JP5113252B2 - 断熱発現容器 - Google Patents

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Description

本発明は、熱い食品の容器として用いられ、コーヒー、茶、甘酒、ぜんざい、酒、クラムチャウダー、スープ等の熱い食品を注いだ時に、薄肉容器の胴部の外壁面に固着された積層体が、トンネル状の構造体に変化して断熱性を発現する断熱発現容器の改良に関する。
この種の断熱発現容器としては、例えば、本願出願人による特許文献1、特許文献2に開示されたものが知られている。特許文献1の断熱発現容器100は、図10に示すように、円筒状あるいはコップ状の薄肉容器30と、薄肉容器30の胴部の外壁面3に固着された積層体Aとから成る。積層体Aは、熱収縮率の互いに異なる基材で、熱収縮率の小さい基材を台紙6とし、熱収縮率の大きい基材に熱収縮性フィルム4を使い、その基材同士を縞状に間隔をあけた複数の細長の貼り合わせ個所で貼り合わせてなり、熱収縮率が大きな熱収縮性フィルム4を内側として、間隔をあけた貼り合わせ個所間で熱収縮性フィルム4が収縮するように、薄肉容器30の胴部の外壁面3に1箇所の固着部80で容器の母線方向に沿って固着され、かつ外壁面3に積層体Aの薄肉容器30の周方向に渡って沿着されている。
この容器に熱い飲料を注ぐと、その伝導熱で、容器壁面を介して積層体A内側の熱収縮性フィルム4が熱収縮性フィルム4の貼り合わせ個所7、8、9間で収縮し、その結果、積層体外側の台紙6がトンネル状構造体に変化し断熱機能が発現する。特許文献1の断熱発現容器100は、このトンネル状構造体の山の部分を把持するようにした断熱容器である。ところが、この断熱発現容器100においては、特許文献1の[0013]に開示されているように、積層体Aに1箇所の固着部80のみを設けて熱風を適宜加えておくか、積層体Aの両端縁近傍にもピンポイントで仮固着する部分を設けて、外壁面3に密着状態を保持して、積層体Aが容器の外周壁に固定される構造であるため、次のような欠点がある。
すなわち、積層体Aに1箇所の固着部80のみか、積層体Aの両端縁近傍にもピンポイントで仮固着する部分を設けた薄肉容器30に熱湯を注入すると、薄肉容器30の胴部の内壁を介して薄肉容器30の胴部の外壁面3に熱が伝わる。ところがこの外壁面3の全面にいっきに熱が伝わるわけではなく、容器内に注入された湯量の水位に応じて、容器下方(底部)から上方(開口部)へ順次熱伝導してゆく。このように積層体Aに伝わる熱も、湯量に対応して同様の過程を経る。その結果、積層体内側の熱収縮性フィルム4の収縮は熱の伝導に伴って、間隔をあけた貼り合わせ個所ごとに、下方から上方へ順次熱収縮を始めるが、積層体Aの熱収縮性フィルム4の上方と下方では熱伝導に時間差があり、積層体Aの上部と下部では熱収縮性フィルム4の収縮のタイミングにタイムラグが生じることから、早く熱を受けて熱収縮したフィルム部分とまだ熱収縮していないフィルム部分が瞬間的に共存する。すると、先に部分的に熱収縮性フィルム4が収縮して、それに連なった積層体Aの台紙の下方だけがトンネル状になり、未収縮の熱収縮性フィルム4に連なった積層体Aの上方の部分を外周壁面から持ち上げてしまう。
その一連の動作から、積層体Aの一部分に容器外周壁から部分的に離反した洞穴状の部分ができる。つまり、積層体Aの両端縁近傍へピンポイントで熱軟化性接着剤で仮固着する構成だけでは、熱を受けてそのピンポイントの仮固着が外れると、下方からのみ絞り上げるような状態になる。そうすると、壁面から離反して距離を置いた積層体Aの部分は外周壁面からの熱伝導が遮断され、その離反した部分の熱収縮性フィルム4は収縮が進行せず、図2(a)に図示したように、積層体Aの台紙6に正常なトンネル状構造体が形成されないという不都合が生じ、本来の断熱機能が果たせなくなる問題があった。また外見上の見栄えも悪かった。
