JP4866096B2 - ラベル付き容器の製造方法 - Google Patents

ラベル付き容器の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4866096B2
JP4866096B2 JP2006036795A JP2006036795A JP4866096B2 JP 4866096 B2 JP4866096 B2 JP 4866096B2 JP 2006036795 A JP2006036795 A JP 2006036795A JP 2006036795 A JP2006036795 A JP 2006036795A JP 4866096 B2 JP4866096 B2 JP 4866096B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
container
cylindrical label
shrinkable cylindrical
shrinkable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006036795A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007216984A (ja
Inventor
通洋 野島
友弘 山口
昌彦 大岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Seal International Inc
Original Assignee
Fuji Seal International Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Seal International Inc filed Critical Fuji Seal International Inc
Priority to JP2006036795A priority Critical patent/JP4866096B2/ja
Publication of JP2007216984A publication Critical patent/JP2007216984A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4866096B2 publication Critical patent/JP4866096B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

本発明は、凹み部を有する容器に熱収縮性筒状ラベルが装着されたラベル付き容器の製造方法に関する。
従来、飲料容器、食品容器、化粧品容器などの様々な容器に、熱収縮性筒状ラベル(筒状シュリンク、シュリンクフィルムなどとも呼ばれる)が装着されている。
かかる熱収縮性筒状ラベルは、容器に外嵌し、所定温度に加熱することにより、容器に装着することができる。
該熱収縮性筒状ラベルが装着される容器は、様々な形状のものが存在する。一般的には、円筒状の胴部と、胴部の上方に連続して次第に小径に形成された肩部と、肩部の上方に設けられた注出部と、を有するボトル型容器(例えば、飲料用のPETボトルなど)が周知である。
また、例えば、容器の周方向の一部分が内側に凹んだ凹み部の形成された容器も知られている(かかる容器の一例として図2参照)。このような凹み部の形成された容器は、該凹み部に指を嵌め入れることにより凹み部に指を掛けることができるため、持ち運びし易い。従って、該容器は、比較的非力な使用者などを含め多くの使用者にとって使いやすい容器と言える(このような凹み部を有する容器は、ユニバーサルデザイン容器とも言われる)。
ところで、かかる凹み部を有する容器に熱収縮性筒状ラベルを外嵌して加熱することにより、熱収縮性筒状ラベルが熱収縮装着され、ラベル付き容器が得られる。しかしながら、上記凹み部を有する容器に熱収縮性筒状ラベルを熱収縮装着すると、該熱収縮性筒状ラベルが凹み部に沿わず、容器の凹み部が熱収縮性筒状ラベルで覆われるという問題点がある。
具体的には、図8に示すように、凹み部400は、容器200の周方向の一部分を内側に凹ませることにより形成されているので、凹み部400の周方向両端部に、容器の外形線が内側へ向きを変える変曲点401が存在する。熱収縮性筒状ラベル300は、その性質上、熱収縮時、装着される容器の最外側の点又は面に密着しながら収縮するので、凹み部400の周方向両端部の両変曲点401,401間に於いて平坦状となって装着される。このように、容器200の凹み部400に対応する熱収縮性筒状ラベル300の一部分が平坦状となって装着されることから、得られるラベル付き容器100は、熱収縮性筒状ラベル300を介して容器200の凹み部400の凹み形状が現れない。
従って、上記ラベル付き容器100は、熱収縮性筒状ラベル300の外面から凹み部400に指が掛かるように指を当てても、この凹み部400に対応する熱収縮性筒状ラベル300が内側に殆ど凹まないことから、凹み部400に指を掛けて持つことが困難となる。
そこで、本発明は、凹み部を有する容器とこれに装着された熱収縮性筒状ラベルとを有し、凹み部に指を掛けて持つことができるラベル付き容器の製造方法を提供することを課題とする
上記問題点に鑑みて、本発明は、凹み部を有する容器に熱収縮性筒状ラベルを装着してラベル付き容器を製造する方法であって、熱収縮性筒状ラベルを容器に外嵌し、弾性変形可能な耐熱性のゴムに多数の孔が形成された通気性のある治具の押圧部を用いて、容器の凹み部に対応する熱収縮性筒状ラベルの一部分を凹み部側へ押圧しつつ加熱することを特徴とする。
