JP5948006B2 - ロールシュリンクラベル、ロールシュリンクラベル付き容器、及びその製造方法。 - Google Patents

ロールシュリンクラベル、ロールシュリンクラベル付き容器、及びその製造方法。 Download PDF

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本発明は、容器の胴部外周面に巻き付けて装着するロールシュリンクラベルに関し、さらに詳しくは、ホットメルト型接着剤を用いて、熱収縮工程を経ても、シワの発生、ラベルの脱離、貼りあわせ部の位置ズレの少ないロールシュリンクラベル、ロールシュリンクラベル付き容器、及びその製造方法に関するものである。
本明細書において、配合を示す「比」、「部」、「%」などは特に断わらない限り質量基準であり、「/」印は一体的に積層されていることを示す。また、「PET」は「ポリエチレンテレフタレート」、「UV」は「紫外線」の略語、機能的表現、通称、又は業界用語である。
(背景技術)従来、PETなどのプラスチック製ボトル容器は、その透明性、機械強度、燃焼時の発熱量等について優れた特性を有するため、清涼飲料水、液体調味料、化粧品などを収容する用途に多用され、内容表示の目的で予め筒状に接着したラベルを前記容器に外嵌装着し、熱収縮処理をする方法がある。しかしながら、容器に筒状ラベルを外嵌してなる容器は、ラベル材料を被せる工程を断続的におこなうため稼働率が低下したり、ラベル材料を被せる際にずれが生じて容器の適性な箇所に正確にラベル表示がなされないなどの欠点があった。一方、予め筒状ラベルを形成することなく、直接容器にシュリンクラベルを貼付することができれば簡便である。しかしながら、カゼイングルーなどのコールドグルー接着剤や粘着ラベルを用いる接着法は、ビール瓶などのガラス瓶に貼着する方法であり、糊のはみ出しや浮きなどが出やすく接着時間も長いため、生産性が低下する。また、粘着ラベルを使用する方法もあるが、剥離紙を利用する分コストが高くなる。また、筒状のラベルを容器に外嵌する方法に代えて、ラベルを容器端部に接着剤を介して接着し、ラベル残部を容器に巻いた後に他端部を接着剤を介して容器に固定する技術もある。しかしながら、使用後のラベルの剥離が困難であり、ラベルの剥離性を高めるために接着力の弱い接着剤を使用すると、商品の流通過程等でラベルの重合部が不用意に剥離するするという問題点があった。
従って、ロールシュリンクラベル、ロールシュリンクラベル付き容器は、ホットメルト剤を用いて接着しても、加熱による収縮(シュリンク)時でもラベルにシワの発生や、ラベルの脱離、ラベルの貼りあわせ部のズレがなく良好に装着できることが求められている。
また、巻きラベルではパネル付ボトルに適用するとラベルとボトルのフィット感がないが、ボトルとラベルのフィット感の付与できることも求められている。さらに、筒貼りシュリンクラベルはボトルへの安定挿入や位置ズレの防止のために、ある程度のコシが必要で、フィルムを薄肉化することができず、シュリンクラベルのフィルム層の薄肉化も求められている。一方、ロールシュリンクラベル付き容器の製造方法は、UV型ホットメルト接着剤を用いる場合には溶着に特殊な溶着装置が必要であり、巻きラベルのラインと兼用できることが求められている。また、筒貼りシュリンクラベルでは予め筒貼り状にする工程が必要であり、筒貼り工程が不要で工程の少ない高効率な製造方法も求められている。
さらに筒貼りシュリンクラベルはボトルへの安定挿入や位置ズレの防止のために、低速でしか操作できず、製造方法(ラベリングともいう)の高速化による低コストな製造方法も求められている。
特開2003−205946号公報 特開2006−117269−号公報 特開2000−242179号公報 特開2008−145498号公報
(従来技術)従来、予め筒状に接着したラベルを前記容器に外嵌装着し、容器に全周にわたるラベルを装着する方法として、フィルムの自己伸縮性ないし自己回復性を利用してボトル胴部の外周表面に装着し、お茶等の清涼飲料充填用ボトルを構成するボトル胴部の外周表面に装着し、そのボトル胴部の外周表面からの脱落を防止したストレッチラベルであり、ラベル内側端部に接着剤層を形成し、ラベル表面端部にコロナ放電処理を施してコロナ放電処理面を形成し、前記接着剤層とコロナ放電処理面とを対向させて重ね合わせて接合部を形成し、ボトル胴部の外周表面に密接着させて装着する筒状のストレッチラベルが知られている(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、容器に筒状ラベルを外嵌してなる容器は、ラベル材料を被せる工程を断続的におこなうため稼働率が低下したり、ラベル材料を被せる際にずれが生じて容器の適性な箇所に正確にラベル表示がなされないという欠点がある。
また、容器外周に筒状ラベルを外嵌した後に熱処理してシュリンク形成するものとして、容器の口部下部から底部まで連続して表面を被覆する筒状シュリンクラベルを外嵌させ、ついで熱収縮処理を行う技術が知られている(例えば、特許文献2参照。)。しかしながら、予めシュリンクラベルの両端部にホットメルト型接着剤を貼付し、該ホットメルト型接着剤を介してラベルを筒状に張り合わせる工程が余分にいるという問題点がある。
さらに、筒状のラベルを容器に外嵌する方法に代えて、ラベルを容器端部に接着剤を介して接着し、ラベル残部を容器に巻いた後に他端部を接着剤を介して容器に固定する技術が知られている(例えば、特許文献3参照。)。しかしながら、ラベル裏面に硬化前の接着剤に対して接着性を有すると共に硬化した接着剤に対して剥離性を有する難接着層を形成し、前記難接着層に接着性を有する容器接着層を更に積層し、前記容器接着層を容器の周面に接着させてラベル裏面を仮接着した状態で、ラベルの両端を貼付するラベルであり、使用後にラベルを容易に除去されてしまうという問題点がある。
さらにまた、本出願人は、基材フィルム層10と、少なくともラベル両端に設けた接着剤層20とからなり、前記接着剤層は、UVホットメルト型接着剤および/またはUV接着剤であり、生産性高くロールシュリンクラベル付き容器を製造することができる、容器の胴部外周面に巻き付けて装着するロールシュリンクラベルを開示している(例えば、特許文献4参照。)。しかしながら、延伸方向に対する100℃の温水による熱収縮率が5〜85%である高延伸も含む基材フィルムを用い、UVホットメルト型接着剤又はUV接着剤を用いるので、高価なUV型の接着層と、それを硬化されるためのUVトンネルやレーザー溶着装置など特殊な装置が必要となってしまうという問題点がある。