もっとも、注入する湯温の温度条件や注入スピードを変えテストを試行錯誤した結果、特許文献1に開示された内容であっても、75℃近辺の湯温の湯をゆっくりと注ぐのであれば、湯温が比較的低いことから熱収縮性フィルム4が急激に収縮しないため、積層体Aが部分的に多少洞穴状になりそうになりながらも、外壁面との距離が大きく離れずにすみ、熱の供給が完全に遮断されるのを免れて、かろうじて正常にトンネル状構造体が形成される場合もあった。
ところが、90℃の比較的高温の湯とか沸騰直後の湯を素早く注入すると、容器内で湯が暴れ、図2(a)に示すように、積層体Aの台紙にゆがみが顕著に生じた。このことから、湯温の違い、お湯の注入スピード、容器内の内容物の量と比熱の違い等によっては、積層体Aの熱収縮性フィルム4への熱の伝わり方に偏りとムラが生じて大きな洞穴状部分が生じ、熱の供給が遮断され、熱収縮性フィルム4が均一に収縮しないことが判明した。
ところで、社会生活上、断熱を必要とするホットな食品は様々で、多様な使われ方がする。例えば、容器内に注がれる湯温、注入スピードの違い、容器内の内容物の量の違い、内容物が粉末かレトルト食品なのかの比熱の違いもある。このように、使用する人の好みや用途は複雑多岐に亘っている。このことは、前述したように従来の技術ではその使用状態の如何によっては、薄肉容器の胴部壁面を介して積層体の内側の熱収縮性フィルム4に達する熱の温度の高低、熱伝導の伝わり方、伝わる時間にムラがあり、一定でなく、日常的にランダムに起こりうることを示唆し、不正常にトンネル状構造体を形成することを排除できないことを考慮しておかなければならない。
この不都合な現象を回避するためには、熱伝導の時間差による積層体内側基材の収縮ムラを抑えて、できるだけ、積層体全体に熱が隈なくゆき亘ってから、積層体全体を容器円周方向へ均等にたぐり寄せるようにコントロールして、均一に積層体内側基材が収縮することができれば、積層体外側基材が正常なトンネル状構造体に形成される筈である。
一方、特許文献2に開示された断熱発現容器の場合は、薄肉容器の胴部の外壁面に積層体を固着してあるが、本積層体は、熱収縮率の異なる基材が間隔を介した複数の貼り合わせ個所で接着されるとともに、その複数の貼り合わせ個所のうち、少なくとも1箇所の貼り合わせ個所に、略I字状の切目線が設けられ、積層体に於ける熱収縮率の大きい基材を内側として、該内側の基材が熱収縮するように、外壁面に取り付けてある。
この特許文献2に係わる断熱容器では、高温の湯が注がれる等して、薄肉容器の外面を通じて積層体に熱が伝わると、特許文献1に開示された断熱発現容器と同様にトンネル状構造体が発現するが、積層体の貼り合わせ個所に設けた略I字状切目線によって区切られた積層体の部分が、観音開きのように開かれながら、トンネル状構造体が発現するとともに、両開きされた窓から、薄肉容器の外面が外観上に現れるので、美観的要素が高く、変化がより楽しめる訴求性の高い断熱容器であるというものである。
本容器の場合、中央部に略I字状切目線を設けた矩形状の積層体が、薄肉容器の胴部の外壁面に、中央の略I字状切目線を左右に跨いで2箇所の固着部で薄肉容器の母線に沿って、耐熱接着剤によって積層体の上下方向ほぼ全幅に亘って帯状に固着されている。結果的に積層体が、その中央部から左右に距離を置いた2箇所の位置で固着されているため、積層体が外壁面に密着状態で維持される面積が大きいことと、収縮すべき積層体の面のひろがりに対して適度の位置に複数個所あることから、容器壁面から熱の供給を安定して受けられ、例え沸騰水を注入しても、前記特許文献1記載の容器のように、積層体に極端に異常なトンネル状構造体が発現することはない。
しかし、この構成は両開きされた「窓」等を有し構造が複雑で、また、積層体全体に亘って均一なトンネル状構造体となるわけではないので、デザイン的には嗜好性の偏りや一過性の傾向をもつおそれがある。さらにその構造ゆえに、「窓」の部分の高温の外壁が比較的指で触れやすいという問題もある。
