。
要求フロツプ17の如く、フロツプ37のクロツク入力
は2進数零から2進数1の状 4態への推移がある迄、
換言すれげ正になる推移がある迄フロツプ37のクロツ
ク入力は付勢されない。この状態代前述の如く、付与フ
ロツプ22がNORゲート21によりりセツトされる時
然るべく受取られる。フロツプ37は、クロツク入力の
他に、セツト(S)、データ(D)、およびりセツト(
R)の各入力をする。このセツト入力は、プラス電圧に
対するプルアツプ抵抗を介して受取られた信号以外の何
ものでもない信号MYPLUPによつて、その入力を2
進数1の状態にセツトすることにより有効に消勢される
。フロツプ37のD入力は又信号MYPLUP+に対し
ても結合される。通常NORゲート26の出力は2進数
1であり、従つてインバータ35の出力(BSDCNB
+)は2進数零である。これ等の条件は、信号BSDC
NN−が時点7一Cの直後即ち時点7Cブラス素子24
と26とに関連する遅延期間の後信号BSDCNN−が
2進数零の状態になる時に変更される。
このように時間7一Cの直後に、NORゲート26の出
力は2進数零の状態に変り、これによつてフロツプ37
のR入力側に2進数1の状態を生じる。2進数1の状態
から2進数零の状態への変化はフロツプ37をりセツト
し、これによりフロツプ37のQ出力(MYREQT+
)に2進数零の状態を生じる。
インバータ35の出力における2進数1の状態は、信号
BSDCNN−が2進数零である間及びその後遅延回路
25の遅延期間と合致する60ナノ秒の間存続する。付
与フロツプ22がりセツトされた直後でかつ信号BSD
CNN−がNORゲート26の出力側に作用を有する前
に、フロップ37のクロツク入力は付勢されてその結果
そのD入力における2進数1の状態はフロツプ37のQ
出力を2進数零から2進数1の状態に変化させ、これに
よりフロツプ17をクロツクする。ストローブ信号即ち
信号BSDCND−がもはや存在しない時、第7図のタ
イミング図に示される如く信号BSDCNDに関し特に
時点7一Gにおいて明らかなように、NORゲート26
の出力は2進数1の状態に逆戻り、これによりインバー
タ35の出力を2進数1の状態から2進数零の状態に変
化させることによつてフロツプ37をりセツトする。
このため、フロツプ37はそのクロツク入力の付勢に先
立つてりセツトされることが確保される。その後2進数
零は、前記の操作が再び開始される迄フロツプ37のQ
出力信号MYREQT+に存在し続ける。前述の如く、
要求フロツプ17のQ出力とNANDゲート19間の結
合状態はバス200上の装置の位置に依存する。
特にフロツプ17とNANDゲート19間のこの結合に
おける素子28は、最高優先順位の装置ではない全ての
装置にお(・ては直接接続である。最高優先順位の装置
に対しては、又特に第1図のメモリー202の場合には
、素子28は遅延回線13と同様な遅延素子であり、例
えば20ナノ秒の遅延作用を有する。その理由は、最高
優先順位の装置においては、そのNANDゲート19の
上位の9つの入力が2進数1の信号であるからである。
この2進数1の信号は、これに結合されたプルアツプ抵
抗により9つの回線の各一つに対して与えられ、このプ
ルアツプ抵抗は信号MYPLUP+が結合されると同様
な方法でプラス電圧源に結合されてぃる。NANDゲー
ト19に対するこの9つの入力の各々が2進数1であり
、信号BSDCNB−が通常2進数1であり、又更にユ
ーザ準備完了信号(第8図のMCDCNP+)が2進数
1の状態であるとすれば、最高優先順位の装置の優先順
位ロジツクにおいて遅延素子28がなければ、この最高
優先順位の装置は遅延回線13により与えられる遅延を
生じることなくバスに対するアクセスを常に獲得するこ
とになる。このように、素子28に遅延作用を与えるこ
とにより、最高優先順位の装置がその要求フロツプ17
をセツトした後例えば20ナノ秒間その付与フロップを
セツトすることを禁止する。最高優先順位の装置におい
て遅延素子28と並列の状態で、ゲート19に対する他
の入力を用いて直接接続を提供することができ、それに
より例えば第8図のロジツクにおける競争条件の故に、
フロツプ17のQ出力側に生じた瞬間的なパルスに因る
ゲート19の付勢を阻止する。このように、最高優先順
位の装置も又、別の装置のバス・サイクルの間バス20
0に対するアクセスを得ることを禁止される。
これは、実際にもし別のバス・サイクルが進行中であれ
ば、信号BSDCNB−が2進数零となるためである。
最高優先順位の装置の優先順位ロジツクのこの禁止作用
は他の方法でも実施可能であることは判るであろう。例
えば、前掲の米国特許において説明するように、遅延回
線13の出力はNANDゲート19の別の入力に結合で
き、この場合各装置の各優先順位ロジツクに対しては、
ゲート19の一人力における信号BSDCNB−の必要
と、最高優先順位の装置の優先順位ロジツクにおける遅
延素子28に対する必要とを置換することになる。しか
し、本文に示したような大きな速度を必要とするロジツ
クにおいては、選択された構成要素に依存する負荷効果
は問題を生じる。従つて、本文に説明したような手法に
より、遅延回線13は3素子負荷ではなく2素子負荷を
含んでいる。更に、このような負荷の問題は遅延回線1
3の出力側にドライバ即ち増巾素子をおくことにより阻
止され、このドライバの出力は負荷の問題を生じること
なくNANDゲート19、NORゲート14およびAN
Dゲート20に接続される。しかし、これはこのような
ドライバ素子の伝播遅延により決定される要因により優
先ロジツクの動作速度を低下させる作用を有する。第8
図に示されるように、ロジツク回路網190は、MYD
CNN+と、及び2重取出しが要求されることを示すた
め例えばフアームウエアによつて与えられる制御信号D
BFと、に応答して2重取出し要求信号BSDBPL−
を適当なバス回線に発生する。
回路網190は、応答サイクルの間応答側装置からBS
DBPL−を発生するのに使用される回路83,84,
85(第9A図)、と同様なロジツク・チエーンから成
る。〔メモリー・コントローラ・バス・インターフエー
ス・ロジツク〕第10図に示す如き2重取出しメモリー
・コントローラ・アドレス・ロジツクに関して、このロ
ジツクはメモリー・コントローラの一例、特にこれに対
して4個迄のメモリー・モジユールを結合させた例であ
る。
バスから素子40により受取られたアドレスは、第2図
に示す如きフオーマツトのバス・アドレス信号BSAD
OO+乃至BSADO7+により転送される。
レシーバ40からのアドレス信号は又以下に述べるパリ
テイ・チエツカ47の入力として受取られる。レシーバ
40からのアドレス信号およびインバータ41の出力側
のアドレス信号はスイツチ42により受取られる。この
スイツチは、バス200に接続された殆んどのコントロ
ーラに配置され、特定のコントローラ装置のアドレスに
セツトされる。装置コントローラの場合には、このスィ
ツチはその装置をアドレス指定するため使用される値に
セツトされる。メモリー・コントローラの場合は、この
スイツチは特定のメモリー・コントローラにより制御さ
れるメモリーのアドレスにセツトされる、このスイツチ
は16本のリードを受入れ、その内の8本のみがその出
力側で多数人力NANDゲート43に結合される。レシ
ーバ40の入力側におけるバス・アドレス・リードは、
メモリー・コントローラにより制御される所望のメモリ
ー・プロツクの適正なアドレスを反映するようにセツト
されたビツトに対し2進数零である。従つて、素子40
によりこの反転を行えば、2進数零としてバス200に
受取られるアドレスのビツトに対して2進数1の信号が
スイツチ42の非反転入力側に与えられる。同様に、イ
ンバータ41からの出力リードは、バス200の入来ア
ドレス・ビツトにおける2進数1である各位置に対して
2進数1を有する。スイツチ42の2つの入力の信号が
互いに補数である場合、16進スイツチ又は複数のトグ
ル・スイツチ、より詳細には非ギャング型8極2位置ス
イツチでよいスイツチ42の内部のスイツチはセツトさ
れ、その結果正しいメモリー・アドレスに対しては全て
2進数1の信号がスイツチ42の8つの出力に現われる
。このように、ゲート43は全て2進数1の信号を受取
り、これが適正なメモリー・アドレスであり又以下に説
明するようなメモリー・サイクルであれば、その出力側
に2進数零を与える。スイツチ42はコンパレータの機
能を与えるよう構成され、少くとも1つのレベルのゲー
ト作用の必要を除き、従つて関連する伝播の遅れを除去
することが判る。更に、このスイツチは特定のメモリー
・コントローラのアドレスを変更するための容易な装置
を提供し、これによりシステムが構成される方法を簡素
化する。したメモリー参照信号(BSMREF+)が2
進数1であり、スイツチ42により比較されるアドレス
がスイツチ42の出力側に全て2進数1を生成するなら
ば、NANDゲート43はMYMADD−回線に2進数
零の信号を与えるよう完全に付勢され、この信号はそれ
ぞれ信号NAK.WAITおよびACKを生成するため
使用される3つのNORゲート44,45,46の各々
の1つの入力側で受取られる。
実際に信号BSMREF+が適正な2進状態になければ
、このメモリーはアドレス指定できない。前に示したよ
うに、アドレス・ビツトはパリテイ・チエツカ47の入
力にて受取られ、このチエツカは更にバスを介して受取
られたアドレス・パリテイであるBSAPOO+ビツト
を受取る。
パリテイ・チエツカ47は9ビツトのパリテイ検査を行
い、そのQ出力にMYMADP−と表示された信号を生
じ、これは2進数零がゲート44,45および46を部
分的に付勢する時、これによりこのパリテイが正しいこ
とを表示する。ゲート44,45,46に対する第3の
入力がマルチプレクサ48から受取られる。
マルチプレクサ48は、例えば4つのMYMOSA〜乃
至MYMOSD−と呼ばれる入力を受取り、これらはこ
の特定のコントローラに接続可能なメモリー・モジユー
ルの4つ全部又はその内のどれか1つがシステム内に実
際に存在するかどうかを表示する。これは、メモリーが
1つの完全なメモリー・モジユール・アレーか部分的な
アレーかのいずれかを有するのを可能にする、即ちこの
ようなメモリー・モジユールの唯1つがシステムに接続
できる。以下に明らかになるように、2重取出し要求に
応答して2ワードに応答するメモリー・コントローラに
対しては、コントローラ内に2つ又は4つのメモリー・
モジユールが存在しなければならない。もし第1のワー
ドを含むメモリー・モジユールのみがこのコントローラ
内に存在するならば、コントローラはそのワードで応答
して第2のワードが続かないことを表示する。もし第1
のワードを含むメモリー・モジユールがコントローラに
存在しなければ、コントローラは全く応答しない。これ
等の4つのメモリー・モジユールは更にアドレス指定さ
れて、マルチプレクサ48を経てこれ等が2つのバス・
アドレス信号BSADOO+およびBSAD22+によ
つて設置されているかどうかを決定するためテストされ
る。マルチプレクサ48はテキサス・インストルメンツ
社により製造され部番74S151なる装置でよい。こ
のマルチプレクサの出力信号の2進数零の状態は、メモ
リー・モジユールがメモリー・コントローラに存在する
ことを表示する。このように異なる構成のシステムに対
しては、特定の1つのメモリー・コントローラに1つの
メモリー・モジユールを接続でき、また別のこのような
コントローラに2つのこのようなモジユールを接続でき
、また実際には異なるコントローラに接続される異なる
メモリー・モジユールは異なるタイプのものでもよい。
例えば、このように半導体メモリーを1つのコントロー
ラに接続でき、方1つの磁気コア・メモリーを他のコン
トローラに接続できる。更に、異なるサイズ即ちより大
きなあるいはより小さな記憶容量のメモリー・モジユー
ルが使用できる。更に、複数のメモリー・モジユールを
異なるコントローラに配置することにより、異なる速度
のメモリーが使用でき、これによりシステムの応答速度
を増大する。又、あるコントローラに対しては、通常所
与の電力支持及びタイミング能力が有り、一般にこのコ
ントローラはこれに接続し得るメモリーの特性を確保す
る。従つて、例えばもしコア・メモリーと半導体メモリ
ーとの間等に必要とされる異なるメモリー速度即ち異な
るタイミングがあれば、各タイプに対して異なるコント
ローラが使用されねばならない。更に、異なるコントロ
ーラの使用により、実際にそれらメモリーが同一のバス
に接続されていてさえ相互に同期して本質上平行してラ
ンできるためそれらメモリーはより迅速にランでき、1
つのバスでは一時に唯1つの転送のみが生じ得るが、問
題は実際にはアクセス時間が既に生じたためアクセス時
