JP5777198B2 - ラベル連続体 - Google Patents

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Description

この発明は、長尺状のラベル基材の裏面に接着層が設けられたラベル連続体に係り、耐水性の優れた材料で構成されたラベル基材を用いて、ラベルの耐水性を高めると共に、その裏面に設ける接着層に被貼着物に対する粘着性が低いが接着層相互の接着力が高い自着性接着剤を用いた場合において、上記のラベル基材の表面に、この自着性接着剤が強く接着されるのを抑制し、このラベル連続体を捲回させて引き出す際に、ラベル連続体を適切に引き出すことができるようにすると共に、このラベル基材の表面の一部又は全体に印刷部を簡単に剥がれないようにして適切に形成できるようにした点に特徴を有するものである。
従来から、飛行機等の交通手段を用いてトランクやバッグ等の荷物を輸送する場合、トランクの取手部分やバッグの手提げ部分等にタグを巻き掛けるようにして取り付けることが行われている。
また、近年においては、スーパーマーケット等での買い物の際に、ビニール袋を使用せずに、個人用のバスケットを持参し、レジでこの個人用のバスケットの中に購入商品を詰め替えることが行われるようになっている。また、個人用のバスケットに顧客が商品を詰め、レジで精算した後、このバスケットをそのまま持ち帰るようにすることも計画されている。
そして、このように購入商品を個人用のバスケットに詰めるようにした場合において、すでに精算が終了しているかを明確にするため、購入商品を詰めた個人用のバスケットの手提げ部分等に精算済みを示すタグを取り付けることも検討されている。
ここで、従来においては、特許文献1に示されるように、タグ合札から切り離される手荷物添付用タグの端部に貼着剤を塗布すると共にその上を剥離シートで覆い、この手荷物添付用タグを手荷物の取手部分等に巻き掛けると共に上記の貼着剤の上に設けた剥離シートを剥離させ、手荷物添付用タグの端部に塗布された貼着剤を手荷物添付用タグの他方の端部に貼着させて、手荷物添付用タグを手荷物の取手部分等に巻き掛けて取り付けるようにしたものが提案されている。
しかし、上記の手荷物添付用タグの場合、手荷物の取手部分等に取り付ける前に、その端部における貼着剤の上に設けた剥離シートが勝手に剥がれ、この貼着剤によって手荷物添付用タグが他の物品等に貼着されるという問題があった。
また、手荷物添付用タグの端部における貼着剤の上に剥離シートを取り付けることは面倒であり、この手荷物添付用タグの製造が面倒でコストが高くつくようになる共に、この手荷物添付用タグを手荷物の取手部分等に巻き掛けて取り付ける際に、剥離シートを貼着剤の上から剥離させる作業を行うことが必要であり、このような作業も面倒であり、この手荷物添付用タグを手荷物の取手部分等に巻き掛けて取り付ける作業が面倒で時間を要するようになるという問題があった。
また、上記の手荷物添付用タグに塗布された貼着剤の粘着力が強いと、上記のようにこの貼着剤によって手荷物添付用タグが他の物品等に貼着された場合、この手荷物添付用タグを他の物品等から簡単に剥がすことができなくなる一方、この貼着剤の粘着力が弱いと、上記のようにして手荷物添付用タグを手荷物の取手部分等に巻き掛けて取り付けた後においても、この手荷物添付用タグを手荷物の取手部分等から簡単に取り外して付け替えることができるようになるという問題があった。
また、従来においては、特許文献2に示されるように、タグの基材に熱融着性の基材を用い、或いはタグの基材の裏面に熱融着性物質を付与し、このタグを手荷物の取手部分等に巻き掛けた後、この基材における熱融着部を接合させて加熱融着させるようにしたものも提案されている。
しかし、このようにタグを手荷物の取手部分等に巻き掛けた後、この基材における熱融着部を接合させて加熱融着させるためには、加熱融着させるための加熱装置などが必要になり、タグを取り付ける作業が非常に面倒になると共に、コストも高くつくという問題があった。
また、従来においては、書類などの被結束物を結束させるにあたり、特許文献3に示されるように、基材の裏面に、被結束物との粘着力が極めて小さく、接着剤面相互の接着力が大きい自着性接着剤を設けた結束用自着性テープを用いることが示されている。
