JPH0740961A - 断熱発現容器 - Google Patents

断熱発現容器

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JPH0740961A
JPH0740961A JP5187708A JP18770893A JPH0740961A JP H0740961 A JPH0740961 A JP H0740961A JP 5187708 A JP5187708 A JP 5187708A JP 18770893 A JP18770893 A JP 18770893A JP H0740961 A JPH0740961 A JP H0740961A
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    • B65D25/00Details of other kinds or types of rigid or semi-rigid containers
    • B65D25/28Handles
    • B65D25/2802Handles fixed, i.e. non-swingable, handles
    • B65D25/2805Handles fixed, i.e. non-swingable, handles provided on a local area of the side walls
    • B65D25/2814Handles fixed, i.e. non-swingable, handles provided on a local area of the side walls as a part or combined with a label or wrapping sheet or tube

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】輸送、保管、収納の時点では、その積み重ね効
率が最大限生かされた形状・状態を維持し、使用時点で
は、その容器に必要な断熱の機能が、高温の熱エネルギ
ーを受けることによって、自立的に発現しその効果を発
揮させる。 【構成】熱収縮率、熱収縮力の異なる基材、すなわち熱
収縮性フィルム4と台紙6とを概矩形状とし、その両端
縁の貼り台せ個所7、9及び中央貼り合せ個所8の三ケ
所で帯状に耐熱接着剤によって貼り合わせて積層体Aと
成し、その積層体Aを熱収縮性フィルム4が内側になる
ように、紐カップとの接着部30で、紙カップの外側胴
部1の母線方向に沿って耐熱接着剤によって帯状に固着
する。この積層体Aは、胴部を挟んで対向して2ケ所以
上設けておく。使用時に、この紙カップに高温の飲料を
注ぐと、熱収縮性フィルム4が台紙6の剛性に逆らって
収縮するとともに、台紙6が急速に湾曲して、二ケ所二
連のトンネル状構造体と隙間11ができる。この隙間1
1が断熱層となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、温い飲料の容器とし
て用いられる紙コップ等の薄肉容器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の使い捨ての容器の一つに、紙カ
ップがある。紙カップは、あらゆるところで手軽に使わ
れ、自動販売機では必需品となっている。ところが、断
熱機能を具備していないため、熱い飲科が注がれた紙カ
ップの胴部は、高温の湯温が即座に伝わり、耐えられな
い熱さとなって、手で持つのが困難になる。そこで、熱
さを防ぐ目的で、図12に示す紙容器が実開昭60−2
4714号公報に開示されている(第一従来例)。又、
図14に示す紙容器が実開昭50−52003号公報に
開示されている(第2従来例)。
【0003】この第一従来例のハンドル付き紙カップ
は、胴部外面に蝶型に打抜き加工された板紙製のハンド
ル部を備え、蝶型の左右の羽の折目線40から羽状部4
1を手前に引き起こしてハンドルを形成するものであ