特開平7-40961号公報 特開2001−240152号公報
従って、本発明の目的は、薄肉容器の胴部の外壁面に積層体が一箇所のみの固着部で固着された状態で、容器内に熱いレギュラーコーヒーやインスタントコーヒー、お茶やティーバッグの紅茶、甘酒、ぜんざい、お酒、レトルトの味噌汁やクラムチャウダー、粉末状のスープ等の熱い食品を食する時に、容器内に注入する湯温の違い、注入スピードの違い、容器内の内容物の量の違い、内容物の比熱の違い等があっても、部分的な積層体の異常な変化を抑止し、正常なトンネル状構造体に変化するための必要条件を維持し付加することで、断熱機能が必要なときに、広範な使用状況に対応し、正常でシンプルなトンネル状構造体を安定して確実に発現させるコストの安い断熱発現容器を提供することである。
本発明は、上記課題を有効に解決するために創案されたものであって、以下の特徴を備えた断熱発現容器を提供する。本発明の断熱発現容器は、熱収縮率の異なる基材を、縞状に間隔をあけた複数の細長の貼り合わせ個所で貼り合わせてなる積層体を、熱収縮率が大きな基材を内側として薄肉容器の胴部の外壁面の1箇所の固着部で固着してなる容器であり、内側の基材が熱収縮する温度では軟化状態にある熱軟化性接着剤を介して前記外壁面と前記積層体とが仮接着された仮接着部を、前記固着部と前記積層体の端縁部との間に亘って複数個配置し、前記外壁面の昇温時に内側の基材が熱収縮するようになした、断熱発現容器である。
また、前記仮接着部が前記貼り合わせ個所の長手方向に亘って連続的に又は断続的に1個以上配置された前記断熱発現容器である。
また、前記容器の下方から上方に向かうにつれて個々の前記仮接着部の接着面積が減じるようになした前記断熱発現容器である。すなわち、前記容器において、前記仮接着部が前記積層体の上下に亘って複数個配置され、又は前記貼り合わせ個所の長手方向に亘って連続的に又は断続的に1個以上配置され、下方(底部)から上方(開口部)に向かうに従って個々の前記仮接着部当たりの接着力が徐々に減じるように、個々の仮接着部当たりの接着面積が調整されてなる前記断熱発現容器である。
さらに、前記貼り合わせ個所の長手方向が前記容器の上下方向と斜向した前記断熱発現容器である。
上記構成を有する本発明の断熱発現容器においては、該容器内に高温の湯が注がれる等して高温の熱が容器の薄肉容器の胴部の外壁面に伝わると、その貼り合わせ個所間で該内側の基材が全体に亘って均一に収縮して、該外側の基材がトンネル状構造体に整然と形成される。
前記仮接着部が適宜配置された構成にあっては、前記仮接着部が適宜配置された箇所は、積層体内側の基材が薄肉容器の
胴部の外壁面に密着状態であるだけでなく、熱軟化性接着剤が軟化するに要する時間が、積層体への熱伝導の時間差とそのムラを吸収して、該内側の基材の一部分だけが先に収縮して、積層体が壁面から離反するように変形しようとする力を一定時間抑止し、積層体全体に熱が隈なくゆきわたってから、積層体全体を容器周方向へ均等にたぐり寄せるようにコントロールして収縮が行われるため、正常なトンネル状構造体の発現・形成に効果がある。
また、前記仮接着部の位置を、縞状に間隔をあけた貼り合わせ個所で貼り合わせた個所に沿って適宜配置して貼着した断熱発現容器にあっては、積層体の外側の基材が山と谷のトンネル状構造体に形成されるとき、縞の線が谷の部分に相当する位置であるため、トンネル状構造体に盛り上がる力が力学的に最適の位置であり、きれいに無理なくトンネル状に形成できるので都合が良い。
また、前記仮接着部を、積層体の下方から上方に向かうに従って接着力の強度が徐々に減じるように、その接着剤の塗布パターンをグラデーション状に配置して貼着する構成とした断熱発現容器は、早く熱を受けた部位には接着面積が多いため軟化するのに時間がかかり、遅れて熱を受けた部位は接着面積が少ないため軟化するのに少ない時間で済むという物理現象を活用したものである。これにより、仮接着の解除のタイムラグが防止され、正常なトンネル状構造体の発現・形成に効果がある。