上記製造方法によれば、容器の凹み部に対応する熱収縮性筒状ラベルの一部分を凹み部側へ押圧しつつ加熱することにより、熱収縮性筒状ラベルが容器の凹み部側に凹んで装着されたラベル付き容器を確実に製造することができる。
さらに、弾性変形可能な耐熱性のゴムに多数の孔が形成された通気性のある治具の押圧部を用いることにより、加熱又は冷却を早く行える上、熱収縮性筒状ラベルの一部分を凹み部にほぼ沿って装着できる。
得られたラベル付き容器は、熱収縮性筒状ラベルの外面に凹み形状が現れるので、熱収縮性筒状ラベルの外面から凹み部に指を掛けて容易に持つことができる。
また、上記製造方法は、熱収縮性筒状ラベルを装着するために加熱する際、容器の凹み部に対応する熱収縮性筒状ラベルの一部分を凹み部側へ押圧するという簡便な方法で製造できる。つまり、上記製造方法は、熱収縮性筒状ラベルを装着するために加熱するという従来と同様の工程中に於いて、容器の凹み部に対応する熱収縮性筒状ラベルの一部分を凹み部側へ押圧するという要素を付加すればよいので、比較的簡便に上記ラベル付き容器を製造することができる。
また、本発明は、凹み部を有する容器に熱収縮性筒状ラベルを装着してラベル付き容器を製造する方法であって、熱収縮性筒状ラベルを容器に外嵌して熱収縮装着した後、この熱収縮性筒状ラベルのうち少なくとも容器の凹み部に対応する熱収縮性筒状ラベルの一部分を加熱成形可能温度とした状態で、弾性変形可能な耐熱性のゴムに多数の孔が形成された通気性のある治具の押圧部を用いて、前記熱収縮性筒状ラベルの一部分を容器の凹み部側へ押圧することを特徴とする。
上記製造方法は、従来と同様に、熱収縮性筒状ラベルを容器に外嵌して熱収縮装着する。この装着状態では、容器の凹み部に対応する熱収縮性筒状ラベルの一部分は平坦状となっているが、その後、この熱収縮性筒状ラベルのうち少なくとも容器の凹み部に対応する熱収縮性筒状ラベルの一部分を加熱成形可能温度に保持した状態で、この熱収縮性筒状ラベルの一部分を容器の凹み部側へ押圧することにより、熱収縮性筒状ラベルが容器の凹み部側に凹んで装着されたラベル付き容器を確実に製造することができる。
また、本発明は、凹み部を有する容器に熱収縮性筒状ラベルを装着してラベル付き容器を製造する方法であって、熱収縮性筒状ラベルを容器に外嵌して熱収縮装着した後、弾性変形可能な耐熱性のゴムに多数の孔が形成された通気性のある治具の押圧部を用いて、前記装着された熱収縮性筒状ラベルのうち容器の凹み部に対応する熱収縮性筒状ラベルの一部分を、容器の凹み部側へ押圧しつつ加熱することを特徴とする。
上記製造方法は、従来と同様に、熱収縮性筒状ラベルを容器に外嵌して熱収縮装着する。この装着状態では、容器の凹み部に対応する熱収縮性筒状ラベルの一部分は平坦状となっているが、その後、装着された熱収縮性筒状ラベルのうち容器の凹み部に対応する熱収縮性筒状ラベルの一部分を、容器の凹み部側へ押圧しながら加熱することにより、熱収縮性筒状ラベルが容器の凹み部側に凹んで装着されたラベル付き容器を確実に製造することができる。
さらに、本発明の好ましい態様では、上記ラベル付き容器の製造方法に於いて、上記容器の凹み部と該凹み部に対応する熱収縮性筒状ラベルの一部分との間に、接着剤を介在させることを特徴とする。
かかる製造方法によれば、熱収縮性筒状ラベルの一部分を容器の凹み部側へ押圧した際に、該熱収縮性筒状ラベルの一部分と凹み部の外面が接着される。よって、得られたラベル付き容器は、搬送・保管などの流通過程を通じて、熱収縮性筒状ラベルの一部分が凹んだ状態を確実に維持できる。
本発明に係るラベル付き容器の製造方法によれば、熱収縮性筒状ラベルを容器の凹み部側に凹ました状態で装着することができ、これによって得られたラベル付き容器は、凹み部に指を掛けて確実に持つことができる
以下、本発明について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
(ラベル付き容器の構成)
図1に於いて、1は、凹み部4を有する容器2と、該容器2に熱収縮装着された熱収縮性筒状ラベル3と、を備えるラベル付き容器を示す。
該ラベル付き容器1は、熱収縮性筒状ラベル3が容器2の凹み部4を含んで熱収縮装着されており、熱収縮性筒状ラベル3は、その一部分が容器2の凹み部4側に凹んだ状態で装着されている。
具体的には、ラベル付き容器1は、容器2の凹み部4に対応する熱収縮性筒状ラベル3の一部分5(以下、この部分を「凹み部対応部分」という)が、容器2の凹み部4側に凹んで装着されていればよいが、中でも、図1(b)に示すように、該凹み部対応部分5が凹み部4の外面形状にほぼ沿って装着されていることが好ましい。
尚、凹み部4の外面形状は、様々な形態が存在するので、凹み部対応部分5が凹み部4の外面形状と完全に一致することは現実的には困難である。従って、凹み部対応部分5が凹み部4の外面形状にほぼ沿っているとは、凹み部対応部分5が凹み部4の外面形状に沿っている他、凹み部対応部分5が凹み部4の外面に部分的に接し且つ同外面に部分的に離れている状態を含む意味である。
ラベル付き容器1は、少なくとも熱収縮性筒状ラベル3の凹み部対応部分5が、接着剤6を介して容器2の凹み部4の外面に接着されている。接着剤6は、凹み部対応部分5と容器2の凹み部4との層間に部分的に設けられていてもよいが、凹み部対応部分5が凹み部4の外面形状にほぼ沿って装着する場合には、前記層間の略全体に設けられていることが好ましい。該接着剤6としては、感熱接着剤が好ましいが、溶剤型接着剤などの非感熱接着剤を用いることもできる。
