JP2008280081A - 商品包装袋及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】粘着剤で封口する商品包装袋において、商品収納の手作業時の商品投入時に粘着剤層の上の剥離紙を除去する操作が不要で、かつ、露出した粘着剤層が収納商品に接触しない袋体構造であり、しかも、連続製造工程によって製造可能な商品包装袋を提供するものである。
【解決手段】袋体の一部構造物フイルム面に、従来の粘着剤層に貼着した剥離紙の保護シートとしての役割を兼用させる袋体の構造である。
例えば、該封口用舌片の先端内面に剥離剤層と粘着剤層設け、該粘着剤層3に剥離剤層を開口剥離剤層面と粘着剤層面を粘着固定し、かつ、封口用舌片の折り畳み積層面の両側縁を半溶着状態で固定することによって、封口用舌片の内面を粘着剤層の保護シートとして機能させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、合成樹脂フイルム製商品包装袋及び製造方法に関する。
本発明の商品包装袋は、主として、スーパーマーケット等の小売販売において、比較的小型の商品を収納して、そのまま陳列販売する商品包装袋に関する発明である。
一般に、商品包装袋は、商品投入後の開口部を封口用舌片で開閉するため、封口用舌片の内面又は商品投入の開口部の外面のいずれかに粘着剤層を設けていて、該粘着剤層によって封口用舌片と開口縁を粘着固定して開口部を封口している。このとき、商品包装袋を製造後、商品包装袋に商品を収納後の封口までの間の粘着剤層を保護するために、粘着剤層の上に剥離紙を貼り付けたものが広く使用されている。この商品包装袋に商品を収納してから袋体を封口するときに、該剥離紙を剥がしてから粘着剤層で商品包装袋を封口するものが広く使用されている。
当該従来の商品包装袋は、手作業によって商品収納後、粘着剤層に貼着されている剥離紙を除去せねばならず、且つ、除去した剥離紙は、ゴミとして廃棄する必要があり、商品収納後の円滑な封口操作に使用をきたす。さらに、剥離紙が貼着された状態で、自動包装工程にかけると工程中に剥離紙が剥がれるおそれがあり、また、自動的封口操作において剥離紙の剥がし操作及び剥がした剥離紙の機械的除去操作が困難となる。
従来より、一部の商品においては、自動包装が実施されているが、この場合の封口は、ヒートシール又は溶断によって行われている。自動包装における粘着剤層の剥離紙の存在の欠点を回避しているが、商品の種類によっては、熱溶着による封口は、粘着剤による封口の場合のように、商品収納後の封口の開閉の反復ができない欠点が生じる。
さて、一般に、合成樹脂フイルム製商品包装袋は、小型商品を収納して、小売店で陳列販売されるものである。そのため、商品包装袋には、収納している商品の宣伝広告及び説明の印刷が施工されている。
商品包装袋の流通の態様は、まず、商品包装袋製造業者が、小型商品製造メーカからの注文に応じて、商品包装袋の寸法、形状を決定して、これに印刷を施工した商品包装袋を商品包装袋製造業者が製造して、小型商品製造メーカに納入する。小型商品製造メーカにおいて、商品を商品包装袋に袋詰めして、小売店に運送して、商品包装袋に袋詰めした商品を陳列販売する。
従来の商品包装袋では、一般に、小型商品製造メーカにおいて、商品包装袋に商品を収納して封口する作業は手作業によって行う。そして、商品包装袋への商品収納作業は、商品を袋体に収納してから封口用舌片の先端に設けた粘着剤層によって袋体を封口する。
このとき、粘着剤層の保護のために粘着剤層面に貼着されている剥離紙を剥がしてから袋体の開口縁に封口用舌片の先端を密着固定させて行っている。
この手作業において、剥離紙の剥がし作業が能率を低下させるとともに、剥離紙が大量に発生して廃棄問題が発生する。
しかし、剥離紙がないと、商品包装袋製造業者から納入課程で、粘着剤層で商品包装袋同士又は封口片と袋体部が接着する問題が発生するので、粘着剤層を剥離紙の貼着によって保護することは省略できない手段であった。
この場合、粘着剤の接着は、可逆的に接着と剥離を反復できる性質を活用して、商品包装袋製造業者からの段階で封口用舌片を所定の位置に接着して納入し、小型商品製造メーカがこれを剥がして商品を入れてから再度封口することも考えられる。
しかし、この場合、剥離層がない状態で粘着剤層から封口片を剥がすときに、開封操作に相当の力が必要で商品収納作業の時間が懸かる上に、商品が通過する開口部に封口片の粘着剤層が対面するので商品を袋体に収納するときに、どうしても、封口用舌片の粘着剤層に商品が接触したりして、商品の収納操作と同時に行う封口作業が円滑に実施できない欠点がある。
すなわち、従来技術の商品包装袋の粘着剤層の上の剥離紙の貼着は、単なる粘着剤層面の保護シートの役割にとどまらず、商品包装袋の流通過程の手作業の商品詰め込み作業の効率向上に大きく貢献しているものである。
本願出願人は、この課題を達成するために、既に特許第3637023号公報(特許文献1)の商品包装袋を提供している。当該商品包装袋の製品開発から実用化の段階において、小型商品製造メーカより、包装後の体裁の改善及び商品の詰め込み作業の効率のさらなる向上の両面からの改善を望まれていた。
すなわち、特許文献1の商品包装袋は、封口片の先端に幅広の剥離剤層部分を有するものと同じく先端が粘着剤層部分を有するものの2種類ある。前者の商品包装袋の場合は商品を収納した包装体の封口部の封口片の先端がヒラヒラとして、この先端が商品包装袋包装体を取り扱うときに引っ掛かって封口が剥がれるという欠点とともに、陳列時の体裁が悪い欠点が生じる。後者の商品包装袋の場合は粘着剤が封口片の先端まであるので、商品の詰め込み時に指で剥がすのが困難であり、封口作業において、粘着層部分を指で持つことになり、封口作業が困難になる欠点があった。
