JPH074382Y2 - 配線用クリップ - Google Patents
配線用クリップInfo
- Publication number
- JPH074382Y2 JPH074382Y2 JP9097489U JP9097489U JPH074382Y2 JP H074382 Y2 JPH074382 Y2 JP H074382Y2 JP 9097489 U JP9097489 U JP 9097489U JP 9097489 U JP9097489 U JP 9097489U JP H074382 Y2 JPH074382 Y2 JP H074382Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- strip
- wiring clip
- blades
- jig rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えばワイヤハーネスを車両パネルに固定す
る等のために用いる配線用クリップに係り、車両パネル
等に対して着脱自在としたものである。
る等のために用いる配線用クリップに係り、車両パネル
等に対して着脱自在としたものである。
第5図は、従来の配線用クリップを示す斜視図である。
該配線用クリップ13は、ワイヤハーネス14をテープ15で
固定するための基板16に対し、支柱17を立設し、該支柱
17の先端に、可撓性を有する一対の係止羽根18,18を山
型に一体に形成して成るものである。
固定するための基板16に対し、支柱17を立設し、該支柱
17の先端に、可撓性を有する一対の係止羽根18,18を山
型に一体に形成して成るものである。
該係止羽根18,18の先端には、車両パネル5の係止孔6
に対する嵌合突起19,19を設けてあり、該係止孔6に対
して矢印イ方向から係止羽根18を嵌入した際に、該嵌合
突起19,19が該係止孔6に嵌合して、該係止羽根18の拡
径を規制して該係止羽根18,18の先端部18a,18aを該係止
孔6の縁部に安定に係止させるのである。
に対する嵌合突起19,19を設けてあり、該係止孔6に対
して矢印イ方向から係止羽根18を嵌入した際に、該嵌合
突起19,19が該係止孔6に嵌合して、該係止羽根18の拡
径を規制して該係止羽根18,18の先端部18a,18aを該係止
孔6の縁部に安定に係止させるのである。
しかしながら、上記従来の配線用クリップ13にあって
は、車両パネル5の係止孔6に係止羽根18を嵌入した後
に離脱させることが極めて困難であり、そのためにメン
テナンス等において、配線用クリップ1を外そうとして
係止羽根18を破損させてしまうという欠点があった。
は、車両パネル5の係止孔6に係止羽根18を嵌入した後
に離脱させることが極めて困難であり、そのためにメン
テナンス等において、配線用クリップ1を外そうとして
係止羽根18を破損させてしまうという欠点があった。
〔考案が解決しようとする課題〕 本考案は、上記した点に鑑み、メンテナンス等に際し
て、車両パネル等の係止孔から破損させることなく簡単
に離脱することのできる配線用クリップを提供すること
を目的とする。
て、車両パネル等の係止孔から破損させることなく簡単
に離脱することのできる配線用クリップを提供すること
を目的とする。
上記目的を達成するために、本考案は、電線を保持する
ための基板に支柱を立設し、該支柱の先端に、可撓性を
有する一対の係止羽根を山型に設けた配線用クリップに
おいて、前記一対の係止羽根を可撓性の帯片により連繋
すると共に、前記基板に、該帯片を治具棒で突き上げ撓
ませるための治具棒挿入部を設けて成る構造を採用す
る。
ための基板に支柱を立設し、該支柱の先端に、可撓性を
有する一対の係止羽根を山型に設けた配線用クリップに
おいて、前記一対の係止羽根を可撓性の帯片により連繋
すると共に、前記基板に、該帯片を治具棒で突き上げ撓
ませるための治具棒挿入部を設けて成る構造を採用す
る。
治具棒挿入部に治具棒を差し込んで、可撓性の帯片を突
き上げて撓ませれば、該帯片に連繋した一対の係止羽根
は内側に窄んで、パネル等の係止孔から離脱可能とな
る。
き上げて撓ませれば、該帯片に連繋した一対の係止羽根
は内側に窄んで、パネル等の係止孔から離脱可能とな
る。
第1図は、本考案に係る配線用クリップを示す斜視図、
第2図(a)は、第1図のA−A断面図、(b)は同じ
くB−B断面図である。
第2図(a)は、第1図のA−A断面図、(b)は同じ
くB−B断面図である。
該配線用クリップ1は、ワイヤハーネス(図示せず)を
固定する基板2に対し、支柱3を立設すると共に、該支
柱3の先端に、可撓性を有する一対の係止羽根4,4を山
型に一体に設け、該一対の係止羽根4,4の先端(下部)
には夫々車両パネル5の係止孔6に対する嵌合突起部7,
7を形成し、さらに、該一対の嵌合突起部7,7を可撓性の
帯片8によって一体に連繋し、前記基板2の底面2aから
前記支柱3にかけて、該帯片8を治具棒で突き上げ撓ま
せるための治具棒挿入部(開孔9と溝9a)を設けて成る
ものである。
固定する基板2に対し、支柱3を立設すると共に、該支
柱3の先端に、可撓性を有する一対の係止羽根4,4を山
型に一体に設け、該一対の係止羽根4,4の先端(下部)
には夫々車両パネル5の係止孔6に対する嵌合突起部7,
7を形成し、さらに、該一対の嵌合突起部7,7を可撓性の
帯片8によって一体に連繋し、前記基板2の底面2aから
前記支柱3にかけて、該帯片8を治具棒で突き上げ撓ま
せるための治具棒挿入部(開孔9と溝9a)を設けて成る
ものである。
該配線用クリップ1は、合成樹脂により一体成形して成
るものであり、前記帯片8は、可撓性を有する薄板状に
形成され、一対の係止羽根4,4を車両パネル5の係止孔
6に嵌入した際に、嵌合突起部7,7が該係止孔6の内周
面6aに対して、係止羽根4の拡径しようとする力によっ
て押圧した状態に嵌合するように、該帯片8の長さを設
定してある。
るものであり、前記帯片8は、可撓性を有する薄板状に
形成され、一対の係止羽根4,4を車両パネル5の係止孔
6に嵌入した際に、嵌合突起部7,7が該係止孔6の内周
面6aに対して、係止羽根4の拡径しようとする力によっ