そこで、本発明は、フィルム層として100℃の熱湯に10秒間浸漬させた後の前記胴部外周方向の収縮率が5%〜25%で、前記胴部外周方向と直角方向の収縮率が−5%〜5%のフィルム層と、従来の巻きラベル用のホットメルト剤の接着剤を用いて接着しても、加熱による収縮(シュリンク)時でもラベルにシワの発生や、ラベルの脱離、ラベルの貼りあわせ部のズレがなく良好に装着でき、ボトルとラベルのフィット感のよいロールシュリンクラベル、ロールシュリンクラベル付き容器を完成すべく、本発明者らは鋭意研究を進め本発明に至ったものである。また、ロールシュリンクラベル付き容器の製造方法は、ホットメルト接着剤を用い、巻きラベルのラインと兼用でき、筒貼りシュリンクラベルでは予め筒貼りする工程が不要で工程が少なく、位置ズレも少なく、高速で操作できるので高効率で、低コストな製造方法の本発明に至ったものである。
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1の発明に係わるロールシュリンクラベルは、容器の胴部外周面に巻き付けて装着するロールシュリンクラベルであって、フィルム層と、少なくとも前記ロールシュリンクラベルの胴部外周方向の両端部に設けてなる接着剤層とからなり、前記フィルム層を100℃の熱湯に10秒間浸漬させた後の前記胴部外周方向の収縮率が5%〜25%で、前記胴部外周方向と直角方向の収縮率が−5%〜5%であり、前記接着剤層がホットメルト型接着剤層であるように、したものである。
請求項2の発明に係わるロールシュリンクラベルは、上記フィルム層を100℃の熱湯に10秒間浸漬させた後の前記胴部外周方向の収縮率が10%〜15%である厚みが20μm〜100μmの延伸ポリオレフィン系フィルムであり、上記接着剤層が厚み5μm〜100μmのホットメルト型接着剤層であるように、したものである。
請求項3の発明に係わるロールシュリンクラベルは、上記フィルム層が複数層からなり、少なくとも1層が上記胴部外周方向に易カット適性を有するように、したものである。
請求項4の発明に係わるロールシュリンクラベルは、上記接着剤層が上記フィルム層がロール状態でラベラーに供給され、前記ラベラー機上にて塗布されてなるように、したものである。
請求項5の発明に係わるロールシュリンクラベルは、前記ロールシュリンクラベルの胴部外周方向と直角方向に1又は複数のミシン目を設けてなるように、したものである。
請求項6の発明に係わるロールシュリンクラベル付き容器は、請求項1〜5のいずれかに記載のロールシュリンクラベルを容器に装着し、熱収縮処理されてなるように、したものである。
請求項7の発明に係わるロールシュリンクラベル付き容器の製造方法は、請求項6に記載のロールシュリンクラベル付き容器の製造方法であって、(1)請求項1〜4のいずれかに記載のロールシュリンクラベルのフィルム層10を準備するラベル準備工程、(2)前記ロールシュリンクラベル1のフィルム層10を、所望の寸法にカットする切断工程である。(3)ロールシュリンクラベルのラベル容器側の始端部と終端部へホットメルト型接着剤層を形成する接着剤層形成工程、(4)ロールシュリンクラベルを容器の外周に巻き付け接着させる巻き付け工程、(5)ロールシュリンクラベルが固定された容器を加熱して、前記ロールシュリンクラベルを収縮させる収縮工程であるように、したものである。
請求項8の発明に係わるロールシュリンクラベル付き容器の製造方法は、請求項7に記載のロールシュリンクラベル付き容器の製造方法上において、さらに、上記ロールシュリンクラベルの少なくとも胴部外周方向と直角方向のミシン目を設けるミシン目工程と、を含むように、したものである。
請求項1の本発明によれば、薄肉化したフィルム層を用い、従来の巻きラベル用のホットメルト剤の接着剤を用いて接着しても、加熱による収縮(シュリンク)時でもラベルにシワの発生や、ラベルの脱離、ラベルの貼りあわせ部のズレがなく良好に装着でき、ボトルとラベルのフィット感に優れる効果を奏する。
請求項2の本発明によれば、請求項1の効果に加えて、より安定してラベルにシワの発生や、ラベルの脱離、ラベルの貼りあわせ部のズレがなく良好に装着できる効果を奏する。
請求項3の本発明によれば、使用後の廃棄時にも容易に切断でき除去できる効果を奏する。
請求項4の本発明によれば、フィルム層だけを用いてラベラー機上で接着剤層を塗布できるので、より高効率である効果を奏する。
請求項5の本発明によれば、使用後の廃棄時にも容易に剥離し除去できる効果を奏する。
請求項6の本発明によれば、薄肉化したフィルム層とホットメルト型接着剤を用いて接着しても、加熱による収縮(シュリンク)時でもラベルにシワの発生や、ラベルの脱離、ラベルの貼りあわせ部のズレがなく良好に装着でき、ボトルとラベルのフィット感に優れる効果を奏する。
請求項7の本発明によれば、ホットメルト型接着剤を用いても、巻きラベルのラベラーラインと兼用でき、筒貼りシュリンクラベルでは予め筒貼りする工程が不要で工程が少なく、位置ズレも少なく、高速で操作できるので高効率で、低コストな製造の効果を奏する。
請求項8の本発明によれば、使用後の廃棄時にも容易に剥離し除去できる効果を奏する。
本願発明のロールシュリンクラベルの1実施例を示す横断面図である。 本願発明のロールシュリンクラベルを使用するラベラーを説明する要部の説明図である。 図3の接着剤塗布機構を説明する説明図である。 本願発明のロールシュリンクラベルで使用しうる容器を説明する断面図である。 図4に示す容器に、本願発明のロールシュリンクラベルを貼付し巻回および固定した状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら、詳細に説明する。
