JP3853457B2 - 液体用紙容器 - Google Patents
液体用紙容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3853457B2 JP3853457B2 JP03999497A JP3999497A JP3853457B2 JP 3853457 B2 JP3853457 B2 JP 3853457B2 JP 03999497 A JP03999497 A JP 03999497A JP 3999497 A JP3999497 A JP 3999497A JP 3853457 B2 JP3853457 B2 JP 3853457B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- paper container
- layer
- plates
- forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Cartons (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、廃棄時に折り畳んで嵩を減らし易くした、酒、ワイン、コーヒー等の包装に使用されるゲーベルトップ型紙容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、酒、ワイン、コーヒー等の包装に使用されるガスバリアー性に優れた液体用紙容器としては、例えば、印刷層/ポリエチレン層/紙層/接着樹脂層/アルミニウム箔/接着剤層/ポリエチレンテレフタレート層/ポリエチレン層の構成の積層体からなるゲーベルトップ型紙容器が一般的に使用されている。上記の積層体からなるゲーベルトップ型紙容器のブランク板は、図4に示すように、側面板1,2,3,4 と接着板5が折罫を介してそれぞれ連接されると共に、側面板1,2,3,4 の上下端縁には頂部形成板1a,2a,3a,4a 及び底部形成板1b,2b,3b,4b がそれぞれ連接された形状であって、ブランク板の外面の中央部の所定領域には印刷層10が形成され、ゲーベルトップ型紙容器に成形される際に、頂部形成板1a,2a,3a,4a 及び底部形成板1b,2b,3b,4b の外面同志が接触する領域には全面にポリエチレン層が露出しているので、即ち、頂部形成板1a,2a,3a,4a 及び底部形成板1b,2b,3b,4b の外面同志が接触する領域の全面が頂部外面接着領域12及び底部外面接着領域13となっている。したがって、図4に示すブランク板を使用してゲーベルトップ型紙容器に成形した場合に、頂部形成板1a,2a,3a,4a 及び底部形成板1b,2b,3b,4b の外面同志が接触する領域が全面にわたってポリエチレン層同志が完全に熱接着されて屋根型の頂部及び角形の底部が形成される。上記のゲーベルトップ型紙容器においては、厚く且つ剛性のある積層体にて形成されていることもあって、完全に熱接着されて形成された屋根型の頂部及び角形の底部を折り畳むことがきわめて困難であり、使用後ゲーベルトップ型紙容器を廃棄する際に、簡単に折り畳んで嵩を少なくすることができないという欠点があった。
【0003】
上記欠点を解消するために、例えば、実開昭56−58013号に記載されているような、ゲーベルトップ型紙容器の側面板の中央部に縦方向に折りたたみ線を設けると共にその下部に斜め方向の折りたたみ線を設けた構成、ないしは上記の構成のものに更に前面板又は後面板の下部に底面に平行な折りたたみ線を設けた構成とすることにより、廃棄時に、底部の接着部を剥離することなしに、折りたたんで嵩を少なくするようにした構成のものが知られている。しかしながら、上記のゲーベルトップ型紙容器のように折りたたみ線を設けただけの構成では、印刷層/ポリエチレン層/紙層/接着樹脂層/アルミニウム箔/接着剤層/ポリエチレンテレフタレート層/ポリエチレン層の構成の積層体からなるガスバリアー性を有するゲーベルトップ型紙容器のように、積層体の剛性がきわめて大きい場合には、積層体の反発力が強いために完全に折り畳むことは困難であり、廃棄時に紙容器の嵩を小さくすることができないという欠点は依然として解消されないものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、剛性の大きい積層体からなるゲーベルトップ型紙容器であっても、底部を簡単に折り畳めるようにして、廃棄時に嵩を小さくできるようにした液体用紙容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
外面から順に熱可塑性樹脂層と紙層と接着樹脂層とガスバリアー層と熱可塑性樹脂層が積層された積層体からなり、前面板と後面板と両側面板と頂部形成板と底部形成板からなるゲーベルトップ型紙容器であって、前記紙容器の前記底部形成板の外面同志が接触する領域に部分的に接着強度調整層が形成された構成の液体用紙容器であるので、接着強度調整層により底部形成板の外面同志が熱接着される部分の面積が小さくなり接着強度が弱くなっているので、簡単に剥離して底部を解体することが可能であり、使用済の紙容器を廃棄する際に、簡単に折り畳んで嵩を少なくすることができる。
【0006】
上記の液体用紙容器において、前記紙容器の前記頂部形成板の外面同志が接触する領域に部分的に前記接着強度調整層が形成された構成とすることにより、頂部形成板についても、外面同志の熱接着部を簡単に剥離して、頂部を解体することができるので、更に折り畳み易くなる。
