JP2008056247A - 熱収縮性ラベル、その製造方法およびプラスチックボトル - Google Patents

熱収縮性ラベル、その製造方法およびプラスチックボトル Download PDF

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Abstract

【課題】消費者が手を傷めることなく容易に剥がすことができるように改良された熱収縮性ラベルを提供する。
【解決手段】プラスチック容器の側面に装着される熱収縮性ラベルであって、一方の端部10aと他方の端部10bを有する基材フィルムを備える。一方の端部10aと他方の端部10bは、基材フィルムがチューブを形成するように、重ね合わされている。重ね合わせ部において、一方の端部10aと他方の端部10bは、容易に剥がせるように、両者の溶着強度を調整するための溶着調整層1を介在させて溶着されている弱接着部分51を有する。熱収縮性ラベルをペットボトルから容易に剥がすことができるようになるので、PETボトルのリサイクルを効率良く実現できる。
【選択図】図1

Description

本発明は一般に熱収縮性ラベルに関するものであり、より特定的には、ミシン目を施すことなく、容易に容器から剥離できるように改良された熱収縮性ラベルに関する。この発明はまたそのような熱収縮性ラベルの製造方法に関する。この発明はまた、そのような熱収縮性ラベルが胴部外周に装着されたプラスチックボトルに関する。
近年、PETボトル飲料の普及に伴い、各飲料メーカからは様々な商品が販売されている。これらPETボトル飲料は、他社との違いを明確にするために、また消費者層に対するイメージをよくするためなどの目的で、デザイン性を重視したラベルで装飾されている。
PETボトル用の熱収縮性ラベルとしては、ポリエステル系収縮フィルム又はポリスチレン系収縮フィルムを基材としたものが知られている。また、PETボトルのリサイクル性の点から、熱収縮性ラベルにミシン目を施し、消費者が容易に容器からラベルを剥がせるようにしたものが多くなっている。
しかしながら、PETボトルの軽量化(薄膜化)が進む中、不注意によりPETボトルを落とした場合に、ラベルがミシン目から破れるという問題が起こっている。これは、特にポリスチレン系収縮性フィルムをラベルの基材として用いた場合に起こりやすい。また、反対に、ポリエステル系収縮性フィルムをラベルの基材とした場合には、落下によってミシン目が破れることはないが、消費者がミシン目に沿ってラベルを剥がそうとしても破れにくく、無理に剥がそうとすると指先を痛めるといった問題も起こっている。
このような問題を解決するために、特許文献1は、図8、図9および図10に示すような熱収縮性フィルムを提案している。これらの図を参照して、熱収縮性ラベルは、1枚の熱収縮性フィルム10の両端部分が重ね合わされて接合された重ね合わせ部11を有するチューブ状のフィルム10を、ガラス瓶やプラスチックボトル等の容器20の外周面に装着し、熱収縮して容器に密着させて用いる。この従来技術の特徴点は、重ね合わせ部11の一部に未接合部分12が形成されている点である。
熱収縮性ラベルの重ね合わせ部に未接合部分12があるため、この未接合部分12の先端を持って引っ張ることにより容易に容器から熱収縮性ラベルを分離することができるというのである。
このようなラベルは、熱収縮性フィルムの溶剤塗布部分をもう一方の溶剤が塗布されていない方の端縁と重ね合わせて、スリーブ状に加工し、製品である熱収縮性ラベル用スリーブ15に巻き取ったものから、1枚ずつチューブ状の熱収縮性ラベルに断裁し、ペットボトル等の容器20の胴部に装着する。
特開2004−212758号公報
未接合部分を設けて剥がれ易くする従来の熱収縮性ラベルは以上のように構成されている。
しかしながら、図8を参照して、未接合部分12を除く他の重なり部分11はやはり、強力に接合されているので、剥がそうとしても剥がれ難く、無理に剥がそうとすると、やはり手を痛めるという課題があった。