(ロールシュリンクラベル)本願発明は、容器190の胴部外周面に巻き付けて装着するロールシュリンクラベル1であって、フィルム層10と、少なくとも前記ロールシュリンクラベルの胴部外周方向の両端部に設けてなる接着剤層20とからなる。フィルム層10を100℃の熱湯に10秒間浸漬させた後の前記胴部外周方向の収縮率が5%〜25%で、前記胴部外周方向と直角方向の収縮率が−5%〜5%でとする。接着剤層20はホットメルト型接着剤層とする。図1に本発明のロールシュリンクラベル1の好ましい態様を示す。ロールシュリンクラベル1は、容器190に添付するための貼付部(W)を有する。図1(a)は、フィルム層10と接着剤層20とからなり、フィルム層10のラベル内側のみに接着剤層20が形成されて貼付部(W)となり、該貼付部(W)の一方を始端部となり、他方が終端部となる。また、デザイン印刷層30を有する態様を図1(b)に示す。図1(b)では、貼付部(W)には印刷層を設けておらず、フィルム層10のロールシュリンクラベル1の容器側に接着剤層20が形成される態様となっている。図1(c)は、図1(b)のロールシュリンクラベルのフィルム層(10)のラベル表面に、更に外層40を有する態様を示す。なお、フィルム層10は、単層に限定されず、2層以上の積層フィルムであってもよい。ロールシュリンクラベル1のサイズは、装着対象の容器190のサイズに応じて適宜選択することができる。同様に、接着剤を塗布する貼付部のサイズも、例えばラベル貼付装置の使用態様などに応じて適宜選択することができる。
なお、ロールシュリンクラベル1は、少なくともロールシュリンクラベル1の容器190側の始端部、及び終端部に接着剤層20を設け、ホットメルト型接着剤層層を形成させるが、接着剤層20はロールシュリンクラベル1の始端部および終端部に限定されるものではない。従って、ロールシュリンクラベル1の内側全面に上記接着剤層20を形成してもよいし、ロールシュリンクラベル1の縁内一周に亘って額縁状に接着剤層20を形成してもよい。更に、胴部の周径が容器上下に亘って同一でなく、最大周径と最小周径とに差を有する容器の場合あり、始端部の接着剤層と終端部の接着剤層とは同形である必要はなく、異なっていてもよい。
(効果)縦1軸延伸又は2軸延伸のシュリンクフィルムを用いると、収縮時に延伸方向の収縮応力が強く、従来の巻きラベルで使用しているホットメルト型接着剤層では、熱収縮処理を行う際にホットメルト型接着剤が溶け出して外観を損して商品価値を低下させ、または、ラベル自身が剥がれて脱離してしまう。これを防止するために、UVホットメルト型接着剤、反応型ホットメルト型接着剤、又はラベル同士の溶着させる方法を用いると、強力に接着し剥がれない。しかしながら、UVホットメルト型接着剤を用いると、特殊で高価なUVホットメルト型接着剤と、硬化用のUVトンネルが必要である。また、反応型ホットメルト型接着剤を用いると、接着力が発現するまでに時間がかかり、装着操作が効率が著しく低下し、高コストとなってしまう。さらに、ラベル同士を溶着させる方法では、特殊で高価なレーザー溶着装置などが必要となり高コストとなってしまう。
そこで、従来の巻きラベルで使用しているホットメルト型接着剤層を用いても、限定した低収縮率のフィルム層を用いることで、本発明に至ったものである。即ち、フィルム層として100℃の熱湯に10秒間浸漬させた後の前記胴部外周方向の収縮率が5%〜25%で、前記胴部外周方向と直角方向の収縮率が−5%〜5%のフィルム層と、接着剤層としてホットメルト型接着剤層を用い、好ましくは、上記フィルム層として100℃の熱湯に10秒間浸漬させた後の前記胴部外周方向の収縮率が10%〜15%である厚みが20μm〜100μmの延伸ポリオレフィン系フィルムと、接着剤層として、厚み5μm〜100μmのホットメルト型接着剤層を用い、即ち、安価な薄肉化したフィルム層を用い、従来の巻きラベル用のホットメルト剤の接着剤を用いて接着しても、加熱による収縮(シュリンク)時でもラベルにシワの発生や、ラベルの脱離、ラベルの貼りあわせ部のズレがなく良好に装着できるロールシュリンクラベルとなる。しかも、筒貼りシュリンクラベルはボトルへの安定挿入や位置ズレの防止のために、ある程度のコシが必要で、フィルムを薄肉化することができないが、本発明のロールシュリンクラベル1のフィルム層は安価な薄肉化したフィルム層を用いることもできる。本発明のロールシュリンクラベル1を用いたロールシュリンクラベル付き容器230は、ボトルとラベルのフィット感がよいので、外観がよく商品価値も高める。
(フィルム層)ロールシュリンクラベル1に用いるフィルム層10としては、熱処理によって収縮できるものを広く使用することができ、更には、機械的、物理的、化学的強度、印刷適性を有するフィルムを使用することが好ましい。このようなフィルム層10は、ロールシュリンクラベル1の用途によって適宜選択することができる。例えば、延伸ポリエステル系フィルム、延伸ポリスチレン系フィルム、延伸ポリオレフィン系フィルム、ポリ乳酸系フィルム、発泡ポリオレフィン系フィルム、延伸ポリエステル−ポリスチレン共押出しフィルムまたは発泡ポリスチレン系フィルムなどを好適に使用することができ、または不織布と前記フィルムとの積層フィルムであってもよい。これらの中でも、延伸ポリエステル系フィルム、延伸ポリスチレン系フィルム、延伸ポリオレフィン系フィルム、ポリ乳酸系フィルム、発泡ポリオレフィン系フィルム、発泡ポリスチレン系フィルム、不織布と収縮フィルムとのラミネートフィルム、延伸ポリエステル−ポリスチレン共押出しフィルムからなる群から選択される1種以上のフィルムが好ましい。なお、延伸フィルムは、一軸延伸であっても二軸延伸であってもよく、一軸延伸フィルムの場合は縦一軸延伸であっても横一軸延伸であってもよい。ただし、予めシュリンクラベルを筒状にして容器に装着し、次いで熱収縮処理を行うシュリンクラベルでは、横一軸延伸フィルムが好適であるのに対し、ロールシュリンクラベル1として使用する場合であっても、横一軸延伸フィルムの限定されるものでなく、横一軸延伸、縦一軸延伸、二軸延伸フィルムのいずれをも好適に使用することができる。
ロールシュリンクラベル1が、シュリンクラベルとしての効果を奏するには、フィルム層10の胴部外周方向の収縮率が5%〜25%で、胴部外周方向と直角方向の収縮率が−5%〜5%であることが好ましい。なお、本発明における熱収縮率とは、フィルム層10としては、100℃の熱湯に10秒間浸漬させた後の前記胴部外周方向(該方向はフィルム層10の延伸方向とするので、延伸方向とも呼称する)の収縮率が5%〜25%で、前記胴部外周方向と直角方向の収縮率が−5%〜5%とする。従って、縦一軸延伸フィルムの場合には、収縮方向は、フィルム流れ方向であるため、流れ方向に対する熱収縮率が5%〜25%であり、横一軸延伸フィルムの場合はフィルム幅方向に収縮するため、フィルム幅方向に対する熱収縮率が5%〜25%となる。なお、二軸延伸フィルムの場合には、アニール処理などで熱収縮率を上記範囲内にすればよい。胴部外周方向の収縮率が、この範囲未満では加熱収縮に収縮不足でボトルにフィットしないし、この範囲を超えては、熱収縮時にホットメルト型接着剤層が軟化してラベルが脱離したりし、また高コストである。