従って、この構成の断熱発現容器の場合、積層体の内側の基材の収縮が、容器内の上下方向の加熱のされかたのタイムラグに応じて仮接着部の接着力のグラデーションによって調節され、また、薄肉容器の胴部の外壁面への密着状態も確保されるため、容器内に注入される湯量の水位に応じて、加熱のされかたの時間差とムラによる積層体の微妙な変化を吸収し、比較的低温の湯から沸騰水まで広範な温度域に対応して、積層体の内側の基材の収縮を最良のタイミングにコントロールすることが可能になるという利点がある。
以下、この発明の実施の態様を図面を参照して説明する。図1(a)、(b)に示すように、本発明の第一の態様においては、コップ形状の薄肉容器30の胴部の外壁面3へ積層体Dが積層体内側中央部の1箇所の固着部80で固着するとともに、薄肉容器30の胴周方向の端縁部32と固着部80との間に、熱軟化性接着剤を介して仮接着部1をスポット状に適宜配置して貼着して断熱発現容器101が構成される。なお、薄肉容器30の形状はコップ形状に限定されず例えば角錐台形状あるいは枡型形状であってもよい。
前記積層体Dは、図1(b)、(c)に示すように略矩形で2層の基材からなっており、一方の基材はたとえば横一軸延伸ポリエステルフィルムの熱収縮性フィルム4であり、厚みはたとえば35μmである。もう一方の基材はたとえば上質紙(目付け50g/m)の台紙6からなり、2枚の基材は縦方向に連続または断続の細長に塗布された耐熱性接着剤によって、間隔をあけた端縁の貼り合わせ個所7、中央の貼り合わせ個所8及び中間の貼り合わせ個所9で貼り合わされ一体となっている。すなわち、これらの貼り合わせ個所7、8、9は、全体として縞状をなしている。
熱収縮性フィルム4としてはこのほかに、架橋ポリエチレン収縮フィルム、ポリスチレン系収縮フィルム、塩ビ収縮フィルム、ポリプロピレン収縮フィルム、オレフィン系多層収縮フィルムなどが例示されるが、45℃以上好ましくは50〜80℃で熱収縮するフィルムであればこれらに限定されない。また、熱収縮性フィルム4としては1軸延伸されたフィルムが好ましい。
積層体Dは熱収縮率の大きな基材、すなわち熱収縮性フィルム4が内側に、熱収縮率の小さい基材、すなわち台紙6が外側になるように薄肉容器30に取り付けられる。積層体Dは耐熱接着剤により、薄肉容器30の母線方向に沿って積層体Dを縦方向に横切る帯状の固着部80で1箇所固着されている。図1に示す態様にあっては、貼り合わせ個所7、8、9の長手方向は薄肉容器30の母線方向となるようにされている。尚、積層体Dは薄肉容器30の母線方向に対して斜め方向に固着することもでき、図示に限定されない。
積層体Dは仮接着部1で薄肉容器30の胴周方向の端縁部32と固着部80との間の外壁面3に、胴周方向及び上下方向に仮接着され外壁面3に沿って密着している。仮接着部1は、固着部80と薄肉容器30の胴周方向の端縁部32との間にドット状に配置している。仮接着部1は図示するように千鳥状に配置するだけでなく、格子状でもよく、あるいはランダムに配置してもよい。仮接着部1に用いられる熱軟化性接着剤(以下単に接着剤とも称する)は熱収縮性フィルム4が収縮する温度では軟化状態にある接着剤である。熱収縮性フィルム4が収縮する温度とは、熱収縮性フィルム4が収縮する最低の温度以上の、熱収縮性フィルム4が収縮する温度である。
仮接着部1に用いられる熱軟化性接着剤としては、酢酸ビニル系共重合体、ポリスチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、アイオノマー、ポリメタアクリル酸エステルなどのアクリル樹脂、ウレタン系樹脂が挙げられる。