このように熱収縮性筒状ラベル3の凹み部対応部分5が、接着剤6を介して接着されていることにより、ラベル付き容器1の流通時などに熱収縮性筒状ラベル3に対して熱が加わっても、凹み部対応部分5が変形して容器2の凹み部4から浮き上がることを防止できる。
また、上記熱収縮性筒状ラベル3の外面には、防滑処理層7が設けられている。この防滑処理層7は、熱収縮性筒状ラベル3の外面全体に設けられていてもよいが、同図(b)に示すように、少なくとも凹み部対応部分5の外面に設けられていることが好ましい。このように凹み部対応部分5の外面に防滑処理層7が設けられていることにより、熱収縮性筒状ラベル3の外面から凹み部4を持った際、指と熱収縮性筒状ラベル3の間の摩擦力が大きくなって指が滑り難くなる。よって、ラベル付き容器1が不用意に手から外れて落ちることを防止できる。
また、防滑処理層7を凹み部対応部分5にのみ設けた場合には、熱収縮性筒状ラベル3のうち凹み部対応部分5以外の部分の滑り性が低下しないため、生産ラインなどでラベル付き容器1同士などの摩擦が生じにくく好ましい。
防滑処理層7としては、例えば、熱収縮性筒状ラベル3の外面に、マットインキ(艶消しインキ)などを塗工することが挙げられる。マットインキとしては、例えば、シリカ、アルミナ、タルク、クレー、酸化チタン、炭酸バリウムなどの無機粒子や、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、メラミン樹脂などの樹脂ビーズなどが配合されたものが好ましい。該マットインキは、例えばグラビア印刷などで塗工される。無機粒子などは、平均粒径が比較的大きいものが好ましく、例えば、平均粒径0.5〜50μm程度のものが配合されていることが好ましい。
また、特に図示しないが、熱収縮性筒状ラベル3の外面のうち、少なくとも凹み部対応部分5の外面が凹凸状に形成されていてもよい。凹凸状にする手段は、エンボス加工が挙げられる。エンボス加工としては、後述するように、網目状又は凹凸の形成された治具8を用いて熱収縮性筒状ラベル3の凹み部対応部分5を凹み部4側へと押圧することが例示され、かかる治具8の押圧により、治具8の押圧部81の凹凸形状を熱収縮性筒状ラベル3に転写できる。
このように、熱収縮性筒状ラベル3の凹み部対応部分5が凹凸状に形成されていることにより、熱収縮性筒状ラベル3の外面から凹み部4を持った際、指と熱収縮性筒状ラベル3の間の摩擦力が大きくなって指が滑り難くなる。
尚、上記防滑処理層7を設ける及び凹凸状に形成することは、何れも持ち手の滑りを防止する手段であるため、両手段が具備されたラベル付き容器1でもよいし、或いは、何れか一方の手段のみが具備されたラベル付き容器1でもよい。
上記ラベル付き容器1に用いられる容器2は、図2にも示すように、周方向の一部分に内側へ凹んだ部分(凹み部4)を有する。すなわち、容器2は、水平断面に於いて、容器の外形線が内側へ向きを変える一対の変曲点41,41が周方向に所定間隔を開けて存在し、該一対の変曲点41,41の間に内側へ凹んだ凹み部4が形成されている。尚、図示したように、周方向に2箇所の凹み部4が形成されている容器2に於いては、上記一対の変曲点41,41が2箇所存在する。
尚、容器2の凹み部4の形状は、図2に示すものに限られず、例えば、図3(a)に示すように、凹み部4の変曲点41,41が弧状に形成されているもの、或いは、同図(b)に示すように、凹み部4が内側へ2段に凹んでいるもの、同図(c)に示すように、凹み部4の中央部などに凸部が形成されているものなどが例示される。但し、同図(b)や(c)に於ける凹み部4では、周方向に於いて容器の外形線が内側へ向きを変える点が3箇所以上存在するが、凹み部4の変曲点41,41とは、図示した最外側に存在する点41,41を意味する。
容器2の形状は、上記凹み部4が少なくとも1箇所形成されているものであれば特に限定されず、従来公知のものを用いることができる。
例えば、図2に示すように、容器2は、底面部21、この上方に続くコーナ部22、このコーナ部22に続き且つ凹み部4の形成された胴部23、この胴部23から次第に細くなる肩部24が形成された態様などを例示できる。この例では、胴部23の上方側であって、胴部23の前後面に対向するように、凹み部4がそれぞれ形成されている。
容器2の材質は特に限定されず、例えば、PETなどのポリエステル系、ポリエチレン系、ポリプロピレン系などの熱可塑性樹脂、金属、ガラス、陶器など、従来公知の材質である。
また、容器2に充填される充填物は、特に限定されず、飲料、食品、シャンプー、化粧品、洗剤などの液体、粉体など任意である。
次に、上記ラベル付き容器1に用いられる熱収縮性筒状ラベル3は、図4にも示すように、熱収縮性の基材を筒状に成形した筒状体からなる。
該熱収縮性筒状ラベル3は、例えば、上記容器のコーナ部22、凹み部4を含んだ胴部23、及び肩部24にかけて熱収縮装着可能な長さのものが用いられる。該熱収縮性筒状ラベル3は、その凹み部対応部分5が凹み部4の外面にほぼ沿って装着されていると共に、凹み部5以外(コーナ部22、胴部23及び肩部24)に対応する熱収縮性筒状ラベル3の他部分は、これらの最外側の点又は面に密着状に装着されている。
よって、該熱収縮性筒状ラベル3は、容器2のコーナ部22及び肩部24に於いて周方向に大きく熱収縮装着され、容器2から外れることはない。
熱収縮性筒状ラベル3は、例えば、基材を筒状にしてその両側端部を重ね合わせ、該重ね合わせ部分を溶剤又は接着剤などで接着(センターシール)することによって筒状に形成されている。