間を要することなく情報がメモリー内で準備完了となる
ことである。前述の如く、メモリーに対するものであれ
又は別の周辺装置に対するものであれ各コントローラは
それ自体の特定のアドレスを有するのが通常である。
このように、これに接続された完全なメモリー・モジユ
ール系を有する別々のメモリー・コントローラに対して
は、隣接メモリー・アドレスが与えられる。更に詳細に
は、各メモリー・コントローラがこれに接続された4つ
のメモリー・モジールを有しかつこの各々のモジユール
が約8000ワードの記憶容量を有するものとすれば、
このような各メモリー・コントローラは32000ワー
ドに対するアクセスを提供することができる。更に、2
重取出しメモリーの場合、各8000(8K)ワードの
メモリー・モジユールが8000の偶数アドレス・ワー
ド又は8000の奇数アドレス・ワードを第14図に示
す如く含むと仮定する。即ち、モジユールAとモジユー
ルBは下位の16000(16K)ワードを含み、モジ
ユールCとDは上位の16000ワードを含み、しかも
偶数のアドレス指定されるワードはモジユールAおよび
Cに、又奇数のアドレス指定されるワードはモジユール
BおよびDに含まれる。完全な32000ワードの記憶
量が各メモリー・コントローラに対するシステム内に結
合させて各メモリーのアドレスは隣接的となる。
操作の観点から、隣接メモリー・アドレスはシステムの
アドレス指定の目的のためのみでなく、システムにおい
て増大した応答のためにも重要である。前述の如く、代
表的には、メモリー・コントローラはある種の特性のメ
モリーのためにサービスを提供できるだけである。即ち
磁気コア・メモリーはこれと関連する基本的なタイミン
グ差のために半導体メモリーと同じメモリー・コントロ
ーラに接続することができない。通常これと同じことが
異なる速度又は異なる電力の要件のメモリーについても
言える。このように、再び各メモリー・コントローラは
32000ワードの記憶に対してサービスを提供できる
ものと仮定すれば、16000ワードのみが高速メモリ
ーのために使用されるべきとき、2つのメモリー・コン
トローラが使用されねばならないことを意味する。しか
し、このことは代表的に、メモリー・コントローラ・ア
ドレスが32000ワード離れているため高速メモリー
と低速メモリーと間のメモリー・アドレスが隣接的でな
いことを意味することになる。この場合、両方のメモリ
ー・コントローラに同じアドレスを持たせることにより
隣接したメモリー・アドレスを提供することができる。
しかし、このことは又、2つのコントローラの各メモリ
ー・モジユールの位置が各コントローラにおいて同じ場
所に占められ得ないことを意味することにもなる。より
詳細には、第1のコントローラは、信号MYMOSA一
およびMYMOSB−により示される如く第14図のメ
モリー・モジユール位置AおよびBにおいて2つの80
00ワードのロケーシヨンを使用することになる。他の
コントローラは他の2つのメモリー・モジユールの位置
CおよびDを使用することになり、その存在は信号MY
MOSC−およびMYMOSD−により表示されるであ
ろう。このように、これ等の2つのコントローラはシス
テム内であたかも1つのコントローラであるかのように
見える。更に例を示せば、このような1つのコントロー
ラはこの内部で結合された1つのモジユールの形態の1
つのこのような8000ワードのメモリーのみを有し、
モジユールAは偶数のアドレス指定される下位の16K
ワードを含み、同じアドレスを有する他のメモリー・モ
ジユールはこれと結合し、他の3つの位置、即ちモジユ
ールB,C,Dにおける3つ迄のこのようなメモリー・
モジユールは奇数のアドレス指定される下位の16Kワ
ードと、偶数と奇数のアドレス指定される上位の16K
ワードを含み、従つて24000ワードの記憶量を提供
する。マルチプレクサ48は、スイツチ42とNAND
ゲート43と関連して、2重取出し要求におけるメモリ
ー・アドレスによりアドレス指定されるワード(即ち、
第1ワード)を含むメモリー・モジユールがメモリー・
コントローラに存在するかどうかを決定するように機能
する。このように、信号BSADO8+は、メモリー取
出し要求において与えられるメモリー・アドレスが上位
又は下位の16Kワード、即ちモジユールCおよびDあ
るいはモジユールAおよびBにあるかどうかを決定する
。信号BSAD23+が1ワード内の右方又は左方のバ
イトをアドレス指定するのに使用されるため、2重取出
し要求のメモリー・アドレスにおいてアドレス指定され
るワードが偶数のアドレス指定されるワードであるか又
は奇数のアドレス指定されるワードであるか、即ちモジ
ユールAおよびCかモジユールBおよびDにあるかを決
定するのは信号BSAD22+である。2重取出し要求
において取出されるべき2ワードの第1のワードのメモ
リー・アドレスのみがバス上に存在するため、マルチプ
レクサ48は取出されるべき2ワードの第1のワードを
含むモジユールが存在するかどうかを表示する信号を与
えることが判る。
以下の説明で判るように、他のマルチプレクサは、2重
取出し要求に応答して取出されるべき2ワードの第2の
ワードも又取出されるべき第1ワードの場合と同じメモ
リー・コントローラ内に存在するかどうかを決定する。
1つ以上のコントローラ間にメモリー・モジユールを配
置させるこの能力は必らずしも異なるタイプのメモリー
に限定されることはなく、実際にはコントローラに結合
された欠陥メモリー・モジユールの問題もアドレス指定
できる。
例えば、ある冗長メモリー・モジユールが別のコントロ
ーラに結合でき、その装置アドレスはセツトされ、故障
したメモリー・コントローラの装置アドレスは故障の検
出と同時に適宜りセツトする。再びゲート44,45,
46の付勢動作について、この各ゲートは、付勢されて
この特定のメモリー・コントローラからの応答を許容す
るため、そのメモリー・コントローラのアドレスと、ア
ドレス指定されたモジユールがシステムに存在すること
の表示と、およびパリテイ・チエツカ47により表示さ
れる如くアドレス・パリテイは適正であることの表示と
を受取らねばならない。
これらNORゲートに対する他の入力は、前述の如く使
用中状態ロジツクとロツク履歴ロジツクの組合せから得
られる。メモリー・コントローラの使用中信号はフロツ
プ49により与えられ、このコントローラがデータの読
出し又は書込み中、メモリーのリフレツシユ中又はバス
の待機中であることを表示する。
このDタイプのフロツプ49は信号BSDCNN+によ
りクロツクされる。もしメモリー・モジユールが使用中
であれば、WAIT信号が生成される。このように、も
しフロツプ49のQ出力における信号MYBUSY−が
2進数零であれば、他の条件が満たされるときこの状態
はゲート45を完全に付勢の状態にさせ、素子56にお
ける関連するフロツプをセツトさせる。尚、これは、信
号BSDCND+が素子56のクロツク入力で受取られ
る時行なわれる。この時、このフロツプ56は信号BS
DCNB−が第9図に示すゲート26Mの出力側で2進
数零から2進数1の状態に遷移する時、インバータ63
を介してクリアされることが判る。ゲート46の1つの
出力に結合された肯定応答信号は、MYBUSY+によ
り示される如く、2進数零がフロツプ49のQ出力に生
成される時に生じる。又、WAIT信号はメモリーが依
然として使用中であるため非常に短い遅延があることを
意味することが判る。ACK.NAK.WAIT信号の
内どれが生成されるかを表示する他の条件はロツク信号
であり、この信号は前に述べたように多数サイクル・バ
ス転送を有し、これによりある装置は、操作に割込むこ
とのできる他のロツクされた装置がない状態にて特定の
ロケーシヨンにアクセスできる。
このロツク操作の効果は、メモリー・コントローラの使
用中の状態をある種類の操作に対する1つのサイクルの
完了を越えて拡張することである。このシーケンスの最
後のサイクルが完了する前にロツク操作の開始を試みる
装置はNAK信号を受取る。しかしメモリーは依然とし
てこXで説明するようにメモリー要求に応答する。これ
等サイクル間の介在時間が転送に関与する他の装置によ
つて使用できることが判る。ロツク操作は主として、2
つ以上の装置が例えばメモリーの如き同じ資源を共用す
ることが望ましい場合に使用される。どんな数のバス・
サイクルでも含むことができるロツク操作は、共用資源
の制御を司つている特定の装置によつてロツクを解かれ
る。共用資源がロツクされる時、この共用資源をアクセ
スすることを欲する他の装置は、もしこの他の装置がロ
ツク制御信号を表示するならばロツクアウトされる。も
しロック制御信号が提出されなければ、このような他の
装置は、例えば緊急の要求又は手続を処理するために共
用資源に対するアクセスを得ることが可能となる。ロツ
ク制御信号を提供する任意の装置が共用資源に対してア
クセスを得る前に、その装置はこの資源をテストしてこ
の装置がロツクされた操作に関与しているかどうかを調
べ、もしこの資源がロツクされた操作に関与していなけ
れば、同じバス・サイクルの間この装置はこの資源に対
するアクセスを得ることができる。このように、ある資
源を共用するためのロツクされた操作は適当な制御即ち
ロツク制御信号を発するこれ等装置間で有効なものであ
つて、例えば情報のテーブルが記憶される一部分のメモ
リーを共用するために使用できることが判る。
更に、もし装置の1つが共用資源における情報を変更す
ることを欲するならば、他の装置が部分的に変更された
情報に対してはアクセスできないがこの様な変更が全て
完了した後でのみアクセスを許容されるように、他の装
置がロツクアウトされ得る。読出し変更書込み操作はこ
のような場合に含まれる。ロツクされた操作を用いるこ
とにより、多重処理システムを支持できることが判る。
例えば、2つの中央処理装置を同じバス200に接続さ
せて、両方の装置が、もしロツクされた操作を用いるな
らば干渉なしにバスに接続されたメモリー装置を共用す
ることができる。ロツクされた操作に対する信号BSS
HBCノは明らかなようにこれ迄述べたものと若干異な
る方法で使用されることが判る。
このロツクされた操作の間、信号BSSHBC−は、テ
スト及びロツク手段によつて共用資源に対するアクセス
を得るためかつこの装置がそのロツク操作を終えた時共
用資源のロツクを解くため1つの資源を共用しようとす
る装置によつて発せられる。このように、第10図によ
り判るように、ロツク履歴フロツプ50が設けられ、こ
れがセツトされるときロツクされた操作が進行中であつ
てこれによりNAK信号をドライバ59を経て要求側装
置へ発生させることを示す。
第10図のロジツクが共用された資源に対するバス20
0のインターフエース・ロジツクを表わすものと仮定す
れば、信号BSLOCK+(2進数1の状態)はAND
ゲート52と素子56のフロツプD3の両方により受取
られる。これにより素子56は、ANDゲート51の1
つの入力側で受取られる信号MYLOCK+を生成する
もしロツク履歴フロツプがセツトされないとき、信号N
AKHIS+は2進数零となり、これにより、ゲート5
2に対する他の2つの入力の状態とは無関係に、ゲート
46に対する一人力側に2進数零を生成する。もしゲー
ト46の全ての入力側が2進数零を受取り、これにより
この装置に対する最新のアドレスが受取られたことかつ
共通の素子即ちバツフアが使用中でないことを表示し、
そのとき信号BSLOCK+に応答して素子56および
ドライバ61を介してACK信号が生成される。
ACK信号MYACKR+は完全にANDゲート51を
付勢してそのD入力側信号BSSHBC−の2進数1の
状態に応答して履歴フロツプ50をセツトさせる。尚、
このBSSHBC−はロツクされた操作の開始時の信号
BSLOCK+の2進数1の状態と共に受取られる。こ
のように、テストおよびロツク操作は同じバス・サイク
ルの間に実施される。もしフロツプ50が信号BSLO
CK+およびBSSHBC−の2進数1の状態を受取つ
た時点で既にセツトされていたならば、2進数1の信号
がANDゲート52の出力側で生成され、これにより、
他の全ての条件が満たされるならばANDゲート44を
してNAK信号を生成させるように2進数零の状態をイ
ンバータ58の出力側に生じる。
このように、テスト及びロツク操作はNAK応答を生じ
て別の装置が共用資源を使用することを禁止していたで
あろう。一たん共用資源を用いる装置がその操作を完了
するならば、この装置はこの資源のロツクを解かねばな
らない。
この操作は、信号BSLOCKの2進数1の状態および
信号BSSHBC−の2進数零の状態をユーザ装置から
受取ることにより行われる。これは、第10図のロジツ
クがACK応答を与えることを可能にしてゲート51を
付勢し、これにより信号BSSHBC−の2進数零の状
