JPH0744319Y2 - 布団乾燥庫 - Google Patents

布団乾燥庫

Info

Publication number
JPH0744319Y2
JPH0744319Y2 JP5044890U JP5044890U JPH0744319Y2 JP H0744319 Y2 JPH0744319 Y2 JP H0744319Y2 JP 5044890 U JP5044890 U JP 5044890U JP 5044890 U JP5044890 U JP 5044890U JP H0744319 Y2 JPH0744319 Y2 JP H0744319Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
warm air
storage box
futon
exhaust
bottom plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5044890U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0410893U (ja
Inventor
勝守 沼田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP5044890U priority Critical patent/JPH0744319Y2/ja
Publication of JPH0410893U publication Critical patent/JPH0410893U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0744319Y2 publication Critical patent/JPH0744319Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は収納箱体内に布団を収納することにより温風発
生装置から温風を送って布団を乾燥する布団乾燥庫に関
し、詳しくは収納箱体から温風発生装置に戻った温風の
一部を排気する構造に関するものである。
[従来の技術] 従来の布団乾燥庫は第6図に示すように布団を収納する
収納箱体1の側部に温風発生装置2を装着してあり、温
風発生装置2で発生した温風を温風吹き出し口3から収
納箱体1内に吹き出し、温風を再び温風発生装置2に吸
い込んで加熱するという温風の循環にて乾燥するように
なっている。また循環する温風から湿気を除くため温風
発生装置2に吸い込んだ温風の一部を外部に排気するよ
うになっている。
従来、温風の一部を排気する排気管4は温風発生装置2
から導出してあり、床5を介して床下に排気するように
なっている。
[考案が解決しようとする課題] しかし床下に排気する構造にすると床に穴を明けたり
(特に床がコンクリートの場合工事がしにくい)、床下
に配管したりしなければならなく、排気の工事が面倒で
あるという問題があった。
また排気管4で屋外に排気することも考えられるが、壁
に穴を明けたりしなければならなく、また配管が長くな
って工事が面倒であると共に雨水の入る心配がある。
本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本考
案の目的とするところは配管工事をしなくても排気でき
ると共に押入れ内に設置してもふすまを少し開くだけで
排気できる布団乾燥庫を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本考案布団乾燥庫は、布団を収
納する収納箱体1の側部に、温風を発生して収納箱体1
内に温風を循環させる温風発生装置2を設け、収納箱体
1から温風発生装置2に吸い込んだ温風のうち一部を排
気する排気管4を温風発生装置2から導出し、収納箱体
1の底板6の前端に排気口7を設けると共に底板6に側
板8から排気口7に連通する排気路9を設けて排気路9
に側板8の下端で上記排気管4を連結した。
[作用] 温風発生装置2で発生した温風を収納箱体1内に吹き出
し、温風を温風発生装置2に吸い込んで再び加熱して吹
き出すというように温風を循環させて収納箱体1内の布
団を乾燥できる。温風発生装置2から一部排出する温風
は排気管4、排気路9を介して底板6の前端の排気口7
から排気できる。
[実施例] 布団乾燥庫Aは第1図、第2図に示すように形成されて
おり、内部に布団を収納して温風で乾燥できるようにな
っている。布団乾燥庫Aの収納箱体1は天板10、底板
6、両側の側板8及び背板11にて主体が構成され、これ
らの部材で前面を開口する角箱状に組み立てられてい
る。天板10の前端には幕板12が装着してあり、幕板12に
は操作スイッチ13が設けられている。天板10と底板6と
の間の空間の中段位置の背板11側には固定棚14が装着し
てあり、固定棚15の前方に可動棚15を配置してあり、固
定棚15に対して可動棚15を上下に回動自在に装着してあ
る。可動棚15の前部の両側にはロック16を設けてあり、
側板8の内側面にはロック16を摺動自在にガイドするガ
イド材17を設けてあり、ガイド材17の下端にはロック受
け18を設けてある。ロック16がロック受け18に止まった
状態で可動棚15が水平に保持され、可動棚15を上方に回
動することにより可動棚15の下方に収納する布団の出し
入れが簡単にできるようになっている。両側の側板8の
内側面の前端側及び上端側にはガイドレール19を設けて
ある。収納箱体1の前面開口を閉塞するシャッター20は
両側をガイドレール19に摺動自在にはめ込むことにより
上下に摺動して開閉するように取り付けてある。収納箱
体1の両側の側板8のうち一方の側板8の外面側には温
風発生装置2を配置してあり、温風発生装置2で発生し
た温風を温風吹き出し口3に供給できるようになってい
る。上記側板8、底板6、固定棚14及び可動棚15は少な
くとも中空パネル状に形成されており、内部に温風発生
装置2からの温風を温風吹き出し口3に送るダクトのよ
うな温風路22を設けてある。温風発生装置は第3図に示
すように筐体23内の上下にファン24やヒータ25を配設し
て形成され、収納箱体1に連通する吸い込み口26からフ
ァン24にて収納箱体1内の温風を吸い込んでヒータ25に
て加熱して吐出口27から上記温風路22に吐出するように
なっている。ヒータ25の手前には温風の一部を排気する
排気部28を設けてあって、排気部28から湿気を含んだ温
風を排気できるようになっている。排気部28には蛇腹状
の排気管4の一端を連結してある。底板6の前端の一方
の端部には排気口7を設けてあり、底板6には温風発生
装置2を設けた方の側板8から排気口7に至る排気路9
を設けてあり、上記排気管4の他端が側板8を介して排
気路9に連通させてある。
上記のように構成された布団乾燥庫Aは第4図、第5図
に示すように建物30の押し入れ31内に収納して使用され
る。ここで32は押し入れ31の開口のふすまである。しか
して布団を乾燥するにあたって、底板6上や固定棚14や
可動棚15上に布団を載せて収納箱体1内に収納し、シャ
ッター20を下げて収納箱体1の前面開口を閉じ、温風発
生装置2から温風を送って温風吹き出し口3から温風を
吹き出して布団を乾燥する。このとき温風吹き出し口3
から出る温風が布団を通り、温風発生装置2に吸い込ま
れて再び加熱されるというように循環する。このとき温
風発生装置2に吸い込まれた温風の一部が排気管4、排
気路9を介して排気口7から排気され、湿気の含んだ温
風が排気される。この際ふすま32を第5図に示すように
少し開いておけば押し入れ32の外に排気される。排気さ
れる量の空気はシャッター20の下部の隙間から新しい空
気として収納箱体1内に吸い込まれる。
[考案の効果] 本考案は叙述の如く収納箱体から温風発生装置に吸い込
んだ温風のうち一部を排気する排気管を温風発生装置か
ら導出し、収納箱体の底板の前端に排気口を設けると共
に底板に側板から排気口に連通する排気路を設けて排気
路に側板の下端で上記排気管を連結しているので、温風
発生装置から排気する温風を排気管、排気路を介して底
板の前端の排気口から排気できるものであって、従来の
ように複雑な施工工事を要せずに排気できるものであ
り、しかも押し入れに収納してあっても押し入れのふす
まを少し開くだけで押し入れ外に排気できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案布団乾燥庫の一実施例の斜視図、第2図
は同上の分解斜視図、第3図は同上の温風発生装置の断
面図、第4図は同上の布団乾燥庫を押し入れに収納した
状態の平断面図、第5図は同上の布団乾燥庫を押し入れ
に収納した状態の斜視図、第6図は従来例の斜視図であ
って、1は収納箱体、2は温風発生装置、4は排気管、
6は底板、7は排気口、8は側板、9は排気路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】布団を収納する収納箱体の側部に、温風を
    発生して収納箱体内に温風を循環させる温風発生装置を
    設け、収納箱体から温風発生装置に吸い込んだ温風のう
    ち一部を排気する排気管を温風発生装置から導出し、収
    納箱体の底板の前端に排気口を設けると共に底板に側板
    から排気口に連通する排気路を設けて排気路に側板の下
    端で上記排気管を連結して成る布団乾燥庫。
JP5044890U 1990-05-15 1990-05-15 布団乾燥庫 Expired - Lifetime JPH0744319Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5044890U JPH0744319Y2 (ja) 1990-05-15 1990-05-15 布団乾燥庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5044890U JPH0744319Y2 (ja) 1990-05-15 1990-05-15 布団乾燥庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0410893U JPH0410893U (ja) 1992-01-29
JPH0744319Y2 true JPH0744319Y2 (ja) 1995-10-11