また、輸送中に、未接合部分12が捲れ、フィルムの尖り部分が現れ、手がこれに触れると怪我をするという課題もあった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、消費者が容易に剥がすことができるように改良された熱収縮性ラベルを提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、ボトルの落下によるラベルの破れ等を生じさせない熱収縮性ラベルを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、そのような熱収縮性ラベルの製造方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、そのような熱収縮性ラベルが胴部外周に装着されたプラスチックボトルを提供することにある。
本発明は,プラスチック容器の側面に装着される熱収縮性ラベルであって、一方の端部と他方の端部を有する基材フィルムを備える。上記一方の端部と上記他方の端部は、上記基材フィルムがチューブを形成するように、重ね合わされている。重ね合わせ部において、上記一方の端部と上記他方の端部は、容易に剥がせるように、両者の溶着強度を調整するための溶着調整層を介在させて溶着されている。
重ね合わせ部において、上記一方の端部と上記他方の端部は、容易に剥がせるように、両者の溶着強度を調整するための溶着調整層を介在させて溶着されているので、消費者は手を傷めることなく容易に剥がすことができるようになる。
上記溶着調整層は、上記一方の端部と上記他方の端部の重ね合わせ面にドット状に点在しているのが好ましい。このように構成すると、接合力がさらに弱くなり、さらに剥がれ易くなる。なお、
上記基材フィルムには、ミシン目が形成されていない。これにより、ボトルが落下してもラベルの破れ等の問題は生じない。本発明では、ミシン目がなくても、上記一方の端部と上記他方の端部は、容易に剥がせるので、PETボトル等の容器から容易に取り外せる。
上記溶着調整層は、アクリル酸およびその誘導体の重合物であるアクリル系樹脂で形成されるのが好ましい。
上記溶着調整層は、ポリエステル又はポリエーテルと、イソシアネートとの重合物であるポリウレタン系樹脂で形成されてもよい。
上記溶着調整層の厚みは、0.2μm〜1.2μmであるのが好ましい。
この発明の他の局面に従う、プラスチック容器の側面に装着される熱収縮性ラベルは、一方の端部と他方の端部を有する基材フィルムを備える。上記一方の端部と上記他方の端部はチューブを形成するように、上記一方の端部を上にして重ね合わされて接着されている。重ね合わせ部の接着部分は、上記一方の端部の先端側に位置する、弱く接着された弱接着部分と、上記他方の端部の先端側に位置する、強く接着された強接着部分とを含む。上記重ね合わせ部の上記弱接着部分は、センターシール強度が0.2N/10mm〜1.2N/10mmになるように溶着されている。上記重ね合わせ部の上記強接着部分は、センターシール強度が1.5N/10mm〜12.0N/10mmになるように溶着されている。
上記重ね合わせ部の上記弱接着部分は、センターシール強度が0.2N/10mm〜1.2N/10mmになるように溶着されているので、接着力は小さく、消費者は手を傷めることなく、この部分で容易に剥がすことができるようになる。
上記基材フィルムの上記弱接着部分には、ボトルに装着した時の、ボトル胴体の周方向に、ミシン目が形成されているのが好ましい。このように構成すると、剥がすことがさらに容易となる。
この発明の他の局面に従う方法は、プラスチック容器の側面に装着される熱収縮性ラベルの製造方法であって、まず、一方の端部と他方の端部を有する基材フィルムを準備する。上記一方の端部の表面に、溶着強度を調整するための溶着調整層を形成する。上記基材フィルムを折り曲げて、上記一方の端部の表面に上記溶着調整層を介在させて上記他方の端部を重ね合わさ、重ね合わせ部分をシール溶剤又は接着剤を用いて接着する。
上記基材フィルムを折り曲げて、上記一方の端部の表面に上記溶着調整層を介在させて上記他方の端部を重ね合わせ、重ね合わせ部分をシール溶剤又は接着剤を用いて溶着するので、容易に剥がすことができる熱収縮性ラベルが得られる。
本発明のさらに他の局面に従うプラスチックボトルは、その胴部外周に、印刷を施したプラスチックフィルムからなる熱収縮性ラベルが巻きつけられたプラスチックボトルに係る。上記熱収縮性ラベルの一方の端部と他方の端部は重ね合わされており、重ね合わせ部において、上記一方の端部と上記他方の端部は、容易に剥がせるように、両者の溶着強度を調整するための溶着調整層を介在させて溶着されている。