態の故に履歴フロツプ50を有効にりセツトする。共用
資源はこの時自由に他の装置に対してACK応答を行え
るようになる。又この共用資源は、ロツク履歴フロツプ
50のクリア入力側のバス・クリア信号(信号BSMC
LR−の2進数零の状態)によりロツクを解くことがで
きる。共用資源は信号BSLOCK+の2進数1の状態
を提示する他の装置をロツクアウトするのみであること
が判る。例えばもし信号NAKHIS+が2進数1であ
るようにその履歴フロツプをセツトさせた共用資源に対
してある装置がアクセスを得ることを欲する場合、その
とき信号BSLOCK+が2進数零であれば、ANDゲ
ート52の出力は2進数零となり、これによりNAK応
答を禁止し又他の条件に従つてWAIT又はACK応答
のいずれかを可能にする。
このように、資源が1つのロツクされた操作に関与する
場合でも、ある装置は共用された資源に対してアクセス
を行うことができる。このように、コントローラのいず
れかからのWAIT信号の生成は高い優先順位のある装
置即ちコントローラをしてバス・サイクルのシーケンス
に割込ませて必要に応じてこのバスの使用を可能にする
ことが判る。
もしサービスを要求中のより高い優先順位の装置がなけ
れば、特定のマスター/スレーブ構成が、マスターによ
り肯定応答が受取られこれによりWAIT条件を終了す
る迄維持される。このように、信号BSDCNN+はス
レーブに3つの応答即ちNAK.WAIT.ACK信号
の内どれか1つを生成させる。これ等の応答のどれかの
終りに新らしい優先順位回路サイクルが生じ、この装置
がバスに対するアクセスを得るかあるいは別のより高い
優先順位の装置がバスを獲得する。この時、バス上の信
号状態は装置内部に示される信号に対して逆の2進状態
であることが判るであろう。例えば、バス要求信号は、
例えば第8図のドライバ18とレシーバ11間のバス上
においてある状態にありかっコントローラ自体において
反対の状態にあることが照合される。更に、前述の如く
、バス上で接続されたコントローラのいずれかの間の第
4の応答は全く応答がないことである。このように、も
し1つのマスターがメモリーからのサービスを要求中で
あり又このメモリーがシステム内に設置されていなけれ
ば、当技術において公知のタイム・アウト素子は例えば
5マイクロ秒の如きある期間の後ある信号を生じ、これ
によりNAK信号を生成する。この時、中央プロセサは
割込みルーチン即ちトラツプ・ルーチンによる如くして
動作を行うことができる。前述の如く、情報がメモリー
から転送中である時、このメモリーはNAK又はWAI
T信号を決して受取れない。これは、本発明の装置の特
有の優先順位構成のためである。このメモリーは最高優
先順位の装置である。もしある装置がメモリーに対しこ
の装置へ情報を送ることを要請するならば、この装置は
ある時点でこの情報を期待することができる。もしこの
装置がメモリーに対してWAIT又はNAK信号を生成
するならば、このメモリーは最高優先順位の装置である
ため、メモリーは、データ転送を要求した特定のコント
ローラに対するアクセスを得ようと試み続け、又バスの
停止を行うことができるが、これは即ちメモリーが最高
優先順位の装置であるため前に要求を行つていた特定の
コントローラによりデータが受入れられる迄これ以上の
データ転送をバスが行うことを有効に禁止することがで
きるのである。実施においては、第9図のメモリー・コ
ントローラ・ロジツクにおいて明らかなように、メモリ
ーに対するWAIT又はNAK応答がNORゲート21
Mの入力側に生じる信号BSWAIT+又はBSNAK
R+によりメモリー付与フロツプ22Mがりセツトされ
る結果となる。この結果、2倍長ワード関連ロジツク9
4およびNORゲート29Mを介してユーザ・フロツプ
15Mのりセツトを生じ、これは要求フロツプ17Mの
りセツトを生じることになる。これ等フロツプのリセツ
テイングの作用はメモリーに対するWAIT又はNAK
応答の結果メモリーが再びデータを要求側装置に転送し
ようとしなくなり、従つてこのデータは効果上失なわれ
ることである。このように、肯定応答のみがデータ受入
れのためメモリーからの要求に応答して行うことができ
る。しかし、コントローラは、データを失なうことなく
NAK又はWAIT信号を別のコントローラ又は制御プ
ロセサに対して生成することが許容される。更に、一般
的規則は、もし1つのコントローラがより高い優先順位
のコントローラからの情報を要求するならば、要求側の
コントローラは情報を受入れるため準備完了していなけ
ればならず、従つてACK信号で応答しなければならな
い。もしこの装置の準備が完了していなければ、他の条
件が満たされるものとして、NAK信号が生成される。
WAIT信号ではなくNAK信号が発生される理由は、
もしコントローラ210の如きあるコントローラが使用
中であれば、そのターミナルは一般に数マイクロ秒より
も長く使用中となるが長くても数ミリ秒使用中となるた
めである。このように、もしマスターに対する表示がマ
スターが試行を維持することであれば、サイクル時間は
浪費されることになる。むしろ、この表示は、要求側装
置が不必要にバス・サイクルを使用してシステムの全体
的な応答を遅らせるのではなくデータ処理と並行するこ
とであるべきである。要求側の装置全てが行わなければ
ならないことは都合のよいときに向先(宛先)装置を再
試行することである。再びメモリー使用中フロツプ49
(第10図)の作用については、データ入力はバス操作
と非同期の信号MOSBSY+を受取るよう結合されて
いる。
この信号は、任意のコントローラに対しバスで生じてい
る操作の如何を問わず、いかなる時でも受取ることがで
きる。フロツプ49のクロツク入力側でマスターから信
号BSDCNN+が受取られる時、履歴はメモリーの状
態、即ちこのメモリーがこの時使用中であるか否かに関
して記憶される。このように、この操作はバス・サイク
ルへの応答における混乱を除去する。フロツプ49によ
る履歴の保持が行われなければ、バス・サイクルをWA
IT状態で開始し、そして同じバス・サイクルをACK
条件を生じる状態で終了することが可能になるであろう
。このように、両方の応答は同じバス・サイクルの間に
行われるおそれがあり、これがエラー状態となる。履歴
フロツプ49の使用により、この応答は信号BSDCN
N−1−が受取られるときのコントローラの状態に関し
固定され、それによりメモリー速度における許容差即ち
相異とは無関係に非同期応答を可能にする。2重取出し
操作応答サイクル 前の記述は、マスターとしての中央プロセサがメモリー
の2重取出し要求を行い、メモリー・コントローラが要
求の受入れ又は拒否のいずれかで応答する2重取出し操
作の第1のバス・サイクルの論議を尽くすものである。
次に、メモリー・コントローラがマスターであり中央プ
ロセサがスレーブとなる第2および第3のバス・サイク
ルについて論議する。これ等の2つのバス・サイクルに
おいては、このメモリー・コントローラはバスを要求し
、中央プロセサが受入れるべき要求された情報をバスに
入れる。これ等の2つのバス・サイクルについて次に第
9図、第9A図、第11図および第11A図に関して詳
細に記述する。〔メモリー・コントローラの優先順位回
路網ロジツク〕第9図は、ロジツクの各メモリーがバス
・サイクルを要求し、タイ遮断を行い、DATACYC
LENOW信号BSDCNN−を生成することを要求す
ることを示している。
バス上の他の全ての装置は初期接続機能のための同様な
ロジツクを有し、例えば中央プロセサは第8図に示した
優先順位回路網ロジツクを有する。又第9図に示される
のは、2重取出し操作の間メモリーの初期接続機能を変
更するロジツクである。この2倍長ワード関連ロジツク
、素子94は第9A図において更に詳細に示される。第
8図および第9図の優先順位回路網ロジツク間の論理素
子および機能が似ているため、以下にその相違点につい
てのみ論述する。即ち、第9図においては、素子10M
,11M,13M,14M,16M,18M,20M,
21M,22M,23M,24M,25Mおよび26M
は第8図の対応する素子10乃至26と同一であり同じ
ように機能する。第9図の素子12M,15M,17M
,19M,28Mおよび29Mは第8図の各素子12乃
至29と同様であり、以下にその相異についてのみ記述
する。バス要求は、メモリーが前以て要求されたデータ
を転送する用意がある時(即ち、応答第2半バス・サイ
クルの始めの期間)のみメモリーにより行われる。
再び第9図において、メモリーが要求を受入れかつMO
Sメモリーのリフレツシユサイクルを実行中でない時、
第9A図のメモリータイミング・ゼネレータ95は、回
線185を介してユーザ・フロツプ15Mのクロツク(
C)入力側に接続されるクロツク機能信号DCNNGO
を生成する。信号DCNNGO−が2進数零から2進数
1の状態に変る時、回線184を介してユーザ・フロツ
プ15MfI)D入力側に接続される第9A図のNOR
ゲート87からの信号INREDY−がユーザ・フロツ
プ15MのQ出力に転送される。
信号NREDY−は2進数1であるため、第9A図に関
する以下の論述から明らかなように、ユーザ・フロツプ
15MのQ出力信号、即ち記憶された要求信号STRE
QQ+は2進数1となる。
ユーザ・フロツプ15Mのセツト(S)入力は、プラス
電源に対するプルアツプ抵抗を介して受取られる信号以
外の何ものでもない信号MYPLUP+によりその入力
を2進数1にセツトすることにより有効に消勢される。
もしこの他に継続中のバス・サイクル要求がなく(信号
BSREQT−は2進数1)、データ・サイクルは進行
せず(信号BSDCNN−は2進数1)、システムは初
期設定から全てのロジツクをクリア中でない(信号BS
MCLR−は2進数1)場合、NORゲート14Mの出
力である信号BSBSY−は2進数1となる。バス・ク
リア信号BSMCLR−は第9図のANDゲート12M
に対する入力で、第8図のANDゲートに対する入力の
マスター・クリア信号MYMCLR−と置換する。
従つて、2進数1の状態になる記憶された要求信号ST
REQQ+は、NANDゲート16Mに対する両入力を
2進数1にして、その結果NANDl6Mの出力は2進
数零となる。要求フロツプ17Mのセツト入力における
2進数零の発生は、要求フロツプ17Mをセツトさせる
ことになる。フロツプ17Mのクロツク入力は2進数零
に接地されており、フロツプ17MはNANDゲート1
6Mの出力によつてのみセツトされる。要求フロツプ1
7MのQ出力を2進数1の状態にセツトすると、要求が
バスのタイ遮断回路網即ちNANDゲート19Mに与え
られてこのバス要求の優先順位を他の可能な即ち同時の
要求(もしあれば)と比較する。同時に、要求フロツプ
17MのQ出力はバス・トランシーバに送られ、ここで
素子18Mによつて反転されてバス上でバス要求信号B
SREQT−となる。信号BSREQT−が2進数零に
なると、この信号はシステム内の他の要求フロツプ17
Mを他の任意の記憶された要求がセツトしないようにす
る。
どの装置もそのユーザ・フロツプ15Mをセツトするこ
とによつて1つのバス・サイクルを要求できるため、い
かなる時も2つ以上の要求フロツプ17Mがセツトでき
これは各々可能性のある将来のバス・サイクルを表示す
る。同時の要求がある時、NANDゲート19Mが適当
な付与フロップ22Mをセツトすることにより最高優先
順位を要求する装置にゼータ・サイクルを与える。いず
れかの装置にデータ・サイクルを与えるためにはNAN
Dゲート19Mはその入力タイ遮断信号の全てが2進数
1でなければならない。第8図に関して既に述べたよう
に、最高優先順位の装置即ちメモリーにおける素子28
Mは遅延素子13Mと同様な遅延素子であり、これは例
えば20ナノ秒の遅れを有することができる。最高優先
順位の装置における素子28Mの遅れがなければ、この
ような最高優先順位の装置は常に、遅延回線13Mによ
り与えられる遅れを生じることなくバスに対するアクセ
スを常に獲得してしまう。このように、素子28Mに遅
れを与えることにより、最高優先順位の装置即ちメモリ
ーがその要求フロツプ17Mをセツトする時から例えば
20ナノ秒間の遅延期間だけその付与フロツプ22Mを
セツトすることを阻止する。最高優先順位の装置におい
ては、遅延素子28Mと並列の直接接続が要求フロツプ
17MのQ出力からNANDゲート19Mの入カへ与え
られ、それにより例えば第9図のロジツクにおける競争
条件の故に、フロツプ17MのQ出力側に生成された瞬
間的なパルスに因るゲート19Mの付勢を回避する。メ
モリーは、その要求フロツプ17Mがバス・サイクルが
与えられる時迄に準備完了していることを予期してこの
フロツプ17Mをセツトすることによりバスを予め要求
しないため、第8図の中央プロセサの優先順位回路網ロ
