JP2004212758A - シュリンクラベル - Google Patents

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JP2004212758A
JP2004212758A JP2003000847A JP2003000847A JP2004212758A JP 2004212758 A JP2004212758 A JP 2004212758A JP 2003000847 A JP2003000847 A JP 2003000847A JP 2003000847 A JP2003000847 A JP 2003000847A JP 2004212758 A JP2004212758 A JP 2004212758A
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shrink label
container
film
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heat
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JP2003000847A
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English (en)
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Katsumi Marubayashi
勝美 丸林
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】装着している容器から容易に分離することができるシュリンクラベルを提供すること。
【解決手段】1枚の熱収縮性フィルムの両端部分が重ね合わせれて接合された重ね合わせ部(11)を有する筒状のフィルム(10)を、ガラス瓶やプラスチックボトル等の容器(20)外周面に装着し、熱収縮して容器に密着させて用いるシュリンクラベル(10)であって、前記重ね合わせ部(11)の一部に未接合部分(12)が形成されている。未接合部分(12)は筒状のフィルム(10)の上端部又は、及び下端部に存在している。未接合部分(12)には剥離ニスが塗布されている。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ペットボトルをはじめとするガラスびんやプラスチックボトルの胴部等の全周に熱収縮力により密着されるシュリンクラベルに関し、特には、ボトル等の容器から分離し易いシュリンクラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】
ペットボトルをはじめとするガラスびんやプラスチックボトル等の容器の胴部の全周に熱収縮力により密着させたシュリンクラベルが広く使用されている。
【0003】
このシュリンクラベルが容器の胴部全周に巻かれたペットボトル等の容器は、水、ジュース等を充填した容器として広く流通している。
【0004】
一方、近年地球環境保護の高まりと共に、シュリンクラベルが容器の全周に巻かれたペットボトル等の容器についても、使用後の容器廃棄の際、分別ゴミの区分に対応し易いようにシュリンクラベルが容器と簡単に分離できる必要性が高まっている。
【0005】
この要求を満足させる方法として、一般的にはシュリンクラベルの両端部分の重ね合わせ部近傍に重ね合わせ部と平行にミシン目線を入れたり、カットテープを挿入したりする方法が取られている。
【0006】
しかしながら、ミシン目線を入れる方法では真っ直ぐに切れず剥がしにくい、熱収縮時にミシン目線が広がってしまい外観が良くない、ミシン目線を設けることによるデザイン上の制約を受ける、等の問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ガラスびんやプラスチックボトルの胴部の全周に熱収縮力により密着させたシュリンクラベルに関する以上のような問題点に鑑みてなされたもので、装着している容器から容易に分離することができるシュリンクラベルを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の発明は、1枚の熱収縮性フィルムの両端部分が重ね合わされて接合された重ね合わせ部を有する筒状のフィルムを、ガラス瓶やプラスチックボトル等の容器の外周面に装着し、熱収縮して容器に密着させて用いるシュリンクラベルであって、前記重ね合わせ部の一部に未接合部分が形成されていることを特徴とする、シュリンクラベルである。
【0009】
このように請求項1記載の発明によれば、1枚のフィルムの重ね合わせ部の一部に未接合部分を有しているので、未接合部分がきっかけとなって容易にシュリンクラベルを容器から分離することができる。
【0010】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記重ね合わせ部の未接合部分が、筒状のフィルムの上端部又は、及び下端部に存在していることを特徴とする、シュリンクラベルである。
【0011】
このように請求項2記載の発明によれば、筒状シュリンクラベルの上端部又は、及び下端部に未接合部分が存在しているので、簡単に未接合部分を掴むことができ、そこから容易にシュリンクラベルを容器から分離することができる。
【0012】
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記未接合部分に剥離ニスが塗布されていることを特徴とする、シュリンクラベルである。
【0013】
このように請求項3記載の発明によれば、未接合部分には剥離ニスが塗布されているので、例え重ね合わせ部に溶剤が塗布されたとしても未接合部分は接着せずに、未接合のまま残すことができる。
【0014】
また、請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記未接合部分に塗布されている剥離ニスがシュリンクラベルの外表面に塗布されている傷防止用オーバーコートニスと同一であることを特徴とする、シュリンクラベルである。
【0015】