Family

ID=31569001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5044890U Expired - Lifetime JPH0744319Y2 (ja) 1990-05-15 1990-05-15 布団乾燥庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0744319Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63199712U (ja) * 1987-06-11 1988-12-22
JP2568980B2 (ja) * 1993-12-28 1997-01-08 日鉄鉱業株式会社 細粒セラミックス瀘材及びその製造方法並びに該瀘材を用いた瀘過装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0410893U (ja) 1992-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0744319Y2 (ja) 布団乾燥庫
JPH0744318Y2 (ja) 布団乾燥庫
JP4320090B2 (ja) ランドリーユニット及びその設置構造
JPH0910492A (ja) 洗濯乾燥用システムユニット
JP3757366B2 (ja) 浴室換気乾燥機
JPH05157356A (ja) 洗面化粧台
JPH0752718Y2 (ja) 布団乾燥装置
CN214258504U (zh) 一种医保局用的档案柜
JPS5854078Y2 (ja) 布団乾燥機
KR102546545B1 (ko) 붙박이용 가구의 환기구조
JPS6324224Y2 (ja)
JPS5937636Y2 (ja) 空気調和装置
JPH0125226Y2 (ja)
JP2005034511A (ja) 衣類乾燥装置
JPH01270894A (ja) 洗濯装置
JPS5913998Y2 (ja) 浴室乾燥装置
JPH0246350Y2 (ja)
JP2878459B2 (ja) 浴室乾燥装置
JPH0620075Y2 (ja) 室内乾燥機
JPH0919599A (ja) 乾燥用システムユニット
JPS6341958Y2 (ja)
JPH0461892A (ja) キャビネット
JPH0733756Y2 (ja) 洗濯機の収納キャビネット
JPH0790083B2 (ja) 布団乾燥装置
JPH055099U (ja) 衣類乾燥機