また、合成樹脂フイルム製商品包装袋は、長尺のフイルムを連続的に繰り出して、連続工程によって製造することが、安価な商品包装袋を製造するために必然的要件となっている。そして、小型商品の販売においては、商品の包装に多くの経費をかけることができない実情があり、連続製造方法にかけることができる商品包装袋の構造であることは、合成樹脂フイルム製商品包装袋の宿命的課題である。
特許第3637023号公報
本発明は、粘着剤で封口する商品包装袋において、商品収納の手作業時の商品投入時に粘着剤層の上の剥離紙を除去する操作が不要で、かつ、露出した粘着剤層が収納商品に接触しない袋体構造であり、しかも、連続製造工程によって製造可能な商品包装袋を提供する。そして、封口用舌片部の先端部の粘着剤層の先に、粘着剤層の保護用剥離剤層とは別に巾の狭い剥離剤層を設けたので、体裁の良い商品包装体を形成するとともに商品の詰め込み−封口作業をさらに効率よく実施できる商品包装袋を提供する。
本発明の課題は、単なる剥離紙の削除のみでなく、円滑な商品収納作業によって、粘着剤封口方式の商品包装袋において、自動包装の可能性も望める商品包装袋を提供するものである。
本発明の課題は、換言すれば、粘着剤層の保護用剥離紙を用いない商品包装袋を提供すると同時に、剥離紙なしの商品包装袋が、連続的製造方法によって製造できる袋体構造であること、及び手作業(又は自動包装)による商品収納作業の際に粘着剤層が収納中の商品に接触しない作業を従来技術(特許文献1)よりもさらに効率的に実施できる袋体の構造であることが必然的に一体的課題となる。
本発明者は、従来用いていた剥離紙の接着剤層に対する保護シートの機能、すなわち、商品包装袋の製造後商品を収納するまでの粘着剤層面の保護機能と商品収納時の粘着剤層と商品との接触防止機能を、封口用舌片部に持たせる袋体構造であって、封口作業に便利な摘み片となる把手部分を設けることによって、上記従来商品包装袋の前記3課題を同時に解決できることに着目して、本発明を完成するに至った。本発明は、袋体の一部構造物である封口用舌片又は袋体フイルムに、剥離紙の保護シートとしての役割を兼用させる袋体の構造に発明の構成上の特徴がある。
すなわち、本発明は、
(1)長方形状の合成樹脂製フイルムを重合した外側袋体フイルムbと内側袋体フイルムcの積層フイルムの両側縁部分を溶断して袋体部側縁溶着部fを形成し、長方形状の積層フイルムの残る2辺の一方を閉鎖して、他方を開口部6とした長方形状の袋体部5を有するものであって、該袋体部5の開口部の外側袋体フイルムbを延設して形成した封口用舌片1を有する袋体において、該封口用舌片1の先端内面に巾が狭い粘着剤層の半分以下である先端剥離剤層2を有し、該先端剥離剤層2に隣接して粘着剤層3を有し、該粘着剤層3に隣接して幅が粘着剤層の幅以上の開口剥離剤層4を有し、開口剥離剤層4と粘着剤層3との間で折り曲げて封口用舌片1を重合して開口剥離剤層面と粘着剤層面を粘着固定し、かつ、封口用舌片の折り畳み積層側縁gが剥離剤層又は粘着剤層を介在させた溶断によって半溶着状態で仮固定することによって、封口用舌片1が粘着剤層3の保護シートとなることを特徴とする商品包装袋(図1〜4参照)、
(2)長方形状の合成樹脂製フイルムを重合した外側袋体フイルムbと内側袋体フイルムcの積層フイルムの両側縁部分を溶断して袋体部側縁溶着部を形成し、長方形状の積層フイルムの残る2辺の一方を袋体底部dとして閉鎖し、他方にヘッダー芯材の両面を合成樹脂フイルムで積層したヘッダー部7を有し、該ヘッダー部7の下縁部に開口部6を有する袋体であって、ヘッダー部7の下縁に合成樹脂フイルム製封口用舌片1を有する袋体において、該封口用舌片1の先端内面に巾が狭い粘着剤層の半分以下である先端剥離剤層2を有し、該先端剥離剤層2に隣接して粘着剤層3を有し、該粘着剤層3に隣接して幅が粘着剤層の幅以上の開口剥離剤層4を有し、かつ、封口用舌片の前記先端剥離剤層2及び前記粘着剤層3の反対側面に、剥離ニス層10を有し、開口剥離剤層4と粘着剤層3との間で折り曲げて封口用舌片1を折り畳んで、開口剥離剤層面と粘着剤層面を粘着固定し、かつ、封口用舌片の折り畳み積層面の両側縁が剥離剤層又は粘着剤層を介在させた溶断によって半溶着状態で仮固定することによって、封口用舌片が粘着剤層の保護シートとなり、さらに、封口用舌片の前記先端剥離剤層2及び前記粘着剤層3の反対側面の両側縁を袋体開口縁の側縁に前記剥離ニス層を介した溶断により半溶着状態に仮固定したことを特徴とする商品包装袋(図5〜8参照)、
(3)長方形状の合成樹脂製フイルムを重合した外側袋体フイルムbと内側袋体フイルムcの積層フイルムの両側縁部分を溶断して袋体部側縁溶着部を形成し、長方形状の積層フイルムの残る2辺の一方を閉鎖して、他方を開口部6とした長方形状の袋体部5を有し、該袋体部の開口部の外側袋体フイルムから延設した封口用舌片1を有する袋体であり、内側袋体フイルムの開口縁に粘着剤層が設けられ、封口用舌片1の基部を開口部の開口縁の下方に弛ませた封口用舌片の弛み部eで折り返し、かつ、封口用舌片1の先端縁を粘着剤層の巾の半分以下の巾を開口縁の粘着剤層の上縁よりはみ出させた状態で、封口用舌片1の先端部面と内側袋体フイルムの開口縁の表面とが粘着剤層3によって固定されてなる袋体であって、封口用舌片の先端部面には、先端から封口用舌片1の基部の折り返し位置まで剥離剤層が設けられてなり、封口用舌片1の先端部の内面と内側袋体フイルムの開口縁の表面との間を粘着剤層3及び先端剥離剤層2の積層によって粘着固定し、封口用舌片1の先端部の両側縁と、内側袋体フイルムの開口縁の両側縁の積層(h〜i)並びに封口用舌片の基部の折り返し積層部の側縁jを粘着剤層及び/又は剥離剤層を介した溶断によって半溶着状態で仮固定することによって、内側袋体フイルムの開口縁を粘着剤層の保護シートとして機能させたことを特徴とする商品包装袋(図12参照)、