以上のように構成された本発明に係わる断熱発現容器101に沸騰水を注ぐと、容器下方から湯量が上昇する。それに伴い、その熱が外壁面3を介して積層体Dの内側基材(熱収縮性フィルム4)に伝わり、熱収縮性フィルム4が下方から順次、急激に収縮を始めようとするものの、積層体Dに適宜配置されたスポット状の仮接着部1にその収縮が阻まれる。そのうち、湯量が上昇して積層体全体に高温の熱が行き渡るのに合わせて、仮接着部1の熱軟化性接着剤の軟化が進む。今まで外壁面3に密着して、熱の供給を受けて収縮力を十分に蓄えた熱収縮性フイルム4がその熱軟化性接着剤を外壁面3から引き剥がしながら、徐々にF方向に均一に収縮し、その熱収縮フィルム4に連なった積層体Dの外側基材の台紙6を下方から上方へゆるやかに盛り上がらせ、積層体全体として図2(b)に示すような整然としたトンネル状構造体82を形作ってゆく。
一方、仮接着部1を設けない場合は、例えば図2(a)に示すように、容器101´に沸騰水を注ぐと、容器下方から湯量が上昇するに伴い、熱収縮性フィルム4の下方が急激に収縮を始め、積層体Dの下方のみでトンネル状構造体82´が形成される。これにともなって積層体Dの上方が外壁面3から浮き上がってしまい、外壁面3の熱が積層体Dの浮き上がった部分Wに伝わらなくなる。その結果、湯が上方に達して上方の外壁面3が昇温しても、例えば、浮き上がった部分Wはトンネル状構造体を形成せずに不規則に収縮し、積層体Dは全体として乱れた形状となる。
図1に示す態様においては、仮接着部1の個々のスポット状の接着剤塗布面積を積層体Dの全面にわたりどの仮接着部1でも同じとしている。これにより、熱収縮性フィルム4の急激な変化が抑止され、積層体Dに洞穴状の収縮ムラが発生するのを防止する効果があり、外観的にも機能的にも全く問題ない。また、使用する熱収縮性フィルム4の熱収縮特性や台紙6の剛性等の物性によって、仮接着部1のスポット状接着剤の塗布間隔や形状を、適宜変更して調整してもよい。
本発明の第二の態様においては、図3(a)乃至(c)に示すように、断熱発現容器102は、仮接着部1の位置を、積層体D´の基材を1の方向に間隔をあけて貼り合わせた貼り合わせ個所7、8、9で、個々の貼り合わせ個所の長手方向に沿って適宜配置したものである。このように仮接着部1の位置を貼り合わせ個所7、8、9のそれぞれに対応して配置すると、積層体D´の熱収縮性フィルム4が収縮したとき、台紙6が山と谷のトンネル状構造体に盛り上がって変化する際、仮接着部1が谷の部分に当り、谷の部分が外壁面3を掴まえるかのようにスライドするため、山を容易に膨出させる利点がある。
本発明の第三の態様においては、図4(a)に示すように、仮接着部1aの塗布パターンを、積層体の下方から上方に向かうに従って接着力の強度が徐々に減じるように、その接着剤の塗布面積をグラデーション状にして適宜配置したものである。すなわち、個々の仮接着部1a当たりの接着面積が下方(容器底部)から上方(容器開口部)に向かうに従って減少するようにしたものである。このように仮接着部1aの塗布状態をグラデーション状に適宜配置すると、容器に注入された湯量の時間差により、接着力が減少する方向に変化しているため、積層体Dに早く熱を受けた部位では、熱収縮性フィルム4の収縮を、より多くの接着面積の接着剤の接着力で遅らせ、遅く熱を受けた部位では、より少ない接着面積の接着剤の接着力で熱収縮性フィルム4が早く収縮するようにバランスをとって、積層体全体の収縮を均一にする効果がある。これにより、前述二つの態様の構成に比して、精度よくトンネル状構造体を形成することができる。また、図4(b)に示すように両端縁近傍に施した仮固着部2が並存していてもよく、この場合も効果に変わりはない。仮固着部2は、加熱前の状態において、積層体Dと外壁面3とを両端縁近傍で固着しておくものであり、加熱前の状態において、積層体Dと外壁面3との安定な密着状態を得るために設けたものである。仮固着部2は熱収縮性フィルム4の収縮に抗して積層体Dと外壁面3とを固着しておくことのできない弱い固着力を有する仮の固着部である。