る。第二従来例の二重紙カップは内側胴部50と外側胴
部51の間に断熱の為の空気層52を設けたものであ
る。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】ところが、第一従来例
の場合、上述したように紙カップ胴部1外面にハンドル
部が備えてあり、使用前には、羽状部分41が胴部1外
面の筒壁面に沿って、使用時まで邪魔にならないように
意図されている。しかし、使用時にこのハンドル付き紙
カップを持つには、指でいちいち羽を手前に引き起こ
し、ハンドルとした後に持たねばならず、煩わしい。し
かも、図13に示すように、紙の復元力によって、手を
離すと多少元に戻るため、持つ度ごとに再度羽を引き直
す必要があり、非常に不便で面倒なものであった。更に
この機構ではハンドル部に水平方向への突っ張り構造が
とれないため、紙の強さのみに頼ることになるが、その
割に容器中身が過荷重で、横揺れに対して不安定で、少
しの横揺れでもゆらゆらと揺れて、紙カップの中身が零
れ、衣服を汚すことが多かった。
【0005】第二従来例の二重紙カップは空気層52を
設けてあるが、密閉状態のため放熱が不完全で、断熱効
果としては不充分であった。しかも、空気層52を設け
ると、内側周壁と外側周壁の距離Lが必要となる。その
結果、単位体積当たりのカップの積み重ね量の減少を招
いていた。何故かといえば、紙カップはその材料が薄い
紙であることと同時に円錐台構造であるため、積み重ね
効率が抜群に良く、集積・包装・輸送等の面に於いて特
に有益で、低いコストで提供が可能なのであるが、二重
カップにして、充分な断熱効果を持たせるために、内側
胴部50と外側胴部51との距離Lを多くとると、極端
に積み重ね効率が低下し、上述の利点が失われてしま
う。
【0006】従って、この種の容器では、輸送・保管・
収納時には積み重ね効率がよく、使用時には手で持って
も熱くない断熱効果をもつとともに、構造的に安定して
持ち易いことが要求されている。更には、手で引っ張る
等の動作をしなくても、必要な時に自動的にその効果が
発現し、自動販売機内での集積・供給にも適したコスト
の安い容器の出現が望まれている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決する為
に、本発明の容器は、熱収縮率の異なる基材を、間隔を
あけた貼り合わせ個所で貼り合わせて積層体と成し、そ
の積層体を貼り合わせ個所間に於ける熱収縮率の大きな
方を内側として、薄肉容器の外壁面に固着又は装着する
構成を採用したのである。
【0008】
【作用】以上のように構成した容器に湯が注がれる等し
て高温の熱が加わると、固着又は装着した積層体に熱が
伝わり熱収縮を始める。すると積層体は熱収縮率の大き
な方を内側として湾曲し、トンネル状の構造体が発現
し、この空間が断熱層となる。上述のように、積層体が
高温の熱エネルギーを受けることによって、トンネル状
構造体に変化することは、自立的に断熱の機能を発現す
ることとなる。従って、発現したトンネル状構造体の山
の部分を把持すれば、熱く感じる事なく容器を安定して
掴むことができる。
【0009】
【実施例】以下、実施例について図面を参照して説明す
る。図1(a)乃至(b)に示すように、本発明に係わ
る紙カップHは、開口処理部を形成した胴部1と底部3
を嵌合接着した紙カップに、その胴部1の壁面外側へ、
積層体Aが互いに向かい合って胴部1を挟むように固着
されて成る。尚、積層体Aは内側中央部の接着剤塗布部
分30で紙カップの母線方向に沿って耐熱接着剤5によ
って積層体の全幅に渡って、帯状に固着されている。
【0010】前記積層体Aは、図2(a)乃至(b)に
示すように2層の基材からなっており、一方の基材は一
軸延伸ポリ塩化ビニルフィルムで30μの厚みの熱収縮
性フィルム4であり、もう一方の基材はクラフトボール
紙210gの台紙6からなり、2枚の基材はその両端縁
貼り合せ個所7、9及び中央貼り合せ個所8の三ケ所で
帯状に塗布された耐熱性接着剤5によって貼り合わさ
れ、一体となっているとともに、一方の基材である台紙
6には折目線10が施されている。
【0011】又、図1(b)に示すように、積屑体A
は、胴部1の壁面へ、熱収縮率の大きな方、すなわち熱
収縮性フィルム4が内側に、熱収縮率の小さい方、すな
わち台紙6が外側になるように取り付けられている。
【0012】尚、図3に示すように、平面体である積層
体Aは胴部1壁面に接着部30で紙カップ母線方向に沿
って取り付けても、円周方向の両端部がフリーであるた
め、胴部1壁面から遊離している。その為、紙カップ中
身の高温を効率的に熱収縮性フィルム4に伝え、熱収縮
性フィルム4を瞬時及び持続的かつ確実に収縮させるに
は、胴部1に密着状態であることが好ましい。又、自動
販売機内に於いての集積・供給にも密着状態が好まし
い。
【0013】そこで、積層体Aの取り付け後、熱風を適
宜加えておけば、熱収縮性フィルム4は台紙6よりも熱
収縮率及び熱収縮力が大きいため、容易に胴部1の壁面
に沿って密着状態となり、両端部は遊離しなくなる。そ
の場合、適度に密着させるのに必要な温度は、概50℃
であった。又、両端部の胴壁面への密着状態は、他の方
法によっても可能である。例えば、積層体の円周方向両
端縁近傍にピンポイントで、概50℃〜60℃付近で軟
化する熱軟化性接着剤を塗布して仮固着しておいても、
その効果は変わらない。
【0014】以上のように構成された本発明に係わる紐
カップHに、ホットコーヒー、ホットスープ等の高温の
飲料を注ぐと、その熱が胴部1を介して積層体Aの熱収
縮性フィルム4に伝わり、瞬時に収縮が始まる。又、レ
トルトの茶碗蒸しをそのカップに入れて、電子レンジで
加熱しても、同様に熱収縮性フィルム4が収縮を始め
る。
【0015】図4(a)乃至(d)にその積層体Aの収
縮変形の様子と順序を示す。当初熱を受ける前は図1
(b)の状態の積層体Aが、概50℃以上の熱を受ける
と図4(a)に示すように熱収縮性フィルム4が収縮を
始め、概60℃〜70℃付近で急激に収縮変化する。そ
れと同時に台紙6は、熱収縮性フィルム4との収縮率と
収縮力の差によって引張力の大きな影響を受ける。この
時、本実施例に於いては、積層体Aは内側中央部の接着
部分30で、紙カップの胴部1壁面の母線方向に帯状に
接着固定され、円周方向の両端部は、胴部1の筒壁面に
沿って密着状態ながらも、移動可能な自由端となってい
る。
【0016】その結果、図4(b)に示すように、熱収
縮性フィルム4の収縮が始まると、その引張力によっ
て、台紙6の円周方向の両端が中央接着部30に向かっ
て移動しながら湾曲し、二連のトンネル状構造体が容易
に発現する。もしこのとき、台紙6の剛性力が熱収縮フ
ィルム4の収縮力よりも極端に大きいと好ましい結果が
得られないので、積層体Aに適切な湾曲を起こさせるた
めには、その構成に収縮率と収縮力の適度なバランスが
必要である。
【0017】本実施例の積層体Aは、熱収縮フィルム4
に収縮率・収縮力の大きい一軸延伸ポリ塩化ビニルフィ
ルム、台紙6にクラフトボール紙210gの比較的薄
い、剛性の小さな板紙を使用していることと、次に示す
形状・状態によって、容易に両端が移動し湾曲変化す
る。
【0018】熱収縮フィルム4と台紙6は、両端縁貼り
合せ個所7、9と中央貼り合せ個所8で耐熱接着剤5に
よって一体化され、しかも、それぞれの接着剤塗布境界
に折り目線10が施されていることによって、熱収縮性
フィルム4の収縮と台紙6の二連のトンネル状盛り上が
りが、極めて容易に発現する。
【0019】又、熱収縮性フィルム4の収縮力と台紙6
の剛性は、その相互作用によって、台紙6の湾曲と同時
に、図4(b)乃至(d)に示すように、矢印の方向に
力Fが働き、積層体Aの両端部を胴部壁面に押しつけ
る。従って、積層体Aの両端部は常に胴部壁面に押し付
けられながら、熱収縮が進行し、壁面より遊離すること
がなく熱伝導が効率的に行なわれる。しかも、この押し
付ける力は、熱収縮性フィルム4の収縮が停止した後に
おいても、台紙6の剛性により恒久的に維持される。上
述の一連の動作は瞬時に行なわれる。
【0020】このようにして高温の熱の影響で瞬時に自
立的に発現したトンネル状構造体が、紙カップHの胴壁
面との間に隙間11を作ることになり、断熱層となる。
しかも、このトンネル状隙間11は断熱のための距離を
とるだけでなく、空気の循環がよく、隙間11内部の空
気は絶えず入れ替わり、熱さの低減・緩和に対して極め
て効果的に働く。
【0021】更に、図5(a)乃至(b)に示すよう
に、トンネル状盛り上がりは、アーチ型で、構造的に安
定して強固で、紙カップの中身重量を、積層体Aが薄い
板であるにも拘らず、充分に支えられ、かつ、丸みを帯
び、手に馴染む形状で把持し易い。この向かい合った二
ケ所二連のトンネル状構造体の山の部分12を、手で胴
部1を挟むように持てば、たとえ沸騰した飲料であって
も熱さを感じる事なく容易に、確実に、安定して把持す
ることができ、安心して中身飲料を賞味できる。
【0022】尚、本実施例の積層体Aは錐体容器の利点
を最大限生かすため、比較的薄い板が用いられるのが好
ましく、本実施例では、熱収縮性フィルム4の種類を一
軸延伸ポリ塩化ビニルフィルム30μとしたが、例え
ば、ポリエチレンフィルム等、他の熱収縮性フィルムで
一軸延伸、又は二軸延伸で50μであっても構わない。
【0023】又、台紙6もクラフトボール紙210g製
としたが、積層体Aを適切に湾曲させる収縮率と収縮力
のバランスが維持できる限り、他の坪量、及びプラスチ
ック製等他の素材であっても構わない。本実施例では、
二連のトンネル状構造体は、胴部1を挟んで対向して2
ケ所発現するように設けられているが、用途、目的によ
っては、2ケ所以上必要に応じてその数を増加してもよ
い。更に、図6に示す紙カップは、積層体Aの面積を大
きくしたものであり、母線方向、及び円周方向への長さ
は必要に応じて任意に設定して差し支えない。
【0024】本実施例のように、積層体Aを、熱収縮率
及び熱収縮力が著しく異なる素材で構成するとととも
に、熱収縮性フィルム4と台紙6の接着を全面接着とせ
ず、図2(a)及び(b)に示す三ケ所の部分接着とす
ることと折目線10をつけることによって、台紙6に熱
収縮性フィルム4の引張力が力学的により強く働くよう
にしておくと、湾曲が容易で反応も早いことを確認して
いる。
【0025】図7(a)乃至(c)は他の実施例を示し
ている。この実施例の紙カップMは、積層体が、図7
(b)及び(c)に示すように熱収縮性フィルム4が台
紙6の両端縁貼り合せ個所7、9の二ケ所のみで耐熱接
着剤5によって貼り合わされ一体となっているとともに
折目線10が施され積層体Bとなっている。又、紙カッ
プ胴部1への取り付けは、積層体Bの円周方向の一方の
内側端部20が耐熱接着剤5によって胴部外側壁面の母
線方向に帯状に固着され、他の部分はフリーになってい
る以外は、前記実施例と同様である。尚、本実施例の場
合のトンネル状構造体は、積層体一ケ所につき一連であ
る。
【0026】図8(a)乃至(e)は、積層体Cの各種
形状を示す。このように、積層体の形状・状態は本発明
の主旨を逸脱しない限り任意に設定して差し支えなく、
有効である。
【0027】図9はその他の実施例の積層体の展開図を
示し、積層体を個々の短片とはせず、必要とする個数、
面積を設けて一体のものとし、両端の貼り合せ部60で
互いに接着して円錐台の筒を作り、紙カップ胴部外側へ
嵌合固着して、使用するものである。
【0028】図10(a)〜(c)はその他の実施例を
示している。本実施例の紙カップZでは、積層体が図1
0(b)乃至(c)に示すように、一軸延伸ポリ塩化ビ
ニルフィルム30μの厚みの熱収縮フィルム4と晒しク
ラフトパルプ70gの台紙から成り、13、14、1
5、16、17、18、19の7ケ所で耐熱接着剤5に
よって貼り合わされ一体となっている。尚、両端の貼り
合せ個所13、19は比較的幅広の帯状に接着している
が、14、15、16、17、18の貼り合せ個所は比
較的幅狭でスジ状となっている。しかも、貼り合せ個所
のピッチRも他の実施例の積層体に比べて小さく、概6
〜7mmで、折目線は施されていない。このように、構
成されて積層体Dとなっている以外は前記実施例と同様
で、図10(a)に示すように、紙カップへの固着も積
層体Dの内側中央接着部80で、耐熱接着剤5によって
母線方向に沿って帯状に固着されている。
【0029】本実施例のように、台紙6に極薄ながらも
適度な剛性を備えた素材を選択すると、折目線を施さな
くても、熱収縮フィルム4の収縮力のみでトンネル状盛
り上がりを数ケ所容易に発現させることができる。その
発現のスピードは、前記実施例よりも更に早く、しかも
積層体の製造工程が簡略化される利点があり、コストも
低くできる。尚、トンネル状盛り上がりの山数及び面積
等は、本主旨を逸脱しない限り任意である。
【0030】前記実施例の積層体は、熱収縮フィルム4
と台紙6の形状・面積を、概同じとしているが、図11
(a)乃至(C)に示すように、熱収縮フィルム4を分
割又は、部分的に貼り合せても良い。この場合積層体の
熱変形後の形状は、前記実施例とは多少異なるが、断熱
効果等のその他の機能には変わりない。
【0031】
【効果】以上のように、従来にない全く新しい発想によ
る本発明の断熱機能を有する容器は、任意形状の容器の
外面に、熱収縮率が異なる基材を、所定の形状・状態と
して積層体と成して、固着又は装着する構成を採用した
ため、保管・収納・輸送時点では積載効率が高く、使用
時点では、高温の熱エネルギーを受けることによって、
積層体が自立的に断熱に大きな効果を発揮するトンネル
状構造体に瞬時に変化し、容器を手で安定して把持する
ことができ便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明に係わる実施例を示す全体斜
視図、(b)は部分断面図
【図2】(a)は、同上の積層体Aの断面図、(b)
は、同上の積層体Aの平面図
【図3】同上の積層体Aの初期取り付け状態を示す部分
断面図
【図4】(a)乃至(d)は、同上積層体Aの熱変化の
過程を示す部分断面図
【図5】(a)は同上の積層体Aの熱変化後の正面を示
す全体斜視図、(b)は、側面斜視図
【図6】他の実施例の積層体の熱変化後を示す側面斜視
【図7】(a)はその他の実施例を示す全体斜視図、
(b)は積層体Bの断面図、(C)は積層体Bの平面図
【図8】(a)乃至(e)は積層体Cの各種形状を示す
平面図
【図9】一体化された積層体の展開平面図
【図10】(a)はその他の実施例の積層体Dの熱変化
後を示す全体斜視図、(b)は積層体Dの平面図、
(c)は積層体Dの断面図
【図11】(a)は同上積層体Dの熱収縮フィルム4の
分割実施例、(b)(c)は部分貼りの実施例
【図12】第一従来例の正面図
【図13】第一従来例の部分断面図
【図14】第二従来例の断面図
【符号の説明】
1 胴部 2 切込線 3 底部 4 熱収縮性フィルム 5 耐熱接着剤 6 台紙 7、8、9、13、14、15、16、17、18、1
9、イ 台紙と熱収縮フィルムとの貼り合せ個所 10、40 折目線 11 隙間 12 トンネル状構造体の山 20 30、80 紙カップと積層体との接着部 41 羽状部 50 内側胴部 51 外側胴部 52 空気層 90 円錐台の筒の貼り合せ部 A、B、C、D 積層体 F モーメント H、M、Z 紙カップ L 内側胴部と外側胴部との距離 R 熱収縮フィルムと台紙との貼り合せ個所ピッチ K 熱収縮フィルムの収縮方向

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱収縮率の異なる基材を、間隔をあけた
    貼り合わせ個所で貼り合わせて積層体と成し、その積層
    体を貼り合わせ個所間に於ける熱収縮率が大きな方を内
    側として、薄肉容器の外壁面に固着又は装着してなる容
    器。
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