(4)長尺の一方の側のフイルムを他方より長くして半折して重合した合成樹脂製フイルムを長くはみ出しているフイルムを下層フイルムとし、短い側を上層フイルムとした状態で連続的に送り出して、下層フイルムのはみ出しているフイルム面の上に、下層フイルム先端縁から、順に、先端剥離剤、粘着剤及び開口縁剥離剤を塗布して先端剥離剤層、粘着剤層及び開口縁剥離剤層を形成して、ついでガゼット折り工程において、粘着剤層と開口縁剥離剤層の間を折り曲げて、粘着剤層と開口縁剥離剤層とを粘着固定し、ついで、溶断工程において、袋体の巾ごとに溶断分離することを特徴とする第1項記載の商品包装袋の製造方法、
(5)長尺の一方の側のフイルムを他方より長くして半折して重合した合成樹脂製フイルムを、長くはみ出しているフイルムを下層フイルムとし、短い側を上層フイルムとした状態で連続的に送り出して、上層フイルム面からはみ出している下層フイルム面の上に、フイルム端縁から順に先端剥離剤、粘着剤及び開口剥離剤を塗布して先端剥離剤層、粘着剤層及び開口剥離剤層を形成し、さらに、封口用舌片の前記先端剥離剤塗布層及び前記粘着剤塗布層の反対面に剥離ニス層を形成したしたのち、ガゼット折工程に送りだし、開口剥離剤層と粘着剤層との間で折り曲げて、粘着剤層と開口剥離剤層の間を粘着固定させ、次に、ヘッダー芯材テープを下層フイルムの所定の位置に送り出しながら、ヘッダー芯材の上縁の位置で、下層フイルムを半転して折り曲げ、ヘッダー芯材の下縁においてヒートシールしてヘッダー部を形成した後、溶断工程において、袋体の巾ごとに長尺の積層フイルムを溶断分離することを特徴とする第2項記載の商品包装袋の製造方法、及び、
(6)長尺の一方の側のフイルムを他方より封口用舌片部の長さだけ長くするように半折した重合成樹脂製フイルムを、長くした側のフイルムを下層にして短い側フイルムを上層に重合した状態で連続的に送り出して、上層フイルム縁より長くはみ出している下層フイルム面の封口用舌片部の長さの先端縁に、先端から封口用舌片の基部の折り返し位置まで剥離剤層を塗布して剥離剤層を形成して、他方の上層フイルムの先端縁に粘着剤を塗布して粘着剤層を形成して、ついでガゼット折り工程において、下層フイルムの封口用舌片の長さの基部の短い側フイルムの先端縁により離れた平行線上で折り曲げて、下層フイルムの先端が上層フイルムの前記剥離剤層よりはみ出すように粘着固定し、ついで、溶断工程において、袋体の巾ごとに溶断分離することを特徴とする第3項記載の商品包装袋の製造方法、
を提供するものである。
本発明の商品包装袋には、粘着剤層の保護のために貼着する剥離紙がなく、封口用舌片又は袋体フイルムに保護シートの役割を発揮させる構造とし、封口用舌片部の先端に巾が狭い剥離剤層を設けたことにより、下記の作用効果を達成している。
[1]剥離紙の廃棄処分の作業及び設備不用などから製造コストの削減が得られる。
[2]商品包装袋の運送及び包装作業工程において、従来技術の剥離紙貼着手段及び封口片積層手段よりも粘着剤層を完全に保護でき、収納商品と粘着剤層の接触を回避しながらの手作業及び自動包装が円滑に実施できるので、商品を効率的に詰めこめる効果がある。従来技術においては、粘着剤で封口する商品包装袋の場合は、粘着剤に貼着した剥離紙の処理が自動包装の障害となっていた。また、本発明の粘着剤層からはみ出している剥離剤層は自動包装における剥離−封口作業にも適している。
[3]本発明の商品包装袋は、前項の作用効果を発揮する構造でありながら、連続製袋工程によって製造可能な商品包装袋である。
本発明の商品包装袋に用いる合成樹脂フイルムは、熱可塑性樹脂フイルムを特に制限なく使用できるが、例えば、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体、スチレン−ブチレン共重合体、アクリル系樹脂、ナイロン、PETなどの樹脂フイルム及びこれらの樹脂フイルムのラミネートフイルムを好適に使用することができる。特に、加工性及び価格の点からは、ポリプロピレンフイルム又はポリエチレンフイルムの単層又はラミネートフイルムの印刷フイルムを好適に使用することができる。
本発明の商品包装袋に用いる長尺フイルム材料には、予め製造する袋体の巾の周期に合わせて文字模様の反復印刷若しくはベタ印刷が施工されている。このとき、一枚の一体的長尺フイルムを半折して重合して、袋体の表フイルムと裏フイルムとして形成するので、袋体の表裏で印刷模様のズレが起らない。
本発明に用いる芯材シートは、熱溶断可能な熱可塑性樹脂シートであり、芯材シートとして、腰があるものを使用することができる。本発明ヘッダー部は、芯材シートの表裏に印刷樹脂フイルムを積層して用いる。そのために、印刷模様を鮮明にするために、無地の白色又は薄い色付きのものを使用するのが好ましい。
本発明に用いる剥離剤は、基材上に設けた場合に粘着剤層に対する接着力を低下させ、溶断工程における溶着防止剤として機能するものであれば、特に制限なく、どのようなものも使用することができる。例えば、シリコーン系剥離剤、剥離インキ等の公知の剥離剤機能を有するものを好適に使用することができる。
本願発明において、剥離剤層を塗布(印刷も含む)する場合には、フイルム表面に、コロナ放電処理、マットインキ処理等の粗面化処理を施工しておくことが望ましい。
粗面化処理をしないと、塗布された剥離剤層が安定しない。
また、本発明に用いる粘着剤は、商品包装袋の封口に使用でき、溶断工程において溶着防止剤として作用するものであれば、特に制限なく、公知の粘着剤を特に制限なく使用することができる。また、通常の粘着剤層は本発明における溶着防止作用を発揮する。本発明製造方法における粘着剤の塗布は、単なる塗布による場合の他に、剥離紙テープに塗布された粘着剤テープを、製袋工程に連続的に送り出して、剥離紙テープからフイルム面に連続的に転写する方法を採用することができる。
本発明の商品包装袋は、印刷された熱可塑性樹脂フイルムの筒状フイルム又は半折して重ねた長尺のフイルムを連続的に繰り出して、折り曲げ工程において所定の長尺フイルムの断面積層構造を連続的に形成して、ヒートシール工程、連続的接着剤塗布工程等を施工して、最後に、袋体の両側縁を溶断、溶着工程によって形成する連続的製袋工程によって製造することができる。
本発明の商品包装袋は、封口用舌片部の粘着剤層を保護するための開口剥離剤層は、粘着剤層より大きい巾として、この剥離剤層とは別に、摘み片となる先端剥離剤層を粘着剤層の先端に粘着剤層の半分以下の巾にして設けた点に特徴があり、本発明は、商品詰め込み作業における商品包装袋の開口作業及び商品収納後の封口作業が封口用舌片の先端の摘み片を保持して、封口用舌片全体をピンと引っ張りながら作業できるので、封口作業が迅速かつ正確に施工でき、手作業又は自動包装の商品詰め込み作業を容易にする。
この封口用舌片部の摘み片となる先端剥離剤層の巾が粘着剤層の半分を超えると、商品を収納後の包装体の封口部分に余分なフラップがヒラヒラとするために、陳列される商品包装体の体裁が悪い上に、商品包装体を運送、梱包時に取り扱うときに、フラップ部分が引っ掛かって、封口が分離する恐れがある。
また、この封口用舌片部のフラップ部分がなく、先端まで粘着剤が塗布されていると商品包装袋の開封に手間がかかり、また、商品の詰め込み作業の際に封口用舌片の先端を持つことができないので、正確な封口用舌片の封口作業が困難となる。
本発明における先端剥離剤層の巾は、粘着剤の半分以下であり、粘着剤層の巾からはみ出す長さは、1〜10mm、好ましくは、1〜5mm程度が用いられる。そして、本発明の商品収納前の商品包装袋の状態で、本発明における先端剥離剤層が粘着剤層に重なっていても、封口用舌片の両側縁の半溶着による仮固定があるので、商品収納前の段階の粘着剤層の保護は十分に達成できる。
また、開口剥離剤層の巾が粘着剤層の巾より狭いと、商品包装袋の封口用舌片の粘着剤層は剥離層がないフイルム面に強く接着して積層され、積層の分離が容易でなくなる。
次に、本発明を前項の[1]〜[3]の3態様に分けて実施例の図面によって説明するが、本発明における先端剥離剤層と粘着剤層及び開口剥離剤層の巾の関係は、全ての態様の実施例で共通するので、下記においてはここに述べた説明を引用して省略する。
尚、下記の第1態様及び第2態様の実施例では、開口剥離剤層と粘着剤層の巾は同一になっているが、開口剥離剤層が粘着剤層の巾より少し大きくても、同一の作用機構が成立する。
本発明の実施態様を実施例の図面の図1〜12によって説明する。
これらの図面は、商品包装袋の構造を分かり易く表現した説明図であり、実寸の比率を反映した図面ではない。
例えば、図1では、封口用舌片1から外側袋体フイルムb、ヘッダー部積層フイルムを経て、内側袋体フイルムcの開口縁までは、一体的に連続しているフイルムの断面を2重線で示している。通常、断面は、ハッチ線で示されるものであるが、図1のフイルムの断面にハッチ線を描くと、煩雑になり、剥離剤層及び粘着剤層との区別が明瞭でなくなるので、フイルムの断面を白抜きの2重線で示している。そして、図1の先端剥離剤層2と封口用舌片1の内側に、開口剥離剤層4の巾に等しい狭い間隙があり、あたかも両者は分離しているように描かれているが、実際の商品包装袋では、封口用舌片1と先端剥離剤層2の面は完全に密着していて図1のような間隙は存在しない。簡明のために、図1のように間隙を設けて描いたものである。また、図面では、フイルムの厚さが塗布層より薄く描かれている。実際の商品包装袋においては、フイルムの厚さよりも、粘着剤層、剥離剤層及び剥離ニス層の塗布層の厚さの方が遥かに薄い。しかし、実寸の比率で、フイルムと塗布層の厚さを描くと、塗布層の位置が不明瞭になるので、図1では塗布層がフイルム層よりも分厚く記載されている。
本願発明の商品包装袋の断面図に関する上記状況に関しては、図1のみならず実施例の全ての図面についてここで述べたフイルムの厚さの比率、ハッチ線なしの断面、先端剥離剤層2と封口用舌片1の間隙が存在しないという事情は同一である。
さて、本発明の商品包装袋の第1の態様を、図1〜4によって説明する。図1は、本発明の第1態様の商品包装袋をヘッダー付き商品包装袋に適用した場合の断面図であり、図2及び図3は、その展開図及び断面図である。図4は、図1の背面図である。
第1態様の本発明商品包装袋は、前項の課題を解決するための手段で述べた第1項発明であり、第4項の製造方法で製造される。本実施例の商品包装袋を製造する場合は、半折して重合した合成樹脂製フイルムにする工程において、ヘッダー芯材テープを半折の位置に送り出しながら、ヘッダー芯材の上縁の位置で、半転して折り曲げ、ヘッダー芯材の下縁の位置においてヒートシールしてヘッダー部を形成する工程を第4項の製造方法に付加することによって製造することができる。
図1の形状の商品包装袋であって、この形状で製造されたものが商品収納作業に提供される。そして、図1のように、粘着剤層3が封口用舌片1の内面で完全に保護されている状態で、開口部から商品を収納する。
図1の商品包装袋の構成は、簡明のため図1の商品包装袋の封口用舌片1を展開した基本形状の図2によって説明する。この商品包装袋は、封口用舌片1から外側袋体フイルムb、ヘッダー部積層フイルムを経て、内側袋体フイルムcの開口縁までは、1枚のフイルムが一体的に連続している。
図2のヘッダー芯材の上縁aの位置で半折して重合した長方形状の合成樹脂製フイルムの外側袋体フイルムb及び内側袋体フイルムcの積層フイルムによって袋体部5を形成している。この袋体部5は、積層フイルムの両側縁部分を溶断して袋体部側縁溶着部f(図4)を形成し、長方形状の積層フイルムの上方を閉鎖して、その上にヘッダー部7を設け、下方を開口部5としたものであり、長方形状の外側フイルムと内側フイルムからなる袋体である。