しかし、このような結束用自着性テープを長尺状にして捲回させた場合において、上記の基材に耐水性の優れた樹脂フィルムや合成紙を用いると、この基材の表面に対する上記の自着性接着剤の接着力が高くなって、上記のように捲回させた結束用自着性テープを剥離させて引き出すことが困難になり、また結束用自着性テープを剥離させて引き出す際に、上記の自着性接着剤が基材の裏面から外れたりするという問題があった。
実開昭60−110869号公報 特開平7−56513号公報 特公平1−50351号公報
この発明は、長尺状のラベル基材の裏面に接着層が設けられたラベル連続体において、耐水性の優れた材料で構成されたラベル基材を用いて、ラベルの耐水性を高めると共に、その裏面に設ける接着層に被貼着物に対する粘着性が低いが接着層相互の接着力が高い自着性接着剤を用いた場合において、上記のラベル基材の表面に対するこの自着性接着剤の接着力が高くなるのを抑制し、このラベル連続体を適切に捲回させて引き出すことができるようにすると共に、このラベル基材の表面に印刷部を簡単に剥がれないようにして適切に形成できるようにすることを課題とするものである。
この発明においては、上記のような課題を解決するため、長尺状のラベル基材の裏面に接着層が設けられたラベル連続体において、耐水性の優れた材料で構成されたラベル基材を用い、上記の接着層に被貼着物に対する粘着性が低いが接着層相互の接着力が高い自着性接着剤を用いる一方、このラベル基材の表面に剥離剤を用いたブロッキング層を形成するようにした。
また、この発明のラベル連続体においては、上記のブロッキング層の上に印刷部を形成することができ、この印刷部はブロッキング層の上の一部又は全面に形成することができる。
ここで、この発明のラベル連続体において、上記のブロッキング層に用いる剥離剤の種類は特に限定されず、例えば、非シリコン系、シリコン系、フッ素系等の各種の剥離剤を用いることができる。
そして、上記のような剥離剤を用いてラベル基材の表面にブロッキング層を形成するにあたり、剥離剤の塗工量が少ないと、上記のラベル基材の表面に対する自着性接着剤の接着力が十分に低下されず、ラベル連続体を捲回させた場合に、このラベル連続体を適切に引き出すことが困難になる。一方、剥離剤の塗工量が多くなりすぎると、ラベル基材の表面に対する自着性接着剤の接着力が弱くなりすぎて、ラベル連続体を捲回した状態で適切に維持することができなくなり、また上記のように印刷部をブロッキング層の上の一部又は全面に形成した場合、この印刷部が剥がれやすくなる。このため、上記のブロッキング層における剥離剤に非シリコン系剥離剤を用いた場合、この非シリコン系剥離剤の塗工量を0.12〜0.34g/mの範囲にすることが好ましく、より好ましくは0.14〜0.27g/mの範囲、さらに好ましくは0.19〜0.23g/mの範囲になるようにする。
また、上記のようにブロッキング層の上の一部又は全面に印刷部を形成するにあたり、この印刷部に剥離剤を含有させると、この印刷部に対する上記の自着性接着剤の接着力が低下されて、ラベル基材の表面に対する自着性接着剤の接着力が弱くなると共に、この印刷部が自着性接着剤に接着されて剥がれるのが抑制される。
また、上記のようにラベル基材の裏面に自着性接着剤を用いた接着層を設けるにあたり、ラベル基材の裏面に上記の接着層との接着性を高めるアンカー層を設けると、ラベル基材の裏面に対する接着層の接着性が向上し、ラベル基材の裏面から接着層が剥がれるのが防止されるようになる。
また、上記のラベル基材を個々のラベルに分離するための分離用切込みを、ラベル基材の幅方向に設けると、この分離用切込みに沿ってラベル連続体を個々のラベルに簡単かつ適切に分離させることができるようになる。
また、ラベル基材における個々のラベルの部分に、各ラベルを切断するための一対の切断用切込みをラベル基材の幅方向に設けると共に、この一対の切断用切込み間にラベル基材の幅方向に突出した把持部を設けると、この把持部を持って上記の一対の切断用切込みに沿ってラベルを容易に切断できるようになり、ラベルを取手部分等に巻き掛けて取り付けた後、このラベルを取手部分等から取り外す作業が簡単になる。
この発明のラベル連続体においては、上記のように耐水性の優れた材料で構成されたラベル基材を用いるようにしたため、このラベル連続体から分離させたラベルを屋外等の耐水性を必要とする用途にも適切に使用できるようになる。
また、この発明のラベル連続体においては、上記のように耐水性の優れた材料で構成されたラベル基材の裏面における接着層に被貼着物に対する粘着性が低いが接着層相互の接着力が高い自着性接着剤を用いる一方、このラベル基材の表面に剥離剤を用いたブロッキング層を形成するようにしたため、このラベル連続体をラベル基材の裏面における接着層がラベル基材の表面に接触するようにして捲回させた場合、ラベル基材の表面における剥離剤を用いたブロッキング層により、ラベル基材の裏面における接着層とラベル基材の表面との接着力が適切に制御されるようになる。
この結果、この発明のラベル連続体を捲回させた場合、ラベル連続体が捲回された状態で適切に維持される共に、捲回されたラベル連続体を引き出す作業が容易に行えるようになる。
本発明の一実施形態に係るラベル連続体の一部を示した部分拡大断面説明図である。 上記の実施形態に係るラベル連続体の一部を示した概略平面図である。 上記の実施形態の変更例に係るラベル連続体の一部を示した概略平面図である。 上記の実施形態に係るラベル連続体において、接着層が設けられたラベル基材の裏面を、ブロッキング層や印刷部が設けられたラベル基材の表面に接触させるようにして、ラベル連続体を巻き取る状態を示した部分拡大断面説明図である。 上記の実施形態に係るラベル連続体を巻き取った状態を示した概略側面図である。 上記の実施形態に係るラベル連続体において、ラベル基材の表面に設けられたブロッキング層の上の全面に印刷部を設けた変更例の一部を示した部分拡大断面説明図である。 上記の実施形態に係るラベル連続体における印刷部に表示させる第1の表示例を示し、このラベル連続体から分離させた第1のラベルの概略平面図である。 図7に示した第1のラベルを買い物かごの手提げ部分に巻き付けるようにして取り付けた状態を示した概略斜視図である。 上記の実施形態に係るラベル連続体における印刷部に表示させる第2の表示例を示し、このラベル連続体から分離させた第2のラベルの概略平面図である。 図9に示した第2のラベルを自転車のフレームに巻き付けるようにして取り付けた状態を示した概略斜視図である。 上記の実施形態に係るラベル連続体における印刷部に表示させる第3の表示例を示し、このラベル連続体から分離させた第3のラベルの概略平面図である。 図11に示した第3のラベルを複数の靴下をまとめた被結束物に巻き付けて、被結束物を結束させた状態を示した概略斜視図である。 上記の実施形態に係るラベル連続体における印刷部に表示させる第4の表示例を示し、このラベル連続体から分離させた第4のラベルの概略平面図である。 図13に示した第3のラベルにおける印刷部の両側を接着層相互が対向するように折り返して、印刷部が前方に突出するように第3のラベルを折り曲げた状態を示した概略斜視図である。 図14に示すように印刷部が前方に突出するように折り曲げた第3のラベルを、ボトル容器のキャップが設けられた首部分に巻き付けるようにして取り付けた状態を示した概略斜視図である。
次に、この発明の実施形態に係るラベル連続体を添付図面に基づいて具体的に説明する。なお、この発明に係るラベル連続体は、特に下記の実施形態に示したものに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施できるものである。
この実施形態に係るラベル連続体10においては、図1に示すように、耐水性の優れた材料で構成された長尺の帯状になったラベル基材11を用い、このラベル基材11の裏面にアンカー層12を介して接着層13を設ける一方、ラベル基材11の表面に剥離剤を用いたブロッキング層14を形成し、さらにこのブロッキング層14上の適当な位置に印刷部15を設けている。
ここで、上記のラベル基材11の材料としては、耐水性の優れた各種の樹脂フィルムや各種の合成紙等を用いることができ、またこのラベル基材11の表面に上記のブロッキング層14や印刷部15が適切に形成されるように、その表面に各種の処理を施したものを用いることもできる。
また、上記のラベル基材11の裏面に設ける接着層13を構成する接着剤に、被貼着物に対する粘着性が低いが接着層13相互の接着力が高い自着性接着剤を用いている。
ここで、このような自着性接着剤の材料としては、例えば、天然ゴムラテックスとスチレン・アクリロニトリル共重合体水性エマルジョンとを含むものや、天然ゴムとスチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体とを含むエラストマー等を用いることができ、具体的には、サイデン化学株式会社のサイビノール加圧接着剤E(商品名)等を用いることができる。
また、上記のラベル基材11の裏面と接着層13との間に設けるアンカー層12は、ラベル基材11の裏面に対する上記の接着層13の接着性を高めるものであり、その材料としては、接着層13に用いる自着性接着剤と、ラベル基材11に対する接着性の高い他の接着剤、例えば、スチレン・アクリロニトリル共重合体水性エマルジョンとを混合させたもの、具体的には、スチレン・アクリロニトリル共重合体水性エマルジョンタイプのサイデン化学株式会社のAC−340(商品名)を用いることができる。
また、ラベル基材11の表面に設ける上記のブロッキング層14に用いる剥離剤としては、前記のように非シリコン系、シリコン系、フッ素系等の各種の剥離剤を用いることができる。
ここで、非シリコン系剥離剤としては、例えば、長鎖アルキルペンダントポリマー,カチオン系界面活性剤,アルキルエーテル,イソプロピルアルコールを含むエマルジョンタイプや溶剤タイプの非シリコン系剥離剤、具体的には、一方社油脂工業株式会社のピーロイル406,ピーロイル1050(商品名)等を用いることができる。
そして、上記のような非シリコン系剥離剤を用いてラベル基材11の表面にブロッキング層14を形成するにあたっては、前記のようにその塗工量を0.12〜0.34g/mの範囲、より好ましくは0.14〜0.27g/mの範囲、さらに好ましくは0.19〜0.23g/mの範囲になるようにする。
また、ブロッキング層14の上に印刷部15を設けるにあたり、図1に示すものにおいては、印刷部15をブロッキング層14の上の適当な位置に部分的に設けるようにしたが、印刷部15を全面に設けることも可能である。
そして、このようにブロッキング層14の上に印刷部15を設けた場合において、ラベル基材11の裏面に設けた接着層13における自着性接着剤が、この印刷部15の部分に強く接着されるのを抑制するため、印刷部15に使用するインキとしては、シリコン等の剥離剤を含むインキを用いることが好ましく、具体的には、T&K TOKA株式会社の剥離剤入りUV硬化インキを用いることができる。
また、上記のラベル連続体10においては、図2に示すように、ラベル基材11を幅方向に切断させて所要長さの各ラベル1に分離させるために、ラベル基材11の長手方向に所要間隔を介した位置において、このラベル基材11の幅方向両側の端部にそれぞれ半円状になったラベル分離用切込み16を設けると共に、この一対のラベル分離用切込み16の間にラベル基材11の幅方向に沿ってミシン目からなる分離補助線17を設けている。
ここで、この実施形態においては、ラベル基材11の幅方向の端部に設けるラベル分離用切込み16として、半円状になったものを設けるようにしたが、このラベル分離用切込み16の形状は特に限定されず、図示していないが、三角状や単に線状のものであってもよく、またラベル基材11の幅方向両端部をジグザグ状や波型状に形成し、このようにジグザグ状や波形状になった一部を上記のラベル分離用切込みとして利用することも可能である。
また、この実施形態においては、上記の分離補助線1としてミシン目を設けるようにしたが、分離補助線1はミシン目に限られず、図示していないが、例えば、ラベル基材11を所要厚みまで切り込んだ切れ目線であってもよい。
なお、この実施形態においては、ラベル連続体10から各ラベル1を分離させるために、ラベル基材11にラベル分離用切込み16と分離補助線17を設けるようにしたが、ラベル連続体10を捲回させたものをカッター付きホルダーに保持させるような場合には、必ずしも、上記のようなラベル分離用切込み16と分離補助線17とを設ける必要はない。
また、上記のようなラベル連続体10において、ラベル1を手荷物の取手部分や、各種の被結束物に巻き付けた後、このラベル1を簡単に取り外すことができるようにするため、図3に示すように、ラベル連続体10における個々のラベル1の部分に、ラベル1を切断するための一対の切断用切込み18をラベル基材11の幅方向に設けると共に、この一対の切断用切込み18間にラベル基材11の幅方向に突出した把持部19を設けるようにすることができる。このようにすると、上記の把持部19を持って上記の一対の切断用切込み18に沿ってラベル1を簡単に切断させて取り外すことができるようになる。
そして、上記のラベル連続体10を捲回させるにあたっては、図4に示すように、このラベル基材11の裏面にアンカー層12を介して設けられた接着層13が、ブロッキング層14や印刷部15が設けられたラベル基材11の表面に接触するようにして、図5に示すように、このラベル連続体10を巻き取るようにする。
このようにしてラベル連続体10を捲回させると、ラベル基材11の表面における剥離剤を用いたブロッキング層14や剥離剤を含む印刷部15により、ラベル基材11の裏面における自着性接着剤を用いた接着層13がラベル基材11の表面に強く接着されるのが抑制され、上記の接着層13によるラベル基材11の裏面とラベル基材11の表面との接着力が適切に制御されるようになる。
この結果、上記のラベル連続体10が捲回された状態で適切に維持される共に、捲回されたラベル連続体10を引き出す作業が容易に行えるようになる。
なお、この実施形態におけるラベル連続体10においては、印刷部15をラベル基材11の表面に設けられたブロッキング層14の上の適当な位置に設けるようにしただけであるが、図6に示すように、ラベル基材11の表面に設けられたブロッキング層14の上の全面に印刷部15を設けるようにすることも可能である。
また、上記の実施形態におけるラベル連続体10において分離させる各ラベル1の長さや、ラベル連続体10の表面における印刷部15に表示させる内容等は、このラベル連続体10を構成する各ラベル1の使用目的等に応じて適宜変更させることができる。
例えば、図7に示すように、印刷部15に「会計済」の文字を印刷したラベル1Aを用い、図8に示すように、このラベル1Aの接着層13が設けられた裏面を買い物かご3の手提げ部分3aに向けて巻き付け、このラベル1Aの裏面の接着層13相互を接着させて、このラベル1Aの買い物かご3の手提げ部分3aに取り付け、買い物かご3内の商品が会計済であることを表示させるようにすることができる。
また、図9に示すように、印刷部15に「月曜日」等の曜日を示す文字を印刷したラベル1Bを用い、図10に示すように、このラベル1Bの接着層13が設けられた裏面を駐輪場等において自転車4のフレーム4aに向けて巻き付け、このラベル1Bの裏面の接着層13相互を接着させて、このラベル1Bを自転車4のフレーム4aに取り付け、所定の曜日の駐輪券として使用することができる。なお、ラベル連続体10におけるラベル基材11に、耐水性の優れた各種の樹脂フィルムや各種の合成紙等を用いているため、野外の駐輪場等において使用する場合にも、このラベル1Bが雨に濡れて破れたりするということがない。
また、図11に示すように、印刷部15に「3足 980円」等の数量と金額を示す文字を印刷したラベル1Cを用い、図12に示すように、このラベル1Cの接着層13が設けられた裏面を複数の靴下をまとめた被結束物5に向けて巻き付け、このラベル1Cの裏面の接着層13相互を接着させて、このラベル1Cにより上記の被結束物5を結束させて、被結束物5の金額を表示させるようにすることができる。この場合、ラベル1Cの接着層13相互が十分に接着されて、靴下をまとめた被結束物5が十分に結束される一方、この接着層13が靴下に接着されず、このラベル1Cを切断させた場合、被結束物5を構成する各靴下を簡単に分離させて取り外すことができるようになる。
また、図13に示すように、ラベル1Dの中央部における印刷部15に「お買得」の文字を印刷したラベル1Dを用い、図14に示すように、「お買得」の文字が印刷された印刷部15の両側を接着層13相互が対向するようにして折り返して、上記の印刷部15が前方に突出するようにし、この状態で、図15に示すように、このラベル1Dの接着層13が設けられた裏面を、ボトル容器6のキャップ6aが設けられた首部分に向けて巻き付け、このラベル1Dの裏面の接着層13相互を接着させて、「お買得」の文字が印刷された印刷部15が前方に突出するようにして、ラベル1Dをボトル容器6に取り付けるようにすることができる。
次に、ラベル連続体におけるラベル基材の表面に、非シリコン系剥離剤である一方社油脂工業株式会社のピーロイル406を用いてブロッキング層を設けるにあたり、ラベル基材の表面に塗工させる上記の非シリコン系剥離剤の量を変更させて実験を行った。
ここで、上記のラベル基材には合成紙を用い、このラベル基材の裏面の接着層を構成する接着剤に、自着性接着剤であるサイデン化学株式会社のサイビノール加圧接着剤E(商品名)を用い、またラベル基材の裏面と接着層との間に設けるアンカー層に、上記の自着性接着剤であるサイデン化学株式会社のサイビノール加圧接着剤E(商品名)と、スチレン・アクリロニトリル共重合体水性エマルジョンタイプのサイデン化学株式会社のAC−340(商品名)とを1:1の重量割合で加えたものを用い、ラベル基材の裏面にアンカー層と接着層とを形成した。
そして、ラベル基材の表面に上記の非シリコン系剥離剤を塗工させる量を、下記の表1に示すように、0.50、0.41、0.35、0.27、0.23、0.19、0.14、0.11(g/m)にして、それぞれラベル基材の表面にブロッキング層を形成したラベルR1〜R8と、上記の非シリコン系剥離剤を塗工させずにブロッキング層を形成しなかったラベルR9を用いた。
また、上記のラベルR1〜R8においてはラベル基材の表面に設けた各ブロッキング層の上に、ラベルR9においては、ブロッキング層が形成されていないラベル基材の上に、シリコン等の剥離剤を含むインキであるT&K TOKA株式会社の剥離剤入りUV硬化インキを用いて印刷部を形成した。
そして、上記のラベルR1〜R9において、それぞれラベル基材の表面にアンカー層と接着層とが形成されたラベル基材の裏面を重ね合わせ、10kg/cmの圧力で10分間プレスした後、これらを温度23℃、湿度50%の環境下において1日保管させた。その後、温度23℃、湿度50%の環境下において、引張試験機を用い、剥離速度300mm/分にして、上記のように重ね合わせたラベル基材の表面とラベル基材の裏面とを剥離させる実験を行い、ラベルR1〜R9において、ラベル幅50mmの場合に、ラベル基材の表面とラベル基材の裏面とを剥離させるのに必要な剥離力(g/50mm)を測定し、その結果を下記の表1に示した。
また、上記のラベルR1〜R9の表面に、市販のセロハンテープを貼り付けた後、このセロハンテープを勢いよく剥離させ、セロハンテープに付着されたインキの取れを調べて、インキの取れの評価を行い、その結果を下記の表1に示した。なお、インキの取れの評価については、インキの取れが90%以上の場合を1、40%以上90%未満の場合を2、15%以上40%未満の場合を3、5%以上15%未満の場合を4、5%未満の場合を5とした。
Figure 0005777198
この結果、ラベル基材の表面にブロッキング層を設けていないラベルR9においては、ラベル基材の表面にブロッキング層を設けたラベルR1〜R8に比べて、ラベル基材の表面とラベル基材の裏面とを剥離させるのに必要な剥離力が非常に高くなっており、このようなラベルR9が連続したラベル連続体を捲回させた場合、ラベル基材の表面とラベル基材の裏面との間の接着力が高くなり、捲回されたラベル連続体を引き出すことが困難であった。
また、ラベル基材の表面にブロッキング層を設けたラベルR1〜R8を比較した場合、非シリコン系剥離剤を塗工させる量が少なくなるに従って、ラベル基材の表面とラベル基材の裏面とを剥離させるのに必要な剥離力が大きくなる一方、インキの取れが発生しやすくなっていた。
そして、非シリコン系剥離剤の塗工量が0.11g/mになったラベルR8においては、インキの取れが抑制されるが、ラベル基材の表面とラベル基材の裏面とを剥離させるのに必要な剥離力が大きくなり、捲回されたラベル連続体を引き出すことが困難になった。一方、非シリコン系剥離剤の塗工量が0.35g/m以上になったラベルR1〜R3においては、ラベル基材の表面とラベル基材の裏面とを剥離させるのに必要な剥離力が小さくなるが、インキの取れが多くなった。
このため、ラベル基材の表面に非シリコン系剥離剤を塗布させてブロッキング層を設けるにあたっては、非シリコン系剥離剤の塗工量を0.12〜0.34g/mの範囲にすることが好ましく、非シリコン系剥離剤の塗工量を0.14〜0.27g/mの範囲にしたラベルR4〜R7においては、ラベル基材の表面とラベル基材の裏面とを剥離させるのに必要な剥離力が低減されると共に、インクの取れが少なくなり、特に、非シリコン系剥離剤の塗工量を0.19〜0.23g/mの範囲にしたラベルR5,R6がより好ましかった。
1,1A〜1D ラベル
3 買い物かご
3a 手提げ部分
4 自転車
4a フレーム
5 被結束物
6 ボトル容器
6a キャップ
10 ラベル連続体
11 ラベル基材
12 アンカー層
13 接着層
14 ブロッキング層
15 印刷部
16 ラベル分離用切込み
17 分離補助線
18 切断用切込み
19 把持部

Claims (7)

  1. 長尺状のラベル基材の裏面に接着層が設けられたラベル連続体において、耐水性の優れた材料で構成されたラベル基材を用い、上記の接着層に被貼着物に対する粘着性が低いが接着層相互の接着力が高い自着性接着剤を用いる一方、このラベル基材の表面に剥離剤を用いたブロッキング層を形成し、上記の接着層とブロッキング層との間の接着性を低く構成したラベル連続体であって、
    会計が終了したことを示す内容が印刷された印刷部を備え、
    前記印刷部は前記ブロッキング層の少なくとも一部の上に設けられるとともに剥離剤を含有し、
    前記ブロッキング層における剥離剤に非シリコン系剥離剤を用いるとともに該剥離剤の塗工量0.12〜0.34g/m の範囲であり、
    買い物かごの手提げ部分に取り付けることにより、買い物かご内の商品が会計済であることを表示させるためのラベル連続体。
  2. 長尺状のラベル基材の裏面に接着層が設けられたラベル連続体において、耐水性の優れた材料で構成されたラベル基材を用い、上記の接着層に被貼着物に対する粘着性が低いが接着層相互の接着力が高い自着性接着剤を用いる一方、このラベル基材の表面に剥離剤を用いたブロッキング層を形成し、上記の接着層とブロッキング層との間の接着性を低く構成したラベル連続体であって、
    曜日を示す文字が印刷された印刷部を備え、
    前記印刷部は前記ブロッキング層の少なくとも一部の上に設けられるとともに剥離剤を含有し、
    前記ブロッキング層における剥離剤に非シリコン系剥離剤を用いるとともに該剥離剤の塗工量0.12〜0.34g/m の範囲であり、
    自転車に取り付け、駐輪券として使用させるためのラベル連続体。
  3. 長尺状のラベル基材の裏面に接着層が設けられたラベル連続体において、耐水性の優れた材料で構成されたラベル基材を用い、上記の接着層に被貼着物に対する粘着性が低いが接着層相互の接着力が高い自着性接着剤を用いる一方、このラベル基材の表面に剥離剤を用いたブロッキング層を形成し、上記の接着層とブロッキング層との間の接着性を低く構成したラベル連続体であって、
    前記印刷部は前記ブロッキング層の少なくとも一部の上に設けられるとともに剥離剤を含有し、
    前記ブロッキング層における剥離剤に非シリコン系剥離剤を用いるとともに該剥離剤の塗工量0.12〜0.34g/m の範囲であり、
    被結束物の数量と金額を示す文字が印刷された印刷部を備え、
    前記被結束物を結束させて、該被結束物の金額を表示させるためのラベル連続体。
  4. 長尺状のラベル基材の裏面に接着層が設けられたラベル連続体において、耐水性の優れた材料で構成されたラベル基材を用い、上記の接着層に被貼着物に対する粘着性が低いが接着層相互の接着力が高い自着性接着剤を用いる一方、このラベル基材の表面に剥離剤を用いたブロッキング層を形成し、上記の接着層とブロッキング層との間の接着性を低く構成したラベル連続体であって、
    販売促進用の文字が印刷された印刷部を備え、
    前記印刷部は前記ブロッキング層の少なくとも一部の上に設けられるとともに剥離剤を含有し、
    前記ブロッキング層における剥離剤に非シリコン系剥離剤を用いるとともに該剥離剤の塗工量0.12〜0.34g/m の範囲であり、
    ボトル容器の首部分に前記印刷部が前方に突出するように巻き付けることにより、販売促進用の文字を表示させるためのラベル連続体。
  5. 請求項1〜請求項の何れか1項に記載のラベル連続体において、
    上記のラベル基材の裏面に、上記の接着層との接着性を高めるアンカー層を設けたことを特徴とするラベル連続体。
  6. 請求項1〜請求項の何れか1項に記載のラベル連続体において、
    上記のラベル基材を個々のラベルに分離するための分離用切込みを、ラベル基材の幅方向に設けたことを特徴とするラベル連続体。
  7. 請求項1〜請求項の何れか1項に記載のラベル連続体において、
    上記のラベル基材における個々のラベルの部分に、各ラベルを切断するための一対の切断用切込みをラベル基材の幅方向に設けると共に、この一対の切断用切込み間にラベル基材の幅方向に突出した把持部を設けたことを特徴とするラベル連続体。
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