基材は、少なくとも幅方向(筒状に形成した際に於ける周方向。以下同じ)に熱収縮性を有するものであればその材質は特に限定されず、例えば、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂、ポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂、ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体などのスチレン系樹脂、環状オレフィン系樹脂、塩化ビニル系樹脂などの熱可塑性樹脂からから選ばれる1種、又は2種以上の混合物などからなる合成樹脂製フィルムなどの公知のフィルムを用いることができる。また、熱収縮性を有する2種以上の樹脂が積層された積層フィルムを用いることもできる。さらに、熱収縮性を有するフィルムに発泡樹脂シート等の断熱層やその他の機能層が積層された公知の積層フィルムを用いることもできる。
熱収縮性の基材は、公知の製法で製膜し延伸処理することにより得ることができる。延伸処理は、通常、70〜110℃程度の温度で、幅方向に2.0〜8.0倍、好ましくは3.0〜7.0倍程度で主延伸することにより行われる。さらに、縦方向(筒状に形成した際に於ける縦方向。以下同じ)にも、例えば1.5倍以下の低倍率で延伸処理を行ってもよい。得られた基材は、一軸延伸フィルム又は主延伸方向と直交する方向に若干延伸された二軸延伸フィルムとなる。基材の厚みは、特に限定されないが、通常、20〜80μm程度のものが用いられる。
基材の熱収縮率としては、熱収縮により容器に密着可能な程度であれば特に限定されないが、通常、幅方向に於ける熱収縮率(90℃温水中に10秒間浸漬)は約40%以上、好ましくは約50%以上のものが例示される。また、基材は縦方向に若干熱収縮してもよく、かかる縦方向に於ける熱収縮率(90℃温水中に10秒間浸漬)は、約−3〜15%程度のものが例示される。
但し、熱収縮率(%)=[{(幅方向(又は縦方向)の元の長さ)−(幅方向(又は縦方向)の浸漬後の長さ)}/(幅方向(又は縦方向)の元の長さ)]×100。
尚、基材には、例えば商品名、商標、絵柄デザインなどの公知の意匠印刷がグラビア印刷などによって単色又は多色刷りにて印刷されているが、該意匠印刷は図示しない。
また、熱収縮性筒状ラベル3には、分断用のミシン目などの公知の手段を適宜施してもよい。
上記熱収縮性筒状ラベル3の外面のうち、少なくとも凹み部対応部分5の外面には、図4(b)に示すように、上記防滑処理層7が設けられ、且つ少なくとも凹み部対応部分5の内面には感熱接着剤6が設けられている。
該感熱接着剤6は、加熱よって接着性を発揮する接着剤(接着剤とは、一般に粘着剤と言われているものも含む)であり、例えば、ホットメルト型接着剤、パートコート型感熱接着剤、ディレードタック型感熱接着剤などを用いることができる。
ホットメルト型接着剤は、常温では接着性はないが加熱することによって接着可能となるものであって加熱溶融によって塗工可能な接着剤であり、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体やエチレンアクリル酸共重合体などのエチレン系樹脂、スチレン−ブタジエンブロック共重合体などのベース樹脂に粘着付与剤などの添加剤が配合されたものが例示される。
パートコート型感熱接着剤は、ホットメルト型接着剤と同様に加熱によって接着性が生じ、エチレン−酢酸ビニル共重合体などの熱接着性樹脂と粘着付与剤などを有機溶剤などに溶解又は分散させた溶液を、グラビアコーティングなどの印刷によって塗工可能な接着剤であり、塗工後乾燥して使用するものである。
ディレードタック型感熱接着剤は、加熱することによって活性化して接着性が生じ且つ冷却後長時間に亘ってそれが持続するものであってグラビアコーティングなどの印刷によって塗工可能な接着剤であり、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニル−アクリル酸エステル共重合体、合成ゴムなどのベース樹脂に粘着付与剤及び固体可塑剤などが配合されたエマルジョン型などが例示される。これら粘着付与剤としては、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、石油樹脂、フェノール樹脂などが挙げられる。
本発明に於いては、熱収縮性筒状ラベル3の凹み部対応部分5に(即ち、熱収縮性筒状ラベル3に部分的に)容易に塗工できることから、印刷塗工可能な感熱接着剤を用いることが好ましい。また、該感熱接着剤は、熱収縮性筒状ラベル3の熱収縮温度(通常、80〜100℃)で接着性を発揮するものを用いることが好ましい。
尚、本実施形態では、熱収縮性筒状ラベル3は予め筒状に成形されているものを例示しているが、本発明では、必ずしも予め筒状に成形されたラベル3を用いる場合に限定されず、容器2に装着時に於いて筒状に成形される熱収縮性筒状ラベル3を用いることもできる。例えば、熱収縮性の基材として縦一軸延伸フィルムを用い、その基材の主延伸方向が容器の周方向となるようにして、熱収縮性の基材の一側端を容器2に貼付し、該基材を容器の周方向に巻き回し、基材の他側端を前記一側端に重ね合わせて貼付することにより、筒状に成形された熱収縮性筒状ラベル3を用いることも可能である。
次に、上記ラベル付き容器1の製造方法の各例について説明する。
<製造方法1>
(前工程)
少なくとも凹み部対応部分5の外面に防滑処理層7が設けられ、且つ少なくとも凹み部対応部分5の内面に感熱接着剤6が設けられた熱収縮性筒状ラベル3を準備する。通常、該熱収縮性筒状ラベル3は、複数連続的に繋がった長尺状のラベル連続体の態様で提供される。
(外嵌工程)