ヘッダー部7は、厚手の合成樹脂性ヘッダー芯材8を、外側フイルムと内側フイルムでヘッダー芯材8の表裏を包んで形成していて、ヘッダー芯材8の下縁で外側フイルム及び内側フイルムを溶着固定して、芯材を固定するとともに、袋体の上方を閉鎖している。
このヘッダー部の形状においては、ヘッダー芯材8の上端縁を跨ぐように、袋体の外側フイルムと内側フイルムが連続して形成されているので、ヘッダー芯材外側フイルム面の印刷模様と内側フイルム面の印刷模様がずれることはない。
図2に示すように、袋体部5の開口部6の外側袋体フイルムbを延設して形成した封口用舌片1を有し、該封口用舌片1の先端内面に先端剥離剤層2を有し、該先端剥離剤層2に隣接して粘着剤層3を有し、該粘着剤層3に隣接して開口剥離剤層4を有している。
さて、本発明の商品包装袋は、この図2の断面構造の状態の帯状積層フイルムを形成したのち、商品包装袋の封口用舌片1の開口剥離剤層4と粘着剤層3との間で折り曲げて封口用舌片1を折り畳んで、開口剥離剤層4と粘着剤層3を粘着固定して、図1の断面構造の積層構造の帯状フイルムとする。そして、これを袋体の巾ごとに溶断して本発明商品包装袋を形成する。
従って、図1の封口用舌片1のように、封口用舌片1の開口剥離剤層4と粘着剤層3が粘着固定されて、粘着剤層3の面が封口用舌片1の開口剥離剤層4の面によって保護されるとともに、封口用舌片の折り畳み積層側縁gが剥離剤層又は粘着剤層を介在させた溶断によって半溶着状態で仮固定される。本発明の商品包装袋は、粘着剤層を封口用舌片の剥離剤層面で保護する場合でなく、粘着剤層の両側縁に封口用舌片部の側縁を半溶着することによって、従来の商品包装袋で発生していた商品包装袋の運送中の剥離紙の剥がれは全て解消することができた。
この積層構造によって、本発明の封口用舌片1は、粘着剤層の剥離剤層付き保護シートとして、従来技術の剥離紙貼着手段よりも優れた保護作用を発揮する。
商品収納作業の段階では、図1の商品包装袋の開口部から商品を袋体内部に押し込んで収納する。このとき、粘着剤層3は折り返された封口用舌片1の内面の開口剥離剤層4に接して積層されているので、商品収納作業において、収納中の商品と露出した粘着剤層3が接触することはない。
従って、本発明第1態様の商品包装袋は、手作業の収納に便利であるのみでなく、自動包装可能な商品の寸法形状の場合は、自動包装にも使用することが可能である。
本発明第1態様の商品包装袋は、長尺のフイルムを半折重合して、図1の断面構造の長尺帯状フイルムを形成して、袋体の巾ごとに溶断する前述の連続製袋方法によって製造することができる。
本発明第1態様の商品包装袋は、製造方法においては、図1の断面構造の形成が特徴である。
本発明第1態様の商品包装袋の断面構造の形成には、半折工程において、外側袋体フイルムb側を内側袋体フイルムcよりも長くして、ヘッダー芯材8をヘッダー芯材の上縁aの外側フイルムと内側フイルムの間に挿入しながら半折する。次いで、積層フイルムからはみ出ている封口用舌片部に、先端剥離剤層2、粘着剤層3及び開口剥離剤層4を塗布して、粘着剤層3と開口剥離剤層4の間で折り曲げて、図1の断面構造を形成する。そして、溶断工程において、袋体の巾毎に溶断して、本発明第1態様の商品包装袋を連続製袋工程によって製造できる。
この最終の溶断工程において、ヘッダー部の両側縁は、外側フイルムと内側フイルムと3枚が一体的に溶断され、3層は完全に溶着し、袋体部の外側フイルムと内側フイルムの両側縁部も、最後の溶断工程において完全に溶着して袋体部を形成する。しかし、封口用舌片部1の折り畳み部分の積層の両側縁は溶着しない。この封口用舌片1折り畳み積層の間には、粘着剤層又は剥離剤層が介在しているので、折り畳み封口用舌片部の両側縁は溶断工程を経ても溶着しないで、半溶着状態で仮固定されている。この半溶着状態の溶着は、指で剥がすことができる程度の固定力である。本発明の粘着剤層及び剥離剤層は溶着防止剤としても機能している。
さて、図1の商品包装袋に商品を収納した後、封口用舌片部の先端剥離剤層2のある箇所を持って積層構造を剥がして図2の形状にする。この作業において、粘着剤層3の面と封口用舌片1の先端面との間には先端剥離剤層2が介在しているので、封口用舌片1の積層の中央部に指を入れて簡単に剥がすことができ、その指先の力によって、封口用舌片1の積層の両側縁の半溶着部分も簡単に分離することができる。封口用舌片1の積層を分離したときにそのまま先端剥離剤層2のある箇所を指で摘んで、内側袋体フイルムcの開口縁の位置で正確に封口用舌片1を折り曲げて、内側袋体フイルムcの開口縁に平行に、粘着剤層3を押し当てて袋体部を封口すると図3のように、封口することができる。このとき、粘着剤層の保護シートである封口用舌片を剥がす操作と、封口用舌片1の正確な折り曲げ操作を、一段の連続操作で円滑に実施できるので、本発明商品包装袋への商品の袋詰め作業の効率は向上する。従来は、剥離紙を剥がす操作、剥離紙を廃棄する操作は一段の連続操作でできたが、封口用舌片を正確に折り曲げて、正確に封口する動作と2段階の動作になり、封口作業に時間がかかっていた。
本発明第1態様の商品包装袋は、連続製袋工程によって製造可能であり、商品収納作業において、剥離紙を剥がす手間もなく、粘着剤層が商品に接触する可能性もなく、円滑に袋詰め作業が遂行できる商品包装袋である。
また、本発明第1態様の商品包装袋は、図1の実施例の商品包装袋の図面で説明したが、ヘッダー部のないもの並びにヘッダー部がなく、単に封筒型の開口部が上部にあるものも、本発明第1態様に含まれる。
次に、本発明第2態様のヘッダー付き商品包装袋は、前項の第2項発明の商品包装袋であり、第5項の製造方法によって製造される。本発明第2態様の場合の実施例を図5〜8によって説明する。図5は、本発明第2態様のヘッダー付き商品包装袋の場合の実施例の断面図であり、図6及び図7は、その説明図である。図8は、図5及び図7の開口部の拡大図である。
本発明第2態様の商品包装袋は、図5の状態で製造されて小型商品製造メーカに提供され小型商品製造メーカにおいて、図5の状態の折り畳み封口用舌片1を折り畳み状態のままで封口用舌片1を内側袋体フイルムcから分離して上方に跳ね上げて図6の状態に封口用舌片1を変形して、露出している開口部から商品を商品包装袋に詰め込み、次いで、封口用舌片1の積層構造を剥がして、粘着剤層3を露出させて、これによって封口用舌片1を内側袋体フイルムcの開口縁の表面に接着させて図7の状態の封口を行うものである。第1態様の図面と同様に、第2態様の図面のフイルムの断面の白抜き2重線の意味及びフィルムの厚さの塗布層との比率及び先端剥離剤層2と封口用舌片1の間は密着していることは前述の通りである。
本発明第2態様の図5の商品包装袋は、長方形状の合成樹脂製フイルムを重合した積層フイルムである外側袋体フイルムb及び内側袋体フイルムcの袋体部両側縁部分を溶断して袋体部5の両側縁(図示していない)を形成し、長方形状の合成樹脂製フイルムの残る2辺の一方を袋体底部dとして閉鎖し、他方に樹脂フイルムを表裏面に積層したヘッダー部7を設けるとともに、該ヘッダー部の下縁に開口部5を有する袋体であって、そのヘッダー部のフイルムの下縁を延設して形成した封口用舌片1を有する袋体である。そして、該封口用舌片1の先端内面に先端剥離剤層2を有し、該先端剥離剤層2に隣接して粘着剤層3を有し、該粘着剤層3に隣接して開口剥離剤層4を有し、かつ、封口用舌片の前記先端剥離剤層2及び前記粘着剤層3の反対側面に、剥離ニス層10を有し、粘着剤層3と開口剥離剤層4の間で折り曲げて封口用舌片を折り畳んで、先端剥離剤層と粘着剤層を粘着固定し封口用舌片が粘着剤層の保護シートとなる積層構造に形成されてなり、かつ、封口用舌片の前記先端剥離剤層及び前記粘着剤層の反対側面の両側縁を袋体開口縁の側縁に剥離ニス層を介して半溶着状態で袋体開口縁フイルムに固定した商品包装袋である。
図5の袋体部5の袋体底部dで半折して重合した長方形状の合成樹脂製フイルムの外側袋体フイルムb及び内側袋体フイルムcの積層フイルムによって、袋体部5を形成している。この袋体部5は、積層フイルムの両側縁部分を溶断して袋体部側縁(図4のf参照)を形成し、長方形状の下部は折り曲げ線によって閉鎖して袋体の底部を形成している。袋体部の上部にヘッダー部7を設け、該ヘッダー部の下縁に袋体部の開口部を設けたものである。
図5の実施例の商品包装袋は、内側袋体フイルムcの開口縁から、底部を経由して外側袋体フイルムbに繋がり、さらにヘッダー部フイルムを経由して封口用舌片の先端に至るまで連続的一体フイルムによって製造されている。そのため、封口用舌片の表面まで含めて、商品の広告宣伝説明の印刷模様を印刷することができる。印刷したときに、商品包装袋の表裏の印刷周期がずれることがない。
ヘッダー部7は、厚手の合成樹脂性ヘッダー芯材8を、外側袋体フイルムbがヘッダー芯材の上縁を跨ぐようにヘッダー芯材8の表側まで延設されて、ヘッダー芯材8をサンドイッチ構造で積層している。この積層のヘッダー芯材8の両側縁及び下縁で熱溶着されて固定されている。
本発明の商品包装袋の封口用舌片には印刷することが少ないので、封口用舌片は、必ずしも、袋体フイルムと連続一体的につながる必要はなく、所望によっては、既に図5の封口用舌片の積層構造を形成した封口用舌片用のフイルムテープを連続製袋工程に送りこんで、ヒートシールで開口縁に連続的に取り付けて、図5の封口用舌片を形成することができる。
本発明の商品包装袋では、袋体の外側フイルムは、ヘッダーフイルムと連続的につながっていて、さらに内側フイルムが底部で一体的に連続して形成されているので、外側フイルム面とヘッダー芯材の積層フイルム及び内側フイルム面の印刷模様の周期がずれることはない。
本発明の第2態様の商品包装袋は、図5の状態、すなわち、開口剥離剤層4と粘着剤層3を粘着固定し封口用舌片1が粘着剤層3の保護シートとなる積層構造に形成されていて
かつ、該積層構造が袋体製造の最終溶断工程において、剥離剤層及び/又は粘着剤層を介して溶断されているので、運送中及び商品詰め込み作業中に露出することはなく、完全に保護されている。本発明第2態様においては、封口用舌片が開口縁フイルムと剥離ニスを解しての溶断によって、半溶着しているので、粘着剤層面の保護は完全である。
本発明は商品包装袋の運送中及び商品の袋詰め作業においては粘着剤層3が露出することはない。
次に、本発明の第3の態様を、図9〜12によって説明する。
本発明第3態様の商品包装袋は、前述の本発明の第3項で述べた商品包装袋であって、第6項の製造方法によって製造することができる。本実施例のヘッダー部付きの商品包装袋を製造する場合は、第6項の製造方法の封口用舌片部の長さだけ長くするように半折した重合成樹脂製フイルムを形成する工程において、ヘッダー芯材テープを半折の位置に送り出しながら、ヘッダー芯材の上縁の位置で、半転して折り曲げ、ヘッダー芯材の下縁の位置においてヒートシールしてヘッダー部を形成する工程を第6項の製造方法に付加することによって製造することができる。
図9が本発明第3態様の商品包装袋の実施例の断面図である。
この態様では、封口用舌片1は、内側袋体フイルムcの開口縁の表面に粘着固定及び両側縁部での半溶着によって仮固定されている。
図9の仮固定は、内側袋体フイルムcの開口縁の表面と封口用舌片1の間に、粘着剤層3及び先端剥離剤層2を介在させて、粘着剤層と剥離剤層との間の弱い粘着力及び内側袋体フイルムcの開口縁の両側縁と封口用舌片1の両側縁との間の半溶着固定によって行っている。
図9に示されるように、本発明第3の態様の商品包装袋は、開口部の下方に、封口用舌片1の基部が大きく弛んでいる。通常、封口用舌片1による封口は、開口縁の位置で正確に折り曲げて、粘着剤層によって封口用舌片1と袋体開口縁を接着して封口する。
従来技術の商品包装袋では、図9のように、封口用舌片1の基部が弛ませて、封口することはない。図9の状態では、開口部は、封口用舌片の弛み部eに透き間が生じて、袋体は密封されていない。本発明商品包装袋では、商品を詰め込む前は、図9の状態で提供される。
図9の商品包装袋の封口用舌片1は、このような封口用舌片1を弛ませた状態で、封口用舌片の先端部の内面の先端剥離剤層2面と内側袋体フイルムの開口縁の表面側の粘着剤層3の面との間を粘着固定させるとともに、封口用舌片1の両側縁と内側袋体フイルムcの両側縁とを粘着剤層及び剥離剤層を介在させた溶断工程によって半溶着状態にすることによって仮固定している。この溶断工程は商品包装袋の連続製造工程の最終工程の袋体側縁部形成の溶断工程と同時に施工される。
そして、本発明第3態様の商品包装袋は、図9の状態の商品包装袋で提供される。
この商品包装袋は、封口用舌片1は、封口用舌片の弛み部eができるように、基部で折り曲げて、封口用舌片1の先端が粘着剤層3に仮固定されている。封口用舌片の弛み部eがあるので、袋体部は開口部の両側か空いていて密封されていない。そして、図9の商品包装袋に商品を詰め込むときは、図9の封口用舌片1の先端剥離剤層2の先端部分を指で摘んで、内側袋体フイルムの開口縁9の粘着剤層3に仮固定されている封口用舌片1を剥がして図10のように袋体を開口する。
このとき、必然的に剥離剤層と粘着剤層3の間から簡単に剥がれて、内側袋体フイルムの開口縁に粘着剤層3が残り、図10のように、封口用舌片1の面には先端剥離剤層2があるだけである。
そのため、図10の商品包装袋に商品を詰め込むときに、粘着剤層が商品と接触することはない。
本発明第3態様の商品包装袋は、図10の状態で商品を詰め込んだ後で、封口用舌片1の先端を指で持って、封口用舌片1を正確に袋体部の開口縁9の位置で折り曲げて、図11のように、粘着剤層3の面の上に、図9の状態のときは封口用舌片の弛み部eであったフイルム面である剥離剤層が塗布されていない封口用舌片の基部の面がくるようにして粘着剤層による強い接着力によって開口部を図11のように弛みなく封口できる。開口縁にある粘着剤層3が封口用舌片1の前記図9において、弛み部分であった封口用舌片1の基部の一部の面を、しっかりと固定することができる。このとき、粘着剤層3の面積の半分以上に封口用舌片1の基部の剥離剤が塗布されていないフイルム面が重なれば、粘着剤層3によって十分にしっかりと封口することができる。勿論、封口用舌片1の先端剥離剤層2の面が、図11の封口時に粘着剤層3の上から完全に外れると粘着固定の封口はもっとも強くなる。
また、本発明第3態様の商品包装袋は、図9の実施例の商品包装袋の図面で説明したが、ヘッダー部のないもの並びにヘッダー部がなく、単に封筒型の開口部が上部にあるものも、本発明第3態様に含まれる。
本発明第1〜3態様の全てにおいて、封口用舌片1の先端の剥離剤層塗布部分は、封口及び開封時の操作において摘み片として用いることができて便利である。
本願発明は、封口用舌片1の先端剥離剤層2の摘み片によって、粘着剤層の保護シート(封口用舌片1)の剥離を剥離剤層の介在によって簡単に実行でき、さらに、粘着剤層の露出と袋体の封口操作を、摘み片を掴む一連の連続操作によって実行できるので、手間の懸かる袋詰め作業を効率的に実施できる。
本発明は、小型商品を包装してそのまま陳列販売する商品包装袋として有用である。
本発明商品包装袋には、粘着剤層の保護のために貼着する剥離紙がなく、封口用舌片又は袋体フイルムに保護シートの役割を発揮させる構造としたために、商品包装体の製造において、剥離紙の廃棄処分の作業及び設備不用などから製造コストの削減が得られ、商品包装袋の運送及び包装作業工程において、従来技術の粘着剤層への剥離紙貼着手段よりも、粘着剤層の接触を回避できるので手作業及び自動包装においても商品を効率的に収納できる効果がある。
また、従来技術においては、自動包装による包装が困難であった粘着剤で封口する商品包装袋の場合において、自動包装の分野への利用可能性を示唆している。
図1は、本発明の第1態様の実施例の商品包装袋の断面図である。 図2は、図1の展開図である。 図3は、図1の商品包装袋の商品収納後の封口状態を示す断面図である。 図4は、図1の背面図である。 図5は、本発明の第2態様の実施例の商品包装袋の断面図である。 図6は、図5の封口用舌片を開口縁から分離した状態を示す断面図である。 図7は、図5の商品包装袋の商品収納後の封口状態を示す断面図である。 図8は、図5及び図7の開口部の拡大図である。 図9は、本発明の第3態様の実施例の商品包装袋の断面図である。 図10は、図9の封口用舌片を開口縁から剥がした状態を示す断面図である。 図11は、図9の商品包装袋の商品収納後の封口状態を示す断面図である。 図12は、図9の正面図である。
符号の説明
1 封口用舌片
2 先端剥離剤層
3 粘着剤層
4 開口剥離剤層
5 袋体部
6 開口部
7 ヘッダー部
8 ヘッダー芯材
9 袋体部の開口縁
10 剥離ニス層
11 吊り下げ穴
a ヘッダー芯材の上縁
b 外側袋体フイルム
c 内側袋体フイルム
d 袋体底部
e 封口用舌片の弛み部
f 袋体部側縁溶着部
g 封口用舌片の積層側縁
h 封口用舌片と内側袋体フイルムの開口縁の積層側縁部
i 折り畳まれた封口用舌片の剥離剤層と封口用舌片の基部の積層側縁部
j 基部の折り返し積層部の側縁

Claims (6)