て押圧した状態に嵌合するように、該帯片8の長さを設
定してある。
また、前記治具棒挿入部9,9aは、基板2を貫通して支柱
3の中間部すなわち該帯片8の上側にまで達しており、
この上側の溝9aは該帯片8を撓ませ入れるための挿入ス
ペースとなっている。尚、水平方向の切欠10は、該帯片
8を成形する際の型抜き孔である。また、垂直方向の切
欠11は、該帯片8を撓ませる後述する治具棒を差し入れ
易くするためのものであり、特に設けなくても支障はな
い。
3の中間部すなわち該帯片8の上側にまで達しており、
この上側の溝9aは該帯片8を撓ませ入れるための挿入ス
ペースとなっている。尚、水平方向の切欠10は、該帯片
8を成形する際の型抜き孔である。また、垂直方向の切
欠11は、該帯片8を撓ませる後述する治具棒を差し入れ
易くするためのものであり、特に設けなくても支障はな
い。
第3図は、該配線用クリップ1を車両パネル5の係止孔
6に嵌入固定した状態を示すものである。
6に嵌入固定した状態を示すものである。
すなわち、前述したように、係止羽根4,4の嵌合突起部
7,7が係止孔6に、該係止羽根4の復元力によって押圧
した状態に嵌合すると共に、該係止羽根4,4の先端部4a,
4aが該係止孔6の縁部に係止しており、可撓性の帯片8
は、中央部をやや撓ませて帯片挿入スペース9a内に臨ん
でいる。
7,7が係止孔6に、該係止羽根4の復元力によって押圧
した状態に嵌合すると共に、該係止羽根4,4の先端部4a,
4aが該係止孔6の縁部に係止しており、可撓性の帯片8
は、中央部をやや撓ませて帯片挿入スペース9a内に臨ん
でいる。
第4図は、該配線用クリップ1を車両パネル5から離脱
させる状態を示すものである。
させる状態を示すものである。
すなわち、治具棒12を基板2の底面2a側から治具棒挿入
部9,9a内に差し込んで、可撓性の帯片8を突き上げて挿
入スペース9a内に撓ませ入れることにより、該帯片8に
連繋した一対の係止羽根4,4は引っ張られて内側に窄
み、係止孔6の内径よりも縮径して離脱可能となるので
ある。
部9,9a内に差し込んで、可撓性の帯片8を突き上げて挿
入スペース9a内に撓ませ入れることにより、該帯片8に
連繋した一対の係止羽根4,4は引っ張られて内側に窄
み、係止孔6の内径よりも縮径して離脱可能となるので
ある。
以上の如くに、本考案によれば、治具棒挿入部に治具棒
を差し込むことによって、簡単に配線用クリップを離脱
させることができるから、メンテナンス性が向上する。
また、配線用クリップが破損しないから、再使用するこ
とができて経済的である。
を差し込むことによって、簡単に配線用クリップを離脱
させることができるから、メンテナンス性が向上する。
また、配線用クリップが破損しないから、再使用するこ
とができて経済的である。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、 第2図(a)は第1図のA−A断面図、 第2図(b)は第1図のB−B断面図、 第3図はパネルに嵌合した状態を示す断面図、 第4図はパネルから離脱する状態を示す断面図、 第5図は従来例を示す斜視図である。 1…配線用クリップ、2…基板、3…支柱、4,4…係止
羽根、6…係止孔、8…帯片、9,9a…治具棒挿入部、12
…治具棒。
羽根、6…係止孔、8…帯片、9,9a…治具棒挿入部、12
…治具棒。
Claims (1)
- 【請求項1】電線を保持するための基板に支柱を立設
し、該支柱の先端に、可撓性を有する一対の係止羽根を
山型に設けた配線用クリップにおいて、前記一対の係止
羽根を可撓性の帯片により連繋すると共に、前記基板
に、該帯片を治具棒で突き上げ撓ませるための治具棒挿
入部を設けて成ることを特徴とする配線用クリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9097489U JPH074382Y2 (ja) | 1989-08-03 | 1989-08-03 | 配線用クリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9097489U JPH074382Y2 (ja) | 1989-08-03 | 1989-08-03 | 配線用クリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0330682U JPH0330682U (ja) | 1991-03-26 |
JPH074382Y2 true JPH074382Y2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=31640480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9097489U Expired - Lifetime JPH074382Y2 (ja) | 1989-08-03 | 1989-08-03 | 配線用クリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH074382Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2572768C2 (ru) | 2010-07-30 | 2016-01-20 | Виде Б.В. | Модульная система-конструктор, элемент конструкции, соединительный элемент, концевой элемент, а также инструмент для использования в такой системе-конструкторе |
-
1989
- 1989-08-03 JP JP9097489U patent/JPH074382Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0330682U (ja) | 1991-03-26 |
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