このように請求項4記載の発明によれば、未接合部分に塗布されている剥離ニスがシュリンクラベルの外表面に塗布されている傷防止用オーバーコートニスと同一であるので、新たなニスを必要とせずニス塗布時の効率が良い。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明のシュリンクラベルを一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。
本発明のシュリンクラベルは、例えば図1、図2に示すように、1枚の熱収縮性フィルム(10)の両端部分が重ね合わされて接合された重ね合わせ部(11)を有する筒状のフィルム(10)を、ガラス瓶やプラスチックボトル等の容器(20)の外周面に装着し、熱収縮して容器に密着させて用いるシュリンクラベルである。
そして、重ね合わせ部(11)の一部に未接合部分(12)が形成されているものである。
【0017】
シュリンクラベルに使用される熱収縮性フィルム(10)には、横一軸延伸ポリスチレン(OPS)フィルム、横一軸延伸ポリエチレンテレフタレート(OPET)フィルム、横一軸延伸ポリプロピレン(OPP)フィルム、横一軸延伸ポリ塩化ビニル(OPVC)フィルムなどが列記でき、単層フィルムよりも特に複層フィルムが好ましく使用できる。その理由は、複層フィルムであれば重ね合わせ部を剥がした際にフィルムの層間剥離となるので剥離が容易になるためである。
【0018】
熱収縮性フィルム(10)には、あらかじめ必要な絵柄、文字等を印刷により設けておくことが一般的である。また、印刷層(図示せず)を設けた場合、印刷層の上面には傷防止用のオーバーコートニス(図示せず)を塗布しておく。
また、シュリンクラベルとする場合には、熱収縮性フィルムは一般的に40〜60μm程度の厚さのものが好ましく用いられる。
【0019】
その際、熱収縮性フィルム(10)の表面の一方の端縁で、完成時にシュリンクラベルの上端部又は、及び下端部となる部分(13)に、グラビア印刷法などの手法により傷防止用のオーバーコートニスを剥離ニス(13)として塗布しておく。このことにより、重ね合わせ部(11)に未接合部分(12)を容易に形成することができる。
【0020】
剥離ニスは、図1では上端部に形成させたが、塗布位置は上端部と限定されず、下端部でも良いし、上端部と下端部の両方に形成させても良い。
【0021】
熱収縮性フィルム(10)の一方の端縁の裏面に、熱収縮性フィルムに適度に溶解性を有する溶剤、例えば、テトラヒドロフランなどの環状エーテル系溶剤をグラビア印刷法などの手法で塗布する。
【0022】
ついで、この熱収縮性フィルムの溶剤塗布部分をもう一方の溶剤が塗布されていない方の端縁と重ね合わせて、スリーブ状に加工し、製品であるシュリンクラベル用スリーブ(15)に巻き取る(図2参照)。
なお。巻き取らずに、断裁して枚葉式のシュリンクラベル用スリーブとしても良い。
【0023】
つぎに、出来上がったシュリンクラベル用スリーブ(15)の巻き取りから、ペットボトル等の容器にシュリンクラベルを装着するまでの工程の一例を簡単に説明する。
【0024】
先ず、シュリンクラベル用スリーブの巻き取りをラベル装着機にセットして、1枚ずつの筒状のシュリンクラベルに断裁しペットボトル等の容器の胴部に装着する。
装着した容器をシュリンクトンネルに通して、スリーブを収縮させてラベルを容器に密着させ、シュリンクラベルを密着させた容器が出来上がる(図3参照)。
容器への内容物の充填は、容器にシュリンクラベルを装着する前に行っても良いし、シュリンクトンネルを通して収縮させた後に行っても良い。
【0025】
出来上がったシュリンクラベルを密着させた容器は、シュリンクラベルの重ね合わせ部に未接合部があるため、ラベルのひきつれ(そり)が多少起こっているが、このそりも切れ易さに貢献して,ラベル未接合部の先端を持って引っ張ることにより容易に容器からシュリンクラベルを分離することができる。
【0026】
【発明の効果】
上記のように、本発明のシュリンクラベルを使用することにより、従来のようにミシン目線を入れる必要がなくなる。
また重ね合わせ部の接合部分を剥がすのでミシン目線の場合と異なり、横にずれて切れにくいという不都合が解決される。
ミシン目線によるデザイン上の制約もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシュリンクラベルの一実施例を示す、斜視説明図である。
【図2】本発明のシュリンクラベルが連続して作製されているシュリンクラベル用スリーブの一実施例を示す、斜視説明図である。
【図3】本発明のシュリンクラベルを容器に装着した使用状態の一実施例を示す、斜視説明図である。
【符号の説明】
10‥‥熱収縮性フィルム、筒状のシュリンクラベル
11‥‥重ね合わせ部
12‥‥未接合部分
13‥‥ニス塗布部、剥離ニス
15‥‥シュリンクラベル用スリーブ
20‥‥容器

Claims (4)

  1. 1枚の熱収縮性フィルムの両端部分が重ね合わされて接合された重ね合わせ部を有する筒状のフィルムを、ガラス瓶やプラスチックボトル等の容器の外周面に装着し、熱収縮して容器に密着させて用いるシュリンクラベルであって、前記重ね合わせ部の一部に未接合部分が形成されていることを特徴とする、シュリンクラベル。
  2. 前記重ね合わせ部の未接合部分が、筒状のフィルムの上端部又は、及び下端部に存在していることを特徴とする、請求項1記載のシュリンクラベル。
  3. 前記未接合部分に剥離ニスが塗布されていることを特徴とする、請求項1又は2記載のシュリンクラベル。
  4. 前記未接合部分に塗布されている剥離ニスがシュリンクラベルの外表面に塗布されている傷防止用オーバーコートニスと同一であることを特徴とする、請求項3記載のシュリンクラベル。
JP2003000847A 2003-01-07 2003-01-07 シュリンクラベル Pending JP2004212758A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006306404A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Toppan Printing Co Ltd 使いすてカイロ用包装材料及び使いすてカイロ
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