  1. 長方形状の合成樹脂製フイルムを重合した外側袋体フイルムbと内側袋体フイルムcの積層フイルムの両側縁部分を溶断して袋体部側縁溶着部fを形成し、長方形状の積層フイルムの残る2辺の一方を閉鎖して、他方を開口部6とした長方形状の袋体部5を有するものであって、該袋体部5の開口部の外側袋体フイルムbを延設して形成した封口用舌片1を有する袋体において、該封口用舌片1の先端内面に巾が狭い粘着剤層の半分以下である先端剥離剤層2を有し、該先端剥離剤層2に隣接して粘着剤層3を有し、該粘着剤層3に隣接して幅が粘着剤層の幅以上の開口剥離剤層4を有し、開口剥離剤層4と粘着剤層3との間で折り曲げて封口用舌片1を重合して開口剥離剤層面と粘着剤層面を粘着固定し、かつ、封口用舌片の折り畳み積層側縁gが剥離剤層又は粘着剤層を介在させた溶断によって半溶着状態で仮固定することによって、封口用舌片1が粘着剤層3の保護シートとなることを特徴とする商品包装袋。
  2. 長方形状の合成樹脂製フイルムを重合した外側袋体フイルムbと内側袋体フイルムcの積層フイルムの両側縁部分を溶断して袋体部側縁溶着部を形成し、長方形状の積層フイルムの残る2辺の一方を袋体底部dとして閉鎖し、他方にヘッダー芯材の両面を合成樹脂フイルムで積層したヘッダー部7を有し、該ヘッダー部7の下縁部に開口部6を有する袋体であって、ヘッダー部7の下縁に合成樹脂フイルム製封口用舌片1を有する袋体において、該封口用舌片1の先端内面に巾が狭い粘着剤層の半分以下である先端剥離剤層2を有し、該先端剥離剤層2に隣接して粘着剤層3を有し、該粘着剤層3に隣接して幅が粘着剤層の幅以上の開口剥離剤層4を有し、かつ、封口用舌片の前記先端剥離剤層2及び前記粘着剤層3の反対側面に、剥離ニス層10を有し、開口剥離剤層4と粘着剤層3との間で折り曲げて封口用舌片1を折り畳んで、開口剥離剤層面と粘着剤層面を粘着固定し、かつ、封口用舌片の折り畳み積層面の両側縁が剥離剤層又は粘着剤層を介在させた溶断によって半溶着状態で仮固定することによって、封口用舌片が粘着剤層の保護シートとなり、さらに、封口用舌片の前記先端剥離剤層2及び前記粘着剤層3の反対側面の両側縁を袋体開口縁の側縁に前記剥離ニス層を介した溶断により半溶着状態に仮固定したことを特徴とする商品包装袋。
  3. 長方形状の合成樹脂製フイルムを重合した外側袋体フイルムbと内側袋体フイルムcの積層フイルムの両側縁部分を溶断して袋体部側縁溶着部を形成し、長方形状の積層フイルムの残る2辺の一方を閉鎖して、他方を開口部6とした長方形状の袋体部5を有し、該袋体部の開口部の外側袋体フイルムから延設した封口用舌片1を有する袋体であり、内側袋体フイルムの開口縁に粘着剤層が設けられ、封口用舌片1の基部を開口部の開口縁の下方に弛ませた封口用舌片の弛み部eで折り返し、かつ、封口用舌片1の先端縁を粘着剤層の巾の半分以下の巾を開口縁の粘着剤層の上縁よりはみ出させた状態で、封口用舌片1の先端部面と内側袋体フイルムの開口縁の表面とが粘着剤層3によって固定されてなる袋体であって、封口用舌片の先端部面には、先端から封口用舌片1の基部の折り返し位置まで剥離剤層が設けられてなり、封口用舌片1の先端部の内面と内側袋体フイルムの開口縁の表面との間を粘着剤層3及び先端剥離剤層2の積層によって粘着固定し、封口用舌片1の先端部の両側縁と、内側袋体フイルムの開口縁の両側縁の積層(h〜i)並びに封口用舌片の基部の折り返し積層部の側縁jを粘着剤層及び/又は剥離剤層を介した溶断によって半溶着状態で仮固定することによって、内側袋体フイルムの開口縁を粘着剤層の保護シートとして機能させたことを特徴とする商品包装袋。
  4. 長尺の一方の側のフイルムを他方より長くして半折して重合した合成樹脂製フイルムを長くはみ出しているフイルムを下層フイルムとし、短い側を上層フイルムとした状態で連続的に送り出して、下層フイルムのはみ出しているフイルム面の上に、下層フイルム先端縁から、順に、先端剥離剤、粘着剤及び開口縁剥離剤を塗布して先端剥離剤層、粘着剤層及び開口縁剥離剤層を形成して、ついでガゼット折り工程において、粘着剤層と開口縁剥離剤層の間を折り曲げて、粘着剤層と開口縁剥離剤層とを粘着固定し、ついで、溶断工程において、袋体の巾ごとに溶断分離することを特徴とする請求項1記載の商品包装袋の製造方法。
  5. 長尺の一方の側のフイルムを他方より長くして半折して重合した合成樹脂製フイルムを、長くはみ出しているフイルムを下層フイルムとし、短い側を上層フイルムとした状態で連続的に送り出して、上層フイルム面からはみ出している下層フイルム面の上に、フイルム端縁から順に先端剥離剤、粘着剤及び開口剥離剤を塗布して先端剥離剤層、粘着剤層及び開口剥離剤層を形成し、さらに、封口用舌片の前記先端剥離剤塗布層及び前記粘着剤塗布層の反対面に剥離ニス層を形成したしたのち、ガゼット折工程に送りだし、開口剥離剤層と粘着剤層との間で折り曲げて、粘着剤層と開口剥離剤層の間を粘着固定させ、次に、ヘッダー芯材テープを下層フイルムの所定の位置に送り出しながら、ヘッダー芯材の上縁の位置で、下層フイルムを半転して折り曲げ、ヘッダー芯材の下縁においてヒートシールしてヘッダー部を形成した後、溶断工程において、袋体の巾ごとに長尺の積層フイルムを溶断分離することを特徴とする請求項2記載の商品包装袋の製造方法。
  6. 長尺の一方の側のフイルムを他方より封口用舌片部の長さだけ長くするように半折した重合成樹脂製フイルムを、長くした側のフイルムを下層にして短い側フイルムを上層に重合した状態で連続的に送り出して、上層フイルム縁より長くはみ出している下層フイルム面の封口用舌片部の長さの先端縁に、先端から封口用舌片の基部の折り返し位置まで剥離剤層を塗布して剥離剤層を形成して、他方の上層フイルムの先端縁に粘着剤を塗布して粘着剤層を形成して、ついでガゼット折り工程において、下層フイルムの封口用舌片の長さの基部の短い側フイルムの先端縁により離れた平行線上で折り曲げて、下層フイルムの先端が上層フイルムの前記剥離剤層よりはみ出すように粘着固定し、ついで、溶断工程において、袋体の巾ごとに溶断分離することを特徴とする請求項3記載の商品包装袋の製造方法。
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