ジツクに対して前述した如く信号MCDCNP+と対応
するNANDゲート19Mに対する入力としてのユーザ
準備完了信号はない。NANDゲート19Mの他の入力
は、第8図のNANDゲート19の入力と同様に作用す
る。各装置は、バス要求を行う時そのANDゲート20
Mの出力を2進数零に駆動する。このように、信号BS
MYOK+は2進数零にセツトされ、そしてこの信号は
バスに送られてそこでより低い順位の装置におけるNA
NDゲート19Mであるタイ遮断ゲートに対する消勢信
号となる。メモリーは、常にバス上の最高優先順位の位
置を占有する。
この位置においてタイ遮断信号はプルアツプ抵抗からの
2進数1の信号に結合される。システム内に更に高い優
先順位のメモリー・コントローラがなければ、メモリー
が信号MYREQT+を生成する時、NANDゲート1
9Mの入力には2進数零のタイ遮断信号がなく、この状
態はNANDゲート19Mの出力が2進数零になること
を禁止し、このため付与フロツプ22Mをセツトする。
フロツプ22Mのクロツク入力は接地即ち2進数零であ
り、フロツプ2ZMけNANDゲート19Mの出力のみ
によつてセツトされる。付与フロツプ22Mのセツト動
作は、2進数1となる付与フロツプ22M(f)Q出立
側に信号MYDCNN+を生じこれはバス・トランシー
バ23Mを経て反転されてバス上に信号BSDCNN−
として送出される。
又回線182上の信号MYDCNN+は、後に述べるよ
うな2重取出し転送がなければ、ユーザ・フロツプ15
Mを(2倍長ワード関連ロジツク94、回線183の信
号STREQR+およびNORゲート29Mを介して)
りセツトする。又信号MYDCNN+は、バス上にメモ
リー・データ、メモリー識別コードおよびある他の制御
信号を通す。
2重取出し操作の間、要求側装置はメモリーに対して、
2倍長ワードが2重取出し信号BSDBPL−をバス上
で2進数零にセツトすることにより要求されることを通
知する。
タイミング・ゼネレータとおよびバス制御ロジックの一
部とは、2重取出しメモリーをして以下に述べるように
1ワードではなく2ワードで応答させる。′2重取出し
転送に使用されるバス制御および応答ロジツクは第9図
および第9A図に示される。
次に第9図において、単一取出し転送の間、信号MYD
CNN+はメモリーが1つのバスサイクルを与えられて
いる時付与フロツプ22Mにより生成され、所要のデー
タ・ワードを送り戻す。メモリー・ユーザ・フロツプ1
5Mは、NORゲート29Mを介して信号STREQR
+の前縁部時にりセツトされる。回線183上の信号S
TREQR+は、以下において判るように回線182上
の信号MYDCNN+に応答して2倍長ワード関連ロジ
ツク94により生成される。
ユーザ・フロツプ15Mのりセツト動作は、そのQ出力
の信号STREQQ−を2進数1にさせ、NANDゲー
ト70を介してメモリーの要求フロツプ17Mをリセト
する。要求フロツプ17Mのりセツト動作は、そのQ出
力の信号MYREQT−を2進数1にし、ANDゲート
20Mを経て信号BSMYOK+を2進数1にし、これ
により次の操作のためバスを解放する。このように、単
一取出し操作の場合に、信号MYDCNN+は第1の応
答サイクルが生じた後ユーザ・フロツプ15Mをりセツ
トするが、以下において判るように、2重取出し操作に
おいてはユーザ・フロツプ15Mがりセツトされる前に
2つの応答サイクルが要求されることが判る。2倍長ワ
ード関連ロジツク94ぱ、また回線187及び188を
介してバス信号BSDBPL及びBSWRIT−を受け
取り、そして第9A図に関して以下に説明する方法で回
線184,185及び189を介して出力信号1NRE
DY−、DCNNGO一及びBSDBPL−を夫々発生
する。
第9図は又、メモリー要求の間バス・データ・リードの
内容を記憶するためメモリー・コントローラにより使用
されるロジツクを示している。
バス・データ・リード信号BSDTOO一乃至BSDT
l5−は第9図の16のレシーバ97により受取られて
反転される。その結果得る信号BSDTOO+乃至BS
DTl5+は、スレーブとしてメモリー・コントローラ
がメモリー要求に肯定応答する時、第10図のロジツク
からの回線186上の信号MYACKR+によりレジス
タ98にクロツクされる。レジスタ98は16のDタイ
プのフロツプからなり、バスデータ・リードの内容を想
起するために使用される。メモリーに対する書込み要求
の間、バス・データ回線は、メモリーに書込まれるべき
16ビツト・ワードのデータを含んでいる。メモリー読
出し要求の間、バス・データ回線は要求側のチャネル番
号および機能コードを第4図に示されたフオーマツトで
包含する。読出し要求の応答サイクルの間、単一取出し
又は2重取出しの読出し要求、チヤネル番号、および機
能コードは、第3図に示されたフオーマツトでバス・ア
ドレス回線における要求側装置に折返される。このチヤ
ネル番号と機能コード折返し操作は信号MYDCNN−
により実行され、この信号は、マスターとしてのメモリ
ー・コントローラがバスを与えられている時レジスタ9
8の内容をバス・アドレス回線に通すよう16のドライ
バ99を付勢する。以下の説明で判るように、応答サイ
クルの間の機能コードの折返し動作は、データの単一取
出し要求に応答するメモリー応答サイクルと、手順の2
重取出し要求に対する応答であるメモリー応答サイクル
とを中央プロセサに識別させる。次に第9A図において
、メモリーが2倍長ワード読出し要求を受入れる時、メ
モリーがMOSメモリー・リフレツシユ・サイクルにな
いものとすればANDゲート76の出力の2倍長ワード
取出し信号DEETCH+は2進数1となる。
信号DEETCH+は2つの連続する信号MYDCNN
+をメモリーに発生させ、これら信号が以下に述べるよ
うにマスターによつて要求さ jれた2つのデータ・ワ
ードを送出する。
マスターが2重取出し要求を行う時、バス上及び入力回
路188上の信号BSWRIT−は2進数1であり読出
し要求を表示し、従つてレシーバ(反転増巾器)71の
出力は2進数零となる。又、2重取出5し要求の間、バ
ス上及び入力回線187上の2重取出し信号BSDBP
L−は2進数零であるため、レシーバ72の出力は2進
数1となる。もし取出されるべきワードの最初のもの、
即ちバス・アドレス回線BSADOO一乃至BSAD2
2−によ 4りアドレス指定されるワードを含むメモリ
ーが特定のメモリーに存在しこのメモリーが使用中でな
い場合、第10図のメモリー・コントローラ・ロジツク
は信号MYACKR+を2進数零から2進数1の状態に
変換させ、この状態はD入力を素子74のQ出力にクロ
ツクする。即ち、入力DOにおける2進数零の信号BS
WRIT+はQO出力にクロツクされて書込みメモリー
信号WRITMM+を2進数零に、′QO出力の読出し
メモリー信号READMM+を2進数1にする。
素子74のD1入力における2進数1の信号BSDBP
L+はそのQ1出力にクロツクされて信号MDFETC
H+を2進数1にする。メモリーのリフレツシユが進行
中でない状態において、信号REFCOM−は2進数1
であり、メモリーがテストされないため2倍長ワードの
禁止が進行中でない状態において信号DWDINH−は
2進数1であり、かつ信号READMM+が2進数1に
セツトするとNORゲート75の出力の信号DFHIN
H−は2進数1になる。ANDゲート76への両入力が
2進数1になると、その出力の信号DFDTCH+は2
進数1になる。NANDゲート78に対する入力におけ
る、信号MYACKR+を例えば100ナノ秒遅れさせ
るメモリー・タイミング・ゼネレータ95により生成さ
れる信号DWDSET+と信号DFETCH+との一致
は、その出力の信号DWDSET−を2進数零にしてこ
れにより2重取出し履歴フロツプ80をセツトする。
2重取出し履歴フロツプ80の目的は、メモリーが2重
取出し操作に応答している最中であることを記憶するこ
とであり、その結果メモリーは、バスの制御を獲得して
2つの応答サイクルの最初の応答サイクル中応答すると
き2重取出し信号BSDBPL−をロジツク回路83,
84及び85並びに出力回線189を経て2進数零にセ
ツトして要求側に対しこれが2ワードの内の最初のもの
であることを通知する。
2重取出し履歴フロツプ80のQ出力側において2進数
零である信号DWDHIS−は、NANDゲート81の
出力が、最初の応答サイクルの間回線182上の2進数
1の信号MYDCNN+でメモリーが応答する時、NA
NDゲート81の出力が2進数零になることを禁止する
信号DWDHIS−によるこの禁止状態は、2進数1で
ある信号MYDCNN+に応答してインバータ82の出
力が2進数1にならないようにし、これによりメモリー
のユーザ・フロツプ15Mが第9図のNORゲート29
Mを経てリセツトすることを禁止する。2重取出し履歴
フロツプによるメモリー・ユーザ・フロツプ15Mのこ
の禁止状態はメモリー要求フロツブ17Hのりセツトを
禁止してその結果信号MYREQT+は2進数1に止ま
り、更にメモリーがドライバ18Mを経てバス・サイク
ルを要求し続ける結果となる。
第1のメモリー応答サイクルの間、回線182の信号M
YDCNN+の前縁部はNANDゲート83の出力側に
2重応答信号DWRESP−を生じ、このゲート83は
又2重取出し履歴フロツプ80のQ出力である2進数1
の信号YylDHIT+を入力として有する。2進数零
である信号 DWRESP−は、インバータ84により反転され、再
びドライバ85により反転されて2進数零の信号BSD
BPL−としてバスに送出される。
信号DWRESP−も又、そのD入力におけるQ出力を
そのQおよびO出力にクロツクすることにより2重取出
し履歴フロツプ80をりセツトする。2重取出し履歴フ
ロツプ80のこのりセツト動作はそのQ出力を2進数1
にすることになり、その結果NANDゲート81に生じ
る次の信号MYDCNN+はインバータ82とNORゲ
ート29Mを介してメモリー・ユーザ・フロツプ15M
をりセツトするよう作用する。
ユーザ・フロツプ15Mのりセツト動作はメモリー要求
フロツプ17Mのりセツト動作を生じ、そのメモリー要
求フロツプ17Mの出力側の信号MYREQT+は2進
数零となつてその結果メモリーはもはやドライバ18M
を介してバス・サイクルを要求しない本事例における要
求側の装置である中央プロセサは2進数零である信号B
SACKR−で応答することにより最初のデータ・ワー
ドを肯定応答し、これがメモリーの付与フロツプ22M
をりセツトする。
もしこの要求側の装置がこのメモリー応答サイクルを否
定応答又は待機するか、あるいは応答しない場合、デー
タは失われる。メモリー要求フロツプ17Mは最初のメ
モリー応答サイクルに応答してりセツトされないため、
メモリーは2進数零の状態を維持する信号BSREQT
−を介してバスを要求し続ける。従つて、メモリーは、
NANDゲート19Mおよび付与フロツプ22Mを介し
て2進数1の別の信号MYDCNN+を生じて第2のデ
ータ・ワードを送出する。2重取出し履歴フロツプ80
が最初の応答サイクルの終りにりセツトされるため、第
2の応答サイクルの間信号MYDCNN+はユーザ・フ
ロツプ15Mおよび要求フロツプ17Mをりセツトする
又、信号BSDBPL−は、2進数零の状態には駆動さ
れず、要求側の装置により予期されるべき別の情報がな
いことを表示する。もし何かの理由により第2のデータ
・ワードがメモリー・コントローラから得ることができ
ない場合、(例えば、もし中央プロセサが2重取出し操
作を要求しかつ与えられるメモリー・アドレス即ち2ワ
ードの最初のワードのアドレスがこのメモリー・コント
ローラにおける最高位のロケーシヨンのアドレスである
場合)、メモリーは、信号12WRES−、0Rゲート
JモVおよびインバータ79を経て2重取出し履歴フロツ
プ80をそのりセツト入力側の2進数零である信号DW
DRES−によりりセツトする。
フロツプ80のこのりセツト動作は、そのセツト入力側
の2進数零である信号DWDSET−によるそのセツト
動作の後であるが、以下に述べるようにメモリーの最初
の応答サイクルの前即ち第2ワードが存在しない時に生
じ、タイミング・ゼネレータ95からの信号DWDSE
T+は2進数1の状態になりそしてNORゲート93か
らの12WRES一信号が生じを前に2進数零の状態に
戻る。
この場合、メモリー・コントローラは第1のデータ・ワ
ードの送出の間信号BSDBPL一を2進数零にセツト
せず、要求側の装置に対して第2のワードが来ていない
ことを表示する。アドレス・レジスタ89と90はマル
チプレクサ91,92およびNORゲート93と組合さ
つて、2重取出し要求の第1ワードを含むメモリーコン
トローラと同じメモリー・コントローラに2重取出し要
求の第2のワードが存在するかどうかを決定する。この