フィルム層10の材料としては、適度で安定した熱収縮性を持ち、低コストの点で延伸ポリオレフィン系フィルムが好ましく、具体的には、エクロンモービル社製、商品名「Label−Lyte−Roll−On−Shink−on LR210」、縦方向最大収縮率18%などの縦一軸延伸ポリプロピレンフィルム、日生工業社製の縦一軸延伸白色ポリプロピレンフィルム、三井化学プラテック社製、商品名「サニパール」などの縦一軸延伸白色発泡ポリプロピレンフィルムなどが例示できる。
なお、フィルム層10の厚みは、特に限定されないが、耐熱性、剛性、機械適性、外観等を損なわない範囲で適宜選択され、10〜250μm程度が適用できる。好ましくは、フィルム層10は厚み20μm〜100μmの延伸ポリオレフィン系フィルムである。
フィルム層10の厚みがこの範囲未満では機械的強度が不足し、熱収縮時に破損したり不安定な収縮で変形したりし、この範囲を超えては、過剰品質となって高コストである。
さらに好ましくは、フィルム層10としては、胴部外周方向の収縮率が10%〜15%で、胴部外周方向と直角方向の収縮率が−5%〜5%で、厚みが20μm〜100μmの延伸ポリオレフィン系フィルムと、後述する接着剤層として厚さが5〜100μmのホットメルト型接着剤の組合せであり、最も安定して前述の効果が得られる。
ロールシュリンクラベル1のいずれかの層の形成に先立ち、予め表面処理を行った後に他の層を形成し、または積層してもよい。このような表面処理としては、コロナ放電処理、オゾン処理、酸素ガス若しくは窒素ガス等を用いた低温プラズマ処理、グロー放電処理、化学薬品等を用いて処理する酸化処理、その他等の前処理などがある。また、このような表面処理として、プライマーコート剤、アンダーコート剤、アンカーコート剤、接着剤、あるいは、蒸着アンカーコート剤等を任意に塗布し、表面処理としてもよい。また、フィルム層10には、必要に応じて、滑剤、充填剤、熱安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、難燃剤、着色剤等の各種添加剤を添加してもよい。
フィルム層10は、それを構成する樹脂の1種または2種以上を使用し、押し出し法、キャスト成形法、Tダイ法、切削法、インフレーション法、その他等の製膜化法を用いて単層で製膜化したもの、または2種以上の樹脂を使用して共押し出しなどで多層製膜したもの、または2種以上の樹脂を混合使用して製膜し、テンター方式やチューブラー方式等で1軸ないし2軸方向に延伸してなる各種の樹脂フィルムを使用することができるが、シュリンクフィルムとして好適なものは、延伸フィルムであって流れ方向の一軸延伸フィルムである。また、これらフィルムは、発泡フィルムであってもよい。
(易カット性)フィルム層10は単層に限定されず、2以上のフィルムの積層フィルムであってもよく、更に、これらのフィルムに酸化珪素、酸化アルミニウムもしくはアルミニウム等の蒸着膜を設けてもよい。積層フィルムの厚さとしては、20〜300μm程度に形成されるものが好ましい。フィルム層を複数層とする場合には、少なくとも1層が胴部外周方向に易カット適性を有するフィルムを用いることが好ましく、容器を使用後にラベルを脱離する際に容易に剥がすことができる。また、同様の理由により、ロールシュリンクラベル1の容器の胴部外周方向と直角方向に1又は複数のミシン目を設けてもよい。
(接着剤層)接着剤層20としては、ホットメルト型接着剤層を用いる。ホットメルト型接着剤層は、熱活性の接着剤層で、融点が55〜170℃程度であり、その名称が接着剤であるか粘着剤であるかを問わない。アクリル系ホットメルト型接着剤、エポキシ系ホットメルト型接着剤、ウレタン系ホットメルト型接着剤などが好ましく使用できる。一般に、(メタ)アクリル酸エステルポリマー或いは(メタ)アクリル酸エステルと(メタ)アクリル酸や2−ヒドロキシエチルメタクリレートのようなカルボキシル基や水酸基を有するモノマーとのコポリマーを主成分とし、必要に応じてキシレン樹脂やフェノール樹脂のような高軟化点の樹脂、粘着付与剤を混合して調整した、アクリル系樹脂が使用される。さらに、これに加えてエポキシ系の架橋剤を含有させたものが使用されるが、これ等に限定されるものではない。その他、顔料、フィラー、蛍光性添加物、フローおよびレベリング添加物、湿潤剤、界面活性剤、消泡剤、レオロジー改質剤、安定剤、および坑酸化剤などをその特性を損なわない範囲で含んでもよい。
(粘着付与剤)粘着付与剤としては、C5−C9炭化水素レジン、合成ポリテルペン、ロジン、ロジンエステル、天然テルペン等がある。特に、有用な粘着付与レジンには、ガムロジン、木質ロジン、トール油ロジン、蒸留ロジン、水素化ロジン、二量化ロジン、および高分子化ロジンを含む天然および改質ロジン類のような任意の適合するレジンまたはその混合物がある。上記は、2種以上を併用してもよい。
ホットメルト型接着剤からなる接着剤層20の厚さとしては、5μm〜100μmが好ましい。この範囲未満では、容器への接着強度が十分でなく熱収縮時に変形したり、剥がれて脱離したりし、この範囲を超えると、過剰であり、高コストとなる。
接着剤層20はフィルム層10がロール状態でラベル添付装置(ラベラーともいう)に供給される場合が多いので、ラベラー機上にて塗布されてなるロールシュリンクラベル1も含むものである。
接着剤層20を形成するには、公知のロールコートやスリットオリフィスコーター方式などがあり、特に限定されるものではないが、アプリケーターを用いてホットメルト型接着剤を加熱溶融状態で保持し塗工する方法が好ましい。その際、接着剤層の形成は、ロールシュリンクラベル1の原反ロール(フィルム層10)を所定サイズに切断した後に接着剤層を形成してもよく、接着剤層を形成した後に所定サイズに切断してもよい。
(デザイン印刷層)ロールシュリンクラベル1は、フィルム層10のラベルの容器側及び/又は反対側にデザイン印刷層30が積層されていてもよい。フィルム層10が複数層からなる場合には、層間又はいずれの表面へ形成してもよい。また、ロールシュリンクラベル1の全長に亘って印刷層30を形成してもよく、接着剤層にはデザイン印刷層を設けなくてもよい。
印刷方法に限定はなく、公知のグラビア印刷、活版印刷、スクリーン印刷、転写印刷、フレキソ印刷、その他等の印刷方式であってもよい。また、印刷は、裏印刷でも、表印刷でもよい。
(外層)ロールシュリンクラベル1には、フィルム層10の接着剤層20と反対側に更に外層を設けてもよい。該外層としては、ロールシュリンクラベル1の用途や意匠性などによって適宜選択することができ、ラベル表面の滑り性を付与する場合にはOPニスを、ラベルを触ったときの触感を付与する場合にはスエードインキによる印刷層を、マット感を付与する場合にはマットOPなどを使用することが好ましい。なお、外層が印刷層であってもよく、外層が印刷層と他の層などの、2以上の層からなる積層であってもよい。
(容器)ロールシュリンクラベル1を装着しうる容器190としては特に制限はなく、接着剤層20によって接着しうる容器であればよい。例えば、容器190の材質としては、ガラス容器;PETなどの合成樹脂性容器;セラミックボトルなどの無機物容器;アルミや鉄、SUSなどの金属製容器;ガラス、合成樹脂、セラミック、金属、紙などを含む複合材がある。
容器190としては1又は複数の樹脂製を使用することが、軽量で、機械的強度、耐熱性、ガス遮断性、耐薬品性、保香性、衛生性等に優れるため好ましい。また、容器は上記熱可塑性樹脂層の単層からなるものであってもよいが、ガスバリア性や遮光性を確保するために、多層構造としてもよい。好ましい樹脂としては、ポリエステル樹脂を射出成形、真空成形、圧空成形等することにより製造することができるが、延伸ブロー成形してなる所謂PETボトルが好適である。
容器190の形状としては、胴部のロールシュリンクラベル接着部の容器横断面が丸型に限定されず、四角、八角などの多角型であってもよい。また、ロールシュリンクラベル接着部の容器胴部が、胴部の全長に亘って同一径である場合に限定されず、容器の胴部縦断面が四角である以外に、たとえばひょうたん型などであってもよい。ホットメルト型接着剤を介してロールシュリンクラベル1を容器190に貼付するため、容器の胴部に少なくとも1箇所以上、好ましくは2箇所以上のロールシュリンクラベル接着用の凸部があればよく、凸部の形状も限定されない。
図4に示すように、容器190の胴部の最大周径に対する最小周径(最小周径×100/最大周径(%))が75〜100%、より好ましくは75〜95%、特に好ましくは85〜90%である。なお、本発明において「ロールシュリンクラベル接着部」とは、熱収縮処理後のロールシュリンクラベル付き容器230において、ロールシュリンクラベルが被覆される容器部分を意味する。更には、容器の外周とロールシュリンクラベルの接着剤層とが接触する部分、例えば、図5に示す場合にはW1およびW2に関し、W1,W2の周径は等しいことが好ましい。ラベルが接着される部分の容器外周や容器半径が等しければ、接着が容易だからである。一方、ラベラー(ラベル貼着装置)において、貼着ドラムに上記外周差や半径差に対応する傾斜を形成させるなどの工夫によって、容器にラベルを接着、巻回および固定することができれば、これに限定されるものではない。
(ロールシュリンクラベルの製造方法)本願発明のロールシュリンクラベル付き容器230の製造方法は、(1)請求項1〜4のいずれかに記載のロールシュリンクラベルのフィルム層10を準備するラベル準備工程、(2)前記ロールシュリンクラベル1のフィルム層10を、所望の寸法にカットする切断工程、(3)ロールシュリンクラベル1のラベル容器側の始端部と終端部へホットメルト型接着剤層を形成する接着剤層形成工程、(4)ロールシュリンクラベルを容器の外周に巻き付け接着させる巻き付け工程、(5)ロールシュリンクラベルが固定された容器を加熱して、前記ロールシュリンクラベルを収縮させる収縮工程、を含む製造方法である。
(ラベラー)ロールシュリンクラベル1を容器に装着するラベラー(ラベル貼付装置)の好適な態様を示す一例を図2に示す。ラベラーは、貼着ドラム(180)とアプリケーター(200)とに加えて、原反ロール(110)供給部、ラベル切断装置(150)、移送ドラム(160)、容器供給部(220)を有し、更に、熱収縮装置(250)を備えている。
原反ロール(110)供給部には、ロールシュリンクラベル1の原反ロール(フィルム層10に相当する)(110)と原反ロール(110)から引き出されたテープ(120)を巻回する複数のテンションローラ(130)、および引出装置(140)とが配備され、原反ロール(110)から引き出されたテープ(120)は、前記テンションローラ(130)によってその張力を一定に維持され、さらに一対のローラで構成される引出装置(140)に挿通され、テープ(120)を所定の寸法で切断する切断装置(150)へ向けて連続供給される。
次いで、前記テープ(120)は、切断装置(150)で所定サイズに切断され、図1に示すラベル(170)が製造される。なお、テープ(120)の内側は接着性を有しないから、切断装置(150)が切断不能になることはない。
切断装置(150)の近傍に負圧吸引式の移送ドラム(160)と貼着ドラム(180)とが回転自在に隣接して配設される。テープ(120)を切断して製造されたラベル(170)は移送ドラム(160)の周面に吸着され、貼着ドラム(180)に最も接近すると周面の負圧が切れるように設計され、前記ラベル(170)は、貼着ドラム(180)へ移送される。なお、貼着ドラム(180)も負圧吸引式であり、移送ドラム(160)によるラベル受取地点から容器(190)へのラベル貼着地点までの区間に亘ってラベル(170)の表面側を吸着し、すなわちラベル(170)を外側に向けながら移送される。
貼着ドラム(180)の近傍には、ラベル(170)の内側に、接着剤層20となるホットメルト型接着剤を塗布するアプリケーター(200)が配備されている。アプリケーター(200)は、ロール表面に接着剤を供給しうる接着剤ロール(201)である。この接着剤ロール(201)は、ダイレクトロールやグラビアロールなどであってもよい。接着剤ロール(201)の表面のホットメルト型接着剤を、貼着ドラム(180)によって移送されるラベル(170)の内側に接触させると、ラベル(170)に接着剤層20を形成することができる。なお、接着剤層は、ラベル(170)の内側全面に形成してもよく、始端貼付部(173)および終端貼付部(175)のみに形成してもよい。また、接着剤ロール(201)に加熱機構を内蔵させ、所定温度に加熱したホットメルト型接着剤をラベル(170)に塗布するのが好ましい。従来は、予めロールシュリンクラベルの内側にホットメルト型接着剤層を形成し、貼着ドラム(180)の近傍に設けた感熱ドラムや温風発生装置などの加熱装置によってホットメルト型接着剤を活性化する方法であったが、これでは感熱ドラムが必要となり、また温風を供給する方法では貼着ドラム(180)を広範囲に加熱することになり、貼着ドラム(180)自体を冷却する必要が生じる。しかしながら、本発明の装置によれば、感熱ドラムや冷却装置の配備を不要とすることができ、装置を小型化することができる。
アプリケーター(200)には、更にラベル(170)の内側に過剰に塗布したホットメルト型接着剤をかきとるスクラッパー(210)を配備することが好ましい。このようなスクラッパー(210)の機構の一例を図3に示す。
図3に示すように、前記接着剤ロール(201)には、所定の間隙をもって補助ロール(205)が隣接し、該補助ロール(205)は、所定の間隙をもって接着剤ロール(203)と隣接している。これらのロールは、接着剤ロール(201)表面の回転速度に連動して回転するよう同期されている。スクラッパー(210)は、接着剤ロール(201)によって形成された接着剤層を所定の厚みに削り取るヘラ状物である。その先端部は、アプリケーター(200)内でラベル(170)の接着剤層と所定の間隔を形成するように固定され、およびスクラッパー(210)の後端部は前記接着剤ロール(203)と所定の間隔を形成するように、接着剤ロール(203)の回転と独立して固定されている。これにより、スクラッパー(210)の先端部からかきとられた接着剤は、貼着ドラム(180)の回転に対応してスクラッパー(210)の後端部に移行される。前記接着剤ロール(203)には前記補助ロール(205)が隣接しており、接着剤ロール(203)によって回収された接着剤が補助ロール(205)に移行する。なお、前記補助ロール(205)には、接着剤ロール(203)の表面の接着剤をかきとるスクラッパー(213)が配備され、接着剤の補助ロール(205)への移行を容易にしている。同様に、接着剤ロール(201)には、補助ロール(205)の表面の接着剤をかきとって接着剤ロール(201)に移行させるスクラッパー(215)が配設されている。本発明では、これらの機構によって、接着剤ロール(203)で回収したUVホットメルト型接着剤またはUV接着剤を接着剤ロール(201)で使用し、接着剤量を低減することができる。なお、図3に示すように、接着剤ロール(201)に凹凸を設け、所定箇所のみ接着剤が供給されるようにし、貼着ドラム(180)の回転と同期させると、ラベル(170)の始端貼付部および終端貼付部にのみ接着剤層20を形成することができる。アプリケーター(200)には、接着剤ロール(201)を少なくとも1本有すればよいが、複数であってもよい。同様に、補助ロール(205)が複数配設されていてもよい。また、スクラッパー(210)の形状も、図3に示す楔型に限定されるものではなく、接着剤層に対して接線を形成しうる弧状であってもよい。
ホットメルト型接着剤を形成したラベル(170)は、貼着ドラム(180)の回転により容器(190)の貼地点へ向けて移送される。貼着ドラム(180)には、矢印で示す容器(190)の搬送装置(220)が隣接し、貼着ドラム(180)の接線方向に容器を搬送することができる。搬送装置(220)は、ラベル貼着時に、容器(190)を強制的に回転できる構成となっている。容器(190)が貼地点に到達すると、ラベル(170)の始端貼付部と容器(190)とが接触しおよび接着される。この接着により容器(190)が強制回転し、容器の回転によってラベル(170)の残部が前記容器(190)の外周に巻きつけられ、ついで、前記始端貼付部のラベル表面と、前記終端貼付部のラベル(170)の最内層とが接着される。
より具体的には、貼着ドラム(180)によって移送されたラベル(170)の始端貼付部と容器(190)とが接着できるように、容器(190)が搬送装置(220)によって移送される。この両者の接触圧によってラベル(170)の始端貼付部と容器(190)とが接着される。搬送装置(220)は、容器(190)が貼着ドラム(180)と同期して回転するよう回転機構(図示せず)を有し、ラベル(170)の始端貼付部と容器(190)とが接触すると、前記回転機構によって容器(190)が貼着ドラム(180)と同期して回転し、前記ラベル(170)の残部を容器(190)の外周に巻きつけることができる。なお、ラベル(170)の残部は貼着ドラム(180)に吸引されているため、ラベル残部を所定位置に巻回することができる。次いで、前記始端貼付部のラベル表面が、前記終端貼付部の接着剤層20を介して接着される。
なお、容器(190)にラベル(170)を接触および接着する際には、ラベル(170)表面側から貼着ドラム(180)に向かって押圧がかかるため、容器(190)にラベル(170)貼付部が存在すれば、その形状に係わらず接着剤を介してロールシュリンクラベルを接着、巻回および固定することができる。貼着ドラム(180)によるラベル(170)の巻回および固定が終了すると、自然放冷、又は強制冷却によって、ホットメルト型接着剤が固化する。
ラベル(170)は、加熱収縮装置(250)に移送し、所定温度、例えば、60〜220℃の熱風や、水蒸気及び水蒸気が結露した湯気により加熱するスチームや、赤外線等の輻射熱を作用させる。これにより、ロールシュリンクラベルを周方向に高収縮させ、容器の胴部がロールシュリンクラベル1で被覆されたロールシュリンクラベル付き容器230を製造することができる。
(ロールシュリンクラベル付き容器の製造方法)容器190にホットメルト型接着剤を介してロールシュリンクラベル1を貼付し、同時に接着剤を固化させる点に特徴があり、ロールシュリンクラベルを容器全周に巻回および固定することができれば特に方法に制限はなく、手動で容器に貼付してもよい。一方、ラベラーを使用する場合には、上記ラベラーを使用することが好ましい。
