JPH0733756Y2 - 洗濯機の収納キャビネット - Google Patents

洗濯機の収納キャビネット

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JPH0733756Y2
JPH0733756Y2 JP12592089U JP12592089U JPH0733756Y2 JP H0733756 Y2 JPH0733756 Y2 JP H0733756Y2 JP 12592089 U JP12592089 U JP 12592089U JP 12592089 U JP12592089 U JP 12592089U JP H0733756 Y2 JPH0733756 Y2 JP H0733756Y2
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JP
Japan
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washing machine
main body
door
plate
space
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Application number
JP12592089U
Other languages
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JPH0365599U (ja
Inventor
辰男 近藤
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、洗濯機を使用可能に収納するキャビネットに
関する。
〔従来の技術〕
洗濯機はたとえば浴室等の横に設置され、専用のパンに
載せて据え付けられるのが通常である。また、洗濯の後
に衣類等を乾かす乾燥機も、洗濯機に近い場所に設定さ
れることが多い。洗濯機と乾燥機とを配列すると、スペ
ースがかなり必要となるので、フレームを組んで洗濯機
を床上に据え付け、乾燥機を洗濯機の上に固定するよう
にしたものもある。
また、近来では、洗濯機と乾燥機とを収納するキャビネ
ットも広く利用されるようになった。このキャビネット
は、洗濯機と乾燥機とを一体に組み込み、前面に設けた
扉を開いて洗濯や乾燥等の作業が行えるようにしたもの
である。このキャビネットの例として、たとえば特開昭
56-23911号公報に記載されたもの等がある。
第6図は洗濯機及び乾燥機の収納用キャビネットの典型
的な例を示す概略正面図であり、キャビネットの本体50
の前面に扉(図示せず)を設けると共に内部には棚板51
を備えている。また、底部には排水パン50aを組み込ん
でその上に洗濯機20を載せ、更に棚板51の上には乾燥機
21が設置されている。そして、棚板51の前端の下面に幕
板52を設けその前面にコンセント52aや電源スイッチ52b
を組み込むと共に、背面に照明器具52cを取り付けてい
る。
このように洗濯機20及び乾燥機21をキャビネットの本体
50の中に縦配置として収納することによって、占有面積
を小さくした据え付けが可能となるほか、使用しないと
きには扉を閉じておけばよいので、設置位置の制限も緩
めたレイアウトが行える。
〔考案が解決しようとする課題〕
一般の床設置式の洗濯機をパンに載せて設置する場合で
は、洗濯機からの排水ホースはパンに設けた排水口に差
し込む方法が採用されている。そして、パンの上に洗濯
機を載せるので、排水口は洗濯機を避けた位置に設けら
れ、必然的にパンの床面積は洗濯機のそれよりも広くな
る。
このようなパンを用いた排水ホースの接続は、収納キャ
ビネットを用いる場合でも同様であり、図示のように洗
濯機20は本体50の中で右側に偏らせて収納され、左側に
設けた排水口50bに排水ホース20aが差し込まれている。
ところが、洗濯機20の左側は大きく開いた空間となり、
下部分に排水ホース20aが配管されるだけのスペースと
してしか利用されない。このため乾燥機21との2段重ね
として床面積を小さくした設置が可能である反面、キャ
ビネットの本体50の内部は有効に活用されないままとな
っている。
そこで、本考案は、排水ホースの位置が制限された洗濯
機を間口方向に偏らせて設置したときの開いた空間を品
物の収納等に有効利用できるようにすることを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、洗濯機を排水パンの上に設置する箱型の本体
を備えた収納キャビネットであって、前記洗濯機を前記
本体の間口方向の左右何れかに偏らせて収納し、該洗濯
機を偏らせる方向とは逆の方向にて洗濯機の排水ホース
を前記排水パンの排水口に差し込み、更に前記洗濯機の
側面との間に空間を形成する側の前記本体の側板に、収
納容器を設けたことを特徴とする。
〔作用〕
洗濯機の据え付けに際しては、排水ホースと排水パンの
排水口との位置関係の制限によって、洗濯機をキャビネ
ットの中で間口方向の左右何れかに偏らせることが必要
となる。このため、洗濯機の一方の側面とこれに対向す
るキャビネット本体の側面との間に開いた空間ができ
る。これに対して、この空間の中に側板を利用して収納
容器を付属すれば、開いた空間を収納部として活用で
き、排水ホースと排水パンによる制約を空間の有効利用
に転化した使い勝手が得られる。
〔実施例〕
第1図は本考案の収納キャビネットを示す斜視図、第2
図は正面図、第3図は間口方向の左側を見た内部の縦断
面図、第4図は右側を見た縦断面図、第5図は底面図で
ある。
図において、キャビネットの本体1は、左右の側板1a,1
b,背板1c及び底板1dを備えて前面及び上面を開放した箱
型となっている。本体1の前面には折り畳み式の扉2が
開閉自在に設けられ、この扉2の上には通風口としてガ
ラリ3が側板1a,1bの間に架け渡されている。
底板1dの前側縁には幕板4が取り付けられ、この幕板4,
側板1a,1b及び背板1cによって囲まれた内部に洗濯機20
用のパン5が収納されている。パン5は従来から用いら
れているもので、洗濯機20の排水ホース20aを差し込む
ための排水口5aを左端部に備え、これを建屋の排水配管
に接続して据え付けられる。また、幕板4の上面及びガ