図5(a),(b)は、仮接着部のその他の接着剤塗布パターンの一態様を示す。図5(a)は縦方向に縞状に接着剤が塗布された仮接着部1bの態様であり、図5(b)は縦方向に断続帯状の縞状に接着剤が塗布された仮接着部1cの態様である。いずれの実施態様においても、仮接着部1b、1cの幅は一定でも、あるいは下方から上方に向かうにつれて仮接着部の接着面積が減じるように仮接着部1b、1cの幅を狭めてもよい。
本発明においては、固着部80を形成するための接着剤の塗布や、仮接着部1(仮接着部1b、仮接着部1c)、仮固着部2、への接着剤の事前の塗布は、積層体側でもよいし薄肉容器側でもよい。また、本実施例に使用した熱収縮性のポリエステルフィルムや上質紙は、一例であって、積層体が適度に湾曲して、トンネル状構造体が発現する限り、他の種類や厚さ、目付けのものでも構わない。さらに、積層体の形状は図示のものに限定されず、例えば円形、三角形、ひし形などであってもよい。あるいは特定のマークや投影像の輪郭の形状であってもよい。その他、詳細な説明を省略するが、上記各実施態様を適宜組み合わせて実施することも可能である。
また、本発明においては、薄肉容器30の胴部の外壁面3には、積層体D(あるいはD´)と同様の構成の積層体(不図示)が、積層体D(あるいはD´)とその不図示の積層体とで薄肉容器30の胴部を挟むような態様で設けられていることが好ましい。これにより、向かい合った2ケ所でトンネル状構造体が発現することとなり、この2ケ所のトンネル状構造体の山の部分を、手で胴部を挟むように持てば、たとえ沸騰した飲料であっても手に熱さを感ずることなく容易に、確実に、安定して把持することができ、安心して中身飲料を賞味できる。さらに、用途、目的によっては、2ケ所以上に必要に応じて積層体の数を増加してもよい。また積層体の上面視形状や、胴部の母線方向及び周方向の長さも必要に応じて任意に設定してよい。通常は積層体の胴部の母線方向の長さは指の幅の2〜2.5倍程度が好ましい。積層体の胴部の周方向の長さは3〜5cm程度が好ましい。
本発明の他のさらに態様においては、図6に示すように、固着部80及び貼り合わせ個所7、8、9のそれぞれの長手方向が薄肉容器30の上下方向(薄肉容器30がコップ形である場合は母線方向)Rに対して斜向してもよい。この場合、貼り合わせ個所7、8、9の長手方向Pは
固着部80の長手方向と平行であり、積層体DDの上辺112の長手方向Gとも斜向している。積層体DDは貼り合わせ箇所の長手方向に亘って例えば図1に示すような固着部80と仮接着部1を適宜設けて薄肉容器に貼着されている。
図7に示すように、積層体DDの構造は、図1に示す熱収縮性フィルム4と台紙6のような熱収縮性フィルムと台紙とが耐熱性接着剤を介して貼り合わされ一体となっているが、固着部80及び貼り合わせ個所7、8、9のそれぞれの長手方向が積層体DDの胴部の母線方向に対して斜向している。このような構造にすれば、薄肉容器30の上下方向に対して積層体自体を斜め方向に回転させて固着する必要もなくなり、トンネル構造が形成されたときの仕上がりの外観も自然で好ましい状態になる。なお、図7における固着部80と仮接着部1は積層体DDが薄肉容器30(図6)に取り付けられたときのそれぞれの位置を示す。
図8は積層体DDを貼着した容器が断熱発現した状態の図である。この態様にあっては、薄肉容器30を把持したときの安定感、安心感が付加されて好ましい。貼り合わせ個所7、8、9の長手方向Pの上下方向Rに対する傾斜角αは3〜45度が好ましいが、6〜10度であることが薄肉容器30を把持したときの安定感、安心感が付加されるうえでさらに好ましい。
傾斜角αは−3〜−45度であってもよい。すなわち、上下方向Rに対して右に斜向してもよく、左に斜向してもよい。また、2個の積層体が薄肉容器30の胴部を挟むような態様で設けられている場合、それぞれの積層体の貼り合わせ個所の長手方向が上下方向Rに対して左に斜向してもよいし、右に斜向してもよい。また、一方の積層体の貼り合わせ個所の長手方向が左に斜向し、他方が右に斜向してもよい。
図9は積層体DDを貼着した容器が断熱発現した状態の実体図(写真)である。
本発明の断熱発現容器は、実際の社会生活上では様々な環境下、使用状態で使用される。例えば、自動販売機での使用が挙げられる。また、家庭での使用では電気ポットや瞬間湯沸かし器での湯沸しで、やかんを使ったガスレンジや電熱器での湯沸しで、素早く注ぐ人やゆっくりと注ぐ人の両方に好適に適用できる。また、一旦沸騰した湯をポットに保温して外出先で時間が経過してから使用する人にも好適に適用できる。さらに、湯温の好みも同様で、人によっては100℃にまで沸騰させてすぐ注ぐ人、80℃や90℃のお湯を好む人など様々であるがいずれにも好適に適用できる。またさらに、断熱発現容器に入れられる内容物についても同様で、粉末やペースト状のインスタントコーヒーやスープ、レトルト処理した具を使うスープなど多様な内容物に好適に適用できる。また、内容量についても比較的多いものから少なめのものまで量の多少に拘わらず好適に適用できる。このように、食品用の薄肉容器に注入する温水は湯温が一定でなく、また内容物も多様であり、広範な使用状態が想定されるが、本発明にかかる断熱発現容器は、このように複雑多岐に亘る使用状態・場面においても、広範に利用され社会生活に大きく役立つ容器である。
図1(a)は本発明の容器の態様の一例を示す全体斜視図、図1(b)は積層体の基材内側から見た平面図、図1(c)は積層体のN―N矢視の断面図。 図2(a)は積層体が不正常に断熱発現した全体斜視図、図2(b)は積層体が正常に断熱発現した全体斜視図。 図3(a)は本発明の容器の態様の他の一例を示す全体平面図、図3(b)は積層体の基材内側から見た平面図、図3(c)は積層体のL―L矢視の断面図 図4(a)は本発明の容器の態様のさらに他の一例を示す積層体の基材内側から見た平面図、図4(b)は仮接着部と端縁近傍の仮固着部が並存した平面図。 図5(a)、図5(b)は仮接着部の塗布パターンのその他の態様を示す積層体の基材内側から見た平面図。 本発明の容器の態様の他の一例を示す全体斜視図。 積層体の構造のさらに他の一例を示す図。 図6の容器が断熱発現した全体斜視図。 図6の容器が断熱発現した実態図。 図10(a)は従来の容器の態様を示す全体斜視図、図10(b)は積層体の基材内側から見た平面図、図10(c)は積層体のM―M矢視の断面図。
1、1a、1b、1c:仮接着部2:仮固着部3:外壁面4:熱収縮性フィルム7、8、9:貼り合わせ個所6:台紙W:浮き上がった部分30:薄肉容器32:端縁部80:固着部A、D、D´、DD:積層体82、82´:トンネル状構造体100、101、101´、102:断熱発現容器

Claims (4)

  1. 熱収縮率の異なる基材を、縞状に間隔をあけた複数の細長の貼り合わせ個所で貼り合わせてなる積層体を、熱収縮率が大きな基材を内側として薄肉容器の胴部の外壁面の1箇所の固着部で固着してなる容器であり、内側の基材が熱収縮する温度では軟化状態にある熱軟化性接着剤を介して前記外壁面と前記積層体とが仮接着された仮接着部を、前記固着部と前記積層体の端縁部との間に亘って複数個配置し、前記仮接着部が前記貼り合わせ個所の長手方向に亘って連続的に又は断続的に1個以上配置され、前記外壁面の昇温時に内側の基材が熱収縮するようになした、断熱発現容器。
  2. 前記仮接着部が千鳥状、格子状、あるいはランダムに配置された請求項1に記載の断熱発現容器。
  3. 前記容器の下方から上方に向かうにつれて個々の前記仮接着部の接着面積が減じるようになした請求項1又は2に記載の断熱発現容器。
  4. 前記貼り合わせ個所の長手方向が前記容器の上下方向と斜向した請求項1または2に記載の断熱発現容器。
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