決定は、マスター装置例えば中央プロセサが2重取出し
要求を行う時下記の如く行われる。素子88は各バス・
アドレス信号BSADOO一乃至BSAD22−に対す
る回線レシーバを有し、反転信号BSADOO+乃至B
SAD22+をアドレス・レジスタ89,90に対し使
用可能にする。アドレス・レジスタ89,90はそれぞ
れ6つのカスケード接続された同期する4ビツトのアツ
プ/ダウン・カウンタからなり、そのタイプは例えばテ
キサス・インストルメンツ社により製造される部番SN
74l94である。これ等のアドレス・レジスタは、そ
のロード(L)入力側における2進数零の信号形態でロ
ードされた情報を保持する能力と、1つだけ増分してこ
の増分された値を保持する能力を有する。アドレス・レ
ジスタは、その+1の入力側の信号が2進数零から2進
数1の状態に変る時1だけその内容を増分する。マスタ
ーの2重取出し要求サイクルの間、メモリー・コントロ
ーラが2進数1になる信号MYACKR+により2重取
出し要求を肖定応答する時、前記信号はインバータ96
を介してレジスタ89,90のL入力側に2進数零の信
号MYACKR−を生じこのとき、バス・アドレス信号
が両方のレジスタ89と90にゲートされる。第1のワ
ードのアドレスがこのように両レジスタ89,90にロ
ードされると、図示しない他のロジツクはこのアドレス
が奇数か偶数かを決定する。もし第1のワードのメモリ
ー・アドレスが奇数であれば、偶数ワード・アドレスの
+1入力における信号MAREUC−は2進数零から2
進数1に変り、これにより偶数ワード・アドレス・レジ
スタ90の内容を増分する。このように、偶数ワード・
アドレス・レジスタ90はメモリーから取出されるべき
第2の(偶数の)ワードのアドレスを含む。同様に、も
しメモリーから取出されるべき第1ワードのアドレスが
偶数であれば、奇数ワード・アドレス・レジスタ89の
+1入力側の信号MAROUC−は2進数零から2進数
1の状態に変化し、これによりレジスタ89の内容を増
分し、その結果このレジスタはメモリーから取出される
べき第2の(奇数の)ワードのアドレスを含む。この時
、第1ワードのアドレスが奇数又は偶数のいずれであつ
たかどうかの如何に拘わらず、レジスタ89は奇数ワー
ド・アドレスを、レジスタ90は偶数ワード・アドレス
を含んでいる。マルチプレクサ91と92は、取出され
るべき2ワードの第2のワードを含む8Kのメモリー・
モジユールがコントローラに存在するかどうかを決定す
る際第10図のマルチプレクサ48の場合と同様な方法
で作用する。偶数ワード・アドレス・レジスタによりア
ドレス指定されるワードが下位の16Kワードにあるか
上位の16Kワードにあるかを表示するため偶数ワード
・アドレス・レジスタ90から得た信号MAREO8+
を用いることにより、マルチプレクサ91と92はその
出力側に対して入力の1つを選択的にゲートする。即ち
、もし信号MAREO8+が2進数零であれば、信号M
YMOSB−はマルチプレクサ91の出力側にゲートさ
れ、信号MYMOSA−はマルチプレクサ92の出力側
にゲートされる。もし信号MAREO8+が2進数1で
あれば、信号MYMOSD−はマルチプレクサ91の出
力側にゲートされ、信号MYMOSC−はマルチプレク
サ92の出力側にゲートされる。
これ迄の第10図のマルチプレクサ48に関する論述か
ら明らかなように、もし信号MAREO8+が2進数零
でありこれがメモリー・コントローラの下位の16Kワ
ードが偶数ワード・アドレス・レジスタによりアドレス
指定されつつあることを表示する場合、マルチプレクサ
91の出力側の2進数零はメモリーモジユールBが存在
することを表示し、又マルチプレクサ92の出力側の2
進数零の状態はメモリー・モジユールAが存在すること
を表示する。
もし信号MAREO8+が2進数1であつてこれが偶数
ワード・アドレス・レジスタがメモリー・コントローラ
の上位の16Kワードの1つのワードをアドレス指定し
ていることを表示する場合、マルチプレクサ91の出力
側2進数零の状態はメモリー・モジユールDがコントロ
ーラに存在することを、又マルチプレクサ92の出力側
の2進数零はメモリー・モジユールCが存在することを
表示する。アトし・ス・レジスタ89と90に関するマ
ルチプレクサ91と92の作用は、第14図に照合して
境界に跨る場合を調べることにより最もよく判る。
もし偶数ワード・アドレス・レジスタ90に含まれるア
ドレスがメモリーの下位の16Kワードにある。即ち信
号MAREO8+が2進数零であるならば、境界付近の
場合は偶数のワード・アドレス.レジスタが0と163
82の間のあるアドレスを含む場合である。もし偶数ワ
ード・アドレス・レジスタ90がアドレス0を含む場合
には、奇数ワード・アドレス・レジスタ89は次に高い
順位のワードのアドレス即ちワード1を含まねばならず
、そして第9A図のマルチプレクサ91,92はメモリ
ー・モジユールA,Bがメモリー・コントローラに存在
すべきことを要求する。偶数ワード・レジスタ90がア
ドレス0を含む場合は、奇数ワード・アドレス・レジス
タは次に低いアドレスを含むことができない。その理由
は、バス上のアドレス即ち取出されるべき第1のワード
のアドレスがコントローラ内に存在しなかつたことに因
り第9図のメモリー・コントローラ・ロジツクが応答せ
ず従つてこのバス上のアドレスがアドレス・レジスタ8
9,90に通されなかつたためである。もし偶数ワード
.アドレス・レジスタ90のアドレスがモジユールAの
最終のワード即ちアドレス16382である場合、奇数
ワード・レジスタ89によりアドレス指定可能な次に高
いワードおよび次に低いワードがメモリー・モジユール
Bに含まれ、マルチプレクサ91と92はメモリー・モ
ジユールAおよびBの存在を表示する。もし信号MAR
EO8+が2進数1であつてこれが偶数ワード・アドレ
ス・レジスタ90に含まれたアドレスがメモリーの上位
の16Kワード内にあることを表示する場合、マルチプ
レクサ91と92はメモリー・モジユールCとDの存在
を表示する。上位16Kメモリー・ワードの場合には、
もし偶数ワード・アドレス・レジスタがメモリー・モジ
ユールCの第1のワード即ちアドレス16384をアド
レス指定するならば、次に順位の高いアドレスはメモリ
ー・モジユールDに含まれ、その存在はマルチプレクサ
91により表示され、あるいはもし次に低いワード即ち
16383番目のワードがアドレス指定される場合、メ
モリー・モジユールBの存在は、2重取出し要求が最初
行われた時第10図のマルチプレクサ48による第1の
バス・サイクルの間表示されていた。
もし偶数ワード・アドレス・レジスタ90がメモリー・
モジユールCの最後のワード即ち32766番目のワー
ドのアドレスを含む場合、次に高いアドレス・ワードお
よび次に低いアドレス・ワードがメモリー・モジユール
Dに含まれ、その存在は再びマルチプレクサ91により
表示される。残る1つの境界に接する場合は、2重取出
し要求がメモリー・コントローラの最後のワード即ちア
ドレス32767をアドレス指定する場合である。この
場合、アドレスがバスからゲートされそしてアドレス・
レジスタ89と90にロードされた後、偶数ワード・ア
ドレス・レジスタ90は1だけ増分されてアドレス32
768を生じる。この結果信号MAREO8+は2進数
零となつて、前述の如くこのためマルチプレクサ91と
92がメモリー・モジユールAとBの存在又は不存在を
表示し、これが特定のメモリー・コントローラ上のメモ
リーの下位の16Kワードを構成する。この場合、2重
取出し要求においてアドレス指定された最初のワードは
メモリー・コントローラの最終のワードであり、第2の
ワードは実際にメモリーの下位の16Kワードに存在す
るが、これは現在のメモリー・コントローラではなく次
のメモリー・コントローラにおいてである。この状態は
、アドレスが増分されるとき偶数ワード・アドレス・レ
ジスタ90のビツト位置8からビツト位置7に生じる桁
上げに応答して2進数1になる第9A図の信号MARO
OL+によつて検出される。マルチプレクサ91と92
の出力と、アドレス桁上げ信号MAROOL+と、及び
2ワード禁止信号INH2WD+(通常は2進数零)と
をNORゲート93に入れることにより、その出力の信
号12WRES−は、2重取出し要求の第2のワードが
特定のメモリー・コントローラに存在する時2進数1と
なる。
信号12WRES−は、第2のワードがメモリー・コン
トローラに存在しない時2進数零であり、又0Rゲート
JモVとインバータ79を経て2重取出し履歴フロツプ8
0のリセツト動作を生じる。アドレス・レジスタ89と
90は、第9A図には示されない他のロジツクと共に、
メモリー・モジユールから検索される時奇数および偶数
ワードをアドレス指定するためにも使用される。
このため2ワードが重なつた状態で検索されることにな
り、1つのワードは偶数アドレス指定ワードを含むメモ
リー・モジユールからそして他のワードは奇数アドレス
指定ワードを含むメモリー・モジユールからである。第
2ワードの検索は、第1ワードの検索かられずか後例え
ば150ナノ秒後に開始される。この結果、第2ワード
は、要求側の装置に対する第1ワードの送出を行う応答
バス・サイクルの完了前にメモリー・コントローラで使
用可能となつて、これにより第2の応答バス・サイクル
の間要求側の装置に対する即時の転送のため第2ワード
を使用可能にすることによりシステムの処理能力を増大
する。第9図のメモリー・コントローラのユーザ・フロ
ツプ15Mは下記の方法でセツトされる。
再び第9A図において、前に述べたことから判るように
、メモリー・コントローラが読出し要求を片定応答する
時、素子74の出力である読出しメモリー信号READ
MM+が2進数1となり、これは、初期設定が進行中で
ないことを表示する2進数1の初期設定信号1NITM
M−と共にANDゲート86の出力を2進数1にする。
この2進数1は、2進数1でメモリー・リフレツシユ・
サイクルが進行中でないことを表示する2進数1のメモ
リー・リフレツシユ信号と共に、NORゲート87の出
力である回線184上の信号1NREDY−をユーザ・
フロツプ15MのD入力側で2進数1にする。フロツプ
15Mのクロツク人力における回線185上の信号DC
NNGO−の2進数零から2進数1への遷移の遅れた発
生例えば信号MYACKR+の2進数零から2進数1へ
の遷移の後400ナノ秒遅れた発生は、D入力をその出
力側ヘクロツクすることによりユーザ・フロツプ15M
のセツト動作を生ぜしめる。
尚、このクロツキングが生じる時、NORゲート29M
の出力は2進数1である。再び第9A図において、素子
74のフロツプの出力はNORゲート73の出力の発生
によりクリアされ、信号CLRMOD−はその人力のい
ずれかが2進数零即ち初期設定の状態、バス・クリア又
はメモリー・リフレツシユが生じることに応答して2進
数零となる。2重取出し操作の間メモリー・コントロー
ラ信号におけるタイミング関係は、以下に述べる第12
図の下部に示される。
〔中央プロセサのバス・インターフエース・ロジツク]
次に、第11図の典型的な中央プロセサ・バス結合ロジ
ツクにおいては、信号は素子99に含まれるレシーバに
よつてバスから受取られる。
信号BSMREF−はこのようなレシーバの1つにより
受取られ、もし受取られるアドレスがメモリー・アドレ
スでない場合部分的にANDゲート100を付勢するた
め使用される。信号MYDCNN+は、もし中央プロセ
サは現時点のバス・マスターでない(即ち、中央プロセ
サがバス上にアドレスを置いていない)場合、ANDゲ
ー口00を更に付勢する。ANDゲート100の出力は
、このようなコンパレータを付勢するためコンパレータ
103の1入力を与える。コンパレータ103による比
較のための入力の1つが中央プロセサ・アドレスで、こ
れは本例においては数が4つであり信号BSADl4+
乃至BSADl7+で表示される。コンパレータ103
の1つの入力で受取られるこのアドレスは、中央プロセ
サ自体において例えば16進スイツチ101によりセツ
トされるアドレスと比較される。この受取つたアドレス
とスイツチ101が与えたアドレスとが比較されて等し
い事が判ると、コンパレータ103は信号ITSAME
+を生成し、これが部分的にゲート106と107を付
勢する。別のアドレス・ビツトBSADO8+乃至BS
ADl3+は、これ等のビツトが全て零であるかどうか
を決定するANDゲート104の入力側で受取られる。
もしこれ等が全て零であれば、信号1TSMEA+が生
成されこれも又ゲート106と107を部分的に付勢す
る。ゲート106又は107のいずれかの更に別の入力
を付勢することにより、素子113における各フロツプ
を有効にセツトする。ANDゲート106の残りの人力
は第2の半バス・サイクル信号BSSHBC+で、これ
はインバータ116を介してゲート106に結合されて
いる。
この第2の半バス・サイクル信号はまたANDゲート1
07の1人力において受取られる。このように、AND
ゲート107は、もしその入力の内の2つの人力がこれ
がアドレス指定された装置であつてかつその残りの人力
からこれが信号BSSHBC+で示される如き第2の半
バス・サイクルであることを表示する場合、完全に付勢
される。このように、ANDゲート107の付勢によつ
て信号MYSHRC−が生成され、0Rゲート114の
1人力に結合される。0Rゲート114はドライバ11
5を介してACK信号(BSACKR−)を与える。
ANDゲート107の完全な付勢は、素子113のO1
出力側のMYSHRC一信号の発生に加えて、素子11
3に含まれる同じフロツプのQ1出力側の信号MYSH
RC+を生じる。
信号MYSHRC+の2進数零から2進数1への遷移は
素子110の各フロツプの入力のその出力側へのクロツ
クのため使用される。第3図に示す機能コード・フイー
ルドの上位ビツト即ち信号BSADl8+が素子110
のDO入力側で2進数1であり(機能コード20、ベー
ス16)、この信号が装置(例、メモリー)が2重取出
し要求に応答中であることを表示する場合、素子110
のQO出力側の信号MYSHRP−は2進数零となつて
この第2半バス・サイクルが中央プロセサによる2重取
出し(手続)要求に応答していることを表示する。
もし信号BSADl8+が2進数零であり(機能コード
00、ベース16)これが装置が単一取出し(データ)
要求に応答中であることを表示する場合、2進数1が素
子110のD1入力側でインバータ109により生成さ
れ、その結果素子110のQ1出力側の信号MYSHR
D+が2進数1となり、これがこの第2半バス・サイク
ルが中央プロセサによる単一取出し要求に応答している
ことを表示する。
中央プロセサの多重サイクル取出し操作においては、こ
の場合プロセサはスレーブからの応答サイクルを予期し
ているが、信号MYSHRP−およびMYSHRD+が
用いられて中央プロセサに対して第2の半バス・サイク
ルが前の2重又は単一の取出し要求からのそれぞれの予
期されたデータを提示することを表示する。素子110
のフロツプは、同じタイプのフロツプ素子について前に
論述したと同様にインバータ125を介して信号BSD
CNB−によりクリアされ、これによりバス゜サイクル
に続いてフロツプを初期設定する。適正な装置のアドレ
スが受取られる時かつこれが第2の半バス・サイクルで
ない場合、ゲート106が完全に付勢され、この状態が
これにより素子113に含まれる1つのフロツプの出力
側にMYINTR+と表示される正のパルスを生成する
。信号MYINTR+は第11図のロジツクにACK又
はNAK信号が生成されるかどうかを決定させる。この
信号のどれが生成されるかは、処理時間をシークする装
置の割込みレベルと比較してその時点で本システムにお
いて作用中の割込みレベルに依存する。割込みレベルが
十分であるかどうかに関する決定は、A入力がB入力よ
り小さいかどうかを決定するためのコンパレータである
コンパレータ117により決定される。
コンパレータ117のA入力は信号BSDTlO+乃至
BSDTl5+を受取り、この信号は第5図に示される
フオーマツトにおいてはデータ処理時間をシークしてい
るバスと結合された装置の割込みレベルを表示する。本
システムには複数の割込みレベルが与えられる。割込み
レベル番号0はデータ処理時間に対して最も大きなアク
セス能力を与えられ、従つて割込み不可能である。この
ように、割込みレベル番号が小さければ、この装置の現
在続行中の処理が割込まれる機会は少くなくなる。この
ように、もしコンパレータ117のA入力において受取
られるレベル番号がプロツク118のレベル番号により
表示される如き中央プロセサにおいて作用する現時点の
レベルより低ければ、入力Aにおいて受収られる信号に
より表示される如き割込みをシークする装置は実際にこ
の割込みを行うことができる。もしA人力がB人力と等
しいかあるいはこれより大きければ信号LVLBLS+
ぱ生成されず、以下に述べるようにドライバ108とフ
ロツプ120によりNAK信号が与えられる。このよう
に、もしコンパレータ117の入力Aにおいて受取られ
た割込みレベルが入力Bにおいて受取られる割込みレベ
ルより低ければ信号LVLBLS+は2進数1となつて
両方のフロツプ120と121のD入力に結合される。
尚、フロツプ120のD入力は反転信号である。もしA
信号がコンパレータ117により表示されるようにB信
号と等しいか大きければ、2進数零の信号が信号LVL
BLS+に対して生成され、この信号はフロツプ120
の否定入力において受取られる。これは、もし信号MY
INTR+が素子113における各フロツプのセツト動
作によりフロツプ120のクロツク入力側に受取られる
ならばNAK信号を生成する。もしこのレベルが十分で
あつた場合即ちもしA人力がコンパレータ117により
表示される如くB入力より低かつた場合、2進数1は信
号LVLBLS+で生成され、従つて信号MYINTR
+はこれを0Rゲート114の一人力に対するフロツプ
121のQ出力にクロックし、0Rゲー口14はドライ
バ115を介してACK信号を生成する。
このようにもし信号MYNAKR+が2進数1であれば
、NAK信号が生成され、もし信号MYINTF−が2
進数零であればACK信号が生成される。素子113の
フロツプは、同じタイプのフロツプの素子について前に
述べたと同じ方法でインバータ125によりクリアされ
る。尚、もし実際にこれが第2の半バス・サイクルであ
れば、コンパレータ117による表示とは無関係にAC
K信号が生成されることが判るであろう。このような場
合には、信号MYSHRC−は、0Rゲート114の他
の入力側に結合される如き素子113のフロツプの1つ
であり、2進数零の状態のときACK信号を生成してこ
れによりフロツプ121からのいずれの表示も無視する
。前述の如く、インバータ125を介する信号BSDC
NB−はフロツプ121とフロツプ120をりセツトし
、これによりバス・サイクルに続いてフロツプを初期設
定する。
更に、フロツプ120はフロツプ127と関連するロジ
ツクによりセツトされ、前記フロツプ127は信号BT
IMOT−を生成してバス・タイム・アウト条件、即ち
存在しない装置がアドレス指定されたこと、および実際
にNAK,.ACK又はWAITのいずれかの応答がい
ずれかの潜在するスレーブ装置によつて生成されていな
いことを表示する。従つて、ワン・シヨツト・マルチバ
イブレータ126が提供され、これは例えば5マイクロ
秒の持続時間を有するようセツトできる。このマルチバ
イブレータ126は信号BSDCND+、即ちバツフア
119の入力側に受取られるストローブ信号の受取りに
よりトリカーされる。マルチバイブレータ126のタイ
ミングは動作状態にあるため、もしバス・サイクルの終
りを表示する信号BSDCNB+が受取られない場合、
マルチパイプレータ126によつてセツトされた期間後
に信号BTIMOT−はフロツプ127のD入力側に受
取られた信号BSDCNN+のクロツキングを経てフロ
ツプ127のQ出力側に生成される。尚、信号BSDC
NN+がこのバス・サイクルが依然として進行中である
ことを表示する。信号BTIMOT−はフロツプ120
に作用してドライバ108を介してNAK信号(BSN
AKR−)を生成する。
もし一方信号BSDCNB+がマルチバイブレータ12
6によりセツトされる期間の終りの前に終了する場合、
マルチバイブレータ126のタイミングは終了し、フロ
ツプ127の信号BTIMOT−の生成は阻止される。
第11図における中央プロセサ・ロジツクはNAK又は
ACK信号のいずれかを生成するが、WAIT信号は中
央プロセサ・ロジツクによりそのように生成されないこ
とが判る。
その理由は、中央プロセサが常に最も低い優先順位を有
するためであり、従つてもしこれがWAIT信号を生成
するならば、中央プロセサに対するサービスの要求を生
成する他の装置が、もし例えば更に高い優先順位の装置
がマスターであつてこれに対して中央プロセサがWAI
T信号で応答した場合、おそらくバス上で停止を経験す
ることになつてしまう。このように、高い優先順位の装
置が最も低い順位の装置即ち中央プロセサを待機するた
め、他の装置はバスを使用することを禁止されることに
なつてしまう。第11図に関する前の記述は、前の中央
プロセサの単一又は2重の取出し(メモリー読出し)要
求により要求された情報を利用可能にするマスターのメ
モリーに応答するスレーブの中央プロセサの動作につい
て論述した。
次に第11A図においては、中央プロセサの動作につい
て、メモリーによりバスに入れられたデータがいかにし
て中央プロセサにより緩衝されるかに関し、又中央プロ
セサがメモリーの単一又は2重の取出し要求を行うこと
を決定する基準に関して論述する。望ましい実施態様に
おいては、中央プロセサは、1つのメモリー読出し要求
でもつて、中央プロセサが単一のワードをメモリーから
要求するかあるいは2つの連続ワードのメモリーからの
送出を要求する(即ち、単一又は2重の取出し要求を行
う)ことを通知することができる。更に、望ましい実施
態様においては、中央プロセサは、1つのメモリー・コ
ントローラに向けられた単一取出し要求と、別のメモリ
ー・コントローラに向けられた2重取出し要求との2つ
の未処理の要求を同時に有することができる。もし同じ
メモリー・コントローラ内に単一および2重の取出し要
求の両アドレス・ロケーシヨンが含まれるならば、2番
目の要求は、第10図のロジツクに関する論議において
判るようにメモリー・コントローラによつて拒否される
。メモリー・コントローラは、もし依然として最初の要
求のサービスに使用中であればWAIT信号を生成する
ことにより2番目の要求を拒否する。2重取出し操作を
要求する時、中央プロセサは2重取出し信号を生成する
(BSDBPL−は2進数零である)。
メモリーからの最初のワードの戻りと関連する第2半バ
ス・サイクルの間、メモリー・コントローラは、別のワ
ードが続くことを表示する2進数零の2重取出し信号B
SDBPLを再び送る。メモリーからの第2のワードの
戻りと関連する第2の半バス・サイクルの間、メモリー
は信号BSDBPL−を再び送出せず、これによりこれ
が送出されるべきデータの最後のワードであることを表
示する。単一取出し要求に応答してメモリーから単一ワ
ードの戻りと関連する第2の半バス・サイクルの間、メ
モリー・コントローラは信号BSDBPL−を再び送出
せず、これにより単一取出しのみが実行されこれ以上の
第2半バス・サイクルが続かないことを表示する。次に
第11A図に関して、2重取出しデータは常に中央プロ
セサにおいてP1およびP2レジスタ即ち素子152お
よび153に記憶されるが、単一取出しデータはDTレ
ジスタの素子151に記憶される。単一の中央プロセサ
は同時に未処理の2重取出しおよび単一取出しの両要求
を有することができるため、中央プロセサ4は要求時に
第4図に示される機能コード・フイールドの要求にタグ
を付ける。単一取出し要求は機能コード00でタグ付け
され、2重取出し要求は機能コード20.ベース16で
タグ付けされる。中央プロセサ取出し要求の間、バス・
データ回線信号BSDTlO一乃至BSDTl5−はこ
のタグを構成する。
メモリー応答サイクルの間、アドレス回線信号BSAD
l8一乃至BSAD23−は第3図に示す機能コード・
フイールドにおけるメモリーで折り返されたタグを構成
する。第11A図の典型的な中央プロセサ・バス結合ロ
ジツクに関しては、要求されたデータは素子150に含
まれるレシーバによりバスから受取られた信号として受
取られる。
1つの16ピツトのデータ・ワードを構成する信号BS
DTOO+乃至BSDTl5+はそれぞれDTレジスタ
151、P1レジスタ152、およびP2レジスタ15
3のデータ入力に接続される。
レジスタ151,152および153は16ビツトのレ
ジスタであり各レジスタはテキサス・インストルメンツ
社の部番SN74S374の2つの集積回路からなり、
その各々は8つのエツジ・トリカー・Dタイプフロツプ
を含有する。データは、クロツク信号の2進数零の状態
から2進数1の状態への遷移によりこれ等レジスタヘク
ロツクされる。単一取出し要求に応答する第2の半バス
・サイクルの間、第11図の素子110からの信号MY
SHRD+は2進数零から2進数1の状態に遷移し、メ
モリーからのワードをDTレジスタ151にクロツクす
る。2重取出し要求に応答して第1の半バス・サイクル
の間、信号MYSHPl+はデータP1レジスタ152
にクロツクする。
2重取出し要求に応答する第2の半バス・サイクルの間
、信号MYSHP2+はデータをP2レジスタ153に