重ね合わせ部において、上記一方の端部と上記他方の端部は、容易に剥がせるように、両者の溶着強度を調整するための溶着調整層を介在させて溶着されているので、消費者は手を傷めることなく熱収縮性ラベルをプラスチックボトルから容易に剥がすことができるようになる。
上記熱収縮性ラベルには、ミシン目が形成されていない。これにより、ボトルが落下してもラベルの破れ等の問題は生じない。本発明では、ミシン目がなくても、熱収縮性ラベルを、容易に剥がせるので、PETボトル等のプラスチックボトルから容易に熱収縮性ラベルを取り外せる。
本発明によれば、熱収縮性ラベルをペットボトルから容易に剥がすことができるようになるので、PETボトルのリサイクルを効率良く実現できる。
消費者が手を傷めることなく容易に剥がすことができるように改良された熱収縮性ラベルを得るという目的を、重ね合わせ部において、一方の端部と他方の端部を、容易に剥がせるように、両者の溶着強度を調整するための溶着調整層を介在させて溶着させるということによって実現した。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明にかかる熱収縮性ラベルの斜視図である。図2は、熱収縮性ラベルの重なり部分11における部分拡大断面図である。
これらの図を参照して、熱収縮性ラベルは、一方の端部10aと他方の端部10bを有する基材フィルム10を備える。一方の端部10aと他方の端部10bはチューブを形成するように、一方の端部10aを上にして重ね合わされて接着されている。重ね合わせ部の接着部分は、一方の端部10aの先端側に位置する、弱く接着された弱接着部分51と、他方の端部10bの先端側に位置する、強く接着された強接着部分52とを含む。具体的には、重ね合わせ部の、一方の端部10aの先端側は、容易に剥がせるように、両者の溶着強度を調整するための溶着調整層1を介在させて溶着されている。
図中、ジグザグで表した部分は溶着部分を示している。重なり部分の幅Wは5mm〜7mmである。強接着部分52の幅は3〜4mmであり、弱接着部分51の幅は2〜3mmである。基材フィルム11の裏面(装着の際、ボトル表面に接する面)には、文字、絵柄等がグラビア印刷により、印刷されている。
重ね合わせ部の弱接着部分51が、溶着調整層1を介在させて弱く溶着されているので、この弱接着部分51から、消費者は手を傷めることなく容易に剥がすことができるようになる。
溶着調整層の樹脂成分としては、アクリル酸およびその誘導体の重合物であるアクリル系樹脂、ポリエステル又はポリエーテルとイソシアネートとの重合物であるポリウレタン系樹脂などが例示できる。
必要に応じて、滑剤や粒子状物を添加してもよい。
滑剤としては、ポリエチレンワックス、パラフィン、又はエチレンーアクリル酸共重合体ワックス等の合成ワックスやワセリン、漆ロウ又はカルナバワックスなどの天然ワックスが例示できる。
粒子状物としては、シリカ、タルク、雲母又は酸化チタンなどの無機粒子やポリメタクリル酸エステル又はポリスチレン等の有機粒子が例示できる。
溶着調整層の厚みは、0.2μm〜2.0μmであり、より好ましくは0.5μm〜1.0μmである。
この程度の厚みであると、後述するセンターシール溶剤により湿潤した溶着調整層が接着剤と同様の作用をし接着力が発現しても、強度は弱いものとなる(この部分を便宜上、擬似接着部分と呼ぶ)。
基材フィルムとしては、ポリエステル系熱収縮性フィルム、ポリスチレン系熱収縮性フィルムが好ましく用いられる。膜厚は約50μmである。
センターシール強度について説明すると、ポリエステル系熱収縮性フィルム同士をセンターシール溶剤で溶着すると、センターシール強度は3.5N/10mm〜10N/10mmとなる。ポリスチレン系熱収縮性フィルム同士をセンターシール溶剤で溶着すると、センターシール強度は3.5N/10mm〜8.6N/10mmとなる。
本発明に係る熱収縮性ラベルにおいて、重ね合わせ部の弱接着部分51は、センターシール強度が0.2N/10mm〜1.2N/10mmになるように溶着されている。この程度の擬似接着強度があると、収縮装着の際に、捲くれあがることはなく、また輸送時にシール部が擦れ合った時に、剥がれることはない。重ね合わせ部の強接着部分52は、センターシール強度が1.5N/10mm〜12.0N/10mmになるように溶着されている。