該ラベル連続体を所定長さに切断し、1個の熱収縮性筒状ラベル3を得た後、該熱収縮性筒状ラベル3の凹み部対応部分5が容器2の凹み部4に適合するように位置合わせしながら、熱収縮性筒状ラベル3を容器2のコーナー部22から肩部24にかけて外嵌する。
尚、予め筒状に成形されていないものを用いる場合には、熱収縮性の基材の主延伸方向を容器の周方向とし、基材の凹み部対応部分5が容器2の凹み部4に適合するように位置合わせしながら、基材の一側端を容器2に貼付した後、巻き回し、基材の他側端を前記一側端に重ね合わせて貼付することにより、熱収縮性筒状ラベル3を外嵌する。
(押圧工程)
続いて、図5及び図6に示すように、熱収縮性筒状ラベル3の凹み部対応部分5の外面から、治具8を押し当て、凹み部対応部分5を容器2の凹み部4側へと押圧する。該治具8の押圧によって、図5(b)に示すように、熱収縮性筒状ラベル3の凹み部対応部分5が、容器2の凹み部4の外面に接する。
具体的には、この治具8は、例えば、図6に示すように、対向配置された一対のエンドレス状の回転駆動装置9に所定間隔を開けて複数固定されており、該回転駆動装置9は、容器2を搬送する方向に同期して回転可能である。
この回転駆動装置9の上流側から、熱収縮性筒状ラベル3が外嵌された容器を供給する。供給された容器2は、一対の回転駆動装置9に具備された治具8によって、容器2の両側から熱収縮性筒状ラベル3の凹み部対応部分5が押圧される。かかる一対の治具8の押圧により、容器2が回転駆動装置9に保持される。該容器2は、回転駆動装置9に保持された状態で、後述する加熱工程へと送られる。
尚、図6では、熱収縮性筒状ラベル3の装着状態及び治具8による押圧を判りやすく図示するため、回転駆動装置9の搬送方向に容器2を横倒し状態で表しているが、現実に実施する場合には、一般に、容器2は、立てた状態で搬送される。
治具8は、その押圧部81が容器2の凹み部4の外面形状と略同形状に形成されているもの、或いは、凹み部4に押圧された際に弾性変形などによって凹み部4の外面形状と略同形状に変形可能なものである。治具8は、押圧部81自身が加熱変形しないもの(耐熱性及び強度を有するもの)が用いられる。このような押圧部81としては、例えば、耐熱性のある樹脂やゴム、ステンレスなどの金属などを用いることが例示される。押圧部81が容器2の凹み部4の外面形状と略同形状の治具8を用いることにより、凹み部対応部分5を凹み部4の外面形状にほぼ沿って装着できるので好ましい。もっとも、治具8は、必ずしも容器2の凹み部4の外面形状と略同形状に形成されているものに限られず、凹み部4内へと押し込むことができるものであれば、凹み部4の外面形状と異なる形状でもよい。
また、治具8は、例えば、通気性のある部材、例えば、円筒状の連結部材82を介して回転駆動装置9に固定されている。
治具8の押圧部81の表面は、熱収縮性筒状ラベル3の凹み部対応部分5を凹凸状に形成できることから、網目状又は凹凸状に形成されていることが好ましい。また、治具8の押圧部81は、通気性のある部材で形成されていることが好ましい。このような治具8の押圧部81としては、図7に示すように、孔部83を有する部材、例えば、網目部材81(例えば、金属網等)にて形成したものが例示される。かかる通気性のある押圧部81を有する治具8によれば、熱収縮性筒状ラベル3の凹み部対応部分5を凹凸状に形成できる上、該凹み部対応部分5の加熱又は冷却をより早く行えるので好ましい。網目部材81の網目の大きさは特に限定されず、例えば、JIS Z 8801−1に於ける目開き38μm(線径30μm)〜5.6mm(線径1.6mm)程度のものが好ましい。
また、通気性のある治具8の押圧部81として、弾性変形可能な半球状の耐熱性のゴムに多数の孔を形成したものなどを用いることもできる。
(加熱工程)
熱収縮性筒状ラベル3の凹み部対応部分5を治具8にて押圧した状態で、容器2は、回転駆動装置9により加熱ゾーンへと送られる。加熱ゾーンでは、熱収縮性筒状ラベル3の全体を所定温度(ラベルの熱収縮温度)に加熱する。加熱方法は、従来と同様に、熱風(例えば、100〜200℃)の吹き付けなどで行うことができる。上記のように、治具8の押圧部81は、通気性があるので、押圧部81の孔部83を通じて熱風などが熱収縮性筒状ラベル3の凹み部対応部分5に作用し、この部分5を温めることができる。但し、凹み部対応部分5に於ける熱風などの加熱媒体の作用は、凹み部対応部分5の周囲に比べると小さいため、次の冷却工程を短時間で行うことができる。
加熱工程に於いて、熱収縮性筒状ラベル3は、容器2の外形状にほぼ沿って熱収縮し、凹み部対応部分5も若干熱収縮するが、この部分5は治具8で押圧されているので、凹み部4にほぼ沿った状態が維持される。
また、加熱時、凹み部対応部分5の内面に設けられた感熱接着剤6が活性化し、容器2の凹み部4に対して接着性を発揮する。
(冷却工程)
続いて、凹み部対応部分5を治具8にて押圧したままで、容器2は、回転駆動装置9により冷却ゾーンへと送られる。冷却ゾーンでは、熱収縮性筒状ラベル3及び治具8を室温まで冷却する。冷却は、自然冷却でもよいが、時間短縮のため、冷風などを吹き付けて強制的に温度を下げることが好ましい。
熱収縮性筒状ラベル3及び治具8が冷却されると、凹み部対応部分5は、凹み部4の外面形状にほぼ沿った形状に固定されると共に、感熱接着剤6を介して容器2の凹み部4に接着する。
熱収縮性筒状ラベル3が、概ね室温にまで冷えた後、治具8を外すことにより、熱収縮性筒状ラベル3が容器2の凹み部4にほぼ沿って装着されたラベル付き容器1を得ることができる。
<製造方法2>
次に、製造方法2について説明する。但し、上記製造方法1と同様の構成については説明を省略し、用語及び図番を援用することがある。