クロツクする。
信号MYSHPl+およびMYSHP2+は常に、2重
取出し要求に応答して第1のデータ・ワードがP1レジ
スタ152にロードされ、第2のデータ・ワードがもし
メモリー・コントローラに存在するならばP2レジスタ
153にロードされるように、生成される。
一旦ロードされると、レジスタ151,152,153
に含まれるデータは、各レジスタの出力制御部における
2進数零の信号の発生により、即ち2進数零の状態にな
る信号ENDTBI−、ENPlBI−、およびENP
2BI−により、16の信号BIXXlO+乃至BIX
XlF+として中央プロセサの内部バス154に対して
選択的にゲートされる。
2つのJ−Kタイプのフロツプの素子31および32は
、2重取出し操作の間メモリー・コントローラにより戻
される第2の半バス・サイクル信号の記録を残す。
素子31および32は、テキサス・インストルメンツ社
の部番SN74Sll2なるプリセツトおよびクリアを
有するJ−K負エツジ・トリカー・フロツプである。P
ASKAフロツプ31とPASKBフロツプ32は、N
ANDゲート27からの信号MYPASK−によりセツ
トされ、そして第11図の素子110からの信号MYS
HRP−で中央プロセサにより肯定応答される時第2半
バス・サイクルをサンプルする。NANDゲート27は
、第8図のユーザ・フロツプ15の出力である信号MY
ASKK+が2進数1の状態にあつて中央プロセサがバ
ス要求を求めていることを表示する時、部分的に付勢さ
れる。NANDゲート27は、もしレジスタP1および
P2が空である場合2重取出し読出しが行われるべきこ
とを表示する2進数1の信号CRDBPL+により付勢
される。
NANDゲ一卜27は2進数1であるCPUタイミング
信号MLRVLD+により更に付勢される。もし2つの
第2の半バス・サイクルが2進数1である信号BSDB
PL−により表示される如く受取られるならば、第1の
第2半バス・サイクルが受取られた後にフロツプ31が
りセツトされ、フロツプ32は第2の第2半バス・サイ
クルが受取られた後りセツトされる。第1ワードのみが
メモリー・コントローラに存在する2重取出し要求の場
合における如く1つの第2の半バス・サイクルのみが受
取られる場合、フロツプ32のみがりセツトされる。フ
ロツプ31および32は両方ともバス・クリア信号(B
SMCLR−は2進数零)の発生により、あるいはある
信号(TCSL3l−は2進数零)によるタイム・アウ
ト又はマスター・クリアの如き除外条件によりりセツト
される。2つの他のフロツプである素子155および1
56は、中央プロセサがP1およびP2レジスタ152
および153からのデータを使用する時の記録を残す。
P1使用フロツプ155は、中央プロセサが第1ワード
即ちP1レジスタ152に含まれたワードを使用する時
りセツトされ、そしてP2使用フロツプ156は、中央
プロセサが第2ワード即ちP2レジスタ153に含まれ
るワードを使用する時りセツトされる。フロツプ155
および156は、両方ともNANDゲート27からの信
号MYPASK−によりセツトされる。
2進数零である信号 MYPASK−は、このようにフロツプ31と32をセ
ツトしてレジスタP1およびP2が充填されつつあるこ
とを表示し、かつフロツプ155と156をセツトして
P1およびP2の内容が末だ使用されていないことを表
示する。
P1又はP2レジスタは、これが充填中でなくかつ使用
されない場合のみ充填されている。フロツプ155と1
56は、パージ条件が生じる時(例えば、中央プロセサ
命令カウンタが、分岐命令、割込み又はトラツプ条件に
応答してロードされるとき)、2進数零である信号PR
TAKR−によりりセツトされてP1およびP2が使用
されることを記録する。P1使用フロツプ155は又信
号PRTAKT+によりりセツトされ、これは中央プロ
セサが手続ワードを使用したことを表示し、接地された
データ入力側における2進数零をその出力側にクロツク
する。
P2使用フロツプ156も又信号PRTAKT+により
りセツトされてそのデータ入力側の信号PRTAKC+
をその出力側にクロツクする。第1の手続ワードが使用
される前はPRTAKC+は2進数1であり、第1の手
続ワードが読出される時フロツプ155がりセツトされ
る。第1の手続ワードが使用された後PRTAKC+が
2進数零となり、第2の手続ワードが使用される時はフ
ロツプ156がりセツトされる結果となる。P1又はP
2レジスタ152,153が両方共空でありかつ中央プ
ロセサが現在別の未完の2重取出し要求を有していない
場合のみ、2重取出し操作が中央プロセサにより要求さ
れる。
NANDゲート34が出力するPレジスタ空信号PRM
PTY−は、中央プロセサがフロツプ31,32,15
5,156の状況に基いて2重取出し要求を行うべきか
を判断するのに用いられる。
P2使用フロツプ156のQ出力における信号PRTA
KD+が2進数零であつてこれがP2レジスタ156が
空であることを表示する場合か、あるいはフロツプ31
のσ出力の信号PRASKA−が2進数零であつてこれ
が1ワードのみが最新の2重取出し要求に応答して受取
られたことを表示する場合、0Rゲート33の出力は2
進数1であり部分的にNANDゲート34を付勢する。
もしP1使用フロツプ155のσ出力即ち信号PRTA
KC−が2進数1であつてP1レジスタ152が空であ
る(使用される)ことを表示する場合、NANDゲート
34は更に付勢される。もしフロツブ32のQ出力の信
号PRASKB−が2進数1であり2重取出し操作に応
答して受取られることを期待される全てのデータが受取
られていることを表示する場合、NANDゲート34は
更に付勢される。
このように、P1およびP2レジスタ152および15
3におけるデータが使用されたときかつP1およびP2
レジスタの充填プロセス中に未完の2重取出し要求がな
い場合は常に、NANDゲート34が完全に付勢されて
PRMTPY−は2進数零となる。信号PRMPTY−
が2進数零でこれがP1およびP2レジスタが空であり
充填中でないことを表示するか、あるいは信号CSBS
Ol+2進数零でこれが中央プロセサが他の理由で2重
取出し操作の実行を要求することを表示するかする時は
常に、0Rゲート36の出力の信号PRTASK+は2
進数1である。
2進数1である信号 PRTASK+はANDゲート38を部分的に付勢し、
このゲートは、中央処理プロセサが単一又は2重の取出
し操作、入出力操作又は書込み操作のためのバスの使用
を要求することを表示する2進数1の信号CSBSOO
+により更に付勢される。
ANDゲート38が完全に付勢される時、回線181上
の信号MYASKD+は2進数1となり、クロツキング
信号MCLOCK+に関連して第8図のユーザ・フロツ
プ15のセツト動作を生じ、これが中央プロセサがバス
の使用を欲することを表示する。望ましい実施態様にお
いては、中央プロセサによる1つの命令の実行中、中央
プロセサはメモリーの2ワードを先取りしてこれをレジ
スタP1およびP2に記憶する。
メモリーからの命令ワードのこの先取り即ち手続はP1
とP2の両レジスタが空である場合のみ生じる。例えば
、もし中央プロセサが現在ロケーシヨン1000に位置
された命令を実行中であれば、中央プロセサはこれへメ
モリーから送られるべきロケーシヨン1001おょび1
002を求める2重取出し要求を行う。しかし、もし中
央プロセサが分岐命令を実行する場合、その時末だメモ
リーから到着していてはいけないものを含むP1および
P2レジスタ152,153の先取り手続は放棄しなけ
ればならない。前述の事例において、もしロケーシヨン
1000の実行中にロケーシヨン1001および100
2が先取りされる場合かつロケーシヨン1001におけ
る命令がロケーシヨン1007への分岐命令を含む場合
、P1レジスタ152に一時的に記憶されていたロケー
シヨン1001からの分岐命令が実行される時は、P2
レジスタ153に一時的に記憶されるロケーシヨン10
02の内容は放棄されねばならず、分岐命令が制御を移
転するロケーシヨン1007とおよびロケーシヨン10
08に対して新らしい2重取出し要求がされねばならな
い。NANDゲート39に対する入力の1つの信号PU
RGEF+は、前に要求された全てのワードが到着する
迄2進数1の状態を維持することにより、2重取出し要
求を記憶する。フロツプノ32のo出力の信号PRAS
KB−が2進数1になりこれが2重取出し操作に応答し
て受取られることを予期される全データが受取られたこ
とを表示する時、かつ信号CRDBPL+が2進数1で
あつてこれがもしレジスタP1およびP2が空であるな
らば2重取出し操作が行われるべきであることを表示す
る時は、2進数1である信号PURGEF+と関連して
NANDゲート39が完全に付勢されて、回線180上
の信号MYASKS−は2進数零となつて、これにより
第8図のユーザ・フロツプ15をセツトし、その結果中
央プロセサがメモリー取出し操作を行うバス・サイクル
を要求することになる。
中央プロセサがP2レジスタ153から第2の手続ワー
ドを用いる場合のように、第8図のユーザ・フロツプ1
5は信号MYASKD+をクロツクする信号MCLOC
K+により通常セツトされる。2重取出し要求が行われ
た後まだ完了していないときにパージが生じる場合、P
1およびP2レジスタ152および153が充填プロセ
スにある間分岐命令が実行される場合をカバーするため
、ユーザ・フロツプ15をセツトするのに信号MYAS
KSが用いられる。
単一取出しは、少くとも2つの中央プロセサのステツプ
を要求する。
第1の中央プロセサ・ステツプは、メモリーの単一取出
し読出し要求を生じてメモリー(又は入出力装置)がこ
の単一取出し要求を受入れる時標識をセツトさせる。第
1のステツプの後のどんな数の中央プロセサ・ステツプ
でもよい第2の中央プロセサ・ステツプは、DTレジス
タ151からのデータを中央プロセサの内部バス154
にゲートしようとする。もしこの単一取出し要求に応答
するメモリーと関連する第2の半バス・サイクルが未到
着であれば、第11図の素子110からの信号MYSH
RD+が前にセツトされた標識をクリアする迄この標識
が中央プロセサ・クロツクを停止させる。第11A図に
関する前の論述により、2重取出し操作と関連するシス
テムのロジツクの論議を尽くした。
次に、第12図のタイミング・ダイヤグラムを参照して
、中央プロセサ、バスおよびメモリー・コントローラの
前述の制御信号に関し説明する。第12図の一番上の4
つの信号のセツトは2重取出し要求を行う中央プロセサ
の信号である。これ等の信号は、第8図、第11図、お
よび第11A図に示されたロジツクにより与えられる。
第12図の中間に示した信号は、中央プロセサのロジツ
クをメモリー・ロジツクへ接続するデータ処理システム
のデータ・バスと関連する信号である。第12図の下部
の8つの信号は、第9図、第9A図および第10図に示
したロジツクにより生成されるメモリー・コントローラ
の信号を表示する。第12図は更に縦方向に3つの欄に
分割される。最も左方の欄は、メモリーの2重取出し要
求を行う中央プロセサと関連する信号のセツトを示す。
第12図の中央欄は、メモリー・コントローラが中央プ
ロセサに対して2重取出し要求に要求される第1ワード
を戻す最初の第2半バス・サイクルと関連する信号を示
す。第12図の右欄は、2番目の第2半バス・サイクル
の間2重取出し要求において要求される第2ワードを中
央プロセサに対して戻すメモリー・コントローラと関連
する信号を示す。この2重取出し操作は、第12図にお
いて時点12Aにて2進数1の状態になつてマスターと
しての中央プロセサがスレーブとしてのメモリーから2
データ・ワードを要求することを表示するCPU信号M
YASKK+により開始される。CPU信号MYASK
K+が2進数1となる時、第8図の中央プロセサの優先
順位回路網口ジツクはバス信号BSREQT−を2進数
零の状態に強制し、もし他にこれより高い優先順位の装
置がバス・サイクルを要求していなければ、中央プロセ
サにはこのバスが与えられてCPU信号MYDCNN+
を2進数1の状態に強制する。一たん中央プロセサにバ
スが許与されると、中央プロセサは、このバスに対し、
2重取出し操作において取出されるべき第1ワードのア
ドレスと、中央プロセサのチヤネル番号と、および2重
取出しメモリー読出し操作であることを表示する他の信
号と共に2倍長取出し要求であることを表示する機能コ
ードと、をおく。第9図、第9A図、および第10図の
メモリー・コントローラ・ロジツクは、バス上の信号を
安定状態にさせるため遅延を生じた後、バス上のアドレ
スをメモリー・コントローラにより制御されたアドレス
と比較し、もし2重取出し要求の第1ワードがこのコン
トローラ内に含まれるならばACK信号を発生し、この