次に、本発明にかかる熱収縮性ラベルの製造方法について説明する。
図3を参照して、まず、一方の端部10aと他方の端部10bを有する基材フィルム11を準備する。他方の端部10bの表面に、接着剤供給部30より接着剤を供給し、溶着強度を調整するための溶着調整層1を形成する。溶着調整層1は、文字、絵柄等を印刷する工程で同時に塗布する。
印刷条件は次の通りである。
グラビア印刷で行い、グラビア版はレーザ製版で、版深12μm〜26μmである。溶着調整層には17μmが最適である(塗布厚み0.7μm)、インキ粘度は17.0秒(ザーンカップ#3)、乾燥温度は40℃〜60℃、印刷速度は80m/分〜150m/分である。
次に、図4を参照して、基材フィルムを折り曲げて、他方の端部10bの表面および一方の端部10aの裏面に、シール溶剤供給部31よりシール溶剤を供給する。次に、他方の端部10bの表面上に設けられた溶着調整層1の上に、一方の端部10aの裏面を重ね合わせる。図5は、重なり部分の部分拡大図である。その後、2個のローラ32a、32bの間に挿入し、圧着する。圧着時、シール溶剤2により基材フィルム11が湿潤し、基材フィルム同士が溶着し、強接着部分が形成される。一方、溶着調整層1が接着剤と同様の作用をし接着力が発現するが、その強度は弱いものとなり、弱接着部分が形成される。
センターシール溶剤は、基材フィルムにポリエステル系熱収縮性フィルムを使用する場合、1,3ジオキソラン又はテトラヒドロフランが好ましい、またポリスチレン系熱収縮性フィルムを使用する場合は、テトラヒドロフラン又はメチルエチルケトンが好ましい。なお、センターシール溶剤を用いるのが好ましいが、接着剤で接着することも可能である。
センターシール条件は、速度:70から160m/分、シール幅:3mm〜5mm、溶剤塗布量:2g/m〜3g/mである。
次に、スリーブ状に加工し、製品である熱収縮性ラベル用スリーブ15に巻き取る(図9参照)。なお、巻き取らずに、断裁して枚葉式熱収縮性ラベル用スリーブとしても良い。
つぎに、出来上がった熱収縮性ラベル用スリーブ15の巻き取りから、ペットボトル等の容器に熱収縮性ラベルを装着するまでの工程の一例を簡単に説明する。
先ず、熱収縮性ラベル用スリーブの巻き取りをラベル装着機にセットして、1枚ずつのチューブ状の熱収縮性ラベルに断裁し、ペットボトル等の容器の胴部に装着する。
装着した容器をシュリンクトンネルに通して、スリーブを収縮させてラベルを容器に密着させ、熱収縮性ラベルを密着させた容器が出来上がる。容器への内容物の充填は、容器に熱収縮性ラベルを装着する前に行っても良いし、シュリンクトンネルを通して収縮させた後に行っても良い。
図6は、実施例3に係る熱収縮性ラベルの重なり部分における平面図である。
本実施例では、溶着調整層1は、一方の端部10aと他方の端部10bの重ね合わせ面にドット状に点在して設けられる。このように構成すると、接合力がさらに弱くなり、さらに剥がれ易くなる。なお、実際には、重ね合わせ部分で圧着するので、隣り合う溶着調整層1が図のように互いにつながることがある。
図7(A)は、実施例4に係る熱収縮性ラベルの斜視図であり、図7(B)は、そのA部拡大図である。図1に示される熱収縮性ラベルと同一部分には同一の参照番号を付し、その説明を繰り返さない。本実施例では、基材フィルムの弱接着部分51には、ボトルに装着した時の、ボトル胴体の周方向に、ミシン目53が形成されている。このように構成すると、ミシン目53の挟まれた部分から、剥がすことがさらに容易となる。
今回開示された実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明によれば、熱収縮性ラベルをペットボトルから容易に剥がすことができるようになるので、PETボトルのリサイクルを効率良く実現できる。