(前工程、外嵌工程)
製造方法1と同様の、前工程及び外嵌工程を行う。
(加熱工程)
容器2に外嵌された熱収縮性筒状ラベル3の全体を所定温度(ラベルの熱収縮温度)に加熱する。尚、製造方法2では、前工程から加熱工程までは、従来の熱収縮性筒状ラベルの装着方法と同様である。加熱された熱収縮性筒状ラベル3は、容器2の外形状に沿って熱収縮するが、凹み部対応部分5は、凹み部4に沿わず、平坦状となって装着される。
(押圧工程)
上記加熱工程で加熱された熱収縮性筒状ラベル3が温かい間に、治具8を用いて、該ラベル3の凹み部対応部分5を容器2の凹み部4側へと押圧する。つまり、加熱された熱収縮性筒状ラベル3が冷めきらず、加熱工程での余熱によって熱収縮性筒状ラベル3が加熱成形可能温度となっている間に、治具8を用いて凹み部対応部分5を凹み部4側へと押圧する。
加熱成形可能温度は、熱収縮性筒状ラベル3を構成する基材の収縮開始温度(基材を温水に浸した際に基材が主延伸方向に1%以上収縮する該温水の温度)以上が好ましい。具体的には、加熱成形可能温度は、60〜120℃程度が好ましく、65〜100℃程度がより好ましい温度である。
加熱成形可能な温度に昇温している熱収縮性筒状ラベル3は、治具8の押圧により、その凹み部対応部分5が凹み部4にほぼ沿って密着する。また、感熱接着剤6も活性化しているので、容器2の凹み部4に対して接着可能である。
尚、加熱工程から押圧工程までの間に、熱収縮性筒状ラベル3の温度が加熱成形可能温度以下に低下している又は感熱接着剤6の温度が低下している場合には、治具8の押圧前に、凹み部対応部分5を部分的に加熱してもよい。
(冷却工程)
続いて、上記製造方法1と同様に、凹み部対応部分5を治具8にて押圧したままで、熱収縮性筒状ラベル3及び治具8を室温まで冷却する。
熱収縮性筒状ラベル3及び治具8が冷却されると、凹み部対応部分5は、凹み部4の外面形状にほぼ沿った形状に固定されると共に、感熱接着剤6を介して容器2の凹み部4に接着する。
熱収縮性筒状ラベル3が、概ね室温にまで冷えた後、治具8を外すことにより、上記ラベル付き容器1を得ることができる。
<製造方法3>
次に、製造方法3について説明する。但し、上記製造方法1と同様の構成については説明を省略し、用語及び図番を援用することがある。
(前工程、外嵌工程)
製造方法1と同様の、前工程及び外嵌工程を行う。
(加熱工程)
容器2に外嵌された熱収縮性筒状ラベル3の全体を所定温度(ラベルの熱収縮温度)に加熱する。尚、製造方法3も、前工程から加熱工程までは、従来の熱収縮性筒状ラベルの装着方法と同様である。加熱された熱収縮性筒状ラベル3は、容器2の外形状に沿って熱収縮するが、凹み部対応部分5は、凹み部4に沿わず、平坦状となって装着される。
(押圧工程)
次に、熱収縮性筒状ラベル3の加熱成形可能温度にまで加熱された治具8を用いて、上記加熱工程で装着された熱収縮性筒状ラベル3の凹み部対応部分5を容器2の凹み部4側へと押圧する。
本製造方法3に於いては、この治具8がラベル加熱成形可能温度にまで加熱されているので、熱収縮性筒状ラベル3の凹み部対応部分5が変形し、凹み部4にほぼ沿って密着する。また、この治具8の熱により、感熱接着剤6も活性化される。
(冷却工程)
続いて、上記製造方法1と同様に、凹み部対応部分5を治具8にて押圧したままで、熱収縮性筒状ラベル3及び治具8を室温まで冷却する。
熱収縮性筒状ラベル3及び治具8が冷却されると、凹み部対応部分5は、凹み部4の外面形状にほぼ沿った形状に固定されると共に、感熱接着剤6を介して容器2の凹み部4に接着する。
熱収縮性筒状ラベル3が、概ね室温にまで冷えた後、治具8を外すことにより、上記ラベル付き容器1を製造することができる。
<製造方法の変形例1>
上記製造方法2の押圧工程及び製造方法3の押圧工程を組み合わせることもできる。例えば、製造方法2の押圧工程に於いて、治具8を、熱収縮性筒状ラベル3の加熱成形可能温度にまで加熱し、この温められた治具8を用いて、熱収縮性筒状ラベル3の凹み部対応部分5を押圧してもよい。かかる変形例によれば、熱収縮性筒状ラベル3の凹み部対応部分5を、より確実に凹み部4の形状にほぼ沿って変形させることができるので好ましい。
<製造方法の変形例2>
上記製造方法2又は製造方法3の加熱工程に於いて、予め熱収縮性筒状ラベル3の凹み部対応部分5に脱気用の孔が形成された熱収縮性筒状ラベル3を用いてもよい。かかる脱気用の孔は、凹み部対応部分5の外面から内面に貫通する針穴状の穿設孔、線状の切込部などが例示される。尚、線状の切込部を形成する場合には、熱収縮時に切込部が拡がらないことから、熱収縮性筒状ラベル3の周方向(主延伸方向)と平行に形成することが好ましい。
このように脱気用の孔が形成された熱収縮性筒状ラベル3を用いることにより、上記製造方法2又は製造方法3の加熱工程後、治具8を用いて凹み部対応部分5を凹み部4側へ押圧した際、凹み部4に残った空気を脱気用の孔を通じて外部へと逃がすことができる。かかる変形例は、治具8の押圧時に残存空気を逃がすことができるので、凹み部対応部分を凹み部にほぼ沿って確実に密着させることが可能となるので好ましい。
<製造方法の変形例3>
また、上記製造方法1〜3では、予め感熱接着剤6が設けられた熱収縮性筒状ラベル3を用いているが、感熱接着剤の設けられていない熱収縮性筒状ラベル3を用いることもできる。かかる熱収縮性筒状ラベル3を用いる場合には、凹み部対応部分5を容器2に接着することができないが、形状固定された凹部対応部分5は、凹み部4にほぼ沿って装着される。もっとも、ラベル付き容器1を製造後、熱が加わることで、凹み部4にほぼ沿わせた熱収縮性筒状ラベル3の凹み部対応部分5が浮き上がることも考えられる。かかる浮き上がりを防止する点から、容器2の凹み部4と凹み部対応部分5は、接着剤を介して接着されていることが好ましい。
そして、接着剤が設けられていない熱収縮性筒状ラベルを用いつつ、上記浮き上がりを防止する場合には、例えば、熱収縮性筒状ラベル3を容器2に外嵌する直前に、容器2の凹み部4の外面に、接着剤(感熱接着剤、溶剤型接着剤などの各種接着剤)を塗布する接着剤塗布工程を行うことで、凹み部対応部分5の内面と容器2の凹み部4の層間に接着剤が介在し、両者を接着させることができる。
(a)は、本発明のラベル付き容器の一実施形態を示す正面図、(b)は、同A−A線水平断面図。 容器の一実施形態を示し、(a)は、その正面図、(b)は、同左側面図、(c)は、同B−B線水平断面図。 (a)〜(c)共に、容器の凹み部の他の形態を示す一部省略断面図。 熱収縮性筒状ラベルの一実施計形態を示し、(a)は、その斜視図、(b)は、同C−C線水平断面図。 製造方法1の押圧工程の一例を示し、(a)は、治具を押し入れる状態を示す一部省略参考側面図、(b)は、治具で押圧した状態を示す一部省略水平断面図。 製造方法1の押圧工程、加熱工程及び冷却工程の一例を示す参考平面図。 治具の一例を示し、(a)は、その側面図、(b)は、D−D線断面図。 従来のラベル付き容器を示し、(a)は、その正面図、(b)は、同E−E線断面図。
符号の説明
1…ラベル付き容器、2…容器、3…熱収縮性筒状ラベル、4…容器の凹み部、5…容器の凹み部に対応する熱収縮性筒状ラベルの一部分(凹み部対応部分)、6…接着剤、7…防滑処理層、8…治具、81…治具の押圧部

Claims (4)

  1. 凹み部を有する容器に熱収縮性筒状ラベルを装着してラベル付き容器を製造する方法であって、熱収縮性筒状ラベルを容器に外嵌し、弾性変形可能な耐熱性のゴムに多数の孔が形成された通気性のある治具の押圧部を用いて、容器の凹み部に対応する熱収縮性筒状ラベルの一部分を凹み部側へ押圧しつつ加熱することを特徴とするラベル付き容器の製造方法。
  2. 凹み部を有する容器に熱収縮性筒状ラベルを装着してラベル付き容器を製造する方法であって、熱収縮性筒状ラベルを容器に外嵌して熱収縮装着した後、この熱収縮性筒状ラベルのうち少なくとも容器の凹み部に対応する熱収縮性筒状ラベルの一部分を加熱成形可能温度とした状態で、弾性変形可能な耐熱性のゴムに多数の孔が形成された通気性のある治具の押圧部を用いて、前記熱収縮性筒状ラベルの一部分を容器の凹み部側へ押圧することを特徴とするラベル付き容器の製造方法。
  3. 凹み部を有する容器に熱収縮性筒状ラベルを装着してラベル付き容器を製造する方法であって、熱収縮性筒状ラベルを容器に外嵌して熱収縮装着した後、弾性変形可能な耐熱性のゴムに多数の孔が形成された通気性のある治具の押圧部を用いて、前記装着された熱収縮性筒状ラベルのうち容器の凹み部に対応する熱収縮性筒状ラベルの一部分を、容器の凹み部側へ押圧しつつ加熱することを特徴とするラベル付き容器の製造方法。
  4. 前記容器の凹み部と該凹み部に対応する熱収縮性筒状ラベルの一部分との間に、接着剤を介在させる請求項1〜3のいずれかに記載のラベル付き容器の製造方法。
JP2006036795A 2006-02-14 2006-02-14 ラベル付き容器の製造方法 Expired - Fee Related JP4866096B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006036795A JP4866096B2 (ja) 2006-02-14 2006-02-14 ラベル付き容器の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006036795A JP4866096B2 (ja) 2006-02-14 2006-02-14 ラベル付き容器の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007216984A JP2007216984A (ja) 2007-08-30
JP4866096B2 true JP4866096B2 (ja) 2012-02-01

Family

ID=38494695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006036795A Expired - Fee Related JP4866096B2 (ja) 2006-02-14 2006-02-14 ラベル付き容器の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4866096B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4877671B2 (ja) * 2006-12-28 2012-02-15 株式会社吉野工業所 合成樹脂製容器
JP5250327B2 (ja) * 2008-07-25 2013-07-31 日精エー・エス・ビー機械株式会社 二軸延伸ブロー成形容器
JP5637800B2 (ja) * 2010-10-13 2014-12-10 ライオン株式会社 シュリンク包装体
JP5942458B2 (ja) * 2012-02-14 2016-06-29 東洋製罐株式会社 シュリンクラベル装着方法、シュリンクラベル装着装置
JP6682312B2 (ja) * 2016-03-24 2020-04-15 株式会社フジシール 包装体の製造方法
EP3279097B1 (en) * 2016-08-04 2020-11-25 Tetra Laval Holdings & Finance S.A. Support plate for a package suitable for a food product
JP6987570B2 (ja) * 2017-08-24 2022-01-05 株式会社フジシール ラベル付き容器の製造方法およびラベル付き容器

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5238969B2 (ja) * 1971-12-17 1977-10-01
JPS52101196A (en) * 1976-02-19 1977-08-24 Nippon Kokan Kk Method of wrapping cup container containing instant food
JPS53142185A (en) * 1977-05-18 1978-12-11 Hitachi Ltd Manufacture of walled emitter type semiconductor device
JPS5544846A (en) * 1978-09-28 1980-03-29 Fuji Seal Kogyo Kk Bottomed cylindrical body made of thermoshrinking tube and method of producing same
JPS5657656A (en) * 1979-10-03 1981-05-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd Packing device and its method
JPS61227020A (ja) * 1985-03-30 1986-10-09 Daiken Trade & Ind Co Ltd 樹脂被覆材の製造方法
JPH0732448Y2 (ja) * 1989-03-23 1995-07-26 雪印乳業株式会社 フランジのない密封容器
JP2801690B2 (ja) * 1989-10-27 1998-09-21 住友ベークライト株式会社 食品包装容器及びその製造方法
JPH07156930A (ja) * 1993-12-03 1995-06-20 Fuji Seal Co Ltd ラベル付き容器及びその製造方法
JPH10152159A (ja) * 1996-11-25 1998-06-09 Shiseido Co Ltd 化粧品用容器
JP4106783B2 (ja) * 1998-12-22 2008-06-25 株式会社ノーリツ 包装体
JP2007176515A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Yoshino Kogyosho Co Ltd 合成樹脂製容器及びシュリンクラベルの外装方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007216984A (ja) 2007-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4866096B2 (ja) ラベル付き容器の製造方法
US20090214837A1 (en) Insulating Label
JP6202913B2 (ja) ラベル付き容器
JP2013049433A (ja) 熱収縮性筒状フィルム
JP4527541B2 (ja) ラベル及びその製造方法
JP2004123190A (ja) ラベル付容器
JP6553426B2 (ja) ラベル付き成形体の製造方法、及びラベル付き成形体
JP4540110B2 (ja) 熱収縮性筒状ラベル
JP2006206162A (ja) インモールドラベル及びインモールドラベル付き合成樹脂製容器
JP2006240697A (ja) 熱収縮性筒状ラベル、及び熱収縮性筒状ラベルの装着方法
JP2007086595A (ja) 分別回収用の易剥離ラベル
JP4679126B2 (ja) 筒状ラベル付き容器
JP4764211B2 (ja) ラベル付き容器、及びその製造方法
JP6060428B2 (ja) ラベル付き容器
JP2005193984A (ja) 筒状ラベル付き容器、及び熱収縮性筒状ラベル
JP4405792B2 (ja) 熱収縮性筒状ラベル
JP5224909B2 (ja) ラベル付き容器の製造方法
JP6430309B2 (ja) 熱収縮性ラベル
JP2008056247A (ja) 熱収縮性ラベル、その製造方法およびプラスチックボトル
JP2009048147A (ja) 熱収縮性ラベルおよびその貼り合わせ方法
JP3107994U (ja) 転写シート
JP2009029470A (ja) 熱収縮性ラベルおよびラベル貼付体
JP2008062944A (ja) 炭酸飲料入りボトル
JP2006027675A (ja) 熱収縮性ラベル、およびラベル付き容器
JP7117164B2 (ja) ラベル付き容器の製造方法、及びラベル付き容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110812

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111104

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4866096

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees