JP2011143660A - ラベル伝票 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上側基材の左側基材片に切込みで囲まれた分割片を備え、上側基材の上側と下側の切込みとの右側方向に切込みが形成され、左側基材片の切込みから外周の間の裏面に粘着剤層が設けられ、切込みで囲まれた上下の基材が剥離可能に擬似接着され、右側基材片の上下側の切込みとからそれぞれ外周の間の領域に、右側基材片と下側基材とが接着され、下側基材の上面で左側基材片の粘着剤層と対接する領域に剥離剤層が設けられ、上側基材に、折り用ミシン目の延長線上で上下側の切込みから外周の間に切込みが形成され、下側基材に分割片領域よりも広い領域に矩形状の切込みが形成され、上側基材に形成された矩形状切込みと、下側基材の矩形状切込みとの間のうち、右側の基材片側を除いた三周縁側が接着されている。
【選択図】図1
Description
特に、通信販売の分野において、顧客からの注文を受けた後、顧客の住所、氏名と注文内容といった情報をデータ化した上で、配送伝票とピッキングリストや納品明細書といった付属帳票をプリンターで出力している。
その後、配送荷物を揃え確認した上で、配送伝票を貼付し、宅配業務を行なっている。
特に、誤配を起こすと当然再配送を行ない謝罪などの手間がある上に、企業イメージ・信用性の低下に繋がり、昨今の個人情報保護の観点からは、個人情報の流出とみなされる場合もあるなど、慎重な対応が必要となっていた。
この帳票のマッチングミスを解決する手段として、配送伝票と付属帳票が一体となった付属帳票一体型配送伝票も既に開発され、好適に用いられている。
したがって、帳票のマッチングを行なう必要がないため、誤配の危険性を軽減させるのに有効な手段とされている。
また、配送伝票は、住所や氏名などの配送に必要な最低限の情報のみ表示され、納品明細書などの付属帳票は個人情報保護の観点から、外部からは容易に見えないように同梱する必要があるため、梱包前に箱や袋の中に同梱している場合が多いが、箱や袋が既に封緘されているなどの理由で同梱が困難な場合があった。
更に、3辺しか固定されていないため、見かけ上隠蔽されているが、実際は固定されていない一辺から内容を見ることができるため個人情報が隠蔽されているとはいえない状態であり、個人情報の漏洩上の問題があった。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態に係るラベル伝票1は、略同一サイズを有する上側基材2と下側基材3とが重ね合わされ、その一部の領域において接着されている。
上側基材2は、縦方向に形成された折り用ミシン目18で連接された左側基材片2aと右側基材片2bとを有している。
そして、左側基材片2aの内側の領域には、矩形状に形成された切込み4で囲まれた分割片12を備える。
また、上側基材2において、前記分割片12の上辺の右側延長線上に切込み5が形成され、更に、前記分割片12の下辺の右側延長線上に切込み6が形成されている。
それらの基材の厚さは、通常、20〜200μm程度が好ましい。
また、上側基材2の矩形状に形成された切込み4で囲まれた全ての領域において、重ね合わされた上側基材2と下側基材3とが、擬似接着剤8により剥離可能に擬似接着されている。
この擬似接着の構成としては、従来から公知の剥離可能な擬似接着方法を用いればよく、例えば、剥離可能な擬似接着剤8を用いる他に、接着剤層と剥離剤層とを積層させる構成を用いて、剥離可能に接着させるようにしてもよい。
また、上側基材2に形成された矩形状の切込み4と、前記下側基材3に形成された矩形状の切込み17との間の領域部分のうち、右側基材片側を除いた三周縁側が接着剤19により接着されている。
また、下側基材3の上面領域であって、上側基材2の左側基材片2aの裏面に設けられた粘着剤層7と対接する三周縁領域には、剥離剤層10が設けられている。
上側基材2において、縦方向に形成された折り用ミシン目18の延長線上であって、前記上側の切込み5と下側の切込み6とが形成された部分から、それぞれ外周縁部分までの間の領域にも切込み11a,11bが形成されている。
粘着剤層7の塗布量・塗布厚は、特に限定されないが、好ましくは、塗布量は0.1〜50g/m2であり、塗布厚は0.1〜50μmである。
そして、図3及び図4に示すように、下側基材3において、前記上側基材2の分割片12と重なり合う領域より、上下方向及び左右方向に広い領域を囲む部分に矩形状の切込み17が形成されている。
これは、下側基材3に分割片12の領域よりも広い領域を囲む状態で矩形状の切込み17を形成することで、下側基材3上から分割片12を剥離させた場合でも、分割片12の下側に重ね合わされている下側基材3の一部分が、上側基材2に接着した状態を維持するためである。
これにより、下側基材3上から分割片12を剥離させても、その剥離させた部分に孔が開かないようにすることができ、納品書などの明細書15をラベル伝票1の下側に折り畳んだ際にも、外部からその明細書15を見られないようにすることができる。
分割片12aの配達票は、配送証明のために配送荷物の受取人から受領印を捺印してもらって配達人が持ち帰る伝票であり、また分割片12bの貼付票は、配送荷物の受取人に渡すための伝票である。
この右側基材片2bの上側の切込み5と下側の切込み6との間の部分は、このラベル伝票1を配送伝票として使用する場合に、納品書などの明細書15として使用される部分であり、この折り込み用ミシン目14が形成されていることで、納品書などの明細書15を折り込み用ミシン目14から折り畳んで配送荷物16に貼付できる。
本発明のラベル伝票1を配送伝票として用いる場合について以下に説明する。
まず、ラベル伝票1に配送処理に必要な所定の情報を表示させるために、上側基材2の左側基材片2aに、配送荷物の発送依頼人または発送依頼企業などの名前や住所、更に受取人の名前や住所などを記入すると共に、右側基材片2bの上側の切込み5と下側の切込み6との間の明細書15部分に、配送荷物の納品情報などの明細を記入する。
これらの記入は、プリンターで印字して表示する場合もある。
この剥離の際に、上側基材2の左側基材片2aの角部分を摘んで引き上げることで、その右側基材片2bの上側の切込み5及び下側の切込み6とから外側の部分を、下側基材3上に接着状態のまま残して、その他の部分の上側基材2が剥離される。
また、この剥離の際に、下側基材3において、前記上側基材2の分割片12a,12bと重なり合う領域よりも広い領域を囲む部分に形成されている切込み17の内側領域部分は、その外周縁部分が左側基材片2aの裏面側に擬似接着剤8により剥離可能に擬似接着されているので、左側基材片2aと接着された状態のままとなる。
そして、上側基材2の左側基材片2aの裏面に設けられた粘着剤層7を配送荷物16に押し付けて貼り付けて、配送を行う。
次に、配送荷物16を受取人に届けた際に、図8に示すように、配送荷物16に貼付したラベル伝票1から、上側基材2の分割片12a,12bを剥離させる。
この分割片12a,12bは、下側基材3上に剥離可能に擬似接着されているので、引き上げることで剥離させることができる。
そして、分割片12aの配達票は、配送証明のために配送荷物の受取人から受領印を捺印してもらって配達人が持ち帰り、また分割片12bの貼付票は、配送荷物の受取人に渡す。
図10には、配送荷物16に貼付したラベル伝票1から、上側基材2の分割片12a,12bを剥離させると共に、明細書15の擬似接着部分を剥離し、右側方向に引き抜いた状態が示されているが、明細書15は、配送荷物16が受取人に渡されるまで、ラベル伝票1の下側に位置しているので、配送時には外部から見ることができない状態となっているので、配送荷物の内容などの詳細情報が第三者から確認できないので個人情報などの情報漏洩防止の効果がある。
2 上側基材
2a 左側基材片
2b 右側基材片
3 下側基材
4,5,6,11a,11b,13,17 切込み
7 粘着剤層
8 剥離可能な擬似接着剤
9a,9b 接着剤
10 剥離剤層
12,12a,12b 分割片
14,18 折り込み用ミシン目
15 明細書
16 配送荷物
19 接着剤
Claims (3)
- 略同一サイズを有する上側基材と下側基材とが重ね合わされ、その一部の領域において接着されているラベル伝票であって、
前記上側基材は、縦方向に形成された折り用ミシン目で連接された左側基材片と右側基材片とを有し、
前記左側基材片の内側の領域には、矩形状の切込みで囲まれた分割片を備えると共に、前記上側基材において、前記分割片の上辺並びに下辺の右側延長線上にそれぞれ切込みが形成され、
前記左側基材片の裏面領域であって、前記左側基材片の前記各切込みの部分から外周縁部分の間の領域に粘着剤層が設けられ、
前記切込みで囲まれた全ての領域において、前記上側基材と前記下側基材とが剥離可能に擬似接着され、
前記右側基材片の前記上側の切込みと下側の切込みとからそれぞれ外周縁部分の間の領域において、前記右側基材片と前記下側基材とが接着され、
前記下側基材の上面領域であって、前記左側基材片の裏面に設けられた粘着剤層と対接する領域に剥離剤層が設けられ、
前記上側基材において、前記縦方向に形成された折り用ミシン目の延長線上であって、前記上側の切込みと下側の切込みとが形成された部分から、それぞれ外周縁部分の間の領域に切込みが形成され、
前記下側基材において、前記上側基材の分割片と重なり合う領域よりも広い領域を囲む部分に矩形状の切込みが形成され、
前記上側基材に形成された矩形状の切込みと、前記下側基材に形成された矩形状の切込みとの間のうち、右側基材片側を除いた三周縁側が接着されて、
いることを特徴とするラベル伝票。 - 前記分割片は、該分割片を複数の分割片に分割するための切込みが形成されていることを特徴とする請求項1記載のラベル伝票。
- 前記右側基材片には、前記上側の切込みと下側の切込みとの間の部分を横方向に折り畳むための折り込み用ミシン目が形成されていることを特徴とする請求項1記載のラベル伝票。
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