ラリ3の下面は、扉2を折り畳むためのレールとしても
利用される。すなわち、扉2は2枚の扉板2a,2bをそれ
ぞれ蝶番によって接続し、一方の扉板2aの上下にピンや
ローラ等を設けて幕板4及びガラリ3に案内されて移動
可能とし、他方の扉板2bを蝶番によって側板1bに取り付
けている。このような構成によって、扉板2aの把手2cを
引いて右に押せば、第1図のように扉2をアコーデオン
式として開くことができる。また、ガラリ3は間口方向
に複数本のルーバ3aを配列したもので、これらの間の隙
間が通風口として利用される。
本体1の内部の中段に棚板6が設けられ、この上に乾燥
機21を載せて固定している。そして、乾燥機21から排気
される湿気を含んだ空気を自然対流によってガラリ3に
案内するガイドパネル7を最上端に設け、その下に仕切
板8が固定されている。更に、本体1の背板1cには洗濯
機20への給水用の湯水混合栓9が設けられ、また右側の
側板1bには洗濯機20の上端部を照明するための照明器具
10が取り付けられている。
第2図から明らかなように、排水パン5の排水口5aに排
水ホース20aを接続するため、間口全体の床面積を持つ
排水パン5に対して洗濯機20は右側に偏らせて収納され
ている。このため、洗濯機20の左側面と本体1の左側の
側板1aとの間には、空間Cが形成される。そして、この
空間Cを有効利用するために、網カゴ又はトレー等の収
納容器11が側板1aに着脱自在に組み込まれ、洗濯物の仮
置き等に利用できるようにしている。収納容器11は鋼線
等の線材を編んだもので、上段にはトレー11aを設け下
端にはバスケット11bが設けられている。バスケット11b
には専用の容器11cを着脱可能とすれば洗濯物や濡れた
布巾等の保管に利用できる。また、洗濯物だけでなく頻
繁に使う洗剤等の収納にも利用できることは無論であ
る。
なお、側板1aには操作ボックス12が取り付けられてい
る。この操作ボックス12その手前側に照明器具11の点灯
スイッチ12aを備え、奥側には洗濯機20及び乾燥機21へ
の給電のためコンセント12b,12cを設け、更に最も奥に
はアース端子12dが取り付けられている。操作ボックス1
2の内部配線は建屋の電気配線に接続され、洗濯機20,乾
燥機21及び照明器具11との間にも適切な配線が施され
る。
以上の構成において、第1図及び第2図のように洗濯機
20及び乾燥機21が本体1の内部に収納され、洗濯や乾燥
等の作業をするときには、扉2を開いて行う。また、洗
濯機20や乾燥機21に衣類等を放り込んだまま運転すると
きは、扉2を閉じておけば静かに作業できる。
また、排水ホース20aの配管のため従来構造ではデッド
スペースとなっていた洗濯機20の左側の空間Cには、収
納容器11が設けられているので、この空間Cを洗濯物等
の仮置きや収納等に利用できる。このため、キャビネッ
トの本体1の中のスペースを無駄にすることなく活用で
き、扉2を閉じておけば収納容器11に納めた洗濯物や洗
剤等は見えず、雑然とした印象を与えることもない。
更に、扉2は右側へ開かれるので、左に配置した収納容
器11は扉2を少し開れば簡単に取り扱うことができ、洗
濯しようとする衣類等を仮置きしておく場合には扉2を
全部開く必要がなく、使い勝手の面で好ましい。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案では、洗濯機の排水ホース側のと
キャビネットの本体の側板との間の空間に収納容器を付
属している。このため、従来ではデッドスペースとなっ
ていた排水ホース側の空間を無駄にすることなく有効に
利用でき、洗濯機等の収納だけでなく、洗濯物やその他
の品物の収納の機能を付加した使い勝手が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の収納キャビネットの斜視図、第2図は
正面図、第3図及び第4図はそれぞれ内部の左側部分及
び右側部分を示す縦断面図、第5図は底面図、第6図は
従来例の概略図である。 1:本体、1a,1b:側板 1c:背板、1d:底板 2:扉、2a,2b:扉板 2c:把手、3:ガラリ 3a:ルーバ、4:幕板 5:パン、5a:排水口 6:棚板、7:ガイドパネル 8:仕切板、9:湯水混合栓 10:照明器具、11:照明器具 11a:トレー、11b:バスケット 11c:容器、12:操作ボックス 12a:点灯スイッチ、12b,:コンセント 12d:アース端子、20:洗濯機 20a:排水ホース、21:乾燥機

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯機を排水パンの上に設置する箱型の本
    体を備えた収納キャビネットであって、前記洗濯機を前
    記本体の間口方向の左右何れかに偏らせて収納し、該洗
    濯機を偏らせる方向とは逆の方向にて洗濯機の排水ホー
    スを前記排水パンの排水口に差し込み、更に前記洗濯機
    の側面との間に空間を形成する側の前記本体の側板に、
    収納容器を設けたことを特徴とする洗濯機の収納キャビ
    ネット。
JP12592089U 1989-10-28 1989-10-28 洗濯機の収納キャビネット Expired - Lifetime JPH0733756Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12592089U JPH0733756Y2 (ja) 1989-10-28 1989-10-28 洗濯機の収納キャビネット

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JP12592089U JPH0733756Y2 (ja) 1989-10-28 1989-10-28 洗濯機の収納キャビネット

Publications (2)

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JPH0365599U JPH0365599U (ja) 1991-06-26
JPH0733756Y2 true JPH0733756Y2 (ja) 1995-08-02

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