信号は中央プロセサ・ロジツクに戻されて次のユーザに
対してバスの制御を断念させる。メモリー・コントロー
ラにより生成されたACK信号は又メモリー・コントロ
ーラの検査を惹起して、2重取出し要求によりアドレス
指定された第2ワードがそのコントローラ内に存在する
かどうかを調べさせ、もし存在するならば、第9A図の
2倍長ワード履歴フロツプ80がセツトされ、2重取出
し操作が実施されてメモリーが実質的に平行(重なつた
)状態で別個のメモリー・モジユールから2ワードの情
報を検索するよう進行することを表示する。データの第
1ワードがメモリー・コントローラにおいて使用可能に
なると、メモリー・コントローラ信号DCNNGO−は
時点12−Bで2進数1になり、第9図のメモリー優先
順位回路網ロジツクがバス信号BSREQT−を2進数
零の状態に強制することによりバスに対して送信権要求
を行い、第1応答サイクル、即ちメモリーをマスター、
CPUをスレーブとする最初の第2半バス・サイクルを
開始する。
もしバスが使用中でなく、かつメモリーがこのバスを要
求する最高優先順位の装置であれば、このバスはメモリ
ー・コントローラに許与されてメモリー・コントローラ
信号MYDCNN+は2進数1となる。バスのメモリー
.コントローラへの許与の結果、メモリー・コントロー
ラ・ロジツクはバス・データ回線上に2重取出し要求に
要求された第1ワードをゲートする。2重取出し要求を
行つた中央プロセサのチャネル番号は、2重取出し要求
機能コードと共にバス・アドレス回線にゲートされ、2
重取出し要求の第1の応答サイクルであることを表示す
る他の信号は他のバス回線にゲートされる。
中央プロセサ・ロジツクは、バス上の信号を安定化させ
るため遅延を生じた後でバス信号をサンプルし、もしバ
ス・アドレス回線上の中央プロセサ・チヤネル番号が特
定の中央プロセサのチヤネル番号ならば、最初の第2半
バス・サイクルを肯定応答してバス・データ回線上のメ
モリー・ワードをP1レジスタ152にゲートする。第
1の応答サイクルの中央プロセサによる肯定応答の結果
、メモリー・コントローラ・ロジツクはバスを解放し、
2倍長ワード履歴フロツプ80をりセツトする。これに
より第1のメモリー応答サイクル、即ち最初の第2半バ
ス・サイクルを完了する。メモリー ・コントローラに
対してデータの第2ワードが利用可能であれば、マスタ
ーとしてのメモリー ・コントローラは、バスに対し送
信権の要求を続けて時点12−Cで許与されると、この
データの第2ワードをバスに対してゲートする。
中央プロセサは2番目の第2半バス・サイクルを肯定応
答し、メモリーの第2ワードをP2レジスタ153にゲ
ートし、これにより2重取出し操作を完了する。尚、留
意されたいことは、バスがメモリー ・コントローラに
対し許与される2回目にメモリー ・コントローラ信号
MYDCNN+が2進数1の状態になり、その結果メモ
リー ・コントローラ信号STREQR+が2進数1に
なり、この結果第9図のメモリー要求フロツプITMが
りセツトされてメモリーコントローラがこれ以上バスを
要求しなくなる。第12図を簡単にするため、CPU信
号 BSDCND−は、CPUがマスターである2重取出し
要求サイクルの間、2進数1になるバス信号BSDCN
N−に応答して2進数1の状態になることが示されてい
ないことが判る。
同様に、メモリーがマスターになる第1と第2の応答サ
イクルの間、2進数1の状態になるバス信号BSDCN
N−に応答してメモリー信号 BSDCND−は2進数1の状態になることが示されて
いない。
第8図および第9図は、コントローラ信号BSDCNN
−は素子25と25Mのそれぞれの遅れの後コントロー
ラがマスターかスレーブかにはかかわらずバス信号BS
DCNN−に応答するが、第12図の目的のためにはス
レーブ信号BSDCND−のみが有意義であり従つてこ
れが応答中であることのみが示される。本発明の装置が
隣接したメモリー空間のアドレス指定を可能にする方法
は、速度及びタイプに基くメモリーのタイプ即ち磁気コ
アか半導体又は他の特性のメモリーの混合とは無関係に
、第13図に関して更に詳細に説明されている。
バス200は、コントローラ210や中央プロセサ20
6の如き他のコントローラと同様、メモリー ・コント
ローラ202,203,204に対して結合されるよう
に示される。前述のように、例えば各メモリー ・コン
トローラは4個迄のメモリー ・モジユールをアドレス
指定することができる。これ等のモジュールは、第14
図に示す如く各メモリー ・コントローラの位置A,B
,C,Dに接続できる。各メモリー ・コントローラは
、これと関連するモジュールのアドレスと共にそれ自体
のアドレスを受取る。モジユールのアドレスはバス20
0上で2ビツトとして受取られ、これ等のビツトは第1
0図で示す如くBSADO8+およびBSAD22+の
如く表示される。
メモリー ・コントローラのアドレスはビツトBSAD
OO−乃至BSADOT+として受取られる。このよう
に、アドレス指定されるコントローラの有するメモリー
・モジユールのみが応答する。従つて、通常の場合に
おいて判るように、メモリー ・コントローラ204は
、その位置A,B,C,Dのメモリー ・モジユールA
−358と、メモリー ・モジュールB−360と、メ
モリー ・モジユールC−362と、メモリー ・モジ
ユールD−364に接続している。もしメモリー ・コ
ントローラ204がアドレス指定され、2ビツトのサブ
・アドレスが例えばモジユールC−362を表示するな
らば、モジユールCは単一ワード要求に応答し、モジユ
ールCおよびDは2重取出し要求に応答する。前述の如
く、もし例えば前述の特性により示される如きメモリー
・タイプの混合があり、このような混合が、例えば3
2000ワードの記憶の如きメモリー ・コントローラ
補数全体より少く、かつこの場合各モジユールが800
0記憶ワードを含むべき場合、32000ワードのアド
レス空間が後日システムの記憶容量を増大することがで
きるようにするため各メモリー ・コントローラに対し
て使用可能の状態にしておかねばならないため、隣接す
るメモリー ・アドレスは使用できない。
第13図から判るように、このような連続的なアドレス
指定を行うため、このような各メモリー ・コントロー
ラの一部のみを使用することができる。このように、第
13図において、モジユールA−350とB−352は
あるメモリー ・タイプのものであり、又モジユールC
−354とD一356は別のメモリー ・タイプのもの
であるものとすれば、メモリー ・コントローラ202
はモジユールAとBのアクセスを制御するよう接続でき
、メモリー ・コントローラ203はモジユールCとD
のアクセスを制御するように接続できる。このような楊
合、メモリー ・コントローラ202と203は同じア
ドレスを有する。このような構成においては、コントロ
ーラ202の位置CとD1およびコントローラ203の
位置AとBは、本システムが完全に再構成されなければ
使用できるようにはならない。このように、両メモリー
・コントローラ202,203がそのアドレス即ち同一
のアドレスを見出す時、この両方のコントローラは、バ
ス200において受取つた2つのモジユール・アドレス
BSADO8+(上位又は下位の16Kワード)により
モジユールA,B,C又はDのどれがアドレス指定され
るかによつて応答するようシークする。このように、唯
1つのコントローラ202又は203がどのモジユール
がアドレス指定されるかに従つて応答する。前述の事は
例示としてのみ示すもので、例えば、4つ以上のこのよ
うなモジユールがあるコントローラと結合されることを
理解すべきで、本例においてはコントローラ202は唯
1個のモジユールAに接続され、コントローラ203は
同じ位置でモジユールB,CおよびDと接続できる。
前述の如く、本構成、即ち1つのコントローラ上のモジ
ユールAおよび第2の(2重取出し)メモリー・コント
ローラにおけるモジユールB,CおよびDの本構成によ
り、モジユールAとBに位置されたワードをアドレス指
定する2重取出し要求の結果として単一ワードが戻され
、またモジユールCおよびDにおかれたワード(モジユ
ールDの最後のワードを除く)をアドレス指定する2倍
長取出し要求の結果として2ワードが戻される。本例か
ら明らかなように、もし第3のモジユールがコントロー
ラ202の位置Cに接続されかつモジユールC−354
がコントローラ203に接続されかつもしそのモジユー
ルCがアドレス指定され、かつコントローラ202と2
03が同じアドレスを有する場合、このコントローラは
共にその同じアドレスの受取りと同時に応答してモジユ
ールCのア こドレスはエラー条件を生じることが判る
であろう。このように、本システムにおいて結合された
メモリー特性の如何に拘わらず、本発明の適用によりい
かにして隣接するアドレスが得られるかが判る。本発明
においては2重取出し操作を実施する望ましい実施態様
に関して特に例示し記述したが、多重取出し操作が、最
後の応答サイクルを除く最初および他の全ての応答サイ
クルをして2重(多重)取出し信号BSDBPL−を転
送させることによつて実施することができることは当業
者には理解されよう。更に、中央プロセサおよびメモリ
ー・コントローラ以外の諸装置間で2重および多重取出
し操作が実施できることも理解されよう。又更に、当業
者ならば、本発明の主旨および範囲から逸脱することな
く前記およびその他の変更が可能であることも理解され
よう。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の全体的構成を示すプロツク図、第2図
乃至第6図は本発明の共通バスにわたり転送される種々
の情報のフオーマツト図、第7図は本発明のバスの作用
を示すタイミング図、第8図は本発明の中央プロセサの
優先順位回路網のロジツク図、第9図および第9A図は
本発明のメモリー・コントローラ優先順位回路網のロジ
ツク図、第10図は本発明のバスと結合された典型的な
メモリー・コントローラのバス・インターフエース・ロ
ジツク回路図、第11図および第11A図は本発明のバ
スと結合された中央プロセサのバス・インターフエース
・ロジツク回路図、第12図は本発明の中央プロセサ、
バスおよびメモリー・コントローラの作用を示すタイミ
ング図、第13図は本発明のアドレス指定法を示す図、
および第14図は本発明のメモリー基板およびメモリー
・モジユールを示す図である。 200・・・・・・多重回線バス、206・・・・・・
中央プロセサ、208・・・・・・科学計算装置、21
0,212,214・・・・・・コントローラ、216
,218,220・・・・・・周辺装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の装置を含み、該複数の装置の内の第1の装置
    が、前記複数の装置の内の第2の装置及び第3の装置の
    夫々において入取できる情報を要求する、データ処理シ
    ステムにおいて、(イ)前記第1の装置に含まれており
    、第1動作サイクルの間情報に対する第1要求を前記第
    2の装置へ送り、かつ該第1要求により求めた前記情報
    の受信前の第2動作サイクルの間情報に対する第2要求
    を前記第3の装置へ送るための手段15、11、22、
    (ロ)前記第2の装置に含まれており、前記第1要求に
    応答して情報を獲得してこの情報を前記第1の装置へ送
    るための手段40、42、43、46、56、61、(
    ハ)前記第3の装置に含まれており、前記第2要求に応
    答して情報を獲得してこの情報を前記第1の装置へ送る
    ための手段40、42、43、46、56、61、及び
    (ニ)前記第1の装置に含まれており、前記第2の装置
    によつて送られる前記情報を受けるための第1受信手段
    151と、及び前記第3の装置によつて送られる前記情
    報を受信するための第2受信手段152、153であつ
    て、該第1及び第2の受信手段は、前記第1の要求及び
    前記第2の要求が送られる順序に無関係にかつ前記情報
    が前記第2の装置及び第3の装置によつて送られる順序
    に無関係に情報を受けとるように動作すること、を特徴
    とするデータ処理システム。 2 特許請求の範囲第2項記載のシステムにおいて、前
    記第1の装置は、プロセサであり、前記第2の装置は、
    第1メモリであり、前記第3の装置は第2メモリであり
    、前記第1の要求は命令に対する要求であり、前記第2
    の要求はデータ・ワードに対する要求であること、を特
    徴とするデータ処理システム。
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