【0007】
上記の液体用紙容器において、前記接着強度調整層の面積を、前記紙容器の前記底部形成板及び前記頂部形成板の外面同志が接触する領域の面積の10%以上とすることにより、底部形成板ないしは頂部形成板の外面同志の熱接着部を容易に剥離して解体することができる。
【0008】
上記の液体用紙容器において、前記両側面板及び前記両側面板に連接された頂部形成板及び底部形成板の中央部にそれぞれ折曲線を形成することにより、底部の外面同志の熱接着部を剥離した後に、側面板を縦方向に折り曲げ易くなるので容器を折り畳みが容易となる。
【0009】
上記の液体用紙容器において、前記折曲線が、前記両側面板の上下端に設けられた折罫の近傍を除いて形成することにより、折曲線を設けた構成としても、紙容器の上下角部にて側面板が内方へ折れ曲がるのを防止できるので、製造時及び使用時における紙容器の変形を防ぐことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の液体用紙容器の実施形態におけるゲーベルトップ型紙容器のブランク板の外面を示す平面図、図2は実施形態のゲーベルトップ型紙容器の底部外面接着部を剥離して折り畳む手順を示す部分斜視図、図3はゲーベルトップ型紙容器の折り畳んだ状態を示す斜視図であって、1,2,3,4 は側面板、1a,2a,3a,4a は頂部形成板、1b,2b,3b,4b は底形成板、5は接着板、6,7 は折曲線、8,9 は接着強度調整層、10は印刷層、11は注出口取付孔、12は頂部外面接着領域、13は底部外面接着領域、14は底端縁接着部をそれぞれ表す。
【0011】
本発明の液体用紙容器の実施形態におけるゲーベルトップ型紙容器のブランク板の形状は、図1に示すように、側面板1,2,3,4 と接着板5が折罫を介してそれぞれ連接されると共に、側面板1,2,3,4 の上下端縁には頂部形成板1a,2a,3a,4a 及び底部形成板1b,2b,3b,4b が折罫を介してそれぞれ連接され、側面板2及び側面板4の中央部には縦方向にそれぞれ折曲線6が、頂部形成板2a,4a と底部形成板2b,4b の中央部には縦方向にそれぞれ折曲線7が、側面板1,2,3,4 と頂部形成板1a,2a,3a,4a ないしは底部形成板1b,2b,3b,4b を連接する折罫の近傍において所定寸法を除いた状態で形成されている。
【0012】
ブランク板の外面の状態は、ゲーベルトップ型紙容器に成形された際に、底部形成板1b,2b,3b,4b の外面同志が接触する領域に、部分的に接着強度調整層9が設けられて、底部外面接着領域13’が形成される共に、頂部形成板1a,2a,3a,4a の外面同志が接触する領域に、部分的に接着強度調整層8が設けられて、頂部外面接着領域12’が形成されている。ブランク板の中央部には、底部形成板1b,2b,3b,4b 及び頂部形成板1a,2a,3a,4a の外面同志が接触する領域と接着板5の面を除いて印刷層10が形成されている。部分的に設けられた接着強度調整層8及び接着強度調整層9により形成される頂部外面接着領域12' 及び底部外面接着領域13' の形状は、本実施形態においては、四角形状とされているが、形状は任意であり、円形状、楕円形状、多角形状、碁盤目状、格子状に形成してもよい。頂部外面接着領域12' 及び底部外面接着領域13’の面積は、頂部形成板1a,2a,3a,4a 及び底部形成板1b,2b,3b,4b の外面同志が接触する面積の10%以上とすることが好ましく、そうすることにより底部及び頂部を容易に剥離して解体することができる。頂部外面接着領域12' 及び底部外面接着領域13’の面積を、頂部形成板1a,2a,3a,4a 及び底部形成板1b,2b,3b,4b の外面同志が接触する面積の50%ぐらいとすることが好ましいが、接着強度の調整により、全面に設けた場合であっても、ゲーベルトップ型紙容器の密封性を維持することも可能である。
【0013】
本実施形態におけるゲーベルトップ型紙容器を作製するための積層体の構成としては、熱可塑性樹脂層と紙層と接着樹脂層とガスバリアー層と熱可塑性樹脂層からなるものが一般的である。外面の熱可塑性樹脂層としては低密度ポリエチレンが使用され、内面の熱可塑性樹脂層としては低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、シングルサイト触媒を用いて重合したエチレン−αオレフイン共重合体等が使用される。紙層としてはは250〜450g/m2 の坪量の板紙が使用される。ガスバリアー層としては厚さ6μ〜9μのアルミニウム箔と2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフイルムないしは2軸延伸ナイロンフイルムとの積層体、アルミニウムないしは酸化珪素等の金属酸化物を蒸着した2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフイルムないしは2軸延伸ナイロンフイルムが使用される。
【0014】
図1に示すブランク板を、側面板1と接着板5とを熱接着して筒状に形成し、底部形成板1b,2b,3b,4b を折り曲げて熱接着することにより底部を形成し、内容物を充填した後に、頂部形成板1a,2a,3a,4a を折り曲げて熱接着することにより頂部を形成してゲーベルトップ型紙容器が形成されるのであるが、上記のようにして形成されたゲーベルトップ型紙容器における頂部及び底部は、頂部形成板1a,2a,3a,4a 及び底部形成板1b,2b,3b,4b の外面同志が接触する領域の面積の10%以上の面積に接着強度調整層8,9 が形成されており、頂部外面接着領域12' 及び底部外面接着領域13’の面積は、頂部形成板1a,2a,3a,4a 及び底部形成板1b,2b,3b,4b の外面同志が接触する領域の面積の90%以下とされているので、頂部及び底部の外面接着部を容易に剥離して解体することができるものである。
【0015】
本発明の液体用紙容器の底部を剥離して折り畳む手順は、図2に示すように、熱接着により形成された底面の(イ)に示す状態から、底面の底端縁接着部14を底部形成板3bから剥離して起こし、(ロ)に示す状態としてから、底部形成板2b,4b の外面同志の接着部である底端縁接着部14を剥離して(ハ)に示す状態とする。次いで、底部形成板2b,4b の幅方向の中央部の折曲線7にて底部形成板2b,4b を内方へ折り曲げると共に、底部形成板2b,4b に連接された側面板2,4 を幅方向の中央部の折曲線6にて内方へ折り曲げる。頂部についても、同様に側面板2,4 に連接された頂部形成板2a,4a の外面同志の接着部を剥離してから、頂部形成板2a,4a の幅方向の中央部の折曲線7にて頂部形成板2a,4a を内方に折り畳むことにより、図3に示すように、ゲーベルトップ型紙容器を折り畳むことができる。上記のようにして折り畳むことにより、嵩が小さくなり廃棄し易くなる。
【0016】
接着強度調整層8,9 として使用できる樹脂は、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩素化エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、環化ゴム、ポリアミド系樹脂、ウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、セルロース系樹脂、アルキッド樹脂の単体ないしはこれらの混合物である。接着強度調整層8,9 を底部形成板1b,2b,3b,4b 及び頂部形成板1a,2a,3a,4a の外面同志の接触する領域に塗布する方法としては、グラビア印刷、オフセット印刷等が使用できる。また、塗布する面積は、底部形成板1b,2b,3b,4b 及び頂部形成板1a,2a,3a,4a の外面同志の接触する領域の面積の10%以上の面積が適当である。即ち、接着強度調整層8及び接着強度調整層9にて形成される頂部外面接着領域12' 及び底部外面接着領域13’の面積を、底部形成板1b,2b,3b,4b 及び頂部形成板1a,2a,3a,4a の外面同志の接触する領域の面積の90%以下の面積とすることが好ましい。接着強度調整層8,9 を形成するには、容器を構成する積層体の外面にグラビア印刷、オフセット印刷等の方法により印刷層10を形成する工程で、印刷層10の形成と同時に行うのが普通である。
【0017】
【実施例】
実施例1
外面から順に、ポリエチレン25μ/板紙400g/エチレン−メタクリル酸メチル共重合体25μ/アルミニウム箔7μ/接着剤/2軸延伸ポリエチレンテレフタレート12μ/ポリエチレン60μが積層された構成の積層体を作製し、その積層体の外面のポリエチレン面に、グラビア印刷により色インキを使用して所望の図柄を印刷すると共に、セルロース系樹脂とウレタン系樹脂とからなる透明なオーバープリントニスにてオーバープリントを行い、絵柄とオーバープリントからなる印刷層を形成すると同時に、印刷層に対応した所定の領域に、オーバープリントニスを使用して、頂部形成板及び底部形成板の外面同志が接触する領域の約80%の面積からなる接着強度調整層を塗布形成して、頂部形成板及び底部形成板の外面同志が接触する領域の約20%の面積からなる頂部外面接着領域及び底部外面接着領域を形成した。
印刷層及び熱接着強度調整層が形成された上記積層体を所定の位置にて打ち抜き、図1に示す、ゲーベルトップ型紙容器のブランク板を作製した。得られたブランク板を筒貼りした後に、熱接着により底部を形成し、内容物として酒を充填してから頂部を熱接着して、ゲーベルトップ型紙容器の包装体を作製した。
上記で得られたゲーベルトップ型紙容器の包装体から内容物の酒を取り出した後に、頂部成形板の外面同志の接着部を剥離すると共に、図2に示す手順にて、底部形成板の外面同志の接着部を剥離して、側面板及び側面板に連接された頂部形成板と底部形成板を、それらの中央部に縦方向に形成された折曲線に沿ってそれぞれ内方に折り曲げることにより、図3に示すように、上記で作製したゲーベルトップ型紙容器を簡単に折り畳むことができた。
【0018】
【発明の効果】
外面から順に熱可塑性樹脂層と紙層と接着樹脂層とガスバリアー層と熱可塑性樹脂層が積層された積層体からなり、前面板と後面板と両側面板と頂部形成板と底部形成板からなるゲーベルトップ型紙容器であって、紙容器の底部形成板の外面同志が接触する領域に部分的に接着強度調整層が形成された構成の液体用紙容器であるので、接着強度調整層により底部形成板の外面同志が熱接着される部分の面積が小さくなり接着強度が弱くなっているので、簡単に剥離して底部を解体することが可能であり、使用済の紙容器を廃棄する際に、簡単に折り畳んで嵩を少なくすることができる。