(第1工程)まず、請求項1〜4のいずれかに記載のロールシュリンクラベルのフィルム層10を準備するラベル準備工程である。前述のようにロールシュリンクラベル1のフィルム層10を製造し準備する。
(第2工程)前記ロールシュリンクラベル1のフィルム層10を、所望の寸法にカットする切断工程である。ラベラーへ接着剤層20形成前のロールシュリンクラベル1の原反ロール(フィルム層10に相当する)(110)を原反ロール供給部に装着し、原反ロール(110)から引き出したテープ(120)は、テンションローラ(130)によって張力を一定に維持しつつ引出装置(140)を経て切断装置(150)へ移送され、切断装置(150)では、テープ(120)が所定サイズに切断される。
(第3工程)ロールシュリンクラベルのラベル容器側の始端部と終端部へホットメルト型接着剤層を形成する接着剤層形成工程である。切断装置(150)の近傍にある移送ドラム(160)を介して貼着ドラム(180)へ移送され、貼着ドラム(180)に相対して配設されるアプリケーター(200)によってホットメルト型接着剤が塗布され、かつ過剰の接着剤がスクラッパー(210)によって回収される。
(第4工程)ロールシュリンクラベルを容器190の外周に巻き付ける巻き付け工程である。接着剤層20が形成されたラベル(170)は、貼着ドラム(180)の回転により容器(190)の貼地点へ向けて移送され、搬送装置(220)によって供給される容器(190)と接触し、ラベル(170)が容器(190)に接着し巻回されて固定が終了すると、自然放冷、又は強制冷却によって、ホットメルト型接着剤が固化し接着する。
容器(190)とラベル(170)との接着は、前記したようにラベル(170)の始端貼付部と容器(190)とを接着させ、次いで前記ラベル(170)の残部を容器(190)の外周に巻きつけ、次いで前記始端貼付部のラベル表面と前記終端貼付部のラベル最内層と終端貼付部の接着剤を介して接着させることで行うことができる。なお、容器(190)にラベル(170)を接着する際にはラベル(170)表面側から貼着ドラム(180)による押圧がかかるため、容器(190)の形状に係わらず、接着面を有するものであれば接着剤を介して始端貼付部や終端貼付部を簡便に接着することができる。
(第5工程)ロールシュリンクラベルが巻回固定された容器を過熱して、前記ロールシュリンクラベルを収縮させる収縮工程である。ついで、加熱収縮装置(250)に移送する。加熱収縮装置(250)では、所定温度、例えば、60〜220℃の熱風や、水蒸気及び水蒸気が結露した湯気により加熱するスチームや、赤外線等の輻射熱を作用させる。これにより、ロールシュリンクラベルを周方向に収縮させ、容器の胴部がロールシュリンクラベルで被覆されたロールシュリンクラベル付き容器230を製造することができる。
(追加工程)さらに、上記ロールシュリンクラベルの少なくとも胴部外周方向と直角方向のミシン目を設けるミシン目工程、を含めてもよい。該ミシン目により、使用後の廃棄の際に容易に脱離することができる。
(効果)本願発明のロールシュリンクラベル付き容器230の製造方法によれば、UV型ホットメルト接着剤を用いる場合に必要であったUV硬化装置、フィルム層を溶着する場合に必要であった特殊で高価な溶着装置が不要であり、巻きラベルのラベラーラインと兼用できる。また、筒貼りシュリンクラベルでは予め筒貼り状にする工程が必要であったが、筒貼り工程が不要で、工程が少なく高効率な製造方法で低コストで製造できる。さらに、筒貼りシュリンクラベルはボトルへの安定挿入や位置ズレの防止のために、低速でしか操作できなかったが、高速化ができるので、低コストで製造することができる。
以下、実施例及び比較例により、本発明を更に詳細に説明するが、これに限定されるものではない。なお、溶媒を除き、各層の各組成物は固形分換算の質量部である。
(実施例1)フィルム層として、厚さ30μmのMD方向一軸延伸ポリプロピレンフィルム(100℃でのMD方向熱収縮率20%、TD方向熱収縮率0.2%)を用い、その容器面側に所望のデザインを多数列の繰り返す多面付けでグラビア印刷し、これを原反ロールとした。
上記原反ロールをラベラー(ラベル添付装置)へ搭載し、所望のサイズにカットし、ラベル両端の添付部(始端部と終端部)に、接着剤としてホットメルト型接着剤(東洋アドレ社製 BL−8603C)を供給し塗布して、別途供給され搬送されてきたPETボトル容器にロールシュリンクラベルラベルを接着、巻回、固定した。
なお、上記の記載において、原反ロールをラベラーへ搭載し、ホットメルト型接着剤が供給され塗布された時点が実施例1のロールシュリンクラベル1である。具体的には、前記ラベラー機上で前記ホットメルト型接着剤をアプリケーターで135℃で加熱溶融させて、ラベル添付部(始端部と終端部)に塗工し、このロールシュリンクラベルを前記容器のラベル貼付予定胴部にロールシュリンクラベル外表面から押圧をかけて接触させ両者を接着した。次いで、ラベル残部を前記PETボトル胴部に巻きつけ、ラベル終端貼付部を前記始端貼付部表面と接着させた。
次いで、ラベルを巻いた容器をスチーム式シュリンクトンネル(加熱収縮装置)に85〜95℃で通過させてラベルを容器形状にフィットさせ、ロールシュリンクラベル付き容器230を製造した。
得られたロールシュリンクラベル付き容器230は熱収縮工程を経たものであるが、ラベルのシワの発生や、ラベルの脱離、ラベルの貼りあわせ部のズレは、いずれも観察されず、良好であった。
また、ラベル−ラベル間の剥離強度は1.5N/15mm幅であり、容器−ラベル間の剥離強度は1.4/15mm幅であり、ラベル−ラベル間の剪断強度は4.2/15mm幅であり、容器−ラベル間の剪断強度は3.9N/15mm幅であり、剥離強度、剪断強度とも良好であった。なお、剥離強度は、試験片を長さ50mm、幅15mmに切出し、端部をはがしてつまみしろを作成した。これを引張試験機(オリエンテック社製)を用いて、JIS K6854に準じて、180度剥離により300mm/分の引張速度で測定し、15mm当たりの剥離強度(単位:N/15mm)で測定した。剪断強度は、試験片を長さ70mm、幅15mmに切り出し、引張り試験機でJIS K6850に準じて300mm/分で測定した。
(実施例2)(100℃でのMD方向最大熱収縮率15%、TD方向最大熱収縮率0.1%)の厚さ30μmのMD方向一軸延伸ポリプロピレンフィルムを使用する以外は、実施例1と同様にして、実施例2のロールシュリンクラベル1を得た。実施例1と同様にしてロールシュリンクラベル付き容器230を製造したところ、熱収縮工程を経たものであるが、ラベルのシワの発生や、ラベルの脱離、ラベルの貼りあわせ部のズレは、いずれも観察されなかった。
(実施例3)(100℃でのMD方向最大熱収縮率10%、TD方向最大熱収縮率−0.1%)の厚さ30μmのMD方向一軸延伸ポリプロピレンフィルムを使用する以外は、実施例1と同様にして、実施例3のロールシュリンクラベル1を得た。実施例1と同様にしてロールシュリンクラベル付き容器230を製造したところ、熱収縮工程を経たものであるが、ラベルのシワの発生や、ラベルの脱離、ラベルの貼りあわせ部のズレは、いずれも観察されなかった。
(比較例1)(100℃でのMD方向最大熱収縮率50%、TD方向最大熱収縮率0.2%)の厚さ30μmのMD方向一軸延伸ポリプロピレンフィルムを使用する以外は、実施例1と同様にして、比較例1のロールシュリンクラベル1を得た。実施例1と同様にしてロールシュリンクラベル付き容器230を製造したところ、ホットメルト剤塗布時にホットメルト剤の熱により、わずかなフィルムの収縮見られ、概観が悪くなった。また、シュリンクトンネル通過時にフィルムの収縮応力にホットメルト剤の接着が耐えられず、ラベルが脱落した。
(比較例2)(100℃でのMD方向最大熱収縮率20%、TD方向最大熱収縮率10%)の厚さ30μmのMD方向一軸延伸ポリプロピレンフィルムを使用する以外は、実施例1と同様にして、比較例2のロールシュリンクラベル1を得た。実施例1と同様にしてロールシュリンクラベル付き容器230を製造したところ、シュリンクトンネル通過時にMD方向にラベルがが収縮すると同時にTD方向にもフィルムが収縮するため、シュリンクトンネル通過後のボトルにフィットしたラベルにシワの発生が見られた。
(産業上の利用可能性)本発明のロールシュリンクラベル1の主なる用途としては、清涼飲料水、調味料、酒(日本酒、麦酒、発泡酒、ワイン、焼酎、蒸留酒など)、料理用油、化粧品容器、トイレタリー、除湿剤容器、洗剤容器、アンプル瓶、栄養ドリンク、点眼薬容器、薬容器、デザートなどの容器に使用されるロールシュリンクラベルとして好適に使用することができる。しかしながら、ホットメルト型接着剤によって接着できるものであれば、金属や合成樹脂などの各種の材質の容器などに適用でき、即ち、安価な薄肉化したフィルム層を用い、従来の巻きラベル用のホットメルト剤の接着剤を用いて接着しても、加熱による収縮(シュリンク)時でもラベルにシワの発生や、ラベルの脱離、ラベルの貼りあわせ部のズレがなく良好に装着でき、ボトルとラベルのフィット感を必要とする用途であれば、特に限定されるものではない。
1:ロールシュリンクラベル
10:フィルム層
20:接着剤層
30:デザイン印刷層
40:外層
W、W1、W2、W3:貼付部
110:原反ロール
120:テープ
130:テンションローラ
140:引出装置
150:ラベル切断装置
160:移送ドラム
170:ラベル
180:貼着ドラム
190:容器
200:アプリケーター
201、203:接着剤ロール
205:補助ロール
210:スクラッパー
220:搬送装置
230:ロールシュリンクラベル付き容器
250:加熱収縮装置

Claims (7)

  1. 容器の胴部外周面に巻き付けて装着するロールシュリンクラベルであって、
    フィルム層と、少なくとも前記ロールシュリンクラベルの胴部外周方向の両端部に設けてなる接着剤層とからなり、
    前記フィルム層は、該フィルム層を100℃の熱湯に10秒間浸漬させた後の前記胴部外周方向の収縮率が5%〜25%で、前記胴部外周方向と直角方向の収縮率が−5%〜5%である一軸延伸ポリプロピレンフィルムからなり、
    前記接着剤層は、融点が55〜170℃の熱活性を有するホットメルト型接着剤層であることを特徴とするロールシュリンクラベル。
  2. 上記フィルム層は、該フィルム層を100℃の熱湯に10秒間浸漬させた後の前記胴部外周方向の収縮率が10%〜15%である厚みが20μm〜100μmの延伸ポリオレフィン系フィルムであり、
    上記接着剤層は、融点が55〜170℃の熱活性を有する厚み5μm〜100μmのホットメルト型接着剤層であることを特徴とする請求項1記載のロールシュリンクラベル。
  3. 上記フィルム層は、複数層からなり、少なくとも1層が上記胴部外周方向に易カット適性を有するフィルムから構成されることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載のロールシュリンクラベル。
  4. 前記ロールシュリンクラベルの胴部外周方向と直角方向に1又は複数のミシン目を設けてなることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のロールシュリンクラベル。
  5. 請求項1〜のいずれかに記載のロールシュリンクラベルを容器に装着し、前記ロールシュリンクラベルを熱収縮処理する、ロールシュリンクラベル付き容器の製造方法
  6. ロールシュリンクラベル付き容器の製造方法であって、
    (1)請求項1〜のいずれかに記載のロールシュリンクラベルを構成するフィルム層を準備するラベル準備工程、
    (2)前記ロールシュリンクラベルを構成するフィルム層を、所望の寸法にカットする切断工程である。
    (3)ロールシュリンクラベルのラベル容器側の始端部と終端部へホットメルト型接着剤層を形成する接着剤層形成工程、
    (4)ロールシュリンクラベルを容器の外周に巻き付け接着させる巻き付け工程、
    (5)ロールシュリンクラベルが固定された容器を加熱して、前記ロールシュリンクラベルを収縮させる収縮工程であること
    を特徴とするロールシュリンクラベル付き容器の製造方法。
  7. 請求項に記載のロールシュリンクラベル付き容器の製造方法において、さらに、上記ロールシュリンクラベルの少なくとも胴部外周方向と直角方向のミシン目を設けるミシン目工程と、を含むことを特徴とするロールシュリンクラベル付き容器の製造方法。
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