実施例1にかかる熱収縮性ラベルの斜視図である。 実施例1にかかる熱収縮性ラベルの重なり部分における部分拡大断面図である。 実施例2に係る熱収縮性ラベルの製造方法の第1の工程における斜視図である。 実施例2に係る熱収縮性ラベルの製造方法の第2の工程における斜視図である。 実施例2に係る熱収縮性ラベルの製造方法を説明するための重なり部分における部分拡大断面図である。 実施例3に係る熱収縮性ラベルの重なり部分における平面図である。 (A) 実施例4に係る熱収縮性ラベルの斜視図である。 (B) 図7(A)におけるA部拡大図である。 従来の熱収縮性ラベルの斜視図である。 従来の熱収縮性ラベルが連続して作成されている熱収縮性ラベル用スリーブの斜視図である。 従来の熱収縮性ラベルを容器に装着した使用状態を示す図である。
符号の説明
1 溶着調整層
2 シール溶剤
10 基材フィルム
10a 一方の端部
10b 他方の端部
11 重ね合わせ部
12 未接合部分
15 熱収縮性ラベル用スリーブ
20 容器
30 接着剤供給部
31 シール溶剤供給部
32a,32b ローラ
51 弱接着部分
52 強接着部分
53 ミシン目
W シール幅

Claims (11)

  1. プラスチック容器の側面に装着される熱収縮性ラベルであって、
    一方の端部と他方の端部を有する基材フィルムを備え、
    前記一方の端部と前記他方の端部は、前記基材フィルムがチューブを形成するように、重ね合わされており、
    重ね合わせ部において、前記一方の端部と前記他方の端部は、容易に剥がせるように、両者の溶着強度を調整するための溶着調整層を介在させて溶着されている、熱収縮性ラベル。
  2. 前記溶着調整層は、前記一方の端部と前記他方の端部の重ね合わせ面にドット状に点在しながら、一部つながっている請求項1に記載の熱収縮性ラベル。
  3. 前記基材フィルムには、ミシン目が形成されていない、請求項1又は2に記載の熱収縮性ラベル。
  4. 前記溶着調整層は、アクリル酸およびその誘導体の重合物であるアクリル系樹脂で形成される請求項1から3のいずれか1項に記載の熱収縮性ラベル。
  5. 前記溶着調整層は、ポリエステル又はポリエーテルと、イソシアネートとの重合物であるポリウレタン系樹脂で形成される請求項1から5のいずれか1項に記載の熱収縮性ラベル。
  6. 前記溶着調整層の厚みは、0.2μm〜2.0μmである請求項1から5のいずれか1項に記載の熱収縮性ラベル。
  7. プラスチック容器の側面に装着される熱収縮性ラベルであって、
    一方の端部と他方の端部を有する基材フィルムを備え、
    前記一方の端部と前記他方の端部はチューブを形成するように、前記一方の端部を上にして重ね合わされて接着されており、
    重ね合わせ部の接着部分は、前記一方の端部の先端側に位置する、弱く接着された弱接着部分と、前記他方の端部の先端側に位置する、強く接着された強接着部分とを含み、
    前記重ね合わせ部の前記弱接着部分は、センターシール強度が0.2N/10mm〜1.2N/10mmになるように溶着されており、
    前記重ね合わせ部の前記強接着部分は、センターシール強度が1.5N/10mm〜12.0N/10mmになるように溶着されている、熱収縮性ラベル。
  8. 前記基材フィルムの前記弱接着部分には、ボトルに装着した時の、ボトル胴体の周方向に、ミシン目が形成されている、請求項7に記載の熱収縮性ラベル。
  9. プラスチック容器の側面に装着される熱収縮性ラベルの製造方法であって、
    一方の端部と他方の端部を有する基材フィルムを準備する工程と、
    前記他方の端部の表面に、溶着強度を調整するための溶着調整層を形成する工程と、
    前記基材フィルムを折り曲げて、前記他方の端部の表面上に前記溶着調整層を介在させて前記一方の端部を重ね合わさ、重ね合わせ部分をシール溶剤又は接着剤を用いて接着する工程と、を備えた熱収縮性ラベルの製造方法。
  10. グラビア印刷時に前記溶着調整層を同時に形成する請求項9に記載の熱収縮性ラベルの製造方法。
  11. その胴部外周に、印刷を施したプラスチックフィルムからなる熱収縮性ラベルが巻きつけられたプラスチックボトルであって、
    前記熱収縮性ラベルの一方の端部と他方の端部は重ね合わされており、
    重ね合わせ部において、前記一方の端部と前記他方の端部は、容易に剥がせるように、両者の溶着強度を調整するための溶着調整層を介在させて溶着されているプラスチックボトル。

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