上記の液体用紙容器において、紙容器の頂部形成板の外面同志が接触する領域に部分的に接着強度調整層が形成された構成とすることにより、頂部形成板の外面同志の熱接着部を簡単に剥離して頂部を解体することができるので、更に折り畳み易くなる。
上記の液体用紙容器において、接着強度調整層の面積を、紙容器の底部形成板及び頂部形成板の外面同志が接触する領域の面積の10%以上とすることにより、底部形成板ないしは頂部形成板の外面同志の熱接着部をきわめて容易に剥離して解体することができるようになる。
上記の液体用紙容器において、両側面板及び両側面板に連接された頂部形成板及び底部形成板の中央部に、両側面板の上下端に設けられた折罫の近傍を除いて、それぞれ折曲線を形成することにより、折曲線を形成しても紙容器の上下角部にて側面板が内方へ折れ曲がるのを防止できるので、使用時における紙容器の変形を防ぐことができる上に、側面板を縦方向に内方に折り曲げ易くすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体用紙容器の実施形態におけるゲーベルトップ型紙容器のブランク板の外面を示す平面図。
【図2】実施形態のゲーベルトップ型紙容器の底部外面接着部を剥離して折り畳む手順を示す部分斜視図。
【図3】ゲーベルトップ型紙容器の折り畳んだ状態を示す斜視図。
【図4】従来のゲーベルトップ型紙容器のブランク板の外面を示す平面図。
【符号の説明】
1, 2, 3, 4 側面板
1a, 2a, 3a, 4a 頂部形成板
1b, 2b, 3b, 4b 底部形成板
5 接着板
6, 7 折曲線
8, 9 接着強度調整層
10 印刷層
11 注出口取付孔
12,12’ 頂部外面接着領域
13,13’ 底部外面接着領域
14 底端縁接着部
Claims (3)
- 外面から順に熱可塑性樹脂層と紙層と接着樹脂層とガスバリアー層と熱可塑性樹脂層が積層された積層体からなり、前面板と後面板と両側面板と頂部形成板と底部形成板からなるゲーベルトップ型紙容器であって、前記紙容器の前記頂部形成板の外面同士が接触するすべての領域及び前記底部形成板の外面同士が接触するすべての領域に部分的に接着強度調整層が形成された構成からなることを特徴とする液体用紙容器。
- 外面から順に熱可塑性樹脂層と紙層と接着樹脂層とガスバリアー層と熱可塑性樹脂層が積層された積層体からなり、前面板と後面板と両側面板と頂部形成板と底部形成板からなるゲーベルトップ型紙容器であって、前記紙容器の前記頂部形成板の外面同士が接触するすべての領域及び前記底部形成板の外面同士が接触するすべての領域に部分的に接着強度調整層が形成されると共に前記両側面板及び前記両側面板に連接された頂部形成板及び底部形成板の中央部にそれぞれ、前記頂部形成板の上端から前記側面板を介して前記底部形成板の下端に至る直線状の折曲線が前記両側面板の上下端に形成された折罫を外して形成されていることを特徴とする液体用紙容器。
- 前記接着強度調整層の面積が、前記紙容器の前記底部形成板及び前記頂部形成板の外面同士が接触する領域の面積の10%以上であることを特徴とする請求項1、2のいずれかに記載の液体用紙容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03999497A JP3853457B2 (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | 液体用紙容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03999497A JP3853457B2 (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | 液体用紙容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10218169A JPH10218169A (ja) | 1998-08-18 |
JP3853457B2 true JP3853457B2 (ja) | 2006-12-06 |
Family
ID=12568491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03999497A Expired - Fee Related JP3853457B2 (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | 液体用紙容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3853457B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4170464B2 (ja) * | 1998-09-10 | 2008-10-22 | 大日本印刷株式会社 | 液体用紙容器 |
JP4489198B2 (ja) * | 1999-01-18 | 2010-06-23 | 大日本印刷株式会社 | 液体用紙容器 |
JP2001031060A (ja) * | 1999-07-21 | 2001-02-06 | Toppan Printing Co Ltd | 液体紙容器 |
JP2006111314A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Dainippon Printing Co Ltd | 紙容器 |
JP4968458B2 (ja) * | 2007-03-30 | 2012-07-04 | 大日本印刷株式会社 | 液体用紙容器 |
JP5239538B2 (ja) * | 2008-06-18 | 2013-07-17 | 大日本印刷株式会社 | ゲーベルトップ型紙容器 |
JP5948728B2 (ja) * | 2011-04-05 | 2016-07-06 | 大日本印刷株式会社 | ゲーベルトップ型紙容器用カートンの製造方法 |
JP6116124B2 (ja) * | 2012-03-15 | 2017-04-19 | シスメックス株式会社 | 生体試料分析装置用の試薬容器及び試薬容器の製造方法 |
JP6205932B2 (ja) * | 2013-07-18 | 2017-10-04 | 凸版印刷株式会社 | 紙容器 |
JP6888335B2 (ja) * | 2016-05-13 | 2021-06-16 | 大日本印刷株式会社 | 紙容器 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5643717U (ja) * | 1979-09-13 | 1981-04-21 | ||
JPH0716590Y2 (ja) * | 1988-01-29 | 1995-04-19 | 凸版印刷株式会社 | 紙製液体容器 |
JPH0676027U (ja) * | 1991-07-12 | 1994-10-25 | 凸版印刷株式会社 | 液体用紙容器 |
JPH0595814U (ja) * | 1991-07-15 | 1993-12-27 | 凸版印刷株式会社 | 液体用紙容器 |
-
1997
- 1997-02-07 JP JP03999497A patent/JP3853457B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10218169A (ja) | 1998-08-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3853457B2 (ja) | 液体用紙容器 | |
JP5239538B2 (ja) | ゲーベルトップ型紙容器 | |
JP4170496B2 (ja) | 液体用紙容器 | |
JP4203106B2 (ja) | 液体用紙容器 | |
JP3843510B2 (ja) | 液体包装用紙容器 | |
JPH10218170A (ja) | 液体用紙容器 | |
JP4170471B2 (ja) | 液体用紙容器 | |
JP3033448B2 (ja) | 液体用紙容器 | |
JP4170519B2 (ja) | 液体用紙容器 | |
JP2000095232A (ja) | 液体用紙容器 | |
JP4968458B2 (ja) | 液体用紙容器 | |
JP2575386Y2 (ja) | 液体紙容器 | |
JP4580480B2 (ja) | 液体用紙容器 | |
JP4170464B2 (ja) | 液体用紙容器 | |
JP3925045B2 (ja) | 電子レンジ加熱用の箱体 | |
JP4489198B2 (ja) | 液体用紙容器 | |
JP4372870B2 (ja) | 液体用紙容器 | |
JPH10230944A (ja) | カップ兼用包装袋 | |
JP4549451B2 (ja) | 液体用紙容器 | |
JP6497074B2 (ja) | 包装容器 | |
JP3908321B2 (ja) | スリーブ型カートン | |
JP3923554B2 (ja) | 液体紙容器 | |
JP2551640Y2 (ja) | 容器用把手板及び把手付液体用紙容器 | |
JP4682435B2 (ja) | 電子レンジ加熱用の箱体 | |
JP2578278Y2 (ja) | バッグ・イン・ボックス |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040122 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051031 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051115 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060116 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060905 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060906 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090915 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120915 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120915 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130915 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |